JP3082530U - 携帯電話の充電器の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話の充電器の構造の提供。 【解決手段】 コネクタシートが設けられ、該コネクタ
シートの入力端に導線でＵＳＢプラグが連接され、コネ
クタシートの出力端に異なる導線で異なる形式の充電プ
ラグが連接されて一つの充電器を構成し、使用時に、該
ＵＳＢプラグが一般のパソコン後方に設けられたＵＳＢ
ソケットに挿入され、該充電プラグが異なるタイプの携
帯電話に挿入され、パソコンのＵＳＢソケットの出力す
る安定電圧電源でコネクタシートを経由して携帯電話或
いはＰＤＡに充電でき、充電器が更に機動性を有するも
のとされ、且つ変圧器による電圧変換の煩わしさを免除
した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、一種の携帯電話の充電器の構造に係り、特に、操作が簡単で、機動 性に富み且つ製造コストが低廉である充電器の構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

経済の繁栄に伴い個人所得も不断に上昇し、相対的に通信に極めて便利な携帯 電話もまた相当に普及し、且つほぼ一人が一台の時代になりつつある。しかし、 一般に携帯電話の電池は電源消耗時に付加の充電器により充電しなければ再使用 できず、周知の充電器には通常、交流電源を変換して直流電圧とする変圧器が設 けられ、このような充電器は図１に示されるように、充電シート１１が導線１２ で変圧器１３に連接され（該変圧器１３はまた充電シート１１内に設置可能であ る）、変圧器１３が交流電源に差し込まれ、携帯電話２の充電が行われ、変圧器 １３が外接式或いは内蔵式のいずれであっても、周知の充電器はいずれも以下の ような欠点を有していた。 １．体積が膨大で、操作が容易でなく、場所をとり、携帯に不便であった。 ２．機動性がない。即ち、周知の充電器は交流電源を充電電源とするため、交 流ソケット或いはソケットの空きがない時には充電器が完全にその機能を発揮で きなかった。 ３．変圧器及び電圧安定、整流回路を増設する必要があり、コストが比較的高 く、且つ故障を発生しやすく、使用寿命が長くなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ゆえに、本考案の主要な目的は、一種の、携帯電話の充電器の構造を提供する ことにあり、それは、コネクタシートを具え、該コネクタシートの入力端に導線 でＵＳＢプラグが連接され、コネクタシートの出力端に異なる導線で異なる形式 の充電プラグが連接され、該ＵＳＢプラグが一般のパソコンの後方に設けられた ＵＳＢソケットに挿入され、該充電プラグが異なるタイプの携帯電話或いはＰＤ Ａに同時に挿入可能で、パソコンのＵＳＢソケットの安定電源で携帯電話等に対 する充電を行え、携帯でき、且つ使用の機動性を有する充電器とされている。

【０００４】 本考案のもう一つの目的は、パソコンのＵＳＢソケットの安定電圧電源の充電 により、変圧器を取り付ける煩わしさをなくし、充電器の体積、重量を減少し、 並びに充電器の製造コストを減らすことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、コネクタシートを具え、該コネクタシートの入力端に導線 でＵＳＢプラグが連接され、コネクタシートの出力端に異なる導線で異なる形式 の充電プラグが連接され、該ＵＳＢプラグがパソコンの後方に設けられたＵＳＢ ソケットに挿入され、該ＵＳＢプラグの電圧により充電プラグを挿入した携帯電 話に対して充電できることを特徴とする、携帯電話の充電器の構造としている。 請求項２の考案は、前記ＵＳＢプラグの導線が直接特定の充電プラグに連接さ れて、単一のマシンタイプの携帯電話に対する充電に供されることを特徴とする 、請求項１に記載の携帯電話の充電器の構造としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図２を参照されたい。本考案はコネクタシート３１を具え、該コネクタシート ３１の入力端に導線３２でＵＳＢプラグ３３が連接され、コネクタシート３１の 出力端に異なる導線３４、３５、３６で異なる形式の充電プラグ３７、３８、３ ９が連接されて、一つの充電器３が構成されている。使用時には、該ＵＳＢプラ グ３３がパソコンのＵＳＢソケットに差し込まれ、異なる形式の充電プラグ３７ 、３８、３９が同時に異なるタイプの携帯電話或いはＰＤＡに挿入され、パソコ ンのＵＳＢソケットがその安定電源で携帯電話等に対して充電を行う。

【０００７】 図３を参照されたい。本考案のＵＳＢプラグ３３は導線３２で直接特定の充電 プラグ３９に連接可能であり、これにより単一機能の充電器３ａを構成し、充電 器３ａを、特定のマシンタイプの携帯電話に充電するものとなすことができる。

【０００８】 図４を参照されたい。本考案は使用時に、充電器３のＵＳＢプラグ３３をパソ コン４に設けられたＵＳＢソケット４１に挿入し、さらに別端の充電プラグ３９ を携帯電話２の底縁の端子に挿入し、さらにＵＳＢソケット４１に存在する電圧 （一般のＵＳＢソケットはメモリカードの挿入に供され、ゆえにプラス電圧及び マイナス電圧を保留する）で携帯電話２に対する充電を行い、かつ該ＵＳＢソケ ット４１の電圧は安定した電圧値とされるため、別に変圧装置を増設する必要が ない。

【０００９】

【考案の効果】

総合すると、本考案は以下のような長所を有している。 １．変圧器不要で、ゆえに重量、体積を減少でき、収納及び携帯に便利である 。 ２．機動性が高く、随時、一般のパソコンにより充電でき、別に交流電圧を探 す必要がない。 ３．変圧器を増設する必要がないため、製造コストを下げることができ、故障 率も減少でき、使用寿命を増加できる。

【００１０】 このほか、パソコンより出力される充電電圧は比較的安定し雑音がないため、 十分に携帯電話の使用の安全を保障する。ゆえに本考案は実用的な設計とされ、 新規性を有する考案であり、実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の充電器及び使用状態を示す斜視図であ
る。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案のもう一つの実施例図である。

【図４】本考案の使用実施例表示図である。

【符号の説明】

１１ 充電シート ３ 充電器 １２ 導線 ３１ コネクタシート １３ 変圧器 ３２ 導線 ２ 携帯電話 ３３ ＵＳＢプラグ ３４、３５、３６ 導線 ３７、３８、３９ 充電プラグ ４ パソコン ４１ ＵＳＢソケット

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コネクタシートを具え、該コネクタシー
   トの入力端に導線でＵＳＢプラグが連接され、コネクタ
   シートの出力端に異なる導線で異なる形式の充電プラグ
   が連接され、該ＵＳＢプラグがパソコンの後方に設けら
   れたＵＳＢソケットに挿入され、該ＵＳＢプラグの電圧
   により充電プラグを挿入した携帯電話に対して充電でき
   ることを特徴とする、携帯電話の充電器の構造。
2. 【請求項２】 前記ＵＳＢプラグの導線が直接特定の充
   電プラグに連接されて、単一のマシンタイプの携帯電話
   に対する充電に供されることを特徴とする、請求項１に
   記載の携帯電話の充電器の構造。