JP3096889U - 走行玩具用車体 - Google Patents

走行玩具用車体 Download PDF

Info

Publication number
JP3096889U
JP3096889U JP2003000770U JP2003000770U JP3096889U JP 3096889 U JP3096889 U JP 3096889U JP 2003000770 U JP2003000770 U JP 2003000770U JP 2003000770 U JP2003000770 U JP 2003000770U JP 3096889 U JP3096889 U JP 3096889U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
fixing
traveling toy
fixed
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003000770U
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 勝躬
Original Assignee
株式会社トイコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トイコー filed Critical 株式会社トイコー
Priority to JP2003000770U priority Critical patent/JP3096889U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096889U publication Critical patent/JP3096889U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】走行車用駆動装置等が予め搭載されたシャーシに対して、被せて固定することによって走行玩具を完成する新規の走行玩具用車体を提供する。
【解決手段】ポリエチレンテレフタレート成形製の車体本体1の発光体装着部位7に外装されるレンズ部を有し、上記レンズ部に固定部材が設けられ、上記固定部材が車体本体を貫通して支持部材3に係合して配置され、上記支持部材は上記レンズ部を介して上記車体本体に固定され、上記支持部材に発光ダイオード2が固定されていることを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、走行車用駆動装置等が予め搭載されたシャーシに対して、被せて固定することによって走行玩具を形成する走行玩具用車体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、照明用ライト付きの走行玩具用車体として、熱溶着が容易にはできないポリエチレンテレフタレート製、或はポリカーボネート製のものは見当たらない。その理由は、熱溶着が容易にはできない、コスト高になるというようなことが原因であろうと推測できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)を用いた新規の、発光体が設けられた走行玩具用車体を提供することを第一の目的とし、さらに発光体の装着を容易にし且つ構成部品の点数を少減させることを第二の目的とし、さらにまた消費電力を少なくさせることを第三の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記第一の目的を達成するために、請求項1に係る走行玩具用車体は、車体本体は合成樹脂成形により構成され、この車体本体には発光体が固定されていることを特徴とするものである。
【0005】
そして、請求項2に係る走行玩具用車体は、上記発光体は支持部材に固定され、上記支持部材は上記車体本体に固定しうる固定部材により固定されていることを特徴とするものである。
【0006】
また、上記第二の目的を達成するために、請求項3に係る走行玩具用車体は、固定部材は熱可塑性合成樹脂製であることを特徴とするものである。
【0007】
そして、請求項4に係る走行玩具用車体は、上記車体本体の発光体装着部位に外装されるレンズ部を有し、上記固定部材は上記レンズ部に設けられると共に上記車体本体を貫通して上記支持部材に係合して配置され、上記支持部材は上記レンズ部を介して上記車体本体に固定されていることを特徴とするものである。
【0008】
そして、請求項5及び請求項6に係る走行玩具用車体は、車体本体は、ポリエチレンテレフタレート製若しくはポリカーボネート製であることを特徴とするものである。
【0009】
また、上記第三の目的を達成するために、請求項7に係る走行玩具用車体は、発光体は、LEDであることを特徴とするものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1〜図5は、本考案に係る走行玩具用車体の実施の形態を示すものであって、図1は全体を示す一部切截側面図であり、図2は図1A−Aに沿う拡大断面図であり、図3は図2BーB線に沿う拡大断面図であり、図4は図2CーC線に沿う拡大断面図であり、図5は要部の分解斜視図である。
【0011】
本実施の形態に係る走行玩具用車体30は、図1に示すように、車体本体1に対して発光体2が、支持部材3及び固定部材4を介して固定されているものである。
【0012】
本実施の形態にあって車体本体1は、ポリエチレンテレフタレートを以て成形され、そのフロント部分6の両側箇所には発光体装着部位7を有し、図2及び図3に示すように、この発光体装着部位7は前方から見たときに略菱形を呈する浅い凹所8として形成され且つ当該凹所8の底壁の左右両側箇所には後述の固定部材4に設けられた3本の固定用脚部22,23が挿通される、各3個の挿通孔9、10が開設されている。なお、図には示していないが車体本体1の全面には外装印刷が施されている。また、上記車体本体1は、ポリカーボネートを以て成形することができる。
【0013】
また、発光体2は、本実施の形態にあってはヘッドランプとして構成され、LED(発光ダイオード)であって、支持部材3に固定され、この支持部材3は車体本体1に固定部材4により固定されている。なお、本実施の形態にあっては発光体2がヘッドランプの場合を説明するが、上記発光体をフラッシュランプまたは方向指示器等として構成することもできる。
【0014】
図5に示すように、上記の支持部材3は、不透明の熱可塑性合成樹脂を用いた成形加工により構成され、その全体の形状は、上側傾斜面12と下側傾斜面13と左右両側面14,15により囲まれて形成された凹所16を前面に有しており、且つ平面略菱形を呈し側方から見たときに三角形状を呈するように形成されている。そして、上側傾斜面12のほぼ中央箇所に装着孔17が開設され、また上側傾斜面12及び下側傾斜面3の両側箇所に各3個の貫通孔18,19が透設されている。
【0015】
また、上記固定部材4は、透明の熱可塑性合成樹脂を用いた成形加工により構成され、その全体の形状は、上記凹所16に配置されうるように、凹所16と略同寸、同形の略菱形状であって、微妙なアールを以って湾曲形成されたレンズ部21と、当該レンズ部21の左右両側箇所の裏面に上記各貫通孔18,19と対応する配置で一体に突設された各3本の固定用脚部22、23とから形成されている。
【0016】
なお、上記レンズ部21は、その外面の中央を盛り上がらせて凸レンズを形成する構成にすること、或は単に度のない板ガラス状の素通し構成にすることができる。図では後者を示している。また、このレンズ部2は図3及び図5からも判るように固定用脚部22、23がその固定を担うので、レンズを固定するための固定用枠が不要となり、さらに、固定用脚部22,23はレンズ部21の裏面に一体に突設されているので、固定用脚部22、23とレンズ部21の固定状態は、ビス等の他部品を使用せずに確保できる。
【0017】
さらに、支持部材3に対する発光体2の固定は、当該発光体2が装着孔17に嵌着され且つその孔回りがコーキング剤24により封着処置されることにより行われている。なお、このコーキング材24による封着処置は省略することもできる。
【0018】
また、車体本体1に対する支持部材3の固定は、上記固定部材7のレンズ部21の幅方向両縁部に連設された固定用脚部22、23が、上記凹所8に形成された挿通孔9,10及び支持部材3に設けられた貫通孔18,19に挿通され、固定用脚部22、23の先端が支持部材3の裏面(外面)に突出した状態としてから当該突出部分を熱コテ(図示せず)によりカシメることにより行われている。なお、当該カシメによる固定の代りにネジ止め、その他の固定方法で行うことができる。
【0019】
さらに、本考案は、図6に示すような別異の固定部材33、すなわち微妙なアールを以って湾曲形成されたレンズ部34と、当該レンズ部34の左右両側箇所の裏面に一体に突設された板状を呈する左右対の固定用脚部35,36とから形成されている固定部材33を用いて実施することができる。この場合、上記貫通孔18,19は、固定用脚部35,36の形状に合うように長孔形状にする必要があることはいうまでもない。
【0020】
【作用】
上記実施の形態に係る走行玩具用車体30にあっては、次のような手順により、発光体2が車体本体1に取付けられる。
【0021】
すなわち、先ず支持部材3に設けられた装着孔17にLEDを発光体2として嵌着すると共に当該嵌着部分にコーキング剤24による封入処理を行うことで支持部材3に発光体3を固定する工程、発光体2付き支持部材3を車体本体1の発光体装着部位7の内側に当接して貫通孔18,19と挿通孔9,10を一致させる工程、車体本体1の発光体装着部位7の外側に固定部材4を配してから、当該固定部材4に設けられた固定用脚部22,23を上記一致状態の挿通孔9,10及び貫通孔18,19に挿通して各固定用脚部22,23の先端を支持部材3の裏面(外面)に貫出させる工程、当該固定用脚部22,23の先端貫出部に熱コテ(図示せず)によりカシメ加工を施して鍔状の抜止部25を設ける工程を行って完了すればよい。
【0022】
上記実施の形態に係る走行玩具用車体30は、走行車用駆動装置26、車輪27、電源用電池31等が予め搭載されたシャーシ28に対して、被せて固定することによって走行玩具29が形成される。また、走行車用駆動装置26、車輪27等が予め搭載されたシャーシ28はそのまま利用し、走行玩具用車体30だけを他のものに換えることによりユーザーの嗜好に合わせた遊戯ができる。
【0023】
【考案の効果】
請求項1に係る走行玩具用車体は、車体本体は合成樹脂成形により構成され、この車体本体には発光体が固定されていることを特徴とするので、発光体が設けられた走行玩具用車体を新規に提供できる。
【0024】
請求項2に係る走行玩具用車体は、発光体は支持部材に固定され、支持部材は車体本体に固定しうる固定部材により固定されていることを特徴とするので、発光体及び支持部材は固定部材により車体本体に一挙に且つ容易に固定できる。
【0025】
請求項3に係る走行玩具用車体は、固定部材は熱可塑性合成樹脂製であることを特徴とするので、固定部材による発光体及び支持部材の固定は、熱コテ等を用いた熱溶着で簡単且つ能率よく行うことができる。
【0026】
請求項4に係る走行玩具用車体は、上記車体本体の発光体装着部位に外装されるレンズ部を有し、上記固定部材は上記レンズ部に設けられると共に上記車体本体を貫通して上記支持部材に係合して配置され、上記支持部材は上記レンズ部を介して上記車体本体に固定されているので、部品点数を減少でき、コストを低減化することができる。
【0027】
請求項5若しくは請求項6に係る走行玩具用車体は、車体本体は、ポリエチレンテレフタレート製であり、又はポリカーボネート製であるので、軽量で仕上がりの奇麗な完成品を提供できる。
【0028】
請求項7に係る走行玩具用車体は、発光体は、LEDであることを特徴とするので、電力の消費量は微小で足りるものであって、電池のような少ない電力容量の電源であっても長時間使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す一部切截側面図である。
【図2】図1A−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】図2B−B線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2C−C線に沿う拡大断面図である。
【図5】要部の分解斜視図である。
【図6】別異の構成の固定部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体本体
2 発光体
3 支持部材
4 固定部材
6 フロント部分
7 発光体装着部位
8 凹所
9 挿通孔
10 挿通孔
12 上側傾斜面
13 下側傾斜面
14 左側面
15 右側面
16 凹所
17 装着孔
18 貫通孔
19 貫通孔
21 レンズ部
22 固定用脚部
23 固定用脚部
24 コーキング剤
25 抜止部
26 走行車用駆動装置
27 車輪
28 シャーシ
29 走行玩具
30 走行玩具用車体
31 電池
33 固定部材
34 レンズ部
35 固定用脚部
36 固定用脚部

Claims (7)

  1. 車体本体は合成樹脂成形により構成され、この車体本体には発光体が固定されていることを特徴とする走行玩具用車体。
  2. 上記発光体は支持部材に固定され、上記支持部材は上記車体本体に固定しうる固定部材により固定されていることを特徴とする走行玩具用車体。
  3. 上記固定部材は、熱可塑性合成樹脂製であることを特徴とする請求項2記載の走行玩具用車体。
  4. 上記車体本体の発光体装着部位に外装されるレンズ部を有し、上記固定部材は上記レンズ部に設けられると共に上記車体本体を貫通して上記支持部材に係合して配置され、上記支持部材は上記レンズ部を介して上記車体本体に固定されていることを特徴とする請求項2または3記載の走行玩具用車体。
  5. 上記車体本体は、ポリエチレンテレフタレート製であることを特徴とする請求項1,2、3または4記載の走行玩具用車体。
  6. 上記車体本体は、ポリカーボネート製であることを特徴とする請求項1,2、3または4記載の走行玩具用車体。
  7. 上記発光体は、LEDであることを特徴とする請求項1〜6のうちの一つの請求項記載の走行玩具用車体。
JP2003000770U 2003-02-19 2003-02-19 走行玩具用車体 Expired - Fee Related JP3096889U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000770U JP3096889U (ja) 2003-02-19 2003-02-19 走行玩具用車体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000770U JP3096889U (ja) 2003-02-19 2003-02-19 走行玩具用車体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096889U true JP3096889U (ja) 2004-01-08

Family

ID=43250743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003000770U Expired - Fee Related JP3096889U (ja) 2003-02-19 2003-02-19 走行玩具用車体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096889U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3096889U (ja) 走行玩具用車体
CN207262091U (zh) 柔性灯泡
KR200386713Y1 (ko) 오토바이용 표시등
CN218001362U (zh) 一种大发光面积的全面屏尾灯结构
JP3088220U (ja) 発光警告パット
JPS6429049U (ja)
KR810001766Y1 (ko) 발광완구의 눈
KR200405640Y1 (ko) 차량용 발광몰딩
CN207334633U (zh) 电动车后尾灯结构
JP3108944U (ja) オートバイのフットボードカバー
TWM590545U (zh) 軟性警示燈
JP3092742U (ja) 車のハンドルアクセサリー構造
JP3093971U (ja) ブレーキランプの構造
JPH02134604U (ja)
JP2000053048A (ja) 自転車用発光装置
TWM339443U (en) Car door handle with radiations for directional warning
JP2006044538A (ja) 車両の灯火器
JPH079109U (ja) 透明な下底を有する通風靴
JPH0449536U (ja)
JPH0378644U (ja)
JPH0346906U (ja)
TWM263288U (en) Bicycle lamp
TWM462214U (zh) 雙環發光之車牌框
TWM452123U (zh) 可繞式燈具之骨架結構
JPH0379102U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees