JP3099428U - 球技用捕手レッグガード。 - Google Patents

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品川 伸一
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ベルガード株式会社
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Abstract

【課題】多枚数の硬質保護プレートで膝関節部を完全に覆い隠して防護上の弱点を排除しより安全性を高めかつ屈伸運動性に優れたレッグガードを簡素な方法で制作可能とし一般に安価なものを提供できるようにする。
【解決手段】脛と膝保護プレート間を繋ぐ屈曲可能な柔軟連結パッドあたりが最も顕著な屈折と圧迫を発生する箇所なのでこれを分断する。膝保護プレートは2分し一方は主膝保護プレート2としニーガード側へ、他方は膝下保護プレート3としシンガード側へ別々に組み込む。主膝保護プレート部を内側に膝下保護プレートを外側に膝間接上で重ね合わせ着用することで脚の屈伸に伴う圧縮や伸張は前後に重なり合うプレート同士の位置ズレのスライドとなってその圧力を逃がしてくれる。実用には2つのガード体の完全独立は用具として扱いづらいので帯片等で繋ぎ合わせるとよいがプレート同士のスライドを制限しない緩やかな連結とする。
【選択図】  図4

Description

  球技用捕手レッグガードは選手の脚部―――膝上の腿部、膝関節部、脛部そして足甲部―――の前面及び側面を一体に防護する用具であり、捕逸したボール、うち捨てられたバットあるいは本塁に突入してくる走者との衝突など捕手の脚全体を保護するのがその使命である。捕手はこのような重装備プロテクターを身に付けた上で通常の立位から捕球時の屈曲位や、片、両膝の接地位など変化の激しい姿勢をとらなければならない。
  レッグガードは硬質保護プレート同士の繋ぎ目と裏面部に柔軟緩衝パッドを当てて構成されており、柔軟部を折節として脚の屈伸に応じている。捕手が補球姿勢をとる脚屈曲位では膝関節が内側に二つ折れとなり膝頭は前方に突起しレッグガードの膝関節部柔軟パッド部は大きく開口露出し走者との衝突に対して無防備となる。特に危険なのは滑り込み突入する走者の靴底スパイク金具(刃物)である。そのためこのパッド部を2層に設ける等の対策もあるが硬質保護プレートで覆い隠す方が確実である。関節部の自由屈伸を確保しつつ硬いパーツで包むにはかなり複雑な工程を採らざるを得ない。硬い外殻で覆われた甲虫類のごとく多段式保護プレートを連ねるなど種々の試みがあるがいずれも部品数や工程数が多く高価なものとなり普及分野競技用具には向かない
  整備が充分でないグランドが多い普及分野競技では選手のほとんどが金属スパイクを使用している。むしろ整地の行き届いたグランドや人工芝等上でプレイするプロ野球等ではサッカーシューズのような危険の少ないスタッド付きのシューズ着用が多い。つまり一般、少年競技等にこそより安全な防具が望まれるのある。
  膝関節部を硬質保護プレートで隙間無く覆い隠してしかも屈伸が自由にできかつ構造的に簡易であるにはどうしたらよいだろうか。仮にレッグガードを主膝保護プレートから上部のニーガード(膝当て体)と膝下保護プレートから下部のシンガード(脛当て体)の2つに分割してしまうと良いことが解る。図1は文字通りに分割してしまったニーガードAとシンガードBを別々に装着した様子である。膝頭当たりで膝ガード部はシンガードの膝を外側にニーガードの膝を内側に2層に大きく重なり合う様に着用すれば、立位や屈曲位に応じて深くあるいは浅くスライドしズレ合うことになり、ガード体同士が押し合い引き合う緊張から解放されることが解る。図2は二つのガード体が両膝保護プレート間に設けられた帯片Cで橋渡しされ用具として1体に纏められた様子だが、両膝保護プレート部が互いにスライドしズレ合うことを許容するよう緩やかな猶予幅があることが肝要である。レッグガードの屈曲と脚への追従性をこれら2つのガード体の重なり合いやズレ合いで解決してしまうのでシンガード部の脛と膝下間が屈曲する必要がなくなってしまう。そのため脛及び膝下両保護プレートは密着連接する構造でよく、露出する柔軟パッドを廃することができ部品の単純化を計り防護目的に叶う。一体のレッグガードとして構成されたために接近重複し不要と成った脚取り付けバンドの一部は省略できる。
  レッグガード着用時に屈伸運動から発生する極度の緊張感圧迫感は大幅に取り除かれる。硬質保護プレートで隙間無しに膝関節を覆い尽くしても複雑に部品を増設する必要がないから制作工程が単純化し、そのため普及分野の一般ユーザー向けにも容易により安全な多枚数膝保護プレート装備のレッグガードを安価に提供できる。また副次効果として生ずる最大利点は用具の大幅なフリーサイズ化である。ニーガードの膝当て部とシンガードの膝当て部の重なり合う深さを自在に設定できることで、図3の示すようにモデルのレッグガードで数センチも伸縮させ着用することが出来る。身長差にすると伸縮させた長さの3,4倍となる。成型金型を多数制作する必要がなく、サイズごとに制作する必要もなくなるなど産業的、流通的に大変な福音である。
 図4、図5は実施例による正面及び裏面図である。1は膝上保護プレートでありその裏面の保護パッド6に縫着されている。2は主膝保護プレートでありその裏面の保護パッド7に縫着されている。取付バンド・メス11と同オス12はプレートとパッド間に挿入されプレート裏側にリベット止め14されている。13は連結バンドであり1と2を繋いでいる。1、2及びその付属部品でニーガード部Aを成す。
  3は膝下保護プレートでありその裏面の保護パッド8に縫着されており、取付バンド・メス11と同オス12はプレートとパッド間に挿入されプレート裏側にリベット止め14されている。4は脛保護プレートでありその裏面の保護パッド9にリベット止め15されており取付バンド・メス11、同オス12は上下2カ所にプレートとパッド間に挿入されリベット止め15されている。5は足甲保護プレートでありその裏面の保護パッド10に縫着されている。3,4及び5とその付属部品でシンガード部Bを成す。
  ニーガード部Aとシンガード部Bは緩やかな結束帯Cをもって、図5のように結束されている。すなわち、Cの下方はシンガード部Bの上部3と8の間に挿入縫着され、上方はループ状に折り返された後ニーガード部Aの2にリベット止め15されている。
ニーガードとシンガード部を別々に着用した斜視図である。 ニーガードとシンガードを結合したレッグガードの着用斜視図である。 レッグガードの総長の伸縮を示す斜視図である。 実施例1の正面図である。 実施例1の裏面図である。 実施例1のニーガード部とシンガード部を連結した断面図である。
符号の説明
A 膝頭より膝上を覆うニーガード部
B 膝下より足甲までを覆うニーガード部
C AとBを緩やかに連結するループ状連結帯
1 膝上保護プレート
2 主膝保護プレート
3 膝下保護プレート
4 脛保護プレート
5 足甲保護プレート
6 膝上保護パッド
7 主膝保護パッド
8 膝下保護パッド
9 脛保護パッド
10 足甲保護パッド
11 メス取付バンド
12 オス取付バンド
13 連結バンド
14 保護プレートを貫通するリベット
15 保護プレート及び保護パッドを貫通するリベット

Claims (1)

  1. 脛及び膝保護プレート間を連結し屈曲可能とする柔軟パッドを廃止し、膝頭から膝上を覆うニーガード部と足甲より脛及び膝下までをひと連なりとしたシンガード部をそれぞれ別のユニットとして構成し、ニーガードの膝保護プレート部を内側にシンガードの膝下保護プレート部が外側となるよう二層に重ね合せ、重なりが浅くあるいは深くスライドし合うのを許容するよう相互の保護プレート間を帯等で緩やかに連結した構造をもつ球技用レッグガード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022087416A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社久保田運動具店 野球用レガース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022087416A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社久保田運動具店 野球用レガース
JP7286176B2 (ja) 2020-12-01 2023-06-05 株式会社久保田運動具店 野球用レガース

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