JP3098098U - 導煙機 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種寸法のガスレンジに適用され、且つ風速微調整ボタンにより適当な風速に調整できる導煙機の提供。
【解決手段】前機体1と左機体及び右機体3で組成された導煙機がガスレンジ周囲に取り付けられて、全方位に油煙を隔離し、前機体の二端の軌道14に左機体及び右機体の凸塊33がスライド自在に結合されて、各種寸法(幅)のガスレンジに適応され、前機体に風速微調整ボタン13が設けられ、各過程の換気扇設置の高度の違いにより、必要な風速も異なるため、この風速微調整ボタンにより適当な風速に調整可能とされている。
【選択図】 図1
【解決手段】前機体1と左機体及び右機体3で組成された導煙機がガスレンジ周囲に取り付けられて、全方位に油煙を隔離し、前機体の二端の軌道14に左機体及び右機体の凸塊33がスライド自在に結合されて、各種寸法(幅)のガスレンジに適応され、前機体に風速微調整ボタン13が設けられ、各過程の換気扇設置の高度の違いにより、必要な風速も異なるため、この風速微調整ボタンにより適当な風速に調整可能とされている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の導煙機に係り、特に風壁原理を利用してガスレンジ周辺に設置される導煙機とされ、食品調理時に発生する油煙を換気扇の吸入口に案内し、油煙を順調に屋外に排出させて全方位の油煙隔離を行う導煙機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にガスレンジの上方には換気扇が取り付けられ、換気扇によりガスレンジ上の油煙を排出する。換気扇とガスレンジの間には距離があり、ゆえに換気扇の吸入力の範囲を有効に拡大することはできず、一部の油煙が厨房器具を汚染するほか、人体の肺に吸入されて健康を損ないうる。
【0003】
このため特許文献1、及び特許文献2にはこのような欠点を解決するため提供されたものであるが、それぞれ以下のような欠点を有している。
特許文献1は、送風装置2が位置決め棒3の補助により換気扇11に取り付けられるが、各家庭のガスレンジ12の長さ寸法はそれぞれ異なり、長い過ぎる或いは幅が広過ぎるガスレンジ12には適用できない。且つ送風装置2はガスレンジ12の周辺に貼り付けて一体の装置とすることができない。
【0004】
特許文献2は、導煙機Aの構造が複雑すぎ、支持アーム20、枢接アーム30、端部キャップ40、伝動軸カバー50、連接棒60、シール手段70、ブロワボックス80及びファン軸90等の機構を具え、導煙機Aはガスレンジ11の前方のみに設置可能で、全方位(両側及び前側)の油煙隔離装置を形成不能である。さらに、導煙機Aはガスレンジ11の周辺と密接に結合して全体性の構造を形成することができない。
【0005】
上述の特許文献1、2は、その送風装置(或いは導煙機)固定がいずれもボルトを利用して手作業で達成され、且つこの機構はその寸法長さを調整不能で、ゆえに市販されている各種のガスレンジの幅寸法と密接に結合して一体的な装置とされることができず、ゆえに各家庭の換気扇とガスレンジの間の取り付け高さの違いに合わせて、送風導煙に必要な出風力の違いにより風速を適当に調整して油煙を順調に排出させることができない。
【0006】
【特許文献1】
台湾特許公告第383088号明細書
【特許文献2】
台湾特許公告第479789号明細書
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに周知の製品の欠点を排除し、機能を高めた導煙機が求められている。
本考案の主要な目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前機体の背面の両端にそれぞれ軌道が螺子止めされ、軌道内にコ形の滑り溝が設けられ、左右の機体の一側面に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の軌道の滑り溝内にスライド自在に嵌入されて、左右の機体と前機体が結合され、凸塊の軌道に沿ったスライドにより、各種の異なる寸法(幅)のガスレンジに適用される。
【0008】
本考案のもう一つの目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、ガスレンジの周辺に前機体及び左右の機体で組成された導煙機が設けられ、該導煙機の前機体及び左右の機体内にそれぞれモータで駆動されて回転する籠輪が設けられ、その発生する気流が出風口より上向きとされて、風の壁を形成し、全方位で油煙を隔離するものとされる。
【0009】
本考案のさらに別の目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前気体に風速微調整ボタンが設けられ、電源スイッチとして使用されるほかに風速を適当に調整するのに用いられ、各家庭の換気扇の設置高度の違いにより必要とされる風速の違いに対応するものとされる。
【0010】
本考案のまた別の目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前機体と左右の機体のケース内側に斜めの導風羽根が設けられ、該導風羽根が角部の気流の不足を補充し、油煙を上向きとするのを補助し、換気扇の吸入力の範囲を広げるものとされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、導煙機において、
左ケースカバーが螺子止めされた左ケース、右ケースカバーが螺子止めされた右ケース、及び中間に位置する風速微調整ボタンを具え、左ケースと右ケース内に籠輪と該籠輪を駆動し回転させるモータがそれぞれ取り付けられ、左ケースの背面左端と右ケースの背面右端に軌道が螺子止めされ、該軌道内に滑り溝があり、滑り溝の一側にストッパ板が設けられてなる前機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された右機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された左機体と、
を具え、左機体と右機体の位置が、前機体の軌道の滑り溝内にあっての上記凸塊のスライドにより調整され、ガスレンジの幅に合わせて使用されることを特徴とする、導煙機としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体、右機体のケースの内側に二つの斜めの導風羽根が固定されたことを特徴とする、導煙機としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体の左ケースの左側板と右ケース右側板に電源挿入孔が設けられ、左機体と右機体のケースの一端に電源プラグが設けられ、左機体と右機体のケースのもう一端に電源ソケットが設けられ、電源プラグが左機体と右機体のケースの電源ソケットに挿入され、右機体と左機体の電源プラグが前機体の電源挿入孔に挿入されたことを特徴とする、導煙機としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体と右機体の底面に防振パッドが設けられたことを特徴とする、導煙機としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1から図3に示されるように、本考案は前機体1及び左機体2及び右機体3で組成された導煙機がガスレンジ10の前方及び左側と右側に取り付けられ、且つガスレンジ10と一体に形成される(図3参照)。
【0013】
前機体1の左ケースカバー110、右ケースカバー120には左機体2と右機体3が螺子止めされ、該前機体1の中間に風速微調整ボタン13が設けられ、該左ケースカバー110、右ケースカバー120の前端に入気孔1101、1201があり、左ケースカバー110、右ケースカバー120内に籠輪111、121及びモータ112、122が取り付けられ、該籠輪111、121が対応するモータ112、122の軸心に連接され、このモータ112、122が対応する籠輪111、121を駆動し回転させる。風速微調整ボタン13は風速を適当に調整するのに用いられる(各家庭の換気扇設置高度は異なるため、必要な風速も異なるため)ほか、電源スイッチとしても用いられる。左ケースカバー110の背面左端、右ケースカバー120の背面右端にそれぞれ軌道14が螺子止めされ、該軌道14内にコ字形の滑り溝141が形成され、該滑り溝141の外側にストッパ板142が形成されている。別に、左ケースカバー110の左側板、右ケースカバー120の右側板にそれぞれ電源挿入孔15が設けられている。
【0014】
左機体2と滑り溝141は同じ構造とされて前機体1の左側と右側に取り付けられ、図1は僅かに右機体3の分解図であり、左機体2と右機体3はケース21、31とケースカバー32が螺子止めされてなり、ケース21、31内にそれぞれ籠輪211、311とモータ212、312が取り付けられ、該籠輪211、311が対応するモータ212、312の軸心に連接され、モータ212、312により対応する籠輪211、311が駆動され回転する。ケースカバー32の前側には入風孔321が設けられ、ケース21、31の一側に電源ソケット313が設けられ、もう一側に電源プラグ314が設けられ、電源ソケット313に電源プラグ4が挿入され、電源プラグ314が前機体1の左ケース11、右ケース12の電源挿入孔15に挿入される。左機体2、右機体3のケース21、31の電源プラグ314が設けられた端部にU形の凸塊33が螺子止めされ、該凸塊33が前機体1の軌道14内側より滑り溝141内にスライド式に挿入され、左機体2と右機体3が前機体1の左側と右側に嵌め止めされ、滑り溝141の一側のストッパ板142が凸塊33の脱落を防止する。
【0015】
さらに、前機体1及び左機体2及び右機体3のケース11、21、31の後部内側に二つの斜めの導風羽根113、123、215、315が接着されて角部の気流不足を補充するのに供され、図4には、右機体3のケース31に設けられた導風羽根315の導風により形成された風の壁Aが示されている(前機体1及び左機体2の導風羽根113、123、215の導風により形成される風の壁Aも同様である)。モータ112、122、212、312が籠輪111、121、211、311を駆動し回転させることにより発生する気流は出風口114、124、216、316より上向きに流れ、透明状の風の壁Aを形成し(図3の如し)、全方位で油煙を隔離し、油煙が上向きに流れて換気扇20の吸引力の及ぶ範囲に至るのを助ける。
【0016】
また、前機体1及び左機体2と右機体3のケース底部に防振パッド30が接合され(図1)、これにより導煙機の運転時の騒音の発生が防止される。
【0017】
【考案の効果】
総合すると、本考案の導煙機は、ボルト等の固定装置を使用せずにガスレンジの周辺に取り付けられてガスレンジと緊密に結合されて一体とされる。且つ左機体と右機体がその凸塊により前機体の両側のレールの滑り溝内を移動可能に取り付けられ、任意の異なる寸法(幅)のガスレンジに適用される。さらに風速微調整ボタンにより各家庭の換気扇の設置高度に合わせて風速を適当に調整でき、その実用効果は疑いないものであり、また本考案は未だ公開されておらず、実用新案登録の要件を満たしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の部分分解図である。
【図2】本考案の平面断面図である。
【図3】本考案の実施例図である。
【図4】本考案の導風羽根の導風表示図である。
【符号の説明】
10 ガスレンジ 20 換気扇 30 防振パッド
1 前機体 11 左ケース 12 右ケース
110 ケースカバー 120 ケースカバー
1101、1201 入風孔 111、121 籠輪
112、122 モータ 113、123 導風羽根
114、124 出風口 13 風速微調整ボタン
14 軌道 141 滑り溝
142 ストッパ板 15 電源挿入孔
2 左機体 3 右機体
21、31 ケース 211、311 籠輪
212、312 モータ 313 電源ソケット
314 電源プラグ 215、315 導風羽根
216、316 出風口 32 ケースカバー
321 入風孔 33 凸塊
4 プラグ A 風の壁
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の導煙機に係り、特に風壁原理を利用してガスレンジ周辺に設置される導煙機とされ、食品調理時に発生する油煙を換気扇の吸入口に案内し、油煙を順調に屋外に排出させて全方位の油煙隔離を行う導煙機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にガスレンジの上方には換気扇が取り付けられ、換気扇によりガスレンジ上の油煙を排出する。換気扇とガスレンジの間には距離があり、ゆえに換気扇の吸入力の範囲を有効に拡大することはできず、一部の油煙が厨房器具を汚染するほか、人体の肺に吸入されて健康を損ないうる。
【0003】
このため特許文献1、及び特許文献2にはこのような欠点を解決するため提供されたものであるが、それぞれ以下のような欠点を有している。
特許文献1は、送風装置2が位置決め棒3の補助により換気扇11に取り付けられるが、各家庭のガスレンジ12の長さ寸法はそれぞれ異なり、長い過ぎる或いは幅が広過ぎるガスレンジ12には適用できない。且つ送風装置2はガスレンジ12の周辺に貼り付けて一体の装置とすることができない。
【0004】
特許文献2は、導煙機Aの構造が複雑すぎ、支持アーム20、枢接アーム30、端部キャップ40、伝動軸カバー50、連接棒60、シール手段70、ブロワボックス80及びファン軸90等の機構を具え、導煙機Aはガスレンジ11の前方のみに設置可能で、全方位(両側及び前側)の油煙隔離装置を形成不能である。さらに、導煙機Aはガスレンジ11の周辺と密接に結合して全体性の構造を形成することができない。
【0005】
上述の特許文献1、2は、その送風装置(或いは導煙機)固定がいずれもボルトを利用して手作業で達成され、且つこの機構はその寸法長さを調整不能で、ゆえに市販されている各種のガスレンジの幅寸法と密接に結合して一体的な装置とされることができず、ゆえに各家庭の換気扇とガスレンジの間の取り付け高さの違いに合わせて、送風導煙に必要な出風力の違いにより風速を適当に調整して油煙を順調に排出させることができない。
【0006】
【特許文献1】
台湾特許公告第383088号明細書
【特許文献2】
台湾特許公告第479789号明細書
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに周知の製品の欠点を排除し、機能を高めた導煙機が求められている。
本考案の主要な目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前機体の背面の両端にそれぞれ軌道が螺子止めされ、軌道内にコ形の滑り溝が設けられ、左右の機体の一側面に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の軌道の滑り溝内にスライド自在に嵌入されて、左右の機体と前機体が結合され、凸塊の軌道に沿ったスライドにより、各種の異なる寸法(幅)のガスレンジに適用される。
【0008】
本考案のもう一つの目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、ガスレンジの周辺に前機体及び左右の機体で組成された導煙機が設けられ、該導煙機の前機体及び左右の機体内にそれぞれモータで駆動されて回転する籠輪が設けられ、その発生する気流が出風口より上向きとされて、風の壁を形成し、全方位で油煙を隔離するものとされる。
【0009】
本考案のさらに別の目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前気体に風速微調整ボタンが設けられ、電源スイッチとして使用されるほかに風速を適当に調整するのに用いられ、各家庭の換気扇の設置高度の違いにより必要とされる風速の違いに対応するものとされる。
【0010】
本考案のまた別の目的は、一種の導煙機を提供することにあり、それは、前機体と左右の機体のケース内側に斜めの導風羽根が設けられ、該導風羽根が角部の気流の不足を補充し、油煙を上向きとするのを補助し、換気扇の吸入力の範囲を広げるものとされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、導煙機において、
左ケースカバーが螺子止めされた左ケース、右ケースカバーが螺子止めされた右ケース、及び中間に位置する風速微調整ボタンを具え、左ケースと右ケース内に籠輪と該籠輪を駆動し回転させるモータがそれぞれ取り付けられ、左ケースの背面左端と右ケースの背面右端に軌道が螺子止めされ、該軌道内に滑り溝があり、滑り溝の一側にストッパ板が設けられてなる前機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された右機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された左機体と、
を具え、左機体と右機体の位置が、前機体の軌道の滑り溝内にあっての上記凸塊のスライドにより調整され、ガスレンジの幅に合わせて使用されることを特徴とする、導煙機としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体、右機体のケースの内側に二つの斜めの導風羽根が固定されたことを特徴とする、導煙機としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体の左ケースの左側板と右ケース右側板に電源挿入孔が設けられ、左機体と右機体のケースの一端に電源プラグが設けられ、左機体と右機体のケースのもう一端に電源ソケットが設けられ、電源プラグが左機体と右機体のケースの電源ソケットに挿入され、右機体と左機体の電源プラグが前機体の電源挿入孔に挿入されたことを特徴とする、導煙機としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体と右機体の底面に防振パッドが設けられたことを特徴とする、導煙機としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1から図3に示されるように、本考案は前機体1及び左機体2及び右機体3で組成された導煙機がガスレンジ10の前方及び左側と右側に取り付けられ、且つガスレンジ10と一体に形成される(図3参照)。
【0013】
前機体1の左ケースカバー110、右ケースカバー120には左機体2と右機体3が螺子止めされ、該前機体1の中間に風速微調整ボタン13が設けられ、該左ケースカバー110、右ケースカバー120の前端に入気孔1101、1201があり、左ケースカバー110、右ケースカバー120内に籠輪111、121及びモータ112、122が取り付けられ、該籠輪111、121が対応するモータ112、122の軸心に連接され、このモータ112、122が対応する籠輪111、121を駆動し回転させる。風速微調整ボタン13は風速を適当に調整するのに用いられる(各家庭の換気扇設置高度は異なるため、必要な風速も異なるため)ほか、電源スイッチとしても用いられる。左ケースカバー110の背面左端、右ケースカバー120の背面右端にそれぞれ軌道14が螺子止めされ、該軌道14内にコ字形の滑り溝141が形成され、該滑り溝141の外側にストッパ板142が形成されている。別に、左ケースカバー110の左側板、右ケースカバー120の右側板にそれぞれ電源挿入孔15が設けられている。
【0014】
左機体2と滑り溝141は同じ構造とされて前機体1の左側と右側に取り付けられ、図1は僅かに右機体3の分解図であり、左機体2と右機体3はケース21、31とケースカバー32が螺子止めされてなり、ケース21、31内にそれぞれ籠輪211、311とモータ212、312が取り付けられ、該籠輪211、311が対応するモータ212、312の軸心に連接され、モータ212、312により対応する籠輪211、311が駆動され回転する。ケースカバー32の前側には入風孔321が設けられ、ケース21、31の一側に電源ソケット313が設けられ、もう一側に電源プラグ314が設けられ、電源ソケット313に電源プラグ4が挿入され、電源プラグ314が前機体1の左ケース11、右ケース12の電源挿入孔15に挿入される。左機体2、右機体3のケース21、31の電源プラグ314が設けられた端部にU形の凸塊33が螺子止めされ、該凸塊33が前機体1の軌道14内側より滑り溝141内にスライド式に挿入され、左機体2と右機体3が前機体1の左側と右側に嵌め止めされ、滑り溝141の一側のストッパ板142が凸塊33の脱落を防止する。
【0015】
さらに、前機体1及び左機体2及び右機体3のケース11、21、31の後部内側に二つの斜めの導風羽根113、123、215、315が接着されて角部の気流不足を補充するのに供され、図4には、右機体3のケース31に設けられた導風羽根315の導風により形成された風の壁Aが示されている(前機体1及び左機体2の導風羽根113、123、215の導風により形成される風の壁Aも同様である)。モータ112、122、212、312が籠輪111、121、211、311を駆動し回転させることにより発生する気流は出風口114、124、216、316より上向きに流れ、透明状の風の壁Aを形成し(図3の如し)、全方位で油煙を隔離し、油煙が上向きに流れて換気扇20の吸引力の及ぶ範囲に至るのを助ける。
【0016】
また、前機体1及び左機体2と右機体3のケース底部に防振パッド30が接合され(図1)、これにより導煙機の運転時の騒音の発生が防止される。
【0017】
【考案の効果】
総合すると、本考案の導煙機は、ボルト等の固定装置を使用せずにガスレンジの周辺に取り付けられてガスレンジと緊密に結合されて一体とされる。且つ左機体と右機体がその凸塊により前機体の両側のレールの滑り溝内を移動可能に取り付けられ、任意の異なる寸法(幅)のガスレンジに適用される。さらに風速微調整ボタンにより各家庭の換気扇の設置高度に合わせて風速を適当に調整でき、その実用効果は疑いないものであり、また本考案は未だ公開されておらず、実用新案登録の要件を満たしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の部分分解図である。
【図2】本考案の平面断面図である。
【図3】本考案の実施例図である。
【図4】本考案の導風羽根の導風表示図である。
【符号の説明】
10 ガスレンジ 20 換気扇 30 防振パッド
1 前機体 11 左ケース 12 右ケース
110 ケースカバー 120 ケースカバー
1101、1201 入風孔 111、121 籠輪
112、122 モータ 113、123 導風羽根
114、124 出風口 13 風速微調整ボタン
14 軌道 141 滑り溝
142 ストッパ板 15 電源挿入孔
2 左機体 3 右機体
21、31 ケース 211、311 籠輪
212、312 モータ 313 電源ソケット
314 電源プラグ 215、315 導風羽根
216、316 出風口 32 ケースカバー
321 入風孔 33 凸塊
4 プラグ A 風の壁
Claims (4)
- 導煙機において、
左ケースカバーが螺子止めされた左ケース、右ケースカバーが螺子止めされた右ケース、及び中間に位置する風速微調整ボタンを具え、左ケースと右ケース内に籠輪と該籠輪を駆動し回転させるモータがそれぞれ取り付けられ、左ケースの背面左端と右ケースの背面右端に軌道が螺子止めされ、該軌道内に滑り溝があり、滑り溝の一側にストッパ板が設けられてなる前機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された右機体と、
ケースとケースカバーが螺子止めされてなり、内部に籠輪とこの籠輪を駆動し回転させるモータが取り付けられ、ケースの一端に凸塊が螺子止めされ、該凸塊が前機体の滑り溝内にスライド式に嵌め込まれることにより前機体と結合された左機体と、
を具え、左機体と右機体の位置が、前機体の軌道の滑り溝内にあっての上記凸塊のスライドにより調整され、ガスレンジの幅に合わせて使用されることを特徴とする、導煙機。 - 請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体、右機体のケースの内側に二つの斜めの導風羽根が固定されたことを特徴とする、導煙機。
- 請求項1記載の導煙機において、前機体の左ケースの左側板と右ケース右側板に電源挿入孔が設けられ、左機体と右機体のケースの一端に電源プラグが設けられ、左機体と右機体のケースのもう一端に電源ソケットが設けられ、電源プラグが左機体と右機体のケースの電源ソケットに挿入され、右機体と左機体の電源プラグが前機体の電源挿入孔に挿入されたことを特徴とする、導煙機。
- 請求項1記載の導煙機において、前機体と左機体と右機体の底面に防振パッドが設けられたことを特徴とする、導煙機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003036U JP3098098U (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 導煙機 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2003003036U JP3098098U (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 導煙機 |
Publications (1)
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JP3098098U true JP3098098U (ja) | 2004-02-19 |
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ID=43251871
Family Applications (1)
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JP2003003036U Expired - Lifetime JP3098098U (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 導煙機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3098098U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110207225A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-09-06 | 华帝股份有限公司 | 一种用于吸油烟机的拢烟结构、吸油烟机及其控制方法 |
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2003
- 2003-05-27 JP JP2003003036U patent/JP3098098U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110207225A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-09-06 | 华帝股份有限公司 | 一种用于吸油烟机的拢烟结构、吸油烟机及其控制方法 |
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