JP3111721U - シート等の保護部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート等への装着が簡単で、シート前部の床部をも保護でき、ペットを座らせた場合にも、その抜け毛、排泄物や嘔吐物等の汚れや爪等による傷を防御できること。
【解決手段】シートを被覆するシートカバー部10と、シート前部の床部に載置する床載置部20とからなる。シートカバー部は防水性を有し且つ裏面に滑り止め部材が用いられた柔軟なシート状体からなる。床載置部はその上面に窪み22を有する防水性のトレイ形状のものからなる。シートカバー部の下方縁部と床載置部の縁部とが面ファスナー部13, 23によって着脱自在に連結される。シートカバー部の上方側にシート等への取り付けのための取付バンド30を着脱自在に設ける。シートカバー部の素材はウエット・スーツの生地を使用する。この保護部材は、室内の一人掛けソファ、長椅子、車両の後部シート、助手席、運転席に使用できる。
【選択図】図1
【解決手段】シートを被覆するシートカバー部10と、シート前部の床部に載置する床載置部20とからなる。シートカバー部は防水性を有し且つ裏面に滑り止め部材が用いられた柔軟なシート状体からなる。床載置部はその上面に窪み22を有する防水性のトレイ形状のものからなる。シートカバー部の下方縁部と床載置部の縁部とが面ファスナー部13, 23によって着脱自在に連結される。シートカバー部の上方側にシート等への取り付けのための取付バンド30を着脱自在に設ける。シートカバー部の素材はウエット・スーツの生地を使用する。この保護部材は、室内の一人掛けソファ、長椅子、車両の後部シート、助手席、運転席に使用できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、室内のソファや車両のシート及びその前部の床部の汚れや傷等を保護するために使用することができるシート等の保護部材に関するものであり、室内の長椅子や一人掛けのソファ、或いは車両の後部シート、更には助手席や運転席にも適用できるものである。
従来のシート等の保護部材としては、例えば車両シート用のシートカバーを挙げることができるが、このシートカバーは、座部を被覆する座部カバーと背もたれ部を被覆する背もたれ部カバーとが別体に形成されているものであって、それぞれが通気性を有する布製のものから形成されている。
座部カバーは、座部底面以外を被覆するボックス形状に縫製されており、その下面周縁部には取付紐が挿通され、座部カバーを座部に被覆した後、この取付紐の両端部を引き寄せ、絞込み、結び付けることによって座部カバーがシートの座部に装着されるものである。
座部カバーは、座部底面以外を被覆するボックス形状に縫製されており、その下面周縁部には取付紐が挿通され、座部カバーを座部に被覆した後、この取付紐の両端部を引き寄せ、絞込み、結び付けることによって座部カバーがシートの座部に装着されるものである。
他方、背もたれ部カバーは、背もたれ部のほぼ全体を被覆できる袋形状のものからなり、その上端面にヘッドレスト支持棒を挿通させるための穴部が形成され、その下端開口周縁部にこのカバーを固定するための縛り紐が適宜数設けられたものから成る。
その取り付けは、車両シートの背もたれ部からヘッドレスト等を取り外し、その後カバーの下端開口部からカバーをシートの背もたれ部に被覆し、最後に縛り紐相互を縛り付けることにより背もたれ部カバーをシートの背もたれ部に装着することが出来るものである。
その取り付けは、車両シートの背もたれ部からヘッドレスト等を取り外し、その後カバーの下端開口部からカバーをシートの背もたれ部に被覆し、最後に縛り紐相互を縛り付けることにより背もたれ部カバーをシートの背もたれ部に装着することが出来るものである。
上記従来のシートカバーにおいては、まず取り付けに非常に手間がかかるという大きな問題があった。特に車両の後部シートの座部にカバーを被覆するためには、例えば背もたれ部を取り外さねばならない場合があり、大変な手間を要していた。
次に、従来のシートカバーには通気性があったために、例えば飲み物をこぼしたりすると、車両の座部や背もたれ部自体も汚してしまい、且つ、拭き取りも簡単には行えないのである。特に子供を乗せた場合や、ペットを乗せた場合には問題となるのである。
ペットを乗せた場合には、とりわけ乗り物酔いによる嘔吐、排泄物等の問題も生じ、この場合には、カバーが汚れるだけでなく、カーシート自体も汚れてしまい、すぐにシート自体を掃除することも困難であり、更にはペットの爪による傷も防ぐことが出来なかった。
次に、従来のシートカバーには通気性があったために、例えば飲み物をこぼしたりすると、車両の座部や背もたれ部自体も汚してしまい、且つ、拭き取りも簡単には行えないのである。特に子供を乗せた場合や、ペットを乗せた場合には問題となるのである。
ペットを乗せた場合には、とりわけ乗り物酔いによる嘔吐、排泄物等の問題も生じ、この場合には、カバーが汚れるだけでなく、カーシート自体も汚れてしまい、すぐにシート自体を掃除することも困難であり、更にはペットの爪による傷も防ぐことが出来なかった。
そこで、本考案においては、以下の諸点を解決すべき課題とする。
まず、装着が簡単であること。
次に、シート等を出来る限りより完全に保護できること。即ち、シート本体に傷がつかず、また汚れも付かないこと。
飲食物、排泄物や嘔吐物等からできる限り良好にシート等を保護すること。
シートばかりでなく、シートの前部の床部をも含めて保護できること。特に、飲食物による汚れの防止のためには、シート部から下方の床部にまでその飲食物が流れ落ちて行くことになるため、シートばかりでなく、その前部の床部をも併せて保護しなければならない。
同様に犬や猫等のペットを座らせた場合にも、何ら問題なくシート等を保護できるものを提供することもその課題であり、特にペットの場合には抜け毛、糞尿等の排泄物や嘔吐物等による汚れの防止、爪等による傷の防御をも考慮する必要がある。
まず、装着が簡単であること。
次に、シート等を出来る限りより完全に保護できること。即ち、シート本体に傷がつかず、また汚れも付かないこと。
飲食物、排泄物や嘔吐物等からできる限り良好にシート等を保護すること。
シートばかりでなく、シートの前部の床部をも含めて保護できること。特に、飲食物による汚れの防止のためには、シート部から下方の床部にまでその飲食物が流れ落ちて行くことになるため、シートばかりでなく、その前部の床部をも併せて保護しなければならない。
同様に犬や猫等のペットを座らせた場合にも、何ら問題なくシート等を保護できるものを提供することもその課題であり、特にペットの場合には抜け毛、糞尿等の排泄物や嘔吐物等による汚れの防止、爪等による傷の防御をも考慮する必要がある。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、シートを被覆できるシートカバー部と、シート前部の床部に載置される床載置部とからなり、シートカバー部は防水性を有し且つ裏面に滑り止め部材が用いられた柔軟なシート状体のものからなり、床載置部はその上面に窪みを有する防水性のトレイ形状のものからなり、シートカバー部の周縁部と床載置部の周縁部とが着脱自在に連結されうる連結手段が設けられているシート等の保護部材である。
本考案の第2のものは、シートを被覆できるシートカバー部と、シート前部の床部に載置される床載置部とからなり、シートカバー部は防水性を有する柔軟なシート状体のものからなり、床載置部はその上面に窪みを有する防水性のトレイ形状のものからなり、シートカバー部の周縁部と床載置部の周縁部とが着脱自在に連結されうる連結手段が設けられ、シートカバー部の上方側にシート等への取り付けのための取付手段が設けられているシート等の保護部材である。
ここで、シートカバー部の上方側とは、シートカバー部をシートに被覆した際のシートの背もたれ部の上方側を被覆する部分を意味する(以下同じ。)。
ここで、シートカバー部の上方側とは、シートカバー部をシートに被覆した際のシートの背もたれ部の上方側を被覆する部分を意味する(以下同じ。)。
本考案の第3のものは、上記第1の考案において、シートカバー部の上方側にシート等への取り付けのための取付手段を更に設けたことを特徴とするシート等の保護部材である。
本考案の第4のものは、上記第3の考案において、シートカバー部の素材として、表面の合成繊維製の布地と裏面のネオプレンゴム等の合成ゴムとの積層シートを使用し、連結手段として面ファスナーを使用し、取付手段として両端に着脱自在の留め具が設けられた取付バンドを使用し、この取付バンドをシートカバー部の上方側縁部に少なくとも1つ取り付けたことを特徴とするシート等の保護部材である。
本考案の第4のものは、上記第3の考案において、シートカバー部の素材として、表面の合成繊維製の布地と裏面のネオプレンゴム等の合成ゴムとの積層シートを使用し、連結手段として面ファスナーを使用し、取付手段として両端に着脱自在の留め具が設けられた取付バンドを使用し、この取付バンドをシートカバー部の上方側縁部に少なくとも1つ取り付けたことを特徴とするシート等の保護部材である。
本考案の第1のものにおいては、先ず、汎用性のあるシート等の保護部材であるということ。即ち、本発明の保護部材は、室内の長椅子や一人用のソファ、或いは車両の後部座席、更には助手席や運転席にも使用することができものである。
シートカバー部の裏面に滑り止め部材が用いられているために、特別に取付手段を設けなくともシート部に被覆するだけで、カバー部が滑り落ちてしまうことがなく、良好にシート部に被覆される。これにより革シートにも使用することができる。
保護部材がシートカバー部と床載置部とから構成されているため、シートばかりでなく、シート前部の床部の汚れや傷等を防止することができる。即ち、足元の床部やマットも含めて汚れを防止できる。
シートカバー部の裏面に滑り止め部材が用いられているために、特別に取付手段を設けなくともシート部に被覆するだけで、カバー部が滑り落ちてしまうことがなく、良好にシート部に被覆される。これにより革シートにも使用することができる。
保護部材がシートカバー部と床載置部とから構成されているため、シートばかりでなく、シート前部の床部の汚れや傷等を防止することができる。即ち、足元の床部やマットも含めて汚れを防止できる。
シートカバー部及び床載置部の両者は、防水性を有しているために、飲食物をこぼしたり、ペットの排泄物や嘔吐物に対しても良好にシート部等を保護でき、これら流動物は下方に流れて床載置部の窪みの内部に溜まることとなり、後で容易にこれらの流動物を廃棄することができる。また、この床載置部は、ペットの抜け毛をも良好に受容することが可能である。
上記の事項は、特にペットの抜け毛の殆ど大部分が足元の床部に落ちて行くという事実があるが、本考案はこれを極めて良好に防止することができるものである。
シートカバー部と床載置部とが分離、連結自在となっているために、その取り扱いが便利となり、取り付けに際しても、また取り外して収納する際にも便利なものとなる。
尚、本考案が防水性を有するものから形成していることから、水洗い等も簡単に行うことができ、清潔に維持することも可能という利点もある。
上記の事項は、特にペットの抜け毛の殆ど大部分が足元の床部に落ちて行くという事実があるが、本考案はこれを極めて良好に防止することができるものである。
シートカバー部と床載置部とが分離、連結自在となっているために、その取り扱いが便利となり、取り付けに際しても、また取り外して収納する際にも便利なものとなる。
尚、本考案が防水性を有するものから形成していることから、水洗い等も簡単に行うことができ、清潔に維持することも可能という利点もある。
本考案の第2のものにおいては、上記第1の考案と同様の効果を有するほか、シートカバー部の上方側にシート等への取り付けのための取付手段を設けているため、シート部材の裏面に滑り止め部材を用いる必要がなく、この取付手段によってシートカバー部がシート等に取り付けられ、良好にシートを被覆することができる。
本考案の第3のものにおいては、上記第1の考案において、上記取付手段を更に付加したものであり、シートカバー部裏面の滑り止め部材と相俟って、より良好にシートカバー部が取り付けられ、カバー部がシートから滑り落ちでしまう恐れが全くなくなる。
本考案の第3のものにおいては、上記第1の考案において、上記取付手段を更に付加したものであり、シートカバー部裏面の滑り止め部材と相俟って、より良好にシートカバー部が取り付けられ、カバー部がシートから滑り落ちでしまう恐れが全くなくなる。
本考案の第4のものにおいては、シートカバー部としてウエット・スーツの生地を使用し、即ち、表面の合成繊維製の布地と裏面のネオプレンゴム等の合成ゴムとの積層シートを使用しているために、シート部は、柔軟で防水性にすぐれたものとなり、上記と同様の効果を発揮する。
また、シートカバー部と床載置部との連結手段として面ファスナーを使用したために、両者の連結がより容易となる。
更に、取付手段として両端に着脱自在の留め具が設けられた取付バンド、例えば、衣服のズボン吊り等に使用するサスペンダーの如きものを使用することにより、取り付けられるシートの形状等の各種状況に応じて、より適切に取付バンドを取り付けることが出来ることとなる。
また、シートカバー部と床載置部との連結手段として面ファスナーを使用したために、両者の連結がより容易となる。
更に、取付手段として両端に着脱自在の留め具が設けられた取付バンド、例えば、衣服のズボン吊り等に使用するサスペンダーの如きものを使用することにより、取り付けられるシートの形状等の各種状況に応じて、より適切に取付バンドを取り付けることが出来ることとなる。
以下、添付の図面と共に、本考案の最良の実施形態について説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態を図示する全体斜視説明図であって、室内の長椅子、ミニバンやワゴン車等の車両の後部シートに使用することができるものである。
本考案に係るシート等の保護部材は、シートを被覆するシートカバー部10と、シートの前部の床面に載置される床載置部20と、シートカバー部10の上方縁部11に取り付けられる取付手段としての取付部材30、30とからなる。取付部材30は、着脱自在で2つ取り付けているが、この取付部材は、シートカバー部10の裏面に滑り止め部材を用いることによって、使用せずに実施することもできる。
図1は、本考案の第1の実施形態を図示する全体斜視説明図であって、室内の長椅子、ミニバンやワゴン車等の車両の後部シートに使用することができるものである。
本考案に係るシート等の保護部材は、シートを被覆するシートカバー部10と、シートの前部の床面に載置される床載置部20と、シートカバー部10の上方縁部11に取り付けられる取付手段としての取付部材30、30とからなる。取付部材30は、着脱自在で2つ取り付けているが、この取付部材は、シートカバー部10の裏面に滑り止め部材を用いることによって、使用せずに実施することもできる。
シートカバー部10は、略矩形形状を有する柔軟なシート状体のものからなり、より詳しくは、表地としてポリエステル等の合成繊維製の布地を使用し、裏面に裏地としてネオプレンゴムを接合した積層シートから形成されている。丁度、ウエット・スーツに使用されている生地と同様である。
この裏面に接合されたゴム素材からなる裏地が防水性を発揮し、同時に滑り止め部材となっている。また、表地と裏地は相互に接着され、シートカバー部の周縁部の全体に渡り相互に縫製されている。そして、周縁部以外の流動物が流れそうな部分には縫製ラインを一切設けずに、完全防水を目指した。
この裏面に接合されたゴム素材からなる裏地が防水性を発揮し、同時に滑り止め部材となっている。また、表地と裏地は相互に接着され、シートカバー部の周縁部の全体に渡り相互に縫製されている。そして、周縁部以外の流動物が流れそうな部分には縫製ラインを一切設けずに、完全防水を目指した。
シートカバー部10の下方縁部(足を置く側)に位置する床載置部20は、平面視略矩形形状で、その外周縁部全体が斜め上方に起立した起立部21が形成され、その中央部が窪み22を形成し、丁度トレイ形状に形成されている。この起立部21は、鉛直上方に起立するものであってもよく、周縁の起立部によって中央に窪みができるようなものであればどのような形状であってもよい。
この床載置部20は、合成樹脂製で、可撓性を有する一定形状を維持できるものからなり、その表面側の全体に合成繊維製の布地が接合され、その周縁部全体に渡り、帯状の縁取り用布地によって縫製されている。トレイの深さは約50mm程度である。この深さは自由に設定することができる。
この床載置部20は、合成樹脂製で、可撓性を有する一定形状を維持できるものからなり、その表面側の全体に合成繊維製の布地が接合され、その周縁部全体に渡り、帯状の縁取り用布地によって縫製されている。トレイの深さは約50mm程度である。この深さは自由に設定することができる。
シートカバー部10と床載置部20とは、分離及び連結自在に形成されている。即ち、床載置部20の一起立部21cの内面に面ファスナー部23、23、・・・が設けられ、他方、シートカバー部10の下方縁部の裏面には、前記面ファスナー部23、23、・・・と係着する面ファスナー部13、13、・・・が設けられている。これらの面ファスナー部23、13同士が相互に係着することができ、これによってシートカバー部10の下方縁部と床載置部20の一側縁である起立部21cとが着脱可能に係着しうることとなる。
この実施形態においては、シートカバー部10の横幅(図中左右方向の長さ)は、床載置部10の横幅よりも少し大きく形成している。
この実施形態においては、シートカバー部10の横幅(図中左右方向の長さ)は、床載置部10の横幅よりも少し大きく形成している。
シートカバー部10及び床載置部20は上記した通りの素材からなるため、共に防水性を有することになる。従って、シートカバー部10の上に飲料がこぼされても、ペット等の尿や嘔吐物が排出されても、シートカバー部10からシートに浸透することなく、シートカバー部10の表面を伝って、都合よく床載置部20の内部に流れ込むこととなる。
また、ペットの抜け毛等も都合よく、シートカバー部から床載置部内に落ち込むこととなる。
そして、その後、床載置部20をシートカバー部10から分離し、床載置部20をひっくり返すことによって内部の汚物を簡単に廃棄することが出来る。
また、ペットの抜け毛等も都合よく、シートカバー部から床載置部内に落ち込むこととなる。
そして、その後、床載置部20をシートカバー部10から分離し、床載置部20をひっくり返すことによって内部の汚物を簡単に廃棄することが出来る。
30は、取付手段としての取付バンドからなる取付部材を図示しており、この取付部材30は、両端部の着脱自在の留め具31、31を布製のベルト32によって連結したものである。ベルト32は、長さの調節が可能なものである。留め具31は、丁度、衣服のズボン吊り用のサスペンダーで使用されているものとほぼ同様のものである。即ち、板バネ部材を使用し、この板バネ部材を起立することによって係合が解除され、逆にこの板バネ部材を倒すことによって係合できるものである。
このように、取付部材30がシートカバー部10に着脱自在なため、必要に応じてこの取付部材30を使用することができるのである。
また、この実施形態では、取付部材30を2つ設けているが、後に説明する第2の実施形態のように車両の補助椅子等に使用できる巾の狭い保護部材にあっては、この取付部材は1つのみであってもよい。
このように、取付部材30がシートカバー部10に着脱自在なため、必要に応じてこの取付部材30を使用することができるのである。
また、この実施形態では、取付部材30を2つ設けているが、後に説明する第2の実施形態のように車両の補助椅子等に使用できる巾の狭い保護部材にあっては、この取付部材は1つのみであってもよい。
図2は、上記実施形態に係る保護部材を、室内の二人掛けのソファ(長椅子)に被覆した状態を図示した斜視説明図であり、その(A)がシートカバー部の横幅がソファの横幅と同一のものを図示しており、その(B)がシートカバー部の横幅がソファの横幅よりも大きいものを図示している。
図2(A)において、シートカバー部10は、ソファ50の背もたれ部の背面から上面そして前面へ、更に座部を被覆して足元に位置する床載置部20のソファ側の起立部の内側にまで被覆される。床載置部20の起立部の内側においては、上記した通り、面ファスナー部23、13同士が係着し、相互に連結される。
図2(A)において、シートカバー部10は、ソファ50の背もたれ部の背面から上面そして前面へ、更に座部を被覆して足元に位置する床載置部20のソファ側の起立部の内側にまで被覆される。床載置部20の起立部の内側においては、上記した通り、面ファスナー部23、13同士が係着し、相互に連結される。
シートカバー部10の上方縁部分においては、取付部材30の両端部の留め具31、31がシートカバー部10の背面側に垂れ下がっている上縁部10jとシートカバー部10の背もたれ部前面に位置する上方部10kとに取り付けられ、シートカバー部10がシートから外れないようにしている。
しかし、上記のようにシートカバー部の裏面に合成ゴムを使用した場合には、この取付部材は不要である。従って、この取付部材30は、シートカバー部の素材として、その裏面に滑り止め部材が設けられていない場合に有用と成る。勿論、滑り止め部材を用いたシートカバー部と取付部材とを併用してもよい。
しかし、上記のようにシートカバー部の裏面に合成ゴムを使用した場合には、この取付部材は不要である。従って、この取付部材30は、シートカバー部の素材として、その裏面に滑り止め部材が設けられていない場合に有用と成る。勿論、滑り止め部材を用いたシートカバー部と取付部材とを併用してもよい。
図2(B)においては、上記(A)と異なるのは、シートカバー部10の横幅がソファの横幅よりも大きく、シートカバー部10は、その素材として上記滑り止め部材を用いたものを使用しているために、取付部材を使用していない。
即ち、この例では、シートカバー部10の両側縁部10sは、ソファの側面に垂れ下がった状態となっている。
即ち、この例では、シートカバー部10の両側縁部10sは、ソファの側面に垂れ下がった状態となっている。
図3は、上記の実施形態に係る保護部材を、ミニバン等の車両の後部シートに使用した例を図示する斜視説明図である。
ミニバン等の後部座席においては、車両の中央前後方向にプロペラシャフト用の突出部がないため、床部62がフラットな状態となっているために、そのまま床部62の上に床載置部20を置くことが出来、シートにはシートカバー10を被覆し、背もたれの上方で、ヘッドレスト61、61の下側に沿わせて、被覆することができる。この際、シートカバー部10の上方縁部をヘッドレスト61の下部に押し込んでおくことも出来る。
ミニバン等の後部座席においては、車両の中央前後方向にプロペラシャフト用の突出部がないため、床部62がフラットな状態となっているために、そのまま床部62の上に床載置部20を置くことが出来、シートにはシートカバー10を被覆し、背もたれの上方で、ヘッドレスト61、61の下側に沿わせて、被覆することができる。この際、シートカバー部10の上方縁部をヘッドレスト61の下部に押し込んでおくことも出来る。
この場合にも、シートカバー部の裏面に滑り止め部材が用いられていない場合には、上記取付部材30を使用して、ヘッドレスト61を取り囲むようにしてシートカバー部10を取り付けることも可能である。
シートカバー部10の下方縁部と床載置部20の起立部との連結も、シートカバー部10を被覆した後、床載置部20を床に載置すると共に、両者を連結してもよいし、先に床載置部20を床部62に載置した後に、シートカバー部10をシートに被覆すると共に両者を連結してもよい。
更に、普通乗用車等の場合には、床部の中央前後方向に前記突出部が存在するが、この場合には、その突出部の両側に略直方体形状のエアークッション等を膨らませて置くことによって床部の底上げを行うことにより、本考案に係る床載置部を使用することが可能となる。
シートカバー部10の下方縁部と床載置部20の起立部との連結も、シートカバー部10を被覆した後、床載置部20を床に載置すると共に、両者を連結してもよいし、先に床載置部20を床部62に載置した後に、シートカバー部10をシートに被覆すると共に両者を連結してもよい。
更に、普通乗用車等の場合には、床部の中央前後方向に前記突出部が存在するが、この場合には、その突出部の両側に略直方体形状のエアークッション等を膨らませて置くことによって床部の底上げを行うことにより、本考案に係る床載置部を使用することが可能となる。
図4及び図5は、本考案の第2の実施形態を図示しており、図4がその正面図であり、図5がその使用状態を示す斜視説明図である。この第2の実施形態は、車両の助手席又は運転席に使用できるものである。勿論、室内の一人用のソファに使用することも可能である。
この実施形態においては、一人用のものであるため、シートカバー部15及び床載置部25の横幅が前記第1の実施形態の半分程度しかなく、また、シートカバー部15の上方側に取付手段としての取付部材40が別体でなく、一体的に形成されているものである。
この実施形態においては、一人用のものであるため、シートカバー部15及び床載置部25の横幅が前記第1の実施形態の半分程度しかなく、また、シートカバー部15の上方側に取付手段としての取付部材40が別体でなく、一体的に形成されているものである。
シートカバー部15は、車両の助手席を被覆できる大きさのもので、その上方に取付部材40が一体的に形成されている。その下方は、床載置部25の一起立部25cと面ファスナー部28によって着脱自在に連結されるうることは、上記第1の実施形態と同様である。
この実施形態では、シートカバー部15の下方縁部が床載置部25の内部に入り込むように形成しているが、シートカバー部15の下方縁部の横幅を上記第1の実施形態のように床載置部25の横幅よりも大きく形成することも自由である。
シートカバー部15及び床載置部25の材質は、上記第1の実施形態と同様で、防水性を有しているが、この第2の実施形態においては、シートカバー部は、その裏面に滑り止め部材が設けられていなくともよい。というのも、シートカバー部15の上部には取付部材40が共に一体的に形成されているからである。
この実施形態では、シートカバー部15の下方縁部が床載置部25の内部に入り込むように形成しているが、シートカバー部15の下方縁部の横幅を上記第1の実施形態のように床載置部25の横幅よりも大きく形成することも自由である。
シートカバー部15及び床載置部25の材質は、上記第1の実施形態と同様で、防水性を有しているが、この第2の実施形態においては、シートカバー部は、その裏面に滑り止め部材が設けられていなくともよい。というのも、シートカバー部15の上部には取付部材40が共に一体的に形成されているからである。
上記取付部材40は、シートカバー部15の上方部の両側から横方向に延長する横延長部41、41と、ヘッドレストを被覆できるヘッドレスト被覆部42と、シートの背もたれ部背面に垂れ下がる背面被覆部43とから構成されている。
この取付部材40の取付法は、ヘッドレストをシートから外した状態で、シートカバー部15をシートに被覆する。ヘッドレスト被覆部42と背面被覆部43との境界には、図には表われていないが、切り込みが設けられており、この切込みとヘッドレスト支持棒が挿入される2つの穴部との位置を合致させておく。そして、この切り込みを介して、ヘッドレストの支持棒を前記2つの穴部に挿入し、その後ヘッドレスト被覆部42をヘッドレストに被覆して、その先端に設けられている面ファスナー(図には表われていない)によって止着する。また、横延長部41、41は、シートの背もたれ部の背面側に回して、背面被覆部43の裏面とやはり面ファスナー41f、41fにより係着できるのである。
この取付部材40の取付法は、ヘッドレストをシートから外した状態で、シートカバー部15をシートに被覆する。ヘッドレスト被覆部42と背面被覆部43との境界には、図には表われていないが、切り込みが設けられており、この切込みとヘッドレスト支持棒が挿入される2つの穴部との位置を合致させておく。そして、この切り込みを介して、ヘッドレストの支持棒を前記2つの穴部に挿入し、その後ヘッドレスト被覆部42をヘッドレストに被覆して、その先端に設けられている面ファスナー(図には表われていない)によって止着する。また、横延長部41、41は、シートの背もたれ部の背面側に回して、背面被覆部43の裏面とやはり面ファスナー41f、41fにより係着できるのである。
この実施形態においては、取付部材40がシートカバー部15と一体的に形成されているが、シートカバー部15の裏面に滑り止め部材を設けることにより取付部材を省略することができる。その場合には、シートカバー部15をより良好にシートに取り付けるために、シートカバー部15の上縁をヘッドレストの前面下部或いは後面下部に挟み込んでおけばよい。
更に、この第2の実施形態においては、床載置部25の前方側の起立部25mが前方に長く延長するように形成されている。
更に、この第2の実施形態においては、床載置部25の前方側の起立部25mが前方に長く延長するように形成されている。
この理由は、この第2の実施形態に係る保護部材が運転席に使用された場合、この起立部25mが短いと、アクセルペダル、ブレーキぺダル、或いはクラッチぺダル等の操作に際し、この起立部がペダルに引っかかり、操作上問題を生じるからである。従ってこれを長く前方に延長させることにより、ペダルの下側にこの起立部25mが入り込むように設計したのである。
以上、実施形態について説明したが、本考案においては、以下の通り設計変更が可能である。
まず、本考案に係る保護部材のシートカバー部及び床載置部の大きさ及び形状は、必要に応じて自由に設計することができる。
このようにサイズや形状を適宜設定することにより、この保護部材は、室内の一人用ソファや長椅子、或いは、車両用の後部座席、更には助手席や運転席にも使用可能である。
シートカバー部及び床載置部の素材についても自由に選択することができ、それぞれ防水性を有していればよく、しかも、シートカバー部にあっては、柔軟な素材であればよく、また床載置部にあっては、トレイ形状を維持できる保形性を有するものであればよい。
まず、本考案に係る保護部材のシートカバー部及び床載置部の大きさ及び形状は、必要に応じて自由に設計することができる。
このようにサイズや形状を適宜設定することにより、この保護部材は、室内の一人用ソファや長椅子、或いは、車両用の後部座席、更には助手席や運転席にも使用可能である。
シートカバー部及び床載置部の素材についても自由に選択することができ、それぞれ防水性を有していればよく、しかも、シートカバー部にあっては、柔軟な素材であればよく、また床載置部にあっては、トレイ形状を維持できる保形性を有するものであればよい。
シートカバー部の裏面に用いた滑り止め部材は、上記実施形態ではネオプレンゴム等の合成ゴムを使用したが、柔軟で滑り止め効果を有するものであれば、その他どのような素材をも使用することが出来る。
シートカバー部として裏面に滑り止め部材を用いたものの場合には、取付部材は不要となり、滑り止め部材を使用していない場合には取付部材を取り付けて実施することができる。
床載置部の裏面に滑り止め部材を設けておくのも自由である。
シートカバー部として裏面に滑り止め部材を用いたものの場合には、取付部材は不要となり、滑り止め部材を使用していない場合には取付部材を取り付けて実施することができる。
床載置部の裏面に滑り止め部材を設けておくのも自由である。
取付手段としての取付部材も全く自由に設計することができ、上記実施形態において、その第1のものにおいては着脱自在のものとして実施したが、その第2のものにおいてはシートカバー部と一体的に形成したものを開示した。このように取付部材は、別体でも一体的なものでもよく、またその構成及び数も全く自由である。
例えば、その取付手段をシートカバー部の上縁部分に形成した略矩形形状の穴部として実施し、この穴部にヘッドレストを挿通させてシートカバー部をシートに簡単に取り付けることもできる。或いは、シートカバー部の上方縁部から2本の延長帯又は延長紐を設け、ヘッドレストを取り囲むようにして両帯又は両紐を係着することによって取り付けることもできる。このように取付部材の設計は全く任意に自由に行うことが出来る。
尚、シートカバー部に滑り止め部材がないときには取付部材を設けて実施するが、この取付部材と共にシートカバー部に滑り止め部材を設けてもよいことは勿論である。
例えば、その取付手段をシートカバー部の上縁部分に形成した略矩形形状の穴部として実施し、この穴部にヘッドレストを挿通させてシートカバー部をシートに簡単に取り付けることもできる。或いは、シートカバー部の上方縁部から2本の延長帯又は延長紐を設け、ヘッドレストを取り囲むようにして両帯又は両紐を係着することによって取り付けることもできる。このように取付部材の設計は全く任意に自由に行うことが出来る。
尚、シートカバー部に滑り止め部材がないときには取付部材を設けて実施するが、この取付部材と共にシートカバー部に滑り止め部材を設けてもよいことは勿論である。
10、15 シートカバー部
13、23、28 連結手段(面ファスナー部)
20、25 床載置部
22 窪み(床載置部)
30、40 取付部材
13、23、28 連結手段(面ファスナー部)
20、25 床載置部
22 窪み(床載置部)
30、40 取付部材
Claims (4)
- シートを被覆できるシートカバー部(10, 15)と、シート前部の床部に載置される床載置部(20, 25)とからなり、シートカバー部(10, 15)は防水性を有し且つ裏面に滑り止め部材が用いられた柔軟なシート状体のものからなり、床載置部(20, 25)はその上面に窪み(22)を有する防水性のトレイ形状のものからなり、
シートカバー部(10, 15)の周縁部と床載置部(20, 25)の周縁部とが着脱自在に連結されうる連結手段(13, 23, 28)が設けられているシート等の保護部材。 - シートを被覆できるシートカバー部(10, 15)と、シート前部の床部に載置される床載置部(20, 25)とからなり、シートカバー部(10, 15)は防水性を有する柔軟なシート状体のものからなり、床載置部(20, 25)はその上面に窪み(22)を有する防水性のトレイ形状のものからなり、
シートカバー部(10, 15)の周縁部と床載置部(20, 25)の周縁部とが着脱自在に連結されうる連結手段(13, 23, 28)が設けられ、
シートカバー部(10, 15)の上方側にシート等への取り付けのための取付手段(30, 40)が設けられているシート等の保護部材。 - 請求項1において、シートカバー部(10, 15)の上方側にシート等への取り付けのための取付手段(30, 40)を更に設けたことを特徴とするシート等の保護部材。
- 請求項3において、シートカバー部(10, 15)の素材として、表面の合成繊維製の布地と裏面のネオプレンゴム等の合成ゴムとの積層シートを使用し、連結手段(13, 23, 28)として面ファスナーを使用し、取付手段として両端に着脱自在の留め具が設けられた取付バンド(30)を使用し、この取付バンド(30)をシートカバー部(10, 15)の上方側縁部に少なくとも1つ取り付けたことを特徴とするシート等の保護部材。
Priority Applications (1)
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JP2005002501U JP3111721U (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | シート等の保護部材 |
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