JP3086301U - 可変式速度規制標識に対する目隠し標示板 - Google Patents

可変式速度規制標識に対する目隠し標示板

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JP3086301U
JP3086301U JP2001007720U JP2001007720U JP3086301U JP 3086301 U JP3086301 U JP 3086301U JP 2001007720 U JP2001007720 U JP 2001007720U JP 2001007720 U JP2001007720 U JP 2001007720U JP 3086301 U JP3086301 U JP 3086301U
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直文 油谷
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札幌道路エンジニア株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来可変式速度規制標識の点検時や機器の故
障調査時等には、一般通行車両へ点検中や試験中である
ことを明示しなければならず、試験中と書かれた試験幕
といわれるビニール製のシートで可変式速度規制標識の
標示を隠して作業を行っている。しかし、この試験幕の
取付け取外し作業について非常に危険性を伴うのは勿
論、作業効率の悪さが問題となっている。 【解決手段】 告知事項2Bが表示されている表示面2
Aを開閉自在に構成し、使用時には表示面2Aを開いた
状態にして可変式速度規制標識の表示部に取付けるよう
構成されていると共に、可変式速度規制標識の表示部に
対して取付け取外し自在に構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、新規な構成を有する可変式速度規制標識に対する目隠し標示板に関 するものである。 高速道路では、悪天候時や車両事故発生時に一般通行車両への速度規制が実施 される。 また、高速道路上には、速度規制の状態を通行車両に対して標示する可変式速 度規制標識(当業者間では「マル50」と略称されている)が設置されている。 可変式速度規制標識は、高速道路を安全且つスムーズに走行する上で大変重要 な設備である。 このため、可変式速度規制標識の正常動作を維持する上で、定期的な維持管理 業務が非常に重要であり、作業の安全性と効率化が不可欠となる。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 可変式速度規制標識のタイプとしては、回転板式、電光式、LED式、字幕式 があり、現在はLED式が主流となっている。 可変式速度規制標識の点検時や機器の故障調査時等には、一般通行車両へ「点 検中」や「試験中」であることを明示しなければならない。 従来、「試験中」と書かれた試験幕といわれるビニール製のシートで可変式速 度規制標識の標示を隠して作業を行ってきている。 試験幕を掛ける際、可変式速度規制標識の背面に設けられた制御盤の上に立っ て作業する。 制御盤の高さについては、設置場所により多少の違いは有るものの、2メート ル以上あり、その上に立って作業するのは非常に危険であり、転落の危険性が大 きい作業である。 また、強風時等には試験幕が風にあおられ、ばたつき、さらに危険度が増す。 試験幕の取付け取外しに関しては、非常に作業効率が悪く、可変式速度規制標 識の設置台数を考慮すると、かなり時間的なロスを余儀なくされてしまう。 また、どのタイプの可変式速度規制標識についても実施しなければならない作 業である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 高速道路では、定期的に可変式速度規制標識の点検作業が実施される。 その他にも、機器の故障発生による不定期的な緊急対応作業が行われる。 それらの作業時、一般通行車両へ「点検中」や「試験中」であることを明示す るために、試験幕で可変式速度規制標識の標示部を隠して作業に当たっている。 この試験幕の取付け取外し作業について非常に危険性を伴うのは勿論、作業効 率の悪さが問題となっている。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもの である。 すなわち、安全性の確保を始めとする作業性向上等の問題点を同時に解決する 手段として、下記の事項を満足する標示板を考案した。 A.軽量で、収納性が良い。 B.取付け取外しが容易にできる。 C.耐久性、操作性を考慮し、できるだけシンプルな構造とする。 D.安全性を考慮し前面から取付け取外しができる。 E.一般的に設置されている可変式速度規制標識のタイプで、回転板式、LE D式のどちらのタイプにも使用できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち請求項1記載の考案は、告知事項2Bが表示されている表示面2Aを 開閉自在に構成し、使用時には当該表示面2Aを開いた状態にして可変式速度規 制標識の表示部に取付けるよう構成されていると共に、使用後は可変式速度規制 標識の表示部から取外し閉じるよう構成されていることを特徴とするものである 。
【0006】 請求項2記載の考案は、表示面部2と、メインパイプ部3と、表示面支持部4 から構成され、 A.表示面部2は、シートを素材として可変式速度規制標識の表示部を覆うこ とができる面積を有する正面円形に構成された表示面2Aと、この表示面の所定 位置に描き出されている告知事項2Bから構成され、表示面2Aにおける左方外 周には所定間隔をもって左方小リング2A1、2A1..が取付けられ、表示面 2Aにおける右方外周には所定間隔をもって右方小リング2A2、2A2..が 取付けられ、 B.メインパイプ部3は、所定高さに構成された縦パイプ体3Aと、この縦パ イプ体の上端にキャップ3A1を介して上方に向け昇降自在に取付けられた引掛 け用リング3Bと、縦パイプ体3Aと引掛け用リング3Bとを連結するコイルス プリング3Cから構成され、引掛け用リング3Bは、リング3B1とリングの下 辺に垂下されたフック3B2から構成され、フックは縦パイプ体3A内に挿入さ れ、コイルスプリング3Cの上端は引掛け用リングのフック3B2に係止され、 下端は縦パイプ体3Aの所定位置に横架された横杆3C1に係止され、 C.表示面支持部4は、上方のブラケット4Aと、下方の支持金物4Bと、ロ ック部4Cと、表示面開閉フレーム4Dから構成され、 a.上方のブラケット4Aは、縦パイプ体3Aの側壁の上端における左右に取 付けられた左右のブラケット体4A1、4A2から構成され、これら左右のブラ ケット体4A1、4A2は、それぞれ外方に向け平面コ字状に構成され、左右の ブラケット体には、表示面開閉フレームを支持するための前後方向をもった左右 のボルト4A11、4A21が取付けられ、 b.下方の支持金物4Bは、メインパイプ部3の縦パイプ体3Aに昇降自在の 状態で嵌めた所定高さの第1昇降パイプ4B1と、第1昇降パイプ4B1の背面 側に左右方向をもって水平状態で位置する下方係止金具4B2と、第1昇降パイ プ4B1の正面側に下方係止金具4B2と対応する状態で位置する押え金具下4 B3と、第1昇降パイプ4B1を下方係止金具4B2と押え金具下4B3で挟ん だ状態で固定する左右のボルト4B4、4B5から構成され、 c.ロック部4Cは、下方の支持金物4Bの上端に連結され、メインパイプ部 3の縦パイプ体3Aに昇降自在の状態で嵌めた所定高さの第2昇降パイプ4C1 と、第1昇降パイプ4B1を所定高さの位置で固定するために第2昇降パイプ4 C1の正面側に設けられたロック4C2から構成され、ロック4C2は、第2昇 降パイプ4C1に開設された開口部4C21と、開口部4C21に嵌込まれた押 圧板4C22と、開口部4C21の縦辺に沿って設けられた左右の小壁4C23 、4C23と、左右の小壁間に軸架された偏心駒4C24と、偏心駒に連設され たレバー4C25から構成され、 d.表示面開閉フレーム4Dは、左右の開閉フレーム体4D1、4D2から構 成され、左の開閉フレーム体4D1は、復元力を有する断面が扁平状の棒体で構 成され、当該左の開閉フレーム体4D1は、表示面部2における左方小リング2 A1、2A1..に通したのち、上端が上方のブラケット4Aの左のブラケット 体4A1における左のボルト4A11に連結され、また、下端が下方の支持金物 4Bにおける左のボルト4B4に連結され、右の開閉フレーム体4D2は、復元 力を有する断面が扁平状の棒体で構成され、当該右の開閉フレーム体4D2は、 表示面部2における右方小リング2A2、2A2..に通したのち、上端が上方 のブラケット4Aの右のブラケット体4A2における右のボルト4A21に連結 され、また、下端が下方の支持金物4Bにおける右のボルト4B5に連結され、 D.表示面部2は、当該表示面部2の表示面2Aにおける上辺中央位置をもっ て、上方連結ボルト2A3でメインパイプ部3の縦パイプ体3Aに連結され、ま た、下辺中央位置をもって、下方連結ボルト2A4でメインパイプ部3の縦パイ プ体3Aに連結されていることを特徴とするものである。
【0007】 請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2記載の考案において、表示面 部2における告知事項2Bは、「点検中」や「試験中」のほか、「作業中」、「 調整中」、「無表示の状態」、「マル50」などであることを特徴とするもので ある。
【0008】 本考案のものは下記のように使用する。 A.LED式可変式速度規制標識5への取付けについて a.標示板を取付けるための可変式速度規制標識本体側の加工が必要である。 すなわち、LED式可変式速度規制標識本体5Aには、あらかじめ本体上部に 標示板を取付ける際の引掛け用フック5Dを取付けておく。 庇5Bに使用されている取付けビス5Cを利用できれば、穴明けなどの加工は 必要ない。 b.取付け手順は下記の通りである。 b1.下方の支持金物4Bをスライドして表示面開閉フレーム4Dを開き、レ バーで固定して標示板を組立てる。 b2.LED式可変式速度規制標識本体にあらかじめ取付けてある引掛け用フ ック5Dに、標示板先端の引掛け用リング3Bのリング3B1を引掛ける。 b3.引掛け用フック5Dにリング3B1を引掛けたままコイルスプリングに 抗して全体を下に引張り、下方係止金具4B2をLED式可変式速度規制標識の 縁5Eに引掛けて固定する。
【0009】 B.回転板式可変式速度規制標識6への取付けについて a.標示板を取付けるための可変式速度規制標識本体側の加工が必要である。 すなわち、回転板式可変式速度規制標識本体6AにもLED式可変式速度規制 標識同様、あらかじめ本体上部に標示板を取付ける際の引掛け用フック6Dを取 付けておく。 庇6Bにおける取付けビス6Cを利用できれば、穴明けなどの加工は必要ない 。 また、回転板式可変式速度規制標識本体下部には、標示板の下部を引掛けるた めの金具6Eを取付けておく。 b.取付け手順は下記の通りである。 b1.下方の支持金物4Bをスライドして表示面開閉フレーム4Dを開き、レ バーで固定して標示板を組立てる。 b2.回転板式可変式速度規制標識本体にあらかじめ取付けてある引掛け用フ ック6Dに、標示板先端の引掛け用リング3Bのリング3B1を引掛ける。 b3.引掛け用フック6Dにリング3B1を引掛けたままコイルスプリングに 抗して全体を下に引張り、下方係止金具4B2を回転板式可変式速度規制標識に 取付けた金具6Eに引掛けて固定する。
【0010】 C.取付状態と効果 試験幕を掛ける時は制御盤の上に立って作業していたが、本考案の標示板は、 前面から取付け取外しができ非常に簡単に設置できる。 取付状態についても、標示板先端の引掛け用リングがコイルスプリングで引張 られているので確実に固定される。 D.使用が済めば、レバーを操作しロックを解除すれば表示面開閉フレーム4 Dが閉じた状態となる。
【0011】
【考案の実施の形態】
実施の形態について図面を参照して説明する。 1は本考案の可変式速度規制標識に対する目隠し標示板である。 その構成は、表示面部2と、メインパイプ部3と、表示面支持部4から構成さ れている。 A.表示面部2は、シートを素材として可変式速度規制標識の表示部を覆うこ とができる面積を有する正面円形に構成された表示面2Aと、この表示面の所定 位置に描き出されている例えば「点検中」や「試験中」などの告知事項2Bから 構成され、表示面2Aにおける左方外周には所定間隔をもって左方小リング2A 1、2A1..が取付けられ、表示面2Aにおける右方外周には所定間隔をもっ て右方小リング2A2、2A2..が取付けられている。
【0012】 B.メインパイプ部3は、所定高さに構成された縦パイプ体3Aと、この縦パ イプ体の上端にキャップ3A1を介して上方に向け昇降自在に取付けられた引掛 け用リング3Bと、縦パイプ体3Aと引掛け用リング3Bとを連結するコイルス プリング3Cから構成されている。 a.引掛け用リング3Bは、リング3B1とリングの下辺に垂下されたフック 3B2から構成され、フックは縦パイプ体3A内に挿入されている。 b.コイルスプリング3Cの上端は、引掛け用リングのフック3B2に係止さ れ、下端は縦パイプ体3Aの所定位置に横架された横杆3C1に係止されている 。
【0013】 C.表示面支持部4は、上方のブラケット4Aと、下方の支持金物4Bと、ロ ック部4Cと、表示面開閉フレーム4Dから構成されている。 a.上方のブラケット4Aは、縦パイプ体3Aの側壁の上端における左右に取 付けられた左右のブラケット体4A1、4A2から構成されている。 これら左右のブラケット体4A1、4A2は、それぞれ外方に向け平面コ字状 に構成され、左右のブラケット体には、表示面開閉フレームを支持するための前 後方向をもった左右のボルト4A11、4A21が取付けられている。 b.下方の支持金物4Bは、メインパイプ部3の縦パイプ体3Aに昇降自在の 状態で嵌めた所定高さの第1昇降パイプ4B1と、第1昇降パイプ4B1の背面 側に左右方向をもって水平状態で位置する下方係止金具4B2と、第1昇降パイ プ4B1の正面側に下方係止金具4B2と対応する状態で位置する押え金具下4 B3と、第1昇降パイプ4B1を下方係止金具4B2と押え金具下4B3で挟ん だ状態で固定する左右のボルト4B4、4B5から構成されている。 この場合、左右のボルト4B4、4B5は、表示面開閉フレームを支持するた めにも使用されるものである。 なお、4B21は下方係止金具4B2の内側に張られたスポンジである。
【0014】 c.ロック部4Cは、下方の支持金物4Bの上端に連結され、メインパイプ部 3の縦パイプ体3Aに昇降自在の状態で嵌めた所定高さの第2昇降パイプ4C1 と、第1昇降パイプ4B1を所定高さの位置で固定するために第2昇降パイプ4 C1の正面側に設けられたロック4C2から構成されている。 ロック4C2は、第2昇降パイプ4C1に開設された開口部4C21と、開口 部4C21に嵌込まれた押圧板4C22と、開口部4C21の縦辺に沿って設け られた左右の小壁4C23、4C23と、左右の小壁間に軸架された偏心駒4C 24と、偏心駒に連設されたレバー4C25から構成されている。 この結果、レバーを押下げると、回動する偏心駒により押圧板が縦パイプ体3 Aに押付けられロック状態となる。 レバーを上げると、アンロックの状態となる。
【0015】 d.表示面開閉フレーム4Dは、左右の開閉フレーム体4D1、4D2から構 成されている。 d1.左の開閉フレーム体4D1は、復元力を有する断面が扁平状の棒体で構 成され、当該左の開閉フレーム体4D1は、表示面部2における左方小リング2 A1、2A1..に通したのち、上端が上方のブラケット4Aの左のブラケット 体4A1における左のボルト4A11に連結され、また、下端が下方の支持金物 4Bにおける左のボルト4B4に連結されている。 d2.右の表示面開閉フレーム体4D2は、復元力を有する断面が扁平状の棒 体で構成され、当該右の開閉フレーム体4D2は、表示面部2における右方小リ ング2A2、2A2..に通したのち、上端が上方のブラケット4Aの右のブラ ケット体4A2における右のボルト4A21に連結され、また、下端が下方の支 持金物4Bにおける右のボルト4B5に連結されている。 d3.この結果、下方の支持金物4Bをメインパイプ部3に沿って上昇させる と、左右の開閉フレーム体4D1、4D2は外方に湾曲して中央が開いた状態と なり表示面部2が開くことになる。また、降下させると、左右の開閉フレーム体 4D1、4D2は垂直状態となることになる。
【0016】 D.表示面部2は、当該表示面部2の表示面2Aにおける上辺中央位置をもっ て、上方連結ボルト2A3でメインパイプ部3の縦パイプ体3Aに連結され、ま た、下辺中央位置をもって、下方連結ボルト2A4でメインパイプ部3の縦パイ プ体3Aに連結されている。
【0017】
【実施例】
さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。 A.表示面開閉フレームの材質には、アルミパイプを採用し軽量化を図った。 B.表示面開閉フレーム4Dの左右の開閉フレーム体4D1、4D2は、復元 力があり耐久性のある素材としてポリカーボネイトを採用した。 C.表示面部2における告知事項2Bは、上述の「点検中」や「試験中」のほ か、下記のものを例示できる。 「作業中」、「調整中」、「無表示の状態」、「マル50」。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 可変式速度規制標識の標示を隠す手段として従来試験幕を掛けて作業していた が、本考案の標示板は以下のような特徴を有するため、点検維持作業の安全性と 作業性の向上に大きく役立つことができるようになった。 A.取付け取外しが非常に簡単で作業性が向上した。 B.軽量で収納性が良い。 C.可変式速度規制標識前面からの取付け取外しが可能となり、安全性が向上 した。 D.表示面部を換えることで、工事規制時の可変式速度規制標識標示を隠す方 法としても採用できる。 このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済 的である、などの効果をも有するものである。 なお、この標示板に採用したフレームの構造は、簡易的な案内看板や標示板な どにも採用できるなど、今後さまざまな分野で利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】斜視図である。
【図3】背面方向から見た斜視図である。
【図4】格納時の斜視図である。
【図5】上方部分の一部を縦断した拡大正面図である。
【図6】同上の右側面図である。
【図7】下方部分の拡大正面図である。
【図8】同上の要部の背面図である。
【図9】下方の支持金物とロック部などを中心に見た一
部を切欠いた拡大右側面図である。
【図10】A−A線断面図である。
【図11】B−B線断面図である。
【図12】LED式可変式速度規制標識への取付状態を
示す右側面図である。
【図13】回転板式可変式速度規制標識への取付状態を
示す右側面図である。
【図14】同上の要部拡大図である。
【図15】引掛け用フックの取付状態を示す略図的斜視
図である。
【図16】標示板の下部を引掛けるための金具の取付状
態を示す略図的斜視図である。
【符号の説明】
1 可変式速度規制標識に対する目隠し標示板 2 表示面部 3 メインパイプ部 4 表示面支持部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 告知事項(2B)が表示されている表示
    面(2A)を開閉自在に構成し、使用時には当該表示面
    (2A)を開いた状態にして可変式速度規制標識の表示
    部に取付けるよう構成されていると共に、使用後は可変
    式速度規制標識の表示部から取外し閉じるよう構成され
    ていることを特徴とする可変式速度規制標識に対する目
    隠し標示板。
  2. 【請求項2】 表示面部(2)と、メインパイプ部
    (3)と、表示面支持部(4)から構成され、 A.表示面部(2)は、シートを素材として可変式速度
    規制標識の表示部を覆うことができる面積を有する正面
    円形に構成された表示面(2A)と、この表示面の所定
    位置に描き出されている告知事項(2B)から構成さ
    れ、表示面(2A)における左方外周には所定間隔をも
    って左方小リング(2A1、2A1..)が取付けら
    れ、表示面(2A)における右方外周には所定間隔をも
    って右方小リング(2A2、2A2..)が取付けら
    れ、 B.メインパイプ部(3)は、所定高さに構成された縦
    パイプ体(3A)と、この縦パイプ体の上端にキャップ
    (3A1)を介して上方に向け昇降自在に取付けられた
    引掛け用リング(3B)と、縦パイプ体(3A)と引掛
    け用リング(3B)とを連結するコイルスプリング(3
    C)から構成され、引掛け用リング(3B)は、リング
    (3B1)とリングの下辺に垂下されたフック(3B
    2)から構成され、フックは縦パイプ体(3A)内に挿
    入され、コイルスプリング(3C)の上端は引掛け用リ
    ングのフック(3B2)に係止され、下端は縦パイプ体
    (3A)の所定位置に横架された横杆(3C1)に係止
    され、 C.表示面支持部(4)は、上方のブラケット(4A)
    と、下方の支持金物(4B)と、ロック部(4C)と、
    表示面開閉フレーム(4D)から構成され、 上方のブラケット(4A)は、縦パイプ体(3A)の側
    壁の上端における左右に取付けられた左右のブラケット
    体(4A1、4A2)から構成され、これら左右のブラ
    ケット体(4A1、4A2)は、それぞれ外方に向け平
    面コ字状に構成され、左右のブラケット体には、表示面
    開閉フレームを支持するための前後方向をもった左右の
    ボルト(4A11、4A21)が取付けられ、 下方の支持金物(4B)は、メインパイプ部(3)の縦
    パイプ体(3A)に昇降自在の状態で嵌めた所定高さの
    第1昇降パイプ(4B1)と、第1昇降パイプ(4B
    1)の背面側に左右方向をもって水平状態で位置する下
    方係止金具(4B2)と、第1昇降パイプ(4B1)の
    正面側に下方係止金具(4B2)と対応する状態で位置
    する押え金具下(4B3)と、第1昇降パイプ(4B
    1)を下方係止金具(4B2)と押え金具下(4B3)
    で挟んだ状態で固定する左右のボルト(4B4、4B
    5)から構成され、 ロック部(4C)は、下方の支持金物(4B)の上端に
    連結され、メインパイプ部(3)の縦パイプ体(3A)
    に昇降自在の状態で嵌めた所定高さの第2昇降パイプ
    (4C1)と、第1昇降パイプ(4B1)を所定高さの
    位置で固定するために第2昇降パイプ(4C1)の正面
    側に設けられたロック(4C2)から構成され、ロック
    (4C2)は、第2昇降パイプ(4C1)に開設された
    開口部(4C21)と、開口部(4C21)に嵌込まれ
    た押圧板(4C22)と、開口部(4C21)の縦辺に
    沿って設けられた左右の小壁(4C23、4C23)
    と、左右の小壁間に軸架された偏心駒(4C24)と、
    偏心駒に連設されたレバー(4C25)から構成され、 表示面開閉フレーム(4D)は、左右の開閉フレーム体
    (4D1、4D2)から構成され、左の開閉フレーム体
    (4D1)は、復元力を有する断面が扁平状の棒体で構
    成され、当該左の開閉フレーム体(4D1)は、表示面
    部(2)における左方小リング(2A1、2A1..)
    に通したのち、上端が上方のブラケット(4A)の左の
    ブラケット体(4A1)における左のボルト(4A1
    1)に連結され、また、下端が下方の支持金物(4B)
    における左のボルト(4B4)に連結され、右の開閉フ
    レーム体(4D2)は、復元力を有する断面が扁平状の
    棒体で構成され、当該右の開閉フレーム体(4D2)
    は、表示面部(2)における右方小リング(2A2、2
    A2..)に通したのち、上端が上方のブラケット(4
    A)の右のブラケット体(4A2)における右のボルト
    (4A21)に連結され、また、下端が下方の支持金物
    (4B)における右のボルト(4B5)に連結され、 D.表示面部(2)は、当該表示面部(2)の表示面
    (2A)における上辺中央位置をもって、上方連結ボル
    ト(2A3)でメインパイプ部(3)の縦パイプ体(3
    A)に連結され、また、下辺中央位置をもって、下方連
    結ボルト(2A4)でメインパイプ部(3)の縦パイプ
    体(3A)に連結されていることを特徴とする可変式速
    度規制標識に対する目隠し標示板。
  3. 【請求項3】 表示面部(2)における告知事項(2
    B)は、点検中や試験中のほか、作業中、調整中、無表
    示の状態、マル50などである請求項1または請求項2
    記載の可変式速度規制標識に対する目隠し標示板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014145220A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Nexco-Maintenance Tohoku Co Ltd 道路標識目隠し具
JP7440348B2 (ja) 2020-06-02 2024-02-28 西日本高速道路メンテナンス九州株式会社 高所可変式速度規制標識目隠し装置

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