JP3105263U - 額縁用の棹 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレームに反射テープ、ホログラムシート等の装飾用テープを備えた額縁の製造に際して、反射テープ、ホログラムシート等の貼着作業を無くすることを可能とした額縁用の棹を提供すること。
【解決手段】複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレームと、該フレーム内に支持される透明体および裏板と、を具備する額縁の製造過程において前記フレーム材に用いる額縁用の棹であって、長尺状の棹本体(2)と、該棹本体(2)の表面に貼着した装飾用テープ(3)と、を備えたことを特徴とし、この棹を額縁のフレームを形成するフレーム材として用いることで、額縁に特別な処理を施すことなく、装飾用テープの効果により額縁全体を目立たせることが可能であり、長期間の使用によっても飽きることのない額にすることが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレームと、該フレーム内に支持される透明体および裏板と、を具備する額縁の製造過程において前記フレーム材に用いる額縁用の棹であって、長尺状の棹本体(2)と、該棹本体(2)の表面に貼着した装飾用テープ(3)と、を備えたことを特徴とし、この棹を額縁のフレームを形成するフレーム材として用いることで、額縁に特別な処理を施すことなく、装飾用テープの効果により額縁全体を目立たせることが可能であり、長期間の使用によっても飽きることのない額にすることが可能である。
【選択図】図1
Description
本考案は、複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレームとこのフレーム内に支持される透明体および裏板とを具備する額縁の製造過程において前記フレーム材に用いる、額縁用の棹に係り、より詳しくは、棹本体と、この棹本体の表面任意の箇所に貼着した装飾用テープとにより構成されることを特徴とする額縁用の棹に関する。
一般的に、写真、絵画等を壁等に飾る場合に用いられている額縁は、周知の通り、長尺状のフレーム材を多角形状に枠組みして構成されたフレームと、この多角形状に枠組みされたフレーム内に支持されるとともに、写真、絵画等を挟み込んで支持することが可能な裏板および透明体を備えており、更に、フレームの裏側には、裏板をフレームに係止するための、「とんぼ」といわれる係止部材が回動自在に装着されている。そして、裏板と透明体の間に写真、絵画等を挟み込むことにより額に写真、絵画等を支持するとともに、係止部材によって裏板をフレームに係止して、この状態で額を壁等に掛けることにより、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることを可能としており、これにより、特に絵画、写真等を飾ることにより室内の装飾等を行うことも可能となる。
しかしながら、一般的に、従来から用いられている額は、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることのみを目的としているため、これを用いて壁等に写真、絵画等を飾った場合には、静的な飾りでしか無い。そのために、絵画展、写真展等の場合には格別、室内等に飾った場合には、時間の経過とともに飽きがきてしまうという問題点があった。また、従来から、写真、絵画等のほかに、例えば飲食店等において、広告等の手段として、商品の写真等を額に入れて店内、店先に飾ることが行われているが、かかる場合、写真等に工夫を凝らした場合でも、結局は静的な広告手段であり変化に乏しいため、人目を引きづらいという問題点が考えられる。
そのため、本考案者は過去において、フレームの表面に、リフレクタテープや蛍光テープ等の反射テープを貼着した額縁や、三次元画像を描いたホログラムシートを備えた額縁を提案した。
そして、これらの額縁によれば、反射テープやホログラムシートの効果によってパネル全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能な額縁にすることが可能である。
実用新案登録第3098484号公報
しかしながら、このように、フレームの表面に反射テープやホログラムシートを貼着する場合には、まず額縁を製造し、その後に、この完成した額縁におけるフレームの表面にこれらのテープ等を貼着しなければならず、作業が煩雑にならざるを得ないという問題点がある。
ところで、額縁におけるフレームは、複数本の長尺状のフレーム材を多角形状に枠組みすることにより構成されているが、このフレーム材は一般的に、長さ1メートル乃至3メートルほどの長尺状の額縁専用の棹を所定の寸法に切断して製造する。
そのために、この、フレーム材を製造するために用いる額縁用の棹自体に反射テープ等が備わっていれば、額縁を製造した後にフレームに反射テープ等を貼着する作業が不要となる。
そこで、本考案は、フレームに反射テープ、ホログラムシート等の装飾用テープを備えた額縁の製造に際して、反射テープ、ホログラムシート等の貼着作業を無くすることを可能とした額縁用の棹を提供することを課題としている。
本考案の額縁用の棹は、複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレームと該フレーム内に支持される透明体および裏板とを具備する額縁の製造過程において前記フレーム材に用いる額縁用の棹であって、長尺状の棹本体と、該棹本体の表面任意の箇所に貼着した装飾用テープと、を備えたことを特徴としている。
本考案では、額縁のフレームを構成するフレーム材として用いられる額縁用の棹の表面に装飾用のテープを貼着しているために、この棹を用いて額縁を製造することで、額縁を製造した後に装飾用テープをフレームに貼着することなく、装飾用テープを備えた額縁を得ることができる。
本考案の額縁用の棹では、長尺状の棹本体を備えており、この棹本体は、木製、金属製、樹脂製、皮製等が考えられる。
そして、この棹本体の表面には装飾用のテープが貼着されており、この装飾用のテープとしては、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープや、あるいはホログラムシートに粘着層を具備したホログラムテープ等が考えられる。
本考案の額縁用の棹(以下単に「棹」という。)の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の棹を示す斜視図であり、また図2は図1におけるA−A線断面図であり、図において1が本実施例の棹である。
そして、本実施例の棹1は棹本体を備えており、即ち、図2において2が棹本体であり、本実施例における棹本体2は、長手方向に向けた断面形状を略矩形状とした長尺状物としており、全長は約1メートル乃至3メートル程としている。
また、その材質としては、木製、金属製、樹脂製、又は皮製等が考えられ、更に木製の場合には無垢材、合板材、集成材等が考えられるが、本実施例においては木製としている。
次に、図2において3は装飾用テープであり、即ち、本実施例における棹1においては、前記棹本体2の表面全域に装飾用テープ3を貼着しており、これにより、本実施例の棹1を額縁のフレームを構成するフレーム材として用いた場合において、完成した額縁に何らの処理等を施すことなく、装飾用のテープをフレームに備えた額縁にすることが可能である。
従って、例えば、前記装飾用テープ3としては、受けた光を有効に反射可能なテープとして空間デザインやホビー等の分野においても多用されはじめているリフレクタテープや蛍光テープ等を用いた場合には、額縁全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能なパネルにすることができる。
また、近年、三次元画像として脚光を浴びており、各種の分野において用いられているホログラムシートの裏面に粘着層を形成したホログラムテープを装飾用テープ3として用いた場合には、ホログラムの効果により、額全体を目立たせることができ、これによっても、強く人目を引くことができるとともに、長期間に亘って人目を引くことが可能となる。
なお、装飾用テープ3として本実施例においては、ホログラムテープを用いて、このホログラムテープを棹本体2の表面全域に貼着している。但し、本考案の装飾用テープとしては、必ずしもホログラムテープに限定されるものではなく、前述したリフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープや、そのほか、装飾用に使用されるテープ全般が含まれ、これらのリフレクタテープ、蛍光テープ、ホログラムテープ等は、市販されているものを使用すればよい。
また、これらの装飾用テープの貼着箇所は、必ずしも棹本体の表面における全域には限定されず、任意の箇所であればよい。
次に、本実施例の棹1の使用方法について説明すると、即ち、本実施例の棹1を用いて額縁を製造する方法の一例を説明すると、図4は、本実施例の棹1をフレーム材として用いて製造した額縁を正面側から見た斜視図であり、また図5はこの額を背面側から見た斜視図であり、更に、図6は図4におけるB−B線端面図、即ち、この額の縦断側面を示す断面図であり、図において6が本実施例の額である。
そして、本実施例の棹1を用いて額縁を製造する場合には、まず、本実施例の棹1を任意の寸法で切断して、図3に示すような、同一寸法としたフレーム材2本を一対とした場合における、二対のフレーム材4を製造する。なお、図3において、4aと4b、4cと4dがそれぞれ、同一寸法とした一対のフレーム材である。
次に、この二対のフレーム材4を、同一寸法のフレーム材4が対向するような配置にして略四角形状に枠組みするとともに、適宜の方法でフレーム材4を互いに連結し、これによって、四角形状のフレーム6を形成する。従って、前記フレーム材6を製造する際には、両端部分を鋭角状にしておくとともに、四角形状に枠組みした際に内周側になる側の全域に段差部601を形成しておく。また、フレーム材の連結方法は特に限定されず、接着剤を用いた接着や、金具等を用いた連結等が考えられる。
次に、前記形成した段差部601に周縁部が載置するような配置で、フレーム6の内周側に、フレーム7の内周側に収納可能な寸法の略四角形状とした透明体7と裏板8を係止し、更に、フレーム6に回動自在に備えた係止手段9によって裏板8をフレーム6に係止する。そして、これにより図4乃至図6に示す額縁5が完成し、透明体7と裏板8間に絵画、写真、賞状等の所望するものを挟み込み、この状態の額縁5を室内等の壁等に掛けることで、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることが可能となる。
そしてこのとき、本実施例の棹1では、その表面全域に装飾用テープ3を貼着しているために、これをフレーム材として用いて完成した額縁5に特に処理等を施すことなく、装飾用テープ3の効果により、額5の全体を目立たせることができるとともに、長期間の使用によっても飽きることのない額にすることが可能である。
本考案の額縁用の棹では、棹本体の表面に、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープや、ホログラムシートに接着層を形成したホログラムテープ等の装飾用テープを貼着し、これにより、この棹をフレーム材として用いて製造した額縁において、何らの処理を施すことなく額縁全体を目立たせることを可能としているために、とんぼ等の係止手段によって裏板をフレームに係止する、いわゆる一般的な額の製造の他に、フレーム自体を回動して写真、絵画等を収納可能なフロントオープン式の額縁等のフレーム材の製造にも適用可能である。
1 棹
2 棹本体
3 装飾用テープ
4 フレーム材
5 額縁
6 フレーム
601 段差部
7 透明体
8 裏板
9 係止手段
2 棹本体
3 装飾用テープ
4 フレーム材
5 額縁
6 フレーム
601 段差部
7 透明体
8 裏板
9 係止手段
Claims (4)
- 複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレーム(6)と、該フレーム(6)内に支持される透明体(7)および裏板(8)と、を具備する額縁(5)の製造過程において前記フレーム材に用いる額縁用の棹(1)であって、
長尺状の棹本体(2)と、
該棹本体(2)の表面任意の箇所に貼着した装飾用テープ(3)と、を備えたことを特徴とする額縁用の棹。 - 前記装飾用テープ(3)が、ホログラムシートと該ホログラムシートの裏面に形成した接着層とを具備したホログラムテープであることを特徴とする請求項1に記載の額縁用の棹。
- 前記装飾用テープ(3)がリフレクタテープであることを特徴とする請求項1に記載の額縁用の棹。
- 前記装飾用テープ(3)が蛍光テープであることを特徴とする請求項1に記載の額縁用の棹。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002719U JP3105263U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 額縁用の棹 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002719U JP3105263U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 額縁用の棹 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105263U true JP3105263U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002719U Expired - Lifetime JP3105263U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 額縁用の棹 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105263U (ja) |
-
2004
- 2004-05-17 JP JP2004002719U patent/JP3105263U/ja not_active Expired - Lifetime
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