JP3099528U - テーブル兼用卓上碁盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の脚付き囲碁盤は、盤面の第一線と盤側に余裕がないため、第一線の石に触れた際、この石が盤外に落ちることがあり、復元に際し元の位置について双方で揉めることがある。また、使用しないときや碁盤に碁石を載せたままの移動は、碁盤の下部に脚は付いているが可動式でないため、片付けや移動に手間を要するだけでなく、テーブルなどとしても利用できない。
【解決手段】長方形の上板10と下板30と中枠20によって形成された箱体であって、箱体の上板の表面中央部に、標準碁盤より周囲が碁石1ヶ分程度広い空間を設けた碁盤目11が描かれ、上板の右手前脇と左側奥脇に上部を開放した箱型の碁笥2個分の収納ヶ所12を設定し、上板の裏側の四隅にキャスター付き脚33を取り付けるとともに上板と同寸法の盤面保護板31を設けたテーブル兼用卓上盤を提供する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、卓上用の碁盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、座って碁を打つときは「短い脚付き厚板碁盤」、腰掛けて碁を打つときはテーブル上に「厚板碁盤」または、「折りたたみ碁盤」を置く。その際、別途に用意された碁笥は碁盤の側に置き、碁盤の蓋は相手から取った碁石(揚げ石)を入れに使用し、碁打ち中は、碁笥と蓋は床上またはテーブル上の碁盤のそばに置かれる。
【0003】
本来、脚付き厚板碁盤は座って対局することを前提に作られ、厚みのある碁盤ほど重宝がられ、楕円形の碁笥は別途に用意されているが、この重い碁盤や碁笥を碁を打つ都度用意しまた、片付けるのは手間がかかる。戦後は生活様式の変化に伴い家庭、職場、学校でも腰掛けることが多くなり、長時間座っての碁打ちは足腰がしびれ又は痛くなるので、各地の碁会所、教習所ではテーブル上に厚板碁盤または、折りたたみ碁盤置いての碁打ちが多くなった。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2504700号公報 (第1〜2頁、第1図)
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】
ところが、上記の特許文献1に記載の脚付き囲碁盤は、盤面の第1線と盤側に余裕がないため、第2線に石を打つとき、第1線の石に触れた際、この石が盤外に落ちることがあり、数個の石が落ちた場合は復元に際し元の位置について双方で揉めることがある。また使用しないときや碁盤に碁石を載せたままの移動は下部に脚は付いてはいるが可動式でないため、片付けや移動に手間を要するだけでなく、テーブルなどとしても利用できないものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、長方形の上板と下板と中枠よって形成された箱体であって、前記は箱体の上板の表面中央部に、標準碁盤より周囲が碁石1ヶ分の直径程度広い空間を設けた碁盤目が描かれ、前記上板の右側手前脇と左側奥脇に、上部を開放した箱型の碁笥2個の収納箇所を設定し、前記上板の裏側の四隅にキャスター付き脚を前期下板を貫通して取り付けるとともに、前記上板と同寸法の盤面保護坂を設けたテーブル兼用卓上碁盤を提供することで、碁石の落下を防止するとともに碁盤の移動を容易にしたものである。なお、前記のテーブル兼用卓上碁盤において、前記碁笥の底にダボ孔を設け、このダボ孔に対応する前記下板の上面にダボを設けることで前記碁笥が箱型の碁笥の収納箇所から容易に滑り落ちないようにしても良い。また、前記箱体の中央部の上板と下板の空間に引き出しを設けてもよい。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を実施例となる図面を参照しながら説明する。図1は本考案の実施例となるテーブル兼用卓上碁盤の斜視図で、図2はその分解斜視図である。本考案の碁盤は図1、図2に示すように、長方形の上板10と中枠20と下板30によって形成された箱体であって、前記箱体の上板10の表面中央部に碁盤目11が描かれている。なお、前記箱体の中央部に引き出し16を設けてもよい。引き出し16には、囲碁教本や囲碁月刊誌等を納めると便利である。上板10、中枠20、下板30の材料は、製品後の干割れ、反り等を防ぐため、合板や集成材或いはパーティくるボード又はプラスチック板、塩化ビニール樹脂板等を用いる。なお、図中18、19は上板10と下板30で挟まれた中枠20の空間を塞ぐ化粧板を示している。
【0008】
前記箱体の上板10の表面中央部に描かれる碁盤目11は、標準碁盤より周囲が碁石1ヶ分の直径程度広く描かれている。これは、盤面の第1線と盤側に余裕を設けることで第2線に石を打つとき、第1線の石に碁石や指が触れて石が多少動いても盤外に落ちないようにするためである。
【0009】
そして、前記上板10の右側手前脇と左側奥脇に、上部を開放した箱型の碁笥13を2個収容可能な収納箇所12を設定し、前記上板10の裏側の四隅にキャスター付き脚33を前記下板30を貫通して取り付けるとともに、前記上板10と同寸法の盤面保護板31を設けている。図2にも示すように、碁笥13は枡形で、碁盤と同様の材質で作られており、中枠20で区切った碁笥収納箇所12に摺動可能に納められる。碁笥13は普段は碁笥が2個入る碁笥収納箇所の手前側に置き、奥の1個分は相手から取った石(ハマ石)入れとするが、テレビの囲碁教室や手合い放送を見て、あるいは囲碁月刊誌等で独習する場合は、相手側の碁笥13を碁笥収納箇所12の奥側に入れれば黒白双方の石の取り扱いが容易になる。
【0010】
キャスター付き脚33は常用の棒状材の先端部に回転可能なキャスター輪34を設けた形状で、上板10の裏側の四隅に下板30を貫通して設けた孔32を通して取り付けることで、脚33のぐらつきを防止して碁盤の安定化を図る。なお、上板10の裏面に補助材35を取り付けることで脚33の上部を補助材35に嵌めこみ、上板10の底に取り付ける。そして、キャスター付き脚33が下板30の底面に接する位置に孔36を形成し、勾配付き木栓37を嵌合わせて下板30に密着させてもよい。
【0011】
前記碁笥13の底にダボ孔14を設け、そのダボ孔14に接する下板30にダボ15を突出させて嵌合させることで碁笥13が収納箇所12から容易に滑り落ちないようにすることもできる。そして、前記上板10と同寸法の盤面保護板31の裏面の角の少なくとも対角線上の2箇所にダボ39を設定し、これに接する上板10にダボ孔40を設けることで保護板31を上板10に確実に固定することができる。また、上板10の右手側奥や左手側手前に湯飲み受け穴17を設け湯飲み受38を挿入しておいてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案の卓上用碁盤は上記のような構成であるため、盤面保護板を外せばそこに碁盤と碁石が現れるのですぐ碁打ちができる。碁を始める都度、重い碁盤や碁石を用意する必要がない。
【0013】
また、碁盤の周辺は碁石1個分の直径ぐらい広いので、第2線に石を打つ場合、第1線の石に触れても盤外に落ちることが少ない。碁石は盤面のすぐ側の碁笥収納箇所内にあるので、石が取りやすく、碁終了後は盤上の石を片付け易い。
【0014】
さらに、碁笥収納箇所に納めた碁笥の底板のダボ孔に接する下板にダボを接定したので碁笥がズレたり、外れ落ちることがない。また、碁盤の四隅にキャスター付き脚を設定したので、本卓上碁盤の移動が容易にできる。また、本卓上碁盤は腰掛式なので、長時間碁を打っても疲れず、碁を打たないときは盤面保護板を被せて、テーブル又は机代わりに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例となるテーブル兼用卓上碁盤及び盤面保護板の斜視図
【図2】本考案の実施例となるテーブル兼用卓上碁盤の分解斜視図
【符号の説明】
10 上板
11 碁盤目
12 碁笥収納箇所
13 碁笥
14 ダボ孔
15 ダボ(碁笥受け用)
16 引き出し
17 湯飲み受け用孔
18 化粧板
19 化粧板
20 中枠
30 下板
31 盤面保護板
32 キャスター付き脚の通し孔
33 キャスター付き脚
34 キャスター輪
35 補助材
36 木栓孔
37 勾配付き木栓
38 湯呑み受け
39 ダボ(盤面保護板の滑り止め用)
40 ダボ孔(盤面保護板の滑り止め用)

Claims (2)

  1. 長方形の上板と下板と中枠によって形成された箱体であって、前記箱体の上板の表面中央部に、標準碁盤より周囲が碁石1ヶ分の直径程度広い空間を設けた碁盤目が描かれ、前記上板の右側手前脇と左側奥脇に、上部を開放した箱型の碁笥を2個収納可能な収納箇所を設定し、前記上板の裏側の四隅にキャスター付脚を下板を貫通して取り付けるとともに、前記上板と同寸法の盤面保護板を設けたことを特徴とするテーブル兼用卓上碁盤。
  2. 請求項1記載のテーブル兼用卓上碁盤において、前記碁笥の底にダボ孔を設け、前記ダボ孔に対応する前記下板の上面にダボを設けたことを特徴とするテーブル兼用卓上碁盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110170460A (zh) * 2019-05-29 2019-08-27 温州大学 一种围棋自动分拣机
JP2023038359A (ja) * 2023-01-10 2023-03-16 雅広 冨山 車椅子障害者用電動型ゲーム盤移動機能器具

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