JP3092922U - ランプのソケット構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプの着脱作業が簡単であるランプのソケ
ット構造を提供する。 【解決手段】 主に、ベース１、パネル２、主軸３、制
動ピン４、スプリング５、上カバー６、逆Ｕ字形のピン
台座７、二枚の弾性を持つ電気導通の銅薄片８、二本の
電極端子９および背カバー１０などの要素から形成され
る。これにより、ソケットユニットを構成する。このソ
ケットユニットを二つずつ、一グループとして、パネル
端を向き合うように配置する。ワイヤを接続したあと
で、ランプのピンを下から上までソケットへ案内し、上
へ底部まで押し、一度釈放するという繰り返す動作を行
えば、ランプの着脱作業が完成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ランプのソケット構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より既存の一般的な照明用蛍光ランプは従来のタングステンフィラメント 電球に比べると、省エネルギーであって、白い光を有するなど照明効用および利 益が高いので、いままで、事務所のビル、売店および住まいに広く採用されてき た。その構造は図１に示すように、ベースの前に、ランプのベースピンａを挿入 して接続するための弾性支持台座ｂを設ける。ランプを取り扱う場合、ランプの 一端のベースピンの中心を弾性支持台座の挿入孔ｃに合わせて挿入する以外に、 手の指で別端の弾性支持台座を圧縮しながら、ランプのもう一端のベースピンを 水平状に挿入孔にはめ込む。それにより、通路の状態となるように、ランプをソ ケットにぶら下げる。それに対して、ランプを外す作業も、ランプを持って、一 手で、弾性支持台座を圧縮しながら、ランプをスムーズのように外す。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、両手の動作でランプを着脱する手段は、ランプのベースピンを 合わせにくい、ならびに力がかかるなど欠点がある。特に、長いランプの換え作 業ではいつも、はしごの不当位置のせいで、手のアームが同時にランプの両端の ソケットに触れない。そのときに、繰り返してはしごの位置を調整しなければな らない。ひどい場合は、ユーザははしごから体の重心を離し、ランプを取り付け る。つまり、従来より、ランプの取り換えは一般的な住まいで婦女にとっては困 ったことであると言え、改善しなければならない。 したがって、本考案の目的は、ランプの着脱作業が簡単であるランプのソケッ ト構造を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 上述の課題を解決するための本考案のランプのソケット構造は主に、ベース、 パネル、主軸、制動ピン、スプリング、上カバー、逆Ｕ字形のピン台座、二枚の 弾性を持つ電気導通の銅薄片、電極端子および背カバーなどの要素から形成され る。これにより、ソケットユニットを構成する。このソケットユニットを二つず つ、一グループとして、パネル端を向き合うように配置する。ワイヤを接続した あとで、ランプのピンを下から上までソケットへ案内し、上へ底部まで押し、一 度釈放するという繰り返す動作を行えば、ランプの着脱作業が完成する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 まずは図２を参照する。本考案の一実施例によるランプのソケット構造は主に 、ベース１、パネル２、主軸３、制動ピン４、スプリング５、上カバー６、逆Ｕ 字形のピン台座７、弾性を持つ電気導通の銅薄片８、電極端子９および背カバー １０などの要素から形成される。これにより、ソケットユニットを構成する。

【０００６】 図２から図５を参照する。ベース１の台座の前には、逆Ｕ字形ピンの台座をい れて上下活動させることができるような逆Ｕ字形溝１１が設置される。逆Ｕ字形 溝の両側壁下端を内へ曲げると、対応した形状の弧面１２が伸ばされる。二つの 弧面の底部エッジに、背面を貫通する半円嵌め込み溝１３が凹入状に設けられる 。内壁面の側壁弧面に沿って、向き合うように弧形ガイドプレート１４が配置さ れる。逆Ｕ字形溝の上面中央には、心軸、制動ピンおよびスプリングを入れる円 柱孔１５が貫通状に形成される。円柱孔の孔壁に、異なる高さおよび厚さ、なら びに等しい広さの逆Ｕ字形凸肋１６ａ、１６ｂが二種形成される。二本の高い凸 肋１６ａが低い逆Ｕ字形凸肋１６ｂを挟んで、ワングループとして環状に配列さ れる。その間隔距離は、逆Ｕ字形凸肋の平面広さに等しい。台座の背面に、ワイ ヤの嵌め込み溝１７がある。パネル２の底部エッジに、ランプのベースピンｈを 対応させて導入するための平行のスライド溝２１が二つ設けられる。スライド溝 ２１の外側縁には、ベースの逆Ｕ字形溝における弧形ガイドプレートに対応した 弧形ガイドプレート２２が設置される。また、二つのスライド溝に、固定ブロッ ク２３が配置される。固定ブロックの両側縁に、向き合うように係止溝２４が備 えられる。主軸３はベースの円柱孔に枢設される中空柱であり、その上縁に、複 数のヘの字形のラチェットが環状に配列される。その外環面に、各ヘの字形のラ チェットの中心箇所に対応して、それぞれ直線状の細長いガイドレール３２が突 出している。制動ピン４は底端を活動自在に主軸の上端にいれ、上端の外縁面に 、複数のＵ字形係止歯４１が突出しているピンである。上カバー６はベースの上 面のジョイントほぞに緊密に貼り付けるプレートである。スプリング５は上カバ ーと制動ピンとの間にはめられる。逆Ｕ字形のピン台座７は主軸の底端にセット される。弾性を持つ電気導通の銅薄片８はベースの逆Ｕ字形溝の両側壁に緊密に 貼り付けられて、滑り自在に逆Ｕ字形ピンの台座の両側に嵌め込まれる。電極端 子９はベースの背面に緊密に貼り付ける薄片である。薄片の一端が伸ばされて、 ベースの半円溝に挿入されガイドニードル９１となる。薄片の別端には、ワイヤ の裸線部分を押して接合するフック部９２が形成される。また、背カバー１０は 電極端子を覆って、ベースとピンで一体化のように結合されるプレートである。

【０００７】 上述のランプソケットユニットを二つずつ一グループとして、パネル２を向き 合うように平行に配置させる。しかも、ワイヤｉの正、負極線をそれぞれベース の背面の嵌め込み溝１７に通過させる。また、電極端子のフック部９２をワイヤ の裸線に跨がせる。ガイドニードル９１をベースの半円嵌め込み溝１３に通過さ せて設置する。のちに、背カバー１０で電極端子を覆って、ピンで、ベース１と 一体化のように結ぶ。

【０００８】 図５、図６および図８を参照する。上述のランプのソケット構造を応用する場 合に、ソケットが空負荷の状態ならば、制動ピン４はＵ字形係止歯４１の底縁に 位置し、低い逆Ｕ字形の凸肋１６ｂの上縁につっかいをする。弾性を持つ二枚の 電気導通銅の薄片８は底縁が電極端子のガイドニードル９１より高いように、逆 Ｕ字形溝の両側壁につっかいをする。逆Ｕ字形のピン台座７は上へ適当に押され る余裕がまだある高さに支持される。ランプを取り付けたい場合、ただ、ランプ の両端のベースピンｈをソケットの二つのスライド溝２１に沿って上へ係止する ほど押したあとで、手を釈放する。これにより、ランプｇが回路導通して、安定 かつ丈夫にソケットの間にぶらさげられる。そんな上へ押す簡易の取り付けプロ セスは主に次の構造関係で達成される。つまり、逆Ｕ字形のピン台座７を経由し て、ランプのベースピンｈをいっぱいに上へ押すときに、主軸３が連動され、制 動ピン４および圧縮スプリング５を一緒に上昇させる。制動ピンのＵ字形係止歯 ４１の底部エッジが主軸のガイドレール３２に上へ押されて、高い逆Ｕ字形の凸 肋１６ａの上縁に揃っているときに、Ｕ字形係止歯４１はスプリングの作用力で 、回ったり、移動したりするので、二セットの凸肋の間隔箇所に滑り落ちる。さ らに、手部のランプ釈放動作により、制動ピン４及び主軸３はスプリング５の作 動で、逆Ｕ字形のピン台座７を連動させ、ランプのベースピンに伴って、一緒に それを下げる。図７に示すように、そのときに、逆Ｕ字形のピン台座の両側にお ける弾性を持つ電気導通の銅薄片８の底端は弧形ガイドプレート１４、２２の圧 制で、とりあえず逆Ｕ字形溝に緊密に貼り付けられるように伸び出て、電極端子 のガイドニードル９１にタッチする。しかも、固定台座の係止溝２４の中に滑り 入る。そのあと、ランプのベースピンｈが降下し、弾性を持つ電気導通の銅薄片 ８につっかいをするので、通路の状態になる。

【０００９】 図６、図７および図９を参照する。ランプを外したい場合、ただ、ランプｇを 持って、もう一度上へいっぱい押すと、直接にそれを外すことができる。そのよ うな外すプロセスは主に、次の構造関係を利用する。つまり、制動ピン４はＵ字 形係止歯４１の底部エッジまで押されて、高い逆Ｕ字形の凸肋１６ａの上縁まで 揃っているときに、もう一度低い逆Ｕ字形の凸肋１６ｂの上縁へ滑り落ちて係止 することができ、スプリング５の張力を圧制する。そのときに、弾性を持つ電気 導通の銅薄片８も底縁が同期して、電極端子のガイドニードル９１より高い箇所 まで上へ引かれる。逆Ｕ字形のピン台座７は弾性を持つ電気導通の銅薄片８と逆 Ｕ字形溝の両側壁弧面との非直線角度により、相互に作動され、下へ滑り落ちな いように、上昇の状態に維持されるので、ランプｇの両端のベースピンがスムー ズにソケットから離れて、直接に外すことができる。

【００１０】 上述のランプのソケット構造において、パネルの二つのスライド溝２１の底端 開口は口部拡大の傾斜形状部２１ａを有するので、ランプの両端のベースピンを スムーズにスライド溝に案内することができる。 ちなみに、上述のランプのソケットの構造において、パネル２、上カバー６お よび背カバー１０はベース１にピン及びピンホールで、一体化に結合されるが、 結合手段として一般のねじ又は粘着剤で両者の接合面を固定してもよく、同じ結 合効果が得られる。

【００１１】

【考案の効果】

ランプの着脱作業が簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のランプのソケット構造を示す斜視図であ
る。

【図２】本考案の実施例によるランプのソケット構造を
示す分解図である。

【図３】本考案の実施例によるランプのソケット構造を
示す前斜視図である。

【図４】本考案の実施例によるランプのソケット構造の
背面構造を示す斜視図である。

【図５】本考案の実施例によるランプのソケット構造の
ベース円柱孔部位を示す模式図である。

【図６】本考案の実施例によるランプのソケット構造に
おいてランプをソケットに入れる動作を示す模式図であ
る。

【図７】本考案の実施例によるランプのソケット構造に
おいてランプをソケットに入れたあとの構造の関係を示
す模式図である。

【図８】本考案の実施例によるランプのソケット構造に
おいてランプをソケットに入れるときの、制動ピンのＵ
字形係止歯と逆Ｕ字形の凸肋との構造関係を示す模式図
である。

【図９】本考案の実施例によるランプのソケット構造に
おいてランプを外すときの、制動ピンのＵ字形係止歯と
逆Ｕ字形の凸肋との構造関係を示す模式図である。

【符号の説明】

１ ベース ２ パネル ３ 主軸 ４ 制動ピン ５ スプリング ６ 上カバー ７ 逆Ｕ字形のピン台座 ８ 弾性を持つ電気導通の銅薄片 ９ 電極端子 １０ 背カバー １１ 逆Ｕ字形溝 １２ 弧面 １３ 半円嵌め込み溝 １４、２２ 弧形ガイドプレート １５ 円柱孔 １６ａ、１６ｂ 凸肋 １７ 嵌め込み溝 ２１ スライド溝 ２３ 固定ブロック ２４ 係止溝 ３２ ガイドレール ４１ Ｕ字形係止歯 ９１ ガイドニードル ９２ フック部 ａ ランプのベースピン ｂ 弾性支持台座 ｃ 挿入孔 ｈ ベースピン ｉ ワイヤ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 台座の前に逆Ｕ字形溝が設置され、逆Ｕ
   字形溝の両側壁下端を内へ曲げられて対応した形状の弧
   面が伸ばされ、二つの弧面の底部エッジに背面を貫通す
   る半円嵌め込み溝が凹入状に設けられ、内壁面の側壁弧
   面に沿って向き合うように弧形ガイドプレートが配置さ
   れ、逆Ｕ字形溝の上面中央には心軸、制動ピンおよびス
   プリングを入れる円柱孔が貫通状に形成され、円柱孔の
   孔壁に異なる高さおよび厚さ、ならびに等しい広さの二
   種の逆Ｕ字形凸肋が形成され、二本の高い凸肋が低い逆
   Ｕ字形凸肋を挟んで一グループとして環状に配列され、
   その配列の間隔距離は逆Ｕ字形凸肋の平面広さに等し
   く、台座の背面にワイヤの嵌め込み溝があるベースと、 ベースの逆Ｕ字形溝を封じるプレートであり、底部エッ
   ジにはランプのベースピンを対応させて導入するための
   二つのスライド溝が設けられ、スライド溝の外側縁には
   ベースの逆Ｕ字形溝における弧形ガイドプレートに対応
   した弧形ガイドプレートが設置され、二つのスライド溝
   に固定ブロックが配置され、固定ブロックの両側縁には
   弾性を持つ電気導通の銅薄片の底縁が入れられる係止溝
   が備えられているパネルと、 ベースの円柱孔に枢設される中空柱であり、上縁に複数
   のヘの字形のラチェットが環状に配列され、外環面には
   各ヘの字形のラチェットの中心箇所に対応してそれぞれ
   直線状の細長いガイドレールが突出している主軸と、 底端を活動自在に主軸の上端にいれ、上端の外縁面に複
   数のＵ字形係止歯が突出しているピンである制動ピン
   と、 上カバーと制動ピンとの間にはめられるスプリングと、 ベースの上面のジョイントほぞに緊密に貼り付けられる
   プレートである上カバーと、 逆Ｕ字形溝で上下に所定に移動可能に主軸にセットされ
   る逆Ｕ字形のピン台座と、 ベースの逆Ｕ字形溝の二つの側壁に緊密に貼り付けら
   れ、滑り自在に逆Ｕ字形のピン台座の両側に嵌め込ま
   れ、弾性を持つ二枚の電気導通の銅薄片と、 ベースの背面に緊密に貼り付ける薄片であり、薄片の一
   端が伸ばされ、ベースの半円溝に挿入されるガイドニー
   ドルをなし、薄片の別端にはワイヤの裸線部分を押して
   接合するフック部が形成されている電極端子と、 電極端子を覆い、ベースとピンで一体的に結合されるプ
   レートである背カバーとを備え、 ランプのピンを下から上にソケットへ案内し、上へ底部
   まで押し、一度釈放するという繰り返す動作を行うこと
   により、ランプの着脱作業が行われることを特徴とする
   ランプのソケット構造。
2. 【請求項２】 弧形ガイドプレートと逆Ｕ字形溝の両側
   壁との間隔距離は、弾性を持つ電気導通の銅薄片の厚さ
   より少し大きいことを特徴とする請求項１記載のランプ
   のソケット構造。
3. 【請求項３】 パネルの二つのスライド溝の底端開口
   は、口部拡大の傾斜形状が採用されることを特徴とする
   請求項１記載のランプのソケット構造。