JP3090175U - 組み立て式コマ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピード組み立て、スピード造形変化の目的
を達成する組み立て式コマを提供する。 【解決手段】 主に変化層４、重力層５、定力層６、錐
片７により組成するサポート係合フレーム１０により構
成する。錐片下端、錐片上端に溝槽を設置し、溝槽は相
互に対応し上下交叉し接続してサポート係合フレーム１
０を形成する。錐片両側には上係合槽７１・８１、中係
合槽７２・８２、下係合槽７３・８３を設置し、変化層
４、重力層５、定力層６を係合する。変化層４、重力層
５、及び定力層６の中心には十字欠口６１を設置するた
め変化層４は下から上に向かいサポート係合フレーム１
０の上係合槽７１・８１を嵌入し、重力層５、定力層６
は下から上に向かいサポート係合フレーム１０の中係合
槽７２・８２、下係合槽７３・８３を嵌入、穿設、固定
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のコマに関する。特に一種のスピード組み立て、スピード造形変化 の目的を達成する組み立て式コマに係る。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、コマ２は木材或いは金属を用い製造する。該コマ２本体は先端が尖り 、本体は固くむやみに重く、分解することができない。そのため、収納が容易で ないばかりでなく、携帯の便が悪い。 さらに、該コマ２は固定形状の物体であるため、単調かつ無味乾燥で、使用者 のニーズに合わせ異なるデザインに変えることはできない。 また、該コマ２は使用場所に制限があり、さらに低年齢の児童にとっては危険 であるため、不注意で該コマ２が使用者にぶつかる事態がしばしば発生する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は組み立て式コマの提供を課題と する。 それは、スピーディーに造形変化が可能である。 さらにそれは、組み立て式であるため収納及び携帯の便が良い。 またそれは、安全性が高いため年齢に関係なく楽しむことができる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は下記の組み立て式コマを提供する。 主に変化層、重力層、定力層、サポート係合フレームにより構成し、該サポート 係合フレームは錐片により構成する。 該錐片下端及び該錐片上端にはそれぞれ溝槽を設置し、該二本の溝槽は相互に対 応し上下交叉し、接続して該サポート係合フレームを形成する。該錐片両側には それぞれ上係合槽、中係合槽、下係合槽を設置し、これにより該変化層、該重力 層、該定力層を係合する。該変化層、該重力層、及び該定力層の中心には十字欠 口を設置し、これにより該変化層は下から上に向かって該サポート係合フレーム の該上係合槽を嵌入する。該重力層及び該定力層は下から上に向かって該サポー ト係合フレームの該中係合槽及び該下係合槽を嵌入し、穿設、固定する。該変化 層内側には槽孔を設置し、相対し、該槽孔外周には数本の欠槽を設置する。 使用者がコマ本体を回転させる時、遠心力により該変化層の欠槽は回転し様々な 図案を現出させる。該重力層内側には槽孔を設置し、相対し、該重力層及び該定 力層により、該コマ本体は平衡を保ちながら回転する。 さらに、該サポート係合フレーム上には星変化層等のデザイン物を加えることも でき、スピード組み立て及びスピード造形変化の目的を達成する。 すなわち、本発明は 主に変化層、重力層、定力層、サポート係合フレームにより構成し、 該サポート係合フレームは錐片により構成し、 該錐片下端及び該錐片上端にはそれぞれ溝槽を設置し、該二本の溝槽は相互に対 応し上下交叉し、接続して該サポート係合フレームを形成し、該錐片両側にはそ れぞれ上係合槽、中係合槽、下係合槽を設置し、該変化層、該重力層、該定力層 を係合し、 該変化層、該重力層、及び該定力層の中心には十字欠口を設置し、これにより該 変化層は下から上に向かって該サポート係合フレームの該上係合槽を嵌入し、該 重力層及び該定力層は下から上に向かって該サポート係合フレームの該中係合槽 及び該下係合槽を嵌入し、穿設、固定し、該変化層と該重力層内側には槽孔を設 置し、相対し、 該槽孔外周には数本の欠槽を設置し、使用者がコマ本体を回転させる時、該欠槽 は回転し様々な図案を現出させ、該重力層及び該定力層により、該コマ本体は平 衡を保ちながら回転することを特徴とする組み立て式コマである。 またさらに、本発明の組み立て式コマは、前記サポート係合フレーム上には星 変化層等のデザイン物を加えることもでき、組み立て方式によりスピード組み立 て及びスピード造形変化の目的を達成することを特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図２、３が示すように、本考案は主に変化層４、重力層５、定力層６、サポート 係合フレーム１０により構成する。 該サポート係合フレーム１０は錐片７、８により構成する。 該錐片７下端及び該錐片８上端にはそれぞれ溝槽７０、７４を設置し、該二本の 溝槽７０、７４は相互に対応し上下交叉し、接続して該サポート係合フレーム１ ０を形成する。該錐片７、８両側にはそれぞれ上係合槽７１、８１、中係合槽７ ２、８２、下係合槽７３、８３を設置し、該変化層４、該重力層５、該定力層６ を係合する。該変化層４、該重力層５、及び該定力層６の中心には十字欠口４を 設置する。これにより、該変化層４は下から上に向かって該サポート係合フレー ム１０の該上係合槽７１、８１を嵌入する。該重力層５及び該定力層６は下から 上に向かって該サポート係合フレーム１０の該中係合槽７２、８２及び該下係合 槽７３、８３を嵌入し、穿設、固定する。こうして、スピード組み立て効果を達 成する。

【０００６】 該変化層４内側には槽孔４２を設置し、相対し、該槽孔４２外周には数本の欠槽 ４３を設置する。図４が示すように、使用者がコマ本体３を回転させる時、該変 化層４の欠槽４３は回転し様々な図案を現出させる。 該重力層５内側には槽孔４２を設置し、相対し、該重力層５及び該定力層６によ り、該コマ本体３は平衡を保ちながら回転する。こうして、スムーズで安定した 回転と可能とする。 さらに、図５が示すように、該サポート係合フレーム１０上には星変化層９等の デザイン物を加えることもでき、スピード組み立て及びスピード造形変化の目的 を達成する。

【０００７】

【考案の効果】

上記のように、本考案は迅速に造形変化が可能で、さらに、組み立て式であるた め収納及び携帯の便が良く、実用性が高い。また、安全性が高いため年齢に関係 なく楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来品の立体指示図である。

【図２】本考案の分解立体指示図である。

【図３】本考案の組合せ立体指示図である。

【図４】本考案の実施立体指示図である。

【図５】本考案の別種の立体指示図である。

【符号の説明】

２ コマ ３ コマ本体 ４ 変化層 ４１ 十字欠口 ４２ 槽孔 ４３ 欠槽 ５ 重力層 ５１ 十字欠口 ５２ 槽孔 ６ 定力層 ６１ 十字欠口 ７ 錐片 ７１ 上係合槽 ７２ 中係合槽 ７３ 下係合槽 ８ 錐片 ８１ 上係合槽 ８２ 中係合槽 ８３ 下係合槽 ９ 星変化層 １０ サポート係合フレーム

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主に変化層、重力層、定力層、サポート係
   合フレームにより構成し、該サポート係合フレームは錐
   片により構成し、該錐片下端及び該錐片上端にはそれぞ
   れ溝槽を設置し、該二本の溝槽は相互に対応し上下交叉
   し、接続して該サポート係合フレームを形成し、該錐片
   両側にはそれぞれ上係合槽、中係合槽、下係合槽を設置
   し、該変化層、該重力層、該定力層を係合し、該変化
   層、該重力層、及び該定力層の中心には十字欠口を設置
   し、これにより該変化層は下から上に向かって該サポー
   ト係合フレームの該上係合槽を嵌入し、該重力層及び該
   定力層は下から上に向かって該サポート係合フレームの
   該中係合槽及び該下係合槽を嵌入し、穿設、固定し、該
   変化層と該重力層内側には槽孔を設置し、相対し、該槽
   孔外周には数本の欠槽を設置し、使用者がコマ本体を回
   転させる時、該欠槽は回転し様々な図案を現出させ、該
   重力層及び該定力層により、該コマ本体は平衡を保ちな
   がら回転することを特徴とする組み立て式コマ。
2. 【請求項２】前記サポート係合フレーム上には星変化層
   等のデザイン物を加えることもでき、組み立て方式によ
   りスピード組み立て及びスピード造形変化の目的を達成
   することを特徴とする請求項１記載の組み立て式コマ。