JP3098624U

JP3098624U - 包装用容器

Info

Publication number: JP3098624U
Application number: JP2003003558U
Authority: JP
Inventors: 川西　久美子
Original assignee: アイメディア株式会社
Priority date: 2003-06-17
Filing date: 2003-06-17
Publication date: 2004-03-11
Anticipated expiration: 2009-06-17

Abstract

【課題】そこで、この考案は、これら上記の欠点を改良するものであり、断面形状が、直角三角形の包装用容器に形成し、該容器の内部が外部から見える構造とし、店舗の棚等で商品を展示しても、見えやすく、販売者側、購買者側にとっても便利な包装用容器を開発・提供することにある。
【解決手段】所定の厚み（Ｘ）を有し、断面形状が直角三角形の容器本体（１）を設け、該容器本体（１）の傾斜面（ａ）と、それぞれ隣接する直角三角形面（２）（２）に拡がる表示窓（３）を設け、該表示窓（３）には、透明なシート（４）を張り、前記容器本体（１）の底面（ｂ）および垂直面（ｃ）に出し入れ口を設けたことを特徴とする包装用容器。
【選択図】　　　　図３

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は、包装用容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、商品を入れる包装用容器は、種々存在するが、大抵は矩形の箱体であり、商品のみを店頭に並べておき、購買者が購入した際に、その商品を包装用容器に入れて、購買者に販売をしている。
【０００３】
しかしながら、包装用容器は、大概は不透明の箱体であり、蓋をしたままでは内部が見えないため、蓋を容器本体の底部に重合して、容器本体を、水平ではなく、傾斜させて店頭に並べ、購買者に見えやすいようにしている。
【０００４】
さらに、すでに包装用容器に入れた商品が、外部から見えれば、購買者は、商品が見やすく、また、販売者側は、購入時に、商品の入った包装用容器をそのまま渡すことができ、新たに、商品を包装用容器に入れたり、数を確認する必要がなく、従って、接客作業が短時間に行えるものである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、これら上記の欠点を改良するものであり、包装用容器を外部から見える構造とし、販売者側、購買者側にとっても便利な包装用容器を開発・提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
そのため、所定の厚みを有し、断面形状が直角三角形の容器本体を設け、該容器本体の傾斜面と、それぞれ隣接する直角三角形面に跨がって表示穴を設け、該表示穴には、内部より透明なシートを張り、前記容器本体の底面および垂直面に取り出し口を設けたものである。
【０００７】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施例を図１及び図２に従って説明すると、所定の厚み（Ｘ）を有し、断面形状が直角三角形の容器本体（１）を設け、該容器本体（１）の傾斜面（ａ）と、それぞれ隣接する直角三角形面（２）（２）に拡がる表示窓（３）を設け、該表示窓（３）には、透明なシート（４）を張り、前記容器本体（１）の底面（ｂ）および垂直面（ｃ）に出し入れ口を設けたことを特徴とする包装用容器からなるものである。
【０００８】
尚、容器本体（１）には、表面を着色してもよく、文字、図形、記号等を標記してもよく、また、透明なシート（４）は、元々、容器本体（１）の素材にコーティングされたものであってもよく、別個に、内部より貼着したものであってもよい。さらに、出し入れ口は、図２に示すように、底面（ｂ）と垂直面（ｃ）のそれぞれ係止突起（Ｘ）（Ｘ）を、挿入口（Ｙ）（Ｙ）に嵌めることにより、閉じられ、この部分から商品（Ａ）を、出し入れ口とするものである。また、容器本体（１）には、別途、見えやすい箇所に、シール等を貼り付けてもよいものである。
【０００９】
【考案の効果】
この考案によると、容器本体（１）の断面形状が直角三角形に形成したため、直角三角形のうち、辺の長い傾斜面（ａ）に表示窓（３）を形成されており、しかも、その表示窓（３）は隣接する直角三角形面（２）（２）に拡がるよう形成したため、内部が見えやすく、表示穴（３）から内部の商品が見え、また、断面形状が直角三角形のため、他の二辺を底部と背部に当接すれば安定して展示できる。
【００１０】
さらに、二個の容器を、それぞれ傾斜面（ａ）どうしを当接して並べれば、矩形となり、箱等に詰め易い、また、表示窓から内部の商品や商品の数が見えるため、安心して購入できる等極めて有益なる効果を奏すものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図２】この考案の一実施例を示す包装用容器の展開図である。
【図３】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１　容器本体
２　直角三角形面
３　表示窓
４　透明なシート
Ａ　商品
ａ　傾斜面
ｂ　底面
ｃ　垂直面
Ｘ　厚み

Claims

所定の厚み（Ｘ）を有し、断面形状が直角三角形の容器本体（１）を設け、該容器本体（１）の傾斜面（ａ）と、それぞれ隣接する直角三角形面（２）（２）に拡がる表示窓（３）を設け、該表示窓（３）には、透明なシート（４）を張り、前記容器本体（１）の底面（ｂ）および垂直面（ｃ）に出し入れ口を設けたことを特徴とする包装用容器。