JP3097768U - 動物血管用止血具 - Google Patents
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Abstract
【課題】血管を過剰に圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きに対応できる簡便な動物血管用止血具を提供する。
【解決手段】一方主面に設けられた連通溝3を有する載置台1と、前記載置台の他方主面に配設された支持部2とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】一方主面に設けられた連通溝3を有する載置台1と、前記載置台の他方主面に配設された支持部2とを具備する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば動物の血管内の血流を一時的に遮断する動物血管用止血具に関する。
【0002】
【従来の技術】
動物の外科手術、治療および試験研究において、血管内カテーテルの挿入または損傷した血管の縫合が行われる。これらの手技を行うためには、目的とする血管内の血流を一時的に遮断する必要がある。止血具は、この血流の一時的な遮断に使用される。従来の動物血管用止血具として、止血鉗子(特開平9−285470号公報および特表2001−515751号公報)ならびに止血クリップ(実開平6−41709号公報、特表2002−511006号公報、特開2002−102234号公報および特開2003−102736号公報)が知られている。さらに、止血具として止血テープ(特開2003−70796号公報および縫合テープ(製造・発売元 日本腸線株式会社))が知られている。
【0003】
しかしながら、これら止血鉗子、止血クリップおよび止血テープは、血管圧潰を起こしたり、また対象の動物の不意の動きで血管を損傷する場合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、血管を過剰に圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きに対応できる簡便な動物血管用止血具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本考案は、一方主面に設けられた連通溝を有する載置台と、前記載置台の他方主面に配設された支持部とを具備する、動物血管用止血具である。
【0006】
さらに、本考案は、前記載置台が、前記連通溝の連通方向に傾斜するように、前記支持部により支持されたことを特徴とする、上記動物血管用止血具である。
【0007】
さらに、本考案は、前記連通溝が、前記載置台の長手方向に対して略直交する方向に形成されたことを特徴とする、上記動物血管用止血具である。
【0008】
さらに、本考案は、略矩形を呈し、一方主面に長手方向に略直交する方向に設けられた連通溝を有する載置台と、
前記載置台の他方主面における、前記連通溝の一方端部側に偏った位置に配設され、前記載置台を前記連通溝の連通方向に傾斜させる支持部材とを具備する、動物血管用止血具である。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案に係る動物血管用止血具は、図1〜5に示すように載置台(1)と支持部(2)とから構成される。
【0010】
載置台(1)は、図1〜5に示すように、略矩形の板状のもので、一方主面に長手方向と略直交する方向に設けられた連通溝(3)を有する。載置台(1)の他の形状としては、ドーム状が挙げられる。すなわち、載置台(1)の一方主面は平面であっても、曲面であってもよい。図1〜5に示す載置台(1)を構成する材料は、ポリプロピレン樹脂である。他に載置台(1)を構成することができる樹脂としては、例えば、シリコーンなどの耐熱性樹脂、ポリビニル系樹脂またはフッ素樹脂が挙げられる。また、載置台(1)を構成することができる金属としては、例えば、ステンレススチールなどの耐腐食性金属、アルミニウムまたはチタンが挙げられる。さらに、上述した樹脂および金属以外に、セラミック磁器、ガラス(耐熱ガラスを含む)、天然石、天然ゴム、ディスポーザブルな紙または木質系素材を、載置台(1)を構成する材料とすることができる。一方、図1および図2に示す連通溝(3)の形状は、断面が半径1〜3mmの略半円形であることが好ましい。連通溝(3)の形状の他の例としては、断面がV字型のものが挙げられる。断面が略半円形以外の形状の場合、連通溝(3)の深さは、1〜5mmであることが好ましい。
【0011】
支持部(2)は、図1および図3〜図5に示すように、略矩形の板状のものである。支持部(2)は、載置台(1)の他方主面に連通溝(3)の連通方向に載置台(1)が傾斜されるように、連通溝(3)の一方端部(4)側に偏った位置に配設される。支持部(2)は、載置台(1)を傾斜させうる形状であればよく、図1および図3〜図5に示した略矩形の板状に限定されない。支持部(2)としては、例えば支柱状、くさび型またはV字型が挙げられる。載置台(1)の他方主面への支持部(2)の配設位置は、連通溝(3)の連通方向に載置台(1)が傾斜さればいずれの位置であってもよい。図1および図3〜図5に示す支持部(2)を構成する材料は、ポリプロピレン樹脂である。他に支持部(2)を構成することができる樹脂としては、例えば、シリコーンなどの耐熱性樹脂、ポリビニル系樹脂またはフッ素樹脂が挙げられる。また、支持部(2)を構成することができる金属としては、例えば、ステンレススチールなどの耐腐食性金属、アルミニウムまたはチタンが挙げられる。上述した樹脂および金属以外に、セラミック磁器、ガラス(耐熱ガラスを含む)、天然石、天然ゴム、ディスポーザブルな紙または木質系素材を、支持部(2)を構成する材料とすることができる。
【0012】
図1〜5に示す載置台(1)と支持部(2)は、射出成型等により樹脂を用いて一体成型で作製することができる。また、載置台(1)と支持部(2)とは、一枚の金属板を折曲加工して作製することもできる。さらに載置台(1)と支持部(2)は、例えば、溶接、接着、圧着または組み込み等の連結手段により一体化することができる。
【0013】
以上のように構成された本考案に係る動物血管用止血具は、動物の血管を止血することができる。図6〜7に示すように、牛胎子の血管を例示として、本考案に係る動物血管用止血具の使用を説明する。まず、胎子肢(8)の皮膚を切開し、血管(7)を露出させる。次いで、本考案に係る動物血管用止血具(6)を、血管(7)と組織(5)の間に血管損傷部(9)が血流の下流となるような位置に配置する。この際、本考案に係る動物血管用止血具(6)は、血管(7)を連通溝(3)に沿って配置する。このように動物血管用止血具(6)を配置することによって、血管(7)は、図7に示すように、連通溝(3)の一方端部(4)側において押し上げられることとなる。その結果、血管(7)の血流は、連通溝(3)の一方端部(4)で遮断されることとなる。従って、動物血管用止血具(6)を血管損傷部(9)の血流方向に対して上流側に配置することによって、血管損傷部(9)からの出血を止めることができる。このように、血管損傷部(9)を止血した後、縫合糸(10)と縫合針(11)とを用いて、血管損傷部(9)を処置することができる。
【0014】
実験例として、妊娠末期の牛胎子肢の血管に外科的にカテーテルを挿入する手術を行った。この場合、図6に示す血管損傷部(9)がカテーテル挿入部となる。本考案に係る動物血管用止血具を用いた際の牛胎子肢の血管に対するカテーテル挿入記録を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
表1から本考案に係る動物血管用止血具を使用することで、カテーテル挿入後の胎子血採取日数が飛躍的に延びていることが分かる。これは本考案に係る動物血管用止血具を使用した適度な止血により太い径のカテーテルを牛胎子肢の血管に挿入することが容易になったことと、さらに止血による牛胎子肢の血管への過剰な圧迫や損傷がなかったため、牛胎子の予後が良好であったことが関係していると考えられる。
【0017】
本考案に係る動物血管用止血具の使用を、図6〜7を用いて牛胎子肢の血管を例示して説明したが、本考案に係る動物血管用止血具は、ヒトを含めた動物の多様な血管を止血するために使用することができる。本考案に係る動物血管用止血具を適用できる血管としては、例えば直径6mm以下の外側伏在静脈等が挙げられる。
【0018】
一方、本考案に係る動物血管用止血具(6)は、載置台(1)の一方主面に複数の連通溝(3)を設けたものであってもよい。特に、幅や深さが異なる複数の連通溝(3)を備える動物血管用止血具(6)を用いる場合には、血管の径に応じて、使用する連通溝(3)を適宜選択することができる。これにより、如何なる径の血管であっても、上述した止血効果を確実に実現することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案により、血管を過剰に圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きに対応できる簡便な動物血管用止血具が提供される。従って、本考案により、血管を圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きにより血管を損傷することなく、止血できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る動物血管用止血具の斜視図である。
【図2】図1の動物血管用止血具の上面図である。
【図3】図1の動物血管用止血具の下面図である。
【図4】図1の動物血管用止血具の正面図である。
【図5】図1の動物血管用止血具の側面図である。
【図6】本考案に係る動物血管用止血具の使用を例示した説明図である。
【図7】本考案に係る動物血管用止血具の使用を例示した説明図である。
【符号の説明】
1 載置台
2 支持部
3 連通溝
4 一方端部
5 組織
6 本考案に係る動物血管用止血具
7 血管
8 胎子肢
9 血管損傷部
10 縫合糸
11 縫合針
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば動物の血管内の血流を一時的に遮断する動物血管用止血具に関する。
【0002】
【従来の技術】
動物の外科手術、治療および試験研究において、血管内カテーテルの挿入または損傷した血管の縫合が行われる。これらの手技を行うためには、目的とする血管内の血流を一時的に遮断する必要がある。止血具は、この血流の一時的な遮断に使用される。従来の動物血管用止血具として、止血鉗子(特開平9−285470号公報および特表2001−515751号公報)ならびに止血クリップ(実開平6−41709号公報、特表2002−511006号公報、特開2002−102234号公報および特開2003−102736号公報)が知られている。さらに、止血具として止血テープ(特開2003−70796号公報および縫合テープ(製造・発売元 日本腸線株式会社))が知られている。
【0003】
しかしながら、これら止血鉗子、止血クリップおよび止血テープは、血管圧潰を起こしたり、また対象の動物の不意の動きで血管を損傷する場合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、血管を過剰に圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きに対応できる簡便な動物血管用止血具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本考案は、一方主面に設けられた連通溝を有する載置台と、前記載置台の他方主面に配設された支持部とを具備する、動物血管用止血具である。
【0006】
さらに、本考案は、前記載置台が、前記連通溝の連通方向に傾斜するように、前記支持部により支持されたことを特徴とする、上記動物血管用止血具である。
【0007】
さらに、本考案は、前記連通溝が、前記載置台の長手方向に対して略直交する方向に形成されたことを特徴とする、上記動物血管用止血具である。
【0008】
さらに、本考案は、略矩形を呈し、一方主面に長手方向に略直交する方向に設けられた連通溝を有する載置台と、
前記載置台の他方主面における、前記連通溝の一方端部側に偏った位置に配設され、前記載置台を前記連通溝の連通方向に傾斜させる支持部材とを具備する、動物血管用止血具である。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案に係る動物血管用止血具は、図1〜5に示すように載置台(1)と支持部(2)とから構成される。
【0010】
載置台(1)は、図1〜5に示すように、略矩形の板状のもので、一方主面に長手方向と略直交する方向に設けられた連通溝(3)を有する。載置台(1)の他の形状としては、ドーム状が挙げられる。すなわち、載置台(1)の一方主面は平面であっても、曲面であってもよい。図1〜5に示す載置台(1)を構成する材料は、ポリプロピレン樹脂である。他に載置台(1)を構成することができる樹脂としては、例えば、シリコーンなどの耐熱性樹脂、ポリビニル系樹脂またはフッ素樹脂が挙げられる。また、載置台(1)を構成することができる金属としては、例えば、ステンレススチールなどの耐腐食性金属、アルミニウムまたはチタンが挙げられる。さらに、上述した樹脂および金属以外に、セラミック磁器、ガラス(耐熱ガラスを含む)、天然石、天然ゴム、ディスポーザブルな紙または木質系素材を、載置台(1)を構成する材料とすることができる。一方、図1および図2に示す連通溝(3)の形状は、断面が半径1〜3mmの略半円形であることが好ましい。連通溝(3)の形状の他の例としては、断面がV字型のものが挙げられる。断面が略半円形以外の形状の場合、連通溝(3)の深さは、1〜5mmであることが好ましい。
【0011】
支持部(2)は、図1および図3〜図5に示すように、略矩形の板状のものである。支持部(2)は、載置台(1)の他方主面に連通溝(3)の連通方向に載置台(1)が傾斜されるように、連通溝(3)の一方端部(4)側に偏った位置に配設される。支持部(2)は、載置台(1)を傾斜させうる形状であればよく、図1および図3〜図5に示した略矩形の板状に限定されない。支持部(2)としては、例えば支柱状、くさび型またはV字型が挙げられる。載置台(1)の他方主面への支持部(2)の配設位置は、連通溝(3)の連通方向に載置台(1)が傾斜さればいずれの位置であってもよい。図1および図3〜図5に示す支持部(2)を構成する材料は、ポリプロピレン樹脂である。他に支持部(2)を構成することができる樹脂としては、例えば、シリコーンなどの耐熱性樹脂、ポリビニル系樹脂またはフッ素樹脂が挙げられる。また、支持部(2)を構成することができる金属としては、例えば、ステンレススチールなどの耐腐食性金属、アルミニウムまたはチタンが挙げられる。上述した樹脂および金属以外に、セラミック磁器、ガラス(耐熱ガラスを含む)、天然石、天然ゴム、ディスポーザブルな紙または木質系素材を、支持部(2)を構成する材料とすることができる。
【0012】
図1〜5に示す載置台(1)と支持部(2)は、射出成型等により樹脂を用いて一体成型で作製することができる。また、載置台(1)と支持部(2)とは、一枚の金属板を折曲加工して作製することもできる。さらに載置台(1)と支持部(2)は、例えば、溶接、接着、圧着または組み込み等の連結手段により一体化することができる。
【0013】
以上のように構成された本考案に係る動物血管用止血具は、動物の血管を止血することができる。図6〜7に示すように、牛胎子の血管を例示として、本考案に係る動物血管用止血具の使用を説明する。まず、胎子肢(8)の皮膚を切開し、血管(7)を露出させる。次いで、本考案に係る動物血管用止血具(6)を、血管(7)と組織(5)の間に血管損傷部(9)が血流の下流となるような位置に配置する。この際、本考案に係る動物血管用止血具(6)は、血管(7)を連通溝(3)に沿って配置する。このように動物血管用止血具(6)を配置することによって、血管(7)は、図7に示すように、連通溝(3)の一方端部(4)側において押し上げられることとなる。その結果、血管(7)の血流は、連通溝(3)の一方端部(4)で遮断されることとなる。従って、動物血管用止血具(6)を血管損傷部(9)の血流方向に対して上流側に配置することによって、血管損傷部(9)からの出血を止めることができる。このように、血管損傷部(9)を止血した後、縫合糸(10)と縫合針(11)とを用いて、血管損傷部(9)を処置することができる。
【0014】
実験例として、妊娠末期の牛胎子肢の血管に外科的にカテーテルを挿入する手術を行った。この場合、図6に示す血管損傷部(9)がカテーテル挿入部となる。本考案に係る動物血管用止血具を用いた際の牛胎子肢の血管に対するカテーテル挿入記録を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
表1から本考案に係る動物血管用止血具を使用することで、カテーテル挿入後の胎子血採取日数が飛躍的に延びていることが分かる。これは本考案に係る動物血管用止血具を使用した適度な止血により太い径のカテーテルを牛胎子肢の血管に挿入することが容易になったことと、さらに止血による牛胎子肢の血管への過剰な圧迫や損傷がなかったため、牛胎子の予後が良好であったことが関係していると考えられる。
【0017】
本考案に係る動物血管用止血具の使用を、図6〜7を用いて牛胎子肢の血管を例示して説明したが、本考案に係る動物血管用止血具は、ヒトを含めた動物の多様な血管を止血するために使用することができる。本考案に係る動物血管用止血具を適用できる血管としては、例えば直径6mm以下の外側伏在静脈等が挙げられる。
【0018】
一方、本考案に係る動物血管用止血具(6)は、載置台(1)の一方主面に複数の連通溝(3)を設けたものであってもよい。特に、幅や深さが異なる複数の連通溝(3)を備える動物血管用止血具(6)を用いる場合には、血管の径に応じて、使用する連通溝(3)を適宜選択することができる。これにより、如何なる径の血管であっても、上述した止血効果を確実に実現することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案により、血管を過剰に圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きに対応できる簡便な動物血管用止血具が提供される。従って、本考案により、血管を圧潰せず、かつ対象の動物の不意の動きにより血管を損傷することなく、止血できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る動物血管用止血具の斜視図である。
【図2】図1の動物血管用止血具の上面図である。
【図3】図1の動物血管用止血具の下面図である。
【図4】図1の動物血管用止血具の正面図である。
【図5】図1の動物血管用止血具の側面図である。
【図6】本考案に係る動物血管用止血具の使用を例示した説明図である。
【図7】本考案に係る動物血管用止血具の使用を例示した説明図である。
【符号の説明】
1 載置台
2 支持部
3 連通溝
4 一方端部
5 組織
6 本考案に係る動物血管用止血具
7 血管
8 胎子肢
9 血管損傷部
10 縫合糸
11 縫合針
Claims (4)
- 一方主面に設けられた連通溝を有する載置台と、前記載置台の他方主面に配設された支持部とを具備する、動物血管用止血具。
- 前記載置台は、前記連通溝の連通方向に傾斜するように、前記支持部により支持されたことを特徴とする、請求項1に記載の動物血管用止血具。
- 前記連通溝は、前記載置台の長手方向に対して略直交する方向に形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の動物血管用止血具。
- 略矩形を呈し、一方主面に長手方向に略直交する方向に設けられた連通溝を有する載置台と、
前記載置台の他方主面における、前記連通溝の一方端部側に偏った位置に配設され、前記載置台を前記連通溝の連通方向に傾斜させる支持部材とを具備する、動物血管用止血具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002689U JP3097768U (ja) | 2003-05-13 | 2003-05-13 | 動物血管用止血具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002689U JP3097768U (ja) | 2003-05-13 | 2003-05-13 | 動物血管用止血具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097768U true JP3097768U (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=43251559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002689U Expired - Lifetime JP3097768U (ja) | 2003-05-13 | 2003-05-13 | 動物血管用止血具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097768U (ja) |
-
2003
- 2003-05-13 JP JP2003002689U patent/JP3097768U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |