JP3110186U - shoes - Google Patents
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Abstract
【課題】バックスウィングするときに、体がスウェーするのを防止して、正しいフォームにより安定したショットを放つことができるゴルフシューズを提供する。
【解決手段】着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するように構成される。靴のソール部は、足が接触する中底と、接地面に接触するアウトソールと、上記中底とアウトソールとの間に配置されたミッドソールとにより構成され、上記ミッドソールは、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成される。上記アウトソールの幅方向内側部位には、地面に接地した場合に地面に食い込み得る複数の突起が設けられる。
【選択図】図１Provided is a golf shoe capable of preventing a body from swinging during backswing and releasing a stable shot with a correct form.
When standing while wearing, the inner portion in the width direction of the foot is configured to be positioned below the outer portion in the width direction of the foot. The sole portion of the shoe includes an insole with which the foot comes into contact, an outsole in contact with the grounding surface, and a midsole disposed between the insole and the outsole. The inner part is formed of a material having a lower hardness than the outer part in the width direction. A plurality of protrusions that can bite into the ground when grounded to the ground are provided on the inner side in the width direction of the outsole.
[Selection] Figure 1
Description
本考案はシューズにかかり、特に、ゴルフシューズの改良に関する。 The present invention relates to a shoe, and more particularly to an improvement of a golf shoe.
クラブで球を打つ場合において、クラブをバックスウィングするときに、足元が安定しないと、プレイヤーの重心が右足へ移動する際に、体がスウェーしやすいという問題がある。 When hitting a ball with a club, if the foot is not stable when the club is backswinged, there is a problem that the body tends to sway when the player's center of gravity moves to the right foot.
そのため、スウィングするときに、体の中心軸が本来の位置からズレてしまい、正しいフォームで球を打つことができず、球筋が乱れ、その結果、意図する方向へ球が飛ばない場合が多かった。 Therefore, when swinging, the center axis of the body is displaced from the original position, it is not possible to hit the ball with the correct form, the ball muscle is disturbed, and as a result, the ball does not fly in the intended direction in many cases .
従来、特許文献１に示されたように、スウィングするときのフォームを安定させるために、ソールの底面が幅方向内側から外側へ向かって１０度〜２０度の下り傾斜状になるように形成されたゴルフシューズが公知である。
しかしながら、上記公知例のゴルフシューズは、ソール底面の傾斜角度が一定なので、Ｏ脚の人もＸ脚の人も、脚の形状の差異に拘わらず、誰でも同一角度だけ脚が傾くことになるので、プレイヤーによっては、その傾斜角度が合わず、アドレスが無理な姿勢になって打ちにくいという不具合がある。
即ち、例えば、Ｏ脚の人は無理にＸ脚になるように脚の形状を規制されることになるので、アドレスが苦しい姿勢となってショットしにくくなる。
However, in the golf shoes of the above known examples, since the inclination angle of the sole bottom is constant, regardless of the difference in the shape of the legs, anyone with the O leg or the X leg can tilt the leg by the same angle. Therefore, depending on the player, there is a problem that the tilt angle does not match and the address is in an impossible posture and it is difficult to hit.
That is, for example, a person with an O-leg is forced to become an X-leg so that the shape of the leg is restricted, so that the address becomes difficult and the shot is difficult to shot.
そこで本考案は、バックスウィングする際の、体のスウェーを防止して、正しいフォームにより安定したショットを放つことができるゴルフシューズの提供を課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a golf shoe capable of preventing a body sway during backswing and releasing a stable shot with a correct form.
上記課題を解決するために、請求項１記載のシューズは、着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するように構成されたことを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, the shoe according to
即ち、請求項１記載のシューズにあっては、プレイヤーがこれを着用してグラウンドに立った場合に、重心が足の幅方向内側部位にかかり、その結果、下腿部が内方へ傾斜して膝が閉じ、脚がＸ脚のような形状になる。従って、重心が体の正中線に位置することから体がぐらつかなくなる。
That is, in the shoe according to
また、請求項２記載のシューズは、靴のソール部は、靴内方に配設される中底と、接地面に接触するアウトソールと、上記中底とアウトソールとの間に配置されたミッドソールとにより構成され、上記ミッドソールは、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成されていることを特徴とする。
Further, in the shoe according to
即ち、請求項２記載のシューズにあっては、重心がかかったときに上記ミッドソールの幅方向内側部位が圧縮されるように変形することになる。従って、脚の幅方向内側部位が幅方向外側部位よりも下方へ沈む状態となる。
That is, in the shoe according to
また、請求項３記載のシューズは、上記アウトソールの幅方向内側部位には、地面に接地した場合に地面に食い込み得る複数の突起が設けられていることを特徴とする。
The shoe according to
即ち、請求項３記載のシューズにあっては、上記アウトソールの幅方向内側部位に形成された複数の突起が地面に接地した際に地面に食い込むことになるので、足の幅方向内側部位が地面から離れて浮き上がるのが防止される。
That is, in the shoe according to
また、請求項４記載のシューズは、靴のアッパー部及びソール部が、足の横断面形状に適合した形状の木型により作成されると共に、上記木型が幅方向内側に向かって傾斜した状態においてアッパー部及びソール部が形成されていることを特徴とする。
The shoe according to
即ち、請求項４記載のシューズにあっては、木型の形状に倣ってアッパー部及びソール部の形状が決定され、上記木型が幅方向内側に向かって傾斜していることにより、アッパー部及びソール部も幅方向内側に向かって傾斜することになる。
That is, in the shoe according to
また、請求項５記載のシューズは、上記木型は幅方向内側に5度傾斜してアッパー部及びソール部が形成されていることを特徴とする。
The shoe according to
即ち、請求項５記載のシューズにあっては、木型の形状に倣って形成されたアッパー部及びソール部も幅方向内側に5度傾斜した形状となる。 That is, in the shoe according to the fifth aspect, the upper portion and the sole portion formed in accordance with the wooden shape are also inclined to the inner side in the width direction by 5 degrees.
また、請求項６記載のシューズは、上記ミッドソールが、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間で硬度に約１０％〜２０％の差異があることを特徴とする。
The shoe according to
即ち、請求項６記載のシューズにあっては、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間に存在する硬度差によって幅方向内側部位の変形量が調整されている。
That is, in the shoe according to
請求項１記載のシューズは、着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するように構成されたことから、重心が足の幅方向内側部位にかかることになるので、足元が安定し、バックスウィングするときに、ショット方向の後方側に位置する足の幅方向外側部位へ重心が過剰に移動することがなくなり、これにより体がスウェーするのを防止することができる。
従って、スウィングするときに、体の中心軸が本来の位置からズレにくくなり、正しいフォームが崩れるのを防止することができる。その結果、ショットするときのフォームが安定して、望みの方向へ球を飛ばすことができる。
また、本考案に係るシューズを使用して歩行する際に、段差等に足を置いた場合であっても、重心が足の幅方向外側部位へ移動して足首が返るのを防止できるので、捻挫しにくくなる。
The shoe according to
Therefore, when swinging, the center axis of the body is less likely to be displaced from the original position, and the correct form can be prevented from collapsing. As a result, the shot form is stable and the ball can be thrown in the desired direction.
In addition, when walking using the shoes according to the present invention, even if you put your foot on a step, etc., the center of gravity can be prevented from moving to the outer part in the width direction of the foot and returning the ankle, It becomes difficult to sprain.
また、請求項２記載に係るシューズは、靴のソール部が、足が接触する中底と、接地面に接触するアウトソールと、上記中底とアウトソールとの間に配置されたミッドソールとにより構成され、上記ミッドソールは、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成されていることから、重心がかかったときの、上記ミッドソールの圧縮変形を利用して容易に足の幅方向内側部位を足の幅方向外側部位よりも下方に位置させることができる。
また、重心のかけ具合でミッドソール内側部位の変形量を加減して足の幅方向内側部位の沈み量を調整することができる。従って、上記公知例のソールのごとく、底面傾斜角度が一定なために脚の形状に無理が生じるようなことがなく、楽な姿勢でプレイすることができる。
また、上記ミッドソールは上記のように変形するが、そのミッドソールはアウトソールと中底の間に配置されていることから、ミッドソールの変形の影響が足や地面に及ぶことがなく、中底により足に対する良好なフィット性が確保される。
Further, in the shoe according to
In addition, the amount of deformation of the inner part of the midsole can be adjusted by adjusting the degree of gravity, and the amount of sinking of the inner part in the width direction of the foot can be adjusted. Therefore, as in the case of the above-mentioned known example, since the bottom surface inclination angle is constant, the leg shape does not become unreasonable and the player can play with an easy posture.
Although the midsole is deformed as described above, the midsole is disposed between the outsole and the insole, so that the midsole deformation does not affect the foot or the ground. The bottom ensures a good fit to the foot.
また、請求項３記載のシューズは、上記アウトソールの幅方向内側部には、地面に接地した場合に地面に食い込み得る複数の突起が設けられていることから、
アウトソールにおける足の内側部位の地面に対するグリップ性が向上する。これにより、バックスウィングするときに足の幅方向内側部位が地面から浮き上がって重心が足の幅方向外側部位へ移動するのを防止することができる。従って、足元が安定し、スウェーしなくなり、フォームも安定して、思い通りのショットを放つことができる。
Further, the shoe according to
The grip of the inner part of the foot in the outsole with respect to the ground is improved. Thereby, when backswinging, it is possible to prevent the inner part of the foot in the width direction from floating and preventing the center of gravity from moving to the outer part of the foot in the width direction. Therefore, the foot is stable, the swaying is not performed, the foam is stable, and the shot can be shot as intended.
また、請求項４記載のシューズは、靴のアッパー部及びソール部が、足の横断面形状に適合した形状の木型により作成されると共に、上記木型が幅方向内側に向かって傾斜した状態においてアッパー部及びソール部が形成されていることから、上記木型に倣って形成されたアッパー部及びソール部も幅方向内側に向かう傾斜を有することになる。
従って、上記ミッドソールの変形が小さくて十分な沈み量が得られない場合でも、このアッパー部とソール部の傾斜がそれを補うことになる。その結果、プレイヤーがこれを着用してティーグラウンドに立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置する状態が確実に確保されることになる。
The shoe according to
Accordingly, even when the deformation of the midsole is small and a sufficient sinking amount cannot be obtained, the inclination of the upper part and the sole part compensates for this. As a result, when the player wears this and stands on the tee ground, the state where the inner part in the foot width direction is positioned below the outer part in the foot width direction is surely ensured.
また、請求項５記載のシューズは、上記木型が幅方向内側に5度傾斜してアッパー部及びソール部が形成されていることから、アッパー部及びソール部も幅方向内側に５度に傾斜することになる。この傾斜角度５度は、足にとって履いた場合に違和感がない角度であり、履き心地が悪化することがない。
また、傾斜角度が５度より小さいと、傾斜が足らず、足の幅方向内側部位が外側部位よりも下方に位置する状態が確保しにくくなるが、５度にしたことにより確実に上記状態を確保することができる。
逆に、傾斜角度が５度よりも大きくなると、ソールの内側部位の変形と相俟って傾斜が過大になり、履いた場合に違和感が生じて履き心地が悪化するという不具合が生じるが、傾斜角度を５度に設定したことにより、そのような不具合を解消することができる。
Further, in the shoe according to
In addition, if the inclination angle is smaller than 5 degrees, the inclination is not sufficient, and it is difficult to secure a state where the inner part in the width direction of the foot is positioned below the outer part. can do.
On the contrary, if the inclination angle is larger than 5 degrees, the inclination becomes excessive in combination with the deformation of the inner part of the sole. Such a problem can be solved by setting the angle to 5 degrees.
また、請求項６記載のシューズは、上記ミッドソールが、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間で硬度に約１０％〜２０％の差異があることから、この硬度差によって重心がかかったときに幅方向内側部位が幅方向外側部位よりも圧縮しやすくなる。
その結果、幅方法内側部位が沈むような状態になって、ティーグラウンドに着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置することになる。
これにより、足の幅方向の内側部位に重心がかかってバックスウィングする際にショット方向の後方側に位置する足の幅方向外側へ重心が過剰に移動することがなくなり、体がスウェーするのを防止することができる。
また、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間に存在する硬度差が約１０％〜２０％であることから、幅方法内側部位の圧縮による沈み量が過小にも過大にもならず、適度な沈み量が得られるので、履いた場合に、足に違和感がなく、足元が安定する。
従って、ショットする際のフォームが安定し、望みの方向へ球を飛ばすことができる。
Further, in the shoe according to
As a result, when the width method inner part sinks and stands on the tee ground, the inner part in the width direction of the foot is positioned below the outer part in the width direction of the foot. Become.
As a result, when the center of gravity is applied to the inner part in the width direction of the foot and the backswing is performed, the center of gravity does not move excessively to the outside in the width direction of the foot located on the rear side in the shot direction, so that the body can sway. Can be prevented.
Moreover, since the hardness difference existing between the width direction inner part and the width direction outer part is about 10% to 20%, the amount of sinking due to compression of the width method inner part is neither too small nor too large, Since a moderate amount of sinking can be obtained, there is no sense of incongruity in the foot when worn, and the foot is stabilized.
Therefore, the form at the time of shot is stabilized, and the ball can be thrown in the desired direction.
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
本実施形態に係るゴルフシューズ１は、図１に示すように、着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するように構成されている。
また、靴のソール部２は、図１に示すように、足が接触する中底５と、接地面に接触するアウトソール６と、上記中底５とアウトソール６との間に配置されたミッドソール７とにより構成され、上記ミッドソール７は、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成されている。
また、上記アウトソール６の幅方向内側部位３には、図１に示すように、地面２３に接地した場合に地面に食い込み得る複数の突起１１が設けられている。
また、靴のアッパー１８部及びソール部２は、図３に示すような足の横断面形状に適合した形状の木型１９により作成されると共に、上記木型１９が幅方向内側に向かって傾斜した状態においてアッパー部１８及びソール部２が形成されている。
また、上記木型１９は、図３に示すように、幅方向内側に5度傾斜してアッパー部２０及びソール部２１が形成されている。
また、上記ミッドソール７は、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間で硬度に約１０％〜２０％の差異があるように形成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the
Further, as shown in FIG. 1, the
Further, as shown in FIG. 1, a plurality of
Further, the upper 18 part and the
Further, as shown in FIG. 3, the
The
以下、図示した本考案の実施例について説明する。
本実施例に係るゴルフシューズ１は、図１に示すように、着用して立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するように構成されている。
Hereinafter, the illustrated embodiment of the present invention will be described.
As shown in FIG. 1, the
上記のように、足の幅方向の内側部位を足の幅方向の外側部位よりも下方に位置させるために、本実施例に係るゴルフシューズ１では、そのソール部２における幅方向内側部位３が幅方向外側部位４よりも軟らかく形成されている。
As described above, in order to position the inner part in the foot width direction below the outer part in the foot width direction, in the
上記ソール部２は、図１に示すように、三層構造に形成されている。即ち、足裏が接触する中底５と、地面２３（芝や草が生えている個所も含む）に接触するアウトソール６と、上記中底５とアウトソール６との間に配置されたミッドソール７とにより構成されている。
なお、実際に使用する場合は、一般的に上記中底５の上に中敷（図示せず）が敷設される。
The
When actually used, an insole (not shown) is generally laid on the
上記中敷（図示せず）は、履くだけで足に馴染みやすい変形性のスポンジを用いて形成されている。 The insole (not shown) is formed using a deformable sponge that can be easily worn by just wearing it.
上記ソール部２における中間部に配置された上記ミッドソール７は、ＥＶＡ樹脂により形成されている。
The
上記ミッドソール７は、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成されている。
即ち、図１に示すように、上記ミッドソール７の幅方向内側部位には、ソフトなＥＶＡ８が使用され、幅方向外側部位にはハードなＥＶＡ９が使用されている。
The
That is, as shown in FIG. 1, a
上記ミッドソール７は、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間で硬度に約１０％〜２０％の差異があるように形成されている。
本実施例に係るミッドソール７では、上記ソフトなＥＶＡ８が硬度６０度に設定され、又、上記ハードなＥＶＡ９が硬度７５度に設定されている。
The
In the
地面に接触する上記アウトソール６は硬質ラバー素材により形成されている。
The
上記アウトソール６は、図２に示すように、その裏面部における幅方向内側部位に前後方向に沿って、土踏まず部位１０を除く部位に、複数の突起１１が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
上記突起１１は、地面２３に接地した場合に、地面に食い込みやすい形状を有している。即ち、図１に示すように、先細の略逆円錐台形に形成されている。
The
上記突起１１は、図１に示すように、幅方向外側部位４側から幅方向内側部位３側にかけて同一高さ寸法に形成されている。
この場合、上記のように、幅方向内側に５度傾斜する木型１９によりアッパー部１８及びソール部２が形成され、また、上記ミッドソール７は、ＥＶＡ８は硬度６０度に設定されてソフトに形成されると共に、又、ＥＶＡ９は硬度７５度に設定されてハードに形成されていることから、装用した場合には、靴１の幅方向外側部位４側の突起１１ｂよりも幅方向内方側部位３側の突起１１ａ側に、より装着者の重心がかかりグリップ性が良好になる。
なお、アスファルト道路を歩行する場合は、上記突起１１が道路に食い込まないので、上記突起１１の長さの違いにより、幅方向内側部位３の方が高くなるが、ソール部２に形成された傾斜と相殺することにより、結果的にソール部２は略水平になるので、歩行が困難になるという不具合はない。
As shown in FIG. 1, the
In this case, as described above, the
In addition, when walking on an asphalt road, the
上記土踏まず部１０には、図２に示すように、スウィング時のソール部２の捩れを防ぐと共に、歩行時に重心を支えて疲れを軽減しうるように硬質樹脂で形成されたサイドプレート１２が配置されている。
このサイドプレート１２には幅方向に沿って複数の溝１３が平行に形成されている。
As shown in FIG. 2, the
In the
また、図２に示すように、上記アウトソール６の裏面部における幅方向外側部位にも、前後方向に沿って硬質樹脂で形成された複数のサイドプレート１４が配置されている。
上記サイドプレート１４には、アウトソール６の幅方向外側の輪郭線に沿って滑り止め用の複数の溝１５が平行に形成され、それら溝１５により区画された部位に細長板状の凸部１６が形成されている。
Further, as shown in FIG. 2, a plurality of
In the
上記グリップ突起部１４は、アウトソール６の裏面部における幅方向外側部位４が地面２３に食い込みにくくなるように形成されている。
即ち、上記グリップ突起部１４に設けられた凸部１６は、地面２３に食い込みにくいように、図１に示すように、表面が平らに形成されている。
The
That is, the
また、アウトソール６の裏面部において、上記幅方向内側部位３に設けられた複数の突起１１の間には、地面に対するグリップ力を高めるために、図２に示すように、適宜な配置で複数のスパイクが１７取り付けられている。
また、アウトソール６の裏面部において、上記幅方向外側部位４における複数のサイドプレート１４の間にも、図２に示すように、適宜な配置で複数のスパイクが１７が取り付けられている
Moreover, in order to increase the grip force with respect to the ground between the plurality of
In addition, on the back surface of the
上記ゴルフシューズ１の上記ソール部２と、ゴルフシューズ１のアッパー部１８は、図３に示すような足の横断面形状に適合した形状の木型１９により形成されている。
The
上記木型１９は、図３に示すように、水平面に対し垂直な上下方向の軸線２２が幅方向内側に向かって５度傾斜させられて設置され、そのアッパー部２０及びソール部２１も幅方向内側に5度傾斜している。
従って、上記木型１９に倣って形成されたゴルフシューズ１のアッパー部１８及びソール部２も、図１に示すように、幅方向内側に向かって５度傾斜した状態で形成されている。
As shown in FIG. 3, the
Accordingly, the
本実施例に係るゴルフシューズ１は、プレイヤーがこれを着用してグラウンドに立った場合に、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも下方に位置するようになるので、足の幅方向内側部位に重心がかかるようになる。
従って、膝が開かず、足元が安定し、バックスウィングするときに、ショット方向の後方側に位置する足の幅方向外側部位へ重心が過剰に移動することがなくなり、これにより体がスウェーしなくなる。
その結果、スウィングするときに、体の中心軸が本来の位置からズレにくくなり、正しいフォームを維持することができる。これにより、ショットするときのフォームが安定して、望みの方向へ球を飛ばすことができる。
また、歩行する際には、重心が足の幅方向内側に位置することから、歩行路の段差、くぼみ等に足を置いた場合に重心足の幅方向外側へ移動して足首を捻る事態を防止できるため、足が捻挫しにくくなる。
また、ゴルフシューズ１のソール部２は、足が接触する中底５と、地面に接触するアウトソール６と、上記中底５とアウトソール６との間に配置されたミッドソール７とにより構成され、上記ミッドソール７は、幅方向の内側部位が幅方向外側部位よりも低い硬度の素材で形成されているので、重心がソール部２にかかった際に、上記ミッドソール７における内側部位が圧縮して、幅方向内側部位が沈む状態となる。
これにより、足の幅方向の内側部位が足の幅方向の外側部位よりも自然に下方へ位置する状態になる。
また、上記ミッドソール７は、幅方向内側部位と幅方向外側部位との間で硬度に約１０％〜２０％の差異があることから、幅方向内側部位が適度に圧縮され、その幅方向内側部位が過度に沈んだり、沈み量が足りないという不具合がない。
また、圧縮変形されるミッドソール７の上に中底５が配置されるので、足の裏にはミッドソール７の変形の影響が及ばず、中底５が足の裏に接触することにより良好なフィット感が得られる。
また、上記アウトソール６の幅方向内側部位３に形成された突起１１が、地面に接地した場合に地面に食い込むので、地面に対するグリップ性が向上する。
また、ゴルフシューズ１のアッパー部１８及びソール部２は、足の横断面形状に適合した形状の木型１９により容易かつ正確な形状に形成される。
そして、上記木型１９が幅方向内側に向かって５度傾斜していることから、上記アッパー部１８及びソール部２も、それに倣って、幅方向内側に向かって5度傾斜するように形成される。これにより、上記ミッドソール７の圧縮変形が不充分であっても、上記5度の傾斜がそれを補うことになるので、ソール部２の幅方向内側部位に確実に重心がかかり、足元が安定して体のスウェーが防止され、安定したフォームでナイスショットを放つことができる。
なお、上記実施の形態及び実施例にあっては、本考案に係るシューズをゴルフシューズに適用した場合を例に説明したが、上記実施の形態及び実施例に限定されず、スポーツシューズ又は一般の靴に関しても広く適用することができる。
In the
Therefore, when the knee is not opened, the foot is stable, and the backswing is performed, the center of gravity does not move excessively to the outer side in the width direction of the foot located on the rear side in the shot direction, and the body does not sway. .
As a result, when swinging, the center axis of the body is not easily displaced from the original position, and the correct form can be maintained. Thereby, the form at the time of shot can be stabilized, and a ball can be thrown in a desired direction.
In addition, when walking, the center of gravity is located on the inner side in the width direction of the foot, so if you place your foot on the step, indentation, etc. of the walking path, it will move outward in the width direction of the center of gravity foot and twist the ankle Since it can prevent, it becomes difficult to sprain the foot.
In addition, the
Thereby, it will be in the state where the inner side part of the width direction of a leg is located below naturally rather than the outer side part of the width direction of a foot.
In addition, since the
In addition, since the
Moreover, since the
Further, the
And since the said
In addition, in the said embodiment and Example, although the case where the shoes which concern on this invention were applied to the golf shoe was demonstrated to the example, it is not limited to the said embodiment and Example, Sports shoes or general It can be widely applied to shoes.
本考案は、全てのシューズに適用可能である。 The present invention is applicable to all shoes.
１ ゴルフシューズ
２ ソール部
３ 幅方向内側部位
４ 幅方向外側部位
５ 中底
６ アウトソール
７ ミッドソール
８ ソフトＥＶＡ
９ ハードＥＶＡ
１０ 土踏まず部位
１１ 突起
１２ サイドプレート
１３ 溝
１４ グリップ突起部
１５ 溝
１６ 凸部
１７ スパイク
１８ アッパー部
１９ 木型
２０ アッパー部
２１ ソール部
２２ 軸線
２３ 地面
DESCRIPTION OF
9 Hard EVA
10
Claims (6)
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2004
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