JP3108781U - 各種デンタルフロス容器に一緒に収納できる小型歯間清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】デンタルフロスとその用具は、一体化されることが望ましく、保管・携帯に便利なように、各種デンタルフロス容器に一緒に収容可能で、かつ従来の用具をしのぐような強度を保持し、使用法が簡単で経済的な用具を提供する。
【解決手段】デンタルフロス側に結び目状もしくは玉状の止めを施し、平らな二股の両腕に、デンタルフロスにつけた止めに係合する止め受け1を有し、二股の合わさるもとが指でつまんで持つことができる平らな保持部2を持つ。
【選択図】図1

Description

本考案は、歯科衛生の技術分野における歯間清掃具に関するものである。
デンタルフロスは従来から利用され、歯と歯ぐきの健康のため、きわめて有効な手段であるが、両手の人差し指に巻きつけて用いる方法に不便があった。そこでデンタルフロスを直接指に巻きつける代わりの各種用具が考え出されている。その基本形は、柄の先端のU字形の開口部にデンタルフロスを張って用いるが、あらかじめデンタルフロスが張られた使い捨てのものや、使用の度にデンタルフロスを張り替えて用いるものなどがある。デンタルフロスを張り替えるタイプのものは、デンタルフロス両端をネジや突起状の構造に巻きつけたり、縛ったりして固定するため、用具の構造が複雑になる。使用の際は、デンタルフロスと用具を同時に用いるので、デンタルフロスと用具が一体化されて保管できることが望ましい。そのため用具の胴体内にあらかじめデンタルフロスを巻き込んで収納した一体型のものが考え出されている。
デンタルフロスと用具が一体化されることが望ましいが、使い捨てタイプの用具はすべてゴミとなるわけで、経済的に問題がある。張替えタイプの従来のデンタルフロス用具は、いずれも長いもしくは太い柄を有し、また先端にデンタルフロスを固定するためのネジや突起状の構造を必要とし、大型かつ複雑である。したがって、デンタルフロスと一体化させるためには、太くした胴体内にデンタルフロスを収納せざるをえなかった。これでは全体がかさばり携帯に不便な上、使用時にも影響する。また巻き込めるデンタルフロスの長さも制約される。
デンタルフロスはそれだけでも使用可能である。用具は本来、デンタルフロスの使用を補助するためのものである。本考案は従来とは全く逆に、デンタルフロス容器の方に用具を収納することを主な課題とした。
デンタルフロスは一般的に、プラスチック製のボックスタイプの容器に巻き込んで収められているが、その他携帯用としてカード状の容器に収められているものもある。本考案の主旨が、デンタルフロス単体の容器に本用具を一緒に収納して一体化を図ることにあるので、容器の形状は限定しない。
また「一緒に収納する」は、デンタルフロス容器内に用具を一緒に収納することは勿論、デンタルフロス容器外面に取り付けた専用のポケットなどを利用して一体化を図るといった用具の収納も含まれる。
以上のように、デンタルフロス容器に用具を一緒に収納することが主課題であるが、同時に、従来の用具にありがちな欠点も併せて解決することも課題とした。具体的には、デンタルフロスを張り替えて使用するためにはその着脱が簡便でなくてはならないが、着脱のためにデンタルフロスを張る腕に可逆性を持たせると、使用時にその腕の可逆性がデンタルフロスのたるみにつながる。棒状の長い柄も、狭い歯間にデンタルフロスを押し込めようと力を入れるとゆがみやすく、デンタルフロスはたるむ。そこで張られたデンタルフロスがたるまないような強度を保ち、使用法が簡単な上に経済的な用具であることを併せて課題とした。
本用具が各種のデンタルフロス容器に一緒に収納されるためには、従来のデンタルフロス容器内のわずかな空間や、従来のデンタルフロス容器の形状をさほど損なわない程度の改変によって作り出された空間に適合する必要がある。そのため長い柄や複雑な突起状の構造を廃した、短小かつ薄型の単純な形状の用具が求められる。
そのため、デンタルフロスの通常の使用法である、指に巻きつけるためあらかじめ両手の入る輪を結ぶ方法やデンタルフロスを糸状のそのままに用具に装着する方法を改め、初めにまず10〜15cmに切り離したデンタルフロスに、ほぼ等間隔に3〜4個の結び目または凸状の止めを施してから使用する方法を考えた。次に、デンタルフロスにつけられた止めに係合する止め受けを有する本用具を考案した。これによりデンタルフロスを固定するための余分なネジや突起状の構造は一切必要なくなった。
また、薄型の形状を実現するため、湾曲のない平板に、デンタルフロスを張るU字形の切り込み部だけをつけ、外周と角を落として成形した本用具を考案した。この手段により本用具の薄い形状を確保することができた。
本用具は平板なため力学的に縦方向に強い特性を有する。デンタルフロスは板状の縦方向に張られるので、強く張ることができる。本用具自体、歯間に対し縦方向に用いるので、力がそのまま伝わりやすい。狭い歯間に強い力を加えて使用しても、ゆがみが生じにくいので、デンタルフロスがたるむことはなくなった。
本用具の使用法が、用具本体の一部を片手の親指と人差し指でつまんで縦方向に上下に動かすだけなので、長い柄は不要となり、短小化も同時に解決された。
以上により、本用具は従来から使用されてきた各種デンタルフロス容器に一緒に収納できるようになり、保管・携帯が容易になった。
本用具は上記のように単純、小型化されたので、口の中の奥の方でも思うように扱えるようになり、操作性は従来のものより一段と向上した。また歯間の清掃中にデンタルフロスが切れたり、汚れたりしたら、次の新しい結び目と結び目の間に張替えが頻繁に簡単に行えるので衛生的である。さらにデンタルフロスは結び目の固定に使用される部分以外は、その大部分を歯間の清掃そのものに有効に利用でき経済的である。
本用具の素材として、プラスチック製あるいは木製も考えられるが、薄くてもより堅牢である金属製が最も妥当と思われた。ステンレスなどの金属製は、価格的にやや割高になるかもしれないが、長期間安心してくり返し使用が可能なので、使用者にとって結局経済的になると思われる。
デンタルフロスとその用具は、同時に使用するものなので、一体化されるのが望ましい。従来、用具内にデンタルフロスを収納するタイプのものは存在したが、デンタルフロス容器に用具を収納しようとしたものはなかった。それはデンタルフロスをそのまま使用しようとしたため、結局用具に固定のための余分な構造が必要になったからである。本考案はあらかじめデンタルフロスに結び目状の止めを施し、それに係合する止め受けを用具につける組み合わせにより用具の単純化を解決した。これにより従来からあるデンタルフロス容器に収納が可能になり、保管・携帯が容易になったばかりでなく、短小、薄型化による用具の操作性の一段の向上という効果も併せて得られた。
以下、本考案の実施の一形態を図面により説明する。図1(a)に本用具の正面図を示す。デンタルフロスの止めに係合する止め受け1は、本体左右の腕の先端近くの位置につける。これらの間にデンタルフロスが張られることになる。止め受けの形状はデンタルフロスの径より大きく、止め受けよりも狭小であって、止めがしっかりと引っ掛かり、着脱が容易なように、腕の内外に溝状の切込みをそれぞれ2本ずつずらしてつける。
図1(b)に左右側面図を、(c)に上面図を、また(d)に下面図を示す。本用具は縦方向に操作され、しかも強い力を加えることが可能になったことから、使用の際に誤って先端を突き立てて歯ぐきを傷つけることのないよう、両腕の先端にふくらみまたはショックを吸収するための突き立て防止部3をつける。それ以外は平板状の形態を示す。本用具の寸法はその一例として、最大、縦4.5cm、横2.5cm、厚さ0.2cmが考えられるが、本用具がデンタルフロス容器に一緒に収納可能であれば、これに限定されない。
図2に本用具の使用時の参考図を示す。まず適当な長さ(10〜15cm程度)に切り離したデンタルフロスに結び目をつける。結び目は実際に張られる長さ(約1.3cm)より幾分長めにほぼ等間隔につける。これらデンタルフロスにつけられた結び目の止めのひとつを本用具の片方の腕にある止め受けに引っ掛けさらに用具の腕に1〜2回巻きつけて強く張ってからもう片方の腕の止め受けに隣の結び目を同様にして止め、デンタルフロスを固定する。使用の際はいわゆる柄に相当する部分がないので、保持部2を片手の指でつまんで本体を縦方向に上下して操作する。その際使用しないデンタルフロスの結び目端を指で一緒に押さえ込むように保持する。つまみ方を変えることで本体の角度が変わり、口の中の奥の方でも自在に扱える。
図3に本用具を、従来のデンタルフロス容器のひとつに一緒に収納した状態の分解参考図を示す。デンタルフロスを巻き込んでいる容器の芯の部分に本用具のU字形部分をはめ込むようにして収納する。デンタルフロス容器は各種存在するので、ものにより現在のままでは本用具を収納できないものでも、わずかな改変、たとえば金属製の簡易なカッターを備えた上部の仕切り板にすき間をつけたり、容器外面にポケット状の用具専用のスペースをつけたり、また用具自体の寸法や形状の変更などにより、本用具の収納は十分可能となる。
なお本用具は歯間を清掃するためのものなので、歯ブラシのように各人専用であることが望ましい。そこで本用具を収納するデンタルフロス容器の色を変えたり、各人お気に入りのシールをデンタルフロス容器に貼るなどすればそれも可能となる。
(a)本考案の一実施形態としての歯間清掃具の正面図。(b)同左右側面図。(c)同上面図。(d)同下面図。 本考案の一実施形態としての歯間清掃具の使用時の参考図。 本考案の一実施形態としての歯間清掃具を、従来からあるひとつのデンタルフロス容器に一緒に収納した状態の分解参考図。
符号の説明
1止め受け
2保持部
3突き立て防止部

Claims (1)

  1. 使用の際に、デンタルフロス側に結び目状もしくは玉状の止めを施すことを前提とした上で、平らな二股の両腕に、デンタルフロスにつけた止めに係合する止め受けを有し、二股の合わさるもとが指でつまんで持つ平らな保持部からなる形状で、デンタルフロスと組み合わせて単体として使用できるばかりか、各種のデンタルフロス容器に収納可能で、これと一緒に携帯もできる歯間清掃補助具
JP2004003902U 2004-06-04 2004-06-04 各種デンタルフロス容器に一緒に収納できる小型歯間清掃具 Expired - Lifetime JP3108781U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108378943A (zh) * 2018-04-04 2018-08-10 苏文海 一种双手握持的牙线器

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