JP3097917U - 高さ調整が可能な昇降運動用踏台 - Google Patents
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Abstract
【課題】持ち運びができ、かつ高さ調整を確実に行うことができる高さ調整が可能な昇降運動用踏台の提供。
【解決手段】肉厚の木製踏台の両側面の下端部に設けた切欠が位置する側の木製踏台の底面の両端部に、間隔を置いて穴を穿設してなる本体と、本体の木製踏台の縦幅と同一長の縦幅を有し、横幅W2が木製踏台1の厚みTと同一長で、厚みT’が横幅の2倍長を有する木製角材片5の上面と側面下部に、木製踏台1の穴に嵌入する突起6を立設してなる一対の高さ調整部材Bとから構成される。
【選択図】図2
【解決手段】肉厚の木製踏台の両側面の下端部に設けた切欠が位置する側の木製踏台の底面の両端部に、間隔を置いて穴を穿設してなる本体と、本体の木製踏台の縦幅と同一長の縦幅を有し、横幅W2が木製踏台1の厚みTと同一長で、厚みT’が横幅の2倍長を有する木製角材片5の上面と側面下部に、木製踏台1の穴に嵌入する突起6を立設してなる一対の高さ調整部材Bとから構成される。
【選択図】図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、高さ調整が可能な昇降運動用踏台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、昇降運動用踏台としては、種々のタイプのものが知られている(例えば、特許文献1)。高齢者の運動には、有酸素運動、筋力運動、柔軟性運動が必要である言われており、なかでも自分の体をしつっかりと支え転倒しないためには、筋力強化運動が必要である。
【0003】
そのためには、階段を利用した昇降運動や市販されている昇降運動用踏台を利用した昇降運動が行われているが、階段を利用する方法は、高さ調整ができないという欠点と位置が固定されてしまうので、運動中に目にする風景等が常に同一で、単調であるため、飽きがくるという欠点があった。
【0004】
昇降運動用踏台は、踏台を積み重ねて、高さを調整するというタイプのものは、下の踏台の上にただ単に別の踏台を載せるという方式のものであったので、例えば、利用者が斜めから踏台に乗ると、踏台が滑り、それに連れて、転倒するという不具合が生じていた。
【0005】
【特許文献1】特開平10−192445号
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来の技術で記述した欠点や不具合を解消するためになされたもので、持ち運びができ、かつ高さ調整を確実に行うことができる高さ調整が可能な昇降運動用踏台の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の高さ調整が可能な昇降運動用踏台は、四角形状の肉厚の木製踏台の両側面の下端部に対向して手掛け用の切欠を設け、該切欠が位置する側の前記木製踏台の底面の両端部の対向する位置に、間隔を置いて穴を穿設してなる本体と、該本体の木製踏台の縦幅と同一長の縦幅を有し、横幅が前記木製踏台の厚みと同一長で、厚みが前記横幅の2倍長を有する木製角材片の上面と側面下部に、前記木製踏台の穴に嵌入する突起を立設してなる一対の高さ調整部材とからなることを特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態の一例を図面を参照しながら説明するに、本体Aは、図1〜図2に示すように、四角形状の肉厚の木製踏台1の両側面の下端部に対向して手掛け用の切欠2を設け、切欠2が位置する側の前記木製踏台1の底面3の両端部の対向する位置に、間隔を置いて穴4を穿設している。
【0009】
木製踏台1の材質は、通常、杉、檜等の角材が使用される。なお、図示は省略したが、昇降運動の際に、足を乗り出す側の木製踏台1の稜線部に若干丸味みを付けておくと、乗り降りが楽にできるので、便利である。
【0010】
また、木製踏台1の上面に、指圧用の凹凸又は溝を設けておく等は自由である。本例では、穴4を片側に各二個穿設した例を示したが、二個以上穿設してもよい。なお、穴2の深さは、木製踏台1の厚みTの2/3程度が適当である。
【0011】
高さ調整部材Bは、図3に示すように、本体Aの木製踏台1の縦幅W1と同一長の縦幅W1’を有し、横幅W2が木製踏台1の厚みTと同一長で、厚みT’が横幅W2の2倍長を有する木製角材片5の上面と側面下部に、木製踏台1の穴4に嵌入する突起6を立設している。
【0012】
なお、突起6の高さは、木製踏台1の穴4の深さよりも若干低目で、穴4にややきつく嵌入できる寸法に成形されている。
【0013】
実施に際しては、まず、本体Aのみで、昇降運動を行い、筋力を強化し、筋力がある程度強化されると、次に、高さ調整部材Bを使用する。
【0014】
まず、一対の高さ調整部材B,Bの木製角材片5の側面下部の突起6を、図4(a)に示すように、本体Aの木製踏台1の穴4に嵌入する。これによって、木製踏台1の高さは、2倍に嵩上げされる。
【0015】
本体Aを2倍に高くした状態で、昇降運動を継続し、筋力がさらに強化されると、次に、一対の高さ調整部材B,Bの木製角材片5の上面の突起6を、図4(b)に示すように、本体Aの木製踏台1の穴4に嵌入する。これによって、木製踏台1の高さは、3倍に嵩上げされる。
【0016】
出願人が実施した実験結果では、同一早さで昇降運動をした場合には、本体の木製踏台1の高さが、3倍になると、エネルギ−の代謝は約1,5倍よくなることが分かっている。すなわち、木製踏台1の高さが、3倍になると、エネルギ−を1,5倍だけ多く消費できると言うことである。
【0017】
【考案の効果】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
(1)持ち運びが自由にできるので、好みの場所で昇降運動ができる。
(2)筋力強化の程度に合わせて、踏台の高さを三段階に調節できる。
(3)高さ調整は、本体の踏台の穴に、高さ調整部材の突起を嵌入させる方式であるので、本体と高さ調整部材の結合は強固であり、本体と高さ調整部材とがずれるというような不具合は発生しない。
(4)全ての部品が自然の木材から構成されているので、フィット性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の本体の一実施例を示す本体の概略斜視図
【図2】考案の一実施例を示す本体の底面図
【図3】考案の一実施例を示す高さ調整部材の概略斜視図
【図4】使用状態の一例を示す側面図
【符号の説明】
1 四角形状の肉厚の木製踏台
2 手掛け用の切欠
3 木製踏台の底面
4 穴
5 木製角材片
6 突起
A 本体
B 高さ調整部材
T 木製踏台の厚み
T’木製角材片の厚み
W1木製踏台の縦幅
W1’木製角材片の縦幅
W2 木製角材片の横幅
【考案の属する技術分野】
この考案は、高さ調整が可能な昇降運動用踏台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、昇降運動用踏台としては、種々のタイプのものが知られている(例えば、特許文献1)。高齢者の運動には、有酸素運動、筋力運動、柔軟性運動が必要である言われており、なかでも自分の体をしつっかりと支え転倒しないためには、筋力強化運動が必要である。
【0003】
そのためには、階段を利用した昇降運動や市販されている昇降運動用踏台を利用した昇降運動が行われているが、階段を利用する方法は、高さ調整ができないという欠点と位置が固定されてしまうので、運動中に目にする風景等が常に同一で、単調であるため、飽きがくるという欠点があった。
【0004】
昇降運動用踏台は、踏台を積み重ねて、高さを調整するというタイプのものは、下の踏台の上にただ単に別の踏台を載せるという方式のものであったので、例えば、利用者が斜めから踏台に乗ると、踏台が滑り、それに連れて、転倒するという不具合が生じていた。
【0005】
【特許文献1】特開平10−192445号
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来の技術で記述した欠点や不具合を解消するためになされたもので、持ち運びができ、かつ高さ調整を確実に行うことができる高さ調整が可能な昇降運動用踏台の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の高さ調整が可能な昇降運動用踏台は、四角形状の肉厚の木製踏台の両側面の下端部に対向して手掛け用の切欠を設け、該切欠が位置する側の前記木製踏台の底面の両端部の対向する位置に、間隔を置いて穴を穿設してなる本体と、該本体の木製踏台の縦幅と同一長の縦幅を有し、横幅が前記木製踏台の厚みと同一長で、厚みが前記横幅の2倍長を有する木製角材片の上面と側面下部に、前記木製踏台の穴に嵌入する突起を立設してなる一対の高さ調整部材とからなることを特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態の一例を図面を参照しながら説明するに、本体Aは、図1〜図2に示すように、四角形状の肉厚の木製踏台1の両側面の下端部に対向して手掛け用の切欠2を設け、切欠2が位置する側の前記木製踏台1の底面3の両端部の対向する位置に、間隔を置いて穴4を穿設している。
【0009】
木製踏台1の材質は、通常、杉、檜等の角材が使用される。なお、図示は省略したが、昇降運動の際に、足を乗り出す側の木製踏台1の稜線部に若干丸味みを付けておくと、乗り降りが楽にできるので、便利である。
【0010】
また、木製踏台1の上面に、指圧用の凹凸又は溝を設けておく等は自由である。本例では、穴4を片側に各二個穿設した例を示したが、二個以上穿設してもよい。なお、穴2の深さは、木製踏台1の厚みTの2/3程度が適当である。
【0011】
高さ調整部材Bは、図3に示すように、本体Aの木製踏台1の縦幅W1と同一長の縦幅W1’を有し、横幅W2が木製踏台1の厚みTと同一長で、厚みT’が横幅W2の2倍長を有する木製角材片5の上面と側面下部に、木製踏台1の穴4に嵌入する突起6を立設している。
【0012】
なお、突起6の高さは、木製踏台1の穴4の深さよりも若干低目で、穴4にややきつく嵌入できる寸法に成形されている。
【0013】
実施に際しては、まず、本体Aのみで、昇降運動を行い、筋力を強化し、筋力がある程度強化されると、次に、高さ調整部材Bを使用する。
【0014】
まず、一対の高さ調整部材B,Bの木製角材片5の側面下部の突起6を、図4(a)に示すように、本体Aの木製踏台1の穴4に嵌入する。これによって、木製踏台1の高さは、2倍に嵩上げされる。
【0015】
本体Aを2倍に高くした状態で、昇降運動を継続し、筋力がさらに強化されると、次に、一対の高さ調整部材B,Bの木製角材片5の上面の突起6を、図4(b)に示すように、本体Aの木製踏台1の穴4に嵌入する。これによって、木製踏台1の高さは、3倍に嵩上げされる。
【0016】
出願人が実施した実験結果では、同一早さで昇降運動をした場合には、本体の木製踏台1の高さが、3倍になると、エネルギ−の代謝は約1,5倍よくなることが分かっている。すなわち、木製踏台1の高さが、3倍になると、エネルギ−を1,5倍だけ多く消費できると言うことである。
【0017】
【考案の効果】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
(1)持ち運びが自由にできるので、好みの場所で昇降運動ができる。
(2)筋力強化の程度に合わせて、踏台の高さを三段階に調節できる。
(3)高さ調整は、本体の踏台の穴に、高さ調整部材の突起を嵌入させる方式であるので、本体と高さ調整部材の結合は強固であり、本体と高さ調整部材とがずれるというような不具合は発生しない。
(4)全ての部品が自然の木材から構成されているので、フィット性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の本体の一実施例を示す本体の概略斜視図
【図2】考案の一実施例を示す本体の底面図
【図3】考案の一実施例を示す高さ調整部材の概略斜視図
【図4】使用状態の一例を示す側面図
【符号の説明】
1 四角形状の肉厚の木製踏台
2 手掛け用の切欠
3 木製踏台の底面
4 穴
5 木製角材片
6 突起
A 本体
B 高さ調整部材
T 木製踏台の厚み
T’木製角材片の厚み
W1木製踏台の縦幅
W1’木製角材片の縦幅
W2 木製角材片の横幅
Claims (1)
- 四角形状の肉厚の木製踏台(1)の両側面の下端部に対向して手掛け用の切欠(2)を設け、該切欠(2)が位置する側の前記木製踏台(1)の底面(3)の両端部の対向する位置に、間隔を置いて穴(4)を穿設してなる本体(A)と、該本体(A)の木製踏台(1)の縦幅(W1)と同一長の縦幅(W1’)を有し、横幅(W2)が前記木製踏台(1)の厚み(T)と同一長で、厚み(T’)が横幅(W2)の2倍長を有する木製角材片(5)の上面と側面下部に、前記木製踏台(1)の穴(4)に嵌入する突起(6)を立設してなる一対の高さ調整部材(B,B)とからなることを特徴とする高さ調整が可能な昇降運動用踏台
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002859U JP3097917U (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 高さ調整が可能な昇降運動用踏台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002859U JP3097917U (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 高さ調整が可能な昇降運動用踏台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097917U true JP3097917U (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=43251693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002859U Expired - Fee Related JP3097917U (ja) | 2003-05-21 | 2003-05-21 | 高さ調整が可能な昇降運動用踏台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097917U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021137408A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | パラマウントベッド株式会社 | 脚座及びベッド装置 |
-
2003
- 2003-05-21 JP JP2003002859U patent/JP3097917U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021137408A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | パラマウントベッド株式会社 | 脚座及びベッド装置 |
JP7321116B2 (ja) | 2020-03-06 | 2023-08-04 | パラマウントベッド株式会社 | 脚座及びベッド装置 |
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Legal Events
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