JP3111477U - 視力矯正機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 正気圧、負気圧の眼球に対する圧迫と吸引作用を利用した視力矯正機の気圧変換動作を確実とし運転騒音を減らし、アイマスク使用の衛生性と快適性を増すこと。
【解決手段】 ステップモータを従来のモータカム運転機構の代わりに採用し、ステップモータの無騒音の運転特性により大幅に運転騒音を減らし、その空圧シリンダに設けた案内溝の組合せにより、ステップモータのピストンに直線往復作動を行なわせ入気、出気作用を達成し、導気管とアイマスクの接続によりアイマスク内部の薄膜片に正気圧、負気圧の圧迫、吸引作用を形成させて眼球に対する矯正治療効果を達成し、且つ薄膜片外側に不織布綿片を設けて眼球が発生する涙及び分泌物を吸収し、薄膜片と眼球の接触汚染を防止し、またアイマスク内側の結束フレームを囲むように複数の凸点を設けて眼の周囲のツボに対する按摩効果を達成し、快適性と矯正機能を強化し、実用価値を高めた。
【選択図】 図2
【解決手段】 ステップモータを従来のモータカム運転機構の代わりに採用し、ステップモータの無騒音の運転特性により大幅に運転騒音を減らし、その空圧シリンダに設けた案内溝の組合せにより、ステップモータのピストンに直線往復作動を行なわせ入気、出気作用を達成し、導気管とアイマスクの接続によりアイマスク内部の薄膜片に正気圧、負気圧の圧迫、吸引作用を形成させて眼球に対する矯正治療効果を達成し、且つ薄膜片外側に不織布綿片を設けて眼球が発生する涙及び分泌物を吸収し、薄膜片と眼球の接触汚染を防止し、またアイマスク内側の結束フレームを囲むように複数の凸点を設けて眼の周囲のツボに対する按摩効果を達成し、快適性と矯正機能を強化し、実用価値を高めた。
【選択図】 図2
Description
本考案は一種の視力矯正機に係り、それはステップモータで気圧シリンダのピストンの往復動作の制御を行ない、導気管とアイマスクの接続を組み合わせてアイマスク内部の薄膜片に正気圧、負気圧の圧迫、吸引作用を形成させ、眼球視力の治療矯正効果を達成し、且つ薄膜片の外側に不織布綿片を置き眼部と薄膜片を区画して接触汚染を防止し、またアイマスク内側の結束フレームを囲むように複数の凸点を設けて眼の周辺のツボに対する按摩効果を達成し、これにより、実施時の気圧変換動作を確実に行なえるようにし且つ運転騒音を大幅に減らし、またそのアイマスク使用の衛生性と快適性を有効に改善した視力矯正機に関する。
一般に視力の問題は近視、遠視、老眼、斜視、弱視、乱視等がある。そのうち、近視、遠視及び乱視は最もよく見られる。このような視力問題の原因は、その眼球の軸距、角膜曲光度の異常により画像投射焦点距離に誤差が発生して視力が曖昧となり鮮明でない現象が発生することにある。現在最もよく見られる矯正方式は眼鏡を着用することであり、その眼鏡のレンズによりその画像投射焦点距離を矯正して視力矯正の効果を達成する。しかしこのような矯正方式は「消極性」の矯正方式に属し、並びに眼球自体の軸距異常に対してはなんら治療効果を有さず、ある時間が過ぎると、視力が再度悪化して新たに眼鏡を作らねばならなくなり、視力の矯正に対して積極的で具体的な助けとならず、経済上の負担も形成し、理想的な方式ではない。
視力矯正の問題を解決するため、業者は正気圧、負気圧交換変化を利用して眼球に対して圧迫と吸引作用を形成する視力矯正機を提供している。それは眼球の軸距に対して矯正治療を行ない、視力矯正機能を達成する。例えば特許文献1に記載のものは、電子制御セット、回転モータ、制御盤、作動器、気室、気管、圧力弁、アイマスク及びケースで構成され、該回転モータを利用して制御盤を駆動して回転させ、更に制御盤の一側の回転軸が作動器に挿入され、これによりモータカム運転機構が形成され、それが電子制御セットでモータ運転を制御し、これにより制御盤で作動器の伸縮動作が駆動され、作動器の主動ロッドが気室に対して往復押し引き運動を形成し、それに正気圧、負気圧変換を発生させ、圧力弁及び気管によりその気体がアイマスク内部に導入されてアイマスク内部の薄膜片に正気圧、負気圧を形成させ、眼球に対して正気圧、負気圧の圧迫吸引の作用により眼球軸距矯正の治療効果を達成する。またアイマスクは調整盤により二つのアイマスク間の距離が調整され、これにより異なる使用者の両眼間の距離に対応できるものとされ、また二つのアイマスク間に均圧管が設けられて二つのアイマスク内の気圧値が平衡とされ、両面の気圧が不均一である現象が防止され、これにより実用的な視力矯正機が構成されている。
ただし上述の視力矯正機は実際の使用上、以下のような欠点を有している。
1.正気圧、負気圧の発生は回転モータで制御盤を駆動し、制御盤の一側の回転軸で作動器を制動して往復作動させ、この間接式のモータカム運転機構の形態は、その構造を複雑化するのみならず、運転時に相当大きな騒音を発生する。
2.アイマスク内部の薄膜片が直接眼球と接触し、眼球が正気圧、負気圧の圧迫吸引作用を受けて涙及び分泌物を発生して薄膜片の汚染とスライド後の圧力の不正確性を形成し、異なる使用者間での感染を発生しやすく、衛生原則に符合しない。
3.両側のアイマスク間に設けられた均圧管はアイマスク気圧を平衡とする作用を有するものの、均圧管が露出式に設置されているため、アイマスクの全体外観に厳重な影響を与える。
1.正気圧、負気圧の発生は回転モータで制御盤を駆動し、制御盤の一側の回転軸で作動器を制動して往復作動させ、この間接式のモータカム運転機構の形態は、その構造を複雑化するのみならず、運転時に相当大きな騒音を発生する。
2.アイマスク内部の薄膜片が直接眼球と接触し、眼球が正気圧、負気圧の圧迫吸引作用を受けて涙及び分泌物を発生して薄膜片の汚染とスライド後の圧力の不正確性を形成し、異なる使用者間での感染を発生しやすく、衛生原則に符合しない。
3.両側のアイマスク間に設けられた均圧管はアイマスク気圧を平衡とする作用を有するものの、均圧管が露出式に設置されているため、アイマスクの全体外観に厳重な影響を与える。
即ち、上述の周知の視力矯正機は予期された視力矯正機能を達成するものの、その構造は完全ではなく、使用上、解決改善を要する欠点を有し、改善が求められている。
前述の視力矯正機の欠点を解決するため、本考案は一種の視力矯正機を提供することを目的とし、それは、構造の改良設計により、ステップモータを気圧シリンダのピストンの往復作動の制御に用いて、これにより周知のモータカム運転機構の代わりとし、これにより実施時の気圧変換動作を確実とすると共に大幅に運転騒音を減らせるようにしたものとする。
本考案はまた一種の視力矯正機を提供することを目的とし、それは、アイマスク内部の薄膜片の外側に不織布綿片を設けた設計により、適度に眼球と薄膜片を区画し、これにより涙及び分泌物の薄膜片への付着を防止し、異なる使用者間に発生しうる接触相互感染を防止すると共に施圧過程の正確性を確保し、これにより使用の衛生安全及び操作の確実性を維持できるようにしたものとする。
本考案はまた一種の視力矯正機を提供することを目的とし、それは、アイマスク内側の結束フレームを囲む様に設けた複数の凸点により視力矯正の過程で、眼の周囲のツボに対して按摩効果を形成するようにし、これにより使用の快適性と矯正効果を増したものとする。
本考案はまた一種の視力矯正機を提供することを目的とし、それは、ベースの底部に可動引き出しを設けて消耗材と清潔保養用品を収納し、その使用及び保養の便利性を増したものとする。
請求項1の考案は、ベースとカバーが組み合わされて視力矯正機本体が構成され、該ベースの後部空間に気圧アセンブリが設けられ、並びに気圧アセンブリが気管でアイマスクに接続され、該カバーの上部に収容溝が凹設され並びに開閉可能な蓋が設けられ、該収容溝にアイマスクを収容でき、カバーの前側に制御パネルが設けられ、一側に液晶ディスプレイが設けられ、またカバーの内側の制御パネルに対応する部分に制御回路板が設けられ、制御パネルのボタンにより気圧アセンブリの作動モード、時間及び圧力参考値を設定でき、並びに液晶ディスプレイに関係数値を表示でき、該アイマスクに可動結束帯が設けられ、使用者の頭部に合わせて結束帯の緊張度を調整でき、また調整ボタンが設けられて二つのマスク部の距離を調整して異なる使用者の両眼距離に合わせることができ、二つのマスク部内に薄膜片が設けられ、二つのマスク部の周囲に結束フレームが設けられ、使用者の眼の周囲と密着し、以上により視力矯正機の基本機能構造が構成され、気圧アセンブリを利用して正気圧、負気圧を発生し、気管が組み合わされて正気圧、負気圧の交換により空気をアイマスクに導入或いはアイマスクより導出し、これにより眼球軸距の矯正を達成する視力矯正治療効果を達成する視力矯正機において、
気圧アセンブリは、ステップモータ及び気圧シリンダで構成され、該ステップモータの中心軸はスクリューに接続され、該スクリューが更に気圧シリンダ内部のスクリューシートと螺合連動関係を取得し、気圧シリンダの両側に長形案内溝が設けられ、この二つの案内溝より軸受部品が挿入され並びにスクリューシートと固定されて一体とされ、スクリューシートがステップモータのスクリューの回転駆動のみを受けて直線往復移動し、スクリューシートが気圧シリンダのピストンに接続され、且つピストン後部に所定深さの孔が設けられ、これによりスクリューシートがステップモータの駆動を受けてスライドする時のスクリュー突伸変化により、ステップモータによりピストン後部のスクリューシートが駆動され直線往復移動し、ピストンが押し引き作用を形成してアイマスクに対して正気圧、負気圧の変換を形成し、視力矯正治療の機能を達成し、並びにステップモータの特性により大幅にその全体の運転騒音が減らされたことを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部内部に設置された薄膜片の外側が別に吸収性を具えた材料で形成された隔離層で被覆されて薄膜片と使用者の眼球間が区画され、一方で眼球の薄膜片との直接接触が防止され、また一方で眼球が治療過程で発生する涙及び分泌物を吸収しスライドを防止し、その使用衛生及び清潔保養の機能を維持することを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の周囲に設けられた結束フレームの後端面に複数の後端面に複数の凸点が設けられ、且つこれら凸点の位置が人体の眼の周囲のツボに符合し、アイマスクを着用する時、これら凸点が眼の周囲のツボに接触し、並びにアイマスクの正気圧、負気圧変換によりこれら凸点が微動を発生し、これにより眼の周囲のツボに対する按摩作用を形成し、実施の快適性を増し視力矯正の治療効果を補助することを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の間に設けられた均圧管がアイマスク内部に内蔵される内蔵式設計により、均圧管が外部に露出せず全体の美観が維持されたことを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、気圧シリンダの一側に洩圧弁が増設され、これにより治療過程が一段落した後に、洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項6の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、気圧アセンブリとアイマスクを接続する気管に手動洩圧弁が設けられ、治療過程が一段落した後に、手動洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項7の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、ベースの前側に引出しが設けられ、関係消耗材及び清潔保養用品の収納に供されることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項8の考案は、請求項1又は請求項2記載の視力矯正機において、アイマスク内部の薄膜片の外側を被覆する隔離層が不織布綿片とされたことを特徴とする、視力矯正機としている。
気圧アセンブリは、ステップモータ及び気圧シリンダで構成され、該ステップモータの中心軸はスクリューに接続され、該スクリューが更に気圧シリンダ内部のスクリューシートと螺合連動関係を取得し、気圧シリンダの両側に長形案内溝が設けられ、この二つの案内溝より軸受部品が挿入され並びにスクリューシートと固定されて一体とされ、スクリューシートがステップモータのスクリューの回転駆動のみを受けて直線往復移動し、スクリューシートが気圧シリンダのピストンに接続され、且つピストン後部に所定深さの孔が設けられ、これによりスクリューシートがステップモータの駆動を受けてスライドする時のスクリュー突伸変化により、ステップモータによりピストン後部のスクリューシートが駆動され直線往復移動し、ピストンが押し引き作用を形成してアイマスクに対して正気圧、負気圧の変換を形成し、視力矯正治療の機能を達成し、並びにステップモータの特性により大幅にその全体の運転騒音が減らされたことを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部内部に設置された薄膜片の外側が別に吸収性を具えた材料で形成された隔離層で被覆されて薄膜片と使用者の眼球間が区画され、一方で眼球の薄膜片との直接接触が防止され、また一方で眼球が治療過程で発生する涙及び分泌物を吸収しスライドを防止し、その使用衛生及び清潔保養の機能を維持することを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の周囲に設けられた結束フレームの後端面に複数の後端面に複数の凸点が設けられ、且つこれら凸点の位置が人体の眼の周囲のツボに符合し、アイマスクを着用する時、これら凸点が眼の周囲のツボに接触し、並びにアイマスクの正気圧、負気圧変換によりこれら凸点が微動を発生し、これにより眼の周囲のツボに対する按摩作用を形成し、実施の快適性を増し視力矯正の治療効果を補助することを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の間に設けられた均圧管がアイマスク内部に内蔵される内蔵式設計により、均圧管が外部に露出せず全体の美観が維持されたことを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、気圧シリンダの一側に洩圧弁が増設され、これにより治療過程が一段落した後に、洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項6の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、気圧アセンブリとアイマスクを接続する気管に手動洩圧弁が設けられ、治療過程が一段落した後に、手動洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項7の考案は、請求項1記載の視力矯正機において、ベースの前側に引出しが設けられ、関係消耗材及び清潔保養用品の収納に供されることを特徴とする、視力矯正機としている。
請求項8の考案は、請求項1又は請求項2記載の視力矯正機において、アイマスク内部の薄膜片の外側を被覆する隔離層が不織布綿片とされたことを特徴とする、視力矯正機としている。
本考案は視力矯正機に対して構造の改良を行ない、ステップモータを従来の間接式モータカム運転機構の代わりに採用し、その運転の騒音の問題に対して良好な効果を達成し、その全体構造及び組立難度が簡易化され、さらにアイマスクの薄膜片の不織布綿片隔離層の設置、及び結束フレームの凸点の設置により、従来の製品に発生する使用衛生問題を解決すると共に、使用の快適性と治療効果を増し、全体として極めて良好な産業上の利用価値と実用性を有している。
総合すると、本考案の視力矯正機は構造の改善により周知の製品に存在する多くの欠点を解決し、優れた、突出した新規な考案である。
図1の本考案の構造外観図、図2の本考案の構造分解図、図3の本考案の構造関係表示図、図4の本考案の構造表示図、及び図5、6の本考案の構造動作表示図を参照されたい。図示されるのは本考案の視力矯正機の好ましい実施例であり、その構造によると、ベース10とカバー20が組み合わされて視力矯正機本体が構成され、該ベース10の前側に引出し11が設けられ、該引出し11に関係消耗材及び清潔保養用品(図示せず)が収納される。該ベース10の後部空間に気圧アセンブリ30が設けられ、並びに気圧アセンブリ30が気管40でアイマスク50に接続され、該カバー20の上部に収容溝21が凹設され並びに開閉可能な蓋22が設けられ、収容溝21にアイマスク50を収容でき、且つ収容溝21の底部に穿孔23が設けられて気圧アセンブリ30に接続された気管40が挿入されてアイマスク50に接続され、カバー20の前側に制御パネル24が設けられ、一側に液晶ディスプレイ25が設けられ、またカバー20の内側の制御パネル24に対応する部分に制御回路板26が設けられている。これにより制御パネル24のボタンにより気圧アセンブリ30の作動モード、時間及び圧力参考値を設定でき、並びに液晶ディスプレイ25に関係数値を表示できるものとされる。該アイマスク50に可動結束帯51が設けられ、使用者の頭部に合わせて結束帯の緊張度を調整できる。また調整ボタン52が設けられて二つのマスク部53、54の距離を調整して異なる使用者の両眼距離に合わせることができるものとされる。二つのマスク部53、54内に薄膜片61、62が設けられ、二つのマスク部53、54の周囲に結束フレーム55、56が設けられ、使用者の眼の周囲と密着し、以上により本考案の基本機能構造が構成され、気圧アセンブリ30を利用して正気圧、負気圧を発生し、気管40が組み合わされて正気圧、負気圧の交換により空気をアイマスクに導入或いはアイマスク50より導出し、これにより眼球軸距の矯正を達成する視力矯正治療効果を達成する。
気圧アセンブリは、ステップモータ31及び気圧シリンダ32で構成され(図3、4)、該ステップモータ31の中心軸33はスクリュー34に接続され、該スクリュー34が更に気圧シリンダ32内部のスクリューシート35と螺合連動関係を取得し、該スクリューシート35が気圧シリンダ32のピストン36と接続され、且つピストン36の後部に所定深さの孔361が設けられ、これによりスクリューシート35がステップモータ31の駆動を受けてスライドする時のスクリュー34の突伸変化により、スクリューシート35を直線スライドのみさせて回転不能とするため、気圧シリンダ32の後段両側に長形案内溝321、322が設けられ、二つの案内溝321、322より軸受部品351、352が挿入され並びにスクリューシート35と固定されて一体とされ、これによりスクリューシート35が軸受部品351、352と気圧シリンダ32の案内溝321、322の関係に制限され、ステップモータ31のスクリュー34の回転駆動のみを受けて直線往復移動し、これによりピストン36がスクリューシート35の往復動作に伴い押し引き作用を形成し、ピストンがスクリューシート35に伴いステップモータ31のスクリュー34の駆動により気管40の方向に押動される時、気圧シリンダ32内部の空気が気管40を通りアイマスク50に圧送され(図5)、正気圧を形成して眼球に対する圧迫作用を形成する。ピストン36がスクリューシート35に伴いステップモータ31のスクリュー34の反対方向の回転を受けて引き戻される時、アイマスク50の気体は気管40を通り気圧シリンダ32に吸収され(図6)、これにより負気圧が形成されて眼球に対する吸引作用が形成される。これにより、ステップモータ31の正、逆回転方向の変換により気圧シリンダ32の往復動作が制御され、正気圧、負気圧の循環変換動作が発生し、視力矯正治療の効果が達成される。且つそれはステップモータ31による直接式駆動であり、その正気圧、負気圧の変換動作が確実に行なわれ、その矯正治療が一段落した後に、気圧シリンダ32の一側に設けられた洩圧弁37により気圧を洩らしてアイマスク50及び気圧シリンダ32間の正気圧、負気圧状態を解除できる。また本考案はステップモータ31を従来のモータカム運転機構の代わりに採用し、そのステップモータ31の無騒音の運転特性により大幅に全体の運転騒音を減らし、従来の製品の運転騒音の問題を有効に解決する。
また、図7の構造局部分解図、図8の構造表示図、及び図9の構造断面図に示されるように、本考案のもう一つの実施例によると、ベース10及びカバー20を組み合わせてなる空間内に気圧アセンブリ、制御回路板等が組みつけられ、カバー20上部に設けられた収容溝21にアイマスク50が収納され、アイマスク50が挟持装置(40)で内部の気圧アセンブリと接続され、該アイマスク50の二つのマスク部53、54間に設けられた均圧管57がアイマスク50内部に内蔵された内蔵式設計により、均圧管57が外部に露出せず、一方でアイマスク50の結束動作に影響を与えず、また一方でその全体の外観を維持する。アイマスク50の二つのマスク部53、54内部に置かれた薄膜片61、62の外側が隔離層63、64で被覆され、これら隔離層63、64は不織布綿片等吸収性を具備する材料で形成され、薄膜片61、62と使用者の眼部の間を区画し、一方で眼球が直接薄膜片61、62に接触するのを防止し、また一方で眼球が治療過程中に発生する涙及び分泌物を吸収する。こうして、薄膜片61、62と眼部の直接接触による汚染が異なる使用者間に形成する感染等の安全問題が解消されるほか、眼球の分泌物が隔離層63、64に吸収されて薄膜片61、62に付着せず、使用後の薄膜片61、62の清潔保養作業が更に簡単となり、且つ隔離層63、64の設置により薄膜片61、62が気圧作動を受けて眼球を圧迫する時に滑りにくくなり、正確な操作方式を達成できる。また、アイマスク50の二つのマスク部53、54の周囲に設けられた結束フレーム55、56の後端面に複数の凸点58が設けられ、且つこれら凸点58の位置が人体の眼の周囲のツボに符合し、これによりアイマスク50を着用する時、これら凸点58が眼の周囲のツボに接触し、並びにアイマスク50の正気圧、負気圧変換によりこれら凸点58が微動を発生し、これにより眼の周囲のツボに対する按摩作用を形成し、一方で治療実施時の快適性を増し、また一方でツボに対する按摩により眼の関係機能を強化でき、その視力矯正の治療効果を補助する。
更に図10の構造表示図は本考案の更に別の実施例を示し、それによると、基本的には前述の構造を踏襲し、ベース10とカバー20で構成された本体が気圧アセンブリと制御回路板等の組みつけに供され、並びにカバー20の上部の収容溝21がアイマスク50の収納に供され、アイマスク50が気管40で内部の気圧アセンブリに接続され、気管40中段に手動洩圧弁41が設けられ、気圧アセンブリの洩圧弁の代わりとされ、その矯正治療過程が一段落した後に手動洩圧弁41により気圧のアイマスク50と気圧シリンダ32間の正気圧、負気圧状態を解除して、アイマスク50の取り外しに便利とすることができる。
10 ベース 11 引出し
20 カバー 21 収容溝
22 蓋 23 穿孔
24 制御パネル 25 液晶ディスプレイ
26 制御回路板 30 気圧アセンブリ
31 ステップモータ 32 気圧シリンダ
33 中心軸 34 スクリュー
35 スクリューシート 36 ピストン
37 洩圧弁 40 気管
41 手動洩圧弁 50 アイマスク
51 可動結束帯 52 調整ボタン
53、54 マスク部 55、56 結束フレーム
57 均圧管 58 凸点
61、62 薄膜片 63、64 隔離層
321、322 案内溝
351、352 軸受部品
361 孔
20 カバー 21 収容溝
22 蓋 23 穿孔
24 制御パネル 25 液晶ディスプレイ
26 制御回路板 30 気圧アセンブリ
31 ステップモータ 32 気圧シリンダ
33 中心軸 34 スクリュー
35 スクリューシート 36 ピストン
37 洩圧弁 40 気管
41 手動洩圧弁 50 アイマスク
51 可動結束帯 52 調整ボタン
53、54 マスク部 55、56 結束フレーム
57 均圧管 58 凸点
61、62 薄膜片 63、64 隔離層
321、322 案内溝
351、352 軸受部品
361 孔
Claims (8)
- ベースとカバーが組み合わされて視力矯正機本体が構成され、該ベースの後部空間に気圧アセンブリが設けられ、並びに気圧アセンブリが気管でアイマスクに接続され、該カバーの上部に収容溝が凹設され並びに開閉可能な蓋が設けられ、該収容溝にアイマスクを収容でき、カバーの前側に制御パネルが設けられ、一側に液晶ディスプレイが設けられ、またカバーの内側の制御パネルに対応する部分に制御回路板が設けられ、制御パネルのボタンにより気圧アセンブリの作動モード、時間及び圧力参考値を設定でき、並びに液晶ディスプレイに関係数値を表示でき、該アイマスクに可動結束帯が設けられ、使用者の頭部に合わせて結束帯の緊張度を調整でき、また調整ボタンが設けられて二つのマスク部の距離を調整して異なる使用者の両眼距離に合わせることができ、二つのマスク部内に薄膜片が設けられ、二つのマスク部の周囲に結束フレームが設けられ、使用者の眼の周囲と密着し、以上により視力矯正機の基本機能構造が構成され、気圧アセンブリを利用して正気圧、負気圧を発生し、気管が組み合わされて正気圧、負気圧の交換により空気をアイマスクに導入或いはアイマスクより導出し、これにより眼球軸距の矯正を達成する視力矯正治療効果を達成する視力矯正機において、
気圧アセンブリは、ステップモータ及び気圧シリンダで構成され、該ステップモータの中心軸はスクリューに接続され、該スクリューが更に気圧シリンダ内部のスクリューシートと螺合連動関係を取得し、気圧シリンダの両側に長形案内溝が設けられ、この二つの案内溝より軸受部品が挿入され並びにスクリューシートと固定されて一体とされ、スクリューシートがステップモータのスクリューの回転駆動のみを受けて直線往復移動し、スクリューシートが気圧シリンダのピストンに接続され、且つピストン後部に所定深さの孔が設けられ、これによりスクリューシートがステップモータの駆動を受けてスライドする時のスクリュー突伸変化により、ステップモータによりピストン後部のスクリューシートが駆動され直線往復移動し、ピストンが押し引き作用を形成してアイマスクに対して正気圧、負気圧の変換を形成し、視力矯正治療の機能を達成し、並びにステップモータの特性により大幅にその全体の運転騒音が減らされたことを特徴とする、視力矯正機。 - 請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部内部に設置された薄膜片の外側が別に吸収性を具えた材料で形成された隔離層で被覆されて薄膜片と使用者の眼球間が区画され、一方で眼球の薄膜片との直接接触が防止され、また一方で眼球が治療過程で発生する涙及び分泌物を吸収しスライドを防止し、その使用衛生及び清潔保養の機能を維持することを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の周囲に設けられた結束フレームの後端面に複数の後端面に複数の凸点が設けられ、且つこれら凸点の位置が人体の眼の周囲のツボに符合し、アイマスクを着用する時、これら凸点が眼の周囲のツボに接触し、並びにアイマスクの正気圧、負気圧変換によりこれら凸点が微動を発生し、これにより眼の周囲のツボに対する按摩作用を形成し、実施の快適性を増し視力矯正の治療効果を補助することを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1記載の視力矯正機において、アイマスクの二つのマスク部の間に設けられた均圧管がアイマスク内部に内蔵される内蔵式設計により、均圧管が外部に露出せず全体の美観が維持されたことを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1記載の視力矯正機において、気圧シリンダの一側に洩圧弁が増設され、これにより治療過程が一段落した後に、洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1記載の視力矯正機において、気圧アセンブリとアイマスクを接続する気管に手動洩圧弁が設けられ、治療過程が一段落した後に、手動洩圧弁によりアイマスク及び気圧シリンダ間の正気圧、負気圧状態を解除できることを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1記載の視力矯正機において、ベースの前側に引出しが設けられ、関係消耗材及び清潔保養用品の収納に供されることを特徴とする、視力矯正機。
- 請求項1又は請求項2記載の視力矯正機において、アイマスク内部の薄膜片の外側を被覆する隔離層が不織布綿片とされたことを特徴とする、視力矯正機。
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CN113288041A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-24 | 杭州轻派科技有限公司 | 一种智能视力矫正系统 |
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2005
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