JP3083630U - 表示看板モジュール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効果が好ましく、高明るさ効果を得ら
れ、良好な光線混合効果を有する表示看板モジュールを
提供する。 【解決手段】 複数個の発光手段と金属板と電気回路基
板と表示板とからなり、絶縁放熱ゲルによって前記発光
手段を前記金属板に粘着固定し、前記発光手段として発
光ダイオードチップを使用出来、且つ同色または異色の
発光色を有し、前記発光手段はそれぞれリードを介して
金属板と接続する電気回路基板と電気的に接続され、ま
たレンズによって封じてから発光手段と金属板との結合
を完成し、最後にそれらの装置を表示板の側辺部または
周囲部に設け、当該表示板は方形または円形に形成さ
れ、その周囲部と背面部に遮光反射のテープを張り付け
られ、または同効果の処理を施すことができ、このよう
な方式によって構成される複数個のモジュールを組み立
てて特殊な放熱効果を有する表示看板を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は表示看板モジュールに係るものであり、特に発光ダイオード光源を表 示板の周辺部または側辺部に配置し、光線案内の技術によって発光装置を形成し 、広範的に一般の室内や室外の表示看板に利用出来る表示看板モジュールに係る ものである。

【０００２】

【従来の技術】

現代人は日常生活においてよく発光ダイオード（Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎ ｇ Ｄｉｏｄｅ；ＬＥＤ）を応用する周辺製品が見られる。当該発光ダイオード は２つの電極端子を有し、端子同士間に電圧を印加すると共に、電子と電動との 結合によってエネルギーを放出して光線を生じるようになるものである。発光ダ イオードの発光波長の相違によって大体は可視光線発光ダイオードと赤外線発光 ダイオードの２種類に分けられる。半導体材料からなる可視光線発光ダイオード は自体発光のものであり、従来の電球が取り替えられない多くの特性を有し、例 えば体積が小さく、消耗電量が少なく、発熱量が少なく、寿命が長いなどの優れ る点を有するため、不滅電燈とも言われる。早期に開発した発光ダイオードは明 るさが高くないので、小型の白熱電球を取り替える用途に使用され、指示灯とし て使用され、そのため、「電子数字」が日常用品に出現されるようになる。

【０００３】 その後、高明るさの発光ダイオードが成功に開発され、発光ダイオードの看板 分野における応用の道を開拓した。従来の大型の看板と比較して発光ダイオード 看板は視角が広く、画面が安定で、変化が多く、施工しやすく、板体が薄いなど の優れる点を有し、特に高明るさ紅色光発光ダイオードがデビューしたから、純 青色光と純緑色光などの高明るさ発光ダイオードもつぎつぎとデビューし、発光 ダイオード看板をカラー化し、応用にはさらに豊かになる。

【０００４】 また、従来の室内または室外の看板や表示器モジュールなどは図１に示すよう に、普段はほぼ３ｘ３、４ｘ４または４ｘ８個のモジュール１ａによって大型の モジュール１ａを構成するように組み立てられ、また、複数個の大型のモジュー ル１ａによって看板を構成するように組み立てられる。モジュール１ａはエポキ シ樹脂によってパッケージング成形される発光ダイオード１１ａを印刷電気回路 基板１２ａに半田付けし、且つプラスチック材料射出成形により形成されるうカ バー１３ａ内に配置され、また樹脂ゲル１４ａを充填しそれを固定し、また、前 記カバー１３ａが遮光板１３１ａとしての機能も有する。

【０００５】 しかしながら、日差しに照射される場合、または長期間に電源を投入する場合 、温度が上昇し、また、モジュール１ａの放熱効果も好ましくないため、発光ダ イオード１１ａの明るさを影響することに至り、且つその使用寿命を短縮するこ とにも至る。

【０００６】 そのため、前記から分かるように、従来の表示看板は実際の使用において明ら かにその不便さと欠点を有し、改善される必要がある。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

そのため、前記の従来の装置の諸課題を解消するために、本考案は発光ダイオ ードを金属板に設け、金属材料の放熱性が好ましい特性を利用して迅速的に放熱 効果を図り、且つ発光ダイオードの発光明るさを向上出来る表示看板モジュール を提供することをその主要な目的とする。

【０００８】

【課題を解決する手段】

前記の目的を図るために、本考案は、複数個の発光手段と金属板と電気回路基 板と表示板とからなり、絶縁放熱ゲルによって前記発光手段を前記金属板に粘着 固定し、前記発光手段として発光ダイオードチップを使用出来、且つ同色または 異色の発光色を有し、前記発光手段はそれぞれリードを介して金属板と接続する 電気回路基板と電気的に接続され、またレンズによって封じてから発光手段と金 属板との結合を完成し、最後にそれらの装置を表示板の側辺部または周囲部に設 け、当該表示板は方形または円形に形成され、その周囲部と背面部に遮光反射の テープを張り付けられ、または同効果の処理を施すことができ、このような方式 によって構成される複数個のモジュールを組み立てて特殊な放熱効果を有する表 示看板を提供できる。

【０００９】 以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの実施の形態は本考案の一部の実施例に過ぎず、本考案の構成をそれら の構成だけに制限するものではない。

【００１０】

【考案の実施の形態】

図２と図３に示すのは、それぞれ本考案の幅方向の断面図と組立斜視図である 。本考案は表示看板モジュールに係わるものであり、複数個の発光手段１１と金 属板１２と電気回路基板１３と表示板１４とを有し、絶縁放熱ゲル１５によって 前記発光手段１１を平行に前記金属板１２に配列粘着固定し、前記発光手段１１ として発光ダイオードチップを採用出来、且つそれぞれリード１６を介して電気 回路基板１３と電気的に接続し、電気回路基板１３の銅箔電気回路と電気的に連 通されるように形成させ、また、エポキシ樹脂によって構成されるレンズ１７に より封じ、これで発光手段１１と金属板１２との結合を完成する。それから、そ の構成物をアクリルやポリエチレンなどのプラスチック材料からなる表示板１４ の側辺部（図３参照）または周囲部に配置し、前記表示板１４の形状は図中にお ける方形または円形に形成でき、その周囲部と背面部に遮光反射のテープを貼り 付けられ、それは黒色あたは白色のアクリル材質のものを採用出来（図示しない ）、光線を前記表示板１４に集中するように作用出来、これで複数個の前記モジ ュールを組み立てることによって大型の看板を構成することができる。

【００１１】 電源を投入する場合、前記発光手段１１の光源が均一的に前記表示板１４に照 射され、パターンまたは文字を表示し、金属板１２の造型が日差しを遮蔽する機 能を有するので、且つ発光手段１１の熱エネルギーが金属板１２を介して放熱で きるので、良好的な放熱効果を有する上、発光の明るさを向上できる。

【００１２】 また、単一の、または複数個の同色または異色の発光色の発光手段１１を配置 出来、それぞれの発光色の独立的駆動または混合駆動によって従来のモジュール より好ましい混色効果を有するモジュールを取得できる。また、前記発光手段１ １は非顆粒状の各色の点光源を形成するので、近距離または遠距離の観賞に適す る。

【００１３】 これで本考案は主に表示看板の新規なデザインに注目し、金属板１２の放熱効 果が好ましい特徴を利用して発光手段１１が大きい電流での駆動での場合では、 高明るさの表現を図れ、且つ表示板１４の光線案内技術を合わせて均一的に発光 する効果を得られ、広範的に室内や室外などの表示看板に運用出来る。

【００１４】

【考案の効果】

前記に説明したように、本考案の表示看板モジュールによる場合、下記のよう な優れる点を有するようになる： （１）発光ダイオードが直接に金属板に粘着固定されるので、良好的な放熱効果 を図れる。 （２）金属板は日差しを遮蔽する手段として使用出来る。 （３）良好的な光線混合効果を得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来物の構成の斜視図である。

【図２】本考案の幅方向の断面図である。

【図３】本考案の構成を示す斜視図である。

【符号の説明】

１１ 発光手段 １２ 金属板 １３ 電気回路基板 １４ 表示板 １５ 放熱ゲル １６ リード １７ レンズ

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数個の発光手段と金属板と電気回路基
   板と表示板とからなり、前記発光手段を前記金属板に固
   定し、且つ当該発光手段とリードを介して金属板と接続
   する電気回路基板とを電気的に接続し、且つレンズによ
   って封じることにより金属板と発光手段との結合を完成
   し、且つそれらを表示板の側辺部または周囲部に設けて
   なる複数のモジュールによって特殊な放熱効果を有する
   看板を構成することを特徴とする表示看板モジュール。
2. 【請求項２】 前記発光手段として発光ダイオードチッ
   プを採用することを特徴とする請求項１に記載の表示看
   板モジュール。
3. 【請求項３】 前記発光手段が絶縁放熱ゲルによって前
   記金属板に粘着されることを特徴とする請求項１に記載
   の表示看板モジュール。
4. 【請求項４】 前記発光手段は同色の発光色であっても
   よいが、異色の発光色であってもよいことを特徴とする
   請求項１に記載の表示看板モジュール。
5. 【請求項５】 前記表示板は方形に形成されてもよい
   が、円形に形成されてもよいことを特徴とする請求項１
   に記載の表示看板もジュール。
6. 【請求項６】 前記表示板の周囲部または背面部に遮光
   反射可能なテープを貼り付けてもよいが、同じ効果の実
   施を行ってもよいことを特徴とする請求項１に記載の表
   示看板モジュール。