JP3089710U - 多用途型シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】シート（１）、一枚で防風、防寒、防雪、雨
具、寝袋、天幕、担架として多種多様に使用出来る事を
提供する。 【解決手段】防風、防寒、防雪、雨具、天幕として使用
出来雨具の場合シート（１）の中心より、ファスナー
（２）を頭が出る位下げ、袖（６）を外に出し、着用フ
ード（７）を被りフード紐（１１）を締める。ベルト
（１８）で自分の身長、巾をきめてベルト（１８）を締
める。又、シート（１）を天幕として使用の場合は三角
型天幕で説明。ファスナー（２）を開きＢ側ファスナー
スラス側をＧ側についているファスナームシ側（３）と
を組む事で三角型が出来、Ａ側をＦ点に持って行き、
Ｅ，Ｆ，Ａと一緒にシート張り穴（９）にシート張り紐
（１７）を通し外にクサビ（１６）を打ち張る。袖
（６）を中で紐状にし袖口（１２）は支柱の上に持って
行き支柱（１３）を立て後ろは廻りの紐穴（９）に紐
（１７）を通しクサビ（１６）とを良く張り固定する事
で、簡単迅速に出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、アウトドア一用や登山、工事現場等での防風、降雪、雨具、天幕とし て使用するものであり、詳しくは多用途型シートである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のシートは防風、雨具、防寒、天幕とあるが、本考案のシートの様な物はな く、又、シートと天幕とあるが二人用の天幕でも荷物等を入れれば、又は三人ぐ らい入れば狭く、又、天幕自体等の保持具で一人分の荷物になっていた、本考案 のシートはそれ等を解消し得た多用途型シートである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

まず第一に軽量化し、支柱も従来では１本分が２本から３本と必要としていた。 それを本考案では伸縮自在支柱１本とし２ヶ所なら５，６本の所２本ですむ事で 解決出来た。

【０００４】 本考案のシート自体が１枚あれば、４，５人用の天幕に使用出来る。又本考案の シートが２枚あれば、２枚を継ぐ事が出来、荷物室、居住区と別けて使用出来る 問題点を解決する事が出来た。

【０００５】 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、そ の目的とする所、本考案のシート１枚でいかに早く簡単に、かつ、迅速に組立て る事を提供する多用途型シートである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成する為に、本考案における多用途型シートは、Ａ、ＢのＢ側のフ ァスナースラス（２）とＧ側についているファスナームシ側（２）と組む事で三 角型天幕が出来る。

【０００７】 ０００２で記しているように、防風、防寒、防雪、雨具、寝袋、担架と又、天幕 にしても仮泊、二種類の支柱を使う天幕にしても、本考案シートはより、かつ、 迅速に組立てる事を解決した。

【０００８】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１〜図３においては防風、防寒、防雪、雨具として保持具スライドファスナー の頭部を下げ、袖部（６）を出し着用し、ベルト（１８）で長さ、幅を自分に合 わす事が出来る。

【０００９】 図５〜図９で記しているように、請求項４で記しているＡ、Ｂのスライドファス ナーＢ側スラス側とＧ側スライドファスナームシ側を組む事で三角型天幕が出来 る。

【００１０】 三角型天幕の中心に伸縮自在支柱を調整して立てる。

【００１１】 三角型天幕の出入口はＢ、Ｇであり、空気の流通は時々全開して空気の入れ換え をする。

【００１２】 シートの三辺はシート張り穴（９）より外にクサビ（１６）を打ちシート張り紐 （１７）で良く張り固定する。

【００１３】 図１５〜図１７は請求項５で記し、又、課題を解決するための手段

【０００７】 で記した三角形長方型天幕が出来る。

【００１４】 三角形長方型は２枚あれば、荷物室、居住区と別々にして継ぐ事が出来、又、支 柱も１枚で２本、２枚合わせた場合は唯１本増すだけの３本で良い。後は袖部（ ６）をシート張り紐で結びシートのたるみや風に対しての補強となる。

【００１５】 図１８〜図２４迄は図の通り、いかなる所でも使用出来る。この場合、保持具の 伸縮自在支柱はその場において使用出来るか否か判断出来る。

【００１６】 狭い所での天幕の使用では、傘を広げて使うと広くシートが使える。又支柱を斜 にすると広く使える。

【００１７】

【実施例】

図１、２、３と使用していて、すぐ天幕を張るにも、そのままＡ、Ｂの（２）ス ライドファスナーをはずし、中からＡ側をＦの所に持って行き、Ｂ側スライドフ ァスナースラス側を、Ｇ側スライドファスナームシ側と組み、伸縮自在（１３） を袖（６）を紐状にし、支柱の上に袖口（１２）を置き、Ｅ、Ｆ、Ａのシート張 穴（９）に、シート張り紐（１７）で一緒にし、外にクサビ（１６）を打ち（１ ７）で良く張る。三角型天幕だから一ヶ所極めれば後は唯シートにそって、張れ ば簡単にかつ迅速に組立てる事が出来る多用途型シートである。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１９】 請求項１で記したごとく、本考案のシート一枚と伸縮自在支柱１本で三角型天幕 、伸縮自在支柱２本で三角形長方型天幕が出来、廻りのシート張り紐穴（９）に シート張り紐（１７）で固定し、三角形長方型天幕は袖に支柱張りロープ（１５ ）をクサビ（１６）で固定すれば外観的にも優れている。

【００２０】 請求項４の三角型天幕では袖（６）を紐状にした袖（１９）を中に入れ、伸縮自 在袖口（１２）を支柱の上に持って行く事でシートをいためず、紐状にした袖（ １９）はランプ等が掛けられる為に良い。

【００２１】 三角型天幕、三角形長方型天幕も、従来の天幕を張る時間もはるかに早く迅速に 組立る事が出来る。

【００２２】 本考案のシートは、防風、防寒、防雪、雨具等としても、迅速に使用出来る。

【００２３】 本考案のシートで、三角型天幕、三角形長方型天幕を組立てるにも、迅速に組立 る事が出来る。

【００２４】 天気も良く、仮泊もしないと思い、いつどんな事があるかわからない為、リュッ クサックに入れて、伸縮自在の支柱は杖として使用出来るので、荷物も軽量の為 苦にならない。

【００２５】 本考案のシートは図２１、２２の時でも簡単に使用出来る。この場合、少しでも 広く使用しようと思えば、支柱、傘か、木の枝等でシートを頭の上になる所位の 位置に立てかけると広く使用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 防風、防雪、雨具として使用する場合ファス
ナー、フード袖等の位置を指す平面図である。

【図２】 シート（１）を着用した状態を指すものであ
る。

【図３】 シート（１）を着用した側面図である。

【図４】 袖（６）袖口（１２）を指すものである。

【図５】 三角型天幕を作る場合の位置、ファスナーと
の組合せ場所Ａと下ＢとＧとの組合せを指すものであ
る。組立る前の平面図である。

【図６】 三角型天幕を組立た時の平面図である天幕を
組立て、シート（１）を固定さす位置、袖は紐状に組
み、左右の袖口を天幕の支柱（１３）を持っていく所に
あて、袖自体が物が掛けられるようになる事を指す。

【図７】 袖を紐状にした状態である。

【図８】 袖口をシートの上に支柱の先の上においた状
態である。

【図９】 シート（１）を天幕として張り組立てた状態
の側面図であり、断面図でもある。

【図１０】 クサビ型を指したもの。

【図１１】 クサビ側面図

【図１２】 支柱伸縮自在で伸ばした図面である。

【図１３】 支柱上部を下部支柱と伸縮出来る構造を指
したものである。

【図１４】 支柱伸縮自在の組立様式を指したもの。

【図１５】 三角形長方型の平面図で三角型シート
（８）を出し、ファスナー（５）の組立図を指したも
の。

【図１６】 長方型天幕の側面図で、シート張り
（９）、（１６），（１７）支柱張りロープ（１５）の
組立をＢ，Ｃ側の三角型シート（８）の組方及びＦ，Ｇ
側の三角型シート（８）の組方の図である。

【図１７】 長方型の正面図で、三角形の正面図及び出
入口（２０）支柱伸縮自在の立て方シート（８）のムシ
側についている支柱を結ぶ紐（１４）の結び方の図で、
スラス側をファスナー上下する方を出入口とし、クサビ
（１６）とシート張り紐（９）の組立を指したものであ
る。

【図１８】 寝袋を作る前のシート（１）の平面図で、
足下１／４に折る順番をしめしたもの。

【図１９】 寝袋が出来上がった斜視図である。

【図２０】 寝袋の足元を折る順と折った状態の図であ
る。

【図２１】 岩壁での仮泊でのシート（１）の使用法の
図である。

【図２２】 岩場、又は場所のない時の天幕の張り方の
図である。

【図２３】 片面天幕の張り方の図である。

【図２４】 担架として使用法の図である。

【図２５】 ファスナー

【図２６】 ハーケン

【符号の説明】

１ シート ２ ファスナー両面開きＡ側ムシＢ側スラス ３ ファスナーＧ側両面開きムシ側だけ ４ 面ファスナー Ａ、 Ｇ側は面を上に向けて全体を固定し縫いつける。
Ｂ側は面を上に向けＢ側スライドファスナーのＣ側を縫
いつける時、面ファスナーの片側だけ縫いつける。 ５ ファスナー両面開き ６ 袖 ７ フード ８ 三角型シート ９ シート張り紐穴 １０ 面ファスナー １１ フード紐 １２ 伸縮自在袖口 １３ 支柱伸縮自在 １４ 支柱紐テント内 １５ 支柱張りロープ １６ クサビ １７ シート張り紐 １８ ベルト １９ 紐状にした袖 ２０ 三角形長方型天幕出入口Ｂ，Ｆ ２１ 支柱伸縮自在調整材固定盤 ２１−Ａ′ 上部支柱固定盤 ２１−Ａ′１ Ａ′より少し小さくネジ穴（２２）は
ネジより大きい穴 ２１−Ａ′２ 支柱上部と下部の伸縮を自由に出来る
盤である穴は中心より少し横にある。 ２２ ネジより大きい穴である。 ２３ ネジ（２４）を止めるネジ穴 ２４ ネジ ２５ 上部支柱を左右に廻した時開閉したりする羽根で
ある。 ２６ ハーケン

【手続補正書】

【提出日】平成１４年６月５日（２００２．６．５）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本考案のシート（１）スライドファスナ
   ー（２、３）面ファスナー（４）、三角型シート（８）
   伸縮自在支柱（１３）を１本か２本使用し多種に用いら
   れる多様用途型シート。
2. 【請求項２】 本考案シート（１）の中心から、ファス
   ナー（２）を頭が出せるだけ下げ、袖（６）を内に入っ
   ているのを出し、フード（７）を被り着用すると図３に
   なる多用途型シート。
3. 【請求項３】 請求項２で防風、防寒、降雪、雨具とな
   る、多用途型シート。
4. 【請求項４】 正方形のＡ、Ｂの所のスライドファスナ
   ー（２）をはずし、Ａのスライドファスナームシ側をＦ
   点に持って行きＥ、Ｆ、Ａと一緒にしシート張り紐で張
   り、Ｂファスナースラス側とＧ側のファスナームシ側を
   組み、これで三角型の天幕が出来、真中に伸縮自在支柱
   （１３）を立て、廻りにクサビ（１６）で良く張って三
   角型天幕が出来る多用途型シート。
5. 【請求項５】 請求項１で記したのは図１５，１６，１
   ７の事で正方形の相対向する二辺側に２つの三角形を取
   付け、三角形の対面側にテント使用時のスライドファス
   ナー（５）を取付けた多用途型シート。
6. 【請求項６】 請求項５でのテントは対面に三角形シー
   ト（８）を取付けている為出入口は自由にどちらかに選
   ぶ事が出来る多用途型シート。
7. 【請求項７】 この多用途型シートはいかなる所でも、
   又、冬に使用する場合も図１８，２１，２２，２３，２
   ４と使用出来る多用途型シート。