JP3079164U - 化粧ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 便利に携帯および使用できる化粧ボックスを
提供する。 【解決手段】 殻体台座１と、駆動装置２と、連動ユニ
ット３と、ソケットヘッド４と、カバー５とを備える。
駆動装置２は殻体台座１の内部に設置され、枢設プレー
ト２０の間に回転輪２４が設置されている。回転輪２４
の両側部には小さいギア２５が一体成形されている。連
動ユニット３の上部の収容溝３０の底部には、缺欠溝３
２が形成されている。缺欠溝３２は小さいギア２５に噛
み合わされている。連動ユニット３は周縁部に嵌合溝３
４が形成され、ソケットヘッド４は上段に弾性止め体４
０が形成されている。回転輪２４が回転されると、連動
ユニット３が上昇または下降される。カバー５がソケッ
トヘッド４に被覆されると、弾性止め体４０は圧迫さ
れ、弾性止め体４０の底端部は嵌合溝３４に嵌め込まれ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、化粧ボックスに関する。

【０００２】

【従来の技術】

化粧は生活で大切な場合に行われるだけでなく、近年、適切な化粧が礼儀とな っている。化粧は、多くの人間の日常生活習慣であり、適切の化粧のため各部位 の化粧品は必要不可欠である。顔に塗り付ける化粧品は発汗、水を飲む行為また は食事により脱落されるため、補足されなければならない。化粧を行う人間は、 常に必要な化粧品を携帯し、随時随所で化粧が補足されている。携行の使用空間 を減少するため、一般に、伸縮方式が採用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、本考案の目的は、便利に携帯および使用できる化粧ボックスを提供す ることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案請求項記載の化粧ボックスによると、殻体台座と、駆動装置と、連動ユ ニットと、ソケットヘッドと、カバーとを備える。駆動装置は殻体台座の内部に 設置され、向き合う枢設プレートが設置されている。枢設プレートの間には回転 輪が設置され、回転輪の両側部には小さいギアが一体成形されている。連動ユニ ットの上部には唇用のペーストまたはブラッシなど化粧品が設置される収容溝が 形成され、収納溝の底部には缺欠溝が形成されている。缺欠溝は両側内壁に形成 されているギアラックを介し小さいギアに噛み合わされている。連動ユニットは 周縁部の所定の位置に２列のラチェットギアの嵌合溝が形成されている。ソケッ トヘッドは上段の所定の位置に複数の弾性止め体が形成されている。回転輪が回 転されると、小さいギアは作動され、連動ユニットが上昇または下降される。カ バーがソケットヘッドに被覆されると、弾性止め体は圧迫され、弾性止め体の底 端部は嵌合溝に嵌め込まれる。 したがって、カバーが被覆され、回転輪が押されるとき、化粧用品の上昇は防 止される。また、片手で容易に化粧ボックスの上昇または下降を制御できる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図１から図３に示すように、本考案の一実施例による化粧ボックスは、殻体台 座１、駆動装置２、連動ユニット３、ソケットヘッド４およびカバー５を備える 。 殻体台座１は、上方向の開口部を有する殻体である。殻体台座１の内側壁の両 側には、凹溝１０が形成されている。２個の凹溝１０の間の側壁縁には、上方向 に開口部を有する溝口１１が形成されている。

【０００６】 駆動装置２は殻体台座１の内部に設置され、２枚の向き合う枢設プレート２０ 、ブロック２３および回転輪２４を有する。枢設プレート２０の片側には、肋薄 片２１が突出し形成され、肋薄片２１は殻体台座１の凹溝１０に嵌め込まれてい る。枢設プレート２０の所定の位置には枢設孔２２が形成され、枢設孔２２には 回転輪２４が枢設されている。ブロック２３は２枚の枢設プレート２０の間に設 置され、２枚の枢設プレート２０の間は所定の空間に仕切られている。回転輪２ ４は輪周縁部に複数の直紋が形成されているため、手の指で容易に摩擦により回 転される。回転輪２４の両側辺には小さいギア２５が形成されている。２個の小 さいギア２５の外側部には枢設柱２６が突出し形成され、枢設柱２６は枢設プレ ート２０の枢設孔２２に枢設されている。

【０００７】 連動ユニット３の上部には、唇用のペースト６またはブラッシなどの化粧品が 設置される収容溝３０が形成されている。収納溝３０の底部には下方向に突出す る凸片３１が形成されている。凸片３１の中央部には下方向の開口部を有する缺 欠溝３２が形成されている。缺欠溝３２は両側内壁に配置されているギアラック ３３を介し回転輪２４の小さいなギア２５に噛み合わされている。連動ユニット ３の周縁部の所定の位置には、２列のラチェットギアの嵌合溝３４が縦方向に凹 入され形成されている。

【０００８】 ソケットヘッド４は下段が殻体台座１の内部に設置され、上段の周縁部の連動 ユニット３のラチェットギアの嵌合溝３４に対応する位置に弾性止め体４０が一 体的に形成されている。弾性止め体４０は上端部がソケットヘッド４と接続され るよう配置され、下端外側部に凸粒４１が突出し形成されている。 カバー５はソケットヘッド４に被覆されている。

【０００９】 図４に示すように、カバー５がソケットヘッド４に被覆されると、カバー５の 内側壁によりソケットヘッド４の弾性止め体４０の凸粒４１は押され、弾性止め 体４０の下端部は連動ユニット３のラチェットギアの嵌合溝３４に挿入される。 したがって、回転輪２４が押されるとき、連動ユニット３の駆動上昇は防止され 、唇のペースト６がカバー５の内側部に付着することが防止される。

【００１０】 図５に示すように、手の指により回転輪２４が上方向に押されると、回転輪２ ４の両側の小さいギア２５により連動ユニット３の缺欠溝３２の両側のギアラッ ク３３は駆動され、連動ユニット３は上昇される。したがって、連動ユニット３ の上端部の唇のペースト６は上昇され、ソケットヘッド４から突出される。また 、回転輪２４が下方向に押されると、唇のペースト６はソケットヘッド４の内部 に収納される。

【００１１】 本実施例は、片手で容易に唇のペースト６の上昇および下降の制御が可能であ り、便利であり、容易に使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例による化粧ボックスを示す分
解斜視図である。

【図２】本考案の一実施例による化粧ボックスを示す斜
視図である。

【図３】本考案の一実施例による化粧ボックスを示す模
式図である。

【図４】本考案の一実施例による化粧ボックスの弾性止
め体を示す模式図である。

【図５】本考案の一実施例による化粧ボックスを示す模
式図である。

【符号の説明】

１ 殻体台座 ２ 駆動装置 ３ 連動ユニット ４ ソケットヘッド ５ カバー ６ ペースト １０ 凹溝 １１ 溝口 ２０ 枢設プレート ２１ 肋薄片 ２３ ブロック ２４ 回転輪 ２５ 小さいギア ２６ 枢設柱 ３０ 収容溝 ３１ 凸片 ３２ 缺欠溝 ３３ ギアラック ３４ 嵌合溝 ４０ 弾性止め体 ４１ 凸粒

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 殻体台座と、駆動装置と、連動ユニット
   と、ソケットヘッドと、カバーとを備え、 前記駆動装置は前記殻体台座の内部に設置され、対向す
   る枢設プレートの間には回転輪が設けられ、前記回転輪
   の両側には小さいギアが一体に成形され、 前記連動ユニットの上部には唇用のペーストまたはブラ
   ッシからなる化粧品が設置される収容溝があり、前記収
   納溝の底部には缺欠溝が配置され、前記缺欠溝は両側内
   壁に配置されているギアラックを介し前記小さいギアに
   噛み合い、 前記連動ユニットは周縁部の所定の位置に２列のラチェ
   ットギアの凹入嵌合溝が配置され、 前記ソケットヘッドは上段の所定の位置に複数の弾性止
   め体があり、 前記回転輪が回転されると、前記小さいギアが駆動さ
   れ、前記連動ユニットは上昇または下降し、前記カバー
   が前記ソケットヘッドに被せられると、前記弾性止め体
   は圧迫され、前記弾性止め体の底端部は前記凹入嵌合溝
   に嵌め込まれ、前記カバーが被せられるとき、前記回転
   輪が押されても前記化粧品の上昇が防止され、上昇また
   は下降が容易に制御されることを特徴とする化粧ボック
   ス。
2. 【請求項２】 前記回転輪の輪周縁部は、手の指で摩擦
   により回転される複数の直紋を有していることを特徴と
   する請求項１記載の化粧ボックス。