JP3100826U - テープ - Google Patents
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Abstract
【課題】鞄の持ち手は、工業生産の都合から硬質プラスチック等による一体形成のものや、しっかりと握るには細かったり手になじまない形状のものがほとんどであった。また、手の平からの汗により不衛生な状況になることが考えられる。さらに、持ち手はどのような鞄でも同じような色調であることが多く、自分の鞄を認識することが困難であった。
【解決手段】抗菌成分及び着色料を含む弾力性及び/又は柔軟性を有する素材によりテープ1を形成し、鞄の持ち手3に巻き付けることにより、含まれる抗菌成分により持ち手は衛生的な状態に保たれ、着色料により様々な色調を付与できるようになり、他の鞄との識別が容易になる。
【選択図】図1
【解決手段】抗菌成分及び着色料を含む弾力性及び/又は柔軟性を有する素材によりテープ1を形成し、鞄の持ち手3に巻き付けることにより、含まれる抗菌成分により持ち手は衛生的な状態に保たれ、着色料により様々な色調を付与できるようになり、他の鞄との識別が容易になる。
【選択図】図1
Description
本考案は、キャスター付きバッグ、スーツケースやボストンバッグのような鞄の持ち手に取り付けるテープに関する。
キャスター付きバッグやスーツケースは、本来、重い鞄を持ち運ぶ際に、負担を少なくして持ち運べるように、鞄の底部等にキャスターを取り付け、鞄を引いて運びやすくしている。例えば、伸縮性のある持ち手を鞄の上面部に取り付け、鞄を引いて移動させたり、スーツケースのように鞄本体が強固なものであれば、鞄の接地面にキャスターを取り付けるだけで鞄をそのまま押して移動できるので、負担を減らすことができるが、鞄の持ち手自体の握りが不自然であったり、形状が不適で合った場合は、鞄が蛇行したりして持ち運びが困難になり、持ち手を持つ手に負担がかかることが考えられる。
このような鞄の持ち運びの困難な点を解消するために、鞄に取り付けるキャスターや持ち手には様々な工夫が施されている。例えば、キャスターはどの様な方向にも進むことができるようなものを使用したり、逆に、持ち手を持つことで引かれる方向が一定するため、その方向にしか回転しないキャスターが利用される等が例示できる。また、持ち手には、手で握ったときにしっかりと手の指や手の平で持ち手を固定できるように波形状に加工したものが利用されている。
しかしながら、上記のような握りやすい形状のものを工業的に生産するためには、一体成形技術を利用して大量生産される都合上、利用できる素材も加工しやすいもの、例えば硬質プラスチック等が原料素材として利用されていた。
これら硬質プラスチック等による持ち手は、大量生産は容易であるものの、画一的なものにならざるを得ず、握り心地については満足できるものではなかった。例えば、長時間の持ち運びには手になじまず痛みを生じたり、手の平からの汗で滑りやすくなるなど、持ち運びに直接支障を生じる場合もあった。さらに、手の平からの汗により衛生的にも好ましい状態とはいえないものとなっていた。
さらに、キャスター付きバッグ、スーツケースやボストンバッグのような鞄の持ち手は、ほとんどが目立ちにくい暗い単色で構成されているため、自分の鞄と他人の鞄を識別を容易にする為には、別途鞄本体へシールを貼り付けたり、持ち手・持ち手部分やファスナー部にキーホルダー等のアクセサリーを取り付けて自分のものとわかるようにする必要があった。
従来技術として、テニスラケット、ゴルフクラブのグリップに使用する不織布からなるテープ本体に抗菌液を含有させたことを特徴とする抗菌グリップテープ(特許文献1)、抗菌剤を混合したグリップ材料によって成形されたゴルフクラブ用グリップ(特許文献2)、吸水性又は透水性を有する外装用材料により筒状吸水体を外装処理し、外装用材料か筒状吸水体の少なくとも一方に抗菌剤を封入した手の平の汗を吸い取る手の平吸汗具(特許文献3)等が開示されている。しかし、何れも鞄の持ち運ぶ上で必然的に生じる衛生面、利便性及び識別力の向上という全ての項目を満足に解決するものではない。
本願考案者は、従来のキャスター付きバッグやスーツケースに取り付けられている持ち手では、持ち運ぶときの手への負担を減少させるには不十分であり、さらに持ち運びの際に手のひらに汗をかき、衛生的にも好ましくない状況となる点に着目した。特に最近は生活環境における衛生意識の向上により、手軽に消毒・除菌できるような除菌スプレーやウェットティッシュのような形態の衛生用品が市販されている。また、よく手にする物品、例えば、事務用品や食器や装身具など、原材料中に予め抗菌成分を含めた抗菌グッズも販売されている。
これらの点に鑑み、本件考案者は上記課題、即ち、既存のキャスター付きバッグやスーツケース等の鞄の持ち手を持ちやすく、かつ、握りやすくするための方法を検討し、本件考案を創作するに至った。
本考案は、上記のようなキャスター付きバッグやスーツケースの鞄の持ち手に関する上述のような課題を解決するものである。即ち、抗菌成分及び着色料を含む弾力性及び/柔軟性を有する素材でテープ本体を薄層状に形成することを特徴とするテープを作成することにある。
上記実施例より、本考案のテープ(1)は、弾力性及び/又は柔軟性を有する成分により形成されたテープ(1)であることから、一体形成で手になじみにくい鞄の持ち手であっても、個人の手に合わせてテープ(1)を貼り付けたり、巻き付けたりすることにより適宜調整して持ちやすい形状に整えることができるようになった。また、鞄を持ち運んでいる最中に手のひらに汗をかき、持ち手部に汗がたまっても、テープ(1)に含まれる抗菌成分により持ち手の衛生的な状態は保たれ、一定期間使用後にテープ(1)を剥がし、新しいテープ(1)に張り替えることでより衛生的な状態を保つことができる。さらに、テープ本体(5)に含まれる着色料の色を適宜変えてテープ(1)を製造することにより、様々な色の組み合わせを作ることができ、より目印としての機能を際だたせるようになる。そして、このように認識が容易になる、目立つということは、バッグだけでなく老人車やつえに使用した場合には、自動車の運転者の注意を引きつけやすくなり、老人歩行者の安全面においても効果を発揮するという効果を奏することとなる。
さらにドアのノブ、自転車・自動車のハンドル部分やゴルフクラブ、テニスラケットのグリップ部に使用した場合であっても、使用した物品を衛生的に保ちかつ自他識別力・視認性の向上を図ることが可能となる。
本考案のテープ(1)は、弾力性及び/又は柔軟性を有する素材に抗菌成分及び着色料を添加して形成されることを特徴とするテープであり、さらにテープ本体(5)を保護層(7)で被覆してもよい。
本考案を形成するテープ本体(5)は、不織布、合成樹脂、合成・天然ゴム、発泡ポリウレタン、スポンジ等、弾力性・柔軟性を有する公知の素材を使用することができる。本考案では、前述の素材形成時に抗菌素材・着色料等を練り込んで形成し片面に粘着剤(6)を塗布してもよく、または、素材をテープ状に形成し一方の面に粘着剤(6)を塗布し、反対側の面に抗菌成分等を加えて別途調製した保護層(7)を塗布しても良い。
テープ本体(5)を形成する弾力性・柔軟性を有する素材としては、オレフィン系のエラストマーであることが好ましく、具体的には、ポリプロピレン系エラストマー、ポリエチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等であることが好ましい。こうした樹脂材料で形成されたテープ本体は、従来のような塩化ビニル樹脂を使用していないので、不要時に廃棄焼却しても環境に悪影響を与えることがないため好ましい。
本考案では、当該テープ本体(5)に以下に述べる抗菌成分等を直接添加混合しテープ本体(5)を形成してもよく、或いは形成されたテープ本体(5)の表面に塗布してもよい。
本考案で使用できる抗菌成分等とは、微生物、カビ等の増加を抑える効果を有する成分であれば特に制限無く使用することが可能である。具体的には、医薬品として使用されている抗生物質、銀ゼオライトや銅等を利用した金属系抗菌剤等の抗菌・除菌剤が例示でき、医薬品以外でも抗菌・除菌効果を有するとして知られている成分を制限無く使用することができる。
例えば、天然物からの抽出物、例えばツヤプリシン抽出物、エゴノキ抽出物、ペクチン分解物、しらこ蛋白抽出物、ε−ポリリシン、ローズマリー抽出物、ペパー抽出物、クローブ抽出物、ごま油不けん化物、米ぬか油抽出物、香辛料などの抽出物(ワサビ抽出物、シソ抽出物、チャ抽出物等)や、食品添加物の保存料として使用されている安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、プロピオン酸、プロピオン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄;殺菌料として使用されている次亜塩素酸ナトリウム、高度サラシ粉、過酸化水素;酸化防止剤として使用されている、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸類、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム等のエリソルビン酸類、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム等の亜硫酸塩類、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、カテキン類等の水溶性酸化防止剤、ミックストコフェロール等のトコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、アスコルビン酸パルミチン酸エステル等のアスコルビン酸エステル類;防かび剤として使用されているオルトフェニルフェノール(OPP)、オルトフェニルフェノールナトリウム(OPP−Na)、ジフェニル(DP)、チアベンダゾール(TBZ)、イマザリル;日持向上剤として使用されている氷酢酸、酢酸ナトリウム等の有機酸類が例示でき、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
例えば、天然物からの抽出物、例えばツヤプリシン抽出物、エゴノキ抽出物、ペクチン分解物、しらこ蛋白抽出物、ε−ポリリシン、ローズマリー抽出物、ペパー抽出物、クローブ抽出物、ごま油不けん化物、米ぬか油抽出物、香辛料などの抽出物(ワサビ抽出物、シソ抽出物、チャ抽出物等)や、食品添加物の保存料として使用されている安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、プロピオン酸、プロピオン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄;殺菌料として使用されている次亜塩素酸ナトリウム、高度サラシ粉、過酸化水素;酸化防止剤として使用されている、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸類、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム等のエリソルビン酸類、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム等の亜硫酸塩類、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、カテキン類等の水溶性酸化防止剤、ミックストコフェロール等のトコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、アスコルビン酸パルミチン酸エステル等のアスコルビン酸エステル類;防かび剤として使用されているオルトフェニルフェノール(OPP)、オルトフェニルフェノールナトリウム(OPP−Na)、ジフェニル(DP)、チアベンダゾール(TBZ)、イマザリル;日持向上剤として使用されている氷酢酸、酢酸ナトリウム等の有機酸類が例示でき、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本考案で使用する着色料とは、視認性向上のために本考案に係るテープを着色するために添加する物であり、該テープ本体を安定に着色することができるものであれば制限無く使用することができる。例えば、一般に販売されている顔料、塗料を例示することができる。特に本考案に係るテープ(1)を頻繁に使用すると考えられるキャスター付きバッグ等は、暗い場所での使用も当然に考えられるので、暗所での視認性向上のために蛍光若しくは蓄光能を有する着色料を使用することが好ましい。具体的には、蛍光剤とは紫外線を吸収し、これを可視光線に変えて反射する塗料として、市場に流通している物を制限無く利用することができる。また、蓄光剤としては、太陽光や電灯光等の光エネルギーを蓄え、暗所で発光するものであれば制限無く利用でき、硫化亜鉛、珪酸亜鉛、硫化亜鉛カドミウム、硫化カルシウム等が例示でき、これらを適宜添加することができる。その他の着色料として食品着色料として使用されている着色料を例示できるが、好ましくは蛍光・蓄光成分を含有する着色料である。さらに脱臭・消臭成分としてゼオライト、活性炭等を添加してもよい。
本考案に係るテープ(1)を構成するテープ本体(5)は、上記成分を適宜混合して公知の製造方法により成型して得ることができる。係るテープ本体(5)は、幅2〜5cm、長さは1〜5m程度のテープ状に加工するか、若しくは、鞄の持ち手(3)に巻き付け、持ちやすい大きさ、例えば5cm四方の正方形状や長半径10cm程度の楕円形状としてもよい。
形成されたテープ本体(5)の片面に塗布する粘着剤(6)としては、既存のアクリル樹脂系、ゴム系の粘着剤いずれでも良いが、本考案のテープ(1)は、鞄の持ち手に貼り付けての屋外での使用が中心であるので、耐候性の高いアクリル系が好ましく、またテープを剥がしたときに粘着剤が残らない程度の粘着性を有するものが好ましい。上記アクリル系粘着剤には、(メタ)アクリル酸エステルモノマーが主原料として用いられ、(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては炭素数1〜12のアルキル基を有するアルコールの(メタ)アクリル酸エステル、好ましくは炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルが用いられ、具体的には、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリル等を挙げることができる。これらは、単独、又は組み合わせて重合に供することができる。
本考案における粘着剤(6)は溶媒中で重合した溶剤型アクリル粘着剤であっても良いし、水中で重合したエマルジョン系粘着剤であっても良い。また、モノマー混合物に紫外線照射した塊状重合型粘着剤であっても良い。粘着剤層の厚さは20〜50μmが好ましい。
本考案でテープ本体(5)に塗布する場合は、一般に、粘着剤(6)をリバースコート法等の定量的な塗工法により剥離材に塗布し、加熱乾燥させた後、上記基材フィルムと積層することにより製造される。この場合の剥離材としては、特に限定されることはなく、例えばシリコン塗布型剥離紙などが使用でき、通常、そのまま、本考案のテープ(1)の最終製品形態における剥離材として用いられる。或いは、当該テープ本体(5)に粘着剤(6)を塗布しロール状に巻き取り最終製品の形態(図6)としてもよい。
さらに、本考案のテープ(1)の表面に保護層(7)を形成してもよい。保護層(7)を形成することでテープ本体(5)の長寿命化を図ることができ、滑り止めとしての効果も期待できる。保護層(7)の形成材料としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アミノアルキッド系樹脂等の熱硬化性または電離放射線硬化性樹脂を好ましく挙げることができる。その他、合成繊維や木綿等の繊維質のものも使用できる。こうした樹脂を含有した保護層(7)用塗工液には、架橋剤としては、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、フェノール樹脂などを含有させることができる。なお、保護層(7)用塗工液には、紫外線吸収剤、紫外線遮蔽剤、光安定剤、着色剤、熱安定剤、耐電防止剤、可塑剤、硬化剤、滑剤等の各種の作用を有する添加剤を含有させることもできる。
保護層(7)は、保護層(7)用塗工液を塗工または印刷等によって設けた後、硬化させて形成される。塗工方法としては、公知の各種方法、例えばロールコート、カーテンフローコート、ワイヤーバーコート、リバースコート、グラビアコート、グラビアリバースコート、マイクログラビアコート、エアーナイフコート、キスコート、ブレードコート、スムーズコート、コンマコート、スライドコート、スプレーコート、かけ流しコート、刷毛塗り等の方法を用いることができる。また、印刷方法としては、クラビア、活版、フレキソ等の凸版印刷、平版オフセット、ダイリソ印刷等の平版印刷、シルクスクリーン等の孔版印刷、静電印刷、インキジェットプリント等の公知の各種方法を用いることができる。
こうして形成された保護層(7)は、テープ本体(5)の耐キズ性、耐汚染性、耐水性を向上させるので好ましい。保護層(7)の厚さは、形成する樹脂材料の種類に応じて異なるが、通常、5〜100μm程度とすることが好ましい。尚、本保護層(7)でテープ本体(5)を完全に被覆してしまうと、テープ本体に含まれている抗菌成分等の効果が発揮できないため、保護層(7)の一部に直径1mm程度の穴(8)を穿ったり、幅1〜2mm程度のスリットを形成しておく必要がある。
最終的な本考案に係るテープ(1)の形状は、帯状に形成したロール状に巻き付けた状態(図6)に形成しても、バッグ等に貼り付けやすい大きさに適宜切り分けたテープ(1)をシートに貼り付けておいても良いが、使用時の貼り付けの容易さを考慮すると、適当な長さに切り分けた短冊状のものか、5cm四方程度の大きさに予め加工したものが好ましい。
以下、本考案に係るテーピング用テープ の好ましい代表的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施例
テープ本体(5)の素材として発泡ポリウレタンを使用し、この発泡ポリウレタンに抗菌剤としてヒノキチオール溶液を10重量%、着色料として硫化亜鉛を30重量%添加して、公知の製造方法に基づき発泡ポリウレタンを幅2cm、長さ2mのシート状に形成した。そして、公知の製法に基づき、シート状に形成した本考案に係るテープ本体(5)に粘着剤(6)を塗布し剥離紙に貼付して本考案に係るテープ(1)を得た。
以下、本考案に係るテーピング用テープ の好ましい代表的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施例
テープ本体(5)の素材として発泡ポリウレタンを使用し、この発泡ポリウレタンに抗菌剤としてヒノキチオール溶液を10重量%、着色料として硫化亜鉛を30重量%添加して、公知の製造方法に基づき発泡ポリウレタンを幅2cm、長さ2mのシート状に形成した。そして、公知の製法に基づき、シート状に形成した本考案に係るテープ本体(5)に粘着剤(6)を塗布し剥離紙に貼付して本考案に係るテープ(1)を得た。
本考案に係るテープを市販されているキャスター付きバッグ(2)の持ち手(3)に張り付け(図1、図2)、鞄内部に3kg程度の書類を入れ、テープ(1)を巻き付けてある持ち手(3)を引いてみたところ、テープ(1)の適度な弾力性と柔軟性により、持ち手(2)をしっかりと握ることができた。また、鞄から離れていてもすぐに鞄を認識することができた。
次に、本考案に係るテープ(1)をボストンバッグ(4)の持ち手(3)に巻き付けた(図3)。従来のボストンバッグ(4)の持ち手(2)は2本の持ち手を束ねただけであることが多く、しっかりと鞄を持つには不十分なものであった。
しかし、本考案のテープ(1)を巻き付けることで、持ち手(3)自体の太さが増し、適度な弾力も有していることからしっかりと鞄を保持することが可能となった。
(1)テープ
(2)キャスター付きバッグ
(3)持ち手
(4)ボストンバッグ本体
(5)テープ本体
(6)粘着剤
(7)保護層
(8)穴
(2)キャスター付きバッグ
(3)持ち手
(4)ボストンバッグ本体
(5)テープ本体
(6)粘着剤
(7)保護層
(8)穴
Claims (2)
- 弾力性及び/又は柔軟性を有する素材により形成されたテープ本体の片面に粘着剤を塗布することにより形成され、該テープ本体中に抗菌成分及び着色料が含まれていることを特徴とするテープ 。
- テープ本体に穴又はスリットを設けた保護層を塗布した請求項1に記載のテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271567U JP3100826U (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003271567U JP3100826U (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3100826U true JP3100826U (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=43254430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003271567U Expired - Lifetime JP3100826U (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | テープ |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014039989A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Fujitora Kogyo Kk | 包丁 |
KR101516699B1 (ko) * | 2013-01-18 | 2015-05-27 | 주식회사 한국감염관리본부 | 항균 테이프 |
JP2022031093A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | シュー イ-チェン, | ワイヤレス滅菌装置 |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003271567U patent/JP3100826U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014039989A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Fujitora Kogyo Kk | 包丁 |
KR101516699B1 (ko) * | 2013-01-18 | 2015-05-27 | 주식회사 한국감염관리본부 | 항균 테이프 |
JP2022031093A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | シュー イ-チェン, | ワイヤレス滅菌装置 |
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