JP3098609U

JP3098609U - 空気浄化帽

Info

Publication number: JP3098609U
Application number: JP2003003543U
Authority: JP
Inventors: 葉國忠
Original assignee: 葉國忠
Priority date: 2003-06-17
Filing date: 2003-06-17
Publication date: 2004-03-11
Anticipated expiration: 2009-06-17

Abstract

【課題】人体の呼吸器官周囲の空気をマイナスイオンにより直接浄化し、ただちに病原菌の伝染を防止することが可能な空気浄化帽を提供する。
【解決手段】空気浄化帽は、キャップ本体１及びマイナスイオン製造装置２からなる。キャップ本体のバイザー１１の平面上に、くぼんだはめ込み槽があり、マイナスイオン製造装置をその中にはめ込んで固定するようになっている。このマイナスイオン装置は、ボックス２１の内部に高圧電気回路及び電池が収納されているか、ボックスの上部に太陽エネルギーを吸収する板２４を張り付けて使用する。電池あるいは太陽エネルギー吸収板が直流電源を電気回路板に供給し、高圧電気回路内部の放電極が、高圧放電によって大量のマイナスイオンを製造して、ボックスの底部から送出し、空気中に浮遊している病原菌に反応して分解する。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は空気浄化帽に関する。本考案の空気浄化帽は、マイナスイオン製造装置が結合していて、人体周囲の空気を即座に浄化するという特長を持つ。
【０００２】
【従来の技術及び課題】
商工業社会の現在、都会には人口が集中し、汚染源及び空気を媒介とするウィルスが、随時回りの環境を取り巻いている。したがって、現代人は、アレルギー、喘息、頭痛、流行性の感染症、その他さまざまな原因で、体の不調を訴えるケースが多い。現在、流行しているＳＡＲＳウィルスも例外ではない。即座に人体の周囲に浮遊している病原菌や浮遊微粒子を浄化しなければ、これらの浮遊物は空気を媒介として、人体に進入して我々の健康を脅かすことになる。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
本考案は空気浄化帽に関する。本考案の空気浄化帽は、キャップ本体及びマイナスイオン製造装置からなる。キャップ本体のバイザーの平面上に、くぼんだはめ込み槽があり、マイナスイオン製造装置をその中にはめ込んで固定するようになっている。このマイナスイオン装置は、ボックスの内部に高圧電気回路及び電池が収納されているか、ボックスの上部に太陽エネルギーを吸収する板を張り付けて使用する。電池あるいは太陽エネルギー吸収板が直流電源を電気回路板に供給し、高圧電気回路内部の放電極が、高圧放電によって大量のマイナスイオンを製造して、ボックスの底部から送出し、空気中に浮遊している病原菌に反応して分解する。人体の呼吸器官周囲の空気を直接浄化するので、ただちに病原菌の伝染を防止することが可能である。
【０００４】
【考案の実施の形態】
図１及び図２を参照いただきたい。本考案の空気浄化帽は、キャップ本体１及びマイナスイオン製造装置２からなる。そのうち、キャップ本体１の前部のバイザー１１の平面上には、くぼんだはめ込み槽１２があって、マイナスイオン製造装置２をはめ込んで固定するようになっている。マイナスイオン製造装置２は、ボックス２１内部に、高圧電気回路２２及び電池２３が収納されて構成されるか、ボックス２１の上部に、太陽エネルギー吸収板２４を張り付けて構成されている。
【０００５】
上述の高圧電気回路２２は電池２３あるいは太陽エネルギー吸収板２４から直流電源（１．５Ｖ、３Ｖあるいは９Ｖ）が供給される。電池２３がなくなると、ボックス２１の上ふた２１１を開けて新しい電池２３と交換する（図３を参照いただきたい）。あるいは、電池２３を交換せず、直接キャップ本体１の外部にある太陽エネルギー吸収板２４を日光に当てて、電池２３の代わりに直流電源を供給することも可能である。したがって、マイナスイオン製造装置２に供給する電源は途切れる心配がないため、マイナスイオン製造装置２はマイナスイオンを製造して、送出し続ける。このように、本考案のキャップ１をかぶると、マイナスイオン製造装置２を随時身に付けていることになる。マイナスイオンを製造することにより、人体の呼吸器周囲の空気を直接浄化するので、極めて実用価値が高い上に、斬新で進歩的である。
【０００６】
本考案の空気浄化帽を実施する際は、電池２３あるいはキャップ１外部にあって、日光を吸収する太陽エネルギー吸収板２４によって、直流電源（１．５Ｖ、３Ｖあるいは９Ｖ）を高圧電気回路２２供給する。高圧電気回路２２内部は、高圧振動回路２２１、高圧変圧器２２２、及び、整流倍圧２２３を経て、高圧パルス電流が放電極２２４（図４を参照いただきたい）に送られ、放電極２２４から高圧放電で大量のマイナスイオンを放出する。これらのマイナスイオンは、ボックス２１の底部から送出されて（図５を参照いただきたい）、空気中の浮遊病原菌に反応して分解して、人体呼吸器周囲の空気を直接浄化するので、効果的且つ即座にウィルスの伝染を抑制することが可能である。
【０００７】
【考案の効果】
本考案の空気浄化帽は、空気中の汚染源及び空気を媒介とするウィルスが人体に進入して健康を害するのを解決するという特長を持つ。本考案の空気浄化帽は、常に携帯することが可能で、マイナスイオンを製造することができる。マイナスイオンは、人体の呼吸器官周囲に浮遊している汚染源を直接浄化して、病原菌の伝染をただちに抑制して、健康を保つのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の空気浄化帽の外観見取り図である。
【図２】本考案の空気浄化帽の関連パーツの組み立て関係分解図である。
【図３】本考案の空気浄化帽の、マイナスイオン製造装置内部の関連パーツの見取り図である。
【図４】本考案の空気浄化帽のマイナスイオン製造装置の高圧電気回路板が作動して、高圧パルス電流を放出する流れを示したフローチャートである。
【図５】本考案の空気浄化帽の実施例図である。
【符号の説明】
１　　　　　　　キャップ本体
１１　　　バイザー
１２　　　はめ込み槽
２　　　　マイナスイオン製造装置
２１　　　ボックス
２１１　　上ふた
２２　　　高圧電気回路板
２２１　　高圧振動回路
２２２　　高圧変圧器
２２３　　整流倍圧
２２４　　放電極
２３　　　電池
２４　　　太陽エネルギー吸収板

Claims

キャップ本体及びマイナスイオン製造装置からなり、
キャップ本体の前部のバイザーの平面上には、くぼんだはめ込み槽があって、マイナスイオン製造装置をはめ込んで固定するようになっていて、このマイナスイオン製造装置は、ボックス内部に、高圧電気回路及び電池が収納されて構成されるか、ボックスの上部に、太陽エネルギー吸収板を張り付けて構成されていて、電池あるいは太陽エネルギー吸収板から直流高圧電気回路板に電源が供給され、高圧電気回路内部で放電極が高圧放電によって大量のマイナスイオンを放出し、ボックスの底部から送出して、空気中に浮遊する病原菌に反応して分解し、人体呼吸器周囲の空気を直接浄化するという特長を持つ空気浄化帽。
高圧電気回路内部は、高圧振動回路、高圧変圧器、及び、整流倍圧を経て、高圧パルス電流が放電極に送られ、放電極から高圧放電で大量のマイナスイオンを放出するという特長を持つ、請求項１に記載の空気浄化帽。