JP3096607U - 多機能主動発電の懐中電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能主動発電の懐中電灯を提供する。 【解決手段】 外体１、ギアー部２、発電部３及び回転
ノブ４から構成される。外体は、表面に羅針盤１１、ク
ロノグラフ１２、携帯電話充電差込槽１３、発光体１４
及び温度計１６が設置される。外体１の内部には主動ギ
アー２１、伝動ギアー２２、出力ギアー２３を含むギア
ー部２、発電部３及び充電器１５が設置され、外に回転
ノブ４が設置される。ギアー部２は、主動ギアー２１と
出力軸２４を含み、回転ノブ４とギアー部２の主動ギア
ー２１が連動し、出力軸２４と発電部３の磁石３１が連
動する。回転ノブ４を回転させると、磁石３１が対応す
るコイル３２を動かし、コイル３２に電流が発生し、外
体１の発光体１４、充電器１５、クロノグラフ１２、携
帯電話充電差込槽１３に電気を供給する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、多機能主動発電の懐中電灯に関する。 【０００２】 【従来の技術】 我々が野外活動を行う場合、一般に羅針盤、照明器具(懐中電灯)、そして時計 (腕時計)及び通信器具(無線、現在では携帯電話がこれに代わることもある)を携 帯する。これらの器材は、一つ一つ準備したかを確認しなければならないが、面 倒であり、そのうちのどれかをうっかり忘れしまうこともあり、すると不便や危 険を生じることがある。また、これらの器材はすべて電池によって、電力が供給 される。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、これらの器材は、電池が電力を供給しているため、下述の問題が ある。 １．電力不足や急にスペアの電池が見つからず、電池を交換できないことがあ る。 ２．常に新しい電池を交換しなければならないので、費用が相当にかかる。 ３．乾電池は使い終わると、捨てなければならないので、環境を汚染する。 【０００４】 したがって本考案の目的は多機能主動発電の懐中電灯を提供することにある。 また、本考案の別の目的は、発光体、充電器、時計、携帯電話充電差込槽を設 置することによって、便利で、エネルギーの節約、環境を保護する多機能主動発 電の懐中電灯を提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するために、本考案の請求項１記載の多機能主動発電の懐中 電灯は、外体、ギアー部、発電部及び回転ノブから構成される。外体は、表面に 羅針盤、クロノグラフ、携帯電話充電差込槽、発光体及び温度計が設置され、内 部にはギアー部、発電部及び充電器が設置され、外に回転ノブが設置される。ギ アー部は、主動ギアーと出力軸を含み、回転ノブとギアー部の主動ギアーが連動 し、出力軸と発電部の磁石が連動する。回転ノブを回転させると、磁石が対応す るコイルを動かし、コイルに電流が発生し、外体の発光体、充電器、クロノグラ フ、携帯電話充電差込槽に電気を供給することを特徴とする。 【０００６】 【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図１から図３に示すように、本考案の実施例は、外体１、ギアー部２、 発電部３及び回転ノブ４から構成される。 外体１上には、羅針盤１１、クロノグラフ１２、携帯電話充電槽１３、発光体 １４及び温度計１６が設置される。また外体１内部にはギアー部２、発電部３及 び充電器１５が設置される。外体１内には別に仕切板１７が設置されてギアー部 ２と発電部３を仕切っている。更に充電器１５は、発電部３側に設置され、回転 ノブ４を外体１外に枢設する。ギアー部２は主動ギアー２１、伝動ギアー２２、 出力ギアー２３が含まれ、伝動ギアー２２は小ギアー２２１と大ギアー２２２が 同軸に固定されて構成される。そのうち、回転ノブ４とギアー部２の主動ギアー ２１は、ネジ２１１で固定されて連動し、主動ギアー２１は伝動ギアー２２の小 ギアー２２１と噛み合い、伝動ギアー２２の大ギアー２２２は出力ギアー２３と 噛み合い、出力ギアー２３は出力軸２４の一端に固定される。 【０００７】 発電部３は、磁石３１とコイル３２から構成される。出力軸２４の別端に仕切 板１を差し込んで発電部３の磁石３１を固定し、磁石３１の周りにコイル３２を 設置７し、コイル３２を仕切板１７に固定する。更にコイル３２には電線３２を 設置し、電流をクロノグラフ１２、携帯電話充電差込槽１３、発光体１４もしく は充電器１５に供給する。 【０００８】 回転ノブ４を回転させると、磁石３１が対応するコイル３２を動かし、そして コイル３２に電流が発生し、外体１のクロノグラフ１２、携帯電話差込槽１３、 発光体もしくは充電器１５に電気を供給し、便利で、エネルギーの節約、環境保 護になる。 【０００９】 また、図４に示すように、本考案の別の実施例である外体１Ａは、様々な造形 を模った趣味性の高いもので、外体１Ａ内部は実施例１と同じギアー部と発電部 と回転ノブ(図未提示)から構成され、外体１Ａ上には羅針盤１１Ａ、クロノグラ フ１２Ａ、携帯電話差込槽１３Ａ、発光体１４Ａが設置される。外体１Ａ外の回 転ノブ(図未提示)を操作すると、実施例と同じ効果が得られる。 【００１０】 【考案の効果】 以上説明したように、本考案の多機能主動発電の懐中電灯は、外体、ギアー部 、発電部及び回転ノブから構成される。外体上には羅針盤、クロノグラフ、携帯 電話充電差込槽、発光体及び温度計が設置され、内部にはギアー部、発電部及び 充電器が設置され、外体外側には回転ノブが枢設される。ギアー部は主動ギアー と出力軸を含み、回転ノブとギアー部の主動ギアーが連動し、ギアー部の出力軸 と発電部の磁石が連動する。回転ノブを回転させると、磁石が対応するコイルを 動かし、コイルに電流が発生し、外体の発光体、充電器、クロノグラフ、携帯電 話充電差込槽に電流を供給するという特徴をもつ。それにより、野外活動に出か ける時に、羅針盤、クロノグラフ及び充電器を別々に携帯しなくてもすべてが揃 い、実用的である。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の一実施例による多機能主動発電の懐中
電灯を示す分解図である。 【図２】本考案の一実施例による多機能主動発電の懐中
電灯を示す立体図である。 【図３】本考案の一実施例による多機能主動発電の懐中
電灯を示す組立断面図である。 【図４】本考案の別の実施例による多機能主動発電の懐
中電灯を示す外観図である。 【符号の説明】 １ 外体 １Ａ 外体 ２ ギアー部 ３ 発電部 ４ 回転ノブ １１ 羅針盤 １１Ａ 羅針盤 １２ クロノグラフ １２Ａ クロノグラフ １３ 携帯電話充電差込槽 １３Ａ 携帯電話充電差込槽 １４ 発光体 １４Ａ 発光体 １５ 充電器 １６ 温度計 １６Ａ 温度計 １７ 仕切板 ２１ 主動ギアー ２２ 伝動ギアー ２３ 出力ギアー ２４ 出力軸 ３１ 磁石 ３２ コイル ２１１ ネジ ２２２ 大ギアー ３２１ 電線

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 外体、ギアー部、発電部及び回転ノブか
   ら構成される多機能主動発電の懐中電灯であって、 表面には羅針盤、クロノグラフ、携帯電話充電差込槽、
   発光体及び温度計が設置され、内部にはギアー部、発電
   部及び充電器が設置され、外に回転ノブが設置される外
   体と、 主動ギアーと出力軸を含み、回転ノブとギアー部の主動
   ギアーが連動し、出力軸と発電部の磁石が連動するギア
   ー部から構成され、 回転ノブを回転させると、磁石が対応するコイルを動か
   し、コイルに電流が発生して外体の発光体、充電器、ク
   ロノグラフ、携帯電話充電差込槽に供給することを特徴
   とする多機能主動発電の懐中電灯。