JP3088329U

JP3088329U - ダイエットステイック

Info

Publication number: JP3088329U
Application number: JP2002001912U
Authority: JP
Inventors: 和男伊藤
Original assignee: 和男伊藤
Priority date: 2002-03-04
Filing date: 2002-03-04
Publication date: 2002-09-06
Anticipated expiration: 2008-03-04

Abstract

(57)【要約】［課題］人々は所謂「早食い」、「食べ過ぎ」
が健康、肥満に大敵であると十分理解しながらも儘なら
ないのが現状である。そこで本考案は、「早食い」、そ
の結果の「食べ過ぎ」による肥満の防止、及び、ダイエ
ットの促進を目的とするものである。［解決手段］本考案は、食事による満腹感を得る前
に適量以上のものを食してしまう、所謂、「早食い」の
習慣を抑え、或は、矯正するための手段として、対にな
る２本の箸１ａ．、１ｂ．を金属、プラステイック等の
適当な素材で作った鎖３．などで、１ａ．、１ｂ．各々
の止め具２ａ．、２ｂ．で繋いで、その先端が大きく開
かないようにするものである。即ち、一度に口に運べる
食物４．の量を少なく制限することにより、結果的に食
事に掛ける時間を長くして満腹感を得るまでに食する量
を抑え、「早食い」、「食べ過ぎ」による肥満の防止、
及び、ダイエットに大きな効果を期待できるのである。
また、箸に繋がれた鎖により、健康的にも肥満を抑える
点でも、常に「少しずつよく噛んで食べること」を意識
付けされる、という心理的な効果も大きいのである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】［考案の属する技術分野］本考案は、食事に使用する箸に関するものである。

【０００２】［従来の技術］従来、食事に使用する箸は色々な素材、サイズで作られているがその全ては２本で対をなし、通常、左右どちらかの同一の手で「ばら」の２本を持ちその先端で食物を挟んで口に運ぶ状態で使用される。

【０００３】［考案が解決しようとする課題］戦後以来、わが国の経済的成長に伴って食生活の大きな改善、欧米化が進み、それによる栄養過多が肥満を助長しかえって健康を害するという現象が目立つようになってきた。これは美味しい食べ物が身の周りに溢れ、ついつい食べ過ぎてしまうことが一番の原因であるが、同時に現代人の生活が一般的に時間に追われる忙しいものとなり、食事に費やす時間の短縮が習慣化してしまったのも肥満の増加に大きくつながっているものと思われる。通常、人が食事による満腹感を感じるまでに少なくとも１５分は掛かるが、食べ方が早いと満腹感を感じる前に適量以上を食べてしまい、その繰り返しが肥満を生み、助長している、というのが明らかになっている。従って、大勢の人々は所謂「早食い」、「食べ過ぎ」が肥満、健康に大敵であると十分理解し、大いに意識しながらも抗しきれず、儘ならないというのが現状であると思われる。そこで本考案は、「早食い」、「食べ過ぎ」とその結果である肥満を防止する、また、既に肥満に悩む人に対してはダイエットに導くことを目的としたものである。

【０００４】［課題を解決するための手段］本考案は、食事による満腹感を感じる前に適量以上のものを食してしまう、所謂「早食い」の習慣を抑え、或は、矯正するための手段として、対になる２本の箸を金属、プラステイック等の適当な素材で作った鎖などで繋ぎ、その先端が大きく開かないようにする。即ち、一度に口に運べる食物の量を少なく制限することにより、結果的に食事に掛ける時間を長くして満腹感を得るまでに食べる量を抑えて、「食べ過ぎ」による肥満の防止、ダイエットの成功を期するものである。また、２本の箸を繋ぐ鎖により、健康的にも肥満を抑える点でも、常に「少しずつよく噛んで食べること」を意識付けされる、という心理的な効果も大きいのである。

【０００５】［考案の実施の形態］以下、添付図面に従って本考案の一実施例を説明する。１ａ．は対になった一膳の箸の一本、１ｂ．はその片方、２ａ．は１ａ．側の鎖の止め具、２ｂは１ｂ側の鎖の止め具、３．は１ａ．と１ｂ．とを２ａ、２ｂとで繋ぐ鎖、４．は小サイズの食物片、５．は大サイズの食物片である。

【０００６】本考案の一実施の形態は上述の構成であるが、図１．の対になった一膳の箸１ａ．と１ｂ．において、通常同様、左右いずれかの同一の手で持ち、各々の先端で食物４．を挟んで口に運び、食するのである。このとき、この一膳の箸の先端は１ａ．と１ｂ．とをそれぞれ２ａ．と２ｂ．とで繋ぐ鎖３．により開く幅を制限されるため、自ずと一度に挟める食物の大きさが一定以下に抑えられ、例えば、食物５．は大きすぎるため一度には食することが出来ず、何回かに小さく分けて少しずつ口に運ぶことになる。その結果、食事に掛ける時間が長くなり、満腹感を得るまでに食する量を抑えることになるのである。

【０００７】［考案の効果］今や現代人の病気は、その殆どが栄養過多による肥満が元になる原因といっても過言ではない。肥満は結局「食べ過ぎ」が原因であり、「食べ過ぎ」の原因となる「早食い」も満腹感を感じる前に適量以上を食べてしまうという点で、肥満に通じる悪い習慣である。そこで、本考案のダイエットステイックを使って食事をすることにより、一回一回口に運ばれる食物の量が自動的に制限され、結果的に食事に掛ける時間を長くして満腹感を得るまでに食べる食物の量を抑えて「食べ過ぎ」による肥満を防止する、或は、既に肥満に悩んでいる人々にとってはダイエットの効果を期待できるのである。

【提出日】平成１４年３月２０日（２００２．３．２０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、添付図面に従って本考案の一実施の形態を説明する。１ａ．は対になった一膳の箸の一本、１ｂ．はその片方、２ａ．は１ａ．側の鎖の止め具、２ｂ．は１ｂ．側の鎖の止め具、３．は１ａ．と１ｂ．とを２ａ．、２ｂ．とで繋ぐ鎖、４．は小サイズの食物片、５．は大サイズの食物片である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のダイエットステイック一例の正面図で
ある。

【図２】本考案のダイエットステイック一例の斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ａダイエットステイック一膳の対の一本１ｂダイエットステイック一膳の対の片方２ａ１ａ側の鎖の止め具２ｂ１ｂ側の鎖の止め具３１ａと１ｂとを繋ぐ鎖４小サイズの食物５大サイズの食物

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年３月２０日（２００２．３．２
０）

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】一膳の対の２本が、金属、プラステイ
ック等の適当な素材で作られた鎖などで繋がれて、その
先端が大きく開かないことにより、一度に口に運べる食
物の量を少なく制限することを特徴とする箸。