JP3084261U - 特殊観賞飼育ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】多面構造の同一タイプのケースを複数個ピラミ
ッド型に積み上げ接合した多種の動物を容易に飼育管理
できる多頭飼育ケースを提供する。 【解決手段】大きさの異なる同じ形のケースを階段状に
重ね上げる事によりピラミッド型に発展し、後ろに出来
るデッドスペース１１に、陸上や水中などすべての小動
物を飼育出来る器具を内蔵することが出来、各部屋の上
に空調機器の為のダクト８の穴が開いていますが、其処
から酸素供給器など飼育に関する器具のチューブなどを
出す事が出来る為に非常に飼育が楽になり又コバエなど
の害虫が入らないようにフタ５を改良して、又ケースの
後ろをミラー９にする事で小動物の居場所がわかり、為
に飼育している人にとって清潔であり観賞的視覚効果が
あります。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ この考案は、観賞用ケースを立体的に組み一つのケースで水中や陸上に関わら ずにどんな小動物でも同時に飼育する事を可能にし、同じタイプのケース（１） を４個つなげる事でピラミッド型に発展することでケースその物に観賞的視覚効 果があり、尚且つ飼育に関する空調器具や酸素供給機など飼育に関する必要な器 具がデッドスペース（１１）に内蔵出来て、コバエなどの害虫が通気孔の穴あき 板（５ａ）から入らないようにした物である。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の平面型観賞ケースでは多種類を飼育する場合は、縦に組み立てたタイプ や、横に同じ大きさのケースをつないだタイプでしか多種類飼育できるケースが ありませんでした。又従来のフタには通気性と飼育動物の脱走防止を求められて いました。その為にコバエ等飼育で不衛生な害虫が比較的簡単に出入りできる為 に、今までは市販品で害虫防止シートやプラスチックのケースカバー又紙やビニ ールなどをフタとケースに挟み込むか外に持ち出しコバエなどの害虫を野外に開 放するケースしかありませんでした。その為に蒸れや見栄えなどが悪くなり観賞 しながら飼育する事には向いていませんでした。 従来のケースには空調器具や酸素供給機など飼育に関する装置がケース内に内 蔵するタイプがありませんでした。

【０００３】 ［発明が解決しようとする課題］ 従来の通気孔の（５ａ）からのコバエなどの害虫などの防止や通気性の確保、 又、多頭飼育用平面型観賞ケースでは飼育に関する器具の内蔵や飼育出来る小動 物や昆虫などを混ぜて一緒に飼育する事が出来ない問題がありました。 本考案は、飼育ケース内にコバエなどの害虫などの侵入する事を防止する為に 、ナイロン製の目の細かい網（５ｂ）にし、通気性を良くする蓋（５）にする事 で、水中や陸上に関わらずにどんな小動物でも多種多様飼育出来るケース自体に 視覚的魅力のあるケースを提供する事を課題とする。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 本考案では、上記目的を解決する為に、次の技術的手段を講じている。 即ち、本考案は、水中や陸上に関わらずにどんな小動物でも飼育出来るように多 面構造による形状の為、ケースの下部３室を上部２室の前方に位置する事で各部 屋が見やすく、複数の水中や陸上の小動物を１つのケースで同時に飼えるという 今までに無いケース（１）である。下段３室と上部２室で下段３室の後方に空洞 のデッドスペース（１１）ができ、小型空調機器やろ過装置、酸素供給器又水を 汲み上げるポンプなど飼育に関するあらゆる器具をケース内に内蔵する事が出来 る。今迄たいへんだった水中や陸上など、他の小動物の同時飼育を簡単に飼育管 理する事が出来るように各部屋の仕切り（４）とダクト（８）からの送風や酸素 供給装置を各部屋ごとに入れ替える事を可能にしました。今まで大変だった温度 管理や酸素の供給など飼育に関する事を簡単にする事が出来ます。

【０００５】 本案の蓋の改良点は、２枚の通気孔の開いた板の間に、通気孔の穴あき板（５ ａ）と通気孔穴あき板と網を外した板（５ｃ）に目の細かいナイロン製の網（５ ｂ）を挟み込んで２枚の板を接着する事により見栄えと衛生的に飼育出来るよう に致しました。脱走、コバエ、蒸れの防止など３点を防いで観賞的視覚効果があ るようケース（１）と蓋（５）を改良し蓋を開閉しやすいように取っ手（７）を 付け蓋とケース止める金具（６）を取り付けました。

【０００６】 本考案は、多面構造の同じタイプのケース（１）を４個つなげる事でピラミッ ド型に発展していきます。多面構造の形状の為に後部（９）をミラーにする事に より飼育している小動物が何処に潜んでいても正面から見て観賞出来ます。

【０００７】 各部屋にダクトから酸素供給装置などの飼育に関する器具を通す穴から（８） ブラックライトなど（１２）の照明器具のコードなど電源を引けるためライトを 取り付ける事が出来ます。

【０００８】 ケース本体の側面板（１３）は開閉（１４）して、飼育に関する器具を入れる デッドスペース（１１）に成ります。

【図面の簡単な説明】

【図１】飼育観賞用ケースのそのフタを付けた状態の斜
視図である。

【図２】飼育観賞用ケース側面図である。

【図３】飼育観賞用ケースの側面の断面図である。

【図４】飼育観賞用ケースの蓋の組み立て方を説明した
正面図である。

【図５】図４の完成した蓋をケースに取り付けた正面図
である。

【符号の説明】

１ 生物の飼育観賞ケース ２ 底板 ３ 縦枠 ４ 仕切り枠 ５ 蓋 ５ａ 通気孔の穴あき板 ５ｂ ナイロン製の目の細かい網 ５ｃ 通気孔の穴あき板と網を外した状態の板 ６ 蓋と本体を留める金具 ７ 蓋を開ける取っ手 ８ ダクト及び酸素供給など飼育に関する器具を通す
穴 ９ 背面ミラー １０ 天枠 １１ 飼育に関する器具を入れるデッドスペース １２ ブラックライトなど各種の照明 １３ 側面板 １４ 側面板開閉

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】水中や陸上に関わらずにどんな小動物でも
   飼育出来る、大きさの異なる同じ形のケースを階段状に
   重ね上げる事によりピラミッド型に発展し、飼育ケース
   後ろに出来るデッドスペースにあらゆる飼育に関する器
   具を内蔵することが出来、コバエなどの害虫が入らぬよ
   うに目の細かいナイロン製の網を使い、ケースの各部屋
   の背面をミラーにする事により観賞的に飼育出来る、今
   までに無い仕切りのある小分けした多種多様飼育ケー
   ス。