JP3080862U - ペット用餌容器 - Google Patents

ペット用餌容器

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JP3080862U
JP3080862U JP2001001632U JP2001001632U JP3080862U JP 3080862 U JP3080862 U JP 3080862U JP 2001001632 U JP2001001632 U JP 2001001632U JP 2001001632 U JP2001001632 U JP 2001001632U JP 3080862 U JP3080862 U JP 3080862U
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和昌 十河
望 上原
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和昌 十河
望 上原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のペット用餌容器では、蟻やゴキブリ等
の害虫が容器表面を攀じ登って容器内の餌に群がり、不
衛生であった。 【解決手段】 餌Aを収容する容器本体1の外周部に、
容器本体1の外周面を囲うようにして環状の貯水部2を
形成することにより、蟻やゴキブリ等の害虫が容器表面
を伝って餌収容部に侵入するのを阻止するようにしてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、犬や猫等のペット用餌容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のペット用餌容器は、単に餌や飲み水を収容し得るだけの容器形 状に形成されている。又、この種のペット用餌容器の中には、餌収容部と飲み水 収容部とを近接状態で一体成形したものもある。
【0003】 ところで、餌容器内に餌を入れておくと、蟻やゴキブリ等の害虫が餌容器表面 を攀じ登って餌容器内に侵入することがよくある。特に屋外では、蟻などの害虫 が餌容器内の餌に群がっているのをよく見かける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のペット用餌容器では、上記のように蟻やゴキブリ等の害虫が 餌容器表面を攀じ登って容易に餌容器内に侵入することができ、餌が不衛生にな るとともに、害虫が餌に群がっているとペットの食欲が低下し、且つ見た目も汚 くなるという問題がある。
【0005】 又、餌収容部と飲み水収容部とを近接状態で一体成形した餌容器では、該餌収 容部と飲み水収容部とが近接しているので、飲み水を飲み水収容部に入れるとき 、又は餌を餌収容部に入れるとき等に、飲み水や餌の一部が隣の収容部に入るこ とがよくある。このように、飲み水や餌が隣の収容部に入ると、餌が水に浸って 腐敗が進み易くなったり、あるいは飲み水が餌で汚れて腐敗し易くなるという問 題が生じる。
【0006】 本願考案は、ペット用餌容器における上記問題点に鑑み、餌容器内に蟻やゴキ ブリ等の害虫が侵入しないようにすることを主たる目的とするとともに、餌収容 部と飲み水収容部とを有する餌容器においては、餌や飲み水を補給するときに該 餌や飲み水が隣の収容部に入らないようにすることを他の目的としてなされたも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上記課題を解決する手段として次の構成を有している。尚、本願 考案は、犬や猫等のペット用餌容器を対象にしている。
【0008】 そして、本願考案のペット用餌容器は、餌を収容する容器本体の外周部に、該 容器本体の外周面を囲うようにして環状の貯水部を形成している。この貯水部は 、後述するように害虫侵入防止用の水を貯留するためのものである。
【0009】 又、本願考案のペット用餌容器には、容器本体の周壁の上端部に、貯水部の直 上方を被覆する外向き逆U形のカーリング部を形成することができる。この場合 、カーリング部と貯水部の上部開口との間に適宜の間隔を持たせて、貯水部内に 水を注入する際にカーリング部が邪魔にならないようにする。
【0010】 さらに、本願考案のペット用餌容器は、容器本体内を仕切壁で2つの室に区画 することができる。その場合、該仕切壁を容器本体の上端高さより上方に突出さ せるようにするとよい。
【0011】 本願考案のペット用餌容器は、次のように機能する。この餌容器を使用するに は、容器本体内にペットの餌を入れ、貯水部内に水を注入した状態でペットに与 える。このように貯水部内に水を貯留しておくと、蟻やゴキブリ等の害虫が餌容 器の表面を伝って餌収容部に侵入しようするときに、貯水部内の貯留水を渡らな ければならないので、該貯留水が害虫侵入防止機能を発揮する。
【0012】 又、容器本体の上端部に貯水部の上方を被覆するカーリング部を形成したもの では、餌収容部に餌を補給する場合に、カーリング部により餌が誤って貯水部に 落ち込みにくくなる。尚、貯水部に餌が落ち込むと、その餌が水でふやけて貯水 部内の貯留水が汚れたり腐敗し易くなるので、貯留水の中に餌を落とし込まない ようにすることが好ましい。
【0013】 さらに、容器本体内を仕切壁で2つの室(餌収容部と飲み水収容部)に区画す ると、1つの容器本体に餌収容部と飲み水収容部とを形成できる。又、このよう に容器本体内を仕切壁で区画したものにおいて、該仕切壁を容器本体の上端高さ より上方に突出させると、飲み水を飲み水収容部に入れるとき、又は餌を餌収容 部に入れるとき等に、飲み水や餌が仕切壁により隣の収容部に入るのを阻止でき る。
【0014】
【考案の実施の形態】
図1及び図2には本願第1実施形態のペット用餌容器を示し、図3及び図4に は本願第2実施形態のペット用餌容器を示している。尚、この実施形態の餌容器 は、主として犬や猫等のペット用として使用される。第1実施形態 図1及び図2に示す第1実施形態のペット用餌容器は、底壁11の外周部に周 壁12を形成した容器本体1と、該容器本体1の周壁12の外側を囲うようにし て形成された環状の貯水部2と、容器本体1内を2つの室14,15に区画する 仕切壁3とを有している。尚、この餌容器は、合成樹脂材料で一体成形されてい る。
【0015】 この第1実施形態では、容器本体1は長円形に形成されている。容器本体1の 周壁12は、若干角度(図示例では角度20°程度)だけ外向きに傾斜させてい る。この周壁12の上端部には、外向き逆U形のカーリング部13を周壁12の 全周に亘って形成している。このカーリング部13の外端は、貯水部2の開口よ り若干外側に突出しており、該カーリング部13で貯水部2の直上方を全周に亘 って被覆している。
【0016】 貯水部2は、容器本体1の周壁12の下端部外側を小高さの外周壁21で囲っ て形成している。この貯水部2の幅及び深さは、特に限定するものではないが、 幅が5〜10mm程度、深さが10〜15mm程度でよい。
【0017】 仕切壁3は、容器本体1の長辺方向を2等分する位置において、容器本体1の 上端高さより上方に突出する状態で、容器本体1に一体成形されている。そして 、容器本体1内は、仕切壁3で区画された一方の室を餌収容部14として利用で き、他方の室を飲み水収容部15として利用できる。尚、仕切壁3は、容器本体 1における上端高さまでの全深さ範囲を区画しており、もし誤って飲み水Bを飲 み水収容部15から溢れるまで注入したときでも、その溢れた水が餌収容部14 側には流入しないようになっている。
【0018】 仕切壁3の上部寄りには、容器本体1の上端より高位置において手提げ用の指 挿入口31が形成されている。このように、仕切壁3に指挿入口31を形成すれ ば、該仕切壁3を手提げ部材としても利用できる。又、この指挿入口31は、餌 容器の中心部に形成されているので、該指挿入口31に指を入れて把手部分に握 ると、この餌容器を安定状態で持ち運ぶことができる。
【0019】 この第1実施形態のペット用餌容器は、図2に示すようにして使用される。即 ち、この餌容器を使用するには、容器本体1の餌収容部14内にペットの餌A( 粒状)を入れ、飲み水収容部15内に飲み水Bを入れるとともに、貯水部2内に 水Cを注入した状態でペットに与える。尚、貯水部2内に注入した水Cは、容器 本体1の下端部外周面に全周に亘って貯留される。
【0020】 ところで、このペット用餌容器を屋外で使用するときには、蟻のような害虫が 餌収容部14内の餌Aに群がることがあるが、この場合、蟻等の害虫は餌容器の 外面を伝って餌収容部14内まで侵入しようとする。ところが、貯水部2内に貯 留水Cがあると、害虫が餌容器の外面を伝って餌収容部14に侵入しようとして も、貯水部2内の貯留水Cを渡らなければならないので、該貯留水Cが害虫侵入 防止機能を発揮し、害虫が餌容器の外面を伝って餌収容部14内に侵入するのを 阻止し得る。従って、餌収容部14内の餌Aを清潔な状態(害虫が混入していな い状態)に維持できる。尚、このペット用餌容器を屋内(蟻は少ないがゴキブリ は多い)で使用する場合には、餌収容部14内に入れた餌Aをゴキブリが食べに くることがあるが、ゴキブリでも餌収容部14に侵入するためには貯水部2内の 貯留水Cを渡らなければならず、飛べないゴキブリ(幼虫)は餌収容部14内ま で侵入しなくなる。
【0021】 又、餌収容部14内に餌Aを補給したり、飲み水収容部15内に飲み水Bを補 給したりする場合、該餌Aや飲み水Bを勢いよく流入させると、特に飲み水Bの 場合はその勢いで飲み水収容部15から溢れることがよくある。ところが、本願 の餌容器では、仕切壁3が容器本体1の内径全長に亘って区画し且つ該仕切壁3 を容器本体1の上端高さより上方に突出させているので、飲み水収容部15側で 飲み水Bが溢れてもその漏溢水が仕切壁3に阻止されて餌収容部14側に流入す ることがない。従って、餌収容部14内の餌Aが水で濡れることがなく、腐敗し にくい。尚、餌収容部14内に餌Aを入れるときにも、該餌Aを入れ過ぎると餌 収容部14から溢れるが、その場合でも仕切壁3が容器本体1の上端より高位置 まで突出しているので、餌収容部14から零れた餌Aが飲み水収容部15内に落 ち込むことがない。又、餌収容部14内に餌Aを入れる際に、手元が狂って餌A を餌収容部14外に零すことがあるが、貯水部2の直上方は周壁12上端のカー リング部13で被覆されているので、餌収容部14外に零れた餌Aがカーリング 部13で阻止されて貯水部2内に落ち込むことがない。従って、貯水部2内の水 Cが餌で汚れることがない。
【0022】 又、貯水部2内の水Cが蒸発して空になると、害虫が容器本体1外から餌収容 部14内まで水に浸かることなく進行できるが、カーリング部13の下面側が逆 U形に曲げられているので、害虫がカーリング部13の下面に差しかかったとき に自重で落下し易くなり、害虫が餌収容部14内まで到達しにくくなる。第2実施形態 図3及び図4に示す第2実施形態のペット用餌容器は、上記第1実施形態のペ ット用餌容器に比して、容器本体1を平面視で円形にしていることと、餌容器の 底部に支持脚(合計4本)4を設けていることが異なる。
【0023】 各支持脚(合計4本)4,4・・の下端には、硬質ゴム等の滑り止め材41を 取付けている。このように各支持脚4,4・・の下端に滑り止め材41を取付け ておくと、使用時に餌容器が滑りにくくなる。
【0024】 尚、図3及び図4において、図1及び図2と同じ符号を付しているものは同じ 部材を示している。即ち、仕切壁3によって円形の容器本体1内を2つの室(餌 収容部14と飲み水収容部15)に区画し、外周壁21によって容器本体1の外 周部に環状の貯水部2を設け、容器本体1の周壁12の上端部にカーリング部1 3を設けている。尚、仕切壁3、貯水部2、及びカーリング部13等の機能は、 上記第1実施形態のものと同じであるので、第1実施形態の説明を援用する。
【0025】
【考案の効果】
本願考案のペット用餌容器は、次のような効果がある。 (1) 容器本体1の外周部に環状の貯水部2を形成しているので、この餌容器の使 用時に貯水部2内に水Cを入れておくと、その貯留水Cで蟻やゴキブリ等の害虫 が容器本体1内の餌Aまで侵入してくるのを防止でき、該餌Aを清潔に維持させ ることができる。 (2) 容器本体1の上端部に貯水部2の上方を被覆するカーリング部13を形成し たものでは、餌収容部14に餌Aを補給する場合に、該餌Aが貯水部2に落ち込 みにくくなり、餌Aで貯水部2の貯留水Cが汚れることがない。又、カーリング 部13を外向き逆U形に形成しておくと、もし貯水部2内の貯留水Cがない場合 であっても、害虫がカーリング部下面を通行しようとするときに自重で落下し易 くなり、該カーリング部13にも害虫侵入防止機能が生じる。 (3) 容器本体1内を仕切壁3で2つの室(餌収容部14と飲み水収容部14)に 区画すると、1つの容器本体1に餌収容部と飲み水収容部とを形成できる。又、 仕切壁3を容器本体1の上端高さより上方に突出させると、飲み水Bを飲み水収 容部15に入れるとき、又は餌Aを餌収容部14に入れるとき等に、飲み水Bや 餌Aが仕切壁3により隣の収容部に入るのを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態のペット用餌容器の斜視図で
ある。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本願第2実施形態のペット用餌容器の斜視図で
ある。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
1は容器本体、2は貯水部、3は仕切壁、4は支持脚、
11は底壁、12は周壁、13はカーリング部、14は
餌収容部、15は飲み水収容部、Aは餌、Bは飲み水、
Cは貯留水である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餌(A)を収容する容器本体(1)の外
    周部に、該容器本体(1)の外周面を囲うようにして環
    状の貯水部(2)を形成していることを特徴とするペッ
    ト用餌容器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、容器本体(1)の周
    壁(12)の上端部に、貯水部(2)の直上方を被覆す
    る外向き逆U形のカーリング部(13)を形成している
    ことを特徴とするペット用餌容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、容器本体
    (1)内を仕切壁(3)で2つの室(14,15)に区
    画するとともに、該仕切壁(3)を容器本体(1)の上
    端高さより上方に突出させていることを特徴とするペッ
    ト用餌容器。
JP2001001632U 2001-03-27 2001-03-27 ペット用餌容器 Expired - Lifetime JP3080862U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516068A (ja) * 2008-04-01 2011-05-26 タワースター・ペッツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー こぼれた餌及び水を収集するためのペット給餌システム及びその方法
JP2014097010A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Gex Corp ペット用循環型自動給水器

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