JP3091469U - 経絡刺激サポータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 東洋医学に基づいて、経絡へのやさしい刺激
を与えることができる経絡刺激サポータを提供せんとす
るものである。 【解決手段】 遠赤外線放射繊維が用いられて形成され
る経絡刺激サポータ１ａ、１ｂ及び１ｃのうち、腕用サ
ポータ１ａには、腕の内側部分にトルマリンを含むセラ
ミックパウダの刺激層２０が、その外側部分にサンゴを
含むセラミックパウダの刺激層２１が、またウェスト用
サポータ１ｂには、胃愈に当たる部分が上記繊維そのま
まが、大腸愈に当たる部分にゼオライトを含むセラミッ
クパウダの刺激層２２が、小腸愈に当たる部分にトルマ
リンを含むセラミックパウダの刺激層２３が、さらに脚
用サポータ１ｃは、脚の内側部分に貴宝石を含むセラミ
ックパウダの刺激層２４が、またその外側部分に貝化石
を含むセラミックパウダの刺激層２５が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、腕、脚、ウェスト等に装着する経絡刺激サポータに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来身体に装着して健康や美容に効果のあるとされるサポータは多種存在する が、大半がその生地の特性等にあった。つまり、生地の糸の強さによる人体の締 め付け作用を追求したもの、また生地自体が遠赤外線放射或いはマイナスイオン 発生素材繊維等で構成されたものなどが、その例である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これらは、生地により人体を締め付け人体細胞に環境を与え、順応さ せるという目的や、人体を遠赤外線等の放射により、細胞の部活作用を促進させ るという目的で使用されているが、かえって、人体に圧迫を与え、血液の流れを 損なうなど、その効果には疑わしいものが多い。

【０００４】 本考案は以上のような実情に鑑み創案されたもので、東洋医学に基づいて、経 絡へのやさしい刺激を与えることを目的とした経絡刺激サポータを提供せんとす るものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る経絡刺激サポータは、サポータ本体と、該サポータ本体が身体に 装着された場合に該身体の経絡ラインに沿って配設された上記経絡を刺激する天 然鉱物を有する刺激層とを有することを基本的特徴としている。

【０００６】 人体の特性として、"人体は、天然自然の鉱物等（または、温泉水のような天 然自然の成分が豊富に含まれるもの）に触れると、本来の自分の姿に戻ろうとす る特性がある"ことが知られている。東洋医学では、そのような特性の著しい箇 所を経絡や、ツボなどと表現し、その（経絡）ラインにおける気の流れが乱れる ことで生ずるとされる、血液の循環やリンパ液の流れの滞りを、外部からの何ら かの刺激によって解消させることが目的とされる。

【０００７】 基本的に人体は、血液の循環、リンパ液の流れが滞ると、むくみ・太り・神経 痛等の症状がでてくる。また加齢とともに、筋肉が衰退し、血液やリンパ液を自 己の筋肉の収縮により押し上げる力が激滅してくる。従って、これらの状況を解 消する為には、物理療法（体表刺激や体表圧迫等）により強制的な筋肉の収縮等 を促す必要がある。

【０００８】 本発明のサポータは、圧迫や刺激という物理療法とは多少異なるが、体の表面 に無数に点在する東洋医学でいう経穴・経穴と経穴とを結ぶ経絡（＝気の流れ） を天然自然の鉱物（上記構成では刺激層）が発生する微弱エネルギにより、優し く刺激するというものである。

【０００９】 すなわち本考案の構成は、人体表面に存在する１２対の経絡ライン（＝気の流 れ）により効果的な鉱物素材を当接することにより、この流れに、より作用する ことができるものとして創案されたものである。

【００１０】 例えば、腕について言えば、腕の外側には三焦経が、内側には心経の経絡ライ ンが存在する。この経絡ラインの気の流れを促す為には、本考案のサポータを腕 用に作り、三焦経にはサンゴを、また心経にはトルマリンを、刺激層に含まれる 天然鉱物として用いる。

【００１１】 またウエストは、一番上部に胃愈、中問部に大腸愈、下腹部に小腸愈という経 絡ラインが存在する。これらの箇所における気の流れの促進には、上部(上腹部) に遠赤外線素材（例えばアルミナ）、中間部にゼオライト、下腹部にトルマリン を、同じく刺激層に含まれる天然鉱物として用いる。

【００１２】 さらに脚部に関しては、外側は胆経、内側は肝経の経絡ラインが存在する。こ れらの箇所における気の流れの促進には、外側部に貝化石を、内側部に貴宝石を 、同じく刺激層に含まれる天然鉱物として用いることにより、気の流れを急激に 促進することが出来るようになる。

【００１３】 実際、本考案に係る構成を有するサポータと上述した従来のあらゆる製品と比 較してみると、血液やリンパ液の流れが明らかに優れていることが言える。また 気の流れが正されることにより、人体は本来の機能が正しく動きはじめるため、 今までむくみや膝関節の痛み、肩凝りなどの症状が解消されてくる。

【００１４】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。 図１は、腕、ウェスト、脚部に、本考案の一実施例に係る経絡刺激サポータ１ ａ、１ｂ及び１ｃが装着された状態を示す説明図である。

【００１５】 ここで、腕の内側には心経の経絡ラインが、その外側には三焦経の経絡ライン が、またウェストの一番上（みぞおち部分）には胃愈が、その下には大腸愈が、 一番下には小腸愈が、さらに脚部の内側には肝経の経絡ラインが、その外側には 胆経の経絡ラインが、夫々存在している。

【００１６】 上記経絡刺激サポータ１ａ、１ｂ及び１ｃは、いずれもサポータ本体に、遠赤 外線放射繊維が用いられている。

【００１７】 そのうち腕用の経絡刺激サポータ１ａは、図１及び図２に示すように、腕の内 側の心経ラインに当たる部分に、トルマリンを含むセラミックパウダの刺激層２ ０が、また腕の外側の三焦経ラインに当たる部分に、サンゴを含むセラミックパ ウダの刺激層２１が設けられている。

【００１８】 またウェスト用の経絡刺激サポータ１ｂは、図１及び図３に示すように、胃愈 に当たる部分に、上記サポータ本体の素材そのままの遠赤外線放射繊維が、大腸 愈に当たる部分に、ゼオライトを含むセラミックパウダの刺激層２２が、また小 腸愈に当たる部分に、トルマリンを含むセラミックパウダの刺激層２３が設けら れている。

【００１９】 さらに脚部用の経絡刺激サポータ１ｃは、図１及び図４に示すように、脚の内 側の肝経ラインに当たる部分に、貴宝石を含むセラミックパウダの刺激層２４が 、また脚の外側の胆経ラインに当たる部分に、貝化石を含むセラミックパウダの 刺激層２５が設けられている。

【００２０】 以上の経絡ラインは、上記夫々の成分を含む刺激層から発生する微弱エネルギ によって優しく刺激され、その部分の気の流れを促すことになる。これらの各部 分にはその部分を刺激するのに適した天然鉱物が用いられ、その部分の気の流れ が正されて、血液やリンパ液の流れが良くなることで、むくみ・太り・膝関節の 痛み・神経痛・肩凝り等の症状が改善されることになる。この点で人体に対し圧 迫・刺激という物理療法を用いる（強制的な筋肉の収縮などを促す）これまでの 製品とは異なり、体の表面に無数に点在する東洋医学でいう経穴・経穴と経穴と を結ぶ経絡（＝気の流れ）を天然自然の鉱物が発生する微弱エネルギで、優しく 刺激するという特性を有している。

【００２１】 また経絡刺激サポータ１ａ、１ｂ及び１ｃ本体は、遠赤外線放射繊維が用いら れているので、遠赤外線の特性である、人体への温熱作用として、人体の皮下４ ０〜５０ミリまで達し、人体内部の細胞と細胞、及び水分と水分をぶっつけ合い 、自己発熱作用を起こすと共に、このぶっつけ合うということによりマイクロマ ッサージ効果を及ぼす深達力により、人体に存在する血液循環やリンパ液の流れ を急速に促進させるという効果を生ずる。

【００２２】 従って経絡刺激サポータ１ａ、１ｂ及び１ｃを、腕・ウエスト・脚に装着して おくと、体全体の気の流れが正され、本来の健康体であったころの血液の流れ・ リンパ液の流れが取り戻されることが期待できるようになる。また気の流れが正 常化される事により、むくみや太りにも影響し、その人本来の姿に復帰できるよ うになる。

【００２３】 尚、本考案の経絡刺激サポータは、上述の実施例にのみ限定されるものではな く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で ある。

【００２４】

【考案の効果】

以上、説明したように本考案の請求項１〜請求項９記載の経絡刺激サポータに よれば、体の表面に無数に点在する経穴・経穴と経穴とを結ぶ経絡を天然自然の 鉱物を有する刺激層から発生する微弱エネルギにより、優しく刺激し、気の流れ が正されて、血液やリンパ液の流れが良くなることで、むくみ・太り・膝関節の 痛み・神経痛・肩凝り等の症状が改善されることになるという優れた効果を奏し 得る。

【００２５】 また本サポータ本体に、遠赤外線放射繊維が用いられることで、その特性であ る、人体への温熱作用としての深達力により、人体に存在する血液循環やリンパ 液の流れを急速に促進させるという効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

【図１】腕、ウェスト、脚部に、本考案の一実施例に係
る経絡刺激サポータ１ａ、１ｂ及び１ｃが装着された状
態を示す説明図である。

【図２】腕用の経絡刺激サポータ１ａの構成を示す斜視
図である。

【図３】ウェスト用の経絡刺激サポータ１ｂの構成を示
す斜視図である。

【図４】脚用の経絡刺激サポータ１ｃの構成を示す斜視
図である。

【符号の説明】

１ａ、１ｂ、１ｃ 経絡刺激サポータ ２０〜２５ 刺激層

Claims (9)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 サポータ本体と、該サポータ本体が身体
   に装着された場合に該身体の経絡ラインに沿って配設さ
   れた上記経絡を刺激する天然鉱物を有する刺激層とを有
   することを特徴とする経絡刺激サポータ。
2. 【請求項２】 上記経絡が三焦経である場合に、上記刺
   激層に含まれる天然鉱物には、サンゴが用いられること
   を特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
3. 【請求項３】 上記経絡が心経である場合に、上記刺激
   層に含まれる天然鉱物には、トルマリンが用いられるこ
   とを特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
4. 【請求項４】 上記経絡が胃愈である場合に、上記刺激
   層に含まれる天然鉱物には、遠赤外線材が用いられるこ
   とを特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
5. 【請求項５】 上記経絡が大腸愈である場合に、上記刺
   激層に含まれる天然鉱物には、ゼオライトが用いられる
   ことを特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
6. 【請求項６】 上記経絡が小腸愈である場合に、上記刺
   激層に含まれる天然鉱物には、トルマリンが用いられる
   ことを特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
7. 【請求項７】 上記経絡が胆経である場合に、上記刺激
   層に含まれる天然鉱物には、貝化石が用いられることを
   特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
8. 【請求項８】 上記経絡が肝経である場合に、上記刺激
   層に含まれる天然鉱物には、貴宝石が用いられることを
   特徴とする請求項１記載の経絡刺激サポータ。
9. 【請求項９】 少なくとも２種以上の経絡に沿って、上
   記刺激層を設けたことを特徴とする請求項１〜８いずれ
   か１つに記載の経絡刺激サポータ。