JP3096488U - 魚釣用リール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーバス、大物魚、アオリイカ等の釣では、
あたりがあり、引いた時にはスプールが回転するようセ
ットしてあたりを待つ釣り方をする。特にアオリイカは
イカがのった時、スプールの回転音がなり、その音で取
込みの準備をする。夜間及び夕方、夜明け前の暗い時や
竿から離れている時は回転音が聞こえない時もあり、ス
プールの回転も見えない。あたりがあり、引いた時に回
転音が聞こえなくてもスプールの回転が見えればよい。
そこで、本考案はスプールの回転が見やすくなるようす
る。 【解決手段】スプールに発光ダイオード又は豆球を取付
け、点灯するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案に属する技術分野】夜間及び暗い時やリールから離れている時に、スプ ールの回転が見やすい魚釣用リールに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】シーバス、大物魚、アオリイカ等の釣の場合、あたりがあり、 引いた時にはスプールが回転するようにドラグをセットして、あたりを待つ釣り 方をする。リールメーカーからは夜間用リールとして化学発光体をスプールの前 部にはめ込むタイプはあるが、実際に使ってみたが、魚やアオリイカが引いた時 、発光体タイプではリールの側面や後方からは、ドラグ音が聞こえてもスプール の回転が良く見えない。又、リールから離れていると特に発光体が見えない。ま た、風の音などでスプールのドラグ音も聞こえない時もあり、特に寒い時期は竿 から離れて車の中であたりを待っていることが多く、スプールの回転音も聞こえ ず、スプールが回転している事も見えない状況である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】今まではリールの後方や離れた場所からスプ ールの回転がよく見えなかった為、魚、アオリイカ等のあたりを見逃す事や、引 き具合が判断出来なかった。本考案は夜間及び夕方や夜明け前の暗い時や、竿か ら離れている時に、あたりがあり、引いた時は、発光ダイオード又は豆球が点灯 しながらスプールが回転するので、あたりや引き具合が判断できる、スプールの 回転がよく見え、回転が良く判るリールを提供する。

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本考案はスプール と本体とを含む魚釣用リールにおいて、スプール部に発光ダイオード又は豆球を 用いた発光部と、電池を用いた電源とを設け、発光部を点灯し、スプールが回転 した時にスプールが回転しているのがよく見え、判ることを特徴とする

【０００４】

【考案の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態を説明する。 本考案の実施リールはシマノナビ３０００Ｌにて実施した。リールメーカーごと に部品名、構造が違うので、新製品を開発する際に設計段階で各部品の取付けや 構造を考慮しレイアウトすれば、他の電池も使用し点灯することが出来る。次に 実施例を説明する。

【０００５】

【実施例】電池の取付けは、図１のスプール３のように、裏側から４ミリキリ で電池を抽入する穴をあけた。電池はプラス極を９０度曲げる。プラスプレート は厚み１ミリのステンレス板で４ミリ×５ミリを使用し、瞬間接着剤でスプール に貼りつける。このスプールの場合は貼り付けるところがプラスチックなので、 ショートはしない。金属製の場合は絶縁を要する。

【０００６】発光ダイオード又は豆球の取付けは、ダイオードは３ボルト用 で直径３ミリを使う。豆球は模型用の３ボルト用で直径３ミリを使う。本考案は 発光ダイオードの取付けを説明する。図１のスプール１、２のように３ミリの穴 をあけ、瞬間接着剤で貼りつける。外側に出しすぎるとリール本体に取付けて回 転すると回転枠アームと接触するので注意を要する。配線については、プラス線 は抵抗を入れてプラスプレートに半田付けする。マイナス線は電池を差込穴に差 込む。但しプラス、マイナス線とも寸法を合わせ長い部分は切ってしまう。作業 の中で半田付けの際は抵抗やダイオードに熱が伝わらないようにノズルプライヤ ー等でつまみ熱を逃がすようにした方が良い。尚、電気のスイッチは電池を奥ま で差し込んだ時に、９０度曲げたプラス端子がプラスプレートに接触するまで押 し込めばよい。

【０００７】配線のシールは各部品を取付ける前に、配線のレイアウトをし てから、寸法通りに切ってビニールパイプに通し各端はシールする方法又は、エ ポキシ接着剤で配線、ダイオード等をシールする方法でも良い。

【０００８】

【考案の効果】本考案の魚釣用リールをテストした結果、夜間及び夕方、夜明 け前の暗い時、５０メーター離れた車の中からスプールに取付けた発光ダイオー ド又は豆球が点灯して回転しているのが良く確認できた。

【図面の簡単な説明】

【図１】スプール部を示した正面図、側面図、下面図で
ある。

【図２】電池の正面図である。

【符号の説明】

１、 スプール本体 ２、 発光ダイオード又は豆球 ３、 電池 ４、 プラスプレート ５、 配線 ６、 抵抗

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】スプールと本体とを含む魚釣用リールにお
   いて、スプール部に発光部と、電源部を設け、点灯させ
   ることを特徴とする魚釣用リール。
2. 【請求項２】前記、発光部を発光ダイオード又は豆球と
   し、電源を電池とした請求項１記載の魚釣用リールのス
   プール。