JP3096809U - Nail cutting - Google Patents
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Abstract
【課題】下刃の上刃に対する密着度を調整することができると共に、下刃がぶれることなく安定して前後に移動させることができ、さらに上刃と下刃を容易に交換することが可能な爪切りを提供する。
【解決手段】保持孔13Aaの上下面の各々の対向部位に形成された螺子挿通孔13Ab、上刃11の途中箇所に形成された上刃固定孔11c、下刃12の前後移動を許容すべく前後方向に長尺状で該下刃12の途中箇所に形成されたガイド孔12b、を連通させて螺子Bで一体とする構成とした。このようにすることで、下刃12の上刃11に対する密着度を容易に調整することができ、また、下刃12がぶれることなく安定して前後に移動可能となり、さらには上刃11と下刃12を容易に交換することができる。
【選択図】 図2An object of the present invention is to adjust the degree of adhesion of a lower blade to an upper blade, to move the lower blade back and forth stably without blurring, and to easily replace the upper blade and the lower blade. Provide perfect nail clippers.
A screw insertion hole (13Ab) formed at each of opposing portions of upper and lower surfaces of a holding hole (13Aa), an upper blade fixing hole (11c) formed at an intermediate position of an upper blade (11), and a lower blade (12) are allowed to move back and forth. A guide hole 12b, which is elongated in the front-rear direction and formed at an intermediate position of the lower blade 12, is communicated with the lower blade 12 and integrated with the screw B. In this way, the degree of adhesion of the lower blade 12 to the upper blade 11 can be easily adjusted, and the lower blade 12 can be stably moved back and forth without being shaken. The lower blade 12 can be easily replaced.
[Selection] Fig. 2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用時に指を挟む危険性がなく、また、下刃の上刃に対する密着度を調整することができると共に、下刃がぶれることなく安定的に前後移動させることができ、さらに上刃と下刃を容易に交換することが可能な爪切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図4及び図5に示す動物用の爪切り50(以下、爪切り50という)が販売されている。図4及び図5に示す爪切り50は、上刃51に対して下刃52を摺動させるものであり、以下のように構成されている。
【0003】
上刃51は、その先端部が凸状の円弧状とされ、この先端部には爪を挿入するための挿入孔51aが形成されている。挿入孔51aは、その先端方向に刃51bが形成されている。また、上刃51は、その前後方向の途中部に該上刃51を固定するための螺子Bを螺入する螺子孔51cが形成されている。さらに、上刃51の後端から途中部に向けて後述する作動片56をガイドするレール51dが形成されている。
【0004】
下刃52は、上刃51の裏面側に重ねられて該上刃51と共に後述する本体53の保持部53Aに摺動自在に保持されている。下刃52は、その先端部が凹状の円弧状とされ、この円弧に刃52aが形成されている。また、下刃52は、その後端から途中部に向けて作動片56の先端部を挿入するための収納部52bが形成されている。収納部52bには、前後方向と直交状に作動片56と下刃52とを係止する係止ピンPSを挿入するための係止部52cが形成されている。
【0005】
これら上刃51と下刃52とを上記したように重ねて作動可能に保持する本体53は、その先端部に上記した上刃51と下刃52とを保持する保持部53Aが、途中箇所に後述する操作杆55を枢止する枢止部53Bが、後端部に全体を使用者が把持するための把持部53Cが、各々形成されている。
【0006】
保持部53Aには、前後方向に対する左右を、上刃51と下刃52とを重ねて挿入できる程度の厚みを形成しつつ中央に折り返した保持孔53Aaが形成されている。そして、保持孔53Aaを形成する折り返し片のそれぞれには、螺子Bを螺入する螺子孔53Ab,53Abが上記した上刃51の螺子孔51c,51cに対応して形成されている。
【0007】
この保持部53Aにおいて、折り返し片の表面にはカバー54が設けられる。このカバー54は、本体53における保持部53Aから枢止部53Bに亘る表面部を覆うものであり、上記した保持部53Aの螺子孔53Ab,53Abに対応した螺子孔54a,54aが形成されている。
【0008】
よって、螺子B,Bはカバー54の螺子孔54a,54a及び保持部53Aの螺子孔53Ab,53Abを介して上刃51の螺子孔51c,51cに螺入されることとなり、上刃51は、螺子B,Bによって本体53Cの保持部53Aとカバー54とに一体的に設けられていることになる。
【0009】
枢止部53Bは、本体53において前後方向に対する左右を上刃51及び下刃52の面と略直交する方向に折り曲げて形成されている。折り曲げた各々の頂上部間には操作杆55の所要厚みを残した隙間が形成されている。また、頂上部における隙間には、操作杆55の支点部55Aが挿入される。さらに、枢止部53Bの折り曲げた頂上部の各々には、後述する操作杆55の支点部55Aを枢支するためのピンP1を挿入する枢支孔53Baが形成されている。
【0010】
操作杆55は、先端部における前後方向に対して左右が上刃51及び下刃52と略直交するように折り曲げられており、この折り曲げられた部位に、枢支部53Bの枢支孔53Ba,53Baに対応する枢止孔55Aa,55Aaが形成されていると共に、作動片56の係止孔56bに対応する係止孔55Abが形成されている。
【0011】
ピンP1は、枢支部53Bの枢支孔53Ba,53Ba及び操作杆55の枢止孔55Aa,55Aaに挿入される。よって、操作杆55は、ピンP1によって本体53の枢支部53Bに枢支されることとなる。
【0012】
また、操作杆55は、支点部55Aの前後方向の反対側に把持部55Bが形成されている。爪切り50は、操作杆55の把持部55B及び本体53の把持部53Cが使用者に把持される。
【0013】
操作杆55の支点部55Aにおける折り曲げられた部位の内側に挿入される作動片56は、操作杆55の支点部55Aにおける係止孔55Abの円弧運動を直線運動に変換するものである。作動片56はその先端部に係止孔56aが形成されており、この係止孔56aには係止ピンPSが挿通される。係止ピンPSは、下刃52の収納部52bにおける係止部52cで係止される。
【0014】
また、作動部56は、その前後方向の途中箇所に、操作杆55の係止孔55Ab,55Abと対応する係止孔56bが形成されている。これら係止孔55Ab、係止孔56b、係止孔55Abには、この順に係止ピンP2が挿通される。また、作動片56の係止孔56bの近傍には、短縮状態が自然長とされるスプリングSPの一端を係合する係合孔56cが形成されている。
【0015】
把持部53Cは操作杆55に面した側の前後方向の途中箇所に、係合片53Caが形成されており、この係合片53Caに上記したスプリングSPの他端が係合している。
【0016】
上記構成の爪切り50は、上刃51の挿入孔51aに動物の爪を挿入し、把持部55B及び把持部53Cを使用者が把持して、把持部53Cに対して把持部55Bを接近させるように操作する。このとき、操作杆55における支点部55Aの係止孔55Abが、下方及び前方へと円弧状に運動する。
【0017】
上記操作杆55における支点部55A及び係止孔55Abの上記した円弧運動に伴って、作動片56の先端部(係止孔56a)は、上方に向いつつ前進する円弧状に運動しようとするが、ピンP2及び係止ピンPSにより前後のみの直線運動に変換される。
【0018】
この作用によって下刃52は保持部53Aの保持孔53Aaから突出して上刃51に対して摺動する。このときの作動片56の先端は、上刃51のレール51d内でガイドされ、該レール51dの先端部に当接するまで前進移動する。そして、下刃52が上刃51に対して摺動したとき、各々における刃52a及び刃51bによって爪が切断される。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の爪切り50には、以下の問題があった。すなわち<A>部に示すように、カバー54は、操作杆55の先端部をも覆うようになっている。ところが、このような構成では、操作杆55を操作するとカバー54と操作杆55の先端部との間に隙間が生じ、操作杆55がスプリングSPの付勢力によって初期状態に戻ったときに、前記隙間に指を挟んで怪我をする可能性がある。
【0020】
また、<B>部に示すように、上刃51は、カバー54、保持部53Aと共に一体とされている。爪切り50は、下刃52が上刃51に対して密着した状態で摺動することで爪を切るものであるから、上刃51に対する下刃52の上下方向の微調整は不可欠である。ところが、従来の爪切り50は、下刃52が保持部53Aの保持孔53Aaに保持されるのみで、上刃51に対しては上下方向に、つまり上刃51との密着度を微調整することができないといった問題があった。
【0021】
さらに、<C>部に示すように、下刃52は、保持部53Aの保持孔53Aaによって前後方向の移動をガイドされている。ところが、この構成では、下刃52が保持孔53Aaから突出するにつれてその先端が前後方向に対して左右にぶれ、上刃51と下刃52の噛み合わせが適切に行われず、爪を確実に切ることができない可能性がある。
【0022】
また、<D>部に示すように、下刃52は、作動片56の係止孔56aに挿通した係止ピンPSを係止部52cに挿入することで、作動片56と下刃52とを係止状態としている。上刃51及び下刃52は長期の使用後に取り換えることとなる。上刃51は螺子Bを外せば容易に保持孔53Aaから抜き出すことができ、また、螺子Bを螺入すれば容易に取り付けることができる。
【0023】
ところが、従来の爪切り50は、下刃52を抜き出すために、まずカバー54を外し、次いで操作杆55を本体53の枢支部53Bから外し、このときに一体的に本体53から外れる作動杆56の先端部を引き上げることで係止ピンPSを下刃52の係止部52cから外すことで行う。
【0024】
取り換えた下刃52を取り付ける際には、係止ピンSPを作動片56の係止孔56aに挿入してなおかつ係止部52cに挿入した状態で、スプリングSPの他端を把持部53Cの係合片53Caに係合しなければならず、枢支部53Bの非常に狭い空間で同時に行うことは不可能であり、実質的には下刃52を取り付けることができないといった問題あった。
【0025】
本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、使用時に指を挟む危険性がなく、また、下刃の上刃に対する密着度を調整することができると共に、下刃がぶれることなく安定して前後移動させることができ、さらに上刃と下刃を容易に交換することが可能な爪切りを提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、保持孔の上下面の各々の対向部に螺子を挿通するための螺子挿通孔を形成し、上刃の前後方向の途中箇所に螺子を挿通するための上刃固定孔を形成すると共に、上刃の後端から上刃固定孔の近傍までに作動片の先端部の前後移動を案内するレールを形成し、さらに、下刃の前後方向の途中箇所に螺子を挿通し、該下刃の前後移動を許容すべく前後方向に長尺状とされたガイド孔を形成すると共に、下刃の後端部に作動片を係止する係止孔を形成し、また、作動片に下刃の係止孔と係合する係合部を形成したのである。このようにすることで、下刃の上刃に対する密着度を容易に調整することができ、また、下刃がぶれることなく安定して前後に移動可能となり、さらには上刃と下刃を容易に交換することができる。
【0027】
【考案の実施の形態】
本考案は、操作杆の操作と共に作動する作動片の先端で係止された下刃が、前記本体に固定的に設けられた上刃に対して該本体の保持孔より前後摺動移動する爪切りにおいて、前記保持孔の上下面の各々の対向部に形成され、螺子を挿通するための螺子挿通孔と、前記上刃の前後方向の途中箇所に形成され、前記螺子を挿通するための上刃固定孔と、前記上刃の後端から前記上刃固定孔の近傍までに形成され、前記作動片の先端部の前後移動を案内するレールと、前記下刃の前後方向の途中箇所に形成され、前記螺子を挿通すると共に該下刃の前後移動を許容すべく前後方向に長尺状とされたガイド孔と、前記下刃の後端部に形成され、前記作動片を係止する係止孔と、前記作動片に形成され、前記下刃の前記係止孔と係合する係合部と、を備えたものである。
【0028】
上記構成によれば、本考案の爪切りは、保持孔の上下面の各々の対向部に形成された螺子挿通孔と、上刃の上刃固定孔と、下刃のガイド孔とが連通し、これらに螺子を挿通するから、この螺子を締めることで保持孔の上下面の(上下)間隔が狭くなる。よって、上刃に対して下刃が密着して互いの刃が確実に噛み合うことになり、爪を確実かつ容易に切ることができる。
【0029】
また、本考案の爪切りは、上記したように螺子で上刃が保持孔に取り付けられているから、螺子を外すのみで上刃を保持孔から抜き出すことができる。また、下刃は、螺子で保持孔に、さらに作動片の係合部と係止孔とが係合することで該作動片に、取り付けられているから、螺子を外して、一旦保持孔内に該下刃を退入させて係合部を係止孔から外せば保持孔から抜き出すことができる。
【0030】
すなわち、従来のように全体を分解しなくても、螺子を外すのみで容易に下刃を保持孔から抜き出すことができる。そして、上記の逆を行えば同じく取り換えた下刃を容易に取り付けることができる。なお、取り換えた後の上刃と下刃の密着度の調整は上記したように容易に行える。
【0031】
さらに、本考案の爪切りは、螺子がガイド孔に挿通しているから、ガイド孔に挿通された螺子が前後移動する下刃の左右のぶれを規制することになる。従って、爪を切る際に保持孔から突出するように前進移動する下刃は、左右にぶれることがなくなる。よって本考案の爪切りは、確実に爪を切ることができる。
【0032】
【実施例】
以下に、本考案の実施例について図1〜図3を参照して説明する。図1は、本考案の爪切りの全体を示す。図2は、本考案の爪切りを分解した状態を示す。図図3は、本考案の爪切りの動作状況を示す。
【0033】
本考案の爪切り10は、次のように構成されている。11は、先端部が凸状の円弧状とされ、この先端部に爪を挿入するための挿入孔11aが形成された上刃である。この上刃11における挿入孔11aには、その先端方向に刃11bが形成されている。また、上刃11は、その前後方向の途中部に、該上刃11及び後述する下刃12を本体13の保持部13Aに取り付けるための螺子Bが挿入される上刃固定孔11cが形成されている。さらに、上刃11の後端部から途中部に向けて後述する作動片16をガイドするレール11dが形成されている。
【0034】
12は、上刃11の裏面側に重ねられて該上刃11と共に後述する本体13の保持部13Aに摺動自在に保持される下刃である。この下刃12は、その先端部が凹状の円弧状とされ、この円弧に刃12aが形成されている。また、下刃12は、その途中箇所に、螺子Bを挿通すると共に該下刃12の前後移動を許容すべく前後方向に長尺状とされたガイド孔12bが形成されている。さらに、下刃12の後端部には、作動片16の係合部16aを係止する係止孔12cが形成されている。
【0035】
13は、上記上刃11と下刃12とを重ねて作動可能に保持する本体である。この本体13は、その先端部に上刃11と下刃12とを保持する保持部13Aが、途中箇所に後述する操作杆15を枢止する枢止部13Bが、後端部に全体を使用者が把持するための把持部13Cが、各々形成されている。
【0036】
保持部13Aは、前後方向に対する左右を、上刃11と下刃12とを重ねて挿入できる程度の厚みを形成しつつ中央に折り返して保持孔13Aaを形成している。そして、保持孔13Aaを形成する上面の折り返し片を付き合わせた中央部及び下面における上面との対向位置に、螺子Bを挿通する螺子挿通孔13Abが、上記上刃11の上刃固定孔11c、及び下刃12のガイド孔12bに対応して形成されている。
【0037】
よって、螺子Bは、例えば保持部13Aの下面側の螺子挿通孔13Abから、下刃12のガイド孔12b、上刃11の上刃固定孔11cを介して、保持部13Aの上面側の螺子挿通孔13Abから突出し、ここでナットNに螺入する。よって、螺子Bを締め付けることで、保持孔13Aaの上下の間隔が狭くなり、上刃11と下刃12とが密着する。このようにすることで、上刃11と下刃12との密着度を容易に調整することが可能となる。
【0038】
枢止部13Bは、本体13において前後方向に対する左右を上刃11及び下刃12の面と略直交する方向に折り曲げて形成されている。折り曲げた各々の頂上部間には操作杆15の所要厚みを残した隙間が形成されている。また、頂上部における隙間には、操作杆15の支点部15Aが挿入される。さらに、枢止部13Bの折り曲げた頂上部の各々には、後述する操作杆15の支点部15Aを枢支するためのピンP1を挿入する枢支孔13Baが形成されている。
【0039】
操作杆15は、先端部における前後方向に対して左右が上刃11及び下刃12と略直交するように折り曲げられており、この折り曲げられた部位に、枢支部13Bの枢支孔13Ba,13Baに対応する枢止孔15Aa,15Aaが形成されていると共に、作動片16の係止孔16bに対応する係止孔15Abが形成されている。
【0040】
ピンP1は、枢支部13Bの枢支孔13Ba,13Ba及び操作杆15の枢止孔15Aa,15Aaに挿入される。よって、操作杆15は、ピンP1によって本体13の枢支部13Bに枢支されることとなる。
【0041】
また、操作杆15は、支点部15Aの前後方向の反対側に把持部15Bが形成されている。爪切り10は、操作杆15の把持部15B及び本体13の把持部13Cが使用者に把持される。
【0042】
操作杆15の支点部15Aにおける折り曲げられた部位の内側に挿入される作動片16は、操作杆15の支点部15Aにおける係止孔15Abの円弧運動を直線運動に変換するものである。作動片16はその先端部に係止部16aが形成されており、係止部16aは上記下刃12における係止孔12cに係止される。
【0043】
また、作動部16は、その前後方向の途中箇所に、操作杆15の係止孔15Ab,15Abと対応する係止孔16bが形成されている。これら係止孔15Ab、係止孔16b、係止孔15Abには、この順に係止ピンP2が挿通される。また、作動片16の係止孔16bの近傍には、短縮状態が自然長とされるスプリングSPの一端を係合する係合孔16cが形成されている。
【0044】
把持部13Cは操作杆15に面した側の前後方向の途中箇所に係合片13Caが形成されており、この係合片13Caに上記したスプリングSPの他端が係合している。
【0045】
上記構成の爪切り10は、上刃11の挿入孔11aに動物の爪を挿入し、把持部15B及び把持部13Cを使用者が把持して、把持部13Cに対して把持部15Bを接近させるように操作する。このとき、操作杆15における支点部15Aの係止孔15Abが、下方及び前方へ円弧状に運動する。
【0046】
上記操作杆15における支点部15Aの係止孔15Abの円弧運動に伴って、作動片16の先端部(係止部16a)は、上方に向いつつ前進する円弧状に運動しようとするが、ピンP2及び係止部16aと係止孔12cとの係止により前後のみの直線運動に変換される。
【0047】
このときの動作をさらに詳細に説明すると、図3(a)に示す初期状態では、下刃12は保持部13Aの保持孔13Aa内に先端部を残したほぼ全体が収納されている。このとき、作動片16の係合部16aは、下刃12の係止孔12cに係止された状態で上刃1のレール11dにおける後端に位置している。もちろん、螺子Bは、上刃11の上刃固定孔11c及び下刃12のガイド孔12bに挿通された状態である。
【0048】
上記したように操作杆15の把持部15Bを本体13の把持部13Cに接近させるように操作すると、図3(b)に示すように、作動片16の係合部16aは、下刃12の係止孔12cに係止された状態で上刃1のレール11dにおける前端に移動する。もちろん、螺子Bは、上刃11の上刃固定孔11c及び下刃12のガイド孔12bに挿通された状態である。
【0049】
すなわち、本考案の爪切り10は、上刃11のレール11dによって作動片16の係止部16aを前後方向に対する左右移動を規制すると共に、下刃12のガイド孔12bに螺子Bが挿通されていることによって下刃12の前後移動に際して左右にぶれることを規制しているから、下刃12が本体13の保持部13A(保持孔13Aa)から真っ直ぐに突出(退入)する。
【0050】
この作用によって下刃12が上刃11に対して摺動したとき、刃12a及び刃11bとが相対的にぶれることなく確実かつ適正に噛み合って、従来に較べて容易にかつ確実に爪が切断される。
【0051】
また、本考案の爪切り10は、螺子Bを締めると、保持部13Aの保持孔13Aaの上下の間隔が狭くなると共に、これによって下刃12と上刃11とが密着する。従って、本考案の爪切り10は、1つの螺子Bの締め具合で下刃12と上刃11との密着度を調整することが可能となる。
【0052】
さらに、本考案の爪切り10は、螺子Bを外すことで、上刃11を本体13における保持孔13Aaから抜き出すことができると共に、下刃12を保持孔13Aaにおいて把持部13C側に退入させた後、作動片16の係合部16aと下刃12の係止孔12cとの係止状態を解除すれば保持孔13Aaから抜き出すことができる。
【0053】
また、取り換えた上刃11を再度本体13に取り付けるには上刃固定孔11cと螺子挿通孔13Abとを連通させ、取り換えた下刃12を再度本体13に取り付けるには下刃12を保持孔13Aa内に退入させて作動片16の係合部16aと係止孔12cとを係止した後に、該下刃12を保持孔13Aa内で前進させてガイド孔12bを螺子層通孔13Ab及び上刃固定孔11cとを連通させ、螺子Bを挿通すればよい。
【0054】
このように、本考案の爪切り10は、ピンP1及びP2を外したり、全体をほとんど分解した状態にすることなく、下刃12と上刃11とを容易に外すことができると共に、取り換えた下刃12と上刃11とを容易に取り付けることができると共に、取り換えた後には、上記したように下刃12と上刃11との密着度の調整を行うことができる。
【0055】
さらには、従来の爪切りに存在していたカバー(図4及び図5参照)を省略して全体としての構成を簡素化しているので、カバーと操作杆15の先端部の動きに伴って指を挟むことなどはあり得ず、安全に使用することが可能となる。
【0056】
【考案の効果】
上記構成によれば、本考案の爪切りは、保持孔の上下面の各々の対向部に螺子を挿通するための螺子挿通孔を形成し、上刃の前後方向の途中箇所に螺子を挿通するための上刃固定孔を形成すると共に、上刃の後端から上刃固定孔の近傍までに作動片の先端部の前後移動を案内するレールを形成し、さらに、下刃の前後方向の途中箇所に螺子を挿通し、該下刃の前後移動を許容すべく前後方向に長尺状とされたガイド孔を形成すると共に、下刃の後端部に作動片を係止する係止孔を形成し、また、作動片に下刃の係止孔と係合する係合部を形成したので、従来のように全体を分解しなくても、容易に下刃を保持孔から抜き出すことができると共に取り換えた下刃を容易に取り付けることができ、また、取り換えた後の上刃と下刃の密着度を螺子の締め具合によって容易に調整することができ、さらには、爪を切る際に下刃を左右にぶれることなく真っ直ぐに安定して保持孔から前進移動させて確実に爪を切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の爪切りの全体を示す斜視図である。
【図2】本考案の爪切りの分解斜視図である。
【図3】本考案の爪切りにおける上刃及び下刃周辺の動作状況を示し、(a)は初期状態を、(b)は爪を切ったときの状態を、各々示す図である。
【図4】従来の爪切りの全体を示す斜視図である。
【図5】従来の爪切りの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 爪切り
11 上刃
11c 上刃固定孔
11d レール
12 下刃
12b ガイド孔
12c 係止孔
13 本体
13A 保持部
13Aa 保持孔
13Ab 螺子挿通孔
16 作動片
16a 係合部
B 螺子
N ナット[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
According to the present invention, there is no danger of pinching a finger during use, the degree of adhesion to the upper blade of the lower blade can be adjusted, and the lower blade can be stably moved back and forth without being shaken. The present invention relates to a nail clipper capable of easily replacing a blade and a lower blade.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, nail clippers 50 for animals (hereinafter, referred to as nail clippers 50) shown in FIGS. 4 and 5 have been sold. The nail clipper 50 shown in FIGS. 4 and 5 slides the
[0003]
The tip of the
[0004]
The
[0005]
The main body 53 that operably holds the
[0006]
The holding portion 53A is formed with a holding hole 53Aa which is folded to the center while forming a thickness such that the
[0007]
In the holding portion 53A, a
[0008]
Therefore, the screws B, B are screwed into the
[0009]
The pivot stop 53B is formed by bending the left and right sides of the main body 53 with respect to the front-rear direction in a direction substantially orthogonal to the surfaces of the
[0010]
The operating rod 55 is bent so that the left and right sides in the front-rear direction with respect to the front-rear direction are substantially orthogonal to the
[0011]
The pin P1 is inserted into the pivot holes 53Ba, 53Ba of the pivot portion 53B and the pivot holes 55Aa, 55Aa of the operation rod 55. Therefore, the operating rod 55 is pivotally supported by the pivot 53B of the main body 53 by the pin P1.
[0012]
The operating rod 55 has a grip 55B on the opposite side of the fulcrum 55A in the front-rear direction. In the nail clipper 50, the gripping portion 55B of the operating rod 55 and the gripping
[0013]
The operating piece 56 inserted inside the bent portion of the fulcrum 55A of the operating rod 55 converts the circular motion of the locking hole 55Ab of the fulcrum 55A of the operating rod 55 into a linear motion. The operating piece 56 has a
[0014]
The operating portion 56 has locking holes 55Ab, 55Ab corresponding to the locking holes 55Ab of the operating rod 55 at an intermediate position in the front-rear direction. The locking pin P2 is inserted through the locking hole 55Ab, the
[0015]
An engaging piece 53Ca is formed in the
[0016]
In the nail clipper 50 having the above configuration, an animal's nail is inserted into the
[0017]
With the above-described circular movement of the fulcrum 55A and the locking hole 55Ab of the operating rod 55, the distal end portion (
[0018]
By this action, the
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional nail clipper 50 has the following problems. That is, as shown in part <A>, the
[0020]
Further, as shown in <B> portion, the
[0021]
Further, as shown in the portion <C>, the
[0022]
Further, as shown in the portion <D>, the
[0023]
However, in order to pull out the
[0024]
When attaching the replaced
[0025]
The present invention has been made in view of the above-described problems, there is no risk of pinching a finger during use, and the degree of adhesion to the upper blade of the lower blade can be adjusted, and the lower blade does not shake. An object of the present invention is to provide a nail clipper that can be stably moved back and forth and that can easily replace an upper blade and a lower blade.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention forms a screw insertion hole for inserting a screw in each of the opposing portions of the upper and lower surfaces of the holding hole, and inserts the screw at an intermediate position in the front-rear direction of the upper blade. In addition to forming an upper blade fixing hole for the upper blade, a rail for guiding the forward and backward movement of the tip of the operating piece from the rear end of the upper blade to the vicinity of the upper blade fixing hole is formed, A screw is inserted into the portion, a guide hole elongated in the front-rear direction is formed to allow the lower blade to move in the front-rear direction, and a locking hole for locking the operating piece at the rear end of the lower blade is formed. In addition, an engaging portion for engaging with the locking hole of the lower blade was formed on the operating piece. In this way, the degree of adhesion of the lower blade to the upper blade can be easily adjusted, the lower blade can be moved back and forth stably without being shaken, and the upper blade and the lower blade can be easily moved. Can be replaced.
[0027]
[Embodiment of the invention]
According to the present invention, there is provided a claw in which a lower blade locked at an end of an operation piece that operates together with an operation of an operation rod slides back and forth from a holding hole of the main body with respect to an upper blade fixedly provided on the main body. In the cutting, a screw insertion hole formed in each of the upper and lower surfaces of the holding hole for inserting a screw, and an upper part formed in the middle of the upper blade in the front-rear direction for inserting the screw. A blade fixing hole, a rail formed from the rear end of the upper blade to the vicinity of the upper blade fixing hole, and a rail for guiding the front and rear movement of the distal end portion of the operating piece, and formed at an intermediate position in the front and rear direction of the lower blade. A guide hole that is elongated in the front-rear direction to allow the screw to pass therethrough and to allow the lower blade to move in the front-rear direction, and a locking hole formed at the rear end of the lower blade to lock the operating piece. A stop hole and an engaging portion formed in the operating piece and engaging with the locking hole of the lower blade. Those were example.
[0028]
According to the above configuration, in the nail clipper of the present invention, the screw insertion holes formed in the opposing portions of the upper and lower surfaces of the holding hole, the upper blade fixing hole of the upper blade, and the guide hole of the lower blade communicate with each other. Since the screw is inserted through these, tightening the screw narrows the (up-down) interval between the upper and lower surfaces of the holding hole. Therefore, the lower blade is in close contact with the upper blade and the respective blades are securely engaged with each other, so that the claws can be reliably and easily cut.
[0029]
In the nail clipper of the present invention, since the upper blade is attached to the holding hole with the screw as described above, the upper blade can be pulled out of the holding hole only by removing the screw. In addition, since the lower blade is attached to the holding hole by a screw and further to the operating piece by engaging the engaging portion of the operating piece with the locking hole, the screw is removed and the lower blade is temporarily inserted into the holding hole. When the lower blade is retracted to release the engaging portion from the locking hole, the lower blade can be pulled out from the holding hole.
[0030]
That is, the lower blade can be easily pulled out of the holding hole only by removing the screw without disassembling the whole as in the related art. If the above procedure is reversed, the lower blade that has been replaced can be easily attached. Adjustment of the degree of adhesion between the upper blade and the lower blade after replacement can be easily performed as described above.
[0031]
Further, in the nail clipper of the present invention, since the screw is inserted into the guide hole, the screw inserted into the guide hole restricts the right and left movement of the lower blade moving forward and backward. Therefore, the lower blade, which moves forward so as to protrude from the holding hole when cutting the nail, does not shake right and left. Therefore, the nail clipper of the present invention can reliably cut the nail.
[0032]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 shows the whole nail clipper of the present invention. FIG. 2 shows a disassembled state of the nail clipper of the present invention. FIG. 3 shows an operation state of the nail clipper of the present invention.
[0033]
The nail clipper 10 of the present invention is configured as follows. Numeral 11 is an upper blade having a convex arc shape at the tip and an
[0034]
Reference numeral 12 denotes a lower blade which is superimposed on the back side of the upper blade 11 and slidably held together with the upper blade 11 by a holding portion 13A of a
[0035]
[0036]
The holding portion 13A is formed to have a thickness such that the upper blade 11 and the lower blade 12 can be inserted by being overlapped with each other in the left-right direction with respect to the front-rear direction, and is folded back to the center to form the holding hole 13Aa. A screw insertion hole 13Ab through which the screw B is inserted is provided at the central portion of the upper surface forming the holding hole 13Aa and a position facing the upper surface at the lower surface where the folded pieces are attached. And the guide hole 12b of the lower blade 12 is formed.
[0037]
Thus, the screw B is inserted from the screw insertion hole 13Ab on the lower surface side of the holding portion 13A through the guide hole 12b of the lower blade 12 and the upper
[0038]
The pivot stop 13B is formed by bending the left and right sides of the
[0039]
The operating rod 15 is bent so that the left and right sides with respect to the front-rear direction at the distal end are substantially orthogonal to the upper blade 11 and the lower blade 12, and the bent portions are provided with pivot holes 13Ba, 13Ba of the pivot portion 13B. Are formed, and a locking hole 15Ab corresponding to the locking hole 16b of the operation piece 16 is formed.
[0040]
The pin P1 is inserted into the pivot holes 13Ba, 13Ba of the pivot portion 13B and the pivot holes 15Aa, 15Aa of the operation rod 15. Therefore, the operating rod 15 is pivotally supported by the pivot 13B of the
[0041]
The operating rod 15 has a grip 15B on the opposite side of the fulcrum 15A in the front-rear direction. In the nail clipper 10, the gripping portion 15B of the operating rod 15 and the
[0042]
The operating piece 16 inserted inside the bent portion of the fulcrum 15A of the operating rod 15 converts the circular motion of the locking hole 15Ab of the fulcrum 15A of the operating rod 15 into a linear motion. The operating piece 16 has a locking portion 16a formed at the tip thereof, and the locking portion 16a is locked in a locking hole 12c in the lower blade 12.
[0043]
Further, the operating portion 16 has locking holes 15Ab of the operating rod 15 and a locking hole 16b corresponding to the locking holes 15Ab at an intermediate position in the front-rear direction. The locking pin P2 is inserted through the locking hole 15Ab, the locking hole 16b, and the locking hole 15Ab in this order. In the vicinity of the locking hole 16b of the operation piece 16, an engagement hole 16c is formed for engaging one end of a spring SP whose shortened state is a natural length.
[0044]
An engagement piece 13Ca is formed in the
[0045]
In the nail clipper 10 having the above configuration, an animal's nail is inserted into the
[0046]
With the circular motion of the locking hole 15Ab of the fulcrum portion 15A of the operating rod 15, the distal end portion (locking portion 16a) of the operating piece 16 attempts to move in an arc shape that moves forward while moving upward. By P2 and the locking of the locking portion 16a and the locking hole 12c, the motion is converted into a linear motion of only the front and rear.
[0047]
The operation at this time will be described in more detail. In the initial state shown in FIG. 3A, the lower blade 12 is almost entirely stored in the holding hole 13Aa of the holding portion 13A except for the distal end. At this time, the engaging portion 16a of the operating piece 16 is located at the rear end of the rail 11d of the upper blade 1 while being locked in the locking hole 12c of the lower blade 12. Of course, the screw B is in a state of being inserted into the upper
[0048]
When the grip portion 15B of the operating rod 15 is operated to approach the
[0049]
That is, in the nail clipper 10 of the present invention, the locking portion 16a of the operating piece 16 is restricted from moving left and right in the front-rear direction by the rail 11d of the upper blade 11, and the screw B is inserted into the guide hole 12b of the lower blade 12. This restricts the lower blade 12 from swaying left and right when moving forward and backward, so that the lower blade 12 projects (retreats) straight from the holding portion 13A (holding hole 13Aa) of the
[0050]
By this action, when the lower blade 12 slides with respect to the upper blade 11, the
[0051]
Further, in the nail clipper 10 of the present invention, when the screw B is tightened, the upper and lower spaces of the holding holes 13Aa of the holding portion 13A become narrower, whereby the lower blade 12 and the upper blade 11 come into close contact with each other. Therefore, in the nail clipper 10 of the present invention, the degree of close contact between the lower blade 12 and the upper blade 11 can be adjusted by the tightening of one screw B.
[0052]
Further, in the nail clipper 10 of the present invention, by removing the screw B, the upper blade 11 can be pulled out from the holding hole 13Aa in the
[0053]
In order to attach the replaced upper blade 11 to the
[0054]
Thus, the nail clipper 10 of the present invention can be easily removed and replaced with the lower blade 12 and the upper blade 11 without removing the pins P1 and P2 or disassembling the whole. The lower blade 12 and the upper blade 11 can be easily attached, and after replacement, the degree of adhesion between the lower blade 12 and the upper blade 11 can be adjusted as described above.
[0055]
Furthermore, since the cover (see FIGS. 4 and 5) which is present in the conventional nail clipper is omitted to simplify the overall configuration, the finger is moved with the movement of the cover and the tip of the operating rod 15. Can not be sandwiched, and can be used safely.
[0056]
[Effect of the invention]
According to the above configuration, the nail clipper of the present invention forms a screw insertion hole for inserting a screw into each of the opposing portions of the upper and lower surfaces of the holding hole, and inserts the screw at an intermediate position in the front-rear direction of the upper blade. In addition to forming an upper blade fixing hole for the upper blade, a rail for guiding the forward and backward movement of the tip of the operating piece from the rear end of the upper blade to the vicinity of the upper blade fixing hole is formed, A screw is inserted into the portion, a guide hole elongated in the front-rear direction is formed to allow the lower blade to move in the front-rear direction, and a locking hole for locking the operating piece at the rear end of the lower blade is formed. The lower blade can be easily pulled out of the holding hole without having to disassemble the whole as in the related art, since the engaging portion is formed on the operating piece and the engaging piece is formed on the operating piece. The lower blade that has been replaced can be easily attached. Can be easily adjusted by tightness, further, it can cut reliably nail straight stable is moved forward from the holding hole without blurring the lower blade to the left and right when cutting the nails.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the entire nail clipper of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the nail clipper of the present invention.
FIGS. 3A and 3B are views showing an operation state around an upper blade and a lower blade in the nail clipper of the present invention, wherein FIG. 3A shows an initial state, and FIG. 3B shows a state when the nail is cut;
FIG. 4 is a perspective view showing an entire conventional nail clipper.
FIG. 5 is an exploded perspective view of a conventional nail clipper.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Nail cutter 11
Claims (1)
Priority Applications (1)
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JP2003001715U JP3096809U (en) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | Nail cutting |
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JP2003001715U JP3096809U (en) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | Nail cutting |
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JP2003001715U Expired - Lifetime JP3096809U (en) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | Nail cutting |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183133A (en) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Hirota Kogu Seisakusho:Kk | Cutter |
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CN106455522A (en) * | 2014-01-13 | 2017-02-22 | 宠物产品创新有限公司 | Animal claw shearing apparatuses and methods of using the same |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003001715U patent/JP3096809U/en not_active Expired - Lifetime
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