JP3111404U - 弁当の蓋 - Google Patents

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Abstract


【課題】 広告宣伝効果・広告収益効果が高く、且つ環境保全に適したお弁当の蓋を提供すること。
【解決手段】 本考案によると、低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%の範囲となるように当該低密度ポリエチレンが少なくとも片面に塗布された弁当の蓋であって、前記弁当の蓋の少なくとも片面には、コンテンツが印刷されている弁当の蓋が提供される。前記コンテンツは、占い、漫画又は広告である。本考案のお弁当の蓋は、印刷が容易であり、プレス加工で安価に製造でき、成型形状を保持する機能にも優れている。
【選択図】 図7

Description

本考案は、コンテンツ提供システムに関し、特に、利便性、収益性の高いコンテンツ提供システムに関する。また、弁当の蓋に関する。
近年、弁当販売専門店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパートの食品売場などにおける弁当の売り上げは目覚しいものがある。弁当の販売競争は激化しており、低価格、高品質を維持しなければ弁当製造販売業者も生き残れない時代である。一般消費者にとっても、弁当は生活するうえでなくてはならないものとなっている。特に最近は、幕の内弁当、のり弁当などの定番弁当を始め、特定の期間だけ販売される特別弁当、惣菜のみの弁当、麺類、スープなど、多種多様な弁当が提供されており、いろいろ種類ある弁当の中から好みの弁当を選択するという購買行為自体が日常生活の中でひとつの楽しみでもある。
一方、弁当のパッケージについては、環境へ配慮した低コストなものが要請されている。強度面、衛生面からプラスチック製のパッケージが広く利用されているが、ごみ問題、原油価格の高騰などを背景にして、新たなパッケージの普及が望まれている。最近では、弁当の蓋に企業広告のシールを貼り付けることにより、広告収入を確保し、弁当をより低価格に提供しようとする試みもある。
ところで、近年のインターネット、特にブロードバンドの普及に伴い、広告などのコンテンツをインターネット経由で配信したり、提供したりするシステムが広がりつつある。例えば、あるシステムでは、紹介サーバが、インターネット上に分散配置された複数のコンテンツあるいはライセンスを利用者へ紹介し、複数のコンテンツ或いはライセンスの中から所望のものおよび所望の組み合わせを利用者端末群より利用者に選択させ、この選択結果に基づいて、当該コンテンツあるいはライセンスの配信を受けるための情報を利用者端末群へ提供する(特許文献1参照)。このシステムによれば、コンテンツを利用したい利用者の利便性を高め、利用者、企業の双方にメリットを見出させることができる。
またあるシステムでは、商品や広告対象の分類や特徴から広告コンテンツを選別する機能を設け、ユーザが必要とする広告コンテンツをダウンロードできるようにしている(特許文献2参照)。このシステムはまた、登録コンテンツの配信期間ごとのコンテンツ容量や登録コンテンツのダウンロード回数に応じてシステム使用料を算出し、広告主に請求できるようにしている。また、商品や広告対象の分類や特徴ごとに広告コンテンツのダウンロード回数を集計して広告主に提供できるようにしている。
またあるシステムは、インターネットにより配信される広告等のコンテンツデータを受信し、ディスプレイに出力し、広告コンテンツ量に応じて広告主に対してディスプレイ設置者が課金することを特徴としている(特許文献3)。
またコンテンツ制作支援サービスシステムと呼ばれるあるシステムでは、コンテンツ製作者が電子データの形で配布される任意のコンテンツを制作するに際して、広告主から、所要の手数料と一緒にまたは当該手数料の支払い確約と一緒に提供された広告データを受け取り、該広告データを前記コンテンツに挿入して広告データとコンテンツとの一体化データを生成し、該生成した一体化データを記録媒体に収めて配布する。これにより、当初から複製物の作成が行われることを当然のように見込み、その作成行為をコンテンツ製作者等の利益に結びつけることができる(特許文献4参照)。
特開2003−085384号公報 特開2004−021443号公報 特開2004−264614号公報 特開2002−329083号公報
上述の通り、近年の弁当販売競争の激化から、弁当製造販売業者は弁当の売り上げ増加につながる工夫を切望している。一方、弁当にも環境面を配慮したパッケージの使用が要請されているが、そのようなパッケージはコストが高いことから、熾烈な販売競争の中でそのようなパッケージを採用することは実際には難しいという問題がある。
そこで、本考案は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、本考案の目的は、弁当の購入に際して購入者に楽しみを与え、その結果、弁当の売り上げ増加を可能にするとともに、環境面に配慮したパッケージを利用することが可能なコンテンツ提供システムを提供することにある。
本考案の目的はまた、任意のコンピュータをコンテンツ提供システムの中心となるコンテンツサーバとして動作させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本考案によると、低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%の範囲となるように当該低密度ポリエチレンが少なくとも片面に塗布された原紙を用いて形成された弁当の蓋であって、前記弁当の蓋の少なくとも片面には、コンテンツが印刷されている弁当の蓋が提供される。
また、本考案によると、低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%の範囲となるように当該低密度ポリエチレンが少なくとも片面に塗布された原紙を用いて形成された弁当の蓋であって、前記弁当の蓋の少なくとも片面には、コンテンツを印刷したシールが貼り付けられている弁当の蓋が提供される。
前記コンテンツは、占い、漫画又は広告である。
本考案によれば、一般消費者に対して興味を引く興趣性に富んだ弁当を提供することができ、日々の弁当購入において継続的な購買意欲を起こさせることができるので、弁当製造販売業者にとっては、弁当の売り上げの増加、広告収入などを見込むことができる。特に、弁当製造販売業者はコンテンツサーバにいつでも直接アクセスして、コンテンツを自分の目で確かめて採用することができるので、コンテンツの印刷された弁当用パッケージを気軽に利用することができる。
また、本考案によれば、占い、連載漫画、企業広告など、一般消費者の興味を引くコンテンツが弁当用蓋に印刷されているので、一般消費者にとっては、日々の弁当購入に楽しみを見出すことができる。
さらに、本考案によれば、コンテンツ製作者に対して自身の作品を披露する場を提供することができ、これにより、サーバを介してコンテンツ製作者と弁当製造販売業者の間での著作権ビジネスの仲介を容易に実現することができる。
さらに、本考案によれば、コンテンツサーバがコンテンツ製作者と弁当製造販売業者との間の仲介を行うのみならず、そのコンテンツに対して投資してくれる個人又は企業もアクセス可能としているので、コンテンツによる収益があった場合にその収益の一部を投資家に対して還元(配当)することができる。また、コンテンツ製作者及び弁当製造販売業者は、担保や実績がないなどの諸事情により資金調達が困難な場合に、コンテンツを担保にして資金を調達することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本考案の好ましい実施の形態に係るコンテンツ提供システム全体の構成を示す模式図である。
図1に示すように、このシステムは、コンテンツサーバ101と、インターネット108を介してコンテンツサーバ101に接続された複数のクライアント102と、コンテンツサーバに接続された弁当用パッケージ製造システム103とを備えている。これらのホスト(クライアント102およびサーバ101)には例えば通常のパーソナルコンピュータを使用することができ、ディスプレイなどの入力インターフェース、キーボード、マウスなどの出力インターフェースが含まれている。
クライアント102は3つのタイプに大別される。第1のクライアント102Aはコンテンツ製作者(ここにいうコンテンツ製作者とは、自ら制作した者の他、その制作されたコンテンツを譲り受けて提供するものも含む)が使用するものであり、第2のクライアント102Bは弁当製造販売業者が使用するものであり、第3のクライアント102Cは、コンテンツビジネス並びに弁当ビジネスに投資する投資家が使用するものである。第1乃至第3のクライアント102A乃至102Cを使用するユーザはコンテンツサーバ101へのアクセスに必要な「ユーザ名」及び「パスワード」を保持しており、コンテンツサーバ101はこのユーザ名及びパスワードに基づいてアクセス要求するクライアントがどのタイプのクライアントであるかを判別し、それぞれのクライアントに合ったサービスを提供する。第1乃至第3のクライアント102A乃至102CにはWebブラウザがインストールされており、各クライアントはコンテンツサーバ101からのサービスをWebブラウザ経由で受けることになる。
図2は、コンテンツサーバ101の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
図2に示すように、コンテンツサーバ101は、データベースサーバ101a、Webサーバ101b、GGI(Common Gate Interface)101c等の機能を有している。データベースサーバ101aは、コンテンツ製作者が使用する第1のクライアント102Aからインターネット108経由でアップロードされたコンテンツを蓄積し管理する機能を提供する。なお、本明細書において「データベース」というときは、このデータベースサーバ101aの機能をいうものとする。Webサーバ101bは、CGI101cを利用して、コンテンツ製作者が使用する第1のクライアント102AからWebブラウザを利用してコンテンツをアップロードすることを可能にする機能、弁当製造販売業者が使用する第2のクライアント102Bからデータベース内の所望のコンテンツをダウンロードすることを可能にする機能、および第1乃至第3のクライアント102A乃至102Cからデータベースサーバ101aに蓄積されているコンテンツを閲覧することを可能にする機能を提供する。より具体的には、これらの機能は、Webサーバ101bがCGI101cを利用して動的にWebページの生成を行うことにより、各クライアントに対して後述する各種画面を提供する。なお、コンテンツサーバ101は通常一台のホストによって実現されるが、LAN接続された複数台のホストで構成されていてもかまわない。
コンテンツサーバ101は弁当用パッケージ製造システム103内の印刷装置103Aに接続されている。弁当用パッケージ製造システムは、コンテンツサーバ101から転送されてきたコンテンツデータを成型前の蓋材に印刷する印刷装置103Aと、コンテンツが印刷された蓋材を加工して弁当用蓋を成型する成型装置103Bとで構成されている。本実施の形態においては、弁当用蓋の材料として紙材が用いられている。紙製の弁当用蓋であれば、コンテンツを直接印刷して、弁当のパッケージングにそのまま使用することができる。
このようにしてコンテンツの印刷105が施された弁当用蓋104x及びこれと一対の弁当用容器104y(以下、これら2つをまとめて「パッケージ」ということがある)は、弁当製造販売業者に納入され、弁当製造工程において弁当のパッケージングに使用される。弁当用蓋はパッケージング装置(図示せず)にセットされ、食材の詰め込まれた容器に被せられる。完成した弁当106は、弁当販売専門店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパートなどの販売店107に出荷され、コンテンツが印刷された弁当として販売される。
図3は、コンテンツサーバ101内のデータベースサーバ01aが管理するユーザテーブルを示す図である。
図3に示すように、このユーザテーブル300には、管理番号である「ユーザID」301、ユーザによって決定された「ユーザ名」302及び「パスワード」303、第1乃至第3のクライアントのいずれかを示す「ユーザタイプ」304、ユーザの「氏名」305、「住所」306及び「電話番号」307などが登録される。コンテンツサーバ101は、自身にアクセスしようとするクライアントにユーザ名及びパスワードを要求し、入力されたデータとユーザテーブル内のデータとを照合してアクセスの許否及び提供すべきサービスの種類を判断する。
次に、コンテンツサーバ101へのコンテンツの登録について詳細に説明する。第1のクライアント102Aがコンテンツサーバ101にアクセスしたとき、第1のクライアントのディスプレイには、まずログイン画面が表示される。
図4は、ログイン画面の一例を示す図である。
図4に示すように、このログイン画面400では、ユーザ名及びパスワードの入力が要求される。対応するテキストボックス401,402内にデータを入力し、画面上の「OK」ボタン403をクリックすると、これらの入力データがコンテンツサーバ101へ送られる。なお、「キャンセル」ボタン404がクリックされた場合には周知のキャンセル処理が行われる(以下、「キャンセル」については同様)。コンテンツサーバ101は、上述のユーザテーブル300を参照してアクセスの許否を判断し、アクセスを許可する場合には次の画面(コンテンツ登録画面)を表示させ、許否する場合にはその旨の画面を表示させる。
図5は、コンテンツ登録画面の一例を示す図である。
図5に示すように、このコンテンツ登録画面500では、登録コンテンツの選択と、そのコンテンツの「カテゴリ」と、そのコンテンツに対する「コメント」の入力が要求される。ユーザであるコンテンツ製作者は、画面上にある「参照」ボタン501をクリックして、周知のファイル選択操作により第1のクライアント102A内に保存されているコンテンツファイルを選択する。また、ユーザは画面上の排他的選択ボタンであるラジオボタン502をクリックして、コンテンツの「カテゴリ」をいずれか一つ選択する。カテゴリとしては種々のものが考えられるが、本実施の形態においては、「占い」、「漫画(マンガ)」、「広告」、「その他」を例示している。「占い」及び「漫画」は、弁当購入に楽しみを与え、弁当の継続的購入を喚起させるのに有効なコンテンツである。また「広告」は、弁当販売による実収入のほかに広告収入をもたらせてくれる。「コメント」は、コンテンツ製作者がコンテンツのよさをアピールするのに役立ち、テキストボックス503内に自由に入力することができる。「カテゴリ」の選択は必須であることが好ましく、「コメント」の入力は任意であることが好ましい。これら必要事項を入力し、画面上の「OK」ボタン504をクリックすると、登録事項の確認画面(図示せず)が表示された後、これらの入力データがコンテンツサーバ101へ送られる。転送されたデータは、コンテンツサーバ101内のデータベースに登録される。
図6は、コンテンツサーバ101内のデータベースサーバ01aが管理するコンテンツテーブルを示す図である。
図6に示すように、このコンテンツテーブル600には、コンテンツの「管理番号」(例えば連番)601、「ユーザID」602、「コンテンツファイル名」603、コンテンツの「カテゴリ」604、コンテンツの「コメント」605、コンテンツの「登録年月日」606、「備考」607などが登録されている。「コンテンツファイル名」603は、コンテンツサーバ101内のコンテンツが保存されている場所を示すパスを含んでいる。「カテゴリ」604は番号で登録され、これらの番号は「占い」「漫画」「広告」「その他」のいずれかを示すものである。コメントは、テキストデータとしてコンテンツテーブル600内に直接記述されていてもよく、コメントをテキストファイルとして保存し、コンテンツファイル名と同様にそのパスが記述されていてもよい。また、これらのデータのほか、「コンテンツの有効期限」など、必要に応じて種々のデータを登録してよい。
以上説明したように、本実施の形態においては、第1のクライアント102Aからコンテンツサーバ101にアクセスして、コンテンツをいつでも自由に登録することができるので、コンテンツ製作者に対してコンテンツを発表する場を提供することができ、しかも非常に利便性の高いシステムを提供することができる。
次に、こうして登録されたコンテンツの利用について詳細に説明する。
まず、第2のクライアント102Bがコンテンツサーバ101にアクセスしたとき、第2のクライアント102Bのディスプレイには、図3と同様のログイン画面が最初に表示される。このログイン画面で「ユーザ名」及び「パスワード」を入力して、コンテンツサーバへのアクセスが許可された場合には、次の画面(パッケージ選択画面)が表示される。
図7は、パッケージ選択画面の一例を示す図である。
図7に示すように、このパッケージ選択画面700では、各種パッケージのサムネイル701が表示され、パッケージの種類および数量の選択が要求される。パッケージのサムネイル701をクリックし、数量を設定するテキストボックス702に必要な数量を入力し、最後に「OK」ボタン703をクリックすることにより、そのパッケージが指定の数量だけ選択されたものとなり、次のコンテンツ選択画面に移動する。
図8は、コンテンツ選択画面の一例を示す図である。
図8に示すように、このコンテンツ選択画面800では、コンテンツの画像のサムネイル801がカテゴリ別に表示され、弁当用蓋に印刷したいコンテンツの選択が要求される。コンテンツのサムネイルにはリンクが張られていて、いずれかをクリックすることによりそのコンテンツが選択されたものとなり、そのコンテンツの詳細が表示される。なお、「次」ボタンをクリックした場合には、一画面に表示しきれなかった他のコンテンツを見る
ことができる。
図9は、コンテンツ詳細画面の一例を示す図である。
図9に示すように、このコンテンツ詳細画面900では、選択されたコンテンツの詳細な画像(コンテンツ拡大図)901と、コンテンツのカテゴリ902と、コンテンツのコメント903が表示される。この画面でコンテンツを確認し、このコンテンツを弁当用蓋に印刷してもよい場合には、画面上の「決定」ボタン904を押すことにより、指定された種類及び数量のパッケージの注文ならびに弁当用蓋への印刷の注文が決定される。
印刷の注文が決定されると、コンテンツデータは印刷装置103Aへ転送される。印刷装置103Aは、コンテンツサーバ101からのコンテンツデータを弁当用蓋の主面に印刷する。上述したように、本実施の形態においては紙製の弁当用蓋が用いられ、印刷時には一枚のシート状の撥水性原紙であるが、印刷後に成型装置103Bによって所定の形状に打ち抜かれ、プレス加工されることにより、立体的な蓋の形状に成型加工される。原紙としては、例えば、低密度ポリエチレンを含有量:3〜6%の範囲となるように少なくとも片面に塗布された原紙を用いることが好ましい。このような原紙であれば、印刷が容易であり、プレス加工で安価に製造でき、成型形状を保持する機能にも優れている。さらには、低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%と低く、低密度ポリエチレンが「塗布」されたものであってフィルム状の樹脂を張り合わせたものではなく、質感上プラスチックではないから、生ごみとしての処理が可能である。
その後、コンテンツの印刷が施された弁当用蓋は、これと一対の弁当用容器とともに、弁当販売専門店又は弁当製造販売業者に納入される。弁当販売専門店又は弁当製造販売業者は、このパッケージを使用してごはんやおかずなどの食材をパッケージングする。弁当用蓋はパッケージング装置にセットされ、容器内に食材を詰め込む工程を経た後、食材の詰め込まれた容器に被せられる。完成した弁当は、弁当販売専門店からは、一般消費者に直接販売され、弁当製造販売業者にからは、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパートなどに出荷され、コンテンツが印刷された弁当として販売される。
次に、こうして登録されたコンテンツへの投資について詳細に説明する。
まず、第3のクライアントがコンテンツサーバにアクセスしたときには、図3とほぼ同様のログイン画面が最初に表示される。このログイン画面で「ユーザ名」及び「パスワード」を入力して、コンテンツサーバへのアクセスが許可された場合には、次に図8とほぼ同様のコンテンツ選択画面が表示される。このコンテンツ選択画面では、コンテンツの画像のサムネイルがカテゴリ別に表示され、投資したいコンテンツの選択が要求される。サムネイルのいずれかをクリックすることによりそのコンテンツが選択されたものとなり、図9とほぼ同様のコンテンツの詳細画面が表示される。この画面で内容を確認し、このコンテンツに投資してもよい場合には、画面上の「決定」ボタンを押すことにより、コンテンツへの投資が決定される。その後、決済画面(図示せず)において投資額の決定および決済手続が行われる。
このようにしてコンテンツに投資を行った投資家は、そのコンテンツが弁当用蓋の印刷に施され、その結果、弁当の売り上げが大きく伸びた場合に、その売り上げの一部を配当として受け取ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、一般消費者に対して興味を引く興趣性に富んだ弁当を提供することができ、日々の弁当購入において継続的な購買意欲を起こさせることができるので、弁当販売専門店、弁当製造販売業者にとっては、弁当の売り上げの増加、広告収入などを見込むことができる。特に、弁当販売専門店、弁当製造販売業者はコンテンツサーバにいつでも直接アクセスして、コンテンツを自分の目で確かめて採用することができるので、コンテンツの印刷された弁当用パッケージを気軽に利用することができる。
また、本実施の形態によれば、占い、連載漫画、企業広告など、一般消費者の興味を引くコンテンツが弁当用蓋に印刷されているので、一般消費者にとっては、日々の弁当購入に楽しみを見出すことができる。
さらに、本実施の形態によれば、コンテンツ製作者に対して自身の作品を披露する場を提供することができ、これにより、サーバを介してコンテンツ製作者と弁当製造販売業者の間での著作権ビジネスの仲介を容易に実現することができる。
さらに、本実施の形態によれば、コンテンツサーバがコンテンツ製作者と弁当製造販売業者との間の仲介を行うのみならず、そのコンテンツに対して投資してくれる個人又は企業もアクセス可能としているので、コンテンツによる収益があった場合にその収益の一部を投資家に対して還元(配当)することができる。また、コンテンツ製作者及び弁当製造販売業者は、担保や実績がないなどの諸事情により資金調達が困難な場合に、コンテンツを担保にして資金を調達することができる。
本考案は、以上の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本考案の範囲に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施の形態においては、低密度ポリエチレンを含有量:3〜6%の範囲となるように少なくとも片面に塗布された原紙を加工して成型された弁当用蓋を用いた場合について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、どのような紙製の弁当用蓋であってもかまわない。紙製であれば、印刷装置を用いてコンテンツを直接印刷することができる。なお、ここでいう紙製の蓋は、紙の成分が50%以上含有されている蓋として定義される。
また、上記実施の形態においては、弁当用蓋に紙製のものを使用してこれにコンテンツデータを直接印刷しているが、コンテンツをシールに一度印刷した後、シールを蓋に貼り付けるなどして間接的に印刷してもよい。例えば、コンテンツを直接印刷することが可能な紙製パッケージではなく、印刷の困難なプラスチック製パッケージを使用しているような場合でも、シールであればプラスチック製パッケージに貼り付けることができるため、本考案の利用の幅を広げることができる。
また、上記実施の形態においては、コンテンツとして、「占い」、「漫画」、「広告」の3つを例示しているが、これらのほかにも種々のコンテンツを使用することができる。コンテンツは、弁当の種類や販売地域にあわせて選択することができ、全国共通のコンテンツのみならず、地域性の強いコンテンツの使用も可能である。
また、上記実施の形態においては、「占い」、「漫画」、「広告」等のコンテンツそのものをパッケージに印刷し、また、シールに印刷したものをパッケージに貼り付ける例について説明したが、コンテンツにアクセスするWebアドレスのバーコードをパッケージに印刷し、また、シールに印刷したものをパッケージに貼り付けるようにしてもよい。こうすることにより、消費者は、バーコードを携帯電話等の端末で読み取り、Webにアクセスすることにより、コンテンツにアクセスすることができ、より容量の大きなコンテンツを容易に提供することができる。
また、上記実施の形態においては、第1のクライアントがWebブラウザ経由でコンテンツをアップロードする場合について説明したが、コンテンツをFTPによりアップロードさせても構わない。
また、上記実施の形態においては、占い、漫画、広告などのコンテンツを弁当用パッケージ(弁当用蓋)に印刷する場合について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、ICチップ・ICカードなど、種々の媒体を対象にすることができる。その場合、本実施形態の弁当用パッケージ製造システムに代えて、占いその他のコンテンツを含む媒体を製造する製造システムを使用することにより本考案が実現される。
本考案のコンテンツ提供システムによれば、一般消費者に対して興味を引く興趣性に富んだ弁当を提供することができ、日々の弁当購入において継続的な購買意欲を起こさせることができるので、弁当製造販売業者にとっては、弁当の売り上げの増加、広告収入などを見込むことができる。特に、弁当製造販売業者はコンテンツサーバにいつでも直接アクセスして、コンテンツを自分の目で確かめて採用することができるので、コンテンツの印刷された弁当用パッケージを気軽に利用することができる。
また、本考案によれば、占い、連載漫画、企業広告など、一般消費者の興味を引くコンテンツが弁当用蓋に印刷されているので、一般消費者にとっては、日々の弁当購入に楽しみを見出すことができる。
さらに、本考案によれば、コンテンツ製作者に対して自身の作品を披露する場を提供することができ、これにより、サーバを介してコンテンツ製作者と弁当製造販売業者の間での著作権ビジネスの仲介を容易に実現することができる。
さらに、本考案によれば、コンテンツサーバがコンテンツ製作者と弁当製造販売業者との間の仲介を行うのみならず、そのコンテンツに対して投資してくれる個人又は企業もアクセス可能としているので、コンテンツによる収益があった場合にその収益の一部を投資家に対して還元(配当)することができる。また、コンテンツ製作者及び弁当製造販売業者は、担保や実績がないなどの諸事情により資金調達が困難な場合に、コンテンツを担保にして資金を調達することができる。
このように、本考案のコンテンツ提供システムは、お弁当製造販売業をはじめ、著作権産業、投資産業、その他コンテンツを提供する種々の業種間におけるビジネスに用いることによって、優れた効果を発揮する。
本考案の実施の形態に係るコンテンツ提供システム全体の構成を示す模式図である。 コンテンツサーバ101の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 コンテンツサーバ101内のデータベースサーバ01aが管理するユーザテーブルを示す図である。 ログイン画面の一例を示す図である。 コンテンツ登録画面の一例を示す図である。 コンテンツサーバ101内のデータベースサーバ01aが管理するコンテンツテーブルを示す図である。 パッケージ選択画面の一例を示す図である。 コンテンツ選択画面の一例を示す図である。 コンテンツ詳細画面の一例を示す図である。
符号の説明
101 コンテンツサーバ
101a データベースサーバ
101b Webサーバ
101c CGI
102A 第1のクライアント
102B 第2のクライアント
102C 第3のクライアント
103 弁当用パッケージ製造システム
103A 印刷装置
103B 成型装置
104x 弁当用蓋
104y 弁当用容器
105 コンテンツの印刷
106 弁当
300 ユーザテーブル
301 ユーザID
302 ユーザ名
303 パスワード
304 ユーザタイプ
305 氏名
306 住所
307 電話番号
400 ログイン画面
401 ユーザ名入力用テキストボックス
402 パスワード入力用テキストボックス
403 OKボタン
404 キャンセルボタン
500 コンテンツ登録画面
502 ラジオボタン
503 コメント入力用テキストボックス
504 OKボタン
600 コンテンツテーブル
601 管理番号
602 ユーザID
603 コンテンツファイル名
604 カテゴリ
605 コメント
606 登録日
607 備考欄
700 パッケージ選択画面
701 パッケージのサムネイル
702 数力入力用テキストボックス
703 OKボタン
800 コンテンツ選択画面
801 コンテンツのサムネイル
802 次ボタン
900 コンテンツ詳細画面
901 コンテンツの詳細な画像
902 コンテンツのカテゴリ表示
903 コメント表示

Claims (3)

  1. 低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%の範囲となるように当該低密度ポリエチレンが少なくとも片面に塗布された原紙を用いて形成された弁当の蓋であって、前記弁当の蓋の少なくとも片面には、コンテンツが印刷されている弁当の蓋。
  2. 低密度ポリエチレンの含有量が3〜6%の範囲となるように当該低密度ポリエチレンが少なくとも片面に塗布された原紙を用いて形成された弁当の蓋であって、前記弁当の蓋の少なくとも片面には、コンテンツを印刷したシールが貼り付けられている弁当の蓋。
  3. 前記コンテンツは、占い、漫画又は広告である請求項1又は2に記載の弁当の蓋。
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