JP3080645U - 使い捨て耳水取り具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細長い円錐状で耳の穴の中に入れても折れ曲
がらない程度の軟らかさを要しているため耳の中を傷付
けることがなく、尚且つ容易に耳の中の水を吸い取るこ
とができる衛生具である。 【解決手段】 丸棒（１）の片側又は、両側に細長い円
錐状のものを取り付け固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、耳の穴の中に入った水を吸い取ることに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、先端部が楕円形の太い綿棒で耳の穴の中に入った水を吸い取っていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）従来、プール、海、川、お風呂に入ったときに時々耳の穴の中に水が入る ことがあった。その場合、市販の綿棒（先端部が楕円形で太い）を耳の穴の中に 入れて水を吸い取っていた。しかしその時、大人の耳の穴は大きいのでなんとか 耳の穴の中の水を吸い取ることができるが、子供の場合耳の穴が小さいので痛が って容易に耳の穴の中の水を吸い取ることができなかった。 （ロ）綿棒を無理に子供の耳の穴の中に入れて水を吸い取ろうとして鼓膜を破っ たりすることもあった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

考案を図面に基づいて説明すれば、丸棒（１）（木、紙、プラスチックス他等、 丸棒に形成できる材質のもの）の片側又は、両側の先端部に水を吸い取りやすい 軟らかい材質（２）、布、綿、紙等で根元から折れ曲がらない程度の軟らかさを 維持させたものを先端部に行くにしたがって円錐状に細長くして、丸棒（１）に 円錐状の軟らかい材質（２）の太いほうを取り付ける。 本考案は、以上のような構造よりなる耳の穴の中に入った水を容易に吸い取るこ とのできる耳の水取り具である。

【０００５】

【考案の実施の形態】 丸棒（１）を片手の親指と、人差し指で持ち水の入った耳の穴の中へ円錐状の細 長くなった先（２）を水の入っているところまでゆっくりと入れて固定し水を吸 い取る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 丸棒部（１）の片側又は両側に、折れ曲がらない程度の軟らかさを要した材質（ ２）の細長い円錐状のものを取り付ける。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、以上のような構造でこれを使用するときは、細長い円錐状の先端部（ ２）が、耳の穴の中に入れても折れ曲がらない程度の軟らかさを要しているため 、耳の穴の小さい子供から耳の穴の大きい大人まで痛がることがなく又、耳の鼓 膜を破るようなことがなくなり容易に耳の穴の中に入った水を吸い取ることがで きるようになる。 又、一度使用したものは使い捨てできるので常に新しいものが使えて衛生的であ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる耳の水取り具の斜視図である。

【符号の説明】

１ 丸棒 ２ 水の吸い取り部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 丸棒（１）の片側又は、両側に耳の穴の
   中に入れても折れ曲がらない程度の軟らかさと吸水性を
   要した材質（２）の細長い円錐状のものを取り付けた耳
   の水取り具。