JP3095073U - チマヨ・ブランケットを貼り合わせた皮革製品 - Google Patents

チマヨ・ブランケットを貼り合わせた皮革製品

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(57)【要約】 【課題】チマヨ・ブランケットの美観を活かしつつ、ほ
つれにくく、型くずれにくい財布、カバン類、携帯電話
入れを製造するための材料の組み合わせを提供するこ
と。 【解決手段】チマヨ・ブランケットと牛革その他の天然
皮革を組み合わせ使用すること。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革製品の材料について 、装飾のために、独特のデザインをもつ伝統的な織物であるチマヨ・ブランケッ トと牛革その他の天然皮革を組み合わせて使用し、製品の美観を高めることに関 する。 【0002】 【従来の技術】 チマヨ・ブランケットは、米国ニューメキシコ州チマヨにおける伝統的な木機に よる羊毛の織物である。歴史的には、スペイン系移民がもちこんだ羊毛を利用し た織物として、縞状の模様をもったリオグランデ・ブランケット、中心にダイヤ モンド型の模様をもったサルティロ・タペストリーなどがあるが、チマヨ・ブラ ンケットはリオグランデ・ブランケットのデザインの特徴である1対の縞と、サ ルティロ・タペストリーのデザインの特徴である中心のダイヤモンド型の模様を 組み合わせたデザインを特徴とする。 【0003】 チマヨ・ブランケットのその独特のデザインは美観に優れ、近年特に人気のある 材料であるが、これを財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革製品に 、皮革の代わりとなる材料として使用するには、ほつれやすく、型くずれしやす いという難点があり、製品化するのは困難であった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 本考案は上述した問題点を解決するためにされたもので、その目的は、チマヨ・ ブランケットの美観を活かしつつ、ほつれにくく、型くずれにくい財布、カバン 類、携帯電話入れを製造するための材料の組み合わせを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案にかかる材料の組み合わせは、チマヨ・ブラン ケットと牛革その他の天然皮革を組み合わせ使用することである。 【0006】 チマヨ・ブランケットと皮革を接合するには、レザークラフト用のシニュー糸で 縫合するが、ほつれを防ぎ、強度を増すため、接着剤をあわせ使用する。 【0007】 【考案の実施の形態】 以下、添付した図面に基づいて本考案の実施例を詳述する。 図1ないし図3は本考案による材料の組み合わせによる各種の皮革製品の一例で あって、図1は財布に適用した状態を、図2はカバン類に適用した状態を、図3 は携帯電話入れに適用した状態を示している。前記皮革製品のほかにも本考案の 材料の組み合わせはこれと類似した他の製品にも適用することができる。 【0008】 図4ないし図5はブランケット部材を表面皮革部材および裏面皮革部材に取り付 ける方法を示している。 【0009】 まず表面皮革部材および裏面皮革部材を型に合わせてカッターナイフで裁断する 。表面皮革部材には、ブランケット部材の模様が見られるように窓を作るが、そ の形状は好みにより変更が可能で、図の形状に限られない。 【0010】 次にチマヨ・ブランケットを窓の大きさより5ないし10ミリメートルの縫いし ろだけ余分な大きさに裁断する。 【0011】 次に表面皮革部材のブランケット部材に重なる部分に接着剤を塗布し、ブランケ ット部材と接着する。接着剤は美観、強度の観点より、無色透明の合成ゴム系・ 溶剤系接着剤が望ましい。さらに、裏面皮革部材の片面の全面に接着剤を塗布し 、表面皮革部材およびブランケット部材と接着する。 【0012】 次に、表面皮革部材、ブランケット部材、裏面皮革部材を貫通するように、縫い 穴を開け、レザークラフト用のシニュー糸で縫合する。さらに必要に応じ、金具 類、ボタン類を装着する。これより後の工程は通常の皮革製品の製法と同様であ る。 【0013】 【考案の効果】 本考案によれば、チマヨ・ブランケットの優れたデザインを活かし、かつ、ほつ れにくく、型くずれしにくい財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革 製品を製作することができるので、消費者の購買意欲を増大することができる。 【提出日】平成15年2月12日(2003.2.12) 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革製品の美観を高める ため、牛革その他の天然皮革と、独特のデザインをもつ伝統的な手織り毛織物で あるチマヨ・ブランケットを合わせ使用し、貼り合わせる構造を提供することに 関する。 【0002】 【従来の技術】 チマヨ・ブランケットは、米国ニューメキシコ州チマヨにおける伝統的な木機に よる羊毛の織物である。歴史的には、スペイン系移民がもちこんだ羊毛を利用し た織物として、縞状の模様をもったリオグランデ・ブランケット、中心にダイヤ モンド型の模様をもったサルティロ・タペストリーなどがあるが、チマヨ・ブラ ンケットはリオグランデ・ブランケットのデザインの特徴である1対の縞と、サ ルティロ・タペストリーのデザインの特徴である中心のダイヤモンド型の模様を 組み合わせたデザインを特徴とする。 【0003】 チマヨ・ブランケットのその独特のデザインは美観に優れ、近年特に人気のある 材料であるが、これを財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革用品に 、皮革の代わりとなる材料として使用するには、ほつれやすく、型くずれしやす いという難点があり、製品化するのは困難であった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 本考案は上述した問題点を解決するためにされたもので、その目的は、チマヨ・ ブランケットの美観を活かしつつ、ほつれにくく、型くずれにくい財布、カバン 類、携帯電話入れをはじめとする皮革製品を製造するための材料の貼り合わせ構 造を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案にかかる貼り合わせの構造は、チマヨブランケ ットを皮革部材の形に合わせて裁断し、レザークラフト用のシニュー糸で縫合す ることである。縫合にあたり、ほつれを防ぎ、強度を増すため、接着剤をあわせ 使用する。 【0006】 【考案の実施の形態】 以下、添付した図面に基づいて本考案の実施例を詳述する。 図1ないし図3は本考案による貼り合わせ構造による各種の皮革製品の一例であ って、図1は財布に適用した状態を、図2はカバン類に適用した状態を、図3は 携帯電話入れに適用した状態を示している。前記皮革製品のほかにも本考案の貼 り合わせ構造はこれと類似した他の製品にも適用することができる。 【0007】 図4ないし図5はブランケット部材を表面皮革部材および裏面皮革部材に取り付 ける方法を示している。 【0008】 まず表面皮革部材および裏面皮革部材を型に合わせてカッターナイフで裁断する 。表面皮革部材には、ブランケット部材の模様が見られるように窓を作るが、そ の形状は好みにより変更が可能で、図の形状に限られない。 【0009】 次にチマヨ・ブランケットを窓の大きさより5ないし10ミリメートルの縫いし ろだけ余分な大きさに裁断する。 【0010】 次に表面皮革部材のブランケット部材に重なる部分に接着剤を塗布し、ブランケ ット部材と接着する。接着剤は美観、強度の観点より、無色透明の合成ゴム系・ 溶剤系接着剤を使用する。さらに、裏面皮革部材の片面の全面に接着剤を塗布し 、表面皮革部材およびブランケット部材と接着する。 【0011】 次に、表面皮革部材、ブランケット部材、裏面皮革部材を貫通するように縫い穴 を開け、レザークラフト用のシニュー糸で縫合する。さらに必要に応じ、金具類 、ボタン類を装着する。これより後工程は通常の皮革製品の製法と同様である。 【0012】 【考案の効果】 本考案によれば、チマヨ・ブランケットの優れたデザインを活かし、かつ、ほつ れにくく、型くずれしにくい財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮革 製品を製作することができるので、消費者の購買意欲を増大することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本考案の組み合わせで製作された財布を示す
図である。 【図2】 本考案の組み合わせで製作されたカバン類を
示す図である。 【図3】 本考案の組み合わせで製作された携帯電話入
れを示す図である。 【図4】 ブランケット部材と皮革部材を示す図であ
る。 【図5】 ブランケット部材と皮革部材の接合構造を示
す図である。 【図6】 リオグランデ・ブランケットのデザインを示
す図である。 【図7】 サルティロ・タペストリーのデザインを示す
図である。 【図8】 チマヨ・ブランケットのデザインを示す図で
ある。 【符号の説明】 1 財布 2 カバン類 3 携帯電話入れ 4 ブランケット部材 5 表面皮革部材 6 裏面皮革部材 7 リオグランデ・ブランケット 8 サルティロ・タペストリー 9 チマヨ・ブランケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成15年2月12日(2003.2.1
2) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の名称 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の名称】チマヨ・ブランケットを貼り合わせた皮
革製品 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】牛革その他の天然皮革を素材とした2層の
皮革部材の間に、装飾のため、独特のデザインを持つ伝
統的な織物であるチマヨ・ブランケットを素材とするブ
ランケット部材をはさみこみ、貼り合わせた構造を特徴
とする財布、カバン類、携帯電話入れをはじめとする皮
革製品

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】財布、カバン類、携帯電話入れをはじめと
    する皮革製品の材料について、独特のデザインをもつ伝
    統的な織物であるチマヨ・ブランケットと牛革その他の
    天然皮革との組み合わせ
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