JP3100790U - ペット用位牌 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を用いずに札部と台座とを容易に連結でき、さらに、容易に札部に文字を書き記すことができる位牌の実現を課題とする。
【解決手段】台座20と、該台座20の上面から上方に突出した連結棒60と、下面に装着孔11を有し、装着孔11への連結棒60の挿入により台座20と着脱可能に連結される札部10とを備えることを特徴とするペット用位牌1。連結棒60は、断面が円形状に形成されており、離間して複数本備えられていることを特徴とする。台座20は、連結棒60が挿入される複数の挿入孔を備え、札部10は、台座20の複数の挿入孔の配設間隔とは異なる間隔で配設された複数の装着孔11を備え、連結棒60は、挿入孔と、装着孔11とに挿入された状態で直線状から曲折変形していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ペット用位牌に関する。
従来から、位牌には種々のものが存在し、近年ではペット用の位牌も登場した。図5に示すように、こうした位牌100は、台座120の上面から立設し文字を書き記す札部110を備えるものであるが、台座120の上面と札部110の下面とを接着剤にて接着しており、接着剤によらなければ札部110と台座120とは連結しなかった。
また、こうした位牌100の札部110には、多くの場合、ペットの飼い主だった者が自ら、亡きペットを偲び、ペットの名前等の文字を書き記していた。
しかしながら、上記位牌によれば、札部と台座とを分離させた状態にて、札部に文字を書き記した後、札部と台座とを接着剤にて接着する場合、接着剤が乾いて接着が完了するまでに長時間を要することから容易に連結できなかった。
また、予め札部と台座とを接着した場合であれば、机上等の平面上に位牌を奥行き方向に倒して載置し、札部に文字を書き記すこととなった。このとき、札部は、台座との奥行きの寸法の違いから、机等の平面に対して当然、傾斜した。傾斜した札部に正確に文字を書き記すことは困難である上、筆記用具を持った手が位牌の台座に当たる等して札部に文字を書き記すことが妨害された。こうしたことから、しばしば書き仕損じることとなった。
本考案は、上記実状を鑑みてなされたものであり、接着剤を用いずに札部と台座とを容易に連結でき、さらに、容易に札部に文字を書き記すことができる位牌の実現を課題とする。
課題を解決するための主な手段は、
「台座と、
該台座の上面から上方に突出した連結棒と、
下面に装着孔を有し、該装着孔への前記連結棒の挿入により前記台座と着脱可能に連結される札部と
を備える」
ものである。
上記構成によれば、文字を書き記した札部を台座から突出した連結棒に装着すれば、容易に札部と台座とを連結することができ、しかも、札部は台座と着脱可能に連結されていることから、札部を、台座に一度装着した後、再度分離させることも可能である。
上述のように、札部は、台座から突出した連結棒にて台座と着脱可能に連結される。連結棒により台座と連結された札部は、連結棒の突出方向へ引張することにより台座から分離する。したがって、札部に文字を書き記すに際しては、札部を台座から分離することが可能である。台座から分離された札部によれば、机上等の平面上に平行に載置することができ、筆記用具を持った手が台座に当たらず文字を書き記すことが妨害されず、良好に札部に文字を書き記すことができる。
上記構成によれば、接着剤を用いずに札部と台座とを容易に連結でき、容易に文字を書き記すことができるペット用位牌とすることができる。
上述した手段において、
「前記連結棒は、断面が円形状に形成されており、離間して複数本備えられている」
ものとしてもよい。
部材を相互に連結する連結棒としては、一般に、断面が円形状のものが普及していることから、上記構成において、断面が円形状の棒を連結棒として採用することが好適である。
しかしながら、札部と台座とを、断面が円形状の1本の連結棒で連結すると、連結棒を中心として、連結棒の突出方向とは略直交する方向へ札部と台座とが相互に回転してしまう虞がある。しかし、上記構成によれば、札部は、離間して備えられた複数本の連結棒にて台座と連結されることから台座に対する回転が規制される。したがって、札部を台座に、回転することなく固定できる。
上述した手段において、
「前記台座は、前記連結棒が挿入される複数の挿入孔を備え、
前記札部は、前記台座の複数の挿入孔の配設間隔とは異なる間隔で配設された複数の前記装着孔を備え、
前記連結棒は、前記挿入孔と、前記装着孔とに挿入された状態で直線状から曲折変形している」
ものとしてもよい。
ところで、これまでの構成によれば、台座と札部とが着脱可能に連結棒にて連結された状態において、連結棒は、台座から、連結棒の長手方向へ、札部の分離を抑制しない。したがって、台座を手に持ち位牌を倒立させたり、札部をつまんで位牌を持ち上げる等すれば、札部が台座から容易に分離してしまう虞がある。そこで、上記構成により、台座と札部とを容易に分離させないで連結できるように、連結棒と、挿入孔と装着孔との関連を特定したものである。
ここで、台座と札部とを連結する以前の各連結棒の形状は、直線状であるが、挿入孔と装着孔とに挿入されると、直線状から曲折変形させられるものである。したがって、連結棒の素材は、挿入孔と装着孔とに挿入されると容易に曲折変形するものであり、例えば、小寸の木材、小寸の弾性樹脂等によるもの挙げられる。なお、曲折変形とは、連結棒を、クランク状、弓状、S字状、あるいは蛇行状等の曲折状へ変形させることである。
上記構成によれば、台座の上面と、札部の下面とを当接させた状態において、挿入孔と装着孔とは位置ズレを起こした状態、すなわち、相互にオフセットした状態となる。したがって、挿入孔に連結棒の一端側を挿入し、台座からさらに上方に突出した他端側に装着孔を挿入させ、台座の上面に札部の下面を当接させた状態では、その当接部分付近において、連結棒は、挿入孔内及び、装着孔内にて、挿入孔と装着孔との相互のオフセット量分だけ、直線状から曲折状に曲折変形させられる。曲折状に曲折変形させられた連結棒は、直線状に復元しようとする復元力により、挿入孔と装着孔との内壁に強く当接し、これを押圧する押圧力を生じる。この押圧力により、挿入孔と装着孔に挿入された連結棒の摺動が抑制され、札部が台座から容易に分離することを抑制する。
このことから、札部と台座とは脱着可能に連結されていながらも、挿入孔と装着孔との配設距離を異ならせ、連結棒を直線状から曲折状に曲折変形させたことによって、札部と台座とを容易には分離し難く堅固に連結されている。
上述の通り、本考案によれば、接着剤を用いずに札部と台座とを容易に連結でき、さらに、容易に札部に文字を書き記すことができるペット用位牌を実現できる。
本考案に係るペット用位牌の実施形態を、以下に図面に基づいて説明する。
図1に、本考案に係るペット用位牌の一例を示す。この位牌1は、板状の木製の札部10と木製の台座20とを、直線状に形成され断面が円形状に形成された2本の小寸の木製の連結棒60により連結され構成されており、札部10は、台座20から着脱可能に連結されている。
ここで、台座20は、夫々略方形状に形成された第1台座部材30、第2台座部材40、第3台座部材50により構成されている。具体的には、第1台座部材30の上面に、第2台座部材40の下面を、第2台座部材40の上面に、第3台座部材50の下面を、当接し、積重されたものであり、本例においては、これら各台座部材30、40、50は、連結棒60にて連結されて台座20を構成している。
また、第1台座部材30の上面には2つの第1挿入孔31が穿設されており、第2台座部材40には上面から下面に貫通した2つの第2挿入孔41が穿設されており、第3台座部材50には上面から下面に貫通した2つの第3挿入孔51が穿設されており、各台座部材30、40、50の各挿入孔31、41、51が連通して台座20全体において、連結棒60が挿入される挿入孔21を構成している(図2参照)。なお、第1台座部材30の第1挿入孔31には底があり、第1台座部材30の下面に貫通していない。
図2に示すように、台座20は挿入孔21を有し、連結棒60の一端側が挿入孔21に挿入されて、各台座部材30、40、50を連結して台座20を構成している。
本例においては、台座20の挿入孔21を構成する各台座部材30、40の各挿入孔31、41は相互にオフセットして連通し、台座20の挿入孔21を構成している。具体的には、第1台座部材30の各第1挿入孔31同士の配設距離と、第2台座部材40の各第2挿入孔41同士の配設距離とは異なり、各第1挿入孔31同士の配設距離は、各第2挿入孔41同士の配設距離よりも長い寸法である。なお、各第2挿入孔41同士の配設距離と、各第3挿入孔51同士の配設距離との寸法は略同一であり、各第3挿入孔51と各第2挿入孔41とは相互にオフセットしていない。
したがって、第1台座部材30の上面と第2台座部材40の下面、第2台座部材40の上面と第3台座部材50の下面とを当接して積重し、台座20を構成した状態においては、第1台座部材30の各第1挿入孔31と、第2台座部材40の各第2挿入孔41とは、図3(a)に示すように相互にオフセットした状態となる。
このことから、台座20の挿入孔21に連結棒60の一端側が挿入された状態では、第1台座部材30と第2台座部材40との当接部分付近において、各連結棒60は、第1、第2台座部材30、40との各挿入孔31、41内にて、各第1挿入孔31と各第2挿入孔41との相互のオフセット量分だけ、直線状からクランク状に曲折変形させられる。クランク状に曲折変形させられた各連結棒60は、直線状に復元しようとする復元力により、各挿入孔31、41の内壁に強く当接し、これを押圧する押圧力を生じる。この押圧力により、第1、第2台座部材30、40の各挿入孔31、41に挿入された各連結棒60の摺動が抑制され、第1台座部材30と第2台座部材40との相互の容易な分離を抑制する。なお、第3台座部材50は、第3挿入孔51に各連結棒60が挿入されているものの、第3挿入孔51と第2挿入孔41とは、相互にオフセットしていないことから、第2台座部材40の上面に、下面を当接して積重されているのみであり、第2台座部材40との分離は容易となっている。
以上のように、各台座部材30、40、50の各挿入孔31、41、51には、連結棒60の一端側が挿入されて連結され、接着剤を用いることなく台座20を構成しているが、連結棒60の他端側が台座20の上面からさらに上方に突出している。この連結棒60の他端側が札部10の装着孔11に挿入され、札部10と台座20とが連結されている。なお、装着孔11は、札部10の下面に2つ穿設されており、札部10の上面に貫通していない。
図2、及び、図3(a)に示すように、連結棒60の他端側が札部10の装着孔11に挿入され、札部10の下面は、台座20の上面に当接している。
本例においては、札部10の各装着孔11と台座20の各挿入孔21とは相互にオフセットして連通するものである。具体的には、札部10の各装着孔11同士の配設距離と、台座20の各挿入孔21同士の配設距離とは異なり、札部10の各装着孔11同士の配設距離は、台座20の各挿入孔21同士の配設距離よりも長い寸法である。
したがって、札部10の下面と、台座20の上面とを当接して、本考案に係る位牌1を構成した状態においては、各装着孔11と、各挿入孔21とは、図3(b)に示すように相互にオフセットした状態となる。なお、図3(b)は、図3(a)のA部拡大図である。
このことから、図3(a)及び(b)に示すように、各装着孔11に各連結棒60の他端側が挿入された状態では、札部10と台座20との当接部分付近において、各連結棒60は、各装着孔11内と各挿入孔21内とにて、各装着孔11と各挿入孔21との相互のオフセット量分だけ、直線状からクランク状に曲折変形させられる。クランク状に曲折変形させられた各連結棒60は、直線状に復元しようとする復元力により、各装着孔11、各挿入孔21の内壁に強く当接し、これを押圧する押圧力を生じる。この押圧力により、札部10と台座20との各装着孔11、各挿入孔21に挿入された各連結棒60の摺動が抑制され、札部10と台座20とが相互に容易に分離することを抑制する。これにより、接着剤を用いることなく、札部10と台座20とは各連結棒60にて連結され、位牌1を構成するものである。
ここで、台座20を構成する第3台座部材50に関して、本例においては、各第3挿入孔51にも各連結棒60が挿入されているが、各第3挿入孔51と第2台座部材40の各第2挿入孔41とは、相互にオフセットしていない。このことから、各台座部材30、40、50を連結棒60にて連結したとはいうものの、第2台座部材40の上面に、下面を当接させて積重したに過ぎなかった。しかし、上述のように、札部10の下面を台座20の上面に当接させて、連結棒60にて連結されると、第3台座部材50は、札部10と、第1、第2台座部材30、40との間にて連結棒60から分離不能に連結される態様となる。よって、第3台座部材50は、札部10と、第1、第2台座部材30、40との間にて、ガタツクこと等なく堅固に連結され、位牌1を構成することとなる。
以上のことから、本考案に係る位牌1においては、札部10と台座20とは着脱可能に連結されていながらも、各々の装着孔同士及び、挿入孔同士の配設距離を異ならせ、連結棒60を直線状からクランク状に曲折変形させたことによって、接着剤を用いることなく札部10と台座20とを容易には分離し難く連結している。
したがって、台座20を手に持ち位牌1を倒立させたり、札部10をつまんで、位牌1を持ち上げる等しても、札部10を台座20から分離させることなく、位牌1を移動させることができるとともに、台座20を持ち、札部10を手により引張すれば、装着孔11内を連結棒60が摺動して、装着孔11が連結棒60から抜脱し、札部10を台座20から分離させることができる。これにより、札部10に文字を書き記すに際しては、札部10を台座20から分離させることができ、図4に示すように、台座20から分離された札部10によれば、机70の平面上に札部10を平行に載置することができ、筆記用具80を持った手(図示しない)が台座20に当たらず文字を書き記すことが妨害されない。よって、本考案によれば、接着剤を用いずに札部10と台座20とを容易に連結でき、さらに、容易に札部10に文字を書き記すことができるペット用位牌1を実現できる。
本考案に係るペット用位牌の一例を示す分解斜視図である。 札部と台座とを連結する状態を示す分解斜視図である。 (a)は、本考案に係るペット用位牌の正面断面図であり、(b)は、A部拡大図である。 札部に文字を記す状態を示す斜視図である。 従来の位牌を示す斜視図である。
符号の説明
1 位牌(ペット用位牌)
10 札部
11 装着孔
20 台座
21、31、41、51 挿入孔
30、40、50 台座部材
60 連結棒

Claims (3)

  1. 台座と、
    該台座の上面から上方に突出した連結棒と、
    下面に装着孔を有し、該装着孔への前記連結棒の挿入により前記台座と着脱可能に連結される札部と
    を備えることを特徴とするペット用位牌。
  2. 前記連結棒は、断面が円形状に形成されており、離間して複数本備えられていることを特徴とする請求項1に記載のペット用位牌。
  3. 前記台座は、前記連結棒が挿入される複数の挿入孔を備え、
    前記札部は、前記台座の複数の挿入孔の配設間隔とは異なる間隔で配設された複数の前記装着孔を備え、
    前記連結棒は、前記挿入孔と、前記装着孔とに挿入された状態で直線状から曲折変形していることを特徴とする請求項2に記載のペット用位牌。
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