JP3103055U - 自動車用雨除け装置 - Google Patents

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徹 岩川
勝 菅野
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もりや産業株式会社
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Abstract

【課題】 自動車の屋根付荷台に簡単かつ確実に設置でき、荷物の積み下ろしの際に、荷物が雨に濡れないようにした自動車用雨除け装置を提供する。
【解決手段】 自動車の屋根付荷台Cの上壁面Aと底壁面Bとの間に着脱可能に二本の側柱11,11を架設し、側柱11,11の上端間に、ルーフシート121を巻取り収納したドラム本体122の両端を着脱自在に取付け、側柱11,11間にドラム本体122と張出用バー125とからなるシートドラムセット12を差渡す。張出用バー125の両側端にバー固定部材127を介してサイドポール13の一端を嵌着し、他端をサイドポール接続部材131を介して側柱11の中間部に接続、固定して、自動車用雨除け装置1を構成する。サイドポール接続部材131に取付けたハンドル132によってサイドポール13の傾斜角度θを調節し、ドラム本体122から引出されるルーフシート121の迫出し度合を設定する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、トラック等の屋根付荷台を有する自動車に設置して、荷物を屋根付荷台に積み下ろす際に、荷物が雨によって濡れないようにした自動車用雨除け装置に関する。
トラック等の屋根付荷台を有する自動車では、屋根付荷台の後側扉部を開放して、そこから荷物を積み下ろしているが、雨天時には、荷物の積み下ろしの際に、荷物が雨に濡れて毀損し易いという問題がある。
従来は、このような場合、荷物に防水シートを被せたり、後側扉部上方に防水シートを張って、荷物が雨に直接濡れないようにしていた(特許文献1参照。)。
特開平11−291759号公報
しかし、荷物に防水シートを被せる方法にあっては、防水シートを多数又は多種用意しなければならないとともに、一々荷物に防水シートを被せる作業は極めて煩雑で、時間がかかった。
又、後側扉部上方に防水シートを張る方法にあっては、屋根付荷台は防水シートを張る構造とはなっていないため、後側扉部上方に防水シートを張ることは容易ではないとともに、確実に固定しておくことは困難であった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みて為されたものであって、荷物用防水シート及びそれを荷物に被せる作業を不要とし、後側扉部上方に簡単かつ確実に荷台用防水シートを張ることができて、荷物の積み下ろしの際に、荷物が雨に濡れないようにした自動車用雨除け装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、自動車の屋根付荷台の上壁面と底壁面との間に着脱可能に架設された二本の側柱の上端間に、ルーフシートが巻取り収納されたドラム本体の両端を着脱自在に取付けて、前記側柱間に、前記ドラム本体とルーフシートの前端部に固定された張出用バーとからなるシートドラムセットを差渡し、前記張出用バーの両側端に、バー固定部材を介してサイドポールの一端を嵌着すると共に、当該サイドポールの他端を、サイドポール接続部材を介して前記側柱の中間部に接続固定し、そして、前記サイドポール接続部材に取付けられるハンドルの操作で、前記サイドポールの傾斜角度を調節して、前記ドラム本体から引出されるルーフシートの迫出し度合を設定するように自動車用雨除け装置を構成したことを特徴とする。
本考案は、又、自動車の屋根付荷台の左右側壁面間に、ルーフシートが巻取り収納されたドラム本体の両端を着脱自在に取付けて、前記ドラム本体とルーフシートの前端部に固定された張出用バーとからなるシートドラムセットを差渡し、前記張出用バーの両側端に、バー固定部材を介してサイドポールの一端を嵌着すると共に、当該サイドポールの他端を、サイドポール接続部材を介して前記左右側壁面の中間部に接続固定し、そして、前記サイドポール接続部材に取付けられるハンドルの操作で、前記サイドポールの傾斜角度を調節して、前記ドラム本体から引出されるルーフシートの迫出し度合を設定するように自動車用雨除け装置を構成したことを特徴とする。
以下、本考案の自動車用雨除け装置の好適な実施形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本考案の自動車用雨除け装置の一実施例の斜視図であり、図2は、図1の自動車用雨除け装置の分解斜視図であり、図3は、図1における側柱の設置状態を示す側面図であり、図4は、図1におけるシートドラムセットの分解斜視図であり、図5は、シートドラムセットの側柱への装着方法を示す部分斜視図であり、図6は、図1におけるサイドポール接続部材の作用機構を示す部分斜視図である。
本考案は、図1、図2及び図5に示すように、屋根付荷台Cを有する自動車の上壁面Aと底壁面B間に着脱可能に架設された二本の側柱11,11の上端間に、ルーフシート121が巻取り収納されたドラム本体122の両端を着脱自在に取付けて、上記側柱11,11間に、上記ドラム本体122と張出用バー125とからなるシートドラムセット12を差渡し、上記張出用バー125の両側端に、バー固定部材127を介してサイドポール13の一端を嵌着すると共に、このサイドポール13の他端を、サイドポール接続部材131を介して上記側柱11の中間部に接続固定し、そして、図6に示すように、上記サイドポール接続部材131に取付けられるハンドル132の操作で、上記サイドポール13の傾斜角度θを調節して、上記ドラム本体122から引き出されるルーフシート121の迫出し度合を設定するように構成されていることを特徴とするものである。
そして、上記二本の側柱11,11は、図3に示すように、各々その中間部で柱上段部11−1と柱下段部11−2とを柱接続部材11−3で連結して構成され、上記柱上段部11−1の上端には上部パット111を取付けると共に、この上部パット111の直下にはドラム本体122を着脱自在に取付けるジョイント112を設け、一方、上記柱下段部11−2の下端には下部パット115を取付けると共に、この下部パット115の直上には高さ調節部材114を螺着し、且つ、この高さ調節部材114の上方にサイドポール接続部材131を取り付けてなることを特徴とし、更に、上記側柱11の柱下段部11−2の下端と高さ調節部材114との間にねじ螺合部114′を形成して、上記高さ調節部材114を回すことにより上記側柱11の高さが調節させるようになっていることを特徴とするものである。
また、上記シートドラムセット12のドラム本体122は、図4に示すように、軸芯となる円筒コイルばね123がシート巻筒122′に遊嵌され、且つ、この円筒コイルばね123の一端が、ホルダー124′を介してドラム掛止部126に固定されると共に、他端が上記シート巻胴122′に係着してなり、上記円筒コイルばね123の弾発付勢により、ルーフシート121の自動巻取り、引出しができるようになっていることを特徴とするものである。
本考案により、上述の如く、上壁面Aと底壁面B間に渡り、高さ調節自在な二本の側柱11,11が着脱可能に架設され、且つ、上記二本の側柱11,11間に、シートドラムセット12が着脱自在に差渡し形成されているので、自動車用雨除け装置1を屋根付荷台Cへ簡単且つ確実に取付け、付替えることができると共に、必要に応じて、ルーフシート121が収納されているドラム本体122と張出用バー125等を含むシートドラムセット12を、側柱11から簡単に取外すこともできるので便利である。
また、シートドラムセット12の張出用バー125の両側端に、バー固定部材127を介してサイドポール13の一端が嵌着され、このサイドポール13の他端が、サイドポール接続部財131を介して側柱11に接続固定され、そして、上記サイドポール接続部材131のハンドル132操作により、上記サイドポール13の傾斜角度θを調節できるようになっていることと、ドラム本体122の軸芯である円筒コイルばね123の周方向への捩り弾発作用により、ドラム本体122からルーフシート121を簡単に引出せると共に、ルーフシート121をドラム本体122内へ自動的に巻き取ることができるようになっているので、上記サイドポール13の傾斜角度θを調節すれば、張出用バー125とこれに共連れされるルーフシート121の迫出し度合が自在に変えられるものである。
図7は、本考案の自動車用雨除け装置の他実施例の斜視図であり、図8は、シートドラムセットのジョイントへの装着方法を示す部分斜視図であり、図9は、図7におけるサイドポール接続部材の作用機構を示す部分斜視図である。
本考案は、また、図7、図8に示すように、屋根付荷台Cを有する自動車の左右側壁面D,D間に、ルーフシート121が巻取り収納されたドラム本体122の両端を着脱自在に取付けて、前記ドラム本体122とルーフシート121の前端部に固定された張出用バー125とからなるシートドラムセット12を差渡し、前記張出用バー125の両側端に、バー固定部材127を介してサイドポール13の一端を嵌着すると共に、当該サイドポール13の他端を、サイドポール接続部材131を介して前記左右側壁面D,Dの中間部に接続固定し、そして、図9に示すように、前記サイドポール接続部材131に取付けられるハンドル132の操作で、前記サイドポール13の傾斜角度θを調節して、前記ドラム本体122から引出されるルーフシート121の迫出し度合を設定するように構成されていることを特徴とするものである。
本考案により、上述の如く、左右側壁面D,D間に、シートドラムセット12が着脱自在に差渡し形成されているので、自動車用雨除け装置21を屋根付荷台Cへ簡単且つ確実に取付け、付替えることができると共に、必要に応じて、ルーフシート121が収納されているドラム本体122と張出用バー125等を含むシートドラムセット12を、簡単に取外すこともできるので便利である。
また、シートドラムセット12の張出用バー125の両側端に、バー固定部材127を介してサイドポール13の一端が嵌着され、このサイドポール13の他端が、サイドポール接続部材131を介して左右側壁面D,Dに接続固定され、そして、上記サイドポール接続部材131のハンドル132操作により、上記サイドポール13の傾斜角度θを調節できるようになっていることと、ドラム本体122の軸芯である円筒コイルばね123の周方向への捩り弾発作用により、ドラム本体122からルーフシート121を簡単に引出せると共に、ルーフシート121をドラム本体122内へ自動的に巻き取ることができるようになっているので、上記サイドポール13の傾斜角度θを調節すれば、張出用バー125とこれに共連れされるルーフシート121の迫出し度合が自在に変えられるものである。
図1に示す本考案の自動車用雨除け装置1は、図3に示す側柱11と図4に示すシートドラムセット12、及び、この側柱11とシートドラムセット12の各々に付帯する部材や、側柱11とシートドラムセット12間を接続する部材等から構成されている。
本考案の自動車用雨除け装置1で使用される側柱11は、図3に示すように、その中間部で、大径の柱下段部11−2に小径の柱上段部11−1を挿嵌して、この挿嵌した部位を柱接続部材11−3を介してボルト14で締着することにより、柱上段部11−1と柱下段部11−2間が連結されるようになっている。
また、大径の柱下段部11−2に小径の柱上段部11−1をコンパクトに収納することができるので、側柱11を保管したり運搬する場合に便利である。
上記柱上段部11−1の上端には、滑り止めのゴム座111′を添着した上部パット111を取り付けると共に、この上部パット111の直下には、ドラム本体122のドラム掛止部126を受止めるドラム受座113を備えたジョイント112がボルト14で締着固定され、一方、上記柱下段部11−2の下端には、滑り止めのゴム座115′を添着した下部パット115を取り付けると共に、この下部パット115の直上には、ねじ螺合部114′が形成された高さ調節部材114を取付け、この高さ調節部材114を回すことにより側柱11の高さを調節して、側柱11を上壁面Aと底壁面B間に着脱可能に架設することができるものである。
上記柱下段部11−2に取付けられた高さ調節部材114の上方には、サイドポール接続部材131がボルト14により締着固定されるが、このサイドポール接続部材131には、図3及び図6に示すように、サイドポール13の傾斜角度θを調節して固定するハンドル132を取付けるためのハンドル止孔133が穿設されている。
また、本考案の自動車用雨除け装置1で使用されるシートドラムセット12は、図4に示すように、ドラム本体122とこのドラム本体122を覆うドラムカバー124、及び、上記ドラム本体122と張出用バー125とが、ルーフシート121により連なってこれらがセットになっているものである。
上記ドラム本体122は、円筒コイルばね123とルーフシート121を巻き回するシート巻筒122′とからなり、上記円筒コイルばね123が、シート巻筒122′内に収まって回転軸芯を形成している。すなわち、円筒コイルばね123の一端が、ホルダー124′を介してドラム掛止部126に固着され、円筒コイルばね123の他端に形成した係着部123′がシート巻筒122′内に係着されて、シート巻筒122′の回転に伴ない円筒コイルばね123が共回りするようになっている。ここで、円筒コイルばね123他端の軸端部123″は、ホルダー124′を介してドラム掛止部126に回転自在に軸支されている。
また、上記ドラム本体122の両端に取付けられるドラム掛止部126は、図5に示すように、柱上段部11−1に固定されているジョイント112のドラム受座113に、上方向には着脱自在であるがシートドラムセット12の重力が働く方向には抜出不能に形成されている。
従って、上記ルーフシート121の前端部に固定された張出用バー125を前倒しすれば、ルーフシート121が、円筒コイルばね123の弾発付勢作用により、ドラム本体122のシート巻筒122′から張った状態で円滑に引出され、また、逆に張出用バー125を後倒しすれば、ルーフシート121がドラム本体122内へ自動的に巻戻されるものである。
以下、本考案の自動車用雨除け装置1の設置手順について記述する。
先ず、図3に示すように、屋根付荷台Cを有する自動車の上壁面Aと底壁面B間に、二本の側柱11,11を、各々の柱下段部11−2の下端部に取付けてある高さ調節部材114を回すことにより突張り架設したのち、図5に示すように、各柱上段部11−1に締結固定されているジョイント112のドラム受座113にドラム掛止部126を掛けて、二本の側柱11,11間にシートドラムセット12を差渡しておく。
次いで、シートドラムセット12の張出用バー125の両端にバー固定部材127を嵌着固定したのち、このバー固定部材127にサイドポール13の一端を嵌着すると共に、サイドポール13の他端を、図6に示すように、柱下段部11−2に締着固定されているサイドポール接続部材131に接続する。
この接続部位において、サイドポール13の下端をサイドポール接続部材131に挟持させると共に、このサイドポール接続部材131に締結用のハンドル132を取付け、これをx方向、y方向に回転させることにより、サイドポール13の弛緩、緊締を行って、サイドポール13の傾斜角度θを設定するものである。
本考案の自動車用雨除け装置1によれば、屋根付荷台Cを有する自動車の上壁面Aと底壁面B間に渡り、高さ調節自在な二本の側柱が架設され、且つ、上記二本の側柱間に、シートドラムセットが着脱自在に跨設されているので、自動車用雨除け装置1を屋根付荷台Cへ簡単且つ確実に取付け、付替えることができ、また、必要に応じて、ルーフシートを収納するドラム本体と張出用バー等を含むシートドラムセットを、ワンタッチで側柱から取外すこともできる等、自動車用雨除け装置1の屋根付荷台Cへの取付け、取外しが極めて簡単であり、便利であるという作用、効果を奏するものである。
また、シートドラムセットの張出用バーにサイドポールの一端が固着され、このサイドポールの他端が、サイドポール接続部材に付設されているハンドルの操作により、上記サ
イドポールの傾斜角度を調節できるようになっていることと、ドラム本体のシート巻筒の軸芯となっている円筒コイルばねの弾発付勢作用で、ドラム本体からルーフシートを引出したり、ルーフシートをドラム本体内へ自動的に巻き取ることができるので、上記サイドポールの傾斜角度を変えて、ルーフシートを望み通りに迫出し調節できるという作用、効果を奏するものである。
図7に示す本考案の自動車用雨除け装置21は、図4に示すシートドラムセット12と図9に示すサイドポール13、及び、このシートドラムセット12とサイドポール13の各々に付帯する部材等から構成されている。
ここで、シートドラムセット12及びサイドポール13は、上記自動車用雨除け装置1におけると同様に構成されている。
図7及び図8に示すように、屋根付荷台Cの左及び右側壁面部Dの上方部には、ドラム本体122のドラム掛止部126を受止めるドラム受座113を備えたジョイント112が、支柱部材22及び支持部材23,23を介してボルトによって固定されている。
又、図7及び図9に示すように、屋根付荷台Cの左及び右側壁面部Dの中間部には、サイドポール13の他端を接続するサイドポール接続部材131が、支柱部材24及び支持部材25,25を介してボルトによって固定されている。
以下、本考案の自動車用雨除け装置21の設置手順について記述する。
先ず、図8及び図9に示すように、屋根付荷台Cを有する自動車の左及び右側壁面部Dの上方部にジョイント112を、左及び右側壁面部Dの中間部にサイドポール接続部材131を固定した後、図8に示すように、左及び右側壁面部Dの上方部に固定したジョイント112のドラム受座113にドラム掛止部126を掛けて、左及び右側壁面部D間にシートドラムセット12を差渡しておく。
次いで、シートドラムセット12の張出用バー125の両端にバー固定部材127を嵌着固定したのち、このバー固定部材127にサイドポール13の一端を嵌着すると共に、サイドポール13の他端を、図9に示すように、左及び右側壁面部Dの中間部に固定したサイドポール接続部材131に接続する。
この接続部位において、サイドポール13の下端をサイドポール接続部材131に挟持させると共に、このサイドポール接続部材131に締結用のハンドル132を取付け、これをx方向、y方向に回転させることにより、サイドポール13の弛緩、緊締を行って、サイドポール13の傾斜角度θを設定するものである。
本考案の自動車用雨除け装置21によれば、屋根付荷台Cを有する自動車の左及び右側壁面部D,D間に、シートドラムセットが着脱自在に跨設されているので、自動車用雨除け装置21を屋根付荷台Cへ簡単且つ確実に取付け、付替えることができ、また、必要に応じて、ルーフシートを収納するドラム本体と張出用バー等を含むシートドラムセットを、ワンタッチで取外すこともできる等、自動車用雨除け装置21の屋根付荷台Cへの取付け、取外しが極めて簡単であり、便利であるという作用、効果を奏するものである。
また、シートドラムセットの張出用バーにサイドポールの一端が固着され、このサイドポールの他端が、サイドポール接続部材に付設されているハンドルの操作により、上記サイドポールの傾斜角度を調節できるようになっていることと、ドラム本体のシート巻筒の軸芯となっている円筒コイルばねの弾発付勢作用で、ドラム本体からルーフシートを引出したり、ルーフシートをドラム本体内へ自動的に巻き取ることができるので、上記サイドポールの傾斜角度を変えて、ルーフシートを望み通りに迫出し調節できるという作用、効果を奏するものである。
上記自動車用雨除け装置21において、ジョイント112は、左及び右側壁面部Dの上方部に、適宜支持部材を介して、または、直接に固定されていてもよく、サイドポール接続部材131も、左及び右側壁面部Dの中間部に、適宜支持部材を介して、または、直接に固定されていてもよい。
本考案の自動車用雨除け装置は、通常にあっては、雨天時に荷物を積み下ろす際に使用するが、降雪時に使用してもよく、好天時にあって強い直射日光を避けるために、日除けとして使用してもよい。
本考案の自動車用雨除け装置の一実施例の斜視図である。 図1の自動車用雨除け装置の分解斜視図である。 図1における側柱の設置状態を示す側面図である。 図1におけるシートドラムセットの分解斜視図である。 シートドラムセットの側柱への装着方法を示す部分斜視図である。 図1におけるサイドポール接続部材の作用機構を示す部分斜視図である。 本考案の自動車用雨除け装置の他実施例の斜視図である。 シートドラムセットのジョイントへの装着方法を示す部分斜視図である。 図7におけるサイドポール接続部材の作用機構を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 自動車用雨除け装置
11 側柱
11−1 柱上段部
11−2 柱下段部
11−3 柱接続部材
111 上部パット
112 ジョイント
114 高さ調節部材
114′ねじ螺合部
115 下部パット
12 シートドラムセット
121 ルーフシート
122 ドラム本体
122′シート巻筒
123 円筒コイルばね
124′ホルダー
125 張出用バー
126 ドラム掛止部
127 バー固定部材
13 サイドポール
131 サイドポール接続部材
132 ハンドル
21 自動車用雨除け装置
C 屋根付荷台
A 上壁面
B 底壁面
D 側壁面

Claims (6)

  1. 自動車の屋根付荷台の上壁面と底壁面との間に着脱可能に架設された二本の側柱の上端間に、ルーフシートが巻取り収納されたドラム本体の両端を着脱自在に取付けて、前記側柱間に、前記ドラム本体とルーフシートの前端部に固定された張出用バーとからなるシートドラムセットを差渡し、前記張出用バーの両側端に、バー固定部材を介してサイドポールの一端を嵌着すると共に、当該サイドポールの他端を、サイドポール接続部材を介して前記側柱の中間部に接続固定し、そして、前記サイドポール接続部材に取付けられるハンドルの操作で、前記サイドポールの傾斜角度を調節して、前記ドラム本体から引出されるルーフシートの迫出し度合を設定するように構成されていることを特徴とする自動車用雨除け装置。
  2. 二本の側柱は、各々その中間部で柱上段部と柱下段部とを柱接続部材で連結して構成され、前記柱上段部の上端には上部パットを取付けると共に、当該上部パットの直下にはドラム本体を着脱自在に取付けるジョイントを設け、一方、前記柱下段部の下端には下部パットを取り付けると共に、当該下部パットの直上には高さ調節部材を螺着し、且つ、当該高さ調節部材の上方にサイドポール接続部材を取付けてなることを特徴とする請求項1に記載の自動車用雨除け装置。
  3. 柱下段部の下端と高さ調節部材との間にねじ螺合部を形成して、前記高さ調節部材を回すことにより側柱の高さが調節されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用雨除け装置。
  4. シートドラムセットのドラム本体は、軸芯となる円筒コイルばねがシート巻筒に遊嵌され、且つ、当該円筒コイルばねの一端が、ホルダーを介してドラム掛止部に固定されると共に、他端が前記シート巻筒に係着してなり、前記円筒コイルばねの弾発付勢により、ルーフシートの自動巻取り、引出しができるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自動車用雨除け装置。
  5. 自動車の屋根付荷台の左右側壁面間に、ルーフシートが巻取り収納されたドラム本体の両端を着脱自在に取付けて、前記ドラム本体とルーフシートの前端部に固定された張出用バーとからなるシートドラムセットを差渡し、前記張出用バーの両側端に、バー固定部材を介してサイドポールの一端を嵌着すると共に、当該サイドポールの他端を、サイドポール接続部材を介して前記左右側壁面の中間部に接続固定し、そして、前記サイドポール接続部材に取付けられるハンドルの操作で、前記サイドポールの傾斜角度を調節して、前記ドラム本体から引出されるルーフシートの迫出し度合を設定するように構成されていることを特徴とする自動車用雨除け装置。
  6. シートドラムセットのドラム本体は、軸芯となる円筒コイルばねがシート巻筒に遊嵌され、且つ、当該円筒コイルばねの一端が、ホルダーを介してドラム掛止部に固定されると共に、他端が前記シート巻筒に係着してなり、前記円筒コイルばねの弾発付勢により、ルーフシートの自動巻取り、引出しができるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の自動車用雨除け装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220087707A (ko) * 2020-12-18 2022-06-27 한남대학교 산학협력단 차량용 비 가림 차양

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