JP3086426B2 - オブジェクトのラスタ化方法及び装置 - Google Patents

オブジェクトのラスタ化方法及び装置

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JP3086426B2
JP3086426B2 JP09000107A JP10797A JP3086426B2 JP 3086426 B2 JP3086426 B2 JP 3086426B2 JP 09000107 A JP09000107 A JP 09000107A JP 10797 A JP10797 A JP 10797A JP 3086426 B2 JP3086426 B2 JP 3086426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、3次元オ
ブジェクトを表す図形データを処理し表示するコンピュ
ータ・グラフィックス・システムに関し、より詳細に
は、表示のためのオブジェクトのラスタ化に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・グラフィックス・システ
ムは、3次元オブジェクトを有するシーンをモデル化し
て、陰極線管や液晶ディスプレイなどの2次元表示装置
上にシーンを表示するためにしばしば利用される。通
常、シーンの3次元オブジェクトはそれぞれ、オブジェ
クトの形を近似する多数の多角形(すなわちプリミティ
ブ)によって表される。2次元表示装置上へのシーンの
表示は、計算中心の処理である。したがって、今日のマ
イクロプロセッサと図形処理装置を利用しても、処理が
遅いことがしばしばある。
【0003】ラスタ化とは、図形プリミティブの単純な
幾何学的細部を、表示のため画素に変換する処理であ
る。代表的なプリミティブは、図1に示したように、三
角形T1である。他の領域または表面プリミティブは、
通常、ラスタ化する前に1つまたは複数の三角形に変換
される。三角形T1は、その各頂点の座標(x,y,
z)とその他のプロパティ(色およびテクスチャ座標)
によって表される。頂点の座標(x,y)は、表示装置
の平面内のその位置を示す。z座標は、3次元シーンの
選択した視点から、その頂点がどれだけ離れているかを
示す。ラスタ化は、走査変換、シェーディング、および
可視性決定の3つの作業に分けることができる。
【0004】走査変換では、各三角形の頂点の座標
(x,y)を利用して、三角形をカバーする画素の集合
Sを計算する。
【0005】シェーディングでは、集合Sにおける各画
素の色を計算する。色を計算するにはいくつかの方式が
あり、その中には、テクスチャ・マッピングなど、計算
中心の技術を要するものもある。
【0006】視覚度決定では、各画素のz座標(深さ値
とも呼ばれる)を利用して、その三角形の「見える」画
素Svの集合(Sの部分集合)を計算する。各画素のz
座標は、三角形の各頂点について指定されたz座標の間
の補間によって決定することができる。集合S中のいく
つかの画素が、選択された視点に近いz値をもつ予めラ
スタ化された三角形をカバーする場合、集合Svは集合
Sと異なる。したがって、シーンの各三角形について、
画素が集合Sv中にある場合はその画素を「見ることが
でき」、画素が集合S中にはあるが集合Sv中にはない
場合はその画素は「隠れている」。さらに、三角形は、
集合Svが集合Sと同一の場合は「すべて見ることがで
き」、集合Svが集合Sと同一でなくかつ集合Svが空で
ない場合は「部分的に隠れ」、また集合Svが空の場合
は「すべて隠れる」。たとえば、図2に2つの三角形T
1およびT2を示すが、三角形T1が三角形T2によっ
て部分的に隠されている。
【0007】さらに、ラスタ化プロセスは、シーンの三
角形の表面上での光源の効果をシュミレートする照明計
算を含むことができる。通常、各三角形の位置は、1組
3個の頂点の座標(x,y,z)によって識別され、各
頂点は、頂点とする起点反射率法線ベクトルを有する。
各三角形の反射率法線ベクトルを、光源の位置に関する
情報と一緒に使用して、各三角形のシェーディングの計
算中に決定されるカラー値に対する光源の影響を計算す
る。
【0008】ラスタ化は、見える画素の集合Svの色を
表示のためイメージ・バッファに書き込み、見える画素
の集合Svのz座標をZバッファに書き込むことによっ
て完了する。
【0009】ラスタ化では、一般にレンダリング・プロ
セスがネックになる。ラスタ化する際のネックを克服す
るための1つの方策は、複数プロセッサ・アーキテクチ
ャを利用することである。そのようなアーキテクチャの
1つの例は、ディアリング(Deering)に譲渡された米
国特許第4945500号明細書に見られ、その場合、
複数の多角形(三角形)が、それぞれ多角形の1つに割
り当てられた複数のプロセッサによって並列にラスタ化
される。しかしながら、このアーキテクチャは、視点円
錐台内のある1つまたは複数の多角形が、視点円錐台内
にある他の多角形よりもはるかに多数の画素をカバーす
るとき、プロセッサ間で多角形をラスタ化する負荷が均
等にならない。この場合に、1つまたは複数のプロセッ
サが遊休状態のことがあり、そうするとこのアーキテク
チャが提供するはずの性能上の利点の多くがなくなる。
さらに、このようなアーキテクチャは、同時にラスタ化
されている2つの多角形の一部分が互いに重なる可能性
を考慮して、並列ラスタ化プロセス中に多角形の可視部
分の寄与をフレーム・バッファに書き込む機構を備えて
いなければならない。このような機構により、たとえ
ば、共通のzバッファに対する競合が解決される。重要
なことであるが、この機構によりアーキテクチャの複雑
さと費用が増大する。
【0010】もう1つの複数プロセッサ・アーキテクチ
ャは、フックス(Fuchs)他による「Fast Spheres, Sha
dows, Textures, Transparencies and Image Enhanceme
ntsin Pixel-Planes」、Computer Graphics、Vol.19、N
O.3、pp.111〜120(1985年7月)に出ており、その
場合、図形プリミティブが、ホスト・コンピュータか
ら、それぞれ表示のため1つ(またはいくつか)の画素
を処理する役割をもつプロセッサのアレイに同報通信さ
れる。しかしながら、このようなアーキテクチャは、1
つの画素に1つのプロセッサを必要とするために、実施
には費用がかかる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、当技術分
野において、効率的で費用効果が高く、複数のプリミテ
ィブの並列ラスタ化において均一な負荷バランスを提供
する、並列ラスタ化機構が必要とされている。
【0012】
【課題を解決するための手段】従来の技術の上記の問題
および関連する問題は、並列ラスタ化のための本発明の
原理、方法および装置によって解決される。本発明の方
法および装置は、オブジェクトを複数の面によってそれ
ぞれ表示するグラフィックス・システムにおいて使用す
ることができる。複数のラスタ化エンジンを利用する表
示装置用にそのようなオブジェクトをラスタ化するため
に、本発明では、面をラスタ化するコストを表す第1の
コスト関数に従って、オブジェクトの少なくとも1つの
面を複数の補助面に区分し、その補助面をラスタ化のた
め複数のラスタ化エンジンに割り当てる。ラスタ化エン
ジンは、補助面をラスタ化して、表示のためオブジェク
トを表す画素データを生成する。オブジェクトの面を複
数の補助面に区分する処理は、少なくとも1つの補助面
をラスタ化するコストを表す第2のコスト関数に基づい
て行うこともできる。
【0013】補助面はそれぞれ、等しいラスタ化コスト
を有し、各補助面が互いに重ならないことが好ましい。
これにより、ラスタ化エンジン間で効率のよい負荷バラ
ンスが提供され、zバッファの競合が回避され、それに
よりシステムの複雑さとコストが軽減される。
【0014】
【発明の実施の形態】図3に示すように、従来のグラフ
ィックス・システム100は、システム・バス106を
介してシステム・メモリ104に結合されたホスト・プ
ロセッサ102を含む。システム・メモリ104は、1
つまたは複数の3次元モデルに含まれるオブジェクトを
定義する図形データを記憶するランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)からなる。各オブジェクトを定義する図
形データは、プリミティブの座標と属性(たとえば、
色、反射率、テクスチャ)からなる。プリミティブと
は、多角形、線、面などの幾何学的エンティティであ
る。通常、プリミティブは、3つの頂点の座標によって
定義される三角形である。この場合、システム・メモリ
104は、3次元シーンを構成するオブジェクトの表面
を定義する三角形の頂点の番号付きリストを含む。さら
に、システム・メモリ104は、それぞれの三角形に対
応する三角形識別子のリストと、シーン内で三角形がど
こに配置されどう向いているかを指定する変換行列とを
記憶することができる。入出力(I/O)装置108
は、システム・バス106を介してホスト・プロセッサ
102とインターフェースをとる。入出力装置には、文
字入力用のキーボード、テンプレートまたはタッチ・パ
ッド、ユーザ入力用のマウス、トラックボール、スペー
スボール、またはライト・ペンなどの指示装置、および
図形データや任意のアプリケーション・ソフトウェアを
記憶するハード・ディスクやCD−ROMなどの不揮発
性記憶装置が含まれる。図形データとアプリケーション
・ソフトウェアは、従来通り、システム・プロセッサ1
02からアクセスできるように、不揮発性記憶装置から
システム・メモリ104にロードされる。
【0015】グラフィックス・システム100はまた、
システム・バス106を介してシステム・メモリ104
とインターフェースをとるグラフィックス・サブシステ
ム110を含む。一般に、グラフィックス・サブシステ
ム110は、ホスト・プロセッサ102からグラフィッ
クス・サブシステム110に転送される図形オーダに従
って表示装置112の表示領域上に表示するために、シ
ステム・メモリ104内に記憶された図形データをレン
ダリングするように動作する。表示装置112は、ラス
タ・スキャン技術または液晶ディスプレイ技術を利用し
て、画素を表示することができる。グラフィックス・サ
ブシステム110によって生成される画素データは、デ
ジタル形式である。一般に、表示装置112は、アナロ
グ形式の画素データを必要とする。この事例では、図4
に示したように、グラフィックス・サブシステム110
と表示装置112の間にデジタル・アナログ変換器11
4を入れて、画素データをデジタル形式からアナログ形
式に変換することができる。
【0016】一般に、図形オーダは、システム・メモリ
104に記憶されシステム・プロセッサ102によって
実行される、アプリケーション・ソフトウェアによって
生成される。図形オーダは、通常、グラフィックス・サ
ブシステム110によって必要とされるシーンのオブジ
ェクト、関連する変換行列、およびその他の必要な情報
を定義する図形データ(たとえば、1つまたは複数のオ
ブジェクトの座標および属性)を含むかあるいは指定す
る一連のデータ・ブロックからなる。図形オーダに関連
するプリミティブは、通常、プリミティブの各頂点の幾
何学座標または同次座標の値によって定義される。さら
に、図形オーダは、通常、各プリミティブの頂点の反射
率法線ベクトルを定義するデータを含むかあるいは指定
する。これらの座標および法線ベクトルの値は、モデル
座標系として指定された座標系で指定されるものとす
る。
【0017】グラフィックス・サブシステム110は、
グラフィックス・ワーク・ステーションの一部として図
示してあるが、本発明の範囲はこれに限定されない。さ
らに、以下に説明するような本発明のグラフィックス・
サブシステム110は、必要ならば、少なくとも1つの
プログラム式シーケンサ、メモリ、少なくとも1つの整
数処理装置、および少なくとも1つの浮動小数点処理装
置を含むゲート・アレイやチップ・セットなどのハード
ウェアで実施することもできる。さらに、グラフィック
ス・サブシステム110は、本発明の譲受人に譲渡さ
れ、参照により本明細書に完全に組み込まれた、米国特
許第4876644号明細書に示されたような並列アー
キテクチャまたはパイプライン・アーキテクチャあるい
はその両方を含むこともできる。
【0018】あるいは、以下に説明するグラフィックス
・サブシステム110(またはその一部)は、プロセッ
サと共にソフトウェアで実施することもできる。プロセ
ッサは、従来の汎用プロセッサ、ホスト・プロセッサ1
28の一部分、またはホスト・プロセッサ128と統合
した補助プロセッサの一部分でもよい。
【0019】より具体的には、図4に示すように、グラ
フィックス・サブシステム110は、グラフィックス・
サブシステム110の動作を監視する制御ユニット20
0を含む。制御ユニット200は、シーンを描く図形オ
ーダを受け取ると、その図形オーダに関連する図形デー
タを幾何エンジン202に渡す。幾何エンジン202
は、図形オーダに関連する図形データを、モデル座標系
から、視点座標系と呼ばれる正規化された装置座標系に
変換し、図形データを所定のビュー・ボリュームと突き
合わせてクリップする。さらに、適用すべきシェーディ
ング・アルゴリズムに応じて、照明モデルが、様々な位
置(すなわち、プリミティブの頂点または所与のプリミ
ティブでカバーされる画素あるいはその両方)で評価さ
れる。次に、クリップされた変換済み図形データは、ラ
スタ化段212に渡され、そこで、変換されたプリミテ
ィブが画素に変換され、通常は各画素における各プリミ
ティブの寄与が少なくとも1つのフレーム・バッファ2
16と1つのz−バッファ214に記憶される。画素デ
ータは、表示装置112で表示するためにフレーム・バ
ッファ216から定期的に出力される。幾何エンジン2
02およびラスタ化段212の機能は、様々なアーキテ
クチャで編成することができる。そのようなアーキテク
チャのさらに詳しい説明は、フォレイ(Foley)他によ
る「Computer Graphics: Principles and Practice」、
pp.855〜920(第2版、1990)に出ており、必要に
より参照されたい。
【0020】本発明によれば、グラフィックス・サブシ
ステム110に組み込むことができる並列ラスタ化機構
が提供される。図5に示すように、本発明の並列ラスタ
化機構は、複数のラスタ化エンジン303−1、303
−2、...303−Nに結合された領域区分論理機構
301を含む。各ラスタ化エンジンは、Zバッファ21
4と少なくとも1つのフレーム・バッファ216に結合
される。Zバッファ214は、表示装置112の各画素
の深さ値を記憶するのに十分な記憶容量を含むことが好
ましい。深さ値は、従来通り、各画素ごとに24ビット
の整数として記憶される。フレーム・バッファは、表示
装置112の各画素のカラー・データを記憶するのに十
分な記憶容量を含むことが好ましい。従来通りカラー・
データは、各画素の赤、緑、および青(r,g,b)の
カラー値を表す3つの8ビット整数からなる。
【0021】領域区分論理機構301は、幾何エンジン
202から供給される各プリミティブを、それぞれ等し
いラスタ化コストを有する複数の領域に区分する。領域
は互いに重ならないことが好ましい。領域は、エンジン
303−1、303−2、...303−Nによる並列
ラスタ化のために、複数のラスタ化スレッドに割り振ら
れる。幾何エンジン202から供給される各プリミティ
ブが、図6に示すような一般化三角形ABCであり、領
域区分論理機構301が、各三角形を、それぞれ等しい
ラスタ化コストを有するM個の重ならない領域に区分す
る例について考察する。この状況では、領域区分論理機
構301は、以下に説明し、図7に示すように動作する
ことが好ましい。
【0022】段階401で、領域区分論理機構301
は、最初に、一般化三角形ABCの頂点をそのy座標に
よって分類する。図8に示すように、頂点Aは、最も高
いy座標を有し、頂点Cは、最も低いy座標を有する。
【0023】段階402で、領域区分論理機構301
は、一般化三角形ABCを、図8に示すように、x軸と
平行な水平線によって上部ABDと下部CBDに分解す
る。上部と下部の頂点Dのx座標XDとy座標YDは、以
下のように求めることが好ましい。
【0024】線の方程式は、次式の形で書くことができ
る。 x=my+c (1) 上式で、mは線の勾配、cはx軸上の線の切片である。
これにより、線ABと線ACは、以下のように書くこと
ができる。 x=mABy+cAB (2) 上式で、
【数13】 x=mACy+cAC (3)上式で、
【数14】 頂点Dのy座標YDは、頂点Bのy座標YBと等しい。ま
た、頂点Dのx座標xDは、次のように計算することが
できる。 xD=mACD+cAC (4)
【0025】頂点Dのz座標ならびに属性(たとえば、
色、反射率、テクスチャ、くもりなど)も、次のように
補間によって求めることができる。また、zDと呼ばれ
る頂点Dのz座標は、xとyの関数として次のように書
くことができる。 zD(x,y)=lx+my+n (5) 上式で、l、mおよびnは、頂点A、B、Cのx、y、
z値を方程式(1)に代入することによって求めること
のできる定数である。これにより、次式が得られる。 zA(x,y)=lxA+myA+n (6a) zB(x,y)=lxB+myB+n (6b) zC(x,y)=lxC+myC+n (6c) 方程式(6a)〜(6c)を解くと、次式が得られる。
【数15】 lとmを方程式(6a)に代入すると、次式が得られ
る。 n=zA−lxA−myA (7c) 次に、zDの値を、方程式(1)および(2)から計算
することができる。 zD=lxD+myD+n (8a) または、 zD=zA+l(xD−xA)+m(yD−yA) (8b) 同様の計算を行って、頂点Dに関連するその他の属性の
値を補間によって求めることができる。
【0026】段階403で、領域区分論理機構301
は、上部ABDを、等しいラスタ化コストを有するM個
の領域に区分し、M個の領域を、ラスタ化エンジン30
3−1、303−2、...303−Nによる並列ラス
タ化のためにラスタ化スレッドに割り振る。M個の領域
は互いに重ならないことが好ましい。上部ABDを、等
しいラスタ化コストを有するM個の重ならない領域に区
分する際の領域区分論理機構301の動作の例は、図9
に関して後で説明する。
【0027】段階405で、領域区分論理機構301
は、下部CBDを、等しいラスタ化コストを有するM個
の領域に区分し、M個の領域を、ラスタ化エンジン30
3−1、303−2、...303−Nによる並列ラス
タ化のためにラスタ化スレッドに割り振る。M個の領域
は、互いに重ならないことが好ましい。下部CBDを、
等しいラスタ化コストを有するM個の重ならない領域に
区分する際の領域区分論理機構301の動作の例は、後
で説明する。
【0028】一般化三角形ABCがx軸と平行な辺を有
する場合は、領域区分論理機構301の動作は、段階4
01と段階405を省略し、段階403だけを実行する
ように修正することができる。さらに、領域の数がラス
タ化スレッドの数と対応しているが、本発明は、この点
で制限されるわけではない。さらに、各ラスタ化スレッ
ドは、特定のラスタ化エンジンに対応する。たとえば、
ラスタ化エンジンとスレッドの数Nが、領域区分論理機
構301によって作成される領域Mの数に対応する場合
を考えてみる。この場合、領域1に関連するデータがス
レッド1に割り振られ、領域2に関連するデータがスレ
ッド2に割り振られ、以下同様にして、領域Mに関連す
るデータがスレッドNに割り振られる。
【0029】各領域に関連するデータは、特定領域に割
り振られたスレッドに対応するラスタ化エンジンに転送
される。たとえば、前述の事例を考えてみる。この場
合、領域1に関連するデータが、ラスタ化エンジン1に
転送され、領域2に関連するデータが、ラスタ化エンジ
ン2に転送され、以下同様にして、領域Mに関連するデ
ータが、ラスタ化エンジンNに転送される。各ラスタ化
エンジンは、その領域に関連するデータを利用して、表
示装置の画素に対するその領域の寄与を決定し、それに
より、その領域の可視画素の集合の色をフレーム・バッ
ファに書き込み、その領域の可視画素の集合のz座標を
Zバッファに書き込む。領域をラスタ化するための方法
および装置の例は、フォレイ(Foley)他による「Compu
ter Graphics: Principles and Practice」、pp.92〜9
9、668〜672、736〜741、870〜871、882〜886、855〜92
0(第2版、1990)に記載されている。上記の好ま
しい実施形態において、領域は、互いに重ならない。こ
れにより、複数のラスタ化エンジン1...Mが、Zバ
ッファ内の同じ位置で競合する可能性がなくなり、シス
テムの複雑さとコストが軽減される。
【0030】従来通り、フレーム・バッファは、表示装
置の各画素の色を表す画素データを記憶する。画素デー
タは、表示装置上に表示するためにフレーム・バッファ
から定期的に出力される。さらに、グラフィックス・サ
ブシステム110は、複数のフレーム・バッファを含む
こともできる。従来通り、一方のフレーム・バッファが
活動状態の表示部分として働き、他方のフレーム・バッ
ファは後続の表示のために更新することができる。シス
テムの必要に応じてどのフレーム・バッファも活動状態
から非活動状態に変化することができるが、切替えを実
施する方法は本発明にとって重要ではない。
【0031】図9に、上部ABDを、それぞれ等しいラ
スタ化コストを有する重ならない領域1、2、...M
に区分する際の領域区分論理機構301の動作例を示
す。段階501で、領域区分論理機構は、最初に、上部
ABDをラスタ化するためのコストCtを決定する。Ct
は、次式のように表すことができる。 Ct=Cl×Nl+Cp×Np (9) 上式で、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストで
あり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであ
る。また、Nlは、上部ABD内の走査線の総数であ
り、Npは、上部ABD内の画素の総数である。高さ
h、幅wの三角形については、コストCtは、次式のよ
うに表すことができる。
【数16】 上式で、nlは、単位高さあたりの走査線の数であり、
hは、単位長さあたりの画素の数である。上部ABD
の高さhと幅wは、次式のように決定することができ
る。 h=yA−yB (11) w=xD−xB (12)
【0032】段階503で、領域区分論理機構301
は、領域1のラスタ化コストCsとコストCtに基づいて
領域1の頂点の座標と属性を決定する。所与の数の領域
に関連するラスタ化コストCsは、次式のように表すこ
とができる。
【数17】 上式で、qは、所与の領域数である(領域1ではq=
1、領域1と2ではq=2、など)。
【数18】 は、領域のラスタ化が、上部の他の領域のラスタ化と同
時に始まらない場合の領域iに関連する調整コストであ
る。したがって、
【数19】 は、負でも正でもよいが、領域(i=1、2、...
N)すべての
【数20】 の合計は、ゼロである。三角形のすべての領域のラスタ
化が同時に始まる場合は、すべての領域について
【数21】 である。
【0033】領域1は、図10に示すように、上側の頂
点Aを共有する高さyl、幅xlの元の三角形と相似の三
角形として定義される。したがって、領域1は、頂点
A、L1およびR1によって定義される三角形である。
領域1のラスタ化のコストCsは、次式のように表され
る。
【数22】 1=y1×w/h (15) したがって、方程式(13)、(14)および(15)
を組み合わせて次式を得ることができる。
【数23】 方程式(16)は、次の形の二次方程式であることに注
意されたい。
【数24】 上式で、A、B、Cは次の通りである。
【数25】 したがって、領域区分論理機構は、領域1でq=1の場
合、次のように領域1のy1を求める。
【数26】 さらに、y1を決定した後で、上記の方程式(15)に
よって、領域1のx1を決定することが好ましい。次
に、領域区分論理機構301は、x1とy1を利用して、
領域1の頂点L1とR1の座標を次式のように決定す
る。 yL1=yR1=yA−y1 (19) xL1=mABL1+CAB (20) xR1=mACRl+CAC (21) 上式で、mAB、CAB、mACおよびCACは、方程式(2)
および(3)に関して前述したように決定することがで
きる。頂点L1とR1のz座標ならびに属性(たとえ
ば、色、反射率、テクスチャ、くもりなど)は、方程式
(5)ないし(8)に関して前述したように補間によっ
て求めることができる。
【0034】段階505で、領域区分論理機構301
は、領域1および2のラスタ化コストCsとコストCt
基づいて領域2の頂点の座標と属性を決定する。領域2
は、図10に示すように、上側の頂点Aを共有する高さ
1+2、幅x1+2の元の三角形と相似の三角形として定義
される、(1+2)で指定される領域の一部分であるこ
とが好ましい。したがって、領域(1+2)は、頂点
A、L2およびR2によって定義される三角形であるこ
とが好ましく、領域2は、領域1の頂点L1とR1、お
よび領域(1+2)の頂点L2とR2によって定義され
る台形であることが好ましい。
【0035】領域1および2のラスタ化のコストC
sは、q=2のとき、方程式(9)で表される。y(1+2)
で指定される領域(1+2)のy座標は、q=2のと
き、方程式(14)を使って求めることができる。x
(1+2)で指定される領域(1+2)のx座標は、方程式
(11)によって与えられる。次に、領域区分論理機構
は、領域(1+2)のx(1+2)とy(1+2)を使って、領域
(1+2)の頂点L2およびR2の座標を次式のように
決定することができる。 yL2=yR2=yA−y(1+2) (18) xL2=mABL2+cAB (19) xR2=mACR2+cAC (20) 上式で、mAB、cABAC、およびcACは、方程式(2)
および(3)に関して前述したように決定することがで
きる。
【0036】したがって、領域2の頂点の座標は、領域
1によって共有される頂点L1とR1の座標と、前述の
ようにして決定された頂点L2とR2の座標とを含む。
さらに、頂点L2とR2の属性(たとえば、色、反射
率、テクスチャ、くもり、など)は、方程式(5)ない
し(8)に関して前述したように補間によって決定する
ことができる。
【0037】段階507ないし509で、領域区分論理
機構は、領域3...M−1のそれぞれに同じ段階を実
施して、領域3...M−1のそれぞれを定義する頂点
の座標および属性を決定する。領域Mの頂点の座標と属
性は、領域M−1の頂点LM1、RM1の座標と属性、およ
び上部ABDの頂点BとDの座標と属性によって与えら
れる。
【0038】下部CBDを、それぞれ等しいラスタ化コ
ストを有する重ならない領域1、2、...Mに区分す
るために、領域区分論理機構301は、下部CBDに対
して、図9に関して前述したのと同じ段階を適用する。
【0039】プリミティブを等しいラスタ化コストを有
する領域に区分することにより、前述の並列ラスタ化機
構は、ラスタ化エンジン間で効率のよい負荷バランスを
提供する。さらに、zバッファの競合を回避するように
領域は互いに重ならないことが好ましく、それによりシ
ステムの複雑さとコストが軽減される。
【0040】本発明の他の実施形態は、本明細書に記載
した本発明の説明および実施を検討すれば当業者には明
らかであろう。説明および実施例は単なる例と見なすべ
きであり、本発明の真の範囲は、特許請求の範囲によっ
て示されるものである。
【0041】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0042】(1)複数のラスタ化エンジンを利用して
表示するために、複数の面によって表されるオブジェク
トをラスタ化する方法であって、前記面をラスタ化する
コストを表す第1のコスト関数に従って、前記オブジェ
クトの少なくとも1面を複数の補助面に区分する段階
と、ラスタ化のために、前記補助面を前記複数のラスタ
化エンジンに割り当てる段階とを含む方法。 (2)表示すべき前記オブジェクトを表す画素データを
生成するために前記補助面のそれぞれをラスタ化する段
階をさらに含む上記(1)に記載の方法。 (3)前記オブジェクトの前記少なくとも1つの面が、
少なくとも1つの前記補助面をラスタ化するコストを表
す第2のコスト関数に従って前記複数の補助面に区分さ
れることを特徴とする上記(1)に記載の方法。 (4)前記補助面のそれぞれが、等しいラスタ化コスト
を有することを特徴とする上記(3)に記載の方法。 (5)前記補助面が、互いに重ならないことを特徴とす
る上記(4)に記載の方法。 (6)前記オブジェクトの前記面がそれぞれ、3つの頂
点の座標によって定義される三角形であることを特徴と
する上記(4)に記載の方法。 (7)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、 Ct=Cl×Nl+Cp×Np 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、Nlは、前記少なくとも1つの面における走
査線の数であり、Npは、前記少なくとも1つの面に含
まれる画素の数であることを特徴とする上記(6)に記
載の方法。 (8)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、
【数27】 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、hは、前記少なくとも1つの面の高さであ
り、wは、前記少なくとも1つの面の幅であり、n
lは、単位高さあたりの走査線の数であり、nhは、単位
長さあたりの画素の数であることを特徴とする上記
(6)に記載の方法。 (9)前記1つの面の前記補助面のうちの1つが、4つ
の頂点の座標によって定義される平面台形領域であるこ
とを特徴とする上記(4)に記載の方法。 (10)前記少なくとも1つの面の前記補助面のうちの
1つが、3つの頂点の座標によって定義される三角形領
域であることを特徴とする上記(4)に記載の方法。 (11)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数28】 緕ョで、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを表
し、qは、前記補助面の数を表し、CTは、前記第1の
コスト関数によって決定される前記少なくとも1つの面
をラスタ化するコストであり、
【数29】 は、補助面iのラスタ化が他の補助面のラスタ化と同時
に開始しない場合の領域iに関連する調整コストである
ことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (12)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数30】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
表し、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストであ
り、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであり、
hは、前記多数の補助面の高さであり、wは、前記多数
の補助面の幅であり、nlは、単位高さあたりの走査線
の数であり、nhは、単位長さあたりの画素の数である
ことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (13)複数のラスタ化エンジンを利用して表示するた
めに複数の面によって表されるオブジェクトをラスタ化
する装置であって、前記面をラスタ化するコストを表す
第1のコスト関数に従って、前記オブジェクトの少なく
とも1面を複数の補助面に区分する手段と、ラスタ化の
ために前記補助面を前記複数のラスタ化エンジンに割り
当てる手段とを備える装置。 (14)前記複数のラスタ化エンジンが、表示すべき前
記オブジェクトを表す画素データを生成するために前記
補助面をラスタ化することを特徴とする上記(13)に
記載の装置。 (15)前記オブジェクトの前記少なくとも1つの面
が、少なくとも1つの前記補助面をラスタ化するコスト
を表す第2のコスト関数に従って前記複数の補助面に区
分されることを特徴とする上記(13)に記載の装置。 (16)前記補助面がそれぞれ、等しいラスタ化コスト
を有することを特徴とする上記(13)に記載の装置。 (17)前記補助面が互いに重ならないことを特徴とす
る上記(16)に記載の装置。 (18)前記オブジェクトの前記面のそれぞれが、3つ
の頂点の座標によって定義される三角形であることを特
徴とする上記(16)に記載の装置。 (19)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、 Ct=Cl×Nl+Cp×Np 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、Nlは、前記少なくとも1つの面における走
査線の数であり、Npは、前記少なくとも1つの面に含
まれる画素の数であることを特徴とする上記(18)に
記載の装置。 (20)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、
【数31】 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、hは、前記少なくとも1つの高さであり、w
は、前記少なくとも1つの面の幅であり、nlは、単位
高さあたりの走査線の数であり、nhは、単位長さあた
りの画素の数であることを特徴とする上記(18)に記
載の装置。 (21)前記1つの面の前記補助面のうちの1つが、4
つの頂点の座標によって定義される平面台形領域である
ことを特徴とする上記(16)に記載の装置。 (22)前記少なくとも1つの面の前記補助面のうちの
1つが、3つの頂点の座標によって定義される三角形領
域であることを特徴とする上記(16)に記載の装置。 (23)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数32】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
表し、qは、前記補助面の数を表し、CTは、前記第1
のコスト関数によって決定される前記少なくとも1つの
面をラスタ化するコストであり、
【数33】 は、補助面iのラスタ化が他の補助面のラスタ化と同時
に開始しない場合の領域iに関連する調整コストである
ことを特徴とする上記(22)に記載の装置。 (24)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数34】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
表し、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストであ
り、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであり、
hは、前記多数の補助面の高さであり、wは、前記多数
の補助面の幅であり、nlは、単位高さあたりの走査線
の数であり、nhは、単位長さあたりの画素の数である
ことを特徴とする上記(22)に記載の装置。 (25)複数のラスタ化エンジンを利用して表示するた
めに複数の面によって表されるオブジェクトをラスタ化
するために、前記面をラスタ化するコストを表す第1の
コスト関数に従って、前記オブジェクトの少なくとも1
面を複数の補助面に区分する段階と、ラスタ化のために
前記補助面を前記複数のラスタ化エンジンに割り当てる
段階とを含む方法段階を実行するように、機械実行可能
な命令のプログラムを有形的に実施した、機械可読プロ
グラム記憶装置。 (26)表示すべき前記オブジェクトを表す画素データ
を生成するために前記補助面のそれぞれをラスタ化する
段階をさらに含むことを特徴とする上記(25)に記載
のプログラム記憶装置。 (27)前記オブジェクトの前記少なくとも1つの面
が、少なくとも1つの前記補助面をラスタ化するコスト
を表す第2のコスト関数に従って前記複数の補助面に区
分されることを特徴とする上記(25)に記載のプログ
ラム記憶装置。 (28)前記補助面がそれぞれ、等しいラスタ化コスト
を有することを特徴とする上記(25)に記載のプログ
ラム記憶装置。 (29)前記補助面が、互いに重ならないことを特徴と
する上記(28)に記載のプログラム記憶装置。 (30)前記オブジェクトの前記面のそれぞれが、3つ
の頂点の座標によって定義される三角形であることを特
徴とする上記(28)に記載のプログラム記憶装置。 (31)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、 Ct=Cl×Nl+Cp×Np 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、Nlは、前記少なくとも1つの面における走
査線の数であり、Npは、前記少なくとも1つの面に含
まれる画素の数であることを特徴とする上記(30)に
記載のプログラム記憶装置。 (32)前記第1のコスト関数が、次式の形であり、
【数35】 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
トであり、hは、前記少なくとも1つの高さであり、w
は、前記少なくとも1つの面の幅であり、nlは、単位
高さあたりの走査線の数であり、nhは、単位長さあた
りの画素の数であることを特徴とする上記(30)に記
載のプログラム記憶装置。 (33)前記1つの面の前記補助面のうちの1つが、4
つの頂点の座標によって定義される平面台形領域である
ことを特徴とする上記(28)に記載のプログラム記憶
装置。 (34)前記少なくとも1つの面の前記補助面のうちの
1つが、3つの頂点の座標によって定義される三角形領
域であることを特徴とする上記(28)に記載のプログ
ラム記憶装置。 (35)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数36】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
表し、qは、前記補助面の数を表し、CTは、前記第1
のコスト関数によって定義されたように前記少なくとも
1つの面をラスタ化するコストであり、
【数37】 は、補助面iのラスタ化が他の補助面のラスタ化と同時
に開始しない場合の領域iに関連する調整コストである
ことを特徴とする上記(34)に記載のプログラム記憶
装置。 (36)前記第2のコスト関数が、次式の形であり、
【数38】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
表し、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストであ
り、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであり、
hは、前記多数の補助面の高さであり、wは、前記多数
の補助面の幅であり、nlは、単位高さあたりの走査線
の数であり、nhは、単位長さあたりの画素の数である
ことを特徴とする上記(34)に記載のプログラム記憶
装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】三角形T1のラスタ化を表す絵画図である。
【図2】三角形T1が三角形T2によって部分的に隠さ
れている、三角形T1およびT2のラスタ化を表す絵画
図である。
【図3】グラフィック・ワーク・ステーションの機能ブ
ロック図である。
【図4】図3のグラフィック・ワーク・ステーションの
グラフィックス・サブシステムの機能ブロック図であ
る。
【図5】本発明による図4のラスタ化段階の機能ブロッ
ク図である。
【図6】図5の領域区分論理機構に提供されるデータに
よって表される三角形ABCを示す図である。
【図7】本発明による図5の領域区分論理機構の動作を
示すフロー・チャートである。
【図8】図5の領域区分論理機構によって実施される上
部ABDと下部CBDへの三角形ABCの分解を示す図
である。
【図9】本発明に従って上部ABDをM個の領域に区分
する際の領域区分論理機構の動作を示すフロー・チャー
トである。
【図10】図5の領域区分論理機構によって決定された
上部ABDの領域を示す図である。
【符号の説明】
106 システム・バス 112 表示装置 114 デジタル・アナログ変換器 200 制御ユニット 202 幾何エンジン 212 ラスタ化段 214 Zバッファ 216 フレーム・バッファ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−274608(JP,A) 特開 平4−348485(JP,A) 特開 平7−282271(JP,A) 特開 平7−141510(JP,A) 特開 平3−176784(JP,A) 特開 平5−20469(JP,A) 特開 平8−263679(JP,A) 特開 平7−225746(JP,A) 特開 平7−219787(JP,A) 特開 平7−152700(JP,A) 西尾一孝ほか”画像生成におけるマル チプロセッサシステム管理の一手法”, 電子情報通信学会技術研究報告(CSP Y90−63),電子情報通信学会,1990年 7月20日,Vol.90,No.144,p. 151−156 安部毅ほか”並列グラフィックスアル ゴリズムのサーベイ”,情報処理学会研 究報告(94−CG−68),情報処理学 会,1994年5月20日,Vol.94,N o.41,p.9−16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/00 G06F 3/153 320 G06F 15/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のラスタ化エンジンを利用して表示す
    るために、複数の面によって表されるオブジェクトをラ
    スタ化する方法であって、 前記面をラスタ化するコストを表す第1のコスト関数に
    従って、前記オブジェクトの少なくとも1面を複数の補
    助面に区分する段階と、 ラスタ化のために、前記補助面を前記複数のラスタ化エ
    ンジンに割り当てる段階とを含む方法。
  2. 【請求項2】表示すべき前記オブジェクトを表す画素デ
    ータを生成するために前記補助面のそれぞれをラスタ化
    する段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記オブジェクトの前記少なくとも1つの
    面が、少なくとも1つの前記補助面をラスタ化するコス
    トを表す第2のコスト関数に従って前記複数の補助面に
    区分されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記補助面のそれぞれが、等しいラスタ化
    コストを有することを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記補助面が、互いに重ならないことを特
    徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記オブジェクトの前記面がそれぞれ、3
    つの頂点の座標によって定義される三角形であることを
    特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第1のコスト関数が、次式の形であ
    り、 Ct=Cl×Nl+Cp×Np 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
    るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
    コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
    トであり、Nlは、前記少なくとも1つの面における走
    査線の数であり、Npは、前記少なくとも1つの面に含
    まれる画素の数であることを特徴とする請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】前記第1のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数1】 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
    るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
    コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
    トであり、hは、前記少なくとも1つの面の高さであ
    り、wは、前記少なくとも1つの面の幅であり、n
    lは、単位高さあたりの走査線の数であり、nhは、単位
    長さあたりの画素の数であることを特徴とする請求項6
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記1つの面の前記補助面のうちの1つ
    が、4つの頂点の座標によって定義される平面台形領域
    であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記少なくとも1つの面の前記補助面の
    うちの1つが、3つの頂点の座標によって定義される三
    角形領域であることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】前記第2のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数2】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
    表し、qは、前記補助面の数を表し、CTは、前記第1
    のコスト関数によって決定される前記少なくとも1つの
    面をラスタ化するコストであり、 【数3】 は、補助面iのラスタ化が他の補助面のラスタ化と同時
    に開始しない場合の領域iに関連する調整コストである
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記第2のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数4】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
    表し、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストであ
    り、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであり、
    hは、前記多数の補助面の高さであり、wは、前記多数
    の補助面の幅であり、nlは、単位高さあたりの走査線
    の数であり、nhは、単位長さあたりの画素の数である
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】複数のラスタ化エンジンを利用して表示
    するために複数の面によって表されるオブジェクトをラ
    スタ化する装置であって、 前記面をラスタ化するコストを表す第1のコスト関数に
    従って、前記オブジェクトの少なくとも1面を複数の補
    助面に区分する手段と、 ラスタ化のために前記補助面を前記複数のラスタ化エン
    ジンに割り当てる手段とを備える装置。
  14. 【請求項14】前記複数のラスタ化エンジンが、表示す
    べき前記オブジェクトを表す画素データを生成するため
    に前記補助面をラスタ化することを特徴とする請求項1
    3に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記オブジェクトの前記少なくとも1つ
    の面が、少なくとも1つの前記補助面をラスタ化するコ
    ストを表す第2のコスト関数に従って前記複数の補助面
    に区分されることを特徴とする請求項13に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】前記補助面がそれぞれ、等しいラスタ化
    コストを有することを特徴とする請求項13に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】前記補助面が互いに重ならないことを特
    徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記オブジェクトの前記面のそれぞれ
    が、3つの頂点の座標によって定義される三角形である
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記第1のコスト関数が、次式の形であ
    り、 Ct=Cl×Nl+Cp×Np 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
    るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
    コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
    トであり、Nlは、前記少なくとも1つの面における走
    査線の数であり、Npは、前記少なくとも1つの面に含
    まれる画素の数であることを特徴とする請求項18に記
    載の装置。
  20. 【請求項20】前記第1のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数5】 上式で、Ctは、前記少なくとも1つの面をラスタ化す
    るコストであり、Clは、所与の走査線をラスタ化する
    コストであり、Cpは、所与の画素をラスタ化するコス
    トであり、hは、前記少なくとも1つの高さであり、w
    は、前記少なくとも1つの面の幅であり、nlは、単位
    高さあたりの走査線の数であり、nhは、単位長さあた
    りの画素の数であることを特徴とする請求項18に記載
    の装置。
  21. 【請求項21】前記1つの面の前記補助面のうちの1つ
    が、4つの頂点の座標によって定義される平面台形領域
    であることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  22. 【請求項22】前記少なくとも1つの面の前記補助面の
    うちの1つが、3つの頂点の座標によって定義される三
    角形領域であることを特徴とする請求項16に記載の装
    置。
  23. 【請求項23】前記第2のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数6】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
    表し、qは、前記補助面の数を表し、CTは、前記第1
    のコスト関数によって決定される前記少なくとも1つの
    面をラスタ化するコストであり、 【数7】 は、補助面iのラスタ化が他の補助面のラスタ化と同時
    に開始しない場合の領域iに関連する調整コストである
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記第2のコスト関数が、次式の形であ
    り、 【数8】 上式で、Csは、多数の補助面をラスタ化するコストを
    表し、Clは、所与の走査線をラスタ化するコストであ
    り、Cpは、所与の画素をラスタ化するコストであり、
    hは、前記多数の補助面の高さであり、wは、前記多数
    の補助面の幅であり、nlは、単位高さあたりの走査線
    の数であり、nhは、単位長さあたりの画素の数である
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
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