JP3104443U - 浴槽用の蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半身浴などサウナ風呂として使用する場合に適した浴槽の蓋として、使用者の身体の動きが拘束されることなく、例えば緊急時において瞬時に対応できる蓋を提供すること。
【解決手段】 閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽(B)用の蓋(C)であって、使用者の頭を出すための第1の開口(14)と、腕を出すための第2の開口(16)(16)を備え、第1の開口(14)と第2の開口(16)(16)のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、浴槽(B)の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部のうち少なくともどちらか一方が下面に設けられてなる蓋(C)。
【選択図】 図4

Description

本考案は浴槽用の蓋に関し、詳しくは浴槽を半身浴などサウナ風呂として使用する場合に適した浴槽用の蓋に関する。
特許文献1には、閉蓋した状態で浴槽を使用するときのバスタブ用の蓋が開示されている。この蓋には、浴槽の中に入った使用者が外側に頭を出すための切欠と、両手(両腕)を出すための2つの穴が設けられている。これにより、両腕を、蓋を介して外に出した状態で、例えば本を読みながらサウナを楽しむことができる。
実開昭64−3632号公報
しかしながら、両腕を出すための穴は周囲が閉じた丸穴であるため、安全性に欠けるという問題があった。すなわち、この穴に両腕を通すことにより、使用者は身体の動きが拘束されることになり、例えば緊急時において瞬時な対応が妨げられるという危険性があった。使用者がお年寄りの場合、この問題は特に深刻であった。
請求項1記載の蓋は、閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であって、使用者の頭を出すための第1の開口と、腕を出すための第2の開口を備え、前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなることを特徴とする。
請求項2記載の蓋は、閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であって、使用者の頭を出すための第1の開口と、腕を出すための第2の開口を備え、前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、浴槽の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部の少なくともどちらか一方が下面に設けられてなることを特徴とする。
請求項3記載の蓋は、並設した既存の蓋と組み合わせて閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であり、使用者の頭を出すための第1の開口と、腕を出すための第2の開口を備え、前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、前記第2の開口の不使用時に既存の蓋を引き寄せて当該開口を閉塞する場合において、前記既存の蓋のさらなる引き寄せを停止し該既存の蓋の位置決めを行なうストッパー部が上面に設けられてなることを特徴とする。
請求項4記載の蓋は、並設した既存の蓋との組み合わせによって閉蓋した状態で使用する浴槽用の蓋であり、使用者の頭を出すための第1の開口と、腕を出すための第2の開口を備え、前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、浴槽の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部の少なくともどちらか一方が下面に設けられ、前記第2の開口の不使用時に既存の蓋を引き寄せて当該開口を閉塞する場合において、前記既存の蓋のさらなる引き寄せを停止し該既存の蓋の位置決めを行なうストッパー部が上面に設けられてなることを特徴とする。
請求項1に記載の蓋は、第1の開口および第2の開口がそれぞれ一部が外方に開放された切欠により構成されているので、第1の開口に首を当てがって頭部を蓋の上方に出し、また第2の開口に手首を当てがって両腕を蓋の上方に出しても、使用者は身体の動きが拘束されることはなく、例えば緊急時において瞬時な対応が妨げられるという危険性はない。
請求項2に記載の蓋は、請求項1記載の蓋の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。すなわち、蓋の下面における幅方向(左右方向)両側あるいは少なくともどちらか一方側に、浴槽の左側壁および/または右側壁の内面に当てがわれるズレ防止部(右側ズレ防止部および/または左側ズレ防止部)が設けられているので、使用中において、この蓋が幅方向(左右方向)に大きく位置ズレをおこす心配はない。
請求項3に記載の蓋は、請求項1記載の蓋の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。すなわち、第2の開口を用いない場合は、既存の蓋を引き寄せて当該開口を閉塞するわけであるが、蓋の上面にはストッパー部が設けられているので、前記既存の蓋の適切な位置決めが容易となり、煩わしい思いをしなくても良い。
請求項4に記載の蓋は、請求項1〜3記載の蓋の作用効果を同時に奏する。
使用者が浴槽に入った状態で、本考案の蓋を手前側に置き、既存の蓋を前方(足の方)に並べ、両者を当接させた状態で用いる。
以下、図面に基づいて本実施例の蓋を説明するが、本考案はこれによって限定されるものではない。
図1〜図2に示すように、本考案の蓋(C)は、例えば木製、合成樹脂(ポリスチレン系発泡体などの合成樹脂発泡体を含む)製、あるいはアルミニウムなどの金属製、またはこれらの組み合わせの材質よりなり、2枚の細長の板体(第1の板体(10)および第2の板体(15))よりなる蓋本体(C1)と、これを連結する保持具(12)を具備している。なお、本実施例では、図示は省略するが、第1の板体(10)および第2の板体(15)の各板体は、3枚の細長の平板が互いに平行となるよう併設することによって形成されている。しかしながらこれに限らず、単一(1枚)の平板によって蓋本体(C1)を構成することもでき(この場合の一実施例を図7に示す)、あるいは2枚または4枚以上の平板によって各板体(第1の板体(10)および第2の板体(15))を構成することもできる。さらには、蓋本体(C1)を第1の板体(10)および第2の板体(15)の2枚の板体により構成するのではなく、1枚の板によって蓋本体(C1)を構成することもできるし(この場合の一実施例を図8に示す)、3枚以上の板体により構成することもできる。
第1の板体(10)は、長手方向中央部の一方(図1,図2では右方)の端縁部に半円状の第1の開口(14)を備えている。この第1の開口(14)は、一部が外側に開放した切欠により構成されている。また第1の板体(10)の上面には、長手方向両側において、棒状のストッパー部(18)が併設されている。
第2の板体(15)は、長手方向中央部の一方(図1,図2では左方)の端縁部には、中央部を外したその両隣りに半円状の第2の開口(16)(16)を備えている。これら第2の開口(16)(16)は、前記第1の開口(14)と同様、一部が外側に開放した切欠により構成されている。また第2の板体(15)の下面には、長手方向両側において、棒状のズレ防止部(22)(22)(右側ズレ防止部、及び左側ズレ防止部)が併設されている。これら2つのズレ防止部(22)(22)の一方の外側面(22a)と他方の外側面(22b)との間の距離(L)は、本実施例においては、使用する浴槽(B)における左側の内壁面から右側の内壁面までの距離と同じである。このようにすれば使用中に、蓋(C)が左右方向(浴槽(B)の幅方向)に位置ズレを起こす心配はないが、必ずしもこれら双方のズレ防止部(22)(22)が浴槽(B)の内壁面に当接している必要はなく、左右いずれか一方のズレ防止部(22)が浴槽(B)の内壁面に当接していても同様の効果が得られるので、ズレ防止部(22)は蓋本体(C1)の下面において、幅方向の左側あるいは右側のいずれか一方側に設けても構わない。
上記した2枚の板体(10)(15)は、開口(14)および開口(16)の部分を除いて、互いに同じ大きさ(同じ形状)の板が用いられている。これにより、次のような製造面でのメリットがある。すなわち、長手方向両サイドに同じ長さの棒状の部材(ストッパー部(18)やズレ防止部(22)になる)を取り付けた同じ大きさ(同一)の板を大量に作っておきさえすれば、あとは第1の開口(14)を設けるのか(切削するのか)、あるいは第2の開口(16)(16)を設けるのか(切削するのか)だけの作業となるので、作業効率が向上して量産体制を取ることができ、コスト高になるのを防ぐことが可能となる。
図2および図3に示すように、上記2枚の板体(10)(15)を突き合わせ、図1のように保持具(12)で2枚の板体(10)(15)を連結する(図3において、上の図は図2におけるB−B断面図であり、下の図は図1におけるA−A断面図である)。連結状態において、第1の板体(10)の上面から延びるストッパー部(18)は第2の板体(15)の上面にまで達し、第2の開口(16)(16)の深部(16a)(16a)に対応する位置で終端している。また、第2の板体(15)の下面から延びるズレ防止部(22)(22)は第2の板体(15)の下面にまで達し、第1の開口(14)の深部(14a)に対応する位置で終端している。
上記構成の蓋(C)を使用する際、図4に示すように(保持具(12)の図示は省略)、まず使用者が浴槽(B)の中に入り、第1の開口(14)に首を当てがうことにより、頭部を蓋(C)より上方に出すことができる(符号(30)は浴用クッションあるいはタオルである)。また同様に、第2の開口(16)(16)に手首を当てがうことにより、両腕を蓋(C)より上方に出すことができ、入浴中に読書を楽しむこともできる。この時、本考案の蓋(C)よりも前方(足の方)に既存の蓋(C’)を並べ、かつ蓋(C)の方に(手前側に)引き寄せ、当該蓋(C’)手前側の端部を本考案の蓋(C)の前方の端部と当接させる。これにより、隙間をなくすことができ、保温効果が向上する。
第1の開口(14)も、第2の開口(16)(16)も、それぞれ一部が外方に開放された切欠により構成されているので、使用中でも首や手首を開口(14)(16)から直ぐに外すことができ、これにより使用者は身体の動きが拘束されることはなく、例えば緊急時において瞬時に対応することができ、危険を回避できる。
なお、読書をしないときなど、第2の開口(16)(16)を用いない場合は、図5(保持具(12)は省略)に示すように前記既存の蓋(C’)をさらに引き寄せ、その端部で第2の開口(16)(16)を塞ぐ(閉じる)わけであるが、本考案の蓋(C)の上面にはストッパー部(18)(18)が設けられているので、前記既存の蓋(C’)の適切な位置決めが容易となり、煩わしい思いをしなくても良い。
本考案の蓋(C)の下面における幅方向(左右方向)両側には、図6に示すように、浴槽(B)の左右壁内面に当てがわれるズレ防止部(22)(22)が設けられているので、使用中においてこの蓋(C)が幅方向(左右方向)に位置ズレをおこす心配はない。なお、上述
本実施例の蓋の斜視図である。 本実施例の蓋の組立て斜視図である。 本実施例の蓋の組立て断面図である。 使用状態を示す斜視図である(保持具は省略)。 本実施例の蓋を浴槽に設置した際の斜視図である(保持具は省略)。 本実施例の蓋を浴槽に設置した際の平面略示図である。 他の実施例を示す斜視図である(保持具は省略)。 さらに他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
B……浴槽
C……蓋
C1……蓋本体
10……第1の板体
12……保持具
14……第1の開口
14a……(第1の開口の)深部
15……第2の板体
16……第2の開口
16a……(第2の開口の)深部
18……ストッパー部
22……ズレ防止部

Claims (4)

  1. 閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であって、
    使用者の頭を出すための第1の開口と、
    腕を出すための第2の開口を備え、
    前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなることを特徴とする浴槽用の蓋。
  2. 閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であって、
    使用者の頭を出すための第1の開口と、
    腕を出すための第2の開口を備え、
    前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、
    浴槽の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部の少なくともどちらか一方が下面に設けられてなることを特徴とする浴槽用の蓋。
  3. 並設した既存の蓋と組み合わせて閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であり、
    使用者の頭を出すための第1の開口と、
    腕を出すための第2の開口を備え、
    前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、
    前記第2の開口の不使用時に既存の蓋を引き寄せて当該開口を閉塞する場合において、前記既存の蓋のさらなる引き寄せを停止し該既存の蓋の位置決めを行なうストッパー部が上面に設けられてなることを特徴とする浴槽用の蓋。
  4. 並設した既存の蓋と組み合わせて閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であり、
    使用者の頭を出すための第1の開口と、
    腕を出すための第2の開口を備え、
    前記第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、
    浴槽の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部の少なくともどちらか一方が下面に設けられ、
    前記第2の開口の不使用時に既存の蓋を引き寄せて当該開口を閉塞する場合において、前記既存の蓋のさらなる引き寄せを停止し該既存の蓋の位置決めを行なうストッパー部が上面に設けられてなることを特徴とする浴槽用の蓋。
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