JP3098072U - トイレットペーパー紙葉体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボックスの取出口から紙葉の積層体の上面までの引上げ高さが高くなっても、後続の紙葉を脱落させることなく取り出しできるトイレットペーパー紙葉体を提供しようとする。
【解決手段】各紙葉の一端部を交互に係着部で係着し、多数枚に積層された積層体9をボックス10に収納して成る紙葉体において、水溶性の各紙葉が粗面加工のトイレットペーパーからなり、前記係着部がトイレットペーパーの紙葉相互の重合面積における毛羽立ちによる摩擦力を介在して成る。また、紙葉相互の重合面積を積層体9の上層から下層に向けて増大することにより、最下層の紙葉まで脱落させることなく取出しできるようにしたものである。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、トイレットペーパーをティッシュペーパーのように使用しようとするもので、従来のティッシュペーパーの形態で水洗トイレに使用できるトイレットペーパー紙葉体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のティッシュペーパーやウェットティッシュなどは、特開2001−145583号公報に開示されているように、各紙葉の一端部にくの字状に折り曲げられた折曲部が左右に交互に設けられて各紙葉の他端が該折曲部に挿入され、多数枚に積層されたものであるが、ボックスから取り出して使用するにつれ、取出口から積層体の上面までの距離が長くなり、くの字状の折曲部での接触面積が一定であるため、引上げ高さの変動(引上げ角度も変動する)に追従できなくなり後続紙葉の引出しが不能となる欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はボックスの取出口から紙葉の積層体の上面までの引上げ高さ(距離)が高くなっても、後続の紙葉を脱落させることなく取り出しできるトイレットペーパー紙葉体の提供をその目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のトイレットペーパー紙葉体は、所要矩形状の平面積を有する水溶性の各紙葉の一端部を、交互に係着部で係着し、多数枚に積層された積層体をボックスに収納して成る紙葉体において、
各紙葉が粗面加工のトイレットペーパーからなり、前記係着部がトイレットペーパーの紙葉相互の重合面積における毛羽立ちによる摩擦力を介在して成る。
また、請求項2に記載のトイレットペーパー紙葉体は、請求項1に記載のトイレットペーパー紙葉体において、
前記、紙葉相互の重合面積が、前記積層体の上層から下層に向けて増大されて成る。
【0005】
【考案の実施の形態】
各紙葉に設けられる係着部は、紙葉の両端部に対称に設けられるくの字状(他方は逆くの字状)の折曲部で上側の折曲短縁を重合面積調節代とするものから、紙葉の一端部に設けられるくの字状の折曲部で下方の折曲短縁に連続して逆くの字状の重合面積調節代を有するものが提供される。したがって、積層体の上層から下層に向けて重合面積調節代が小となり、逆に下側の折曲短縁の重合面積が大となる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を説明すると、図1(a)に示すように矩形平面積で水溶性の紙葉1は、材質が粗面加工のトイレットペーパーで、左右の各端部に設けられる係着部は対称に配設される左方のくの字状の折曲部2と、右方の逆くの字状の折曲部3から成り、折曲部2の上向きの折曲短縁4が紙葉を重ねてゆく際に重合面積調節代に、折曲部3の下向きの折曲短縁5が重合面積に使用される。
次に、図1(b)に示した紙葉6は、図1(a)に示す紙葉1の前後を反転したものであるから、紙葉1を量産して上下方向に交互に紙葉1と紙葉6を配列し、これを接続するには紙葉1の右方の折曲部3に紙葉6の右方の折曲部7を挿入し、紙葉6の左方の折曲部8に紙葉1の左方の折曲部2を挿入し、上記要領を順次に繰り返して所要枚数(200枚)の積層体9を形成する。その際に、積層体9の上層を図1に示す紙葉1と紙葉6とで形成し、中層を図2の中間に示すように、各紙葉1、6の上側の折曲短縁4(重合面積調節代)の幅をそれぞれ所要分短かくすることによって、同分だけそれぞれ各紙葉1、6の下側の折曲短縁5の幅が長くなって重合面積が増大される。下層は図2の下方に示すように、各紙葉1、6の上側の折曲短縁4がさらに短かくなり、その分だけそれぞれ各紙葉1、6の下側の折曲短縁5が長くなって重合面積がいっそう増大される。
【0007】
積層体9は上層の紙葉1(6)から順次に使用されるが、上層では各紙葉1(6)のボックス10の取出口11までの引上げ距離が短かいため、基準の重合面積での摩擦力で離脱することなく各紙葉1(6)が取り出される。中層から下層での取り出しでは引上げ距離が徐々に長くなるため、重合部分の引上げ角度も大となり、それだけ重合部分の摩擦力も大なることが要求される。
上記に対して本考案のトイレットペーパー紙葉体Aでは、積層体9の上層から下層に向けて重合面積が増大しているので最下層の一枚まで脱落させることなく取出口11から取り出しできるとともに、取出口11に次の紙葉が摘み易く出ている。
【0008】
次に、本考案のトイレットペーパー紙葉体Bについて説明すると、図3(a)に示すように、矩形平面積で水溶性の紙葉12は、材質が粗面加工のトイレットペーパーで、左方に設けられる係着部は、紙葉本体13に対して下方ヘくの字状に折曲短縁14を形成する折曲部15とその折曲短縁14に連続して逆くの字状に形成する重合面積調節代16とから成る。
次に、図3(b)に示す紙葉17は図3(a)で示す紙葉12の前後を反転したものであるから、紙葉12を量産して上下方向に交互に紙葉12と紙葉17を配列し、これを接続するには紙葉12の左方の折曲部15に紙葉17の紙葉本体13の左端を挿入し、紙葉17の右方の折曲部18に紙葉12の紙葉本体13の右端を挿入し、上記要領を順次に繰り返して所要枚数(200枚)の積層体9を形成する。その際に、図4に示すように積層体9の上層を図3に示す紙葉12と紙葉17とで形成し、中層を図4の中間に示すように、各紙葉12、17のそれぞれの重合面積調節代16、19の幅を所要分短かくすることによって、それぞれの折曲短縁14、20の幅がそれだけ長くなって各紙葉12、17の重合面積が増大される。下層は図4の下方に示すように、各紙葉12、17のそれぞれの重合面積調節代16、19を0にしてそれぞれの折曲短縁14、20の幅が最大となり、各重合面積が最大となり、摩擦力は上層から下層に向けて増強される。各紙葉12、17の取り出しでは、本考案のトイレットペーパー紙葉体Aと同様に最下層の一枚まで脱落させることなく取出口11から取り出しできる。
なお、積層体9は所要押圧力で圧締されるため、各紙葉1、6、12、17は各重合面積において粗面の毛羽立ちが食い込み合い、各層で有効な摩擦力が確保されている。
【0009】
トイレットペーパー紙葉体A、Bは図5に示すように、取出口11のあるボックス10に収納され従来のティッシュペーパーのように使用されるが、ティッシュペーパーと比べて使用後水洗トイレに流すことができ、水洗トイレではロールから使用分切り取るのに比べてボックス10の取出口11から取り出される紙葉12、17は一定面積であるから、ロールでの切り取り線に気を配ることなく使用できる。
【0010】
【考案の効果】
本考案のトイレットペーパー紙葉体は各紙葉の係着部(折曲部)によって積層される積層体の下層ほど摩擦力を増強させたものであるから、使用につれてボックスの取出口から積層体の上面までの距離が長くなったり、重合部の引上げ角度が上向き方向に大きく変動しても、後続の紙葉を順次に増強される摩擦力で保持し、脱落させることなく全紙葉を取り出しできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトイレットペーパー紙葉体Aを構成する紙葉1、6の説明図であり、(a)は紙葉1の斜視図であり、(b)は紙葉6の斜視図である。
【図2】本考案トイレットペーパー紙葉体Aの積層体9の構成を、左方の紙葉6を極端に左方へずらして示した説明図である。
【図3】本考案のトイレットペーパー紙葉体Bを構成する紙葉12、17の説明図であり、(a)は紙葉12の斜視図であり、(b)は紙葉17の斜視図である。
【図4】本考案のトイレットペーパー紙葉体Bの積層体9の構成の説明図である。
【図5】トイレットペーパー紙葉体B(A)のボックス10の一部を破断した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 紙葉
2 折曲部
3 折曲部
4 折曲短縁
5 折曲短縁
6 紙葉
7 折曲部
8 折曲部
9 積層体
10 ボックス
11 取出口
12 紙葉
13 紙葉本体
14 折曲短縁
15 折曲部
16 重合面積調節代
17 紙葉
18 折曲部
19 重合面積調節代
20 折曲短縁
A、B トイレットペーパー紙葉体

Claims (2)

  1. 矩形状の平面積の各紙葉の一端部を交互に係着部で係着し、多数枚に積層された積層体をボックスに収納して成る紙葉体において、
    各紙葉が粗面加工のトイレットペーパーからなり、前記係着部が紙葉相互の重合面積における毛羽立ちによる摩擦力を介在して成るトイレットペーパー紙葉体。
  2. 前記紙葉相互の重合面積が、前記積層体の上層から下層に向けて増大されて摩擦力を増強したことを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパー紙葉体。
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