JP3088441U - クッション付チェアーバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、椅子の座板部に簡単に取り付けて
おくことができると共にクッションや座布団を別途に購
入する必要のないクッション付チェアーバッグを提供す
る。 【解決手段】 クッション付チェアーバッグ１０の中間
には帯状のクッション部１２が形成されている。クッシ
ョン部１２は複数の室１２Ａに区画され、これら室１２
Ａの内部にはスポンジ等の適宜のクッション材１６が充
填されている。前記クッション部１２の長手方向の一端
部と他端部にはそれぞれ物を収容できるバッグ部１８が
形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、椅子の座板部に掛けて用いられるクッション付チェアーバッグに関 する。

【０００２】

【従来の技術】

会社等で仕事をする場合は自分のバッグを自分の机の引出しやロッカーに収容 して仕事をしている。 しかし、バッグが大きいと机の引き出しに入り難かったり、ロッカーに収容し ておくと盗難等のおそれがあると共にバッグに入れた物を取り出したい場合はロ ッカーまでバッグを取りに行かなければならず煩雑である。 また、バッグを自分の机の下の床等に置いたりすると無意識の内に、靴でバッ グを汚したり傷をつけたりしてしまうおそれがある。 また、会社等で自分の椅子の座板部にクッションや座布団を載置して尻等にか かる負担を軽減している場合がある。この場合、クッションや座布団を別途に購 入して椅子の座板部に載置して座っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記事実に鑑みなされたものであり椅子の座板部に簡単に取り付け ておくことができると共にクッションや座布団を別途に購入する必要のないクッ ション付チェアーバッグを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、椅子の座板部に載置されるクッション部と、このクッショ ン部の少なくとも一端に連続形成されて椅子の座板部に吊り下げられると共に物 を収容することができるバッグ部と、を有してなることを特徴としている。 請求項２の考案は、帯状に形成されて椅子の座板部に載置されると共にクッシ ョン材が充填されたクッション部と、このクッション部の両端部にそれぞれ連続 形成されて椅子の座板部に吊り下げられると共に物を収容することができるバッ グ部と、を有してなることを特徴としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１〜図３には本考案に係るクッション付チェアーバッグの一実施例が示され ている。 図１及び図２に示されるように、クッション付チェアーバッグ１０の中間には 帯状のクッション部１２が形成されている。このクッション部１２は図１に示さ れるように椅子１４の座板部１４Ａに載置されて人が座ると尻が当接するように なっている。 図１〜図３に示されるように、前記クッション部１２は複数の室１２Ａに区画 され、これら室１２Ａの内部にはスポンジ等の適宜のクッション材１６が充填さ れている。 前記クッション部１２の長手方向の一端部と他端部にはそれぞれ物を収容でき るバッグ部１８が形成されている。このバッグ部１８の天面には開口部２０が形 成されてバッグ部１８に物を収容することができるようになっている。 また、図１に示されるように、前記バッグ部１８にはボタン２２のボタン凸部 ２２Ａとボタン凹部２２Ｂが設けられ、開口部２０を開閉できるようになってい る。

【０００６】 次に、実施例のチェアーバッグ１０の作用を説明する。 このクッション付チェアーバッグ１０を椅子１４に取り付ける場合は、図１に 示されるように椅子１４の座板部１４Ａにチェアーバッグ１０のクッション部１ ２を対応させて載置する。これにより、バッグ部１８，１８は座板部１４Ａから 吊り下げられる状態になる。このため、クッション付チェアーバッグ１０はクッ ション部１２を椅子１４の座板部１４Ａに載置するだけの簡単な作業で椅子１４ に取り付けることができる。 また、クッション付チェアーバッグ１０のバック部１８は椅子１４の座板部１ ４Ａから吊り下がるので、仕事等で必要な物は前記バッグ部１８に入れておけば 机の引出しからバッグを取り出したり、ロッカーまでわざわざ歩いてロッカーに 入れたバッグから物を取り出したりする必要はない。また、机の下に置いて置く 必要がないので靴で汚したり傷付けてしまうようなこともない。 なお、椅子１４の座板部１４Ａにはクッション部１２が載置されるので、わざ わざクッションや座布団を別途購入しなくても尻等にかかる負担を軽減すること ができると共に経済的でもある。

【０００７】 なお、実施例ではクッション付チェアーバッグ１０のクッション部１２は帯状 に形成したが、クッション部１２の形状は円形等他の形状に形成してもよいこと は勿論である。 また、バッグ部１８の形状も実施例で図示された形状に限定されるものでない ことは勿論である。

【０００８】

【考案の効果】

本考案のクッション付チェアーバッグは、バッグ部を簡単に椅子の座板部に吊 り下げておくことができるので、バッグ本体を机の引出しやロッカーに入れたり あるいは机の下の床に置いたりする必要がないという優れた効果を有する。 また、本考案のクッション付チェアーバッグは、椅子の座板部にクッション部 が載置されるので別途にクッションや座布団を購入しなくても尻等にかかる負担 を軽減できると共に経済的であるという優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例のクッション付チェアーバッグを椅子に
載置した状態の全体斜視図である。

【図２】実施例のクッション付チェアーバッグの平面図
である。

【図３】実施例のクッション付チェアーバッグの側面図
である。

【符号の説明】

１０ クッション付チェアーバッグ １２ クッション部 １８ バッグ部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 椅子の座板部に載置されるクッション部
   と、このクッション部の少なくとも一端に連続形成され
   て椅子の座板部に吊り下げられると共に物を収容するこ
   とができるバッグ部と、を有してなることを特徴とする
   チェアーバッグ。
2. 【請求項２】 帯状に形成されて椅子の座板部に載置さ
   れると共にクッション材が充填されたクッション部と、
   このクッション部の両端部にそれぞれ連続形成されて椅
   子の座板部に吊り下げられると共に物を収容することが
   できるバッグ部と、を有してなることを特徴とするチェ
   アーバッグ。