JP3110387U - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カップ部を有する衣類のカップ保形用芯材を出し入れ自在にして、その日の体調や気分などにより芯材入りあるいは芯材なしに変更でき、また、洗濯をする時にも芯材を取り出すことができるようにする。
【解決手段】 カップ部の下縁湾曲部に沿って縫着される筒状テープ内に保形用芯材が収納されたカップ部を有する衣類である。筒状テープ6の一端部に保形用芯材8を挿脱するための開口部7を設ける。その開口部7を隠す覆布9を前中心部の裏面土台布3に縫着する。
【選択図】図1

Description

本考案は、ブラジャー、ボディスーツなどのファンデーションあるいはブラスリップなどのランジェリーもしくはレオタードや水着のスポーツ衣料などバストを支えるカップ部を有する衣類に関するもので、さらに詳しくは、カップ部の下縁湾曲部に配設した保形用芯材を出し入れ自在にできるカップ部を有する衣類に関するものである。
カップ部を有する代表的な衣類のブラジャーには、ノンワイヤーブラジャーとワイヤー入りブラジャーがあるのは良く知られている。ノンワイヤーブラジャーは、身体の動きで生じるバストの脇側への流れおよびバストの下方への垂れ下がりを阻止し、持ち上げて前方に膨出させる機能が乏しく、バストの補整や造形性で劣るが、ワイヤー入りブラジャーのような締め付けられる感じがなく、当りがソフトで着け心地が良いと言う利点がある。
一方、ワイヤー入りブラジャーは、着用時に締め付けられる感覚があると共に、バスト形状とワイヤーの形状が合わないと、肌への喰い込み、圧迫などを生じる欠点はあるが、身体を動かした時にバストの脇側への流れおよびバストの下方への垂れ下がりを阻止し、持ち上げて前方に膨出させ、バストを形よく整えてバストアップやシルエットを美しくするばかりでなく、着用安定性が得られるなどの利点がある(例えば、特許文献1)。
実開昭47−36615号公報
ワイヤー入りブラジャーは、カップ部の下辺部に沿って縫製された筒状テープ内に断面形状が矩形または円形の概略U字状のワイヤーが収納されており、一端部が前中心部の土台布に、他端部が脇側の下部に位置し、ワイヤーの両先端部が抜け出ないように、筒状テープの両端を図4に示すように、閂止め縫い10をしてワイヤーの端末の飛び抜けを防止している。そのため、一旦筒状テープ内に収納されたワイヤーは取り出すことができなかった。
ところで、ブラジャーを着用する女性の体調は非常にデリケートであり、日によって大きく異なり、通常、ワイヤー入りブラジャーを着用しても、苦痛や違和感が生じることがないのに、体調の良くない時には苦痛や違和感が生じることがある。
そのような時に、ノンワイヤーブラジャーに変えて着用することがあるが、現在ではノンワイヤーブラジャーの生産量、デザイン点数、展開されるサイズが非常に少なく、購買者の満足するようなブラジャーを見つけるのが困難であり、どうしても品揃えの多いワイヤー入りブラジャーを購入することになる。ワイヤー入りブラジャーは、上記で述べたように、一般的にはワイヤーの出し入れができなくなっていることから、ノンワイヤーブラジャーにはできないと言った不便さがあった。
また、ブラジャーは直接肌に着けるものであるから頻繁に洗濯が行われる。ワイヤーブラジャーは、手洗いが基本になっているが、女性の社会進出が多くなる中で、家事、掃除、洗濯などは時間をより有効的に使って行わなければならず、現状では電気洗濯機を使用せざるを得ない状況である。電気洗濯機を使用すると、他物との衝突や接触あるいは絡みなどにより、ワイヤーは変形するばかりでなく、ワイヤーを収納する筒状テープの先端部を突き破ることがあった。
本考案は上記の問題点を解決することを課題として研究開発されたもので、カップ部を有する衣類において、筒状テープ内に保形用芯材を出し入れ自在にして、その日の体調や気分などにより、芯材入りあるいは芯材なしに変更できると共に、洗濯をする時にも保形用芯材を取り外すことができるカップ部を有する衣類を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案では、カップ部の下縁湾曲部に沿って縫着される筒状テープ内に保形用芯材が収納されたカップ部を有する衣類であって、筒状テープの一端部に保形用芯材を挿脱するための開口部を設け、その開口部を隠す覆布を前中心部の裏面土台布に縫着したことを特徴とするカップ部を有する衣類を開発し、採用した。
また、上記のカップ部を有する衣類において、覆布は伸縮性生地からなるカップ部を有する衣類を開発し、採用した。
筒状テープの一端部が開口部になっているから、保形用芯材を引き抜いたり、押し入れたりでき、簡単に芯材入りの衣類あるいは芯材なしの衣類として使用できる。また、筒状テープの一端部の開口部は覆布によりカバーされているから、保形用芯材は抜き出ることがなく安全である。さらに、覆布の下端縁を捲り上げることにより、筒状テープの一端部の開口部が現れるので、保形用芯材を引き抜いたり、押し入れたりすることができ、その際、覆布は伸縮性生地であるから捲り上げやすく、保形用芯材をスムーズに引き抜いたり、押し入れたりできる。
以下に、本考案の実施の形態をカップ部を有する衣類の代表的なブラジャーの例で説明すれば、ブラジャー本体1は、両乳房を覆う左右一対のカップ部2,2と、その両カップ部2,2と連結する土台布3と、カップ部2,2の脇側から背中部にあてがわれるバック布4,4と、ストラップ5,5とで構成されている。
6は左右カップ部2,2の裏面側で下端湾曲部に沿って縫製された半円形状の筒状テープであり、この筒状テープ6の一端部は前中心部の土台布3の上部に位置し、その先端部を開口部7とし金属製または合成樹脂製の断面形状が矩形または円形の保形用芯材8を出し入れ自在にできるようになっている。他端部は脇下側に配置され縫着により閉塞されている。
9は筒状テープ6の一端の開口部7を隠す覆布であり、細幅テープを二重にした短片布で前中心部の裏面土台布3の上部に両側縁と上端縁を縫着して取付けてある。この覆布9は伸縮性に優れていると共に、比較的薄くて肌あたりの良い生地からなっている。
このように構成した本考案の実施の形態に基づいて、その使用状態を作用、効果と共に説明すると、カップ部を有する衣類のブラジャーにおいて、筒状テープ6の一端部に開口部7が形成されているから、保形用芯材8を引き抜いたり、押入れたりしてワイヤーブラジャーあるいはノンワイヤーブラジャーにでき、例えば、体調により苦痛や違和感が生じる時には、ワイヤーブラジャーからノンワイヤーブラジャーに変えられ、また普段自宅の時にはノンワイヤーブラジャーに、外出時にはワイヤーブラジャーに変更したり、あるいは出勤する平日はワイヤーブラジャーに、リラックスする休日はノンワイヤーブラジャーに変更でき、その日の体調や気分にマッチする方に簡単に変えることができる。
また、洗濯する時に取り出せることにより芯材の変形がなくなると共に、手洗い洗濯もしやすくなり、旅行などの持ち運びにも、コンパクトに収納できるので非常に便利になる。
また、左右筒状テープ6,6の一端部の突出部が肌に直接当らず、比較的薄くて肌あたの良い生地の覆布9を介して当るから、肌への食い込み、圧迫などがなくなって肌あたりがよくなる。さらに、覆布9は伸縮性生地であるから捲くり上げやすいので、保形用芯材8の出し入れがスムーズにできる。
以上、本考案の実施の形態においては、ブラジャーの例で説明したが、必ずしもブラジャーに限定されるものでなく、ボディスーツや水着などでもよく、要するに考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本考案の範囲内に包含されるものである。
以上のように、本考案のバストカップを有する衣類は、ブラジャーだけでなく、ボディスーツ、ブラスリップ、レオタード、水着などバストを支えるカップ部を有する衣類に縫着される筒状テープ内に収納された保形用芯材が変形した場合の取り代えなどにも有用である。
本考案の実施の形態を示すブラジャーの簡略背面図である。 保形用芯材を引き抜く時の説明図である。 保形用芯材を押し入れる時の説明図である。 従来の筒状テープの一端部の説明図である。
符号の説明
2 カップ部
3 土台布
6 筒状テープ
7 開口部
8 保形用芯材
9 覆布

Claims (2)

  1. カップ部の下縁湾曲部に沿って縫着される筒状テープ内に保形用芯材が収納されたカップ部を有する衣類であって、筒状テープの一端部に保形用芯材を挿脱するための開口部を設け、その開口部を隠す覆布を前中心部の裏面土台布に縫着したことを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. 覆布は伸縮性生地からなる請求項1に記載のカップ部を有する衣類。




















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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05232215A (ja) * 1992-02-05 1993-09-07 Nec Corp 二次監視レーダ装置
JPH0712931A (ja) * 1993-06-28 1995-01-17 Nec Corp 二次監視レーダ装置

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