JP3079045U - 建築工事に使用する多機能で安全な定規 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 木質合板または石膏ボードを、安全正確に切
断するための機能と、任意の二点間の距離を他に写し取
る機能を備えた定規を提供する。 【解決手段】 巾方向に向け一方が薄くなり、先端がカ
ッターナイフのガイド部３を有するアルミ製定規本体１
の中央部にコの字状の立上がりを設け、立上り部の外側
を電動ノコギリのガイド部６とし、この当て部に設けた
開口にベニヤ板を差し込み、立上げ部内部に備えたプラ
スチック棒４とネジ５により固定し、電動ノコギリをガ
イドし切断し、切断面７を、切断しようとする木質系板
材の切断線に合わせることにより、電動ノコギリでの正
確な切断ができる。プラスチック棒を引出し固定するこ
とにより任意の寸法を、他の物に写すこともできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、この機能を持つ手道具は、個別の道具として存在しているが一つの道具 で三つの機能を併せ持つ道具は無く、道具の運搬管理が煩雑であり、又、石膏ボ ードをカッターナイフで切断する為の定規は、アルミや硬質プラスチックの物が 市販されているが、どれも平たい板状の形状をしている。その為、カッターナイ フが定規の上に乗り上げ、定規を固定する為に押さえている手を傷つける事故が 頻発している。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

定規本体を１の形状にする事により、たとえカッターナイフが定規に乗り上げ ても、押さえている手を傷つける事は無くなる。又、定規本体に設けられた隙間 に現場調達のベニア板２を差込み、ネジ５により固定し、ガイド面６に沿って電 動ノコギリで切断する。この切断面７を木質系合板の上に打たれた任意の二点の 印に合わせ切断すれば、正確な切断が可能になる。又、定規本体にプラスチック の棒４を入れ、任意の部材間の間で引き出しネジ５により固定するする事で容易 に内間寸法を計り、他の部材に移すことができる。

【０００３】

【考案の効果】

考案の結果、石膏ボード切断時のカッターナイフによる事故は減り、又、一つ の道具に三つの機能があるために、道具の管理、及び、運搬が容易になる。又、 建築工事現場に、２ｍを超える直線の物があれば、床、壁等の平坦面の検査、ド ア枠などの建てつけの検査に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】Ａ〜Ｂの断面図である

【図２】定規全体の平面図である

【符号の説明】

１ 定規本体 ２ 現場調達の厚み４ｍｍのベニア板 ３ カッターナイフをガイドする部分 ４ 引き出し可能なプラスチックの棒 ５ ベニア及びプラスチックを固定する為のネジ ６ 電動ノコギリをガイドする部分 ７ 電動ノコギリで切断されたベニア板の面

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年１２月１８日（２０００．１２．
１８）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】定規本体の形状を１とする事により、カッ
   ターナイフにより石膏ボードを切断する時の安全を確保
   し、又、電動ノコギリにより合板上の任意の二点で安全
   にかつ正確に切断する為のノコギリをガイドする為の機
   能と、定規本体に内臓された引き出して固定する事の出
   来るプラスチックの棒４により、任意の二点間の長さを
   他の物に写し取る機能、これらの三つの機能を合わせ持
   った建築工事に使用する定規。