JP3088761U - 商品陳列用軽量棚板 - Google Patents

商品陳列用軽量棚板

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JP3088761U JP2002001529U JP2002001529U JP3088761U JP 3088761 U JP3088761 U JP 3088761U JP 2002001529 U JP2002001529 U JP 2002001529U JP 2002001529 U JP2002001529 U JP 2002001529U JP 3088761 U JP3088761 U JP 3088761U
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博政 橋野
勝義 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫や冷凍庫によって異なる奥行き寸法に
棚板の奥行き寸法を合わせやすい商品陳列用軽量棚板を
提供する。 【解決手段】 アルミ材、又は、アルミ合金材で成形さ
れた前フレーム、少なくとも一枚の中フレーム、後フレ
ームを面一に連結し、これらの両側の端面及び底面にサ
イドフレームを接合し、この各サイドフレームから上記
各フレームの下面に設けられている各リブの空洞部へビ
スをねじ込んで商品陳列用軽量棚板を組み立てる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、商品陳列用軽量棚板、特に、コンビニエンスストアなどの店舗にお いて使用される冷蔵庫や冷凍庫に設置されるショーケース用棚板に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来の商品陳列用棚板、特に、コンビニエンスストアなどの店舗において使用 される冷蔵庫内もしくは冷凍庫内に設置されていたショーケース用棚板には、前 フレーム、少なくとも一枚の中フレーム、後フレームをジョイント部によって面 一に連結するように構成されたものは見当たらない。また、ショーケース用棚板 の前端端面にプライスカードをはめ込むように構成されたものはあるが、前フレ ームの上面前端辺にプライスカードを立て掛けるように構成されたものも見当た らない。また、各ショーケース用棚板には、通気穴が棚板の前側、又は、後側に 偏って穿設されたものが多い。また、上記従来のショーケース用棚板には、棚板 の下面前端辺から下面中央部に向けて下降傾斜するように構成された補強板を設 けてなるものは見当たらず、棚板の下面両端方向に間隔をおいて断面L字型のリ ブを垂下するように設けてなるものはある。さらに、上記ショーケース用棚板を その下面両端部において棚受金具で受け止めるものはあるが、上記棚板の四隅を 棚板受金具で受け止めるように構成されたものは見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のショーケース用棚板では、棚板の奥行き寸法が一定寸法に決まって しまうために、コンビニエンスストアなどの店舗で使用される冷蔵庫もしくは冷 凍庫によって異なる奥行き寸法に合わせて、棚板の奥行き寸法をいちいち変更し なければならない煩雑さがあるという欠点があった。また、各ショーケース用棚 板に通気穴が棚板の前側、又は、後側に偏って穿設されていたため、各ショーケ ース内に上下に間隔をおいて設置されている棚板と棚板の間に冷気がスムーズに 抜けず、各ショーケース用棚板の上に陳列されているいろいろな商品を効率的に 冷却することができないという欠点があった。また、各棚板を冷蔵庫内もしくは 冷凍庫内へ設置する工事時において、又は、ショーケース内に設置された各棚板 の上に陳列されている商品の購入時において、工事者や商品購入者などが各棚板 の下面沿いに手を差し入れた場合には、各棚板の下面から間隔をおいて垂下する 各断面L字型のリブの鋭利な端縁に工事者や商品購入者などが手を触れて怪我を するという欠点があった。
【0004】 本考案は、上記従来のショーケース用棚板における諸欠点を解消し、冷蔵庫も しくは冷凍庫によって異なる奥行き寸法に棚板の奥行き寸法を合わせやすく、ま た、各ショーケース内に上下に間隔をおいて設置されている棚板に冷気がスムー ズに抜けて、各棚板の上に陳列されているいろいろな商品を効率的に冷却するこ とができ、また、棚板もしくは冷蔵庫内や冷凍庫内へ設置する工事などにおいて 、各棚板の下面から間隔をおいて垂下する各リブの端縁に工事者や商品購入者な とが手を触れて怪我をするのを防止することができる商品陳列用軽量棚板と、各 棚板を、それらの四隅に直立するように支持された各支柱にそれらの上下方向に 多数穿設された係合穴を選んではめ込めるように成形した棚板受金具によって受 け止めることができる商品陳列用軽量棚板の棚板受金具を提供することを目的と するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の商品陳列用軽量棚板は、前フレームに設けられた連結板を少 なくとも一枚の中フレームに設けられたジョイント部にスライドさせて、前フレ ームと、少なくとも一枚の中フレームを面一に連結し、少なくとも一枚の中フレ ームに設けられた連結板を後フレームに設けられたジョイント部にスライドさせ て、少なくとも一枚の中フレームと、後フレームを面一に連結した状態において 、上記前フレーム、上記少なくとも一枚の中フレーム、上記後フレームの両側の 端面及び底面に各サイドフレームをそれぞれ接合し、この各サイドフレームに設 けられた各穴から上記前フレーム、上記少なくとも一枚の中フレーム、上記後フ レームにそれぞれ設けられている各リブの空洞部へビスをそれぞれねじ込んで、 組み立てることを特徴とする。 (2) 請求項2の商品陳列用軽量棚板は、前フレームの上面上端辺に設けられ ているプライスカード立掛部には、上記棚板の上に陳列されるいろいろな商品の 直前ごとに単に商品価格がそれぞれ表示され、もしくは、商品価格及び商品に関 する情報がそれぞれ表示されたプライスカードを立て掛けるように支持すること を特徴とする。 (3) 請求項3の商品陳列用軽量棚板は、少なくとも一枚の中フレームのフレ ーム板の下面中央部と、後フレームのフレーム板の下面中央部とに、一端から他 端にかけて間隔をおいてそれぞれ垂下するように成形した少なくとも一対ずつの リブを設け、各リブの下端に丸みを帯びた頭部を設けることによって、少なくと も一枚の中フレームの中央部と後フレームの中央部の各強度を補強することを特 徴とする。 (4) 請求項4の商品陳列用軽量棚板は、前フレームのフレーム板の下面前端 辺から上記フレーム板の下面中央部に一端から他端にかけて設けられている空洞 部を有するリブの下端縁にかけて下降傾斜する傾斜面を有するように成形してな る補強板により、前フレームの前端辺の強度を補強することを特徴とする。 (5) 請求項5の商品陳列用軽量棚板の棚板金具は、前フレーム、少なくとも 一枚の中フレーム、後フレーム及び各サイドフレームで組み立てられた商品陳列 用軽量棚板をその四隅において、各支柱の所望の高さに受け止めることを特徴と する。
【0006】
【考案の実施の形態】
次ぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案の一実施形態にかかわる商品陳列用軽量棚板の平面図、図2は前 フレームと、一部を省略した中フレームを面一に連結し、支柱に掛け止めた棚受 金具で受け止めた状態を示す図、図3は中フレームと、一部を省略した後フレー ムを面一に連結した状態を示す断面図、図4は後フレームを支柱に掛け止めた棚 板受金具で受け止めた状態を示す断面図、図5はサイドフレームを面一に連結さ れた前フレーム、少なくとも一枚の中フレーム、後フレームの一方の端面及び底 面に接合させ、サイドフレームのフレーム本体のうち、上記各フレームを面一に 連結してなる棚板の一方の側面に接合する部分に設けられている穴から前フレー ムの下面に設けられているリブの空洞部へビスをねじ込んだ状態を示す断面図で ある。
【0007】 図1及び図2において1はアルミ材製、又は、アルミ合金材製の前フレームで 、この前フレーム1は、フレーム板2の下面中央部に一端から他端にかけて垂下 し、かつ、空洞部3を有するように成形したリブ4を設け、フレーム板2の後端 縁に段差5を形成するように後方へ突き出した突出板6を設け、この突出板6の 端縁に垂直方向の連結板7を段差5に係合溝8を形成するように設け、フレーム 板2の上面前端辺に狭い間隔9をおいて平行に直立するように成形した2本の立 ち上がりフレーム10、11からなるプライスカード立掛部12を設ける。なお 、フレーム板2の前端縁に直立する立ち上がりフレーム13を設け、同フレーム 13の上下両端縁にプライスカード(図中省略)をはめ込むガイドレール14、 15を設け、このガイドレール14、15には、例えば、アクリル製の各カード に各棚板の上に陳列されている商品ごとに単に商品価格がそれぞれ表示されてな り、もしくは、商品価格及び商品に関する情報がそれぞれ表示されてなる。これ らのプライスカードをその弾力に抗して若干湾曲させながらガイドレール14、 15間に差し入れ、これらのプライスカードの上下両端縁を上記弾力の作用によ って、ガイドレール14、15へ差し込ませることにより、上記各プライスカー ドを立ち上がりフレーム13の前端端面にぴったりと密着させるように支持する 。フレーム板2の下面前端辺16から下面中央部に設けられているリブ4の下端 縁にかけて下降傾斜する傾斜面18を有するように成形した補強板19を設けて なる。
【0008】 この前フレーム1は、フレーム板2、空洞部3を有するリブ4、段差5を形成 する突出板6、連結板7、プライスカード立掛部12、立ち上がりフレーム13 、ガイドレール14、15及び傾斜面18を有する補強板19がアルミ材、又は 、アルミ合金材を押出成形もしくは板金により一体成形されてなる。
【0009】 図1〜図3において、20a、20b、20cはアルミ材製、又は、アルミ合 金材製の三枚の中フレームで、これら三枚の中フレーム20a、20b、20c は、各フレーム板21a、21b、21cに多数の通気穴、例えば、一枚の中フ レーム当たり、その長手方向の寸法を695mm、奥行き寸法を120mmに成 形した場合に、長手方向に三列で等間隔をおいてチドリ状に32個の通気穴を穿 設するようにし、三枚の中フレーム20a、20b、20cに32個ずつの通気 穴22a、22b、22c、すなわち合計で96個もの多数の通気穴を穿設し、 図2及び図3に示すようにフレーム板21a、21bの前端縁には、前フレーム 1に設けられた連結板7と、中フレーム20aに設けられた連結板7をそれぞれ スライド自在にはめ込むように開口23、23する係合溝24、24と、前フレ ーム1に形成されている係合溝8と、中フレーム20aに形成されている係合溝 8にスライド自在に係合する係合縁25、25とを成形してなるジョイント部2 6、26をそれぞれ設け、これらのジョイント部26、26のうち、開口部23 、23と反対側の部分27、27に一端から他端にかけて切り割り28、28と 、切り割り28、28に連なる空洞部29、29を有するように成形したリブ3 0、30をそれぞれ設け、中フレーム20a、20bのフレーム板21a、21 bの中央部と、後記後フレームのフレーム板の下面中央部とに、それらの一端か ら他端にかけて間隔をおいてそれぞれ垂下するように成形した一対ずつのリブ3 1、31設け、各リブ31、31の下端縁に丸みを帯びた頭部32、32を設け 、中フレーム20bのフレーム板21bの後端縁に段差33を形成するように後 方へ突き出した突出板34を設け、この突出板34の端縁に垂直方向の連結板3 5を段差33に係合溝36を形成するように設けてなる 。なお、中フレーム20cは、中フレーム20a、20bと同様に成形してなる 。 この三枚の中フレーム20a、20b、20cは、中フレーム20aの後端縁 に設けられている連結板7を中フレーム20bに設けられているジョイント部2 6にスライドさせ、中フレーム20bの後端縁に設けられている連結板35を中 フレーム20cの前端縁に設けられているジョイント部(図中省略)にスライド させ、中フレーム20cの後端縁に設けられている連結板(図中省略)を後記後 フレームの前端縁に設けられている後記ジョイント部にスライドさせることによ り、面一に連結される。
【0010】 中フレーム20a、20bは、各フレーム板21a、21b、多数の通気穴2 2a、22b、図3及び図4に示すようなジョイント部26、26、空洞部29 、29を有するリブ30、30,一対のリブ31、31、丸みを帯びた頭部32 、32、突出板34及び連結板35が押出成形もしくは板金により一体に成形さ れてなり、中フレーム20cは、中フレーム20a、中フレーム20bと同様に 押出成形もしくは板金により、一体成形してなる。
【0011】 図1及び図4において37はアルミ材製、又は、アルミ合金材製の後フレーム で、この後フレーム37は、フレーム板38の前端縁に、図2に示すように中フ レーム20bに設けられた連結板35と同様に設けられた連結板をスライド自在 にはめ込むように開口39する係合溝40と、中フレーム20cに図2に示すよ うに中フレーム20bの後端縁に設けられた連結板35と同様の連結板をスライ ド自在に係合する係合縁41とを成形してなるジョイント部42を設け、このジ ョイント部42のうち、開口部39と反対側の部分43に一端から他端にかけて 切り割り44と、切り割り44に連なる空洞部45を有するリブ46を設け、フ レーム板38の後端縁に凹部を形成するように折曲した折曲部47を設け、この 折曲部47の後端縁に立ち上がりフレーム71を設け、この折曲部47の内側に 切り割り48と、切り割り48に連なる空洞部49を有するように成形したリブ 50を設け、フレーム板38の下面中央部に一端から他端にかけて間隔51をお いて垂下するように成形した一対のリブ32、32を設け、この一対のリブ32 、32の下端縁に丸みを帯びた頭部32、32を設けてなる。
【0012】 この後フレーム37は、フレーム板38、ジョイント部42、空洞部45を有 するリブ46、折曲部47、空洞部49を有するリブ50、一対のリブ31、3 1、丸みを帯びた頭部32、32及び立ち上がりフレーム71がアルミ材又は、 アルミ合金材を押出成形もしくは板金により、一体成形されてなる。
【0013】 図1において51、52はアルミ材製、又は、アルミ合金材製のサイドフレー ムで、このサイドフレーム51、52は、前フレーム1に設けられた連結板7を 中フレーム20aに設けられたジョイント部26にスライドさせて、前フレーム 1と中フレーム20aが図2に示すように面一になるように連結し、中フレーム 20aに設けられた連結板7を中フレーム20bに設けられたジョイント部26 にスライドさせて、中フレーム20aと中フレーム20bが図3に示すように面 一に連結し、20cに設けられた連結板(図中省略)を後フレーム37に設けら れたジョイント部42にスライドさせて、中フレーム20cと後フレーム37が 面一になるように連結した状態において、前フレーム1、中フレーム20a、2 0b、20c、後フレーム37の両側の端面及び底面に接合するように成形した フレーム本体53のうち、前フレーム1、中フレーム20a、20b、20c、 後フレーム37の端面に接合する部分54に、前フレーム1、中フレーム20a 、20b、20cの各下面にそれぞれ設けられている空洞部3、29と、後フレ ーム37の下面に設けられている空洞部45、49に連通するように穿設した穴 55を設け、フレーム本体53のうち、上端縁から直立するように成形した立ち 上がりフレーム56(図5参照)を設けてなる。
【0014】 このサイドフレーム51、52は、フレーム本体53、穴55及び立ち上がり フレーム56がアルミ材もしくはアルミ合金材により一体成形されてなる。
【0015】 ず5において57はビスで、このビス57を各サイドフレーム51、52のフ レーム本体53に設けられた各穴55から前フレーム1、中フレーム20a、2 0b、20c、後フレーム37に設けられている各リブ4、30、46、50の 空洞部3、29、45、49へ図5に示すようにねじ込むことにより、前フレー ム1、中フレーム20a、20b、20c、後フレーム37を面一に連結し、図 1に示すような商品陳列用軽量棚板58が組み立てられる。
【0016】 図2及び図4において59は商品陳列用軽量棚板58を受け止めるための棚板 受金具で、この棚板受金具は、前フレーム1、中フレーム20a、20b、20 c、後フレーム37が面一に連結された状態において、その四隅に直立するよう に支持された各支柱60に掛け止めるものである。この棚板受金具59は、図2 に示すように前フレーム1の下面中央部に設けられている空洞部3を有するリブ 4の下端縁の両端部をそれぞれ受け止めるように成形した受止板61を設け、こ の受止板61から各支柱60に向けて下降傾斜するように成形した傾斜面62を 有する傾斜板63を設け、この傾斜板63の下端には、各支柱60にその上下方 向に多数穿設されている係合穴64を選んではめ込むように成形した掛止辺65 を設け、また、図4に示すように後フレーム37の後端縁に設けられた折曲部4 7の下面両端部を受け止めるように成形した受止板66を設け、この受止板66 から各支柱60に向けて下降傾斜するように成形した傾斜板67を設け、この傾 斜板67の下端には、各支柱60にその上下方向に多数穿設されている係合穴6 8を選んではめ込むように成形した掛止片69を設けてなるものである。
【0017】 この棚板受金具59、59は、受止板61、66、傾斜板63、67及び掛止 片65、69がアルミ材もしくはアルミ合金材により一体成形されてなる。
【0018】 本考案に係る商品陳列用軽量棚板では、前フレーム1、三枚の中フレーム20 a、20b、20c、後フレーム37を面一に連結するように構成したから、三 枚の中フレームの全部を使用するか、二枚を使用するか、一枚を使用するかによ って、棚板の奥行き寸法を変えることができ、コンビニエンスストアなどの店舗 において使用される冷蔵庫もしくは冷凍庫によって異なる奥行き寸法に対応しや すい棚板を簡単に組み立てることができる。なお、前フレーム1、中フレーム2 0a、20b、20c、後フレーム37の奥行き寸法を適当に変更したり、中フ レームの枚数を三枚以外の枚数にしたりすることにより、冷蔵庫や冷凍庫によっ て異なる奥行き寸法に一層対応しやすくなる。
【0019】 本考案に係る商品陳列用軽量棚板では、前フレーム1、中フレーム20a、2 0b、20c、後フレーム37が面一に連結され、それらの両側の端面及び底面 にサイドフレーム51、52を接合してなる商品陳列用軽量棚板58を、その四 隅において直立するように支持された各支柱60の上下方向に多数穿設されてい る係合穴64及び係合穴68をそれぞれ選んで掛け止めた各棚板受金具59で受 け止めるように構成したから、コンビニエンスストアなどの店舗において使用さ れる冷蔵庫内もしくは冷凍庫内に上下方向に所望間隔をおいて複数の棚板58を 簡単に設置することができ、また、冷蔵庫もしくは冷凍庫の間口方向に合わせた 枚数の棚板58を、それらの四隅に直立するように支持された各支柱60に掛け 止められている棚板受金具59により受け止めることができる。
【0020】 中板20a、20b、20cには、例えば、69個もの多数の通気穴を穿設す るように構成したから、冷蔵庫内もしくは冷凍庫内に上下に間隔をおいて受け止 められた各棚板58の上に陳列されているいろいろな商品に対して冷気を充分に 通気させることができ、各商品を効率的に冷却することができて、各商品の鮮度 を確実に保持することができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、叙上のように構成したから、次ぎのような効果を奏する。 (1) 請求項1に記載の考案では、 アルミ材製、又は、アルミ合金材製の前フレーム、少なくとも一枚の中フレ ーム、後フレームを、それらに設けられた連結板をジョイント部にスライドさせ て面一に連結し、それらの両側の端面及び底面に、アルミ材製、又は、アルミ合 金材製のサイドフレームをビスで接合するように構成したため、各棚板が軽量に なり、錆びることがなく、見た目がきれいであり、各棚板の組立作業が容易にな る。また、各棚板の伝導効率が良いので、温めやすく、冷えやすい。また、前フ レーム、中フレーム、後フレームの奥行き寸法を適宜変えたり、中フレームの枚 数を適宜変えることにより、コンビニエンスストアなどの店舗において使用され る冷蔵庫もしくは冷凍庫によって異なる奥行き寸法に一層対応しやすくなる。 中フレームのフレーム板に多数の通気穴を設けるように構成したため、冷蔵 庫内や冷凍庫内に上下に間隔をおいて設置されている各棚板に冷気がスムーズに 抜け、各棚板の上に陳列されているいろいろな商品を効率的に冷却することがで きる。 前フレーム、中フレーム、後フレームなどのパーツの組合せにより、棚板の 奥行き寸法や、冷蔵庫もしくは冷凍庫の間口方向の寸法、すなわち、幅などを変 えることができるので、コンビニエンスストアなどの店舗において使用されてい る冷蔵庫もしくは冷凍庫に容易に対応できる。 (2) 請求項2に記載の考案では、 前フレームのフレーム板の上面前端辺にプライスカード立掛部を設けるように 構成したため、冷蔵庫内もしくは冷凍庫内に設置された各棚板の上に陳列されて いる商品ごとの直前において単に商品価格が表示され、又は、商品価格と商品に 関する情報が表示されたプライスカードを目立つように立て掛けた状態に支持す ることができ、広告宣伝効果を高めることができるばかりでなく、商品の購入者 などが各商品についての商品情報を得やすくなる。 (3) 請求項3に記載の考案では、 少なくとも一枚の中フレームのフレーム板の下面中央部と、後フレームのフレ ーム板の下面中央部に一端から他端にかけて間隔をおいてそれぞれ垂下するよう に成形した少なくとも一対のリブをそれぞれ設け、これらのリブの下端縁に丸み を帯びた頭部を設けるように構成したため、中フレーム及び後フレームの強度を 増強することができる効果を奏するうえに、各棚板を冷蔵庫内もしくは冷凍庫内 に設置する工事時において、又は、ショーケース内に設置された各棚板の上に陳 列されている商品の購入時において、工事者や商品購入者などが各棚板の下面沿 いに手を差し入れた場合、各棚板の下面から垂下する各リブの端縁に工事者や商 品購入者などが手を触れても、手に怪我をするのを防止することができる効果を 奏する。。 (4) 請求項4に記載の考案では、 前フレームのフレーム板の下面前端辺から前フレームのフレーム板の下面中央 部に一端から他端にかけて設けられている空洞部を有するリブの下端縁にかけて 下降傾斜する傾斜面を有するように成形した補強板を設けるように構成したため 、前フレームが軽量である割には、フレーム板の強度を増強することができる効 果を奏するうえに、各棚板の前フレームの下面前端辺に補強板の下降傾斜面が連 なるので、各陳列棚の上に陳列されている商品の購入者などが各棚板の下面沿い に手を差し入れようとしても差し入れることができなくなるので、手が各棚板の 下面から垂下するリブに触れるのを未然に防止することができて、安全である効 果を奏する。 (5) 請求項5に記載の考案では、 前フレームと、少なくとも一枚の中フレームと、後フレームと、サイドフレー ムとで組み立てられた棚板を、その四隅に直立するように支持された各支柱の上 下方向に多数穿設されている係合穴を選んではめ込める掛止片を有する各棚板受 金具によって受け止めるように構成したため、コンビニエンスストアなどの店舗 において使用される冷蔵庫内もしくは冷凍庫内に上下に所望間隔をおいて各棚板 を格段安定に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態にかかわる商品陳列用軽
量棚板の平面図である。
【図2】 前フレームと、一部を省略した中フレームを
面一に連結し、支柱に掛け止めた棚受金具で受け止めた
状態を示す図である。
【図3】 中フレームと、一部を省略した後フレームを
面一に連結した状態を示す断面図である。
【図4】 後フレームを支柱に掛け止めた棚受金具で受
け止めた状態を示す断面図である。
【図5】 サイドフレームを、面一に連結された前フレ
ーム、少なくとも一枚の中フレーム、後フレームの一方
の端面及び底面に接合させ、サイドフレームのフレーム
本体のうち、上記各フレームを面一に連結してなる棚板
の一方の端面に接合する部分に設けられている穴から前
フレームの下面に設けられているリブの空洞部へビスを
ねじ込んだ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 前フレーム 2 フレーム板 3 空洞部 4 リブ 5 段差 6 突出板 7 連結板 8 係合溝 10、11 立ち上がりフレーム 12 プライスカード立掛部 16 下面前端辺 18 下降傾斜面 19 補強板 20a、20b、20c 三枚の中フレーム 21a、21b、21c フレーム板 22a、22b、22c 通気穴 26 ジョイント部 29空洞部 30 リブ 31、31 一対のリブ 32、32 丸みを帯びた頭部 33 段差 34 突出板 35 連結板 36 係合溝 37 後フレーム 38 フレーム板 40 係合溝 41 係合縁 42 ジョイント部 45 空洞部 46 リブ 47 折曲部 49 空洞部 50 リブ 51、52 サイドフレーム 53 フレーム本体 55 穴 57 ビス 58 商品陳列用軽量棚板 59 棚板受金具 60 支柱 61 受止板 62 下降傾斜面 63 傾斜板 64 係合穴 65 掛止片 66 受止板 67 傾斜板 68 係合穴 69 掛止片

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミ材製、又は、アルミ合金材製の前フ
    レームであって、フレーム板の下面中央部に一端から他
    端にかけて垂下し、かつ、空洞部を有するように成形し
    たリブを設け、上記フレーム板の後端縁に段差を形成す
    るように後方へ突き出した突出板を設け、同突出板の端
    縁に垂直方向の連結板を上記段差に係合溝を形成するよ
    うに設けてなる前フレームと、 アルミ材製、又は、アルミ合金材製の少なくとも一枚の
    中フレームであって、フレーム板に多数の通気穴を穿設
    し、上記フレーム板の前端縁には、上記前フレーム板に
    設けられた連結板をスライド自在にはめ込むように開口
    する係合溝と、上記前フレームに形成されている係合溝
    にスライド自在に係合する係合縁とを成形してなるジョ
    イント部を設け、同ジョイント部のうち、上記開口部と
    反対側の部分に一端から他端にかけて空洞部を有するよ
    うに成形したリブを設け、フレーム板の後端縁に段差を
    形成するように後方へ突き出した突出板を設け、同突出
    板の端縁に垂直方向の連結板を上記段差に係合溝を形成
    するように設けてなる中フレームと、 アルミ材製、又は、アルミ合金材製の後フレームであっ
    て、フレーム板の前端縁に、上記中フレームに設けられ
    た連結板をスライド自在にはめ込むように開口する係合
    溝と、上記中フレームに形成されている係合溝にスライ
    ド自在に係合する係合縁とからなるジョイント部を設
    け、同ジョイント部のうち、上記開口部と反対側の部分
    に一端から他端にかけて空洞部を有するリブを設け、上
    記フレーム板の後端縁に凹部を形成するように折曲した
    折曲部を設け、同折曲部の内側に空洞部を有するように
    成形したリブを設けてなる後フレームと、 アルミ材製、又は、アルミ合金材製の各サイドフレーム
    であって、上記前フレームに設けられた連結板を上記少
    なくとも一枚の中フレームに設けられているジョイント
    部にスライドさせて、上記前フレームと上記少なくとも
    一枚の中フレームが面一になるように連結し、上記少な
    くとも一枚の中フレームに設けられている連結板を上記
    後フレームに設けられているジョイント部にスライドさ
    せて、上記少なくとも一枚の中板と上記後フレームが面
    一になるように連結した状態において、上記前フレー
    ム、上記少なくとも一枚の中フレーム、上記後フレーム
    の両側の端面及び底面に接合するように成形したフレー
    ム本体と、同フレーム本体のうち、上記前フレーム、上
    記少なくとも一枚の中フレーム、上記後フレームの端面
    に接合する部分に、上記前フレーム、上記少なくとも一
    枚の中フレーム、上記後フレームの各下面に設けられて
    いる空洞部を有するリブの空洞部に連通するように穿設
    した穴を設けてなる各サイドフレームと、 上記各サイドフレームに設けられている各穴から、上記
    前フレーム、上記少なくとも一枚の中フレーム、後フレ
    ームの各下面に設けられている各リブの空洞部へねじ込
    むビスとで、 組み立てることを特徴とする商品陳列用軽量棚板。
  2. 【請求項2】前フレームのフレーム板の上面前端辺に狭
    い間隔をおいて平行に直立するように成形した2本の立
    ち上がりフレームからなるプライスカード立掛部を設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列用軽量棚
    板。
  3. 【請求項3】少なくとも一枚の中フレームのフレーム板
    の板面中央部と、後フレームのフレーム板の下面中央部
    とに一端から他端にかけて間隔をおいてそれぞれ垂下す
    るように成形した少なくとも一対ずつのリブを設け、各
    リブの下端縁に丸みを帯びた頭部をそれぞれ設けること
    を特徴とする請求項1、2に記載の商品陳列用軽量棚
    板。
  4. 【請求項4】前フレームのフレーム板の下面前端辺から
    同フレーム板の下面中央部に一端から他端にかけて設け
    られている空洞部を有するリブの端縁にかけて下降傾斜
    する傾斜面を有するように成形した補強板を設けること
    を特徴とする請求項1、2、3に記載の商品陳列用軽量
    棚板。
  5. 【請求項5】前フレームと、少なくとも一枚の中フレー
    ムと、後フレームと、各サイドフレームとで組み立てら
    れた棚板において、その四隅に直立するように支持され
    た各支柱に掛け止める棚板受金具であって、上記前フレ
    ームの下面中央部に設けられている空洞部を有するリブ
    の下端縁両端部を受け止めるように成形した各受止板を
    設け、この各受止板から上記各支柱に向けて下降傾斜す
    るように成形した傾斜面を有する傾斜板を設け、この各
    傾斜板の下端には、上記各支柱にその上下方向に多数穿
    設されている係合穴を選んではめ込めるように成形した
    掛止片を設け、上記後フレームの後端縁に設けられてい
    る折曲部の下面両端部を受け止めるように成形した各受
    止板を設け、この各受止板から上記各支柱に向けて下降
    傾斜するように成形した傾斜板を設け、この各傾斜板の
    下端には、上記各支柱にその上下方向に多数穿設されて
    いる係合穴を選んではめ込むように成形した掛止片を設
    けることを特徴とする請求項1、2、3、4に記載の商
    品陳列用軽量棚板の棚板受金具。
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