JP3085924B2 - 首筋と後頭部を加圧する枕 - Google Patents

首筋と後頭部を加圧する枕

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JP3085924B2
JP3085924B2 JP09242220A JP24222097A JP3085924B2 JP 3085924 B2 JP3085924 B2 JP 3085924B2 JP 09242220 A JP09242220 A JP 09242220A JP 24222097 A JP24222097 A JP 24222097A JP 3085924 B2 JP3085924 B2 JP 3085924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枕に頭を載せるこ
とにより、首筋と後頭部に適当な指圧効果を与え、健康
促進に役立てることができる首筋と後頭部を加圧する枕
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枕として、ゴム、ビニール等の柔
軟材料によって作られ、袋状の中空部に水あるいは空気
を入れるものに、水枕や空気枕がある。水枕は、中に入
れた水が頭部の熱を吸収して、病気による発熱を抑える
ものである。空気枕は、旅行に行くときの車中などに使
用して便利なように携帯型とし、中に入れる空気量を調
節して、丁度寝やすい形や硬さに変えられるものであ
る。また、就眠中に肩凝りなどの血行不良による症状を
解消する目的で使用する枕に、首筋の両脇に当たる場所
などに強力な永久磁石を配置したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】東洋医学では、いわゆ
る人体の壺といわれるところに、指圧を加えることによ
って色々な病気治療に効果があることが知られている。
首筋や後頭部にも幾つかの壺があるが、頭部は充分な重
さがあるので、枕の表面に適当な大きさ、適当な間隔で
突起があれば、睡眠中の寝返りや頭の移動などで、適当
に指圧効果が得られる。これに前記の永久磁石の効果を
加えることによって健康促進効果はさらに加速される。
ところが、これらを兼ね備えた枕は一般には見当たらな
い。
【0004】特に指圧は、壺を適当な力と時間で、指で
押して離すことを繰り返すが、押すときに壺を刺激し、
離すときに狭められた血管が開放されて血行を促進す
る。ところが、従来の枕のカバーの中に入れる素材は、
そばがら、羽根、パンヤ、羽毛などであるが、いずれも
使用中に、短期間で、いわゆる、へたりという型崩れ現
象を起こし、カバー表面に突起を設けておいても、その
突出部が中に埋もれて、その効果が殆ど無くなる。
【0005】一方、空気枕や水枕では、指圧効果を生じ
させるために表面に突起を設け、空気あるいは水によっ
て中から外へ強い圧力を掛ければ、表面を弾力のある適
度の(従来の枕よりは遙に硬い)硬さにして後頭部や首
筋に対する反発力で指圧効果を生むことができる筈であ
るが、一般にはこのようなことは行われていない。まし
て、永久磁石との相乗作用で血行促進効果を高めている
ものは無い。本発明の目的は、人体の壺を刺激する突起
を備え、さらに加えて血行を促進する磁石を備えてその
相乗効果を発揮させるとともに、枕の外力に対する反発
力を調整してその効果を充分発揮することができるよう
な、首筋と後頭部を加圧する枕を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による首筋と後頭部を加圧する枕は、ゴム、
ビニール等の柔軟材料によって成形され、空気を入れる
ための中空部を有する枕において、中空部に閉じ込めた
空気の量を加減するために前記中空部の出入り口付近に
設けた開閉可能な流体閉鎖口と、前記上側面の一部また
は全部に、使用者の首筋と後頭部を刺激するために設け
た多数の突起と、前記突起の中の複数の突起の内部に配
置される永久磁石とを備え、前記永久磁石を含む突起部
分は首筋および後頭部に接し易い中央部に、前記磁石を
内蔵しない突起間にほぼ等間隔で交互に配置されおり、
前記中空部に閉じ込める空気の量の多によって枕外部
からの力に対する反発力が調整できるようにし、人の頭
が載っても、突起が枕本体内に沈むおそれはなく、頭を
左右に振ることによって、後頭部と首筋の壺を左右交互
に刺激することができるように構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る首筋と後頭部を加圧する枕の実施形態について詳しく
説明する。図1は、本発明による首筋と後頭部を加圧す
る枕の構造と作用を説明するための説明図(中央を側面
に平行な面で切断した断面図)である。図2は、図1の
実施形態の上面の突起部を拡大して示した説明図(断面
図)である。図3は、図1の実施形態の右側面図であ
る。図4は、図1の実施形態の平面図である。
【0008】枕本体1の材質は、ゴム、あるいはビニー
ル樹脂等で、適度の硬さと柔軟性を有している。上面、
底面、左右側面など、ほぼ均一の厚さで外側壁を形成
し、中に外界から隔てられた中空部2を有している。図
1および図2において、4、4・・・4は、枕の上面に
張りつけられたゴム製(あるいはビニール製でもよい)
の膜3上に多数配置された突起である。5、5・・・5
は、突起4、4・・・4の中の一部(複数)の突起に内
蔵される永久磁石(以下磁石という)である。
【0009】図4に示すように、突起4、4・・・4
は、枕上面の膜3上のほぼ全面に一定間隔で配置されて
いる。図中斜線が施されている突起4は、磁石5を内蔵
するものである。磁石5・・・5を内蔵する突起は、膜
3上の首筋および後頭部に接し易い場所の中央部に、磁
石を内蔵しない突起間にほぼ等間隔で交互に配置されて
いる。磁石5を外から見ると、磁石の表面に膜1の一部
が薄く覆っている状態で、皮膚への当たりが柔らかくし
てある。本実施形態例では、磁石5は700ガウス〜1
000ガウスのものを使用している。
【0010】中空部2には、空気を閉じ込めるが、本実
施形態例は空気を入れている。閉じ込める空気の量を調
節することによって、枕の高さや硬さを自由に変えるこ
とができる。中空部2内の流体(空気あるいは水などで
あるが、以下これらを代表して空気という)の閉塞口で
ある出入り口の栓6は、自由に開閉できて、空気を閉じ
込めた状態では、一寸触っただけでは容易に栓が外れな
いものであれば、どのような構造でもよい。
【0011】中空部2内に適量の空気を閉じ込めておけ
ば、いつまでもその状態を維持することができ、図1の
矢印7、7・・・7は、中に閉じ込めた空気が枕本体1
の内側壁を押す膨張力を示している。したがって、枕に
図示しない人の頭が載っても、突起4、4・・・4が枕
本体1内に沈むおそれはなく、就眠中も頭部付近に集中
している壺を刺激して、突起4、4・・・4と磁気5、
5・・・5の相乗効果により、使用者の健康を促進す
る。
【0012】さらに、健康促進効果を高めるためには、
就眠前、起床時、あるいは昼間の随時に、この枕を使用
し、枕に載せた頭を左右に振ったり、後頭部を枕に押し
付ける動作を繰り返せば良い。頭を左右に振ることによ
って、後頭部と首筋の壺を左右交互に刺激することがで
きる。後頭部の枕押し付け動作によって、後頭部に刺激
と開放を繰り返し、指圧効果と血行を促進する。しかも
いずれの動作も、頸部の筋肉を鍛えて強化させるので、
頸椎を支える力を強くし、首まわりの障害予防に役立
つ。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による首筋
と後頭部を加圧する枕は、ゴム、ビニール等の柔軟材料
によって成形した中空部を有する枕において、首筋と後
頭部を刺激するために設けた多数の突起と、突起内蔵の
永久磁石とを備えているので、突起と磁石が、後頭部、
首すじの神経を刺激し、相乗効果を生むという効果があ
る。しかも、開閉できる出入り口の栓によって、中空部
内の空気の圧力調整ができるので、使用する人に適した
枕の硬さに変えることができ、この強めの硬さと調整さ
れた反発力により、いつまでも枕のへたりがなく、突起
の正常な出っ張りを維持し、理想的な指圧効果を期待す
ることができる。したがって、本発明の枕を使用するこ
とにより、血行を良くし、肩凝り、目の疲れを和らげ、
気力、活力を高め、ひいては、老化の予防に役立つとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構造と作用を示す説明図
(断面図)である。
【図2】図1の実施形態の一部を拡大して突起の構造を
示す断面図である。
【図3】図1の実施形態の右側面である。
【図4】図1の実施形態の平面図である。
【符号の説明】
1 枕本体 2 中空部 3 枕上面の膜 4 突起 5 永久磁石 6 中空部出入り口の栓 7 中空部内の圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 39/04 A61N 2/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム、ビニール等の柔軟材料によって成
    形され、空気を入れるための中空部を有する枕におい
    て、 中空部に閉じ込めた空気の量を加減するために前記中空
    部の出入り口付近に設けた開閉可能な流体閉鎖口と、 前記上側面の一部または全部に、使用者の首筋と後頭部
    を刺激するために設けた多数の突起と、 前記突起の中の複数の突起の内部に配置される永久磁石
    とを備え、前記永久磁石を含む突起部分は首筋および後
    頭部に接し易い中央部に、前記磁石を内蔵しない突起間
    にほぼ等間隔で交互に配置されおり、前記中空部に閉じ
    込める空気の量の多によって枕外部からの力に対する
    反発力が調整できるようにし、人の頭が載っても、突起
    が枕本体内に沈むおそれはなく、頭を左右に振ることに
    よって、後頭部と首筋の壺を左右交互に刺激することが
    できるように構成したことを特徴とする首筋と頭部を加
    圧する枕。
JP09242220A 1997-08-22 1997-08-22 首筋と後頭部を加圧する枕 Expired - Fee Related JP3085924B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677551U (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 有限会社天笠ブラシ製作所 静電気除去用ブラシ
JP3026758U (ja) * 1996-01-13 1996-07-23 株式会社イング・コーポレーション 健康用梳きブラシ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10210197A1 (de) * 2002-03-07 2003-09-18 Walter Sawatzki Gummi-elastischer Formkörper für Akupressur und andere therapeutische Anwendungen
KR100936835B1 (ko) * 2009-07-10 2010-01-14 강성원 베개식 경혈 지압기

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