JP3111588U - 発酵器 - Google Patents

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正和 金原
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大正電機販売株式会社
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Abstract

【課題】パン生地の出し入れ用開口部を覆うカバーの開閉をスライドファスナーで行う際開口部周囲の外装シートの引き裂き現象を防止する。
【解決手段】外装シートに覆われた筺体の前面開口部をカバーによって覆うと共に、カバーの両側部に一対のスライドファスナーを設け、一対のスライドファスナーの開閉により開口部を開閉自在に開放すると共に、筐体の下部にコントロールプレートを設けた発酵器において、コントロールプレートの両側部に縦スリットを設け、筐体の前面に位置する外装シートの左右両側部の下端片を、縦スリットに通すと共に、それぞれの下端片に設けた係合孔をコントロールプレートに設けた係合突起に係着することにより、下端片を固定する発酵器。
【選択図】図4

Description

本考案は、一般家庭においてパン生地等を発酵させる簡易型の発酵器に関する。
従来から知られているこの種の発酵器は、線材を屈曲加工した後、その線材を溶接して枠組みを作り、その枠組みの外周囲をビニールシート等の外装シートで覆って筐体を構成している。そして筐体の前面にはパン生地を出し入れする開口部が設けられ、この開口部を覆うビニール等の透明又は半透明のカバーが設けられ、このカバーは左右一対のスライドファスナーで外装シートに対し開閉自在に構成されている。
上記した従来の発酵器に設けられた透明又は半透明のカバーの両側縁は図8に示すように、筐体1‘の前面部分に位置している外装シート1a‘の側縁に対しスライドファスナー5‘で着脱自在につながれている。そして外装シート1a‘の左右両側部の下端片は筐体1‘又はコントロールプレートに対して固定されておらずフリーの状態に置かれている。そのためスライドファスナー5‘を上動させるとき、その力がコーナー部分Fに加わりその部分が引き裂かれていた。
すなわち筐体に被せる外装シート1a‘は筐体1‘の前面と側面の稜線部分Yを熔着して構成してあり、そして前面の下部は開口部のために他の側面よりも短くカットしてあり、そのカットしたコーナー部分Fにスライドファスナーを上動させるときの力が集中され、引き裂かれていたのである。
このように従来の発酵器は、外装シートの前面部分がスライドファスナーの上下動によって引き裂かれており、耐久性の問題のみならず、引き裂かれた孔から外気温や湿気が入り込み、そのため筐体内を最適な発酵環境に保つことが出来なかった。また引き裂かれる部分が発酵器の前面部分であるので、意匠的にも見栄えが悪かった。本考案は、このような課題を解決し、引き裂かれにくくし、耐久性を向上すると共に筐体内を常に発酵環境に保ちことの出来る発酵器を提供することを目的にしている。
本考案は、外装シートに覆われた筺体の前面開口部をカバーによって覆うと共に、該カバーの両側部に一対のスライドファスナーを設け、該一対のスライドファスナーの開閉により前記開口部を開閉自在に開放すると共に、前記筐体の下部にコントロールプレートを設けた発酵器において、コントロールプレートの両側部に縦スリットを設け、前記筐体の前面に位置する外装シートの左右両側部の下端片を、前記縦スリットに通すと共に、それぞれの下端片に設けた係合孔をコントロールプレートに設けた係合突起に係着することにより、前記下端片を固定することを特徴とする。
本考案の発酵器は、上記した構成にすることにより筐体の前面に位置する外装シートの左右両側部の下端片を強固に取着でき、スライドファスナーの上動による力が分散し、従来のような引き裂き現象が生じない。そのため筐体内の発酵環境を保つことが出来ると共に耐久性及び見栄えの不具合も解消される。
本考案の発酵器を、図1〜図7に基づいて説明する。図1は発酵器の斜視図、図2は開口部を開放した状態の発酵器の斜視図、図3はスライドファスナーのスライダーと操作部材部分の拡大断面図、図4は図1の右方前部の拡大斜視図、図5は図4の縦断面図、図6は熱源を線材に取り付けた状態の要部断面図、図7は筐体を構成する線材に熱源を取り付ける金具の分解斜視図である。
本考案の発酵器Hは、半透明の外装シート1aからなる筐体1と、筐体1の下面に備えた熱源2と、筐体1の前面に設けたパン生地出し入れ用開口部3と、開口部3を開閉自在に開放する透明又は半透明のカバー4と、このカバー4を筐体1に開閉自在に取り付ける左右一対のスライドファスナー5と、一対のスライドファスナー5を一度に操作することの出来る操作部材6と、熱源2を制御する制御基板16を有するコントロールプレート7と、筐体1内の発酵室温度を検知するサーミスタ8と、から構成されている。
筐体1は、線材1b(図1に1点鎖線で示す)を加工し且つ溶接によりほぼ矩形状に構成した枠組み1c及びこの枠組み1cの下面を除く外周面を覆うように取り付けられたビニールシート等の透明又は半透明の外装シート1aとから構成されている。そして筐体1の内部の空間は発酵するパン生地を載置する棚板が複数段設けられるようになっており、また筐体の下面は後述する熱源2の上面を利用するようになっている。
前記枠組み1cは、外装シート1aを取り外すと線材1bがむき出しになり分解且つ折り畳むことの出来る構成にしてあるので、発酵器Hを使用しないときには枠組み1cを折り畳み、熱源2も筐体1から取り外して全体をコンパクトにして収納スペースを小さくできるようにしている。
熱源2は、電熱ヒータを内蔵し、上面がパン生地を載置出来るような載置面とした薄型矩形状の熱源を構成し、筐体1の枠組み1cを構成する線材1bに取り付け金具9を用いて取り付けて筐体1の下部に装着してある。熱源2の上面が筐体1の下面を構成することになる。
前記取り付け金具9は、図7に示すように引っかけ具9aと、固定具9bと、締め付けねじ9cと、から構成されている。そして引っかけ具9aを、熱源2の両側部に取り付けて、この引っかけ金9aを筐体1の下部を構成する横方向に配置した線材1bに引っかけ、そしてその線材1bの下方から固定具9bを当接し、その後締め付けねじ9cを、透孔9dを介して引っかけ具9aのねじ孔9eにねじ込んで取り付ける。
パン生地出し入れ用の開口部3は、筐体1の前面部分に位置する外装シート1aの左右両側部分を、下端縁から筐体の上部分にまで達する縦方向への切断により構成される。そしてこの切断よって構成された開口部3部分の外装シート1aが、この開口部3を開閉自在に開放するカバー4となるのである。従ってカバー4は、その上縁が外装シート1aと連通されることになる。またカバー4の下端部分は、カバー自身の下縁を折り返えすか、又は別な帯状シートを取り付けて二重にしてカバーの下部を重くし、カバーのめくり上がりを防止してある。
カバー4と外装シート1aの切断部分(左右両側部)にはスライドファスナー5を装着している。一対のスライドファスナーにはそれぞれスライダー10が設けられスライダー10の移動により透明又は半透明カバー4が開放自在となる。
スライダー10を上下動させる操作部材6は、アルミ又はプラスチックで棒状に構成され、両端部分に各スライダー10の操作摘み10aがネジ止め10bされている。従って、操作部材6を上動又は下動させることにより一対のスライダー10が連動して同時に上動又は下動させることが出来る。そして操作部材6を一番上まで、移動させた場合は、図2に示すように開口部3は開放される。
筐体1の前面において、カバー4を切り離した外装シート1aの左右両側部の下端片11は、図4及び図5に示すようにコントロールプレート7の両側部に設けた縦スリット12内を通してコントロールプレート7の下面に位置させる。そしてコントロールプレート7の下面に設けた係合突起13に下端片11に設けた係合孔14を引っかけることにより、筐体1の前面に位置する外装シート1aの両側部分の下端片11をしっかりと固定することが出来る。
サーミスタ8は、筐体内の温度を検知するために筐体1内の上方に取り付けられている。サーミスタ8から延びるリード線15はコントロールプレート7の制御基板(図示せず)に接続される。
次に、本考案の発酵器の動作について説明する。
左右のスライドファスナー5に設けたスライダー10を操作部材6によって上動してファスナー5を開放する。そしてカバー4をめくり上げて図2のように筐体1の上面に置くと開口部3が開放される。
この開口部3から発酵したいパン生地を筐体内の熱源2上、又は図示していないが、適宜の線材1bに係止された棚板上に載置する。湿度を保つために必要があれば水皿を筐体内に置く。その後、めくり上げているカバー4を筐体1上からおろす。そして、操作部材6を押し下げると左右のスライダー10が同時に動作されて一対のスライドファスナー5が閉じられ、開口部3が密閉される。(図1参照)
コントロールプレート7の操作摘みを用いて熱源2を投入する。サーミスタ8が筐体1内の温度を検知してその検知信号がリード線15を介して制御基板に送られ、結果として筐体1内の温度を発酵に適した37℃〜40℃に制御する。
発酵時間は、コントロールプレート7内に組み込まれたタイマーによって管理され発酵時間が終わるとブザー等により知らせるように構成してあるので、発酵時間が終了すれば、操作部材6を上方に移動させれば、一対のスライドファスナー5は同時に上動される。そして図1のように開口部3を開放し発酵済みにパン生地を取りだすのである。
本考案は筐体1の前面に位置する外装シート1aからカバー4を構成した残りの左右両側部に位置すると外装シート1aの下端片11を、図4及び図5に示すようにコントロールプレート7の両側部に設けた縦スリット12内を通してコントロールプレート7の下面に位置させる。そしてコントロールプレート7の下面に設けた係合突起13に下端片11に設けた係合孔14を引っかけることにより、筐体1の前面に位置する外装シート1aの両側部分の下端片11をしっかりと固定することが出来た。
本考案発酵器の斜視図。 開口部を開放した状態の本考案発酵器の斜視図。 スライドファスナーのスライダーと操作部材部分の拡大断面図。 図1の右方前部の拡大斜視図。 図4の縦断面図。 熱源を線材に取り付けた状態の要部断面図。 筐体を構成する線材に熱源を取り付ける金具の分解斜視図。 従来の発酵器の右方前部を示す拡大斜視図。
符号の説明
H 発酵器
1 筐体
1a 外装シート
1b 線材
1c 枠組み
2 熱源
3 開口部
4 透明又は半透明のカバー
5 スライドファスナー
6 操作部材
7 コントロールプレート
8 サーミスタ
9 取り付け金具
9a 引っかけ具固
9b 固定具
9c 締め付けねじ
10 スライダー
12 縦スリット
13 係合突起
14 係合孔

Claims (1)

  1. 外装シートに覆われた筺体の前面開口部をカバーによって覆うと共に、該カバーの両側部に一対のスライドファスナーを設け、該一対のスライドファスナーの開閉により前記開口部を開閉自在に開放すると共に、前記筐体の下部にコントロールプレートを設けた発酵器において、
    前記コントロールプレートの両側部に縦スリットを設け、前記筐体の前面に位置する外装シートの左右両側部の下端片を、前記縦スリットに通すと共に、それぞれの下端片に設けた係合孔を前記コントロールプレートに設けた係合突起に係着することにより、前記下端片を固定することを特徴とする発酵器。
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