JP3075560U

JP3075560U - 伸縮引っ張りロッドを有する炉手段配置可能なレジャー物置き箱

Info

Publication number: JP3075560U
Application number: JP2000005752U
Authority: JP
Inventors: 金交王
Original assignee: 生燦科技有限公司
Priority date: 2000-08-10
Filing date: 2000-08-10
Publication date: 2001-02-23
Anticipated expiration: 2006-08-10

Abstract

(57)【要約】【課題】両側の活動テーブルにそれぞれ伸縮引っ張りロ
ッドと炉槽とを有することによって押しと引きに便利
で、一般の炉手段を配置可能な伸縮引っ張りロッドを有
する炉手段配置可能なレジャー物置き箱を提供する。【解決手段】外側に係止孔を有すると共に、係止孔の両
側の底端部に対応する部位にそれぞれキャスタが固着さ
れ、且つ両側の適所に活動取っ手が設けられるケーシン
グと、前記ケーシング内に設けられ、外側の頂上部の外
縁部にそれぞれ接合塊が設けられ、且つ当該接合塊の左
右両側にそれぞれ係止柱が突出形成される箱体と、前記
箱体にカバーされ、中間部に活動取っ手が枢着されるカ
バーと、接合槽によって前記箱体の接合塊に枢着され、
一側の活動テーブルに伸縮引っ張りロッドが設けられる
２つの活動テーブルとからなり、且つ前記箱体の他の側
の活動テーブルに炉槽が凹入形成され、一般の炉手段の
配置に供することができ、また、前記炉槽の周縁部に断
熱縁が形成されると共に、前記炉槽に埃の侵入を防止す
るためのカバーが覆われる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本考案は、レジャー物置き箱に係わるもので、特に物置き箱の両側の活動テーブルにそれぞれ伸縮引っ張りロッドと炉槽とが隠れて形成され、押しと引きとが可能で且つ一般の炉手段の伸縮引っ張りロッドと炉手段自体を配置可能なレジャー物置き箱に係わるものである。

【０００２】

【従来の技術】

近年、国民生活水準が向上することに従って休日に一家そろって野原へ旅行に行くことが流行っており、外出旅行には衣類や所定の用品を保存するための容器が必要になり、そのため、各種の物品を収納できると共に、テーブルを有する物置き箱が必要となる。しかしながら、従来の物置き箱の大部分が単に側辺に手が掴める取っ手を設け、そのため、重量が重い場合、運搬には相当力をかかり、且つ両側のテーブルが単に物品を平たいに放置する機能しか有しない。言い換えれば、従来の物置き箱がイメージが古くて、単純で、且つ使用効果には大体同様であり、物品を収納する機能しか有しないので、どのようにして押しと引きに力を軽減でき、テーブル面に一般の焼きや調理用の炉手段を配置するものを開発することが本考案のポイントとなる。

【０００３】前記のため、本考案の考案者が前記従来の物置き箱が前記それぞれの欠点を有することに鑑みて研究開発を進め、且つ絶えずに実験を行い、それからとうとう本考案を提出した。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、両側の活動テーブルにそれぞれ伸縮引っ張りロッドと炉槽とを有することによって押しと引きに便利で、一般の炉手段を配置可能な伸縮引っ張りロッドを有する炉手段配置可能なレジャー物置き箱を提供することをその主要な目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記目的を図るために、本考案は、外側に係止孔を有すると共に、係止孔の両側の底端部に対応する部位にそれぞれキャスタが固着され、且つ両側の適所に活動取っ手が設けられるケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、外側の頂上部の外縁部にそれぞれ接合塊が設けられ、且つ当該接合塊の左右両側にそれぞれ係止柱が突出形成される箱体と、前記箱体にカバーされ、中間部に活動取っ手が枢着されるカバーと、接合槽によって前記箱体の接合塊に枢着され、一側の活動テーブルに伸縮引っ張りロッドが設けられる２つの活動テーブルとからなり、且つ前記箱体の他の側の活動テーブルに炉槽が凹入形成され、一般の炉手段の配置に供することができ、また、前記炉槽の周縁部に断熱縁が形成されると共に、前記炉槽に埃の侵入を防止するためのカバーが覆われることを特徴とした伸縮引っ張りロッドを有する炉手段配置可能なレジャー物置き箱を提供する。

【０００６】

【作用】

本考案は、両側の活動テーブルにそれぞれ伸縮引っ張りロッドと炉槽とを設けることによって押しと引きと一般の炉手段の配置を実現できるものを提供することをその主要な目的とする。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図面を参照しながら、本考案の前記の目的を図るための好適な実施の形態を詳細に説明する。

【０００８】図１ないし図９に示すように、本実施の形態の伸縮引っ張りロッドを有する炉手段が配置可能なレジャー物置き箱は、外側底端部の中央部に係止孔（１１）が設けられると共に、前記係止孔（１１）の両側の底端部の２つのコナーに対応する部位にそれぞれキャスタ（１２）が設けられ、且つ両側の適当な部位にそれぞれ活動取っ手（１３）が設けられる中空状のケーシング（１０）と、前記ケーシング（１０）内に設けられ、内側の頂上部に近接する部位に内縁（２１）が形成され、当該内縁（２１）に移動可能な物置塊（２１１）が配置され、また、その外側の頂上部に囲み形成される外縁（２２）が形成され、且つ前後両側の外縁（２２）にそれぞれ２つの等間隔の接合塊（２３）が突出形成され、且つ前記接合塊（２３）に係止柱（２３１）が設けられ、且つ左右両側のフランジ（２２）に凹槽（２４）が凹入形成され、当該凹槽（２４）に嵌合塊（２４１）が固着され、当該嵌合塊（２４１）に２枚の嵌合片（２４２）が形成され、挿入ピン（Ｓ１）が前記２枚の嵌合片（２４２）に挿着される、中空状の箱体（２０）と、前記箱体（２０）にカバーされ、中間部に槽孔（３１）を凹入形成し、当該槽孔（３１）には挿入ピン（Ｓ３）によって取っ手部（３２）を枢着し、且つ前記取っ手部（３２）と前記挿入ピン（Ｓ３）を復位バネ（Ｓ２）によって固着し、且つ左右両側にそれぞれ制御塊（３３）を設け、当該制御塊（３３）が下方へ延伸すると共に、底部に対応する部位にＬ字形のフック（３３１）が形成され、また、前記制御塊（３３）の底端部の前記嵌合片（２４２）の挿入ピン（Ｓ１）に対応する部位に凹孔（３３２）が形成されるカバー（３０）と、前記箱体（２０）の接合塊（２３）に対応する部位に２つの接合槽（４０１）（４１１）が形成され、接合槽（４０１）（４１１）の前記接合塊（２３）の係止柱（２３１）に対応する部位に係止孔（４０２）（４１２）が形成され、且つケーシング（１０）の係止孔（１１）に対応する部位にそれぞれ２枚の活動板（４０３）（４１３）が設けられる２枚の活動テーブル（４０）（４１）とからなり、また、前記一側の活動テーブル（４０）の中間部に伸縮引っ張りロッド（４２）が設けられ、また、当該伸縮引っ張りロッド（４２）に取っ手（４２１）が形成され、当該取っ手（４２１）にボタン（４２２）が突出形成され、且つテーブル（４０）の側辺に照明器具（４２３）とスイッチ（４２４）が隠れて設けられ、且つ照明器具（４２３）にカバー（４２５）が設けられ、また、他側の活動テーブル（４１）に炉槽（４３）が凹入形成され、当該炉槽（４３）の両側に接合部（４３１）が設けられ、当該接合部（４３１）に挿入ピン（Ｓ４）が設けられ、前記炉槽（４３）の外側の周囲に断熱縁（４３２）が形成され、前記断熱縁（４３２）の下方にガススイッチ（４３３）が連接され、前記炉槽（４３）にはトップカバー（５０）が覆われ、前記トップカバー（５０）には２つの作動塊（５１）が設けられ、前記作動塊（５１）を動かすことによって前記トップカバー（５０）を上向きに挙げられるようにさせることができ、また、２枚の活動テーブル（４０）（４１）の内側に２つの係止槽（４４）が形成され、係止槽（４４）の内部に伸縮フレーム（４５）が枢着されると共に、他の側に係止リング（４６）が設けられ、前記伸縮フレーム（４５）の係止に供する。

【０００９】組み立てる場合、図７に示すように、まず箱体（２０）をケーシング（１０）内に置き、それからカバー（３０）を箱体（２０）にカバーする前に、先にカバー（３０）における制御塊（３３）を中央へ動かし、下方のフック（３３１）を内側へ収縮させ、前記凹孔（３３２）が前記挿入ピン（Ｓ１）に係止する後に、制御塊（３３）を放せばよい。このようにすることによって、カバー（３０）が箱体（２０）に穏やかに接合され、また、カバー（３０）における活動取っ手（３２）が復位バネ（Ｓ３）の作用によって、活動取っ手（３２）を放す場合に、活動取っ手（３２）を復位させることができ、また、２枚の活動テーブル（４０）（４１）が接合槽（４０１）（４１１）における係止孔（４０２）（４１２）と箱体（２０）の接合塊（２３）の係止柱（２３１）との枢着によって２枚の活動テーブル（４０）（４１）を上下に任意に移動できるようにさせることができる。

【００１０】使用しようとする場合、カバー（３０）の一側の制御塊（３３）を中央に動かし、制御塊（３３）の下方へ延伸するフック（３３１）が内側に収縮させ、フック（３３１）と挿入ピン（Ｓ１）との係止関係を解除し、カバー（３０）がその一側より上方に動かせるようにならせ、カバー（３０）を取り出そうとする場合、両側の制御塊（３３）を同時に中央に動かし、両側の制御塊（３３）の下方のフック（３３１）を内側に収縮させることによって、挿入ピン（Ｓ１）の係止関係を解除し、カバー（３０）が取り出せるようになる。両側の活動テーブル（４０）（４１）を展開しようとする場合、活動板（４０３）（４１３）を動かし、ケーシング（１０）の係止孔（１１）より離脱させ、この場合には、２枚の活動テーブル（４０）（４１）が順調に開けられるようになる。また、伸縮フレーム（４５）を地面へ所定の長さ引っ張ると、２枚の活動テーブル（４０）（４１）を穏やかに地面に支えさせることができ、図８に示すようになり、また、その一側のテーブル（４０）の側辺のスイッチ（４２４）を押す場合、照明器具（４２３）をオンさせることができ、このことによって本考案は夜間の使用に供することがきる。

【００１１】また、本考案は実際の状況に応じて一般の調理用炉手段（Ｔ）を前記一側の活動テーブル（４１）における炉槽（４３）に置くこともでき、炉槽（４３）の下方のガススイッチ（４３３）をオンにさせることによって炉槽（４３）において料理を調理でき、本考案は、活動テーブル（４１）が物置きの機能を有すると共に、調理の機能も有する。使用完了後に、トップカバー（５０）を炉槽（４３）にカバーすることによって平面で突出した所のない状態を形成でき、且つ両側の作動塊（５１）の下方のフック（５２）によって接合部（４３１）の挿入ピン（Ｓ４）に係止でき、使用方法は前記カバー（３０）における制御塊（３３）と同様であるので、くどくどしく説明しない。また、活動テーブル（４０）（４１）を下向きに動かす場合、前記活動板（４０３）（４１３）を前記係止孔（１１）に係止することによって一般の物置き箱をなすことができ、また、伸縮引っ張りロッド（４２）によって前記ボタン（４２２）を押圧する場合、引っ張りロッド（４２３）を引き出すことができ、図９に示すようになり、前記キャスタ（１２）に合わせて押しと引きの作用を発揮できる。

【００１２】図１０は本考案の他の実施の形態を示し、その一側のテーブル（４０）の伸縮引っ張りロッド（４２）が連接塊（６０）によってテーブル（４０）の側辺にロックするようにすることができ、また、前記連接塊（６０）に外向きに開けられる保存室（６１）を形成し、物品を保存室（６１）内に保存することに供でき、そのため、この構造による場合でも物置き箱を押しと引きとの作動を行うことができる。

【００１３】

【考案の効果】

前記のように、本考案は下記のような優れた点を有する。すなわち、本考案は引き上げられる活動テーブル（４０）（４１）を有するほかにそのうちの一側の活動テーブル（４１）に調理用の炉槽（４３）が設けられ、本考案は一般の物置き箱の機能を有するほかに物置き箱に付加価値を付与させることができ、利用が便利で実用な特性と産業の利用性を有させることができる。本考案は、外側に係止孔を有すると共に、係止孔の両側の底端部に対応する部位にそれぞれキャスタが固着され、且つ両側の適所に活動取っ手が設けられるケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、外側の頂上部の外縁部にそれぞれ接合塊が設けられ、且つ当該接合塊の左右両側にそれぞれ係止柱が突出形成される箱体と、前記箱体にカバーされ、中間部に活動取っ手が枢着されるカバーと、接合槽によって前記箱体の接合塊に枢着され、一側の活動テーブルに伸縮引っ張りロッドが設けられる２つの活動テーブルとからなり、且つ前記箱体の他の側の活動テーブルに炉槽が凹入形成され、一般の炉手段の配置に供することができ、また、前記炉槽の周縁部に断熱縁が形成されると共に、前記炉槽に埃の侵入を防止するためのカバーが覆われることを特徴とした伸縮引っ張りロッドを有する炉手段配置可能なレジャー物置き箱を提供する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態の分解斜視図である。

【図２】本考案の実施の形態のカバーの拡大図である。

【図３】本考案の実施の形態の活動取っ手を示す断面図
である。

【図４】（Ａ）は本考案の実施の形態の活動テーブルと
炉槽とを示す図、（Ｂ）は本考案の実施の形態の接合部
を示す拡大図である。

【図５】本考案の実施の形態の照明構造を示す底面図で
ある。

【図６】本考案の実施の形態の係止リングを示す断面図
である。

【図７】本考案の実施の形態の斜視組み立て図である。

【図８】本考案の実施の形態の活動テーブルの展開図で
ある。

【図９】本考案の実施の形態の伸縮引っ張りロッドの使
用状態を示す図である。

【図１０】本考案の他の実施の形態を示す図である。

【符号の説明】

（１０）ケーシング（１１）係止孔（１２）キャスタ（１３）活動取っ手（２０）箱体（２１）内縁（２１１）物置塊（２２）外縁（２３）接合塊（２３１）係止柱（２４）凹槽（２４１）嵌合塊（２４２）嵌合片（３０）カバー（３１）槽孔（３２）取っ手部（３３）制御塊（３３１）フック（３３２）凹孔（４０）（４１）活動テーブル（４０１）（４１１）接合槽（４０２）（４１２）嵌合孔（４０３）（４１３）活動板（４２）伸縮引っ張りロッド（４２１）取っ手（４２２）ボタン（４２３）照明器具（４２４）スイッチ（４２５）カバー（４３）炉槽（４３１）接合部（４３２）断熱縁（４３３）ガススイッチ（４４）嵌合槽（４５）伸縮フレーム（４６）係止リング（５０）トップカバー（６０）連接塊（６１）保存室（Ｓ１）（Ｓ２）挿入ピン（Ｓ３）復位バネ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】外側底端部に係止孔（１１）とキャスタ
（１２）を設けると共に、両側の適当な部位にそれぞれ
活動取っ手（１３）を設ける中空状のケーシング（１
０）と、前記ケーシング（１０）内に設けられ、内側の頂上部に
近接する部位に内縁（２１）と外縁（２２）が設けら
れ、内縁（２１）に移動可能な物置き塊（２１１）が設
けられ、且つ前後両側の外縁（２２）にそれぞれ２つの
等間隔の接合塊（２３）が突出形成され、且つ前記接合
塊（２３）に係止柱（２３１）が設けられる中空状の箱
体（２０）と、前記箱体（２０）にカバーされ、中間部に槽孔（３１）
を凹入形成し、当該槽孔（３１）には挿入ピン（Ｓ２）
によって取っ手部（３２）を枢着し、且つ前記取っ手部
（３２）と前記挿入ピン（Ｓ２）を復位バネ（Ｓ３）に
よって固着するカバー（３０）と、前記箱体（２０）の接合塊（２３）に対応する部位に２
つの接合槽（４０１）（４１１）が形成され、接合槽
（４０１）（４１１）の前記接合塊（２３）の係止柱
（２３１）に対応する部位に係止孔（４０２）（４１
２）が形成され、且つケーシング（１０）の係止孔（１
１）に対応する部位にそれぞれ２枚の活動板（４０３）
（４１３）が設けられる２枚の活動テーブル（４０）
（４１）とからなり、また、前記一側の活動テーブル（４０）の中間部に伸縮
引っ張りロッド（４２）が設けられ、また、当該伸縮引
っ張りロッド（４２）に取っ手（４２１）が形成され、
当該取っ手（４２１）にボタン（４２２）が突出形成さ
れ、且つテーブル（４０）の側辺に照明器具（４２３）
とスイッチ（４２４）が隠れて設けられ、且つ照明器具
（４２３）にカバー（４２５）が設けられ、また、他側の活動テーブル（４１）に炉槽（４３）が凹
入形成され、当該炉槽（４３）の両側に接合部（４３
１）が設けられ、当該接合部（４３１）に挿入ピン（Ｓ
４）が設けられ、前記炉槽（４３）の外側の周囲に断熱
縁（４３２）が形成され、前記断熱縁（４３２）の下方
にガススイッチ（４３３）が連接され、前記炉槽（４
３）にはトップカバー（５０）が覆われ、前記トップカ
バー（５０）には２つの作動塊（５１）が設けられ、ま
た、２枚の活動テーブル（４０）（４１）の内側に２つ
の係止槽（４４）が形成され、係止槽（４４）の内部に
伸縮フレーム（４５）が枢着されると共に、他の側に係
止リング（４６）が設けられ、前記伸縮フレーム（４
５）の係止に供することを特徴とした伸縮引っ張りロッ
ドを有する炉手段配置可能なレジャー物置き箱。
【請求項２】前記一側のテーブル（４０）の伸縮引っ
張りロッド（４２）が連接塊（６０）によってテーブル
（４０）の側辺にロックされるようにすることができ、
且つ前記連接塊（６０）に外向きに開けられる保存室
（６１）が設けられることを特徴とした請求項１に記載
の伸縮引っ張りロッドを有する炉手段配置可能なレジャ
ー物置き箱。