JP3098837U - 心臓に当たる電磁波を遮断する帯体 - Google Patents

Abstract

【課題】心臓に対する電磁波遮断用帯体を提供する。
【解決手段】市販されている電磁波遮断膜を利用する。密封された電磁波遮断膜を帯状とし、外側に布、内側にも通気性の良い布を当て、ミシン等で固定し、心臓のある胸部に巻き、端部を布製ファスナーで固定し、胸部と背中にしっかりと固定される。又、２つの紐をブラジャーのように肩に掛け、帯体のずれ落ちを防ぐ。又、タンクトップ型でも良い。これにより、心臓部分に当たる電磁波を殆ど遮断する。
【選択図】　　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、心臓に当たる電磁波を遮断する帯体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
心臓に疾患を持つ人は多い。人工心臓の人、不整脈のためチップ埋め込みの人、心臓病の人等がある。電磁波発生は多く、電子レンジで２．４５ＧＨｚ、携帯電話では或る種のものは、１．４５ＭＨｚ、他種のものでは８．００ＭＨｚ等である。満員電車等では、携帯電話の電源を切るようアナウンスするが、実際には行われていないことが多い。これら電磁波に対する予防は殆ど行われていないのが現状である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、心臓のある胸部に常時当てている電磁波遮断用帯に関するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、細長い電磁波遮断膜を内包する袋に、外側に布、内側にも布を当てがい、３層の帯状とし、その端部につけた布製ファスナーにより、帯体を胸部と背中に廻して端部で固定可能であり、その帯体に２つの肩紐を設けた、心臓に当たる電磁波を遮断する帯体に関する。
【０００５】
【考案の実施の形態】
本考案は東京都大田区池上にあるフィーサ社が、ＭＮＣＮＴ型番２０で発売している、厚み１／１００ｍｍから５／１００ｍｍの電磁波遮断膜を用いる。この遮断膜は薄く、種々の分野で利用されているが、電磁波を殆ど遮断する。原料は主に炭素を用いている。
【０００６】
電磁波遮断膜を内包する帯体である袋１を先ず用意する。それは細長く、人間の胸から背中に廻せるものである。その袋の上面である外側に布２を被せる。次に内側に通気性のよい、取りはずしの出来る布３を当てがう。即ち、布１、電磁波遮断膜の袋２、通気性のある取りはずしの出来る布３との３層となる。袋１と外側の布２は、縁部でミシン縫いし、固定する。内側の布３は、外側の布１と布製ファスナー等で着脱可能とする。
【０００７】
この３層の帯は、幅１０ｃｍ〜１５ｃｍで心臓のある胸部に、胸から背中を廻し、端部の布製ファスナー４で固定する。
又、この帯には、２つの肩紐５を設け、その紐は、使用者の肩に当てがい、帯を吊るすものであり、帯のずり下がりを防ぐ。ブラジャーの型と同じである。又、タンクトップ型でも良い。
図中Ａは帯体である。又、取り扱いでの梱包は、折らずに丸めるか、そのままにして行う。
【０００８】
【考案の効果】
本考案の帯は、心臓の悪い人、即ち人工心臓の人、不整脈予防のためチップを埋め込んでいる人、心臓病の人等の、心臓部分を電磁波から守る。これにより、常時これを装着することにより、心臓への電磁波の悪影響は殆ど無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】斜視図である。
【図２】断面図である。
【符号の説明】
１　外側の布
２　電磁波遮断膜の袋
３　内側の布
４　布製ファスナー
５　肩紐
Ａ　帯体

Claims (1)

1. 細長い電磁波遮断膜を内包する袋に、外側に布、内側にも布を当てがい、３層の帯状とし、その端部につけた布製ファスナーにより、帯体を胸部と背中に廻して端部で固定可能であり、その帯体に２つの肩紐を設けた、心臓に当たる電磁波を遮断する帯体。

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