JP3083654U - 飛行遊戯具 - Google Patents

飛行遊戯具

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JP3083654U
JP3083654U JP2001004886U JP2001004886U JP3083654U JP 3083654 U JP3083654 U JP 3083654U JP 2001004886 U JP2001004886 U JP 2001004886U JP 2001004886 U JP2001004886 U JP 2001004886U JP 3083654 U JP3083654 U JP 3083654U
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惟義 尾形
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惟義 尾形
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(57)【要約】 【課題】 空中に飛ばして遊んだり軽い運動ができ、幼
児から老人まで幅広い層の利用が可能となる飛行遊戯具
を提供する。 【解決手段】 輪状に形成された環状弾性線材2と、こ
の環状弾性線材2の複数箇所に等間隔をあけて設けられ
た支持部3と、筒状でスポンジ等の弾力性素材からなり
前記環状弾性線材2に挿通されて前記各支持部3間の環
状弾性線材2を覆うクッション部材4と、前記環状弾性
線材2の輪の中心に配置される連結部材5と、略扇状に
形成され広辺部6aの外周縁6cの中央が結合部7を介
して前記支持部3に支持される一方、鋭角の基端側6b
が前記連結部材5の側周面に支持されてプロペラを構成
する複数枚の羽根6と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、空中高く飛ばして子供が遊んだり、老人が軽い運動をするのに好適 な飛行遊戯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空中に投げて遊ぶ飛行遊戯具には、従来より各種知られているが、ブーメラン やフリスビー等がその代表的なものである。 ブーメランは、木片を略く字状に曲げたもので、その一端を把持して空中に投 げると、大きく旋回して自分が居る場所の近くに戻ってくる。よって、投げたも のを捕まえることにより、一人でも遊ぶことができる。 また、フリスビーは、円盤状でプラスチックにより形成されており、周縁部を 把持して空中に投げると、回転しながらゆっくりしたスピードで直線状に飛行す る。 このため、二人以上の間で投げ合うことにより、遊び感覚で軽い運動ができる ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の飛行遊戯具のうち、ブーメランは略く字状の羽根が回転 状態で戻ってくるので、幼児や老人にはキャッチし難く危険も伴うという問題が あった。また、投げた位置とキャッチする位置とが殆ど同じなので、運動にも適 さなかった。 一方、フリスビーは、単なる円盤を投げるよりも滞空時間は長いが、空高く飛 行することはないので、興趣に劣るものであった。そのうえ、運動能力の優れた 者や青年には適しているが、幼児や老人には扱い難いため、殆ど利用されないと いう欠点もあった。
【0004】 本考案は、上記のような問題を解決するためになされたもので、空中に飛ばし て遊んだり軽い運動ができ、幼児から老人まで幅広い層の利用が可能となる飛行 遊戯具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、輪状に形成 された環状弾性線材と、この環状弾性線材の複数箇所に等間隔をあけて設けられ た支持部と、筒状でスポンジ等の弾力性素材からなり前記環状弾性線材に挿通さ れて前記各支持部間の環状弾性線材を覆うクッション部材と、前記環状弾性線材 の輪の中心に配置される連結部材と、略扇状に形成され広辺部の外周縁中央が結 合部を介して前記支持部に支持される一方、鋭角の基端側が前記連結部材の側周 面に支持されてプロペラを構成する複数枚の羽根と、を備えたことを特徴として いる。 また、請求項2に記載の考案は、前記各羽根の広辺部および基端側が回動自在 に支持されて、角度可変とされてなることを特徴としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。 図1は、本考案の実施の形態に係る飛行遊戯具を示す斜視図、図2は、同飛行 遊戯具を示す断面図、図3は、同飛行遊戯具を示す平面図である。 この飛行遊戯具1は、環状弾性線材2、支持部3、クッション部材4、連結部 材5および羽根6を備えて構成されている。 環状弾性線材2は、金属や硬質合成樹脂等の弾力性を有する断面円形の線材で あって、適当な長さにカットされた直線状の線材を成形加工することにより円形 に形成されている。 よって、この環状弾性線材2は、常態では両端が互いに当接して輪を形成し、 この両端近傍を引っ張ることにより相互を離間させることができる。
【0007】 支持部3は、前記環状弾性線材2の直径よりも若干大きい略球状で、貫通孔お よび側周面に凹状溝3aが設けられ(図2参照)、例えば、環状弾性線材2と同 じ硬質合成樹脂により形成される。 貫通孔は、環状弾性線材2の外径よりも若干大径で、支持部3の中心を通り対 向する側周面のそれぞれに開口が生じるように形成されている。また、凹状溝3 aは、内周が円形で前記貫通孔の軸心方向に直交する方向となるよう、側周面か ら中心に向けて凹設されている。 この支持部3は、前記環状弾性線材2に対し等間隔をあけて4個が固着される 。
【0008】 クッション部材4は、把持し易い外径の円筒状で、スポンジ等の弾力性素材に て形成されている。このクッション部材4は、支持部3とともに環状弾性線材2 に等間隔をあけて4個が挿通保持される。 この場合は、環状弾性線材2の両端近傍を引っ張り、間隙を生じさせた状態で 、何れか一端を支持部3の貫通孔に挿通する。 つぎに、クッション部材4の中心孔に環状弾性線材2の一端を挿通する。この ような挿通作業を繰り返し、環状弾性線材2に各4個の支持部3とクッション部 材4とが等間隔になるよう配置する。
【0009】 この際、環状弾性線材2の両端が、何れかの支持部3の貫通孔内で当接するよ うにしておく。そして、強力接着剤により全ての支持部3およびクッション部材 4を環状弾性線材2に対し強固に接着する。 このとき、各凹状溝3aは、開口を環状弾性線材2の中心に向けられ、円柱状 の結合部7の一端が挿入されるようになっている。
【0010】 連結部材5は、略円筒状で合成樹脂材により形成されている。この連結部材5 は、側周面5aの4箇所に等間隔をあけて凹状溝5bを凹設してある。この凹状 溝5bは、内周が円形であって、図2、図3に示すように、連結部材5の中心側 に向けられている。 羽根6は、略扇状に合成樹脂や木材等の薄板で形成されている。なお、この羽 根6は、4枚1組でプロペラを構成するため、各広辺部6aの一側部寄りを若干 湾曲させて、揚力が生じ易くしてある。 また、この羽根6は、広辺部6aの外周縁6cのほぼ中央に結合部7を突設し てある。この結合部7は、円柱状であって、それぞれが径外方向に突出している 。 さらに、この羽根6は、鋭角の基端側6bに軸部8を突設している。この軸部 8も円柱状で、前記連結部材5の凹状溝5bの内径よりも僅かに小径にしている 。
【0011】 このように形成された各羽根6は、図2に示す如く外周縁6cから突出した結 合部7の一端を、支持部3の凹状溝3aに挿入して係合する。そして、各基端側 6bの軸部8を連結部材5の凹状溝5bにそれぞれ挿入して係合する。 すると、4枚の羽根6が、結合部7および軸部8により支持され、図3に示す ように、僅かな間隔をあけて隣接する。これにより、4枚1組の羽根6でプロペ ラが構成される。 このプロペラは、各羽根6の広辺部6a側および基端側6bが回動自在に支持 されているから、角度が可変である。
【0012】 しかして、この飛行遊戯具1を使用する場合は、各羽根6を適当な角度に傾斜 させておき、クッション部材4を把持して環状弾性線材2が回転するように空中 へ投げる。 すると、各羽根6の回転によりプロペラとして機能し、揚力の作用により全体 が上昇してほぼ垂直の方向に高く飛ぶ。このとき、羽根6の傾斜角度が大きく、 回転速度も速いと滞空時間も長くなる。
【0013】 一方、羽根6の傾斜角度が小さく回転速度が遅いと、高く上昇せずに遠方へ飛 んでゆく。従って、遊ぶときや軽い運動をしたいときといった目的に応じて羽根 6の傾斜角度を変えればよい。 このように飛ばした後、飛行遊戯具1が落下してきたときは、クッション部材 4をキャッチするとソフトに受け止められるので、怪我をすることなく幼児から 老人まで幅広く利用できる。 なお、上記実施の形態においては、羽根6を4枚にしたが、3枚や2枚にした り、その逆に4枚以上としてもよい。
【0014】 また、図4は上記実施の変形例を示しており、この図のように、上記実施の変 形例として、クッション部材4や各羽根6を中空として、吸気口10から中に空 気より軽いヘリウムなどのガスを封入することで、揚力をあげるようにしても良 い。更に、各羽根6の外殻を布やゴムなどで形成し、中にガスを封入することで 、安全性と揚力を高めることも可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、クッション部材 を把持して環状弾性線材が回転するように空中へ投げると、プロペラを構成する 各羽根が揚力により全体を上昇させてほぼ垂直の方向に高く飛ぶうえ、落下して きたときはクッション部材をキャッチすることによりソフトに受け止められるの で支障がなく、一人でも複数者の間でも楽しく遊んだり軽い運動ができ、幼児か ら老人まで幅広い利用が可能となる効果がある。 また、請求項2に記載の考案は、各羽根の広辺部6aおよび基端側が回動自在 に支持されて角度可変となっているから、投げる前に角度を大きくしておくとよ り空高く飛ばせる一方、角度を小さくしたときは、空気抵抗が少なくなってより 遠くへ飛ばすことができ、遊びや運動の幅が広くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る飛行遊戯具を示す斜
視図である。
【図2】同飛行遊戯具を示す断面図である。
【図3】同飛行遊戯具を示す平面図である。
【図4】同飛行遊戯具の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 環状弾性線材 3 支持部 4 クッション部材 5 連結部材 6 羽根 6a 広辺部 6b 基端側 6c 外周縁 7 結合部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪状に形成された環状弾性線材と、この
    環状弾性線材の複数箇所に等間隔をあけて設けられた支
    持部と、筒状でスポンジ等の弾力性素材からなり前記環
    状弾性線材に挿通されて前記各支持部間の環状弾性線材
    を覆うクッション部材と、前記環状弾性線材の輪の中心
    に配置される連結部材と、略扇状に形成され広辺部の外
    周縁中央が結合部を介して前記支持部に支持される一
    方、鋭角の基端側が前記連結部材の側周面に支持されて
    プロペラを構成する複数枚の羽根と、を備えた飛行遊戯
    具。
  2. 【請求項2】 前記各羽根の広辺部および基端側が回動
    自在に支持されて、角度可変とされてなることを特徴と
    する請求項1に記載の飛行遊戯具。
  3. 【請求項3】 前記クッション部材ないし各羽根を中空
    とし、内部に空気より軽い気体を封入することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の飛行遊戯具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102688602A (zh) * 2012-06-14 2012-09-26 北京理工大学 基于极坐标系控制的旋转弹舵机
WO2012160719A1 (ja) * 2011-05-25 2012-11-29 株式会社エムエスシー フライングディスク

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