JP3085486U - 靴の中底構造 - Google Patents

靴の中底構造

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JP3085486U
JP3085486U JP2001006834U JP2001006834U JP3085486U JP 3085486 U JP3085486 U JP 3085486U JP 2001006834 U JP2001006834 U JP 2001006834U JP 2001006834 U JP2001006834 U JP 2001006834U JP 3085486 U JP3085486 U JP 3085486U
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淑美 張欧
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貿勤塑膠實業有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間層を有する靴の中底を射出成形に
より一体に構成することにより、優れた防臭性、吸湿
性、衝撃緩衝性及び通気性を発揮できる靴の中底構造を
提供する。 【解決手段】 靴の中底を、二枚のファイバー層21
の間に介在層22が設けられる中間層20と、中間層2
0の表面に設けられ、上下方向に貫通する複数の通気孔
11が形成されるプラスチック層10と、中間層20の
裏面に設けられ、上下方向に貫通する複数の穴部31を
有し、かつ中間層20を貫通し前記プラスチック層10
と一体に連結するための複数の連結柱40が設けられた
網状層30とを射出成形により一体構成により形成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に射出成形により中間層を有する靴の中底を一体に構成すること により、優れた防臭性、吸湿性、衝撃緩衝性及び通気性を発揮できる靴の中底構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現代人は一日の生活の中で靴を履いている時間が非常に長いので、自分の足に 合った靴を選ぶことは非常に大切なことである。若し長時間に亙り自分の足に合 わない靴を履いていると、健康に悪影響を及ぼす場合も出てくる。中でも中底は 足裏と直接に接触するものであるので、最も重要な部分である。
【0003】 図4に示すように、従来の靴の中底は、通常、上層60のように単層であると 共に、表底80の上面に固設される。また、該上層60の殆どはプラスチック材 料を射出成形によって形成した平坦状の部材であると共に、その上面に規則正し く凸部61を並列状態に設け、或いは平坦状の部材などを設けることにより、靴 の中底に通気性やマッサージ効果などを持たせるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の靴の中底は凸部61を有するが、防臭性、吸湿性、衝撃緩 衝性などの効果は無いので、長時間に亙り靴を履いているとムレにより悪臭の発 生や、履き心地に影響が出て、場合によっては、皮膚病、例えば水虫などになる 虞もある。
【0005】 その後、上記の課題に鑑みて、図5に示すような靴の中底が開発された。その 構造は、網状プラスチック層の上層70、布層或いは不織布層の中間層71及び 厚紙層或いはスポンジ層の下層72とから成り、それらは縫合又は接着手段によ り一体に固着され、その上層70の上面に規則正しく複数の凸部700が立設さ れ、或いは平坦状の部材が設けられるので、網状の上層70により通気性が向上 すると共に、中間層71と下層72とで中底の高さを増加させることにより、衝 撃緩衝性も向上させることができる。 しかし、このような靴の中底は縫合又は接着手段により、上層70,中間層7 1,及び下層72を固着した構成であるので、製造工程が複雑且つ増加すること により、製造コストが高くなる。更に、この中底の通気効果には限りがあるので 、長時間に亘り靴を履いていると、やはりムレによる悪臭の発生や、履き心地に 影響が出る場合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る靴の中底構造は、二枚のファイバー層21の間に介在層22が設 けられる中間層20と、中間層20の表面に設けられ、上下に貫通する複数の通 気孔11が形成されるプラスチック層10と、中間層20の裏面に設けられ、上 下に貫通する複数の穴部31を有し、かつ中間層20を貫通すると共に、前記プ ラスチック層10と一体に連結するための複数の連結柱40が設けられる網状層 30と、からなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案に係る靴の中底構造は、射出成形により中間層20を、網状層30とプ ラスチック層10との間に一体に構成することにより、優れた防臭性、吸湿性、 衝撃緩衝性、及び通気性の効果を発揮することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。 図1は本考案に係わる靴の中底構造の各層を示す斜視図であり、図2は本考案 に係わる靴の中底構造の一部断面図であり、図3は本考案に係わる靴の中底構造 における他の実施例の各層を示す斜視図である。
【0009】 図1及び図2に示すように、本考案の靴の中底構造は、複数の通気孔11を有 するプラスチック層10と、中間層20と、複数の穴部31を有する網状層30 とから成る。プラスチック層10の一側面(表面)には中間層20が張り合わさ れ、中間層20は、天然繊維或いは人造繊維である二枚のファイバー層21,2 1の間に活性炭或いはセラミック粒子から成る介在層22が挟着されるように構 成され、網状層30が、中間層20におけるプラスチック層10と反対側面(裏 面)に張り合わされると共に、各穴部31の間に夫々交差部32が設けられる。
【0010】 更に、前記中間層20の表,裏面にそれぞれ射出成形によってプラスチック層 10及び網状層30を張り合わせる場合は、先ず穴を有する中間層20をモール ドに入れ、その後、プラスチック材料を該穴からモールド内に注入してプラスチ ック層10が成形されると同時に、該プラスチック材料がそのまま中間層20の 穴を介してモールド側に流れ込むことにより連結柱40が形成され、且つ中間層 20における、プラスチック層10との反対側面(裏面)に通気孔11よりサイ ズの大きい穴部31を有する網状層30が形成される。この時、穴部31の間に おける交差部32の上部から上方に向って延出する連結柱40は、プラスチック 層10、中間層20、及び網状層30を一体に密着させる役割を持っている。
【0011】 また、図3における実施例においては、プラスチック層50、中間層20及び 網状層30が一体に形成され、前記プラスチック層50の表面には射出成形によ り凸部51が設けられると共に、凸部51間における適当位置に上下に貫通する 通気孔52が形成されるので、本考案は足裏に対し優れたマッサージ効果や通気 性などを達成することができる。 尚、プラスチック層50の表面には凸部51以外に平坦状の部材又はブロック 状の部材などを採用してもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、以下に示すような効果を達成できる。 1.本考案は一体に形成される中間層を有し、その内部には活性炭又はセラミ ック粒子を有するファイバー層が設けられているので、優れた防臭、吸湿、衝撃 緩衝性、及び通気性を提供することができる。 2.本考案の中底構造は従来のような縫合又は接着手段を使用せずに、プラス チック層10、中間層20、及び網状層30を一体に形成したので、製造が非常 に簡単になり、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる靴の中底構造の一実施形態を示
し、各層を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】図1の本考案に係わる靴の中底構造の一部断面
図である。
【図3】本考案に係わる靴の中底構造における他の実施
形態の各層を示す一部切欠き斜視図である。
【図4】従来の靴の中底構造を示す分解斜視図である。
【図5】従来の靴の中底構造の一部断面図である。
【符号の説明】
10 プラスチック層 11 通気孔 20 中間層 21 ファイバー層 22 介在層 30 網状層 31 穴部 32 交差部 40 連結柱 50 プラスチック層 51 凸部 52 通気孔 60 上層 61 凸部 70 上層 700 凸部 71 中間層 72 下層 80 表底

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚のファイバー層21の間に介在層2
    2が設けられた中間層20と、 前記中間層20の表面に設けられ、上下に貫通する複数
    の通気孔11が形成されたプラスチック層10と、前記
    中間層20の裏面に設けられ、上下に貫通する複数の穴
    部31を有し、かつ前記中間層20を貫通すると共に、
    前記プラスチック層10と一体に連結するための複数の
    連結柱40が設けられた網状層30とから成ることを特
    徴とする靴の中底構造。
  2. 【請求項2】 前記中間層20の介在層22は、防臭・
    防湿機能を有する粒状物質から構成され、前記プラスチ
    ック層10は網状構造であると共に、表面は平坦状に形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の靴の中
    底構造。
  3. 【請求項3】 前記プラスチック層10は上下に貫通す
    る通気孔を備え、かつ表面には複数の凸部が立設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の靴の中底構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520792A (ja) * 2007-03-12 2010-06-17 ノベコ トレーディング 2008 エルエルシー 多功能、機能性の健康養生及びセルフ−クリーン効果を有する靴素材
JP2014033966A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Sang Do Lee 衝撃吸収機能及び通気性を有する靴

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