JP3090887U

JP3090887U - 発光式人工植物

Info

Publication number: JP3090887U
Application number: JP2002003787U
Authority: JP
Inventors: 翠端翁
Original assignee: 翠端翁
Priority date: 2002-06-21
Filing date: 2002-06-21
Publication date: 2002-12-26
Anticipated expiration: 2008-06-21

Abstract

(57)【要約】【課題】人工植物の小枝部に発光部材を設け、該
発光部材に光透過性材質からなる葉部を取着交換可能に
設けた発光式人工植物を提供する。【解決手段】ベースと、ベースに固定する幹部と、
幹部から外方へ向かって延伸する複数の側枝部１１と、
各側枝部１１から外へ向かって延伸する複数の小枝部１
２と、各小枝部５４の端部に設置した発光部材１３とか
ら構成する発光式人工植物であって、前記発光部材１３
に光透過性材質からなる葉部１４を取着交換可能に設け
た構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、人工植物の葉部に発光部材を配設し且つ前記葉部の取着交換を可能にした発光式人工植物に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図４に示すように、従来の人工植物５は、それぞれプラスチックなどで形成したベース５１とこのベース５１に固定する幹部５２と、幹部５２から外方に向かって延伸する複数の枝部５３と、各枝部５３から外へ向かって延伸する複数の小枝部５４から構成すると共に、各小枝部５４の端部に葉部を設けて、屋内に飾り物として使用している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかるに、前記幹部５２と枝部５３と小枝部５４、更に模擬葉の色は全て同一色で透明性を備えておらず、素晴らしい装飾効果を達成することができない。これは、飾り手段が簡単で変化に乏しいデザインに起因する。この問題を解決するには、葉部を用いないで、発光部材５５のみを各小枝部５４の端部に設置し、この発光部材５５の発光によって、より変化のある人工植物を提供することも考えられるが、葉部がない植物は世の中にありえず、人工植物と云えども奇異な感じがある。また、この人工植物に葉部を設けた構成とすれば、葉部に透明性がないため、発光部材５５の発光効果に悪影響を与えてしまう問題がある。本考案の発光式人工植物は、人工植物の小枝部に発光部材を設け、該発光部材に透明或いは半透明の光透過性材質からなる葉部を取着交換可能に設けた構成とすることで、葉部を発光部材の発光によって照明することができ、装飾効果を向上できると共に、多種類の葉部および異色の発光体を用いて照明できる装飾効果が優れた発光式人工植物を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ベースと、ベースに固定する幹部と、幹部から外方へ向かって延伸する複数の側枝部１１と、各側枝部１１から外へ向かって延伸する複数の小枝部１２と、各小枝部５４の端部に設置した発光部材１３から構成された発光式人工植物であって、前記発光部材１３に光透過性材質からなる葉部１４を取着交換可能に設けられるようにしたことを特徴とする。請求項２の考案は、前記請求項１の発光式人工植物において、前記葉部１４は葉基部１４１を有すると共に、葉基部１４１に発光部材１３を収容するため収容部１４２が形成されていることを特徴とする。請求項３の考案は、請求項１又は２に記載の発光式人工植物において、発光部材１３はLED発行素子であることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

本考案は、発光部材が葉部の収容部に収容された後、発光部材から発光された光線が光透過性材質からなる葉部を透過することができ、それにより、多種類の飾りおよび照明効果を達成することができる。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。図１は本考案に係わる発光式人工植物の一部斜視図であり、図２は本考案に係わる発光式人工植物の一部分解斜視図であり、図３は本考案に係わる発光式人工植物の他の実施例を示す一部分解斜視図である。

【０００７】図１および図２に示すように、本考案の発光式人工植物１は、従来と同様に、プラスチック等で形成されたベースと幹部を有し、該幹部には複数の側枝部１１が設けられたものである。本考案の各側枝部１１は、図示しない幹部から、それぞれ所定の間隔でもって外方へ向かって延伸形成されると共に、小枝部１２が側枝部１１から外へ向かって延伸されており、その先端には、例えば、図示しない電源に導線を介して接続されたＬＥＤ発光素子などからなる発光部材１３が取付けられている。さらに、前記各小枝部１２の端部に設けられた発光部材１３には、透明樹脂、透明なガラス繊維などの透明の光透過性材質によって形成された葉部１４が取着交換可能に取付けられている。

【０００８】前記葉部１４には中空筒状の葉基部１４１が一体成形または接着などの手段により配設されると共に、葉基部１４１には前記発光部材１３を嵌合等によって取付けする収容部１４２が形成される。発光部材１３が葉部１４の収容部１４２に収容された後、発光部材１３から発光された光線が光透過性材質の葉部１４を透過し照明装飾することができる。

【０００９】もっと素晴らしい装飾効果を提供するため、使用者は異なる色を有する発光部材（ＬＥＤ）１３と異なる色を有する葉部１４とを組合わせることにより、多種類の装飾効果を達成することができる。

【００１０】図３は本考案の実施形態の変形例を示すもので、葉部１４がより良く固定できるように、葉部１４と発光部材１３のとの間に別体構成の熱収縮管１５が設けられ、この熱収縮管１５によって葉部１４と発光部材１３とがより良く固定されるようにしたものである。

【００１１】なお、前記実施形態においては、葉部を透明樹脂などからなる光透過性材質を使用した実施例について説明したが光透過性を有する半透明材質を適用することも勿論可能である。

【００１２】

【考案の効果】

本考案の発光式人工植物は、人工植物の小枝部に発光部材を設け、該発光部材に透明材質からなる葉部を取着交換可能に設けた構成としたので、葉部を発光部材の発光によって照明することができ装飾効果を向上できると共に、多種類の葉部および異色の発光体を用いて照明できるため装飾効果がより一層期待できる効果がある。また、光透過性材質からなる葉部を各発光部材に取付けるには、葉部の葉基部に形成した収容部を介して取り付けることが可能であり、取付け作業が容易となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる発光式人工植物の一実施形態を
示す要部斜視図である。

【図２】図１の要部分解斜視図である。

【図３】本考案に係わる発光式人工植物の他の実施例を
示す要部分解斜視図である。

【図４】従来の人工植物の正面図である。

【符号の説明】

１人工植物１１側枝部１２小枝部１３発光部材（ＬＥＤ発光素子）１４葉部１４１葉基部１４２収容部１５熱収縮管５人工植物５１ベース５２幹部５３枝部５４小枝部５５ＬＥＤ発光素子

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ベースと、ベースに固定する幹部と、幹
部から外方へ向かって延伸する複数の側枝部１１と、各
側枝部１１から外へ向かって延伸する複数の小枝部１２
と、各小枝部５４の端部に設置した発光部材１３を備え
た発光式人工植物であって、前記発光部材１３に光透過性材質からなる葉部１４を取
着交換可能に設けられるようにしたことを特徴とする発
光式人工植物。
【請求項２】前記葉部１４は葉基部１４１を有すると
共に、葉基部１４１に発光部材１３を収容するため収容
部１４２が形成されていることを特徴とする請求項１に
記載の発光式人工植物。
【請求項３】発光部材１３はLED発光素子であること
を特徴とする請求項１又は２に記載の発光式人工植物。