JP3108510U - エンジン排気ガス浄化装置 - Google Patents

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智之 黒川
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Abstract

【課題】エンジンから排出される排気ガス中のPMやNOxを除去し、法定の基準値以下にするコンパクトな排気ガス浄化装置であり、その再生も容易にできるエンジン排気ガス浄化装置を提供する。
【解決手段】ケース本体7内において同一円周上に配置された複数個の浄化用筒体1の1つを閉止し、この内部に排気ガスを導入する。浄化用筒体1はフィルタ状筒体1aとNOx還元触媒筒体1bからなり、ここでPM及びNOxは除去され排出路11から排出される。一方、閉止状態にある浄化用筒体1を加熱手段2で加熱することにより、PMの捕捉によりつまり状態にある浄化用筒体1が再生される。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車や発電機等の動力源として使用されているエンジンからの排気ガスのPMやNOxの値を法定の基準値以下に浄化して排出し、環境浄化に貢献し、地球の環境悪化を低減するに効果的なエンジン排気ガス浄化装置に関する。
ディーゼルエンジン等に使用されている化石燃料は焼却によって有害な排気ガスを発生させる。このため空気が汚染され自然破壊が進み、人間の健康生活を脅かしている。特にエンジンからの排気ガスには多量の黒煙微粒子(PM)及び窒素酸化物(NOx)が含まれ環境破壊の大きな原因となっている。このため国(国土交通省)としては「自動車NOx・PM法」を定め、排気ガス中PMやNOxの含有率の大幅な低減を義務づけている。このためには、エンジンそのものの改良や開発が必要であるが、既存の自動車等が大量にあり、かつ改良,開発が効果を発揮するまでは排気系に排気ガス浄化装置を付設することが必要となる。この排気ガス浄化装置としては各種のものがあり、例えば、「特許文献1」等が挙げられるが、一長一短があり、比較的コンパクトに、かつ安価にまとめられ、PMやNOxの基準値を十分に満足できるものは少ない。また、従来技術では排気ガス浄化用フィルタ(DPF)が50℃以下の時にヒータでDPFを加熱してPMを燃焼除去するものが大部分であり、PMの燃焼除去に大きな電力を必要としていた。
特開平11−182232号(図1)
「特許文献1」の特開平11−182232号の「排気ガス浄化装置及び操作方法」は、例えば、4個のフィルタユニットを並列に配置し、少なくとも再生中の1個のフィルターユニットが故障しても排気ガス浄化装置全体が機能不全に陥らないように循環代償すると共に故障しているフィルターユニットを加熱手段等を用いて再生し得るようにした排気ガス浄化装置を開示するものである。この公知技術により、排気ガスの浄化は実施されるが、フィルターユニットはPMを吸着するフィルタのみが設けられているものであり、NOxを除去する手段がなく、この装置に連設してNOx除去装置を設ける必要があり高価のものとなり、かつ大型のものとなる。また、故障したフィルターユニットを一時作動停止させるために開閉バルブを夫々のフィルターユニットに設ける構造からなり、開閉機構が複雑で高価のものとなり、このコントロールも複雑のものとなる問題点がある。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、エンジンからの排気ガス中のPM及びNOx等の有害物質を効率的に低減し、法定の基準値以下にするコンパクトで安価なエンジン排気ガス浄化装置を提供することを目的とする。なお、1つの目標値としてPMの削減率を80%以上とし、NOxは、例えば、170kw以下の発電機に付設されるディーゼルエンジンの排気ガス中の濃度を250ppm以下にするようにしている。
PMの燃焼除去には一般に約600℃の高温が必要であるが排気ガスの温度はエンジン負荷が定格出力の約50%の時でも約350℃である。そのためその差温の600℃−350℃=250℃だけ浄化エレメントを加熱することが必要になる。このため従来より加熱のための電力が大幅に低減できるが、更に温度上昇を短時間に行うために浄化エレメントを複数台に分散して加温体積を小さくすることが望ましい。浄化エレメントを複数台にしてその内の少なくとも1台を排気ガスの未通過のものとしてその間に捕捉してPMを燃焼除去して再生化することができる。また、NOx還元触媒を浄化エレメントの周りに設けることにより触媒の作用効率を向上することが可能になる。本考案は以上の内容を基本にして開発されたもので具体的手段としては以下に示す。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、エンジンの排気系に配置され排気ガスの黒煙微粒子(PM)と窒素酸化物(NOx)等の有害物質を規定されている基準値以下にするためのエンジン排気ガス浄化装置であって、該装置は、排気ガスが分散導入されると共にその排出側が閉止されPM及びNOxを浄化処理する複数個の浄化用筒体と、この筒体内に配置される加熱手段と、夫々の前記浄化用筒体の浄化排気ガスの排出側に形成される浄化排気ガス通路と、該通路と浄化排気ガスの排出路との間に介設され両者を部分的に連通又は非連通にする単一の開閉手段と、前記浄化用筒体の劣化具合を検出する検出手段と、該検出手段の検出信号に基づき前記加熱手段の出力コントロール及び前記開閉手段の開閉コントロールを行う制御部とを設けることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記浄化用筒体が、PM捕捉用のフィルタ状筒体と、この外周に挿着されるNOx還元触媒筒体とからなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記検出手段が、前記装置内の排気圧を検出する圧力ゲージと、前記浄化用筒体の温度を検出する温度センサとからなることを特徴とする。
また、請求項4の考案は、前記開閉手段が、回転駆動される円形プレート又は腕状プレートからなり、複数個の前記浄化用筒体と対応する前記浄化排気ガス通路の少なくとも1つと前記排出路との連通を閉止すると共に残りの前記浄化排気ガス通路と前記排出路とを連通させるものからなることを特徴とする。
また、請求項5の考案は、前記浄化排気ガス通路と前記排出路との間には連通路が形成され、該連通路内には流量コントロール手段が設けられることを特徴とする。
本考案の請求項1のエンジン排気ガス浄化装置によれば、エンジンよりの排気ガスは複数個の浄化用筒体によって、まず、PMとNOxを捕捉され浄化排気ガスとなって浄化排気ガス通路から排出路に送られる。この場合単一の開閉手段によって浄化排気ガス通路と排出路との連通が部分的に行われ、非連通の状態にある浄化用筒体は排気ガスを内部に保留した状態に加熱手段により加熱される。この加熱によりこの浄化用筒体に捕捉されたPMが燃焼しその再生化が図れる。また、すべての浄化用筒体は排気ガスにより加熱されているため、NOxを除去する作用が効果的に行われる。
また、本考案の請求項2のエンジン排気ガス浄化装置によれば、浄化用筒体がPM捕捉用のフィルタ筒体とNOxを除くNOx還元触媒筒体とからなり、これ等は筒体として二重に重なり合っているため浄化用筒体を通過するだけでPM及びNOxを除去することができる。即ち、本考案の浄化用筒体は一体的にまとめられたコンパクトの構造のものからなる。
また、本考案の請求項3のエンジン排気ガス浄化装置によれば、検出手段が排気圧の圧力ゲージと浄化用筒体の温度とセンサからなり排気系の各構成要素の異常の発生は圧力及び温度検出によりほぼ正確に把握される。これにより、浄化用筒体の再生時期をほぼ正確に知ることができる。
また、本考案の請求項4のエンジン排気ガス浄化装置によれば、開閉手段が、単一の円形プレート又は腕状プレートからなり、この円形プレート又は腕状プレートの回動により浄化用筒体の少なくとも1つを閉止できるようになっているため、1つの開閉手段の動作のみで浄化用筒体の開閉が効率的に行われる。また、単一のものからなり、省スペース他やコンパクトが図れ、かつ低コスト化が可能になる。特に腕状プレートは円形プレートに較べて小片のものからなり、より低コスト化が図れる。
また、本考案の請求項5のエンジン排気ガス浄化装置によれば、連通路を形成することにより、閉止されている浄化用筒体内の排気ガスが流量コントロールされた状態で排出路側に流れるため、閉止されている浄化用筒体の内部環境を均一のものにすることができ、再生品質の向上が図れる。
以下、本考案のエンジン排気ガス浄化装置の実施の形態を回路を参加して詳述する。図1及び図2はエンジン排気ガス浄化装置の構造を説明するための図であり、図3及び図4はエンジン排気ガス浄化装置の使用方法を説明するための図及びフローチャートである。
この実施例は浄化用筒体を4個配置したものからなり、加熱手段と電気ヒータを作用したものからなるが、勿論、本考案はそれに限定するものではない。本考案のエンジン排気ガス浄化装置100は、大別して浄化用筒体1と、加熱手段2と、浄化排気ガス通路12と排出路11との間の連通又は非連通を行うための開閉手段3と、排気系圧力及び温度を検出するための検出手段4と、加熱手段2や開閉手段をコントロールする図略制御部等とからなる。以下、前記主構成要素からなるエンジン排気ガス浄化装置100の詳細構造を説明する。
図略のエンジンの排気系と連結される導入管5は排気ガス導入ケース6に連結される。排気ガス導入ケース6は複数個(図示では4個)浄化用筒体1が収納されるケース本体7の前面に連結される。なお、排気ガス導入ケース6のケース本体7と連結する端板8には浄化用筒体1の内部に連通する貫通孔9が4個形成されている。また、ケース本体7の後面には浄化排気ガスの排出される浄化排気ガス排出ケース10が連結され、この浄化排気ガス排出ケース10には排出路11が連結される。また、浄化排気ガス排出ケース10のケース本体7と連結する端板13には、後記する浄化排気ガス通路12と浄化排気ガス排出ケース10とを連通させるための貫通孔14が4個形成されている。
浄化用筒体1は、フィルタ状筒体1aと、この外周に挿着されるNOx還元触媒筒体1bからなり、その前端側は貫通路9に連通し、後端側は遮蔽板15により閉止される。フィルタ状筒体1aの詳細構造やNOx還元触媒筒体の内容についてはノウハウ的のものであり、ここでは開示しないが、PMやNOxを捕捉除去し得る容量と構造,機能を有するものからなる。浄化用筒体1のNOx還元触媒筒体1bとケース本体7との間には隙間16があり、この隙間は浄化用筒体1の遮蔽板15と端板13との間の隙間17と連通する。この隙間16,17が浄化排気ガス通路12に相当する。
検出手段4の1つである圧力ゲージ18は導入管5に設けられ、エンジン排気ガス浄化装置100の正常化または非正常化を検出すべく機能するものからなる。また、浄化用筒体1のNOx還元触媒筒体1bには温度センサ19が連結される。なお、これ等は図略の制御部に連結され、排気系の圧力や温度が制御部により正確に、かつタイムリーに検知される。
開閉手段3は比較的薄板の円形プレートからなり、端板13の後面に接触して配置される。また、割出し機構付駆動用モータ24が前記円形プレートの中心に連結され、その駆動により前記円形プレートは回動する。また、前記円形プレートには本実施例では3個の貫通孔20が貫通形成される。この貫通孔20は端板13の貫通孔14と相対向する位置に形成される。
連通路21はケース本体7の浄化排気ガス通路12と排出路11とを連結するものからなり、前側には圧力ゲージ22が設けられ、後側には流量コントロール用の流量弁23が介設される。この流量弁23のコントロールにより、浄化排気ガス通路12から排出路11側に排出される浄化排気ガスの流量コントロールが行われる。
以上の構造により、エンジンからの排気ガスは、まず、導入管5から排気ガス導入ケース6内に導入され、その貫通孔9から夫々の浄化用筒体1内に導入される。この導入される排気ガスは通常約400℃の高温のものからなる。浄化用筒体1の後端が遮蔽板15により遮蔽されているため、導入された排気ガスはフィルタ状筒体1aを通り、続いてNOx還元触媒筒体1bに接し、浄化排気ガス通路12側に抜ける。なお、NOx還元触媒筒体1bの触媒は約350℃で所望の機能を発揮できるため、加熱手段2により加熱しなくても排気ガスのNOxを低減することができる。
前記のように、開閉手段3は、3個の貫通孔20を有し、この貫通孔20は貫通孔14と連通しているため、浄化された排気ガスは貫通孔14,20を通り浄化排気ガス排出ケース10内に送られて排出路11から排出される。一方、一箇所の貫通孔14は開閉手段3により閉止されているため、その浄化用筒体1の浄化排気ガス通路12は浄化排気ガス排出ケース10と連通しない。このため、この浄化用筒体1内には排気ガスが保留される。なお、前記のように連通路21を通って、この浄化用筒体1内の浄化された排気ガスはその一部が排出路11側に排出される。
次に、浄化用筒体の再生について説明する。前記のように開閉手段3により排気ガスの流れを閉止された浄化用筒体1は排気ガスの温度約400℃位にはなり、連通路21の存在により、内部の均等化が図れるが、排気ガスの温度以上には温度上昇しない。一方、フィルタ状筒体1aに捕捉されたPMは600℃位に加熱されないと燃焼除去されないため、排気ガスのみの温度ではフィルタ状筒体1aに捕捉されているPMは除去されない。そのため、加熱手段の出力の調整により、フィルタ状筒体1aの温度も約600℃にすることができる。これによりPMの燃焼除去が行われる。
次に、本考案のエンジン排気ガス浄化装置100の作用を図4のフローチャートにより説明する。
まず、開閉手段3を回動し、浄化用筒体1の1つを閉止する(ステップ100)。エンジンの排気ガスを浄化用筒体1内に導入する(ステップ101)。浄化用筒体1により排気ガスのPMやNOxを除去し排気ガスを浄化し排出路11側から排出する(ステップ102)。次に、検出手段4により排気系の異常の有無を検出する(具体的には圧力の劣化や温度変化を検出して異常の有無を検出する)(ステップ103)。異常が無ければステップ102に戻り、異常の場合は加熱手段を作動し、閉止されている浄化用筒体(1)を高熱で加熱する(ステップ104)。なお、異常は浄化用筒体1のPM吸着によるつまりが原因の場合が多く、高熱加熱によって再生される。検出手段4の異常検出を続行し異常の状態がなくなったか否かを検出する(ステップ105)。異常が続行している場合はステップ104に戻り、異常が解消されたら開閉手段4を作動し、閉止されている浄化用筒体1を開放し、別の浄化用筒体1の1つを閉止状態とする(ステップ)。引続き浄化を続行(ステップ107)し、ステップ103からの工程を繰返し行う。
図5及び図6は本考案のエンジン排気ガス浄化装置の別の実施例を示すものである。このエンジン排気ガス浄化装置100aは、実施例1のエンジン排気ガス浄化装置100とほとんど同一の構造からなるが、開閉手段3aが円形プレートの替りに腕状プレートを用いた点が異なるこの腕状プレートはその基端部を割出し機構付駆動モータの回転軸に固定されるアーム状片からなり、図6に示すように回動することにより貫通孔14の内の1つが閉止される構造からなる。これにより円形プレートとほぼ同様な効果を上げることができるが円形プレートに較べて小片のものからなり、低コスト化が図れる。
以上の説明によって明らかなように、本考案のエンジン排気ガス浄化装置100は、ケース本体7内で円周上に沿って並べられた複数個の浄化用筒体1内にエンジンからの排気ガスを導入し、浄化用筒体1のフィルタ状筒体1aによりPMを除去し、NOx還元触媒筒体1bによってNOxを除去し、浄化された浄化排気ガスを浄化排気ガス通路12を介して排出路11から外部に排出するものである。なお、浄化用筒体1の1つを閉止状態にし、この浄化用筒体1の再生を同時に行うようにしている。なお、浄化用筒体1の閉止は開閉手段3を割出し回転することにより貫通孔20を閉止することにより、容易に行われる。即ち、単一の円板状のプレートからなる開閉手段3の回動運動により浄化用筒体1の閉止や解放が簡単に行われる。一般にエンジンからの排気ガスの温度は400℃位であり、この温度でNOx還元触媒筒体1bは作動するためNOx除去が効率的に行われる。また、フィルタ状筒体1aによりPMは除去されるが、フィルタ状筒体1aがつまるとPM除去が不十分になる。このため、フィルタ状筒体1aを加熱してフィルタに捕捉されているPMを加熱除去することが必要になる。捕捉されているPMを加熱除去するには約600℃の温度が必要である。この温度は排気ガス自体では不十分のため加熱手段2を作動し浄化用筒体1内の温度を600℃位にする。なお、この場合、連通路21を作動し、少量の浄化排気ガスを流通させることにより浄化用筒体1内の温度の均一化が図れ、浄化用筒体1の再生が効率的に行われる。なお、この浄化用筒体1を再生するかについては検出手段4とそれに連結されている制御部の作動機能を工夫することにより比較的容易に行われるが、ここではその詳しい説明は省略する。
以上のように、本考案のエンジン排気ガス浄化装置100はコンパクトの構造からなり、PM及びNOxを除去して基準値を満足させることができることは勿論であるが、再生が効率的に行われ、従来のものと較べて極めて高度の、かつ効率的の浄化及び再生を行うことができる。なお、以上の実施例は本考案の一例を示したものであり、同一の技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案は、主に自動車や発電機に使用されているディーゼルエンジンの排気ガスの浄化に効果的であるが、勿論自動車や発電機以外のものでエンジンを必要とするものにすべて適用される。また、エンジンはディーゼルエンジンに限定するものでなく、すべての型式エンジンに適用される。よって、その利用範囲は極めて広い。
本考案のエンジン排気ガス浄化装置の全体構造を示す軸断面図。 図1のA−A線断面図。 本考案のエンジン排気ガス浄化装置の開閉手段による浄化用筒体の閉止開放状態を説明するための平面図。 本考案のエンジン排気ガス浄化装置の作用を説明するためのフローチャート。 本考案の図1のものと異なるエンジン排気ガス浄化装置の全体構造を示す軸断面図。 図5のエンジン排気ガス浄化装置の開閉手段による浄化円筒体の閉止開放状態を説明するための平面図。
符号の説明
1 浄化用筒体
1a フィルタ状筒体
1b NOx還元触媒筒体
2 加熱手段
3 開閉手段
4 検出手段
5 導入管
6 排気ガス導入ケース
7 ケース本体
8 端板
9 貫通孔
10 浄化排気ガス排出ケース
11 排出路
12 浄化排気ガス通路
13 端板
14 貫通孔
15 遮蔽板
16 隙間
17 隙間
18 圧力ゲージ
19 温度センサ
20 貫通孔
21 連通路
22 圧力ゲージ
23 流量弁
24 割出し機構付駆動モータ
100 エンジン排気ガス浄化装置
100a エンジン排気ガス浄化装置

Claims (5)

  1. エンジンの排気系に配置され排気ガスの黒煙微粒子(PM)と窒素酸化物(NOx)等の有害物質を規定されている基準値以下にするためのエンジン排気ガス浄化装置であって、該装置は、排気ガスが分散導入されると共にその排出側が閉止されPM及びNOxを浄化処理する複数個の浄化用筒体と、この筒体内に配置される加熱手段と、夫々の前記浄化用筒体の浄化排気ガスの排出側に形成される浄化排気ガス通路と、該通路と浄化排気ガスの排出路との間に介設され両者を部分的に連通又は非連通にする単一の開閉手段と、前記浄化用筒体の劣化具合を検出する検出手段と、該検出手段の検出信号に基づき前記加熱手段の出力コントロール及び前記開閉手段の開閉コントロールを行う制御部とを設けることを特徴とするエンジン排気ガス浄化装置。
  2. 前記浄化用筒体が、PM補足用のフィルタ状筒体と、この外周に挿着されるNOx還元触媒筒体とからなることを特徴とする請求項1に記載のエンジン排気ガス浄化装置。
  3. 前記検出手段が、前記装置内の排気圧を検出する圧力ゲージと、前記浄化用筒体の温度を検出する温度センサとからなることを特徴とする請求項1に記載のエンジン排気ガス浄化装置。
  4. 前記開閉手段が、回転駆動される円形プレート又は腕状プレートからなり、複数個の前記浄化用筒体と対応する前記浄化排気ガス通路の少なくとも1つと前記排出路との連通を閉止すると共に残りの前記浄化排気ガス通路と前記排出路とを連通させるものからなることを特徴とする請求項1に記載のエンジン排気ガス浄化装置。
  5. 前記浄化排気ガス通路と前記排出路との間には連通路が形成され、該連通路内には流量コントロール手段が設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジン排気ガス浄化装置。
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