JP3089929U - フラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリ機能を有するコンピュータ
周辺設備の提供。 【解決手段】 フラッシュメモリチップをビルトイン或
いは外接或いは同時に存在する方式でコンピュータ入力
周辺設備例えばマウス、キーボード、ジョイスティッ
ク、ゲームパッド、ＰＣディジタルカメラと結合させ、
これにより製造コストを下げ携帯上の面倒をなくし、且
つこの周辺設備に元々の機能を保持させるほか、大量資
料を保存する付加機能を付与し、且つデータのアクセス
を完全にコンピュータソフト、ハードディスクに頼らな
いようにし、一種の便利な補助記憶装置とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備に係り、さらに 具体的には、一種の、プラグアンドプレイ機能を具えたＵＳＢポート装置を指し 、及び大量のデータのアクセス機能を有する補助記憶装置も兼ね具えた各種のコ ンピュータ入力周辺設備に関する。

【０００２】

【従来の技術】

電気用品とパソコンの日進月歩により、新製品が続々と出現し且つ軽薄短小化 、機能の超強力化の目標に向けて不断に開発されている。重厚なＣＲＴディスプ レイはすでに軽薄な液晶ディスプレイにとって代わられている。５．５インチフ レキシブルディスクは３．５インチフレキシブルディスクにとって代わられ、３ ．５インチフレキシブルディスクもまたディジタル保存チップにとって代わられ る趨勢にある。この３．５インチフレキシブルディスクの保存容量は有限であり 、圧縮技術は進歩しているが増加の容量もまた有限である。このほかフレキシブ ルディスクは機械式読み書きヘッドによりデータの読み書きを行うが、速度が緩 慢であり、さらに現在あるゲームソフト或いはアプリケーションソフトは少なく とも数メガバイトで、大きいものは数百メガバイトであり、フレキシブルディス クに収容しきれない。しかし、ＣＤ−Ｒが上述の大容量データの保存、散布問題 を解決した。しかし、ホストマシンが相当に大きく、携帯に不便であり、データ の携帯と伝播に関しては相当に不利である。

【０００３】 また、現在市販されているフラッシュメモリチップで組成されたデータ記憶装 置は、時間をとらない紫外線装置により不要データを消去し記憶空間を釈放し、 並びに電気信号を用いて直接重複読み書きでき、速度が極めて速く、且つ記憶容 量が大きく、体積が小さいためデータ保存の利器である。しかし、一般にポータ ブルコンピュータはいずれもキーボード下方にマウスボード（或いはジョイステ ィック）が設けられ、手指をマウスボード上で軽く圧し並びに移動させることに よりコンピュータのカーソルを制御して目的点に移動させる。しかしマウスボー ド（ジョイスティック）は移動範囲が極めて小さく、ゆえに手指をゆっくり操作 しなければ正確な目的点にカーソルを移動させられず、相当に時間がかかる。こ のためすでに、マウスを携帯してポータブルコンピュータのカーソルを制御して 移動させる人がある。また携帯式フラッシュメモリボックスは別に購入して携帯 する必要がある。

【０００４】 ＵＳＢポートは多種のコンピュータ周辺設備、例えば、マウス、キーボード、 ジョイスティック、ゲームパッド、ディジタルカメラなど用途が非常に多く、フ ラッシュメモリの長所は、現在業者がパソコンのＵＳＢポートに接続できるフラ ッシュメモリ携帯ボックスを設計していて、このボックス体積はただマッチ箱程 度であり、ＵＳＢポートに差し込めば快速且つ大量（すでに現在２５６Ｍで３． ５インチフレキシブルディスクの１．４４Ｍと較べ大量である）にコンピュータ 内のデータをこの小ボックス内に保存できる。ポータブルコンピュータ使用者は 当然この二種類の設備、即ちフラッシュメモリ携帯ボックス、クイック連接マウ スを有しているが、もし同時に携帯しなければならないとすれば不便で不経済で あり、なぜなら両者は同様にＵＳＢサポートの配備でありゆえに多くの部品が重 複するためである。

【０００５】 以上から分かることは、現在単一保存メディアに関しては、コンピュータにビ ルトイン或いは外接のいずれでも、原ホストマシンの設備を増加し、空間占用を 増加し、コスト支出を増し、使用上の不便な状況を発生する欠点がある。このこ とから、本考案者は、一般に目にするコンピュータ入力周辺設備にＵＳＢ通信規 範を結合し、且つその制御プログラムとフラッシュメモリコントローラを結合さ せる形態により、実用的で大衆の使用に便利なフラッシュメモリ機能を有するコ ンピュータ周辺設備を創作した。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、フラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備を提供 することにあり、それはフラッシュメモリチップ或いはコンピュータ入力周辺設 備、例えばマウス、キーボード、ジョイスティック、ゲームパッド、ＰＣディジ タルカメラ内にビルトインされた共用の連接線セットとプラスチックケース或い はそのプラスチックケース表面に保留されたフラッシュメモリチップスロット、 或いはビルトインと保留スロットの両者をいずれも同時にビルトアップ使用する 形態とされる。メモリ自身の体積は非常に小さく、並びにもともとのコンピュー タ入力周辺設備の体積を増加する必要がなく、このため製造コストを減らし、携 帯上の面倒を減少し、非常に便利である。こうして、これらの周辺設備が原機能 を保有するほか、大量データ保存の付加機能を付与され、且つデータのアクセス 上、完全にホストのソフト、ハードに依存せず、一種の便利な補助記憶装置と見 なすこともできる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、フラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備にお いて、その回路構造が、 ファームウエアプログラムメモリ、ＲＡＭ及び入出力処理機能を具えたマイク ロプロセッサと、 フラッシュメモリチップと、 フラッシュメモリカードを外部より挿入するのに供されるマルチポイントソケ ットと、 コンピュータのＵＳＢポートと連結され、プラグアンドプレイ機能を具えたＵ ＳＢインタフェースプロセッサと、 部品の電圧を適当として使用に供する電源処理と、 待機とデータ伝送の状態を表示する指示ランプと、 セレクトボタンと、 周辺設備機能センサと、 を具え、ＵＳＢインタフェースを透過した連結によりコンピュータ内部のファ イルデータを周辺設備に伝送し並びに内部のメモリチップ内に保存でき、且つす でに該周辺設備に保存されたファイルもまたコンピュータに伝送でき、該周辺設 備の正常作業が影響を受けることなく、周辺設備が連接解除後、その保存したデ ータを長期保存できる補助記憶装置とされうることを特徴とする、フラッシュメ モリ機能を有するコンピュータ周辺設備としている。 請求項２の考案は、前記周辺設備がマウス、キーボード、ジョイスティック、 ゲームパッド、ＰＣディジタルカメラのいずれかとされたことを特徴とする、請 求項１に記載のフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備としている 。 請求項３の考案は、前記周辺設備内のビルトインと外接のフラッシュメモリチ ップはいずれも同時に存在するか、或いはそのうちの任意の一種類の形態により コンピュータ周辺設備と結合されることを特徴とする、請求項１又は請求項２に 記載のフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備としている。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案はフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備であり、このコ ンピュータ入力周辺設備１は現在一般に慣用のマウス、キーボード、ジョイステ ィック、ゲームパッド、ＰＣディジタルカメラを含み、その内部の回路作業原理 は、図１に示されるように、 ファームウエアプログラムメモリ、ＲＡＭ及び入出力処理機能を具えたマイク ロプロセッサ１０と、 ビルトインされたフラッシュメモリチップ２０と、 フラッシュメモリカードを外部より挿入するのに供されるマルチポイントソケ ット３０と、 コンピュータのＵＳＢポートと連結され、プラグアンドプレイ機能を具えたＵ ＳＢインタフェースプロセッサ４０と、 部品の電圧を適当として使用に供する電源処理５０と、 本考案がコンピュータに結合され並びに既にＵＳＢポートに挿入された時の待 機状態、或いはデータ伝送流通時に、異なる色のＬＥＤ点灯方式で現出する、指 示ランプ６０と、 セレクトボタン７０と、 異なるコンピュータ入力周辺設備１により改変され、例えばマウスであればマ ウス機能センサとされ、これと同様に、キーボード、ジョイスティック、ゲーム パッド、ＰＣディジタルカメラであればその機能センサとされ、その回路ブロッ ク図は図２〜図４に示されるようである、周辺設備機能センサ８０と、 を具えている。

【０００９】 本考案を実際の周辺製品に応用する実施形態は、図５、６を参照されたい。マ ウスを例とする周辺設備１は、一般にマウス内部の回路の制御プログラムは本考 案の回路構造と結合されて一体とされ、図に示されるように、該マウス内部には 基本構成要件のほか、さらにマイクロプロセッサ１０、フラッシュメモリチップ ２０（ビルトイン）、マルチポイントソケット３０（フラッシュメモリカード挿 入）、ＵＳＢインタフェースプロセッサ４０などのユニットを含み、外部の連結 線コネクタは、上述のＵＳＢインタフェース形態に合わせたコネクタとされ、且 つそのケースの適当な部分にフラッシュメモリカード挿入用のスロット９０が設 けられている。当然、同じ方法で、その他のコンピュータ入力周辺設備１、例え ばキーボード、ジョイスティック、ゲームパッドに適用され、その実施形態外観 は図７〜９のようである。

【００１０】 また、上述のフラッシュメモリチップは、ビルトインのいずれでもコンピュー タ入力周辺設備１内に同時に存在するが、コスト面での考慮により、そのうちの 任意の形態を以てコンピュータ入力周辺設備と結合される。

【００１１】 これにより、実際の実施上、コンピュータ或いはポータブルコンピュータと本 考案の周辺設備１は、ＵＳＢコネクタ方式を透過して相互に連結され、相互に連 通する待機状態を形成し、さらに、該周辺設備１を駆動する駆動プラグラムがコ ンピュータ内に注入され、本周辺設備１とコンピュータ間のコミュニケーション 解釈作業を担い、コンピュータに使用者の方式により希望方式で作業する。ファ イルデータの保存上、コンピュータの記録メディアに保存するか該周辺設備１の フラッシュメモリチップ（ビルトイン或いは外接のいずれでもよく、使用者の要 求により自分で選択する）に保存し、周辺設備１に保存するファイルデータもま た再びコンピュータ内部に伝送することができ、且つマウスは通常作業を行える 。外接の周辺設備１とコンピュータを切断後、その周辺設備１内に保存されたフ ァイルデータは消失せず、長期保存できる。こうして、使用者はもとのコンピュ ータの周辺設備１を補助記憶装置とすることができ、並びに大量データの保存動 作を行え、完全にコンピュータの保存メディアに頼ること無く、また余分に他の 保存メディアを購入するためのコストを減らし、さらにその携帯上の面倒と不便 を減少できる。

【００１２】

【考案の効果】

総合すると、本考案のフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備は 上述の技術上の長所を有し、業界の生産技術に対して、効率を高め、コストを減 らし、相当に有益であり、特に使用者に対しては、莫大な利便性を有し、進歩性 、経済性及び実用性を有し、実用新案登録の要件を具備している。

【００１３】 しかし、以上は本考案の実施可能な一つの実施例の説明に過ぎず、本考案の上 述の技術、形状、構造に基づきなしうる任意の同じ効果の変化は、いずれも本考 案の請求範囲内に属する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の好ましい実施例の回路ブロック図であ
る。

【図２】本考案の別の好ましい実施例の回路ブロック図
である。

【図３】本考案のまた別の好ましい実施例の回路ブロッ
ク図である。

【図４】本考案のさらに別の好ましい実施例の回路ブロ
ック図である。

【図５】本考案の好ましい実施例の内部構造表示図であ
る。

【図６】図５の外観図である。

【図７】本考案の別の実施例の外観構造図である。

【図８】本考案のまた別の実施例の外観構造図である。

【図９】本考案のさらに別の実施例の外観構造図であ
る。

【符号の説明】

１ 周辺設備 １０ マイクロプロセッサ ２０ フラッシュメモリチップ ３０ マルチポイン
トソケット ４０ ＵＳＢインタフェースプロセッサ ５０ 電源
処理 ６０ 指示ランプ ７０ セレ
クトボタン ８０ 周辺設備機能センサ ９０ スロ
ット

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｌ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 フラッシュメモリ機能を有するコンピュ
   ータ周辺設備において、その回路構造が、 ファームウエアプログラムメモリ、ＲＡＭ及び入出力処
   理機能を具えたマイクロプロセッサと、 フラッシュメモリチップと、 フラッシュメモリカードを外部より挿入するのに供され
   るマルチポイントソケットと、 コンピュータのＵＳＢポートと連結され、プラグアンド
   プレイ機能を具えたＵＳＢインタフェースプロセッサ
   と、 部品の電圧を適当として使用に供する電源処理と、 待機とデータ伝送の状態を表示する指示ランプと、 セレクトボタンと、 周辺設備機能センサと、 を具え、ＵＳＢインタフェースを透過した連結によりコ
   ンピュータ内部のファイルデータを周辺設備に伝送し並
   びに内部のメモリチップ内に保存でき、且つすでに該周
   辺設備に保存されたファイルもまたコンピュータに伝送
   でき、該周辺設備の正常作業が影響を受けることなく、
   周辺設備が連接解除後、その保存したデータを長期保存
   できる補助記憶装置とされうることを特徴とする、フラ
   ッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設備。
2. 【請求項２】 前記周辺設備がマウス、キーボード、ジ
   ョイスティック、ゲームパッド、ＰＣディジタルカメラ
   のいずれかとされたことを特徴とする、請求項１に記載
   のフラッシュメモリ機能を有するコンピュータ周辺設
   備。
3. 【請求項３】 前記周辺設備内のビルトインと外接のフ
   ラッシュメモリチップはいずれも同時に存在するか、或
   いはそのうちの任意の一種類の形態によりコンピュータ
   周辺設備と結合されることを特徴とする、請求項１又は
   請求項２に記載のフラッシュメモリ機能を有するコンピ
   ュータ周辺設備。