JP3075190B2 - Vpプロテクション管理システム - Google Patents

Vpプロテクション管理システム

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JP3075190B2
JP3075190B2 JP08241359A JP24135996A JP3075190B2 JP 3075190 B2 JP3075190 B2 JP 3075190B2 JP 08241359 A JP08241359 A JP 08241359A JP 24135996 A JP24135996 A JP 24135996A JP 3075190 B2 JP3075190 B2 JP 3075190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非同期通信モード
(Asynchronous TransferMod
e:以下、ATMと略す)通信網の高信頼性を図るため
にバーチャルパス(以下、VPと略す)の故障時の高速
復旧を実現するVPプロテクションを管理するVPプロ
テクション管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】VPプロテクションは、VP故障時の高
速復旧を実現し、ATM網の高信頼化を図るために用い
られている。図91にVPプロテクションシステムの1
例を示す。図において、VPプロテクションシステム
は、VPを終端するVP終端ノードJ101、J108
と、VPを切替えるVP切替端ノードJ102、J10
7と、VPを中継するVP中継ノードJ103、J10
4、J105、J106とを備える。なお、図91のシ
ステムではVP中継ノードを4つ備えているが、VP中
継ノードの数に制限はない。
【0003】VP終端ノードJ101とVP切替端ノー
ドJ102との間には、VPリンクJ109を含む保護
VPJ117が設定されている。VP終端ノードJ10
8とVP切替端ノードJ107との間には、VPリンク
J116を含む保護VPJ120が設定されている。V
P切替端ノードJ102、J107間には、VPリンク
J110、J111、J112を含む現用VPJ118
と、VPリンクJ113、J114、J115を含む予
備VPJ119とが設定されている。VP切替端ノード
J102は、VPリンクJ109とVPリンクJ110
をクロスコネクトし、現用VPJ118と保護VPJ1
17とを接続している。VP切替端ノードJ107は、
VPリンクJ112とVPリンクJ116をクロスコネ
クトし、現用VPJ118と保護VPJ120を接続し
ている。これにより、VP終端ノードJ101、J10
8間には保護VPJ117、J120と現用VPJ11
8とを含むVPコネクションが設定されている。
【0004】現用VPJ118に障害等が発生し現用V
Pを予備VPに切替える場合、VP切替端ノードJ10
2は、VPリンクJ109とVPリンクJ113とをク
ロスコネクトし、予備VPJ119と保護VPJ117
を接続する。また、VP切替端ノードJ107は、VP
リンクJ115とVPリンクJ116とをクロスコネク
トし、予備VPJ119と保護VPJ120とを接続す
る。
【0005】従来、このVPプロテクションシステムを
管理する管理システムとしては、例えば、文献「ATM
VPプロテクションのモデル化」(川上裕一他著、信
学技報 SSE−95−175 pp.85−90)に
開示された技術がある。同文献によれば、各VP切替端
ノードに配置された管理システムにより、各VP切替端
ノードにおけるVPの接続関係の管理を行なう。図92
にVP切替端ノードJ102の管理システムを示す。管
理システムJ201は、VPリンクJ109の端点を管
理するVP端点管理モジュールJ202と、VPリンク
J110の端点を管理するVP端点管理モジュールJ2
03と、VPリンクJ113の端点を管理するVP端点
管理モジュールJ204と、VPリンクJ109とJ1
10の端点を接続しているクロスコネクトを管理するク
ロスコネクト管理モジュールJ205と、ノード内の全
てのクロスコネクトの切替え作業と、プロテクションの
管理を行なうオートマチックプロテクションスイッチン
グコントロールモジュール(以下、APSコントロール
モジュールと略す)J206とを備える。
【0006】VP端点管理モジュールJ202は、クロ
スコネクト管理モジュールJ205へのポインタである
クロスコネクションオブジェクトポインタを保持すると
共に、クロスコネクトによって接続されたVP端点を管
理するVP端点管理モジュールJ203へのポインタと
してダウンストリームコネクティビティポインタとアッ
プストリームコネクティビティポインタとを保持する。
【0007】VP端点管理モジュールJ203は、クロ
スコネクト管理モジュールJ205へのポインタである
クロスコネクションオブジェクトポインタを保持すると
共に、クロスコネクトによって接続されたVP端点を管
理するVP端点管理モジュールJ202へのポインタと
してダウンストリームコネクティビティポインタとアッ
プストリームコネクティビティポインタを保持する。
【0008】VP端点管理モジュールJ204は、クロ
スコネクトによって接続されていないので、クロスコネ
クションオブジェクトポインタ、ダウンストリームコネ
クティビティポインタ及びアップストリームコネクティ
ビティポインタの値は全てNULLである。
【0009】クロスコネクト管理モジュールJ205
は、クロスコネクトによって接続されたVPリンクの端
点を管理するVP端点管理モジュールJ202へのポイ
ンタとしてフロムターミネーションポインタを保持し、
VP端点管理モジュールJ203へのポインタとしてト
ゥターミネーションポインタを保持する。
【0010】APSコントロールモジュールJ206
は、保護VPJ117の端点を管理するVP端点管理モ
ジュールJ202と、現用VPJ118の端点を管理す
るVP端点管理モジュールJ203と、予備VPJ11
9の端点を管理するVP端点管理モジュールJ204と
から構成されるペアJ207を管理し、現用VPJ11
8と予備VPJ119とを切り替える場合に、VP端点
管理モジュールJ202、J203、J204のクロス
コネクトポインタ、ダウンストリームコネクデイビティ
ポインタ、アップストリームコネクティビティポイン
タ、クロスコネクト管理モジュールJ205のフロムタ
ーミネーションポインタ、トゥターミネーションポイン
タの変更を行なう。
【0011】図93のフローチャートを参照して従来技
術の動作について説明する。
【0012】まず、APSコントロールモジュールJ2
06がプロテクション切替えの指示を受ける(ステップ
S9901)。このとき、パラメータとして、ペアJ2
07を識別するコード、またはVP端点管理モジュール
J202、J203、J204を識別するコードが与え
られる。
【0013】APSコントロールモジュールJ206
は、パラメータとしてVP端点管理モジュールを識別す
るコードが与えられた場合は、そのVP端点管理モジュ
ールを含むペアを検索する(ステップS9902、99
03)。ここでは、ペアJ207に含まれることとす
る。
【0014】次に、APSコントロールモジュールJ2
06は、識別コードまたは検索により得られたペアJ2
07を構成するVP端点管理モジュールJ202、J2
03、204とクロスコネクト管理モジュールJ205
とが保持するポインタを変更する(ステップS990
4)。すなわち、現用VPのVP端点管理モジュールJ
203のクロスコネクトポインタとダウンストリームコ
ネクティビティポインタとアップストリームコネクティ
ビティポインタをNULLに設定する。そして、予備V
PのVP端点管理モジュールJ204のクロスコネクト
ポインタをクロスコネクト管理モジュールJ205への
ポインタに設定し、ダウンストリームコネクティビティ
ポインタとアップストリームコネクティビティポインタ
を保護VPのVP端点管理モジュールJ202へのポイ
ンタに設定する。また、保護VPのVP端点管理モジュ
ールJ202のダウンストリームコネクデイビティポイ
ンタとアップストリームコネクティビティポインタとを
予備VPのVP端点管理モジュールJ204へのポイン
タに設定する。さらに、クロスコネクト管理モジュール
J205のフロムターミネーションポインタが現用VP
のVP端点管理モジュールへのポインタの場合、フロム
ターミネーションポインタを予備VPのVP端点管理モ
ジュールへのポインタに設定する。また、トゥターミネ
ーションポインタが現用VPのVP端点管理モジュール
へのポインタの場合、トゥターミネーションポインタを
予備VPのVP端点管理モジュールへのポインタに設定
する。ここでは、トゥターミネーションポインタが現用
VPのVP端点管理モジュールJ203へのポインタな
ので、トゥターミネーションポインタを予備VPのVP
端点管理モジュールへのポインタに設定する。
【0015】また、他の従来のATM網におけるVPプ
ロテクション管理システムとして、文献「1995年電
子情報通信学会通信ソサイエティ大会SB−6−1AT
M網における統合型VPセルフヒーリング方式の検討」
に開示されたVPセルフヒーリング方式(VP−SH方
式)がある。同文献に記載されたVP−SH方式は、V
Pコネクションを終端するVP終端ノードと、現用VP
と予備VPを切替える切替端ノードと予備VPを中継す
る中継ノードとを備え、予備VPは複数の予備VP間で
帯域を共用し、現用VPから予備VPに切替える前に予
備VPの必要帯域を各中継ノードと切替端ノードにおい
て確保し、それらすべてのノードで帯域を確保して現用
VPと予備VPを切替える。このシステムは、切替端ノ
ード及び中継ノードにおいて、予備VPが共有する帯域
の管理が必要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のVPプロテ
クション管理システムにおける第1の問題点は、APS
コントロールモジュールの制御内容が複雑であり、保持
するデータ量が膨大なことである。その理由は、APS
コントロールモジュールによって、VP端点モジュール
が保持するポインタとクロスコネクト管理モジュールが
保持するポインタとを変更するクロスコネクトの管理を
行ない、さらに現用VP、予備VP、保護VPの接続先
の管理も行なうためである。また、VP切替端ノードが
扱うVPリンクの端点数の最大数は非常に大きく、その
ためプロテクションの対象となるVPリンクの端点数も
大きくなる場合がある。したがって、VP切替端ノード
のプロテクションを1つのAPSコントロールモジュー
ルが管理する従来のシステムでは、APSコントロール
モジュールが保持するデータ量が膨大になることがあ
る。
【0017】第2の問題点は、N本の現用VPに対して
1本の予備VPを用意する、1対Nのプロテクションを
管理できないことである。その理由は、従来の管理シス
テムが、1本の現用VPに対して1本の予備VPを用意
する、1対1のプロテクションを管理対象としているた
めである。
【0018】第3の問題点は、VP−SH方式によるV
Pプロテクション管理システムは、従来のATM網にお
いては容易に実現できないことである。その理由は、上
記のように、VP−SH方式による管理システムでは、
切替端ノード、中継ノードにおいて予備VPが共有する
帯域の管理が必要となるが、従来のVPプロテクション
管理システムでは予備VPが共有する帯域の管理を行な
っておらず、中継ノードに管理システムを配置していな
いためである。
【0019】本発明の目的は、1対1のVPプロテクシ
ョンに関し、1つのモジュールが扱うデータ量を削減し
た管理システムを提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、1対NのVPプロテ
クションを管理できる管理システムを提供することにあ
る。
【0021】本発明のさらに他の目的は、予備VPが帯
域を共有するVPプロテクションを管理できる管理シス
テムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のVPプロテクション管理システムは、VPリンク
の端点を管理するVP端点管理モジュールと、前記VP
リンクの端点を接続するクロスコネクションを管理する
クロスコネクト管理モジュールと、前記クロスコネクシ
ョンの作成、変更、削除を管理するファブリック管理モ
ジュールと、現用VP、予備VP及び保護VPの接続関
係を管理するプロテクション管理モジュールと、前記V
P端点管理モジュール及び前記プロテクション管理モジ
ュールを管理するポート管理モジュールと、VPプロテ
クション管理システムへのコマンド入力の受け付けと入
力コマンドに対する動作の結果の出力を行う入出力手段
と、前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管
理モジュールに指示を出す制御手段とを備え、前記ポー
ト管理モジュールは、管理データを格納するポート記憶
手段と、他のモジュールまたは機能手段から指示を受け
た場合に、前記ポート記憶手段に格納されている管理デ
ータを処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは機
能手段に結果を返すポート管理手段とを備え、前記ポー
ト管理手段は、前記VP端点管理モジュールまたは前記
プロテクション管理モジュールへの指示を受け付けて前
記各モジュールに必要な指示を出すと共に、前記指示に
対して前記VP端点管理モジュールまたは前記プロテク
ション管理モジュールにより実行された結果を前記指示
を前記ポート管理モジュールに対して送ってきた他のモ
ジュールまたは機能手段に返すことを特徴とする。
【0023】他の好ましい態様では、前記プロテクショ
ン管理モジュールは、現用VPと、該現用VPの接続先
である保護VPと、現用VPに対応する予備VPと、該
予備VPの接続先とを組にした管理データを格納するプ
ロテクション記憶手段と、他のモジュールや手段から指
示を受けると、プロテクション記憶手段のデータを処理
して、指示を送ってきたモジュールや手段に結果を返す
プロテクション管理手段とを備え、前記プロテクション
管理手段は、プロテクション切替指示を受けると、前記
プロテクション記憶部に格納された管理データに基づい
て前記ファブリック管理モジュールにクロスコネクトの
切替を指示し、前記ファブリック管理モジュールは、前
記プロテクション管理モジュールによるクロスコネクト
の切替指示を受け付けて、他の適切なモジュールに対し
て、前記切替指示に基づくプロテクションの切替えに必
要なデータの変更を指示することを特徴とする。
【0024】他の好ましい態様では、前記プロテクショ
ン管理モジュールは、1本の現用VPと1本の予備VP
とを、1対1で対応付けて管理することを特徴とする。
【0025】他の好ましい態様では、前記プロテクショ
ン管理モジュールは、単数または任意の複数であるN本
の現用VPと1本の予備VPとを、N対1で対応付けて
管理することを特徴とする。
【0026】上記の目的を達成する、他の本発明のVP
プロテクション管理システムは、VPリンクの端点を管
理するVP端点管理モジュールと、前記VPリンクの端
点を接続するクロスコネクションを管理するクロスコネ
クト管理モジュールと、前記クロスコネクションの作
成、変更、削除を管理するファブリック管理モジュール
と、1本の現用VPと1本の予備VPとを1対1で対応
付け、かつ該現用VP、該予備VP及び保護VPの接続
関係を管理する1対1プロテクション管理モジュール
と、前記VP端点管理モジュール及び前記1対1プロテ
クション管理モジュールを管理する1対1ポート管理モ
ジュールと、VPプロテクション管理システムへのコマ
ンド入力の受け付けと入力コマンドに対する動作の結果
の出力を行う入出力手段と、前記入出力手段からのコマ
ンドに基づいて適切な管理モジュールに指示を出す制御
手段とを備え、前記1対1ポート管理モジュールは、管
理データを格納するポート記憶手段と、他のモジュール
または機能手段から指示を受けた場合に、前記ポート記
憶手段に格納されている管理データを処理し、該指示を
送ってきたモジュールまたは機能手段に結果を返すポー
ト管理手段とを備え、前記ポート管理手段は、前記VP
端点管理モジュールまたは前記1対1プロテクション管
理モジュールへの指示を受け付けて前記各モジュールに
必要な指示を出すと共に、前記指示に対して前記VP端
点管理モジュールまたは前記1対1プロテクション管理
モジュールにより実行された結果を前記指示を前記1対
1ポート管理モジュールに対して送ってきた他のモジュ
ールまたは機能手段に返すことを特徴とする。
【0027】他の好ましい態様では、前記1対1プロテ
クション管理モジュールは、現用VPと、該現用VPの
接続先である保護VPと、現用VPに対応する予備VP
と、該予備VPの接続先とを組にした管理データを格納
するプロテクション記憶手段と、他のモジュールや手段
から指示を受けると、プロテクション記憶手段のデータ
を処理して、指示を送ってきたモジュールや手段に結果
を返すプロテクション管理手段とを備え、前記プロテク
ション管理手段は、プロテクション切替指示を受ける
と、前記プロテクション記憶部に格納された管理データ
に基づいて前記ファブリック管理モジュールにクロスコ
ネクトの切替を指示し、前記ファブリック管理モジュー
ルは、前記1対1プロテクション管理モジュールによる
クロスコネクトの切替指示を受け付けて、他の適切なモ
ジュールに対して、前記切替指示に基づくプロテクショ
ンの切替えに必要なデータの変更を指示することを特徴
とする。
【0028】上記目的を達成する、さらに他の本発明の
VPプロテクション管理システムは、VPリンクの端点
を管理するVP端点管理モジュールと、前記VPリンク
の端点を接続するクロスコネクションを管理するクロス
コネクト管理モジュールと、前記クロスコネクションの
作成、変更、削除を管理するファブリック管理モジュー
ルと、単数または任意の複数であるN本の現用VPと1
本の予備VPとをN対1で対応付け、かつ該現用VP、
該予備VP及び保護VPの接続関係を管理するN対1プ
ロテクション管理モジュールと、前記VP端点管理モジ
ュール及び前記N対1プロテクション管理モジュールを
管理するN対1ポート管理モジュールと、VPプロテク
ション管理システムへのコマンド入力の受け付けと入力
コマンドに対する動作の結果の出力を行う入出力手段
と、前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管
理モジュールに指示を出す制御手段とを備え、前記N対
1ポート管理モジュールは、管理データを格納するポー
ト記憶手段と、他のモジュールまたは機能手段から指示
を受けた場合に、前記ポート記憶手段に格納されている
管理データを処理し、該指示を送ってきたモジュールま
たは機能手段に結果を返すポート管理手段とを備え、前
記ポート管理手段は、前記VP端点管理モジュールまた
は前記N対1プロテクション管理モジュールへの指示を
受け付けて前記各モジュールに必要な指示を出すと共
に、前記指示に対して前記VP端点管理モジュールまた
は前記N対1プロテクション管理モジュールにより実行
された結果を前記指示を前記N対1ポート管理モジュー
ルに対して送ってきた他のモジュールまたは機能手段に
返すことを特徴とする。
【0029】他の好ましい態様では、前記N対1プロテ
クション管理モジュールは、予備VPと、該予備VPの
接続先と、該予備VPを予備とするN本の現用VPと、
該現用VPの接続先である保護VPとを組にした管理デ
ータを格納するプロテクション記憶手段と、他のモジュ
ールや手段から指示を受けると、プロテクション記憶手
段のデータを処理して、指示を送ってきたモジュールや
手段に結果を返すプロテクション管理手段とを備え、前
記プロテクション管理手段は、プロテクション切替指示
を受けると、前記プロテクション記憶部に格納された管
理データに基づいて前記ファブリック管理モジュールに
クロスコネクトの切替を指示し、前記ファブリック管理
モジュールは、前記N対1プロテクション管理モジュー
ルによるクロスコネクトの切替指示を受け付けて、他の
適切なモジュールに対して、前記切替指示に基づくプロ
テクションの切替えに必要なデータの変更を指示するこ
とを特徴とする。
【0030】上記目的を達成する、さらに他の本発明の
VPプロテクション管理システムは、VPリンクの端点
を管理するVP端点管理モジュールと、前記VPリンク
の端点を接続するクロスコネクションを管理するクロス
コネクト管理モジュールと、前記クロスコネクションの
作成、変更、削除を管理するファブリック管理モジュー
ルと、帯域を共有する予備VPが使用する帯域を管理す
る帯域管理モジュールと、現用VP、予備VP及び保護
VPの接続関係と、VPプロテクション方式の種類とを
管理する帯域共有プロテクション管理モジュールと、前
記VP端点管理モジュール、前記帯域管理モジュール及
び前記帯域共有プロテクション管理モジュールを管理す
る帯域共有ポート管理モジュールと、VPプロテクショ
ン管理システムへのコマンド入力の受け付けと入力コマ
ンドに対する動作の結果の出力を行う入出力手段と、前
記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管理モジ
ュールに指示を出す制御手段とを備え、前記帯域共有ポ
ート管理モジュールは、管理データを格納するポート記
憶手段と、他のモジュールまたは機能手段から指示を受
けた場合に、前記ポート記憶手段に格納されている管理
データを処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは
機能手段に結果を返すポート管理手段とを備え、前記ポ
ート管理手段は、前記VP端点管理モジュール、前記帯
域管理モジュールまたは前記帯域共有プロテクション管
理モジュールへの指示を受け付けて前記各モジュールに
必要な指示を出すと共に、前記指示に対して前記VP端
点管理モジュール、前記帯域管理モジュールまたは前記
帯域共有プロテクション管理モジュールにより実行され
た結果を前記指示を前記帯域共有ポート管理モジュール
に対して送ってきた他のモジュールまたは機能手段に返
すことを特徴とする。
【0031】他の好ましい態様では、前記帯域管理モジ
ュールは、総共有帯域と、残共有帯域と、該総共有帯域
を共有する予備VPの必要帯域と、該予備VPに割り当
てた帯域とを格納する帯域記憶手段と、前記帯域共有ポ
ート管理モジュールから指示を受けた場合に、前記帯域
記憶手段に格納されている管理データを処理し、該指示
を送ってきた前記帯域共有ポート管理モジュールに結果
を返す帯域管理手段とを備え、前記帯域共有プロテクシ
ョン管理モジュールは、実行方式として少なくとも帯域
確保方式と帯域共有方式の別を示すプロテクション方式
と、予備VPと、該予備VPの接続先と、該予備VPを
予備とする単数または複数の現用VPと、該現用VPの
接続先である保護VPとを組にした管理データを格納す
るプロテクション記憶手段と、他のモジュールや手段か
ら指示を受けると、プロテクション記憶手段のデータを
処理して、指示を送ってきたモジュールや手段に結果を
返すプロテクション管理手段とを備え、前記プロテクシ
ョン管理手段は、プロテクション切替指示を受けると、
前記プロテクション記憶部に格納された管理データに基
づいて、プロテクション方式が帯域共有方式であれば、
帯域管理モジュールに帯域割当を指示した上で前記ファ
ブリック管理モジュールにクロスコネクトの切替を指示
し、プロテクション方式が帯域確保方式であれば、前記
ファブリック管理モジュールにクロスコネクトの切替を
指示し、前記ファブリック管理モジュールは、前記帯域
共有プロテクション管理モジュールによるクロスコネク
トの切替指示を受け付けて、他の適切なモジュールに対
して、前記切替指示に基づくプロテクションの切替えに
必要なデータの変更を指示することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の第1実施例の構成を示す
ブロック図である。
【0034】図示のように、管理システムB101は、
外部との入出力を行なう入出力手段B201と、管理シ
ステム全体の制御を行なう制御手段B202と、ポート
管理モジュール(1:1)B203、B205、B20
9、B211と、VP端点管理モジュールB204、B
206、B210、B212と、ファブリック管理モジ
ュールB207と、クロスコネクト管理モジュールB2
08と、プロテクション管理モジュール(1:1)B2
13とを備える。
【0035】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、VP端点管理モジュールとプロテクション管理モジ
ュール(1:1)の生成、削除を行ない、生成したVP
端点管理モジュールとプロテクション管理モジュール
(1:1)の管理を行なう。同様に、ポート管理モジュ
ール(1:1)B205、B209、B211は、VP
端点管理モジュールとプロテクション管理モジュール
(1:1)の生成、削除を行ない、生成したVP端点管
理モジュールとプロテクション管理モジュール(1:
1)の管理を行なう。ポート管理モジュール(1:1)
は、図1では4つのみ記載しているが、これに限らない
ことは言うまでもない。ポート管理モジュール(1:
1)の数は実装を考慮すると、クロスコネクトに用いら
れるATMスイッチの入出力ポート数と同数とするのが
よい。
【0036】図2は、ポート管理モジュール(1:1)
B203、B205、B209、B211の構成を示す
ブロック図である。ポート管理モジュール(1:1)B
203は、管理データを操作するポート管理手段B20
31と管理データを格納するポート記憶部B2032と
を備える。ポート管理モジュール(1:1)B203が
他のモジュールや機能手段から指示を受けると、ポート
管理手段B2031が、ポート記憶部B2032のデー
タを処理して、指示を送ってきたモジュールや手段に結
果を返す。ポート管理モジュール(1:1)B205、
B209、B211の構成も同様である。
【0037】図3は、ポート記憶部B2032、B20
52、B2092、B2112に格納される管理データ
の1例を示す。管理データは、ポート管理モジュール
(1:1)のID−D101と、ポート管理モジュール
(1:1)が管理するモジュールの複数のモジュールデ
ータD102を備える。図3では、モジュールデータを
1つ記載しているが、モジュールデータは管理対象モジ
ュール1つに対して1つ作成されるので、管理対象モジ
ュールがN個(Nは0以上の整数)の場合、N個のモジ
ュールデータがある。モジュールデータD102は管理
対象モジュールのモジュール名D103と、管理対象モ
ジュールのID−D104とから構成される。
【0038】VP端点管理モジュールB204、B20
6、B210、B212は、VPの端点を管理する。V
P端点管理モジュールは、ポート管理モジュール(1:
1)により、生成、削除、管理される。図1では、VP
端点管理モジュールは4つ記載されているが、これに限
るものではなく、実際には、管理対象のVPの端点と同
数だけ存在する。
【0039】図4は、VP端点管理モジュールB20
4、B206、B210、B212の構成を示すブロッ
ク図である。VP端点管理モジュールB204は、管理
データを操作するVP端点管理手段B2041と管理デ
ータを格納するVP端点記憶部B2042とを備える。
VP端点管理モジュールB204がポート管理モジュー
ル(1:1)B203から指示を受けると、VP端点管
理手段B2041が、VP端点記憶部B2042のデー
タを処理して、ポート管理モジュール(1:1)B20
3に結果を返す。VP端点管理モジュールB206、B
210、B212の構成も同様である。
【0040】図5は、VP端点記憶部B2042、B2
062、B2102、B2122に格納される管理デー
タの1例を示す。管理データは、VP端点管理モジュー
ルのID−D201と、クロスコネクトポインタD20
2と、ストリームポインタD203と、プロテクション
ポインタD204とを備える。ID−D201は、VP
端点管理モジュールB205を管理するポート管理モジ
ュール(1:1)B204のIDが判別するIDであ
る。例えば、ポート管理モジュール(1:1)のIDは
英字で示し、VP端点管理モジュールのIDはその英字
+数字とする。クロスコネクトポインタD202には、
他のVPの端点とクロスコネクトにより接続している場
合、そのクロスコネクトを管理しているクロスコネクト
管理モジュールのIDが設定される。クロスコネクトに
よる接続が行なわれていない場合はNULLが設定され
る。ストリームポインタD203には、クロスコネクト
によって接続される他のVPの端点を管理するVP端点
管理モジュールのIDが設定される。クロスコネクトに
よる接続が行なわれていない場合はNULLが設定され
る。プロテクションポインタD204には、プロテクシ
ョン用のVPとして管理されている場合、管理している
プロテクション管理モジュール(1:1)のIDが設定
される。管理されていない場合はNULLが設定され
る。
【0041】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールの生成、削除、管理を行
ない、クロスコネクトの変更が生じると、対応するクロ
スコネクト管理モジュールに管理データの変更を指示す
る。また、クロスコネクトによって管理データの変更が
生じるVP端点管理モジュールを管理しているポート管
理モジュール(1:1)に、VP端点管理モジュールの
管理データの変更を指示する。
【0042】図6は、ファブリック管理モジュールB2
07の構成を示すブロック図である。ファブリック管理
モジュールB207は、管理データを操作するファブリ
ック管理手段B2071と、管理データを格納するファ
ブリック記憶部B2072とを備える。ファブリック管
理モジュールB207が他のモジュールや手段から指示
を受けると、ファブリック管理手段B2071が、ファ
ブリック記憶部B2072のデータを処理して、指示を
送ってきたモジュールや手段に結果を返す。
【0043】図7は、ファブリック記憶部B2072に
格納される管理データの1例を示す。管理データはファ
ブリック管理モジュールのID−D301と、ファブリ
ック管理モジュールが管理するクロスコネクト管理モジ
ュールのIDリストD302から構成される。図7に
は、ファブリック管理モジュールB207が管理するク
ロスコネクト管理モジュールのIDリストD302には
IDが1つ記載されているが、実際には、ファブリック
管理モジュールB207が管理するクロスコネクトクロ
スコネクト管理モジュールB208はクロスコネクトに
より接続されているVPの端点の接続関係を管理してお
り、ファブリック管理モジュールB207によって生
成、削除され、クロスコネクトの数だけ存在する。
【0044】図8は、クロスコネクト管理モジュールB
208の構成を示すブロック図である。クロスコネクト
管理モジュールB208は、管理データを操作するクロ
スコネクト管理手段B2081と、管理データを格納す
るクロスコネクト記憶部B2082とを備える。クロス
コネクト管理モジュールB208がファブリック管理モ
ジュールB207から指示を受けると、クロスコネクト
管理手段B2081が、クロスコネクト記憶部B208
2のデータを処理して、ファブリック管理モジュールB
207に結果を返す。
【0045】図9は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納される管理データの1例を示す。管理データは、
クロスコネクト管理モジュールのID−D401と、タ
ーミネーション1ポインタD402と、ターミネーショ
ン2ポインタD403とから構成される。ターミネーシ
ョン1ポインタD402とターミネーション2ポインタ
D403には、クロスコネクトにより接続されているV
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールのIDが設
定される。
【0046】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ポート管理モジュール(1:1)B209
が予備VPの端点を管理するVP端点管理モジュールB
210を管理する場合に存在し、同一のポート管理モジ
ュール(1:1)B209により管理される。プロテク
ション管理モジュール(1:1)は、現用VPの端点と
予備VPの端点と保護VPの端点の接続関係を管理す
る。プロテクション管理モジュール(1:1)は、図1
では1つ記載されているが、これに限られず、実際に
は、予備VPを管理するポート理モジュール(1:1)
と同じ数だけ存在する。
【0047】図10は、プロテクション管理モジュール
(1:1)B213の構成を示すブロック図である。プ
ロテクション管理モジュール(1:1)B213は、管
理データを操作するプロテクション管理手段B2131
と、管理データを格納するプロテクション記憶部B21
32とを備える。プロテクション管理モジュール(1:
1)B213が他のモジュールや手段から指示を受ける
と、プロテクション管理手段B2131が、プロテクシ
ョン記憶部B2132のデータを処理して、指示を送っ
てきたモジュールや手段に結果を返す。
【0048】図11は、プロテクション記憶部B213
2に格納される管理データの1例を示す。管理データ
は、プロテクション管理モジュール(1:1)のID−
D501と、ペアデータD502から構成される。プロ
テクション管理モジュール(1:1)のID−D501
は、プロテクション管理モジュール(1:1)B213
を管理するポート管理モジュール(1:1)B209の
IDを判別するIDである。例えば、ポート管理モジュ
ール(1:1)のIDは英字で示し、プロテクション管
理モジュール(1:1)のIDはその英字+数字とす
る。図11では、ペアデータD502が1つ記載されて
いるが、実際には、プロテクション管理モジュール
(1:1)が管理する予備VPの数だけ存在する。ペア
データD502は、予備VPの端点を管理するVP端点
管理モジュールのID−D503と、予備VPの接続先
のVPの端点を管理するVP端点管理モジュールのID
−D504と、現用VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールのID−D505と、現用VPの接続先のV
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールのID−D
506とから構成される。
【0049】管理システムB101は、図12に示すよ
うにVP端点管理モジュール生成機能B901、VP端
点管理モジュール削除機能B902、クロスコネクト設
定機能B903、クロスコネクト解放機能B904、プ
ロテクション管理モジュール(1:1)生成機能B90
5、プロテクション管理モジュール(1:1)削除機能
B906、プロテクション登録機能B907、プロテク
ション削除機能B908、プロテクション切替え機能B
909をもつ。
【0050】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、管理システムB101の各機能について説明す
る。
【0051】最初に、VP端点管理モジュール生成機能
B901の動作について説明する。このときの動作を図
23、24のフローチャートに示す。ここではVP端点
管理モジュールB204を生成する場合について説明す
る。
【0052】初期条件として、入出力手段B201から
VP端点管理モジュール生成の指示が入力される。この
とき、第1パラメータとして、ポート管理モジュール
(1:1)B203のIDが与えられる。制御手段B2
02は、第1パラメータで与えられたIDをもつポート
管理モジュール(1:1)B203に、VP端点管理モ
ジュールの生成を指示し(図23、ステップS10
1)、ポート管理モジュール(1:1)B203からそ
の結果を受けとるまで待つ(ステップS102)。
【0053】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、制御手段B202からVP端点管理モジュールの生
成指示を受けると(図24、ステップS201)、VP
端点管理モジュールB204を生成する(ステップS2
02)。このとき、VP端点記憶部B2042に格納さ
れる管理データのID−D2001に、VP端点管理モ
ジュールB204のIDを設定する。クロスコネクトポ
インタD202、ストリームポインタD203、及びプ
ロテクションポインタD204にはNULLを設定す
る。また、ポート記憶部B2032の管理データに、生
成したVP端点管理モジュールB204のモジュールデ
ータD102を追加する。モジュール名D103には
“VP端点管理モジュール”を、モジュールのID−D
104にはVP端点管理モジュールB204のIDを、
それぞれ設定する(ステップS203)。そして、完了
の結果と生成したVP端点管理モジュールB204のI
Dを制御手段B202に返す(ステップS204)。
【0054】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B203から完了の結果を受けとると、完
了の結果とVP端点管理モジュールB204のIDを入
出力手段B201に返す(ステップS103)。
【0055】次に、VP端点管理モジュール削除機能B
902の動作について説明する。このときの動作を図2
5、26、27、及び35のフローチャートに示す。こ
こでは、VP端点管理モジュールB204を削除する場
合について説明する。
【0056】初期条件として、入出力手段B201から
VP端点管理モジュール削除の指示が入力される。この
とき、第1パラメータとして、VP端点管理モジュール
B204のIDが与えられる。また、制御手段B202
は、第1パラメータのVP端点管理モジュールB204
のIDからVP端点管理モジュールB204を管理する
ポート管理モジュール(1:1)B203に、VP端点
管理モジュールの削除を指示する(図25、ステップS
301)。このとき、第1パラメータとして、受けとっ
たVP端点管理モジュールB204のIDを与える。そ
して、ポート管理モジュール(1:1)B203から結
果を受けとるまで待つ(ステップS302)。
【0057】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、制御手段B202からVP端点管理モジュールの削
除指示を受けると(図24、ステップS401)、第1
パラメータからVP端点管理モジュールB204にクロ
スコネクトポインタを問い合わせる(ステップS40
2)。
【0058】クロスコネクトポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB204は、VP端点記憶
部B2042に格納されている管理データのクロスコネ
クトポインタD202の値を返す(図26、ステップS
501、502)。
【0059】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、問い合わせの結果、クロスコネクトポインタがNU
LLであれば(ステップS403においてYES)、V
P端点管理モジュールB204にプロテクションポイン
タを問い合わせる(ステップS404)。
【0060】プロテクションポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB204は、VP端点記憶
部B2042に格納されている管理データのプロテクシ
ョンポインタD204の値を返す(図35、ステップS
13011302)。
【0061】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、問い合わせの結果、プロテクションポインタD20
4がNULLであれば(ステップS405においてN
O)、VP端点管理モジュールB204を削除し(ステ
ップS406)、ポート記憶部B2032に格納されて
いる管理データから削除したVP端点管理モジュールB
204のモジュールデータD102を削除し(ステップ
S407)、完了の結果を返す(ステップS408)。
【0062】またポート管理モジュール(1:1)B2
03は、ステップS403において、クロスコネクトポ
インタD202がNULLでなければ、“クロスコネク
ト中”としてエラーを返す(ステップS409)。ま
た、ステップS405において、プロテクションポイン
タD204がNULLでなければ、“プロテクションに
登録中”としてエラーを返す(ステップS410)。
【0063】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B203から受けとった結果を入出力手段
B201に返す(ステップS303)。
【0064】次に、クロスコネクト設定機能B903の
動作について説明する。このときの動作を図28、2
9、30、及び31のフローチャートに示す。ここで
は、VP端点管理モジュールB204が管理するVPの
端点と、VP端点管理モジュールB206が管理するV
Pの端点とのクロスコネクトを設定する場合について説
明する。
【0065】初期条件として、入出力手段B201から
クロスコネクト設定の指示が入力される。パラメータに
は、クロスコネクトによって接続される両端のVPの端
点を管理するVP端点管理モジュールのIDを、第1パ
ラメータ、第2パラメータとして与える。ここでは、第
1パラメータとしてVP端点管理モジュールB204の
IDを、第2パラメータとしてVP端点管理モジュール
B206のIDを与える。
【0066】制御手段B202は、ファブリック管理モ
ジュールB207にクロスコネクト管理モジュールの生
成を指示し、結果を受けとるまで待つ(図28、ステッ
プS601、602)。第1パラメータとしてVP端点
管理モジュールB204のIDを与え、第2パラメータ
としてVP端点管理モジュールB206のIDを与え
る。
【0067】ファブリック管理モジュールB207は、
制御手段B202からクロスコネクト管理モジュールの
生成の指示を受けると(図29、ステップS701)、
クロスコネクト管理モジュールB208を生成する。こ
のとき、クロスコネクト記憶部B2082に格納される
管理データのID−D401には、クロスコネクト管理
モジュールB207のIDを設定する。ターミネーショ
ン1ポインタD402と、ターミネーション2ポインタ
D403には、第1パラメータのVP端点管理モジュー
ルB204のIDと、第2パラメータのVP端点管理モ
ジュールB204のIDをそれぞれ設定する(ステップ
S702)。次に、VP端点管理モジュールB204を
管理するポート管理モジュール(1:1)B203と、
VP端点管理モジュールB206を管理するポート管理
モジュール(1:1)B205とに対し、VP端点管理
モジュールのクロスコネクトポインタと、ストリームポ
インタの変更を指示する。このとき、第1パラメータよ
りポート管理モジュール(1:1)B203には、第1
パラメータとして、第1パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB204のIDを与え、第2パラ
メータとして、生成したクロスコネクト管理モジュール
B207のIDを与え、第3パラメータとして、第2パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
06のIDを与える。第2パラメータよりポート管理モ
ジュール(1:1)B205には、第1パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB206のIDを与え、第2パラメータとして、
生成したクロスコネクト管理モジュールB207のID
を与え、第3パラメータとして、第1パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB204のIDを与
える(ステップS703)。ファブリック管理モジュー
ルB207は、ポート管理モジュール(1:1)B20
3及びポート管理モジュール(1:1)B205から、
処理結果が返ってくるまで待つ(ステップS704)。
【0068】VP端点管理モジュールのクロスコネクト
ポインタと、ストリームポインタの変更指示を受けたポ
ート管理モジュール(1:1)B203は、第1パラメ
ータよりVP端点管理モジュールB204に、クロスコ
ネクトポインタとストリームポインタの変更を指示す
る。このとき、第1パラメータとして、第2パラメータ
として受けとったクロスコネクト管理モジュールB20
7のIDを与え、第2パラメータとして、第3パラメー
タとして受けとったVP端点管理モジュールB206の
IDを与える(図30、ステップS801)。そして、
VP端点管理モジュールB204から結果を受けとるま
で待つ(ステップS802)。
【0069】VP端点管理モジュールB204は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202に第1パラ
メータのクロスコネクト管理モジュールB207のID
を設定し、ストリームポインタD203に第2パラメー
タのVP端点管理モジュールB206のIDを設定する
(図31、ステップS901、902)。そして、完了
の結果を返す(ステップS903)。
【0070】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、VP端点管理モジュールB204から完了の結果を
受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュール
B207に送る(ステップS803)。
【0071】ポート管理モジュール(1:1)B20
5、VP端点管理モジュールB206においても同様の
処理が行なわれる。
【0072】ファブリック管理モジュールB207は、
ポート管理モジュール(1:1)B203及びポート管
理モジュール(1:1)B205から結果を受けとる
と、ファブリック記憶部B2072に格納されている管
理データのクロスコネクト管理モジュールのIDリスト
D302に、クロスコネクト管理モジュールB208の
IDを追加する(ステップS705)。そして、完了の
結果を制御手段B202に返す(ステップS706)。
【0073】制御手段B202は、ファブリック管理モ
ジュールB207から完了の結果を受けとると、受け取
った完了の結果を入出力手段B201に返す(ステップ
S603)。
【0074】次に、クロスコネクト解放機能B904の
動作について説明する。このときの動作を図32、3
3、34、35、76、30、31のフローチャートに
示す。ここでは、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点、及びVP端点管理モジュールB20
6が管理するVPの端点のクロスコネクトを解放する場
合について説明する。
【0075】初期条件として、入出力手段B201から
クロスコネクト解放の指示が入力される。パラメータ
は、クロスコネクトによって接続されている両端のVP
の端点を管理するVP端点管理モジュールのIDを、第
1パラメータ、第2パラメータとして与える。ここで
は、第1パラメータとしてVP端点管理モジュールB2
04のIDを与え、第2パラメータとしてVP端点管理
モジュールB206のIDを与える。
【0076】制御手段B202は、ファブリック管理モ
ジュールB207に、クロスコネクト管理モジュールの
削除を指示し、結果を受けとるまで待つ(図32、ステ
ップS10O11002)。第1パラメータとして、V
P端点管理モジュールB204のIDを与え、第2パラ
メータとして、VP端点管理モジュールB206のID
を与える。
【0077】ファブリック管理モジュールB206は、
制御手段B202からクロスコネクト管理モジュールの
削除の指示を受けると(図33、ステップS110
1)、ファブリック記憶部B2062に格納されている
管理データにおけるクロスコネクト管理モジュールのI
DリストD302に登録されたロスコネクト管理モジュ
ールヘ、ターミネーション1ポインタと、ターミネーシ
ョン2ポインタとを問い合わせる(ステップS110
2)。ここではクロスコネクト管理モジュールB207
に問い合わせる。
【0078】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB207は、クロスコネクト記憶部B2072
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402及びターミネーション2ポインタD403
を返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0079】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタ及びターミネーション2ポ
インタを、第1パラメータのVP端点管理モジュールB
204のID及び第2パラメータのVP端点管理モジュ
ールB206のIDと比較する(ステップS110
3)。順番に関係なく、いずれかのパラメータといずれ
かのたー未ネーションポインタとが一致すると、ステッ
プS1104の実行に進む。一致しない場合は、クロス
コネクト管理モジュールのIDリストD302の次に登
録されているクロスコネクト管理モジュールに、ステッ
プS1102と同様の問い合わせを行なう(ステップS
1111)。ステップS1104では、第1パラメータ
よりVP端末管理モジュールB204を管理しているポ
ート管理モジュール(1:1)B203と、第2パラメ
ータよりVP端末管理モジュールB206を管理してい
るポート管理モジュール(1:1)B205とに、VP
端点管理モジュールのプロテクションポインタを問い合
わせる。このとき、ポート管理モジュール(1:1)B
203へ、第1パラメータとして、第1パラメータとし
て受けとったVP端点管理モジュールB204のIDを
渡す。またポート管理モジュール(1:1)B205
へ、第1パラメータとして、第2パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB206のIDを渡す
(ステップS1104)。
【0080】VP端点管理モジュールによるプロテクシ
ョンポインタの問い合わせを受けたポート管理モジュー
ル(1:1)B203は、第1パラメータのVP端点管
理モジュールB204にプロテクションポインタを問い
合わせ、結果を受けとるまで待つ(図34、ステップS
12011202)。
【0081】プロテクションポインタによる問い合わせ
を受けたVP端点管理モジュールB204は、VP端点
記憶部B2042に格納されている管理データのプロテ
クションポインタD204を返す(図35、ステップS
13011302) ポート管理モジュール(1:1)B203は、受けとっ
たプロテクションポインタをファブリック管理モジュー
ルB207に返す(ステップS1203)。
【0082】ポート管理モジュール(1:1)B20
5、VP端点管理モジュールB206においても同様の
処理が行なわれる。
【0083】ファブリック管理モジュールB206は、
返ってきたプロテクションポインタが全てNULLであ
ればステップS1106に進み、そうでなければ“プロ
テクションに登録中”としてエラーを制御手段B202
に返す(ステップS1114)。ステップS1106で
は、ポート管理モジュール(1:1)B203とポート
管理モジュール(1:1)B205とに、VP端点管理
モジュールのクロスコネクトポインタとストリームポイ
ンタの変更を示し、結果が返ってくるまで待つ。このと
き、ポート管理モジュール(1:1)B203へ、第1
パラメータとして、VP端点管理モジュールB204の
IDを与え、第2パラメータとして、NULLを、第3
パラメータとして、NULLを与える。また、ポート管
理モジュール(1:1)B205へ、第1パラメータと
して、VP端点管理モジュールB206のIDを与え、
第2パラメータとして、NULLを与え、第3パラメー
タとして、NULLを与える(ステップS1106、1
107)。
【0084】VP端点管理モジュールによるクロスコネ
クトポインタとストリームポインタの変更指示を受けた
ポート管理モジュール(1:1)B203は、第1パラ
メータよりVP端点管理モジュールB204に、クロス
コネクトポインタとストリームポインタの変更を指示す
る。また、第1パラメータとして、第2パラメータとし
て受けとったNULLを与え、第2パラメータとして、
第3パラメータとして受けとったNULLを与える(ス
テップS801)。そして、VP端点管理モジュールB
204から結果を受けとるまで待つ(ステップS80
2)。
【0085】VP端点管理モジュールB204は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、VP端点記憶部B2042に格納されている
管理データのクロスコネクトポインタD202を第1パ
ラメータのNULLに設定し、ストリームポインタD2
03を第2パラメータのNULLに設定して、完了の結
果を返す(ステップS901、902、903)。
【0086】ポート管理モジュール(1:1)B203
は、VP端点管理モジュールB204から完了の結果を
受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュール
B207に送る(ステップS803)。ポート管理モジ
ュール(1:1)B205、VP端点管理モジュールB
206でも同様の処理が行なわれる。
【0087】ファブリック管理モジュールB207は、
ポート管理モジュール(1:1)B203及びポート管
理モジュール(1:1)B205から完了の結果を受け
とると、クロスコネクト管理モジュールB208を削除
する(ステップS1108)。そして、ファブリック記
憶部B2072に格納されている管理データのクロスコ
ネクト管理モジュールのIDリストD302から、クロ
スコネクト管理モジュールB208のIDを削除する
(ステップS1109)。そして、制御手段B202に
完了の結果を返す(ステップS1110)。
【0088】制御手段B202は、ファブリック管理モ
ジュールB207から受けとった結果を、入出力手段B
201に返す(ステップS1003)。
【0089】次に、プロテクション管理モジュール
(1:1)生成機能B905の動作について説明する。
このときの動作を図36、37のフローチャートに示
す。ここでは、プロテクション管理モジュール(1:
1)B213を生成する場合について説明する。
【0090】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクション管理モジュール(1:1)生成の指示が
入力される。このとき、第1パラメータとして、ポート
管理モジュール(1:1)B209のIDが与えられ
る。
【0091】制御手段B202は、第1パラメータより
ポート管理モジュール(1:1)B209にプロテクシ
ョン管理モジュール(1:1)の生成を指示し(図3
6、ステップS1401)、ポート管理モジュール
(1:1)B209から結果を受けとるまで待つ(ステ
ップS1402)。
【0092】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、制御手段B202からプロテクション管理モジュー
ル(1:1)の生成指示を受けると(図37、ステップ
S1501)、プロテクション管理モジュール(1:
1)B213を生成する(ステップS1502)。この
とき、プロテクション記憶部B2132に格納される管
理データのID−D501にプロテクション管理モジュ
ール(1:1)B213のIDを設定する。そして、ポ
ート管理記憶部B2092の管理データにプロテクショ
ン管理モジュールB213のモジュールデータD102
を追加する(ステップS1503)。このとき、モジュ
ール名D103には“プロテクションモジュール”を設
定し、モジュールのID−D104にはプロテクション
管理モジュール(1:1)B213のIDを設定する。
そして、完了の結果を制御手段B202に返す(ステッ
プS1504)。
【0093】制御手段B202は、ポート管理手段B2
04から完了の結果を受けとると、完了の結果を入出力
手段B201に返す(ステップS1403)。
【0094】次に、プロテクション管理モジュール
(1:1)削除機能B906の動作について説明する。
このときの動作を図38、図39、図40のフローチャ
ートに示す。ここでは、プロテクション管理モジュール
(1:1)B213を削除する場合について説明する。
【0095】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクション管理モジュール(1:1)の削除という
指示が入力される。このとき、第1パラメータとして、
プロテクション管理モジュール(1:1)を管理してい
るポート管理モジュール(1:1)B209のIDが与
えられる。
【0096】制御手段B202は、第1パラメータより
ポート管理モジュール(1:1)B209にプロテクシ
ョン管理モジュール(1:1)の削除を指示する(図3
8、ステップS1601)。そして、ポート管理モジュ
ール(1:1)B209から結果を受けとるまで待つ
(ステップS1602)。
【0097】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、制御手段B202からプロテクション管理モジュー
ル(1:1)の削除指示を受けると(図39、ステップ
S1701)、ポート記憶部B2092に格納されたモ
ジュールデータD102に登録されているプロテクショ
ン管理モジュール(1:1)B213に、ペアデータが
登録されているか問い合わせる(ステップS170
2)。
【0098】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ペアデータが登録されているかの問い合わ
せを受けとると(図40、ステップS1801)、プロ
テクション記憶部B2132に格納されている管理デー
タにペアデータD502が登録されている場合は“登録
中”を返す(ステップS1802、1803)。ペアデ
ータD502が登録されていない場合は‘来登録”を返
す(ステップS1804)。
【0099】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、問い合わせの結果、“登録中”の場合、“ペアデー
タ登録中”としてエラーを制御手段B202に返す(ス
テップS1707)。問い合わせの結果、“未登録”の
場合、プロテクション管理モジュール(1:1)B21
3を削除する(ステップS1703、S1704)。ま
た、ポート記憶部B2092に格納された管理データか
らプロテクション管理モジュール(1:1)B213の
モジュールデータD102を削除する(ステップS17
05)。そして、完了の結果を制御手段B202に返す
(ステップS1706)。
【0100】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B209から受けとった結果を入出力手段
B201に返す(ステップS1603)。
【0101】次に、プロテクション登録機能B907の
動作について説明する。このときの動作を図41、4
2、43、44、45のフローチャートに示す。ここ
で、登録するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする場合について説明する。
【0102】初期条件として、入出力手段B201から
ペアデータの登録の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
B212のIDを与え、第3パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0103】制御手段B202は、第1パラメータより
VP端点管理モジュールB210を管理しているポート
管理モジュール(1:1)B209にプロテクション管
理モジュール(1:1)のペアデータの登録を指示し、
結果を受けとるまで待つ(図41、ステップS1901
1902)。このとき、第1パラメータとして、受けと
った第1パラメータを与え、第2パラメータとして、受
けとった第2パラメータを与え、第3パラメータとし
て、受けとった第3パラメータを与える。
【0104】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、プロテクション管理モジュール(1:1)のペアデ
ータの登録指示を受けると、ポート記憶部B2092に
格納されたモジュールデータD102に登録されたプロ
テクション管理モジュール(1:1)B213に、ペア
データの登録を指示し、結果を受けとるまで待つ(図4
2、ステップS2001、2002)。このとき、第1
パラメータには、受けとった第1パラメータを与え、第
2パラメータには、受けとった第2パラメータを与え、
第3パラメータには、受けとった第3パラメータを与え
る。
【0105】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ペアデータの登録指示を受けると(図4
3、ステップS2101)、プロテクション記憶部B2
132に格納されている管理データにペアデータD50
2を登録する(ステップS2102)。このとき、予備
VPのVP端点管理モジュールのID−D503には第
1パラメータのVP端点管理モジュールB210のID
を設定し、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュ
ールのID−D504にはNULLを設定する。また、
現用VPのVP端点管理モジュールのID−D505に
は第2パラメータのVP端点管理モジュールB212の
IDを設定し、現用VPの接続先VPのVP端点管理モ
ジュールのID−D506には第3パラメータのVP端
点管理モジュールB204のIDを設定する。
【0106】次に、第1パラメータ、第2パラメータ、
第3パラメータにより、それぞれのVP端点管理モジュ
ールを管理するポート管理モジュール(1:1)B20
9と、ポート管理モジュール(1:1)B211と、ポ
ート管理モジュール(1:1)B203に、VP端点管
理モジュールのプロテクションポインタの設定を指示す
る。このとき、第1パラメータのVP端点管理モジュー
ルを管理するポート管理モジュール(1:1)B209
への第1パラメータとしては、第1パラメータとして受
けとったVP端点管理モジュールB210のIDを渡
し、第2パラメータとしては、プロテクション管理モジ
ュール(1:1)B213のIDを渡す。第2パラメー
タのVP端点管理モジュールを管理するポート管理モジ
ュール(1:1)B211への第1パラメータとして
は、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB212のIDを渡し、第2パラメータとして
は、プロテクション管理モジュール(1:1)B213
のIDを渡す。第3パラメータのVP端点管理モジュー
ルを管理するポート管理モジュール(1:1)B203
への第1パラメータとしては、第3パラメータとして受
けとったVP端点管理モジュールB204のIDを渡
し、第2パラメータとしては、プロテクション管理モジ
ュール(1:1)B213のIDを渡す(ステップS2
103)。そして、ポート管理モジュール(1:1)B
209とB211とB203から結果を受けとるまで待
つ(ステップS2104)。
【0107】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール
(1:1)B209は、VP端点管理モジュールB21
0にプロテクションポインタの設定を指示する。このと
き、第1パラメータとして、第2パラメータとして受け
とったプロテクション管理モジュール(1:1)B21
3のIDを与える(図44、ステップS2201)。そ
して、VP端点管理モジュールB210から結果を受け
とるまで待つ(ステップS2202)。
【0108】VP端点管理モジュールB210は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けると、プロテクシ
ョンポインタD504を第1パラメータのプロテクショ
ン管理モジュール(1:1)B213のIDに変更し、
完了の結果を返す(図45、ステップS2301、23
02、2303)。
【0109】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、VP端点管理モジュールB210から完了の結果を
受けとると、プロテクション管理モジュール(1:1)
B213に完了の結果を返す(ステップS2203)。
【0110】ポート管理モジュール(1:1)B21
1、VP端点管理モジュールB212、ポート管理モジ
ュール(1:1)B203、VP端点管理モジュールB
204においても同様の処理が行なわれる。
【0111】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ポート管理モジュール(1:1)B209
と、ポート管理モジュール(1:1)B211と、ポー
ト管理モジュール(1:1)B203から結果を受けと
ると、完了の結果をポート管理モジュール(1:1)B
209に返す(ステップS2105)。
【0112】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、プロテクション管理モジュール(1:1)B213
から結果を受けとると、当該完了の結果を制御手段B2
02に返す(ステップS2003)。
【0113】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B209から完了の結果を受けとると、受
け取った完了の結果を入出力手段B201に返す(ステ
ップS1903)。
【0114】次に、プロテクション削除機能B908の
動作について説明する。このときの動作を図46、4
7、48、44、45のフローチャートに示す。ここで
は、削除するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする。
【0115】初期条件として、入出力手段B201から
ペアデータの削除の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
8212のIDを与え、第3パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0116】制御手段B202は、第1パラメータのV
P端点管理モジュールB210のIDからVP端点管理
モジュールB210を管理しているポート管理モジュー
ル(1:1)B209に、プロテクション管理モジュー
ル(1:1)のペアデータの登録を指示し、結果を受け
とるまで待つ(図46、ステップS2401、240
2)。このとき、第1パラメータとして、受けとった第
1パラメータを与え、第2パラメータとして、受けとっ
た第2パラメータを与え、第3パラメータとして、受け
とった第3パラメータを与える。
【0117】ポート管理モジュール(1:1)209
は、プロテクション管理モジュール(1:1)のペアデ
ータの削除指示を受けると、ポート記憶部B2092に
格納されたモジュールデータD102に登録されたプロ
テクション管理モジュール(1:1)B213に、ペア
データの削除を指示し、結果を受けとるまで待つ(図4
7、ステップS2501、2502)。このとき、第1
パラメータとして、受けとった第1パラメータを与え、
第2パラメータとして、受けとった第2パラメータを与
え、第3パラメータとして、受けとった第3パラメータ
を与える。
【0118】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ペアデータの削除指示を受けると(図4
8、ステップS2601)、プロテクション記憶部B2
132に格納されたモジュールデータD502に登録さ
れているペアデータのうち、予備VPのVP端点管理モ
ジュールのID−D503に第1パラメータの予備VP
の端点を管理するVP端点管理モジュールB210のI
Dが設定され、現用VPのVP端点管理モジュールのI
D−D505に第2パラメータの現用VPの端点を管理
するVP端点管理モジュールB212のIDが設定され
ているペアデータを削除する(ステップS2602)。
次に、パラメータで受けとったVP端点管理モジュール
をそれぞれ管理するポート管理モジュール(1:1)B
209と、ポート管理モジュール(1:1)B211
と、ポート管理モジュール(1:1)B203とに、V
P端点管理モジュールのプロテクションポインタの設定
を指示する。このとき、第1パラメータのVP端点管理
モジュールを管理するポート管理モジュール(1:1)
B209への第1パラメータは、第1パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB210のIDを渡
し、第2パラメータは、NULLを渡す。また、第2パ
ラメータのVP端点管理モジュールを管理するポート管
理モジュール(1:1)B211への第1パラメータ
は、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB212のIDを渡し、第2パラメータは、NU
LLを渡す。また、第3パラメータのVP端点管理モジ
ュールを管理するポート管理モジュール(1:1)B2
03への第1パラメータは、第3パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB204のIDを渡し、
第2パラメータは、NULLを渡す(ステップS260
3)。そして、ポート管理モジュール(1:1)B20
9とB211とB203とから結果を受けとるまで待つ
(ステップS2604)。
【0119】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール
(1:1)B209は、第1パラメータよりVP端点管
理モジュールB210に、プロテクションポインタの設
定を指示する。このとき、第1パラメータは、第2パラ
メータとして受けとったNULLを与える(図44、ス
テップS2201)。そして、VP端点管理モジュール
B210から結果を受けとるまで待つ(ステップS22
02)。
【0120】VP端点管理モジュールB210は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けると、プロテクシ
ョンポインタD504を第1パラメータのNULLに変
更し、完了の結果を返す(図45、ステップS230
1、2302、2303)。
【0121】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、VP端点管理モジュールB210から結果を受けと
ると、プロテクション管理モジュール(1:1)B21
3に完了の結果を返す(ステップS2203)。
【0122】ポート管理モジュール(1:1)8211
とVP端点管理モジュールB212、ポート管理モジュ
ール(1:1)B203とVP端点管理モジュールB2
04においても同様の処理が行なわれる。
【0123】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213はポート管理モジュール(1:1)B209
と、ポート管理モジュール(1:1)B211と、ポー
ト管理モジュール(1:1)B203とから結果を受け
とると、完了の結果をポート管理モジュール(1:1)
B209に返す(ステップS2605)。
【0124】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、プロテクション管理モジュール(1:1)B213
から結果を受けとると、制御手段B202に完了の結果
を返す(ステップS2503)。
【0125】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B209から結果を受けとると、入出力手
段B201に完了の結果を返す(ステップS240
3)。
【0126】次に、プロテクション切替え機能B909
の動作について説明する。このときの動作を図49、5
0、51、52、34、35、76、77、30、31
のフローチャートに示す。ここでは、VP端点管理モジ
ュールB212が管理するVPの端点を現用とし、VP
端点管理モジュールB210が管理するVPの端点を予
備とし、VP端点管理モジュールB204が管理するV
Pの端点を保護とし、現用から予備に切替える場合につ
いて説明する。
【0127】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクションの切替えの指示が入力される。また、第
1パラメータとして、切替え元のVP端点管理モジュー
ルB212のIDを与え、第2パラメータとして、切替
え先のVP端点管理モジュールB210のIDを与え
る。
【0128】制御手段B202は、第1パラメータより
VP端点管理モジュールB212を管理しているポート
管理モジュール(1:1)B211へ、VP端点管理モ
ジュールのプロテクションポインタを問い合わせる(図
49、ステップS2702)。このとき、第1パラメー
タは、第1パラメータとして受けとったVP端点管理モ
ジュールB212のIDを与える。
【0129】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの問い合わせを受けたポート管理モジュール
(1:1)B211は、第1パラメータのVP端点管理
モジュールB212にプロテクションポインタを問い合
わせ、結果を受けとるまで待つ(図34、ステップS1
2011202)。
【0130】プロテクションポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB212は、VP端点記憶
部B2122に格納されている管理データのプロテクシ
ョンポインタD204の値を返す(図35、ステップS
13011302)。
【0131】ポート管理モジュール(1:1)B211
は、受けとったプロテクションポインタを制御手段B2
02に返す(ステップS1203)。
【0132】制御手段B202は、返ってきたプロテク
ションポインタがNULLの場合は(ステップS270
3においてYES)、“ペアデータ未登録”としてエラ
ーを返す(ステップS2707)。一方、プロテクショ
ンポインタがNULL以外の場合は(ステップS270
3においてNO)、プロテクションポインタのプロテク
ション管理モジュール(1:1)を管理しているポート
管理モジュール(1:1)に、プロテクションの切替え
を指示する(ステップS2704)。ここでは、プロテ
クションポインタが指し示すプロテクション管理モジュ
ール(1:1)は、プロテクション管理モジュール
(1:1)B213とする。したがって、プロテクショ
ン管理モジュール(1:1)B213を管理するポート
管理モジュール(1:1)B209に、プロテクション
の切替を指示する。また、第1パラメータには、第1パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
12のIDを与え、第2パラメータには、第2パラメー
タとして受けとったVP端点管理モジュールB210の
IDを与える。そして、ポート管理モジュール(1:
1)B209から結果を受けとるまで待つ(ステップS
2705)。
【0133】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、プロテクションの切替えの指示を受けると、ポート
記憶部2092に格納されたモジュールデータD102
に登録されたプロテクション管理モジュール(1:1)
B213に、プロテクションの切替を指示する。このと
き、第1パラメータは、第1パラメータとして受けとっ
たVP端点管理モジュールB212のIDを与え、第2
パラメータは、第2パラメータとして受けとったVP端
点管理モジュールB210のIDを与える(図50、ス
テップS2801)。そして、プロテクション管理モジ
ュール(1:1)B213から結果を受けとるまで待つ
(ステップS2802)。
【0134】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、プロテクションの切替の指示を受けると
(図51、ステップS2901)、第1パラメータのV
P端点管理モジュールB212のIDと、第2パラメー
タのVP端点管理モジュールB210のIDとを含むペ
アデータD502を検索する(ステップS2902)。
そして、ファブリック管理モジュールB207にクロス
コネクトの変更を指示する。このとき、第1パラメータ
として、第1パラメータとして受けとったVP端点管理
モジュールB212のIDを与え、第2パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを与える(ステップS290
3)。そして、ファブリック管理モジュールB207か
ら結果を受けとるまで待つ(ステップS2904)。
【0135】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト変更の指示を受けると(図52、ステッ
プS3001)、ファブリック記憶部B2072に格納
されている管理データのクロスコネクト管理モジュール
のIDリストD302の最初に登録しているクロスコネ
クト管理モジュールへ、ターミネーション1ポインタ
と、ターミネーション2ポインタを問い合わせる(ステ
ップS3002)。ここでは、クロスコネクト管理モジ
ュールB208に問い合わせる。
【0136】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB208は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402とターミネーション2ポインタD403と
を返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0137】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタとターミネーション2ポイ
ンタとを、第1パラメータとして受けとったVP端点管
理モジュールB212のIDと比較し、どちらかが一致
すればステップS3004の実行に進む。どちらとも一
致しなければクロスコネクト管理モジュールのIDリス
トD302の次に登録されているクロスコネクト管理モ
ジュールに、ステップS3002と同様の問い合わせを
行なう(ステップS3009)。ここでは、クロスコネ
クト管理モジュールB207から返ってきたターミネー
ション1ポインタはVP端点管理モジュールB212の
IDとし、ターミネーション2ポインタはVP端点管理
モジュールB204のIDとする。したがって、ターミ
ネーション1ポインタがVP端点管理モジュールB21
2のIDと一致するので、ステップS3004に進む。
そして、クロスコネクト管理モジュールB208にVP
端点管理モジュールB212のIDと一致したターミネ
ーションポインタの変更を指示する。このとき、第1パ
ラメータには、ターミネーション1ポインタが第1パラ
メータと一致した場合は「1」を、ターミネーション2
ポインタが第2パラメータと一致した場合は「2」を与
える。したがって、ここでは、第1パラメータに「1」
を与える。第2パラメータは、第2パラメータとして受
けとったVP端点管理モジュールB210のIDを与え
る。(ステップS3004)。そして、ファブリック管
理モジュールB207は、クロスコネクト管理モジュー
ルB208から結果を受けとるまで待つ(ステップS3
005)。
【0138】クロスコネクト管理モジュールB208
は、ターミネーションポインタの変更指示を受けると
(図77、ステップS5501)、第1パラメータが
「1」であれば(ステップS5502において1)、タ
ーミネーション1ポインタD402を第2パラメータに
変更する(ステップS5503)。第1パラメータが
「2」であれば(ステップS5502において2)、タ
ーミネーション2ポインタD402を第2パラメータに
変更する(ステップS5505)。ここでは、ターミネ
ーション1ポインタD402を、VP端点管理モジュー
ルB210のIDに変更する。そして、完了の結果をフ
ァブリック管理モジュールB207に返す(ステップS
5504)。
【0139】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から完了の結果
を受けとると、ターミネーション1ポインタのVP端点
管理モジュールのIDと、ターミネーション2ポインタ
のVP端点管理モジュールのIDと、プロテクション管
理モジュール(1:1)B213から第2パラメータと
して受けとったVP端点管理モジュールB210のID
とに基づいて、それぞれ管理するポート管理モジュール
(1:1)B211と、ポート管理モジュール(1:
1)B203と、ポート管理モジュール(1:1)B2
09とに対し、VP端点管理モジュールのストリームポ
インタとクロスコネクトポインタの変更を指示する。こ
のとき、ポート管理モジュール(1:1)B211への
第1パラメータとして、第1パラメータとして受けとっ
たVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、第2
パラメータとして、NULLを渡し、第3パラメータと
して、NULLを渡す。
【0140】また、ポート管理モジュール(1:1)B
203への第1パラメータとして、ステップS3003
において一致しなかったターミネーションポインタのV
P端点管理モジュールB204のIDを渡し、第2パラ
メータとして、ステップS3004においてターミネー
ションポインタの変更を指示したクロスコネクト管理モ
ジュールB208のIDを渡し、第3パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを渡す。
【0141】さらにまた、ポート管理モジュール(1:
1)B209への第1パラメータとして、第2パラメー
タとして受けとったVP端点管理モジュールB210の
IDを渡し、第2パラメータとして、ステップS300
4においてターミネーションポインタの変更を指示した
クロスコネクト管理モジュールB208のIDを渡し、
第3パラメータとして、ステップS3003において一
致しなかったターミネーションポインタのVP端点管理
モジュールB204のIDを渡す。
【0142】VP端点管理モジュールによるストリーム
ポインタとクロスコネクトポインタの変更の指示を受け
たポート管理モジュール(1:1)B211は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB212へ、スト
リームポインタとクロスコネクトポインタの変更を指示
する。このとき、第1パラメータとして、第2パラメー
タとして受けとったNULLを渡し、第2パラメータと
して、第3パラメータとして受けとったNULLを渡
す。(図30、ステップS801、S802)。そし
て、結果を受けとるまで待つ(ステップS803)。
【0143】VP端点管理モジュールB212は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202を第1パラ
メータであるNULLに設定し、ストリームポインタD
203を第2パラメータであるNULLに設定する(図
31、ステップS901、902)。そして、完了の結
果を返す(ステップS903)。
【0144】ポート管理モジュール(1:1)B211
は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果を
受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュール
B207に送る(ステップS803)。
【0145】ポート管理モジュール(1:1)B203
とVP端点管理モジュールB204、ポート管理モジュ
ール(1:1)B209とVP端点管理モジュールB2
10はそれぞれ同様の処理を行なう。ファブリック管理
モジュールB207が、ポート管理モジュール(1:
1)B212と、ポート管理モジュール(1:1)B2
03と、ポート管理モジュール(1:1)B209の全
てから完了の結果を受けとると、完了の結果をプロテク
ション管理モジュール(1:1)B213に返す(ステ
ップS3008)。
【0146】プロテクション管理モジュール(1:1)
B213は、ファブリック管理モジュールB207から
完了の結果を受けとると、ステップS2902において
検索されたペアデータD502を変更する。また、予備
VPの接続先VPのVP端点管理モジュールのID−D
504と、現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュ
ールのID−D506の値とを交換する(ステップS2
905)。そして、完了の結果をポート管理モジュール
(1:1)B209に返す(ステップS2906)。
【0147】ポート管理モジュール(1:1)B209
は、プロテクション管理モジュール(1:1)B213
から受けとった結果を制御手段B202に返す(ステッ
プS2803)。
【0148】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:1)B209から受けとった結果を、入出力手
段B202に返す(ステップS2706)。
【0149】次に、VPプロテクションシステム内にお
ける管理システムB101の動作を説明する。
【0150】まず、予め管理システムB101を全ての
VP切替端ノードに配置する。そして、管理システムB
101の構成がVP切替端ノード内の状態を反映するよ
うに、VP端点管理モジュール生成機能B901、VP
端点管理モジュール削除機能B902、クロスコネクト
設定機能B903、クロスコネクト解放機能B904、
プロテクション管理モジュール(1:1)生成機能B9
05、プロテクション管理モジュール(1:1)削除機
能B906、プロテクション登録機能B907、及びプ
ロテクション削除機能B908を用いてVP端点管理モ
ジュール、クロスコネクト管理モジュール、プロテクシ
ョン管理モジュール(1:1)を生成し、プロテクショ
ンを登録する。
【0151】障害などによりVPを切替える場合、一方
のVP切替端ノードの管理システムB101に、プロテ
クション切替え機能B909を指示する。次に、もう一
方のVP切替端ノードの管理システムB101にプロテ
クション切替え機能B909を指示する。これにより、
VPの切替が終了する。
【0152】次に、本発明の第2実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0153】図13は、本発明の第2実施例の構成を示
すブロック図である。
【0154】図示のように、本実施例の管理システムB
102は、図1に示された第1実施例における管理シス
テムB101の構成に対し、プロテクション管理モジュ
ール(1:1)B213の代わりに、プロテクション管
理モジュール(1:N)B214を備える点と、ポート
管理モジュール(1:1)B203、B205、B20
9、B211の代わりに、ポート管理モジュール(1:
N)B303、B305、B309、B311を備える
点で異なる。他の構成に付いては第1実施例の管理シス
テムB101と同様なので、同一の符号を付して説明を
省略する。
【0155】図17を参照すると、本実施例の管理シス
テムB102は、図12に示された第1実施例における
管理システムB101の機能に対し、プロテクション管
理モジュール(1:1)生成機能B905の代わりに、
プロテクション管理モジュール(1:N)生成機能B9
25を有し、プロテクション管理モジュール(1:1)
削除機能B906の代わりに、プロテクション管理モジ
ュール(1:N)削除機能B926を有し、プロテクシ
ョン登録機能B907の代わりにプロテクション登録機
能B910を有し、プロテクション削除機能B908の
代わりに、プロテクション削除機能B911を有し、プ
ロテクション切替え機能B909の代わりに、プロテク
ション切替え機能B912を有する点で異なる。
【0156】図14は、プロテクション管理モジュール
(1:N)B214の構成を示すブロック図である。プ
ロテクション管理モジュール(1:N)B214は、管
理データを操作するプロテクション管理手段B2141
と、管理データを格納するプロテクション記憶部B21
42とを備える。プロテクション管理モジュール(1:
N)B214が他のモジュールや手段から指示を受ける
と、プロテクション管理手段B2141がプロテクショ
ン記憶部B2142のデータを処理して指示を送ってき
たモジュールや手段に結果を返す。
【0157】図15は、ポート管理モジュール(1:
N)B303、B305、B309、B311の構成を
示すブロック図である。図示のように、ポート管理モジ
ュール(1:N)B303は、管理データを操作するポ
ート管理手段B3031と管理データを格納するポート
記憶部B3032とを備える。ポート管理モジュール
(1:N)B303が他のモジュールや手段から指示を
受けると、ポート管理手段B3031がポート記憶部B
3032のデータを処理して指示を送ってきたモジュー
ルや手段に結果を返す。ポート管理モジュール(1:
N)B305、B309、B311の構成も同様であ
る。ポート記憶部B3032、3052、3092、3
112に格納される管理データは、図3に示した第1実
施例の管理データと同一である。
【0158】図16は、プロテクション記憶部B214
2に格納される管理データの1例を示す。管理データ
は、プロテクション管理モジュール(1:N)のID−
D601と、複数のペアデータD602から構成され
る。プロテクション管理モジュール(1:N)のID−
D601は、プロテクション管理モジュール(1:N)
B214を管理するポート管理モジュール(1:N)B
309のIDを判別するIDである。例えば、ポート管
理モジュール(1:N)のIDは英字で示し、プロテク
ション管理モジュール(1:N)のIDはその英字+数
字とする。図16ではペアデータD602が1つ記載さ
れているが、実際には、プロテクション管理モジュール
(1:N)が管理する予備VPのVP端点管理モジュー
ルの数だけ存在する。ペアデータD602は、予備VP
のVP端点管理モジュールのID−D603と、予備V
Pの接続先のVP端点管理モジュールのID−D604
と、複数の現用VPのVP端点管理モジュールのID−
D605、D607と、複数の現用VPの接続先VPの
VP端点管理モジュールのID−D606、D608と
から構成される。図16では、現用VPのVP端点管理
モジュールのIDと現用VPの接続先VPのVP端点管
理モジュールのIDは、それぞれ2つ記載されている
が、実際には、予備VPを共有する現用VPの数だけ存
在する。
【0159】次に、本実施例の動作について説明する。
【0160】まず、プロテクション管理モジュール
(1:N)生成機能B925の動作について説明する。
プロテクション管理モジュール(1:N)生成機能B9
25の動作は、上述した第1実施例によるプロテクショ
ン管理モジュール(1:1)生成機能B905の動作に
おいて、プロテクション管理モジュール(1:1)をプ
ロテクション管理モジュール(1:N)に、ポート管理
モジュール(1:1)をポート管理モジュール(1:
N)に、置き換えた場合と同一である。
【0161】次に、プロテクション管理モジュール
(1:N)削除機能B926の動作について説明する。
プロテクション管理モジュール(1:N)削除機能B9
26の動作は、第1実施例によるプロテクション管理モ
ジュール(1:1)削除機能B906の動作において、
プロテクション管理モジュール(1:1)をプロテクシ
ョン管理モジュール(1:N)に、ポート管理モジュー
ル(1:1)をポート管理モジュール(1:N)に、置
き換えた場合と同一である。
【0162】次に、プロテクション登録機能B910の
動作について説明する。このときの動作を図41、4
2、44、45、53のフローチャートに示す。ここ
で、登録するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする場合について説明する。
【0163】初期条件として、入出力手段B201から
ペアデータの登録の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
B212のIDを与え、第3パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0164】制御手段B202は、第1パラメータより
VP端点管理モジュールB210を管理しているポート
管理モジュール(1:N)B309に、プロテクション
管理モジュール(1:N)のペアデータの登録を指示
し、結果を受けとるまで待つ(図41、ステップS19
011902)。このとき第1パラメータとして、受け
とった第1パラメータを与え、第2パラメータとして、
受けとった第2パラメータを与え、第3パラメータとし
て、受けとった第3パラメータを与える。
【0165】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクション管理モジュール(1:N)のペアデ
ータの登録指示を受けると、ポート記憶部B3092に
格納されたモジュールデータD102に登録されたプロ
テクション管理モジュール(1:N)B214に、ペア
データの登録を指示し、結果を受けとるまで待つ(図4
2、ステップS2001、2002)。このとき、第1
パラメータとして、受けとった第1パラメータを与え、
第2パラメータとして、受けとった第2パラメータを与
え、第3パラメータとして、受けとった第3パラメータ
を与える。
【0166】プロテクション管理モジュール(1:N)
B214は、ペアデータの登録指示を受けると(図5
3、ステップS3101)、プロテクション記憶部B2
142に格納されている管理データから、予備VPのV
P端点管理モジュールのID−D603が第1パラメー
タと一致するペアデータD602を検索する(ステップ
S3102)。該当するペアデータD602がある場合
は、ステップS3104に進み、ない場合はステップS
3108に進む(ステップS3103)。ステップS3
104では、該当するペアデータD602の最後に、現
用VPのVP端点管理モジュールのIDと、現用VPの
接続先VPのVP端点管理モジュールのIDを追加す
る。ここでは、現用VPのVP端点管理モジュールのI
D−D607と、現用VPの接続先VPのVP端点管理
モジュールのID−D608とをペアデータD602に
追加することとする。現用VPのVP端点管理モジュー
ルのID−D607には、第2パラメータのVP端点管
理モジュールB212のIDを設定し、現用VPの接続
先VPのVP端点管理モジュールのID−D608に
は、第3パラメータのVP端点管理モジュールB204
のIDを設定する(ステップS3104)。
【0167】次に、第2パラメータ、第3パラメータに
基づいて、それぞれのVP端点管理モジュールを管理す
るポート管理モジュール(1:N)B311と、ポート
管理モジュール(1:N)B303とに、VP端点管理
モジュールのプロテクションポインタの設定を指示す
る。このとき、ポート管理モジュール(1:N)B31
1への第1パラメータには、第2パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、
第2パラメータには、プロテクション管理モジュール
(1:N)B214のIDを渡す。ポート管理モジュー
ル(1:N)B303への第1パラメータは、第3パラ
メータとして受けとったVP端点管理モジュールB20
4のIDを渡し、第2パラメータは、プロテクション管
理モジュール(1:N)B214のIDを渡す(ステッ
プS3105)。そして、ポート管理モジュール(1:
N)B311と、ポート管理モジュール(1:N)B3
03とから結果を受けとるまで待つ(ステップS310
6)。
【0168】ステップS3108では、プロテクション
記憶部B2142に格納されている管理データにペアデ
ータD602を登録する。このとき、予備VPのVP端
点管理モジュールのID−D603には、第1パラメー
タのVP端点管理モジュールB210のIDを設定し、
予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールのID
−D604には、NULLを設定する。現用VPのVP
端点管理モジュールのID−D605には、第2パラメ
ータのVP端点管理モジュールB212のIDを設定
し、現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
ID−D606には、第3パラメータのVP端点管理モ
ジュールB204のIDを設定する。そして、第1パラ
メータ、第2パラメータ、第3パラメータに基づいて、
それぞれのVP端点管理モジュールを管理するポート管
理モジュール(1:N)B309と、ポート管理モジュ
ール(1:N)B311と、ポート管理モジュール
(1:N)B303とに、VP端点管理モジュールのプ
ロテクションポインタの設定を指示する。このとき、第
1パラメータのVP端点管理モジュールを管理するポー
ト管理モジュール(1:N)B309への第1パラメー
タには、第1パラメータとして受けとったVP端点管理
モジュールB210のIDを渡し、第2パラメータに
は、プロテクション管理モジュール(1:N)B214
のIDを渡す。第2パラメータのVP端点管理モジュー
ルを管理するポート管理モジュール(1:N)B311
への第1パラメータには、第2パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、第
2パラメータには、プロテクション管理モジュール
(1:N)B214のIDを渡す。第3パラメータのV
P端点管理モジュールを管理するポート管理モジュール
(1:N)B303への第1パラメータには、第3パラ
メータとして受けとったVP端点管理モジュールB20
4のIDを渡し、第2パラメータには、プロテクション
管理モジュール(1:N)B214のIDを渡す(ステ
ップS3109)。そして、ポート管理モジュール
(1:N)B309と、ポート管理モジュール(1:
N)B311と、ポート管理モジュール(1:N)B3
03とから結果を受けとるまで待つ(ステップS311
0)。
【0169】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール
(1:N)B311は、VP端点管理モジュールB21
2にプロテクションポインタの設定を指示する。このと
き、第1パラメータとして、第2パラメータとして受け
とったプロテクション管理モジュール(1:N)B21
4のIDを与える(図44、ステップS2201)。そ
して、VP端点管理モジュールB212から結果を受け
とるまで待つ(ステップS2202)。
【0170】VP端点管理モジュールB212は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けると、プロテクシ
ョンポインタD504を第1パラメータのプロテクショ
ン管理モジュール(1:N)B214のIDに変更し、
完了の結果を返す(図45、ステップS2301、23
02、2303)。
【0171】ポート管理モジュール(1:N)B311
は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果を
受けとると、プロテクション管理モジュール(1:N)
B214に完了の結果を返す(ステップS2203)。
【0172】ステップS3105の後、ポート管理モジ
ュール(1:N)B303とVP端点管理モジュールB
204で同様の処理が行なわれる。また、ステップS3
109の後、ポート管理モジュール(1:N)B303
とVP端点管理モジュールB204、及びポート管理モ
ジュール(1:N)B309とVP端点管理モジュール
B210で同様の処理が行なわれる。そして、プロテク
ションポインタの設定指示を出したすべてのポート管理
モジュール(1:N)から結果を受けとると、ポート管
理モジュール(1:N)B309に完了の結果を返す
(ステップS3107)。
【0173】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクション管理モジュール(1:N)B214
から結果を受けとると、完了の結果を制御手段B202
に返す(ステップS2003)。
【0174】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:N)B309から完了の結果を受けとると、当
該完了の結果を入出力手段B201に返す(ステップS
1903)。
【0175】次に、プロテクション削除機能B911の
動作について説明する。このときの動作を図46、4
7、54、44、45のフローチャートに示す。ここで
は、削除するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする。
【0176】初期条件として、入出力手段B201から
ペアデータの削除の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
B212のIDを与え、第3パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0177】制御手段B202は第1パラメータのVP
端点管理モジュールB210のIDからVP端点管理モ
ジュールB210を管理しているポート管理モジュール
(1:N)B309にプロテクション管理モジュール
(1:N)のペアデータの登録を指示し、結果を受けと
るまで待つ(図46、ステップS2401、240
2)。このとき第1パラメータとして、受けとった第1
パラメータを、第2パラメータとして、受けとった第2
パラメータを、第3パラメータとして、受けとった第3
パラメータを与える。
【0178】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクション管理モジュール(1:N)のペアデ
ータの削除指示を受けると、ポート記憶部B3092に
格納されたモジュールデータD102に登録されたプロ
テクション管理モジュール(1:N)B214にペアデ
ータの削除を指示し、結果を受けとるまで待つ(図4
7、ステップS2501、2502)。このとき、第1
パラメータとして、受けとった第1パラメータを与え、
第2パラメータとして、受けとった第2パラメータを与
え、第3パラメータとして、受けとった第3パラメータ
を与える。
【0179】プロテクション管理モジュール(1:N)
B214は、ペアデータの削除指示を受けると(図5
4、ステップS3201)、プロテクション記憶部B2
142に格納されたモジュールデータD502に登録さ
れているペアデータのうち、予備VPのVP端点管理モ
ジュールのID−D503と、第1パラメータの予備V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB210の
IDとが一致するペアデータD602を検索する(ステ
ップS3202)。ペアデータD602の現用VPのV
P端点管理モジュールのIDと、第2パラメータの現用
VPの端点を管理するVP端点管理モジュールB212
のIDとが一致し、その現用VPの接続先VPのVP端
点管理モジュールのIDがNULLである場合(ステッ
プS3203においてYES)、“予備VPに切替中”
としてエラーを返す(ステップS3209)。
【0180】これに対し、現用VPのVP端点管理モジ
ュールのIDと、第2パラメータの現用VPの端点を管
理するVP端点管理モジュールB212のIDが一致
し、その現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュー
ルのIDがNULLでない場合(ステップS3203に
おいてNO)、ペアデータD602に他の現用VPのV
P端点管理モジュールのIDが含まれないならば、(ス
テップS3204においてNO)、第1パラメータ、第
2パラメータ、第3パラメータのVP端点管理モジュー
ルをそれぞれ管理するポート管理モジュール(1:N)
B309と、ポート管理モジュール(1:N)B311
と、ポート管理モジュール(1:N)B303とに、V
P端点管理モジュールのプロテクションポインタの設定
を指示する(ステップS3205)。このとき、第1パ
ラメータのVP端点管理モジュールを管理するポート管
理モジュール(1:N)B309への第1パラメータに
は、第1パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを渡し、第2パラメータには、N
ULLを渡す。第2パラメータのVP端点管理モジュー
ルを管理するポート管理モジュール(1:N)B311
への第1パラメータには、第2パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、第
2パラメータには、NULLを渡す。第3パラメータの
VP端点管理モジュールを管理するポート管理モジュー
ル(1:N)B303への第1パラメータには、第3パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
04のIDを渡し、第2パラメータには、NULLを渡
す。そして、ポート管理モジュール(1:N)B309
と、ポート管理モジュール(1:N)B311と、ポー
ト管理モジュール(1:N)B303とから結果を受け
とるまで待つ(ステップS3206)。ポート管理モジ
ュール(1:N)B309と、ポート管理モジュール
(1:N)B311と、ポート管理モジュール(1:
N)B303とから結果を受けとると、ペアデータD6
02を削除する(ステップS3207)。そして、完了
の結果をポート管理モジュール(1:N)B309に返
す(ステップS3208)。
【0181】ペアデータD602に、他の現用VPのV
P端点管理モジュールのIDが含まれる場合、(ステッ
プS3204においてYES)、第2パラメータ、第3
パラメータのVP端点管理モジュールをそれぞれ管理す
るポート管理モジュール(1:N)B311と、ポート
管理モジュール(1:N)B303とに、VP端点管理
モジュールのプロテクションポインタの設定を指示す
る。このとき、第2パラメータのVP端点管理モジュー
ルを管理するポート管理モジュール(1:N)B311
への第1パラメータには、第2パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、第
2パラメータには、NULLを渡す。第3パラメータの
VP端点管理モジュールを管理するポート管理モジュー
ル(1:N)B303への第1パラメータには、第3パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
04のIDを渡し、第2パラメータは、NULLを渡す
(ステップS3210)。そして、ポート管理モジュー
ル(1:N)B311と、ポート管理モジュール(1:
N)B303から結果を受けとるまで待つ(ステップS
3211)。ポート管理モジュール(1:N)B311
と、ポート管理モジュール(1:N)B303とから結
果を受けとると、ペアデータD602の第2パラメータ
と一致する現用VPのVP端点管理モジュールのID
と、第3パラメータと一致する現用VPの接続先VPの
VP端点管理モジュールのIDとを削除する(ステップ
S3212)。そして、完了の結果をポート管理モジュ
ール(1:N)B309に返す(ステップS320
8)。
【0182】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール
(1:N)B311は、第1パラメータよりVP端点管
理モジュールB212に、プロテクションポインタの設
定を指示する。このとき、第1パラメータには、第2パ
ラメータとして受けとったNULLを与える(図44、
ステップS2201)。VP端点管理モジュールB21
2から結果を受けとるまで待つ(ステップS220
2)。
【0183】VP端点管理モジュールB212は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けると、プロテクシ
ョンポインタD504を第1パラメータのNULLに変
更し、完了の結果を返す(図45、ステップS230
1、2302、2303)。
【0184】ステップS3205に進んだ場合は、同様
の処理がポート管理モジュール(1:N)B303とV
P端点管理モジュールB204で行なわれる。また、ス
テップS3210に進んだ場合は、同様の処理がポート
管理モジュール(1:N)B303とVP端点管理モジ
ュールB204、及びポート管理モジュール(1:N)
B309とVP端点管理モジュールB210で行なわれ
る。
【0185】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクション管理モジュール(1:N)B214
から結果を受けとると、受けとった結果を制御手段B2
02に返す(ステップS2503)。
【0186】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:N)B309から結果を受けとると、当該結果
を入出力手段B201に返す(ステップS2403)。
【0187】次に、プロテクション切替え機能B912
の動作について説明する。このときの動作を図49、5
0、55、52、34、35のフローチャートに示す。
ここでは、VP端点管理モジュールB212が管理する
VPの端点を現用とし、VP端点管理モジュールB21
0が管理するVPの端点を予備とし、VP端点管理モジ
ュールB204が管理するVPの端点を保護とし、さら
にVP端点管理モジュールB212が管理するVPの端
点を現用から予備に切替える場合について説明する。
【0188】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクションの切替えの指示が入力される。また、第
1パラメータとして、切替え元のVP端点管理モジュー
ルB212のIDを与え、第2パラメータとして、切替
え先のVP端一点管理モジュールB210のIDを与え
る。
【0189】制御手段B202は、プロテクション切替
えの指示を受けると(図49、ステップS2701)、
第1パラメータよりVP端点管理モジュールB212を
管理しているポート管理モジュール(1:N)B311
へ、VP端点管理モジュールのプロテクションポインタ
を問い合わせる(ステップS2702)。このとき、第
1パラメータは、第1パラメータとして受けとったVP
端点管理モジュールB212のIDを与える。
【0190】VP端点管理モジュールによるプロテクシ
ョンポインタの問い合わせを受けたポート管理モジュー
ル(1:N)B311は、第1パラメータのVP端点管
理モジュールB212にプロテクションポインタを問い
合わせ、結果を受けとるまで待つ(図34、ステップS
12011202)。
【0191】プロテクションポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB212は、VP端点記憶
部B2122に格納されている管理データのプロテクシ
ョンポインタD204の値を返す(図35、ステップS
13011302)ポート管理モジュール(1:N)B
311は受けとったプロテクションポインタを制御手段
B202に返す(ステップS1203)。
【0192】制御手段B202は、返ってきたプロテク
ションポインタがNULLの場合は(ステップS270
3においてYES)、“ペアデータ未登録”としてエラ
ーを返す(ステップS2707)。一方、プロテクショ
ンポインタがNULL以外の場合は(ステップS270
3においてNO)、プロテクションポインタのプロテク
ション管理モジュール(1:N)を管理しているポート
管理モジュール(1:N)に、プロテクションの切替え
を指示する。ここでは、プロテクションポインタが指し
示すプロテクション管理モジュール(1:N)は、プロ
テクション管理モジュール(1:N)B214とする。
したがって、プロテクション管理モジュール(1:N)
B214を管理するポート管理モジュール(1:N)B
309にプロテクションの切替を指示する。また、第1
パラメータには、第1パラメータとして受けとったVP
端点管理モジュールB212のIDを与え、第2パラメ
ータには、第2パラメータとして受けとったVP端点管
理モジュールB210のIDを与える(ステップS27
04)。そして、ポート管理モジュール(1:N)B3
09から結果を受けとるまで待つ(ステップS270
5)。
【0193】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクションの切替えの指示を受けると、ポート
記憶部3092に格納されたモジュールデータD102
に登録されたプロテクション管理モジュール(1:N)
B214に、プロテクションの切替を指示する。このと
き、第1パラメータには、第1パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB212のIDを与え、第
2パラメータには、第2パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB210のIDを与える(図5
0、ステップS2801)。そして、プロテクション管
理モジュール(1:N)B214から結果を受けとるま
で待つ(ステップS2802)。
【0194】プロテクション管理モジュール(1:N)
B214は、プロテクションの切替の指示を受けると
(図55、ステップS3301)、予備VPのVP端点
管理モジュールのID−D603が、第1パラメータの
VP端点管理モジュールB212のIDまたは第2パラ
メータのVP端点管理モジュールB210のIDと一致
するペアデータD602を検索する(ステップS330
2)。そして、第2パラメータと予備VPのVP端点管
理モジュールのIDが一致する場合は、予備VPの接続
先VPのVP端点管理モジュールのIDがNULLか否
かを調べ、第2パラメータと現用VPのVP端点管理モ
ジュールのIDのどれかが一致する場合は、その現用V
Pの接続先VPのVP端点管理モジュールのIDがNU
LLかを否か調べる(ステップS3303)。
【0195】接続先VPのVP端点管理モジュールのI
DがNULLでない場合は(ステップS3303におい
てNO)、“切替先は使用中”としてエラーを返す(ス
テップS3308)。一方、NULLの場合は(ステッ
プS3303においてYES)、ファブリックモジュー
ルB207にクロスコネクトの変更を指示する。このと
き、第1パラメータとして、第1パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB212のIDを与え、
第2パラメータとして、第2パラメータとして受けとっ
たVP端点管理モジュールB210のIDを与える(ス
テップS3304)。そして、ファブリック管理モジュ
ールB207から結果を受けとるまで待つ(ステップS
3305)。
【0196】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト変更の指示を受けると(図52、ステッ
プS3001)、ファブリック記憶部B2072に格納
されている管理データのクロスコネクト管理モジュール
のIDリストD302にしたがって、クロスコネクト管
理モジュールヘターミネーション1ポインタとターミネ
ーション2ポインタを問い合わせる(ステップS300
2)。ここでは、クロスコネクト管理モジュールB20
8に問い合わせる。
【0197】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB208は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402とターミネーション2ポインタD403と
を返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0198】ファブリシク管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタとターミネーション2ポイ
ンタとを、第1パラメータのVP端点管理モジュールB
212のIDと比較し、どちらかが一致すれば、ステッ
プS3004の実行に進む。どちらとも一致しなけれ
ば、クロスコネクト管理モジュールのIDリストD30
2の次に登録されているクロスコネクト管理モジュール
にステップS3002と同様の問い合わせを行なう(ス
テップS3009)。ここでは、クロスコネクト管理モ
ジュールB208から返ってきたターミネーション1ポ
インタはVP端点管理モジュールB212のIDとし、
ターミネーション2ポインタはVP端点管理モジュール
B204のIDとする。したがって、ターミネーション
1ポインタが第1パラメータと一致するのでステップS
3004に進む。そして、クロスコネクト管理モジュー
ルB208にVP端点管理モジュールB212のIDと
一致したターミネーションポインタの変更を指示する。
このとき、第1パラメータには、ターミネーション1ポ
インタが第1パラメータと一致する場合は「1」を与
え、ターミネーション2ポインタが第1パラメータと一
致した場合は「2」を与える。したがって、ここでは、
第1パラメータに「1」を与える。また、第2パラメー
タには、第2パラメータとして受けとったVP端点管理
モジュールB210のIDを与える。(ステップS30
04)。そして、ファブリック管理モジュールB207
は、クロスコネクト管理モジュールB208から結果を
受けとるまで待つ(ステップS3005)。
【0199】クロスコネクト管理モジュールB208
は、ターミネーションポインタの変更指示を受けると
(図77、ステップS5501)、第1パラメータが
「1」であれば(ステップS5502において1)、タ
ーミネーション1ポインタD402を第2パラメータに
に変更する(ステップS5503)。第1パラメータが
「2」であれば(ステップS5502において2)、タ
ーミネーション2ポインタD402を第2パラメータに
変更する(ステップS5505)。ここでは、ターミネ
ーション1ポインタD402をVP端点管理モジュール
B210のIDに変更する。そして、完了の結果をファ
ブリック管理モジュールB207に返す(ステップS5
504)。
【0200】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から完了の結果
を受けとると、ターミネーション1ポインタのVP端点
管理モジュールのIDと、ターミネーション2ポインタ
のVP端点管理モジュールのIDと、プロテクション管
理モジュール(1:N)B214から第2パラメータと
して受けとったVP端点管理モジュールB210のID
とに基づいて、それぞれ管理するポート管理モジュール
(1:N)B311と、ポート管理モジュール(1:
N)B303と、ポート管理モジュール(1:N)B3
09とに、VP端点管理モジュールのストリームポイン
タとクロスコネクトポインタの変更を指示する。このと
き、ポート管理モジュール(1:N)B311への第1
パラメータとして、第1パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB212のIDを渡し、第2パラ
メータとして、NULLを、第3パラメータとして、N
ULLを渡す。
【0201】また、ポート管理モジュール(1:N)B
303への第1パラメータとして、ステップS3003
において一致しなかったターミネーションポインタのV
P端点管理モジュールB204のIDを渡し、第2パラ
メータとして、ステップS3004においてターミネー
ションポインタの変更を指示したクロスコネクト管理モ
ジュールB208のIDを渡し、第3パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを渡す。
【0202】また、ポート管理モジュール(1:N)B
309への第1パラメータとして、第2パラメータとし
て受けとったVP端点管理モジュールB210のIDを
渡し、第2パラメータとして、ステップS3004にお
いてターミネーションポインタの変更を指示したクロス
コネクト管理モジュールB208のIDを渡し、第3パ
ラメータとして、ステップS3003において一致しな
かったターミネーションポインタのVP端点管理モジュ
ールB204のIDを渡す。
【0203】VP端点管理モジュールのストリームポイ
ンタとクロスコネクトポインタの変更の指示を受けたポ
ート管理モジュール(1:N)B311は、第1パラメ
ータよりVP端点管理モジュールB212へ、ストリー
ムポインタとクロスコネクトポインタの変更を指示す
る。このとき、第1パラメータとして、第2パラメータ
として受けとったNULLを渡し、第2パラメータとし
て、第3パラメータとして受けとったNULLを渡す。
(図30、ステップS801、S802)。そして結果
を受けとるまで待つ(ステップS803)。
【0204】VP端点管理モジュールB212は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202を、第1パ
ラメータであるNULLに設定し、ストリームポインタ
D203を、第2パラメータであるNULLに設定する
(図31、ステップS901、902)。次に完了の結
果を返す(ステップS903)。
【0205】ポート管理モジュール(1:N)B311
は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果を
受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュール
B207に送る(ステップS803)。
【0206】ポート管理モジュール(1:N)B303
とVP端点管理モジュールB204、及びポート管理モ
ジュール(1:N)B309とVP端点管理モジュール
B210は、それぞれ同様の処理を行なう。ファブリッ
ク管理モジュールB207が、ポート管理モジュール
(1:N)8312、ポート管理モジュール(1:N)
B303及びポート管理モジュール(1:N)B309
の全てから完了の結果を受けとると、完了の結果をプロ
テクション管理モジュール(1:N)B214に返す
(ステップS3008)。
【0207】プロテクション管理モジュール(1:N)
B214は、ファブリック管理モジュールB207から
完了の結果を受けとると、ステップS3302において
検索されたペアデータD602を変更する。すなわち、
予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールのID
の値と、第1パラメータまたは第2パラメータと一致す
る現用VPのVP端点管理モジュールのIDに対応する
現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュールのID
の値とを交換する(ステップS3306)。そして、完
了の結果をポート管理モジュール(1:N)B309に
返す。
【0208】ポート管理モジュール(1:N)B309
は、プロテクション管理モジュール(1:N)B214
から受けとった結果を、制御手段B202に返す(ステ
ップS2803)。
【0209】制御手段B202は、ポート管理モジュー
ル(1:N)B309から受けとった結果を、入出力手
段B201に返す(ステップS2706)。
【0210】次に、VPプロテクションシステム内にお
ける管理システムB102の動作を説明する。
【0211】まず、予め管理システムB102を全ての
VP切替端ノードに配置する。管理システムB102の
構成がVP切替端ノード内の状態を反映するように、V
P端点管理モジュール生成機能B901、VP端点管理
モジュール削除機能B902、クロスコネクト設定機能
B903、クロスコネクト解放機能B904、プロテク
ション管理モジュール(1:N)生成機能B905、プ
ロテクション管理モジュール(1:N)削除機能B90
6、プロテクション登録機能B910、及びプロテクシ
ョン削除機能B911を用いてVP端点管理モジュー
ル、クロスコネクト管理モジュール、プロテクション管
理モジュール(1:N)を生成し、プロテクションを登
録する。
【0212】障害などによって、現用VPから予備VP
に切替える場合、一方のVP切替端ノードの管理システ
ムB102に、プロテクション切替え機能B912を指
示する。このとき、すでに他の現用VPが切替え先の予
備VPに切替えている場合、エラーが返ってくる。この
場合、現用VPを予備VPに切替えることができない。
完了の結果が返ってきた場合は、もう一方のVP切替端
ノードの管理システムB102に、プロテクション切替
え機能B912を指示する。これにより、VPの切替が
終了する。
【0213】次に、本発明の第3実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0214】図18は、本発明の第3実施例の構成を示
すブロック図である。
【0215】図示のように、本実施例の管理システムB
103は、図13に示された第2実施例における管理シ
ステムB102の構成に対し、予備VPが共有する帯域
を管理する帯域管理モジュールB215を備える点と、
プロテクション管理モジュール(1:N)B214の代
わりに、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B
216を備える点と、ポート管理モジュール(1:N)
B303、B305、B309、B311の代わりに、
ポート管理モジュール(帯域共有)B403、B40
5、B409、B411を備える点と、制御手段B20
2の代わりに、制御手段(帯域共有)B402を備える
点で異なる。他の構成に付いては第1実施例の管理シス
テムB101または第2実施例の管理システムB102
と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0216】図21を参照すると、本実施例の管理シス
テムB103は、図17に示された第2実施例における
管理システムB102の機能に対し、帯域管理モジュー
ル生成機能B913と、帯域管理モジュール削除機館B
914と、総共有予備帯域変更機能B915と、帯域共
有予備VP登録機能B916と、帯域共有予備VP削除
機能B917と、帯域共有予備VP帯域割当機能B91
8と、帯域共有予備VP帯域解放機能B919と、プロ
テクション中止機能B923とを有し、プロテクション
管理モジュール(1:N)生成機能B925の代わりに
プロテクション管理モジュール(帯域共有)生成機能B
935を有し、プロテクション管理モジュール(1:
N)削除機能B926の代わりにプロテクション管理モ
ジュール(帯域共有)削除機能B936を有し、プロテ
クション登録機能B910の代わりにプロテクション登
録機能B920を有し、プロテクション削除機能B91
1の代わりにプロテクション削除機能B921を有し、
プロテクション切替え機能B912の代わりにプロテク
ション切替え機能B922とを有する点で異なる。
【0217】図19(A)は、帯域管理モジュールB2
15の構成を示すブロック図である。帯域管理モジュー
ルB215は、管理データを操作するプロテクション管
理手段B2151と、管理データを格納するプロテクシ
ョン記憶部B2152とを備える。
【0218】図20は、帯域記憶部B2152に格納さ
れる管理データの1例を示す。管理データは、帯域管理
モジュールB215を識別可能なID−D701と、共
有予備VPが利用可能な総予備帯域量を示す総共有予備
帯域D702と、共有予備VPに帯域を割り当てて残っ
ている予備帯域量を示す残共有予備帯域D703と、複
数の登録している共有予備VPを示す共有予備VPデー
タD704から構成される。帯域管理モジュールのID
−D701は、帯域管理モジュールB215を管理する
ポート管理モジュール(帯域共有)B409のIDを判
別するIDである。例えば、ポート管理モジュール(帯
域共有)のIDは英字で示し、帯域管理モジュールのI
Dはその英字+数字とする。共有予備VPデータD70
4は、図20では1つ記載されているが、実際には、共
有予備VPの登録数だけ存在する。共有予備VPデータ
D704は、共有予備VPとして登録するVPのVP端
点管理モジュールのID−D705と、共有予備VPの
必要な帯域を示す必要帯域D706と、現在、共有予備
VPに割り当てている帯域を示す現帯域D707とから
構成される。
【0219】図19(B)は、プロテクション管理モジ
ュール(帯域共有)B216の構成を示すブロック図で
ある。プロテクション管理モジュール(帯域共有)B2
16は、管理データを操作するプロテクション管理手段
B2161と、管理データを格納するプロテクション記
憶部B2162とを備える。プロテクション管理モジュ
ール(帯域共有)B216が他のモジュールや手段から
指示を受けると、プロテクション管理手段B2161が
プロテクション記憶部B2162のデータを処理して指
示を送ってきたモジュールや手段に結果を返す。
【0220】図19(C)は、ポート管理モジュール
(帯域共有)B403、B405、B409、B411
の構成を示すブロック図である。ポート管理モジュール
(帯域共有)B403は、管理データを操作するポート
管理手段B4031と管理データを格納するポート記憶
部B4032とを備える。ポート管理モジュール(帯域
共有)B403が他のモジュールや手段から指示を受け
ると、ポート管理手段B4031が、ポート記憶部B4
032のデータを処理して、指示を送ってきたモジュー
ルや手段に結果を返す。ポート管理モジュール(帯域共
有)B405、B409、B411の構成も同様であ
る。ポート記憶部B4032、4052、4092、4
112に格納される管理データは、図3に示される第1
の実施例における管理データと同一である。
【0221】図22は、プロテクション管理モジュール
(帯域共有)B2162に格納される管理データの1例
を示す。管理データは、プロテクション管理モジュール
(帯域共有)のID−D801と、複数のペアデータD
802から構成される。プロテクション管理モジュール
(帯域共有)のID−D801は、プロテクション管理
モジュール(帯域共有)B216を管理するポート管理
モジュール(帯域共有)B409のIDを判別するID
である。例えば、ポート管理モジュール(帯域共有)の
IDは英字で示し、プロテクション管理モジュール(帯
域共有)のIDはその英字+数字とする。図22では、
ペアデータD802を1つ記載しているが、実際には、
プロテクション管理モジュール(帯域共有)が管理する
予備VPのVP端点管理モジュールの数だけ存在する。
ペアデータD802は、プロテクション方式D803
と、予備VPの帯域確保状態D804と、予備VPのV
P端点管理モジュールのID−D805と、予備VPの
接続先のVP端点管理モジュールのID−D806と、
複数の現用VPのVP端点管理モジュールのID−D8
07、D809と、複数の現用VPの接続先VPのVP
端点管理モジュールのID−D808、D810とから
構成される。図16では、現用VPのVP端点管理モジ
ュールのIDと現用VPの接続先VPのVP端点管理モ
ジュールのIDとは、それぞれ2つずつ記載している
が、実際には、予備VPを共有する現用VPの数だけ存
在する。
【0222】次に、本実施例の動作について説明する。
【0223】まず、プロテクション管理モジュール(帯
域共有)生成機能B935の動作について説明する。プ
ロテクション管理モジュール(帯域共有)生成機能B9
35の動作は、上述した第1実施例によるプロテクショ
ン管理モジュール(1:1)生成機能8905の動作に
おいて、プロテクション管理モジュール(1:1)をプ
ロテクション管理モジュール(帯域共有)に、ポート管
理モジュール(1:1)をポート管理モジュール(帯域
共有)に、制御手段を制御手段(帯域共有)に、置き換
えた場合と同一である。
【0224】次に、プロテクション管理モジュール(帯
域共有)削除機能B936の動作について説明する。プ
ロテクション管理モジュール(帯域共有)削除機能B9
36の動作は、第1実施例によるプロテクション管理モ
ジュール(1:1)削除機能B906の動作において、
プロテクション管理モジュール(1:1)をプロテクシ
ョン管理モジュール(帯域共有)に、ポート管理モジュ
ール(1:1)をポート管理モジュール(帯域共有)
に、制御手段を制御手段(帯域共有)に、置き換えた場
合と同一である。
【0225】次に、帯域管理モジュール登録機能B91
3の動作について説明する。このときの動作を図56、
57のフローチャートに示す。ここでは、帯域管理モジ
ュールB215を生成する場合について説明する。
【0226】初期条件として、入出力手段B201から
帯域管理モジュール生成の指示が入力される。このと
き、第1パラメータとして、ポート管理モジュール(帯
域共有)B409のIDが与えられる。第2パラメータ
として、総共有予備帯域が与えられる。
【0227】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりポート管理モジュール(帯域共有)B40
9に帯域管理モジュールの生成を指示し(図56、ステ
ップS3401)、ポート管理モジュール(帯域共有)
B413から結果を受けとるまで待つ(ステップS34
02)。このとき、第1パラメータとして、第2パラメ
ータとして受けとった総共有予備帯域を与える。
【0228】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、制御手段(帯域共有)B402から帯域管理モジ
ュールの生成指示を受けると(図57、ステップS35
01)、帯域管理モジュールB215を生成する。この
とき、帯域記憶部B2152に格納される管理データの
ID−D701に、帯域管理モジュールB215のID
を設定する。また、総共有予備帯域D702には、第1
パラメータとして受けとった総共有予備帯域を設定す
る。残共有予備帯域D703には、「0」を設定する。
共有予備VPデータD704は生成しない(ステップS
3502)。さらに、ポート管理記憶部B4092の管
理データに、帯域管理モジュールB215のモジュール
データD102を追加する(ステップS1503)。こ
のとき、モジュール名D103には“帯域管理モジュー
ル”を設定し、モジュールのID−D104には帯域管
理モジュールB215のIDを設定する。そして、完了
の結果を制御手段(帯域共有)B402に返す(ステッ
プS3504)。
【0229】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理手段B404から完了の結果を受けとると、受け取
った完了の結果を入出力手段B201に返す(ステップ
S3403)。
【0230】次に、帯域管理モジュール削除機能B91
4の動作について説明する。このときの動作を図58、
59、60のフローチャートに示す。ここでは、帯域管
理モジュールB215を削除する場合について説明す
る。
【0231】初期条件として、入出力手段B201から
帯域管理モジュールの削除という指示が入力される。こ
のとき、第1パラメータとして、帯域管理モジュールを
管理しているポート管理モジュール(帯域共有)B40
9のIDが与えられる。
【0232】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりポート管理モジュール(帯域共有)B40
9に、帯域管理モジュールの削除を指示する(図58、
ステップS3601)。そして、ポート管理モジュール
(帯域共有)B409から結果を受けとるまで待つ(ス
テップS3602)。
【0233】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、制御手段(帯域共有)B402から帯域管理モジ
ュールの削除指示を受けると(図59、ステップS37
01)、ポート記憶部B4092に格納されたモジュー
ルデータD102に登録されている帯域管理モジュール
B215に、予備VPデータが登録されているか問い合
わせる(ステップS3702)。
【0234】帯域管理モジュールB215は、予備VP
データが登録されているか問い合わせを受けると(図6
0、ステップS3801)、帯域記憶部B2152に格
納されている管理データに予備VPデータD703が登
録されている場合は(ステップS3802においてYE
S)、“登録中”を返す(ステップS3802、380
3)。一方、予備VPデータD703が登録されていな
い場合は(ステップS3802においてNO)、“未登
録”を返す(ステップS3804)。
【0235】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、問い合わせの結果、“登録中”の場合(ステップ
S3703においてYES)、“予備VPデータ登録
中”として、エラーを制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS3707)。一方、問い合わせの結
果、未登録の場合(ステップS3703においてN
O)、帯域管理モジュールB215を削除する(ステッ
プS3704)。また、ポート記憶部B4092に格納
された管理データから帯域管理モジュールB215のモ
ジュールデータD102を削除する(スデップS370
5)。そして、完了の結果を制御手段(帯域共有)B4
02に返す(ステップS3706)。
【0236】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から受けとった結
果を入出力手段B201に返す(ステップS360
3)。
【0237】次に、総共有予備帯域変更機能B915の
動作について説明する。このときの動作を図61、6
2、63のフローチャートに示す。ここでは、帯域管理
モジュールB215の総共有帯域を変更する。
【0238】初期条件として、入出力手段B201か
ら、第1パラメータとして、帯域管理モジュールB21
5のIDを与え、第2パラメータとして、設定したい総
共有予備帯域を与える。
【0239】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータより帯域管理モジュールB215を管理してい
るポート管理モジュール(帯域共有)B409へ、帯域
管理モジュールの総共有予備帯域の変更を指示する(図
61、ステップS3901)。そして、ポート管理モジ
ュール(帯域共有)B409から結果を受けとるまで待
つ(ステップS3902)。
【0240】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、制御手段(帯域共有)B402から帯域管理モジ
ュールの総共有予備帯域の変更指示を受けると、ポート
記憶部B4092に格納されたモジュールデータD10
2に登録された帯域管理モジュールB215に、総共有
予備帯域の変更を指示し、結果を受けとるまで待つ(図
62、ステップS4001、4002)。このとき、第
1パラメータには、受けとった第2パラメータを与え
る。
【0241】帯域管理モジュールB215は、総共有予
備帯域の変更指示を受けると(図63、ステップS41
01)、帯域記憶部2152に格納されている管理デー
タの総共有予備帯域D702と第1パラメータとを比較
し、第1パラメータの方が大きい場合(ステップS41
02において変更要求値のとき)、ステップS4103
に進む。一方、総共有予備帯域D702の方が大きい場
合(ステップS4102において現在の設定値のと
き)、ステップS4106に進む。
【0242】ステップS4106では、登録されている
予備VPデータD704の中から必要帯域D706の最
大値を求める。そして、必要帯域D706の最大値と第
1パラメータとを比較し、必要帯域D706の最大値の
方が大きい場合(ステップS4107において必要帯域
の最大値のとき)は、「総共有予備帯域D702−残共
有予備帯域D703」の値と第1パラメータとを比較す
る。一方、第1パラメータの方が大きい場合(ステップ
S4109において変更要求値のとき)は、ステップS
4103に進む。また、「総共有予備帯域D702−残
共有予備帯域D703」の値の方が大きい場合(ステッ
プS4109において、「総共有予備帯域D702−残
共有予備帯域D703」のとき)は、“予備VPの総割
当量未満”としてエラーを返す(ステップS411
0)。
【0243】ステップS4107において、第1パラメ
ータの方が大きい場合(ステップS4107において変
更要求値のとき)は、“予備VPの必要帯域の最大値未
満”としてエラーを返す。ステップS4103では、帯
域記憶部2152に格納されている管理データの総共有
予備帯域D702を、第1パラメータに変更する。そし
て、変更した後、完了の結果を返す(ステップS410
5)。
【0244】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果を制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS4003)。
【0245】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から完了の結果を
受けとると、受けとった結果を入出力手段B201に返
す(ステップS3903)。
【0246】次に、帯域共有予備VP登録機能B916
の動作について説明する。このときの動作を図64、6
5、66のフローチャートに示す。ここでは、登録する
帯域共有予備VPのVP端点管理モジュールをVP端点
管理モジュールB210とする。
【0247】初期条件として、入出力手段B201から
帯域共有予備VPの登録の指示が入力される。また、第
1パラメータとして、帯域共有予備VPのVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、帯域共有予備VPの必要帯域を与える。
【0248】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB210を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B409に、
帯域共有予備VPの登録を指示し、結果を受けとるまで
待つ(図64、ステップS4201、4202)。ま
た、第1パラメータとして、受けとった第1パラメータ
を与え、第2パラメータとして、受けとった第2パラメ
ータを与える。
【0249】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの登録の指示を受けると、ポー
ト記憶部B4092に格納されたモジュールデータD1
02に登録された帯域管理モジュールB214に、帯域
共有予備VPの登録を指示し、結果を受けとるまで待つ
(図65、ステップS4301、4302)。また、第
1パラメータとして、受けとった第1パラメータを与
え、第2パラメータとして、受けとった第2パラメータ
を与える。
【0250】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの登録指示を受けると(図66、ステップS4
401)、帯域記憶部B2152に格納された管理デー
タの総共有予備帯域D702と第2パラメータとを比較
する(ステップS4402)。第2パラメータの方が大
きければ、“必要帯域を確保できない”として、エラー
を返す(ステップS4405)。総共有予備帯域D70
2の方が大きければ、帯域記憶部B2152の管理デー
タに、予備VPデータD704を追加する。このとき、
VP端点管理モジュールのID−D705に第1パラメ
ータを設定し、必要帯域D706に第2パラメータを設
定する。また、現帯域D707に「0」を設定する(ス
テップS4403)。そして、完了の結果をポート管理
モジュール(帯域共有)B409に返す(ステップS4
404)。
【0251】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果を制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS4303)。
【0252】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受けと
ると、受けとった結果を入出力手段B201に返す(ス
テップS4203)。
【0253】次に、帯域共有予備VP削除機能B917
の動作について説明する。このときの動作を図67、6
8、69のフローチャートに示す。ここでは、削除する
帯域共有予備VPのVP端点管理モジュールをVP端点
管理モジュールB210とする。
【0254】初期条件として、入出力手段B201から
帯域共有予備VPの削除の指示が入力される。また、第
1パラメータとして、帯域共有予備VPのVP端点管理
モジュールB210のIDを与える。
【0255】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB210を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B409に、
帯域共有予備VPの削除を指示し、結果を受けとるまで
待つ(図67、ステップS4501、4502)。ま
た、第1パラメータとして、受けとった第1パラメータ
を与える。
【0256】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの削除の指示を受けると、ポー
ト記憶部B4092に格納されたモジュールデータD1
02に登録された帯域管理モジュールB215に、帯域
共有予備VPの削除を指示し、結果を受けとるまで待つ
(図68、ステップS4601、4602)。また、第
1パラメータとして、受けとった第1パラメータを与え
る。
【0257】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの削除指示を受けると(図69、ステップS4
701)、帯域記憶部B2152に格納された管理デー
タの予備VPデータD704のうち、VP端点管理モジ
ュールのIDが第1パラメータと一致するものを検索す
る(ステップS4702)。そして、検索結果の予備V
PデータD704の現帯域D707と「0」とを比較す
る(ステップS4703)。現帯域D707と「0」と
が一致しなければ、“共有帯域を使用中”としてエラー
をポート管理モジュール(帯域共有)B409に返す
(ステップS4706)。一方、現帯域D707と
「0」とが一致すれば、検索結果の予備VPデータD7
04を管理データから削除し(ステップS4704)、
完了の結果をポート管理モジュール(帯域共有)B40
9に返す(ステップS4705)。
【0258】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果を制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS4603)。
【0259】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受けと
ると、受けとった結果を入出力手段B201に返す(ス
テップS4503)。
【0260】次に、帯域共有予備VP帯域割当機能B9
18の動作について説明する。このときの動作を図7
0、71、72のフローチャートに示す。ここでは、帯
域を割り当てる帯域共有予備VPのVP端点管理モジュ
ールをVP端点管理モジュールB210とする。
【0261】初期条件として、入出力手段B201から
帯域共有予備VPの帯域割り当ての指示が入力される。
第1パラメータとして、帯域共有予備VPのVP端点管
理モジュールB210のIDを与える。
【0262】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB210を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B409に、
帯域共有予備VPの帯域割当を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図70、ステップS4801、4802)。
第1パラメータとして、受けとった第1パラメータを与
える。
【0263】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの帯域割当の指示を受けると、
ポート記憶部B4092に格納されたモジュールデータ
D102に登録された帯域管理モジュールB215に、
帯域共有予備VPの帯域割当を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図71、ステップS4901、4902)。
また、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与える。
【0264】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの帯域割当の指示を受けると(図72、ステッ
プS5001)、帯域記憶部B2152に格納された管
理データの予備VPデータD704のうち、VP端点管
理モジュールのIDが第1パラメータと一致するものを
検索する(ステップS5002)。そして、検索結果の
予備VPデータD704の必要帯域D706と残共有予
備帯域D703とを比較する(ステップS5003)。
必要帯域D706の方が大きい場合は、“残共有予備帯
域が不足”としてエラーを返す(ステップS500
7)。一方、残共有予備帯域D703の方が大きけれ
ば、予備VPデータD704の現帯域D705を、必要
帯域D706と同一の値にする(ステップS500
4)。次に残共有予備帯域D703の値を、「残共有予
備帯域D703−必要帯域D706」に変更する(ステ
ップS5005)。そして、完了の結果をポート管理モ
ジュール(帯域共有)B409に返す(ステップS50
06)。
【0265】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果を制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS4903)。
【0266】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受けと
ると、受けとった結果を入出力手段B201に返す(ス
テップS4803)。
【0267】帯域共有予備VP帯域解放機能B919の
動作について説明する。このときの動作を図73、7
4、75のフローチャートに示す。ここでは、帯域を解
放する帯域共有予備VPのVP端点管理モジュールをV
P端点管理モジュールB210とする。
【0268】初期条件として、入出力手段B201から
帯域共有予備VPの帯域解放の指示が入力される。ま
た、第1パラメータとして、帯域共有予備VPのVP端
点管理モジュールB210のIDを与える。
【0269】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB210を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B409に、
帯域共有予備VPの帯域解放を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図73、ステップS5101、5102)。
第1パラメータとして、受けとった第1パラメータを与
える。
【0270】ポート管理モジュール(帯域共有)840
9は、帯域共有予備VPの帯域解放の指示を受けると、
ポート記憶部B4092に格納されたモジュールデータ
D102に登録された帯域管理モジュールB215に、
帯域共有予備VPの帯域解放を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図74、ステップS5201、5202)。
また、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与える。
【0271】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの帯域解放の指示を受けると(図75、ステッ
プS5301)、帯域記憶部B2152に格納された管
理データの予備VPデータD704のうち、VP端点管
理モジュールのIDが第1パラメータと一致するものを
検索する(ステップS5302)。また、検索結果の予
備VPデータD704の現帯域D707を「0」に変更
し(ステップS5303)、残共有予備帯域D703の
値を「残共有予備帯域D703+必要帯域D706」に
変更する(ステップS5304)。そして、完了の結果
をポート管理モジュール(帯域共有)B409に返す
(ステップS5305)。
【0272】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果を制御手段(帯域共有)B402に
返す(ステップS5203)。
【0273】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受けと
ると、受けとった結果を入出力手段B201に返す(ス
テップS5103)。
【0274】次に、プロテクション登録機能B920の
動作について説明する。このときの動作を図78、7
9、80、44、45のフローチャートに示す。ここ
で、登録するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする場合について説明する。
【0275】初期条件として、入出力手段B201から
ペアデータの登録の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、プロテクション方式を与え、第2パラメ
ータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理モ
ジュールB210のIDを与え、第3パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
B212のIDを与え、第4パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0276】制御手段(帯域共有)B402は、第2パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB210を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B409に、
プロテクション管理モジュール(帯域共有)のペアデー
タの登録を指示し、結果を受けとるまで待つ(図78、
ステップS5601、5602)。このとき、第1パラ
メータとして、受けとった第1パラメータを与え、第2
パラメータとして、受けとった第2パラメータを与え、
第3パラメータとして、受けとった第3パラメータを与
え、第4パラメータとして、受けとった第4パラメータ
を与える。
【0277】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)のペ
アデータの登録指示を受けると、ポート記憶部B409
2に格納されたモジュールデータD102に登録された
プロテクション管理モジュール(帯域共有)B216
に、ペアデータの登録を指示し、結果を受けとるまで待
つ(図79、ステップS5701、5702)。このと
き、第1パラメータとして、受けとった第1パラメータ
を与え、第2パラメータとして、受けとった第2パラメ
ータを与え、第3パラメータとして、受けとった第3パ
ラメータを与え、第4パラメータとして、受けとった第
4パラメータを与える。
【0278】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ペアデータの登録指示を受けると(図
80、ステップS5801)、プロテクション記憶部B
2162に格納されている管理データから、予備VPの
VP端点管理モジュールのID−D805が第2パラメ
ータと一致するペアデータD802を検索する(ステッ
プS5802)。該当するペアデータD802がある場
合は、ステップS5804に進み、ない場合はステップ
S5808に進む(ステップS5803)。
【0279】ステップS5804では、該当するペアデ
ータD802の最後に、現用VPのVP端点管理モジュ
ールのIDと、現用VPの接続先VPのVP端点管理モ
ジュールのIDとを追加する。ここでは、ペアデータD
802に追加する現用VPのVP端点管理モジュールの
IDをD809とし、現用VPの接続先VPのVP端点
管理モジュールのIDをD810とする。現用VPのV
P端点管理モジュールのID−D809には、第3パラ
メータのVP端点管理モジュールB212のIDを設定
し、現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
ID−D810には、第4パラメータのVP端点管理モ
ジュールB204のIDを設定する(ステップS580
4)。
【0280】次に、第3パラメータ、第4パラメータに
基づいて、それぞれのVP端点管理モジュールを管理す
るポート管理モジュール(帯域共有)B411と、ポー
ト管理モジュール(帯域共有)B403とに、VP端点
管理モジュールのプロテクションポインタの設定を指示
する。このとき、ポート管理モジュール(帯域共有)B
411への第1パラメータには、第3パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB212のIDを渡
し、第2パラメータには、プロテクション管理モジュー
ル(帯域共有)B214のIDを渡す。ポート管理モジ
ュール(帯域共有)B403への第1パラメータには、
第4パラメータとして受けとったVP端点管理モジュー
ルB204のIDを渡し、第2パラメータには、プロテ
クション管理モジュール(帯域共有)B214のIDを
渡す(ステップS5805)。そして、ポート管理モジ
ュール(帯域共有)B411とポート管理モジュール
(帯域共有)B403から結果を受けとるまで待つ(ス
テップS5806)。
【0281】ステップS5808では、プロテクション
記憶部B2162に格納されている管理データに、ペア
データD802を登録する。このとき、プロテクション
方式D803には、第1パラメータのプロテクション方
式を設定する。また、帯域確保状態D804には、プロ
テクション方式D803の値が“帯域確保”の場合は
“確保”を設定し、プロテクション方式D803の値が
“帯域共有”の場合は「0」を設定する。予備VPのV
P端点管理モジュールのID−D805には、第2パラ
メータのVP端点管理モジュールB210のIDを設定
し、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
ID−D806には、NULLを設定する。現用VPの
VP端点管理モジュールのID−D807には、第3パ
ラメータのVP端点管理モジュールB212のIDを設
定し、現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュール
のID−D808には、第4パラメータのVP端点管理
モジュールB204のIDを設定する。
【0282】次に、第2パラメータ、第3パラメータ、
第4パラメータに基づいて、それぞれのVP端点管理モ
ジュールを管理するポート管理モジュール(帯域共有)
B409と、ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1と、ポート管理モジュール(帯域共有)B403と
に、VP端点管理モジュールのプロテクションポインタ
の設定を指示する。このとき、第2パラメータのVP端
点管理モジュールを管理するポート管理モジュール(帯
域共有)B409への第1パラメータには、第2パラメ
ータとして受けとったVP端点管理モジュールB210
のIDを渡し、第2パラメータには、プロテクション管
理モジュール(帯域共有)B216のIDを渡す。ま
た、第3パラメータのVP端点管理モジュールを管理す
るポート管理モジュール(帯域共有)B411への第1
パラメータには、第3パラメータとして受けとったVP
端点管理モジュールB212のIDを渡し、第2パラメ
ータには、プロテクション管理モジュール(帯域共有)
B216のIDを渡す。第4パラメータのVP端点管理
モジュールを管理するポート管理モジュール(帯域共
有)B403への第1パラメータには、第4パラメータ
として受けとったVP端点管理モジュールB204のI
Dを渡し、第2パラメータには、プロテクション管理モ
ジュール(帯域共有)B216のIDを渡す(ステップ
S5809)。そして、ポート管理モジュール(帯域共
有)B409と、ポート管理モジュール(帯域共有)B
411と、ポート管理モジュール(帯域共有)B403
の全てから結果を受けとるまで待つ(ステップS681
0)。
【0283】VP端点管理モジュールによるプロテクシ
ョンポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール
(帯域共有)B411は、VP端点管理モジュールB2
12に、プロテクションポインタの設定を指示する。こ
のとき第1パラメータとして、第2パラメータとして受
けとったプロテクション管理モジュール(帯域共有)B
214のIDを与える(図44、ステップS220
1)。そして、VP端点管理モジュールB212から結
果を受けとるまで待つ(ステップS2202)。
【0284】VP端点管理モジュールB212は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けると、プロテクシ
ョンポインタD504を第1パラメータのプロテクショ
ン管理モジュール(帯域共有)B214のIDに変更
し、完了の結果を返す(図45、ステップS2301、
S2302、S2303)。
【0285】ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果
を受けとると、プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216に完了の結果を返す(ステップS220
3)。
【0286】ステップS5805の後、ポート管理モジ
ュール(帯域共有)B403とVP端点管理モジュール
B204で同様の処理が行なわれる。ステップS580
9の後、ポート管理モジュール(帯域共有)B403と
VP端点管理モジュールB204、ポート管理モジュー
ル(帯域共有)B409とVP端点管理モジュールB2
10で同様の処理が行なわれる。そして、プロテクショ
ンポインタの設定指示を出したすべてのポート管理モジ
ュール(帯域共有)から結果を受けとるとポート管理モ
ジュール(帯域共有)B409に完了の結果を返す(ス
テップS5807)。
【0287】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B2
16から結果を受けとると、完了の結果を制御手段(帯
域共有)B402に返す(ステップS5703)。
【0288】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から完了の結果を
受けとると、完了の結果を入出力手段B201に返す
(ステップS5603)。
【0289】次に、プロテクション削除機能B921の
動作について説明する。このときの動作を図46、4
7、81、44、45のフローチャートに示す。ここで
は、削除するプロテクションのペアデータは、VP端点
管理モジュールB212が管理するVPの端点を現用と
し、VP端点管理モジュールB210が管理するVPの
端点を予備とし、VP端点管理モジュールB204が管
理するVPの端点を保護とする。
【0290】初期条件として、入出力手段8201から
ペアデータの削除の指示が入力される。また、第1パラ
メータとして、予備VPの端点を管理するVP端点管理
モジュールB210のIDを与え、第2パラメータとし
て、現用VPの端点を管理するVP端点管理モジュール
B212のIDを与え、第3パラメータとして、保護V
Pの端点を管理するVP端点管理モジュールB204の
IDを与える。
【0291】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータのVP端点管理モジュールB210のIDから
VP端点管理モジュールB210を管理しているポート
管理モジュール(帯域共有)B409に、プロテクショ
ン管理モジュール(帯域共有)のペアデータの登録を指
示し、結果を受けとるまで待つ(図46、ステップS2
401、S2402)。このとき、第1パラメータとし
て、受けとった第1パラメータを与え、第2パラメータ
として、受けとった第2パラメータを与え、第3パラメ
ータとして、受けとった第3パラメータを与える。
【0292】ポート管理モジュール(帯域共有)409
は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)のペア
データの削除指示を受けとると、ポート記憶部B409
2に格納されたモジュールデータD102に登録された
プロテクション管理モジュール(帯域共有)B216
に、ペアデータの削除を指示し、結果を受けとるまで待
つ(図47、ステップS2501、S2502)。この
とき、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与え、第2パラメータとして、受けとった第2パラ
メータを与え、第3パラメータとして、受けとった第3
パラメータを与える。
【0293】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ペアデータの削除指示を受けると(図
81、ステップS5901)、プロテクション記憶部B
2162に格納されたモジュールデータD802に登録
されているペアデータのうち、予備VPのVP端点管理
モジュールのID−D805と、第1パラメータの予備
VPの端点を管理するVP端点管理モジュールB210
のIDとが一致するペアデータD802を検索する(ス
テップS5902)。そして、ペアデータD802の現
用VPのVP端点管理モジュールのIDと、第2パラメ
ータとが一致し、その現用VPの接続先VPのVP端点
管理モジュールのIDがNULLである場合(ステップ
S5903においてYES)に、“予備VPに切替中”
としてエラーを返す(ステップS5910)。
【0294】一方、現用VPの接続先VPのVP端点管
理モジュールのIDがNULLでない場合(ステップS
5903においてNO)、プロテクション方式D803
が“帯域共有”で、かつ、帯域確保状態D804が‘確
保”の場合(ステップS5904においてYES)、
“帯域確保中”としてエラーを返す(ステップS591
1)。
【0295】さらに、プロテクション方式D803が
‘帯域固有”、または、帯域確保状態D804が‘確
保”でない場合(ステップS5904においてNO)、
ペアデータD802に、第2パラメータと一致する現用
VPのVP端点管理モジュールのID以外の現用VPの
VP端点管理モジュールのIDが含まれないならば(ス
テップS5905においてNO)、第1パラメータ、第
2パラメータ、第3パラメータのVP端点管理モジュー
ルをそれぞれ管理するポート管理モジュール(帯域共
有)B409と、ポート管理モジュール(帯域共有)B
411と、ポート管理モジュール(帯域共有)B403
とに、VP端点管理モジュールのプロテクションポイン
タの設定を指示する。このとき、第1パラメータのVP
端点管理モジュールを管理するポート管理モジュール
(帯域共有)B409への第1パラメータには、第1パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
10のIDを渡し、第2パラメータには、NULLを渡
す。また、第2パラメータのVP端点管理モジュールを
管理するポート管理モジュール(帯域共有)B411へ
の第1パラメータには、第2パラメータとして受けとっ
たVP端点管理モジュールB212のIDを渡し、第2
パラメータは、NULLを渡す。第3パラメータのVP
端点管理モジュールを管理するポート管理モジュール
(帯域共有)B403への第1パラメータには、第3パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
04のIDを渡し、第2パラメータは、NULLを渡す
(ステップS5906)。
【0296】そして、ポート管理モジュール(帯域共
有)B409と、ポート管理モジュール(帯域共有)B
411と、ポート管理モジュール(帯域共有)B403
の全てから結果を受けとるまで待つ(ステップS590
7)。ポート管理モジュール(帯域共有)B409と、
ポート管理モジュール(帯域共有)B411と、ポート
管理モジュール(帯域共有)B403とから結果を受け
とると、ペアデータD802を削除する(ステップS5
908)。そして、完了の結果をポート管理モジュール
(帯域共有)B409に返す(ステップS5909)。
【0297】ペアデータD602に第2パラメータと一
致する現用VPのVP端点管理モジュールのID以外の
現用VPのVP端点管理モジュールのIDが含まれる場
合、(ステップS5905においてYES)、第2パラ
メータ、第3パラメータのVP端点管理モジュールをそ
れぞれ管理するポート管理モジュール(帯域共有)B4
11と、ポート管理モジュール(帯域共有)B403と
に、VP端点管理モジュールのプロテクションポインタ
の設定を指示する。このとき、第2パラメータのVP端
点管理モジュールを管理するポート管理モジュール(帯
域共有)B411への第1パラメータには、第2パラメ
ータとして受けとったVP端点管理モジュールB412
のIDを渡し、第2パラメータには、NULLを渡す。
また、第3パラメータのVP端点管理モジュールを管理
するポート管理モジュール(帯域共有)B403への第
1パラメータには、第3パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB204のIDを渡し、第2パラ
メータには、NULLを渡す(ステップS5912)。
【0298】そして、ポート管理モジュール(帯域共
有)B411と、ポート管理モジュール(帯域共有)B
403から結果を受けとるまで待つ(ステップS591
3)。ポート管理モジュール(帯域共有)B411と、
ポート管理モジュール(帯域共有)B403から結果を
受けとると、ペアデータD602の第2パラメータと一
致する現用VPのVP端点管理モジュールのIDと、第
3パラメータと一致する現用VPの接続先VPのVP端
点管理モジュールのIDとを削除する(ステップS59
14)。そして、完了の結果をポート管理モジュール
(帯域共有)B409に返す(ステップS5909)。
【0299】VP端点管理モジュールのプロテクション
ポインタの設定指示を受けたポート管理モジュール(帯
域共有)B411は、第1パラメータよりVP端点管理
モジュールB212に、プロテクションポインタの設定
を指示する。このとき、第1パラメータは、第2パラメ
ータとして受けとったNULLを与える(図44、ステ
ップS2201)。そして、VP端点管理モジュールB
212から結果を受けとるまで待つ(ステップS220
2)。
【0300】VP端点管理モジュールB212は、プロ
テクションポインタの設定指示を受けとると、プロテク
ションポインタD504を第1パラメータのNULLに
変更し、完了の結果を返す(図45、ステップS230
1、S2302、S2303)。
【0301】ステップS5906に進んだ場合は、同様
の処理が、ポート管理モジュール(帯域共有)B403
とVP端点管理モジュールB204で行なわれる。ま
た、ステップS5912に進んだ場合は、同様の処理
が、ポート管理モジュール(帯域共有)B403とVP
端点管理モジュールB204、及びポート管理モジュー
ル(帯域共有)B409とVP端点管理モジュールB2
10で行なわれる。
【0302】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B2
16から結果を受けとると、制御手段(帯域共有)B4
02に受けとった結果を返す(ステップS2503)。
【0303】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受けと
ると、入出力手段B201に受けとった結果を返す(ス
テップS2403)。
【0304】次に、プロテクション切替え機能B922
の動作について説明する。このときの動作を図82、8
3、84、85、86、87、52、30、31、3
4、35、74、75、76、77のフローチャートに
示す。ここでは、VP端点管理モジュールB212が管
理するVPの端点を現用とし、VP端点管理モジュール
B210が管理するVPの端点を予備とし、VP端点管
理モジュールB204が管理するVPの端点を保護とし
て、現用から予備に切替える場合について説明する。
【0305】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクションの切替えの指示が入力される。また、第
1パラメータとして、切替え元のVP端点管理モジュー
ルB212のIDを与え、第2パラメータとして、切替
え先のVP端点管理モジュールB210のIDを与え
る。第3パラメータは、必ず切替えを行なう場合のみ与
え、第3パラメータとして、“切替え”を与える。
【0306】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB212を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B411へ、
VP端点管理モジュールのプロテクションポインタを問
い合わせる(図82、ステップS6001、S600
2)。このとき、第1パラメータには、第1パラメータ
として受けとったVP端点管理モジュールB212のI
Dを与える。
【0307】VP端点管理モジュールによるプロテクシ
ョンポインタの問い合わせを受けたポート管理モジュー
ル(帯域共有)B411は、第1パラメータのVP端点
管理モジュールB212にプロテクションポインタを問
い合わせ、結果を受けとるまで待つ(図34、ステップ
S1201、S1202)。
【0308】プロテクションポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB212は、VP端点記憶
部B2122に格納されている管理データのプロテクシ
ョンポインタD204の値を返す(図35、ステップS
1301、S1302)。
【0309】ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1は、受けとったプロテクションポインタを制御手段
(帯域共有)B402に返す(ステップS1203)。
【0310】制御手段(帯域共有)B402は、返って
きたプロテクションポインタがNULの場合は、“ペア
データ未登録”としてエラーを返す(ステップS600
7)。一方、プロテクションポインタがNULL以外の
場合は、プロテクションポインタのプロテクション管理
モジュール(帯域共有)を管理しているポート管理モジ
ュール(帯域共有)に、プロテクションの切替えを指示
する。ここでは、プロテクションポインタが指し示すプ
ロテクション管理モジュール(帯域共有)をプロテクシ
ョン管理モジュール(帯域共有)B216とする。した
がって、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B
216を管理するポート管理モジュール(帯域共有)B
409に、プロテクションの切替を指示する。また、第
1パラメータには、第1パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB212のIDを与え、第2パラ
メータには、第2パラメータとして受けとったVP端点
管理モジュールB210のIDを与える。第3パラメー
タを受けとった場合は、第3パラメータとして、第3パ
ラメータを与える。(ステップS6004)。そして、
ポート管理モジュール(帯域共有)B409から結果を
受けとるまで待つ(ステップS6005)。
【0311】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクションの切替えの指示を受けると、ポー
ト記憶部4092に格納されたモジュールデータD10
2に登録されたプロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216に、プロテクションの切替を指示する。こ
のとき、第1パラメータには、第1パラメータとして受
けとったVP端点管理モジュールB212のIDを与
え、第2パラメータには、第2パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB210のIDを与える。
第3パラメータを受けとった場合は、第3パラメータと
して、第3パラメータを与える。(図83、ステップS
6101)。そして、プロテクション管理モジュール
(帯域共有)B216から結果を受けとるまで待つ(ス
テップS6102)。
【0312】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、プロテクションの切替の指示を受ける
と(図84、ステップS6201)、予備VPのVP端
点管理モジュールのID−D805が、第1パラメータ
または第2パラメータと一致するペアデータD802を
検索する(ステップS6202)。
【0313】プロテクション方式D803が“帯域確
保”の場合(ステップS6203において“帯域確
保”)、第2パラメータと予備VPのVP端点管理モジ
ュールのIDが一致する場合は、予備VPの接続先VP
のVP端点管理モジュールのIDがNULLか否かを調
べ、第2パラメータと現用VPのVP端点管理モジュー
ルのIDのどれかが一致する場合は、その現用VPの接
続先VPのVP端点管理モジュールのIDがNULLか
否かを調べる(ステップS6204)。
【0314】接続先VPのVP端点管理モジュールのI
DがNULLでない場合は(ステップS6204におい
てNO)、“切替先は使用中”としてエラーを返す(ス
テップS6209)。一方、VP端点管理モジュールの
IDがNULLの場合は(ステップS6204において
YES)、ファブリックモジュールB207にクロスコ
ネクトの変更を指示する。このとき、第1パラメータと
して、第1パラメータとして受けとったVP端点管理モ
ジュールB212のIDを与え、第2パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを与える(ステップS620
5)。そして、ファブリック管理モジュールB207か
ら結果を受けとるまで待つ(ステップS6206)。
【0315】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト変更の指示を受けると、ファブリック記
憶部B2072に格納されている管理データのクロスコ
ネクト管理モジュールのIDリストD302の最初に登
録されているクロスコネクト管理モジュールへ、ターミ
ネーション1ポインタと、ターミネーション2ポインタ
を問い合わせる(図52、ステップS3002)。ここ
では、クロスコネクト管理モジュールB208に問い合
わせる。
【0316】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB208は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402とターミネーション2ポインタD403と
を返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0317】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタ及びターミネーション2ポ
インタと、第1パラメータとを比較し、どちらかが一致
すれば、ステップS3004の実行に進む。どちらとも
一致しなければ、クロスコネクト管理モジュールのID
リストD302の次に登録されているクロスコネクト管
理モジュールにステップS3002と同様の問い合わせ
を行なう(ステップS3009)。ここでは、クロスコ
ネクト管理モジュールB207から返ってきたターミネ
ーション1ポインタは、VP端点管理モジュールB21
2のIDとし、ターミネーション2ポインタは、VP端
点管理モジュールB204のIDとする。したがって、
ターミネーション1ポインタがVP端点管理モジュール
B212のIDと一致するので、ステップS3004に
進む。そして、クロスコネクト管理モジュールB208
に第1パラメータと一致したターミネーションポインタ
の変更を指示する。このとき、第1パラメータには、も
しターミネーション1ポインタが第1パラメータと一致
した場合は「1」を、ターミネーション2ポインタが第
1パラメータと一致した場合は「2」を与える。したが
って、ここでは、第1パラメータに「1」を与える。第
2パラメータには、第2パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB210のIDを与える。(ステ
ップS3004)。そして、ファブリック管理モジュー
ルB207は、クロスコネクト管理モジュールB208
から結果を受けとるまで待つ(ステップS3005)。
【0318】クロスコネクト管理モジュールB208
は、ターミネーションポインタの変更指示を受けると
(図77、ステップS5501)、第1パラメータが
「1」であれば(ステップS5502において1)、タ
ーミネーション1ポインタD402を第2パラメータに
に変更する(ステップS5503)。第1パラメータが
「2」であれば(ステップS5502において2)、タ
ーミネーション2ポインタD402を第2パラメータに
変更する(ステップS5505)。ここでは、ターミネ
ーション1ポインタD402をVP端点管理モジュール
B210のIDに変更する。そして、完了の結果をファ
ブリック管理モジュールB207に返す(ステップS5
504)。
【0319】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から完了の結果
を受けとると、ターミネーション1ポインタのVP端点
管理モジュールのIDと、ターミネーション2ポインタ
のVP端点管理モジュールのIDと、プロテクション管
理モジュール(帯域共有)B213から第2パラメータ
として受けとったVP端点管理モジュールB210のI
Dとに基づいて、それぞれ管理するポート管理モジュー
ル(帯域共有)B411と、ポート管理モジュール(帯
域共有)B403と、ポート管理モジュール(帯域共
有)B409とに、VP端点管理モジュールのストリー
ムポインタとクロスコネクトポインタの変更を指示す
る。このとき、ポート管理モジュール(帯域共有)B4
11への第1パラメータとして、第1パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB212のIDを渡
し、第2パラメータとして、NULLを渡し、第3パラ
メータとして、NULLを渡す。
【0320】また、ポート管理モジュール(帯域共有)
B403への第1パラメータとして、ステップS300
3において一致しなかったターミネーションポインタの
VP端点管理モジュールB204のIDを渡し、第2パ
ラメータとして、ステップS3004においてターミネ
ーションポインタの変更を指示したクロスコネクト管理
モジュールB208のIDを渡し、第3パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを渡す。
【0321】また、ポート管理モジュール(帯域共有)
B409への第1パラメータとして、第2パラメータと
して受けとったVP端点管理モジュールB210のID
を渡し、第2パラメータとして、ステップS3004に
おいてターミネーションポインタの変更を指示したクロ
スコネクト管理モジュールB208のIDを渡し、第3
パラメータとして、ステップS3003において一致し
なかったターミネーションポインタのVP端点管理モジ
ュールB204のIDを渡す。
【0322】VP端点管理モジュールによるストリーム
ポインタとクロスコネクトポインタの変更の指示を受け
たポート管理モジュール(帯域共有)B411は、第1
パラメータよりVP端点管理モジュールB212へ、ス
トリームポインタとクロスコネクトポインタの変更を指
示する。このとき、第1パラメータとして、第2パラメ
ータとして受けとったNULLを渡し、第2パラメータ
として、第3パラメータとして受けとったNULLを渡
す(図30、ステップS801、S802)。そして結
果を受けとるまで待つ(ステップS803)。
【0323】VP端点管理モジュールB212は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202を第1パラ
メータのNULLに設定し、ストリームポインタD20
3を第2パラメータのNULLに設定する(図31ステ
ップS901、S902)。そして、完了の結果を返す
(ステップS903)。
【0324】ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果
を受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュー
ルB207に送る(ステップS803)。
【0325】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
3とVP端点管理モジュールB204、及びポート管理
モジュール(帯域共有)B409とVP端点管理モジュ
ールB210はそれぞれ同様の処理を行なう。
【0326】ファブリック管理モジュールB207は、
ポート管理モジュール(帯域共有)B412と、ポート
管理モジュール(帯域共有)B403と、ポート管理モ
ジュール(帯域共有)B409の全てから完了の結果を
受けとると、完了の結果をプロテクション管理モジュー
ル(帯域共有)B216に返す(ステップS300
8)。
【0327】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ファブリック管理モジュールB207
から完了の結果を受けとると、ステップS6202にお
いて検索されたペアデータD802を変更する。すなわ
ち、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDの値と、第1パラメータまたは第2パラメータと一
致する現用VPのVP端点管理モジュールのIDに対応
する現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDの値とを交換する(ステップS6207)。そし
て、帯域確保完了の結果をポート管理モジュール(帯域
共有)B409に返す(ステップS6208)。
【0328】ステップS6203において、プロテクシ
ョン方式が“帯域共有”の場合、第2パラメータと予備
VPのVP端点管理モジュールのID−D805とを比
較する。両者が一致した場合(ステップS6210にお
いてYES)、帯域確保状態D804を調べる。帯域確
保状態D804が「0」の場合(ステッS6211にお
いて0)、ポート管理モジュール(帯域共有)B409
に、帯域管理モジュールの予備VPへの帯域確保を指示
する。このとき、第1パラメータとして、予備VPのV
P端点管理モジュールのIDを与える。ここでは、第1
パラメータをVP端点管理モジュールB210のIDと
する(ステップS6212)。そして、ポート管理モジ
ュール(帯域共有)B409から結果を受けとるまで待
つ(ステップS6213)。
【0329】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの帯域割当の指示を受けると、
ポート記憶部B4092に格納されたモジュールデータ
D102に登録された帯域管理モジュールB215に、
帯域共有予備VPの帯域割当を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図71、ステップS4901、4902)。
また、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与える。
【0330】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの帯域割当の指示を受けると(図72、ステッ
プS5001)、帯域記憶部B2152に格納された管
理データの予備VPデータD704のうち、VP端点管
理モジュールのIDが第1パラメータと一致するものを
検索する(ステップS5002)。そして、検索結果の
予備VPデータD704の必要帯域D706と残共有予
備帯域D703とを比較する(ステップS5003)。
【0331】必要帯域D706の方が大きい場合は、
“残共有予備帯域が不足”としてエラーを返す(ステッ
プS5507)。残共有予備帯域D703の方が大きけ
れば、予備VPデータD704の現帯域D705を必要
帯域D706と同一の値にする(ステップS550
4)。また、残共有予備帯域D703の値を、(残共有
予備帯域D703−必要帯域D706)に変更する(ス
テップS5005)。そして、完了の結果をポート管理
モジュール(帯域共有)B409に返す(ステップS5
006)。
【0332】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果をプロテクション管理モジュール
(帯域共有)B216に返す(ステップS4903)。
【0333】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ポート管理モジュール(帯域共有)B
409から結果を受けとり、その結果がエラーの場合
(ステップS6214においてYES)、“帯域確保失
敗”としてエラーを返す(ステップS6215)。一
方、受けとった結果が完了の場合(ステップS6214
においてNO)、ステップS6202において検索され
たペアデータD802を変更する。そして、帯域確保状
態D804を“確保”に設定する(ステップS640
9)。さらに、第3パラメータを確認し、第3パラメー
タが与えられていない場合は(図87、ステップS64
01においてNO)、帯域確保完了の結果をポート管理
モジュール(帯域共有)B409に返す(ステップS6
407)。
【0334】第3パラメータが“切替え”の場合(ステ
ップS6401においてYES)、第2パラメータと予
備VPのVP端点管理モジュールのIDが一致する場合
は、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDがNULLか否かを調べ、第2パラメータと現用V
PのVP端点管理モジュールのIDのどれかが一致する
場合は、その現用VPの接続先VPのVP端点管理モジ
ュールのIDがNULLか否かを調べる(ステップS6
402)。
【0335】接続先VPのVP端点管理モジュールのI
DがNULLでない場合は(ステップS6402におい
てNO)、“切替先は使用中”としてエラーを返す(ス
テップS6408)。VP端点管理モジュールのIDが
NULLの場合は(ステップS6402においてYE
S)、ファブリックモジュールB207にクロスコネク
トの変更を指示する。このとき、第1パラメータとし
て、第1パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB212のIDを与え、第2パラメータとして、
第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジュー
ルB210のIDを与える(ステップS6403)。そ
して、ファブリック管理モジュールB207から結果を
受けとるまで待つ(ステップS6404)。
【0336】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト変更の指示を受けると(図52、ステッ
プS3001)、ファブリック記憶部B2072に格納
されている管理データのクロスコネクト管理モジュール
のIDリストD302の最初に登録されているクロスコ
ネクト管理モジュールヘターミネーション1ポインタと
ターミネーション2ポインタを問い合わせる(ステップ
S3002)。ここでは、クロスコネクト管理モジュー
ルB208に問い合わせる。
【0337】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB208は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402とターミネーション2ポインタD403を
返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0338】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタとターミネーション2ポイ
ンタとを第1パラメータと比較し、どちらかが第1パラ
メータと一致すれば、ステップS3004の実行に進
む。どちらも一致しなければ、クロスコネクト管理モジ
ュールのIDリストD302の次に登録されているクロ
スコネクト管理モジュールに、ステップS3002と同
様の問い合わせを行なう(ステップS3009)。ここ
では、クロスコネクト管理モジュールB208から返っ
てきたターミネーション1ポインタは、VP端点管理モ
ジュールB212のIDとし、ターミネーション2ポイ
ンタは、VP端点管理モジュールB204のIDとす
る。したがって、ターミネーション1ポインタが第1パ
ラメータと一致するので、ステップS3004に進む。
【0339】そして、クロスコネクト管理モジュールB
208に第1パラメータと一致したターミネーションポ
インタの変更を指示する。このとき、第1パラメータに
は、ターミネーション1ポインタが第1パラメータと一
致した場合は「1」を与え、ターミネーション2ポイン
タが第1パラメータと一致した場合は「2」を与える。
したがって、ここでは、第1パラメータに「1」を与え
る。第2パラメータには、第2パラメータとして受けと
ったVP端点管理モジュールB210のIDを与える。
(ステップS3004)。ファブリック管理モジュール
B207は、クロスコネクト管理モジュールB208か
ら結果を受けとるまで待つ(ステップS3005)。
【0340】クロスコネクト管理モジュールB208
は、ターミネーションポインタの変更指示を受けると
(図77、ステップS5501)、第1パラメータが
「1」であれば(ステップS5502において1)、タ
ーミネーション1ポインタD402を第2パラメータに
に変更する(ステップS5503)。また、第1パラメ
ータが「2」であれば(ステップS5502において
2)、ターミネーション2ポインタD402を第2パラ
メータに変更する(ステップS5505)。ここでは、
ターミネーション1ポインタD402をVP端点管理モ
ジュールB210のIDに変更する。そして、完了の結
果をファブリック管理モジュールB207に返す(ステ
ップS5504)。
【0341】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から完了の結果
を受けとると、ターミネーション1ポインタのVP端点
管理モジュールのIDと、ターミネーション2ポインタ
のVP端点管理モジュールのIDと、プロテクション管
理モジュール(帯域共有)B213から第2パラメータ
として受けとったVP端点管理モジュールB210のI
Dとに基づいて、それぞれ管理するポート管理モジュー
ル(帯域共有)B411と、ポート管理モジュール(帯
域共有)B403と、ポート管理モジュール(帯域共
有)B409とに、VP端点管理モジュールのストリー
ムポインタとクロスコネクトポインタの変更を指示す
る。このとき、ポート管理モジュール(帯域共有)B4
11への第1パラメータとして、第1パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB212のIDを渡
し、第2パラメータとして、NULLを、第3パラメー
タとして、NULLを渡す。また、ポート管理モジュー
ル(帯域共有)B403への第1パラメータとして、ス
テップS3003において一致しなかったターミネーシ
ョンポインタのVP端点管理モジュールB204のID
を渡し、第2パラメータとして、ステップS3004に
おいてターミネーションポインタの変更を指示したクロ
スコネクト管理モジュールB208のIDを渡し、第3
パラメータとして、第2パラメータとして受けとったV
P端点管理モジュールB210のIDを渡す。さらに、
ポート管理モジュール(帯域共有)B409への第1パ
ラメータとして、第2パラメータとして受けとったVP
端点管理モジュールB210のIDを渡し、第2パラメ
ータとして、ステップS3004においてターミネーシ
ョンポインタの変更を指示したクロスコネクト管理モジ
ュールB208のIDを渡し、第3パラメータとして、
ステップS3003において一致しなかったターミネー
ションポインタのVP端点管理モジュールB204のI
Dを渡す。
【0342】VP端点管理モジュールによるストリーム
ポインタとクロスコネクトポインタの変更の指示を受け
たポート管理モジュール(帯域共有)B411は、第1
パラメータよりVP端点管理モジュールB212へ、ス
トリームポインタとクロスコネクトポインタの変更を指
示する。このとき、第1パラメータとして、第2パラメ
ータとして受けとったNULLを渡し、第2パラメータ
として、第3パラメータとして受けとったNULLを渡
す。(図30、ステップS801、S802)。そし
て、結果を受けとるまで待つ(ステップS803)。
【0343】VP端点管理モジュールB212は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202を第1パラ
メータであるNULLに設定し、ストリームポインタD
203を第2パラメータであるNULLに設定する(図
31、ステップS901、902)。そして、完了の結
果を返す(ステップS903)。
【0344】ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果
を受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュー
ルB207に送る(ステップS803)。
【0345】ポート管理モジュール(帯域共有)840
3とVP端点管理モジュールB204、及びポート管理
モジュール(帯域共有)B409とVP端点管理モジュ
ールB210は、それぞれ同様の処理を行なう。
【0346】ファブリック管理モジュールB207は、
ポート管理モジュール(帯域共有)B412と、ポート
管理モジュール(帯域共有)B403と、ポート管理モ
ジュール(帯域共有)B409の全てから完了の結果を
受けとると、完了の結果をプロテクション管理モジュー
ル(帯域共有)B216に返す(ステップS300
8)。
【0347】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ファブリック管理モジュールB207
から完了の結果を受けとると、ステップS6202にお
いて検索されたペアデータD802を変更する。すなわ
ち、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDの値と、第1パラメータまたは第2パラメータと一
致する現用VPのVP端点管理モジュールのIDに対応
する現用VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDの値とを交換する(ステップS6405)。そし
て、帯域確保、切替え完了の結果をポート管理モジュー
ル(帯域共有)B409に返す(ステップS640
6)。
【0348】ステップS6211において“確保”の場
合、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDがNULLか否かを調べる(図86、ステップS6
309)。
【0349】NULLでない場合は(ステップS630
9においてNO)、“切替先は使用中”としてエラーを
返す(ステップS6314)。NULLの場合は(ステ
ップS6309においてYES)、ファブリックモジュ
ールB207にクロスコネクトの変更を指示する。この
とき、第1パラメータとして、第1パラメータとして、
受けとったVP端点管理モジュールB212のIDを与
え、第2パラメータとして、第2パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB210のIDを与える
(ステップS6310)。そして、ファブリック管理モ
ジュールB207から結果を受けとるまで待つ(ステッ
プS6311)。
【0350】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト変更の指示を受けると(図52、ステッ
プS3001)、ファブリック記憶部B2072に格納
されている管理データのクロスコネクト管理モジュール
のIDリストD302の最初に登録されているクロスコ
ネクト管理モジュールへ、ターミネーション1ポインタ
とターミネーション2ポインタを問い合わせる(ステッ
プS3002)。ここでは、クロスコネクト管理モジュ
ールB208に問い合わせる。
【0351】問い合わせを受けたクロスコネクト管理モ
ジュールB208は、クロスコネクト記憶部B2082
に格納されている管理データのターミネーション1ポイ
ンタD402とターミネーション2ポインタD403と
を返す。(図76、ステップS5401、5402)。
【0352】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から返ってきた
ターミネーション1ポインタとターミネーション2ポイ
ンタとを、第1パラメータと比較し、どちらかが一致す
ればステップS3004の実行に進む。どちらも一致し
なければ、クロスコネクト管理モジュールのIDリスト
D302の次に登録されているクロスコネクト管理モジ
ュールに、ステップS3002と同様の問い合わせを行
なう(ステップS3009)。ここでは、クロスコネク
ト管理モジュールB208から返ってきたターミネーシ
ョン1ポインタは、VP端点管理モジュールB212の
IDとし、ターミネーション2ポインタは、VP端点管
理モジュールB204のIDとする。したがって、ター
ミネーション1ポインタがVP端点管理モジュールB2
12のIDと一致するので、ステップS3004に進
む。そして、クロスコネクト管理モジュールB208
に、VP端点管理モジュールB212のIDと一致した
ターミネーションポインタの変更を指示する。このと
き、第1パラメータには、もしターミネーション1ポイ
ンタが第1パラメータと一致した場合は「1」を、ター
ミネーション2ポインタが第2パラメータと一致した場
合は「2」を与える。したがって、ここでは、第1パラ
メータに「1」を与える。第2パラメータには、第2パ
ラメータとして受けとったVP端点管理モジュールB2
10のIDを与える。(ステップS3004)。ファブ
リック管理モジュールB207は、クロスコネクト管理
モジュールB208から結果を受けとるまで待つ(ステ
ップS3005)。
【0353】クロスコネクト管理モジュールB208
は、ターミネーションポインタの変更指示を受けると
(図77、ステップS5501)、第1パラメータが
「1」であれば(ステップS5502において1)、タ
ーミネーション1ポインタD402を第2パラメータに
に変更する(ステップS5503)。第1パラメータが
「2」であれば(ステップS5502において2)、タ
ーミネーション2ポインタD402を第2パラメータに
変更する(ステップS5505)。ここでは、ターミネ
ーション1ポインタD402をVP端点管理モジュール
B210のIDに変更する。そして、完了の結果をファ
ブリック管理モジュールB207に返す(ステップS5
504)。
【0354】ファブリック管理モジュールB207は、
クロスコネクト管理モジュールB208から完了の結果
を受けとると、ターミネーション1ポインタのVP端点
管理モジュールのIDと、ターミネーション2ポインタ
のVP端点管理モジュールのIDと、プロテクション管
理モジュール(帯域共有)B213から第2パラメータ
として受けとったVP端点管理モジュールB210のI
Dとに基づいて、それぞれ管理するポート管理モジュー
ル(帯域共有)B411と、ポート管理モジュール(帯
域共有)B403と、ポート管理モジュール(帯域共
有)B409とに、VP端点管理モジュールのストリー
ムポインタとクロスコネクトポインタの変更を指示す
る。このとき、ポート管理モジュール(帯域共有)B4
11への第1パラメータとして、第1パラメータとして
受けとったVP端点管理モジュールB212のIDを渡
し、第2パラメータとして、NULLを渡し、第3パラ
メータとして、NULLを渡す。
【0355】また、ポート管理モジュール(帯域共有)
B403への第1パラメータとして、ステップS300
3において一致しなかったターミネーションポインタの
VP端点管理モジュールB204のIDを渡し、第2パ
ラメータとして、ステップS3004においてターミネ
ーションポインタの変更を指示したクロスコネクト管理
モジュールB208のIDを渡し、第3パラメータとし
て、第2パラメータとして受けとったVP端点管理モジ
ュールB210のIDを渡す。
【0356】また、ポート管理モジュール(帯域共有)
B409への第1パラメータとして、第2パラメータと
して受けとったVP端点管理モジュールB210のID
を渡し、第2パラメータとして、ステップS3004に
おいてターミネーションポインタの変更を指示したクロ
スコネクト管理モジュールB208のIDを渡し、第3
パラメータとして、ステップS3003において一致し
なかったターミネーションポインタのVP端点管理モジ
ュールB204のIDを渡す。
【0357】VP端点管理モジュールによるストリーム
ポインタとクロスコネクトポインタの変更の指示を受け
たポート管理モジュール(帯域共有)B411は、第1
パラメータよりVP端点管理モジュールB212へ、ス
トリームポインタとクロスコネクトポインタの変更を指
示する。このとき、第1パラメータとして、第2パラメ
ータとして受けとったNULLを渡し、第2パラメータ
として、第3パラメータとして受けとったNULLを渡
す。(図30、ステップS801、S802)。そして
結果を受けとるまで待つ(ステップS803)。
【0358】VP端点管理モジュールB212は、クロ
スコネクトポインタとストリームポインタの変更指示を
受けると、クロスコネクトポインタD202を第1パラ
メータであるNULLに設定し、ストリームポインタD
203を第2パラメータであるNULLに設定する(図
31、ステップS901、902)。そして、完了の結
果を返す(ステップS903)。
【0359】ポート管理モジュール(帯域共有)B41
1は、VP端点管理モジュールB212から完了の結果
を受けとると、完了の結果をファブリック管理モジュー
ルB207に送る(ステップS803)。
【0360】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
3とVP端点管理モジュールB204、及びポート管理
モジュール(帯域共有)B409とVP端点管理モジュ
ールB210は、それぞれ同様の処理を行なう。
【0361】ファブリック管理モジュールB207は、
ポート管理モジュール(帯域共有)B411と、ポート
管理モジュール(帯域共有)B403と、ポート管理モ
ジュール(帯域共有)B409の全てから完了の結果を
受けとると、完了の結果をプロテクション管理モジュー
ル(帯域共有)B216に返す(ステップS300
8)。
【0362】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ファブリック管理モジュールB207
から完了の結果を受けとると、ステップS6202にお
いて検索されたペアデータD802を変更する。すなわ
ち、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュールの
IDの値と、第1パラメータと一致する親用VPのVP
端点管理モジュールのIDに対応する現用VPの接続先
VPのVP端点管理モジュールのIDの値とを交換する
(ステップS6312)。そして、切替え完了の結果を
ポート管理モジュール(帯域共有)B409に返す(ス
テップS6313)。
【0363】また、第2パラメータと予備VPのVP端
点管理モジュールのID−D805を比較し、一致しな
かった場合(ステップS6210においてNO)、第2
パラメータと一致する現用VPのVP端点管理モジュー
ルのIDに対応する現用VPの接続先VPのVP端点管
理モジュールのIDがNULLか否かを調べる(図8
5、ステップS6301)。
【0364】これまでは、現用VPのVP端点管理モジ
ュールから予備VPのVP端点管理モジュールへ変更す
る場合を例にして説明してきたが、ここからは、ステッ
プS6210より、予備VPのVP端点管理モジュール
から現用VPのVP端点管理モジュールへ変更する場合
を例にして説明する。したがって、ここからは、プロテ
クション管理モジュール(帯域共有)B216が受け取
った第1パラメータをVP端点管理モジュールB210
のIDとし、第2パラメータをVP端点管理モジュール
B212のIDとする。NULLでない場合は(ステッ
プS6301においてNO)、“切替先は使用中”とし
てエラーを返す(ステップS6308)。NULLの場
合は(ステップS6301においてYES)、ファブリ
ックモジュールB207にクロスコネクトの変更を指示
する。このとき、第1パラメータとして、第1パラメー
タとして受けとったVP端点管理モジュールB210の
IDを与え、第2パラメータとして、第2パラメータと
して受けとったVP端点管理モジュールB212のID
を与える(ステップS6302)。そして、ファブリシ
ク管理モジュールB207から結果を受けとるまで待つ
(ステップS6303)。
【0365】ファブリック管理モジュールB207は、
ステップS3002からステップS3008を実行し、
完了の結果を返す。
【0366】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ファブリック管理モジュールB207
から完了の結果を受けとると、ポート管理モジュール
(帯域共有)B409に帯域管理モジュールの予備VP
への帯域解放を指示する。このとき、第1パラメータと
して、第1パラメータとして受け取ったVP端点管理モ
ジュールB210のIDを与える(ステップS630
4)。そして、ポート管理モジュール(帯域共有)B4
09から結果を受けとるまで待つ(ステップS630
5)。
【0367】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの帯域解放の指示を受けると、
ポート記憶部B4092に格納されたモジュールデータ
D102に登録された帯域管理モジュールB215に、
帯域共有予備VPの帯域解放を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図74、ステップS5201、5202)。
また、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与える。
【0368】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの帯域解放の指示を受けると(図75、ステッ
プS5301)、帯域記憶部B2152に格納された管
理データの予備VPデータD704のうち、VP端点管
理モジュールのIDが第1パラメータと一致するものを
検索する(ステップS5302)。そして、検索結果の
予備VPデータD704の現帯域D707を「0」に変
更し(ステップS6303)、残共有予備帯域D703
の値を「残共有予備帯域D703+必要帯域D706」
に変更する(ステップS5304)。そして、完了の結
果をポート管理モジュール(帯域共有)B409に返す
(ステップS5305)。
【0369】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果をプロテクション管理モジュール
(帯域共有)B216に返す(ステップS5203)。
【0370】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ポート管理モジュール(帯域共有)B
409から完了の結果を受けとると、ステップS620
2において検索されたペアデータD802を変更する。
すなわち、予備VPの接続先VPのVP端点管理モジュ
ールのIDの値と、第2パラメータと一致する現用VP
のVP端点管理モジュールのIDに対応する現用VPの
接続先VPのVP端点管理モジュールのIDの値とを交
換する。帯域確保状態D804を0に設定する(ステッ
プS6306)。そして、帯域解放、切替え完了の結果
をポート管理モジュール(帯域共有)B409に返す
(ステップS6307)。
【0371】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B2
16から受けとった結果を制御手段(帯域共有)B40
2に返す(ステップS6103)。
【0372】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から受けとった結
果を入出力手段B201に返す(ステップS600
6)。
【0373】次に、プロテクション切替え中止機能B9
23の動作について説明する。このときの動作を図8
8、89、34、35、90、74、75のフローチャ
ートに示す。ここでは、VP端点管理モジュールB21
2が管理するVPの端点を現用とし、VP端点管理モジ
ュールB210が管理するVPの端点を予備とし、VP
端点管理モジュールB204が管理するVPの端点を保
護とし、現用から予備への切替えを中止する場合につい
て説明する。
【0374】初期条件として、入出力手段B201から
プロテクションの切替え中止の指示が入力される。ま
た、第1パラメータとして、切替え元のVP端点管理モ
ジュールB212のIDを与え、第2パラメータとし
て、切替え先のVP端点管理モジュールB210のID
を与える(図88、ステップS6501)。
【0375】制御手段(帯域共有)B402は、第1パ
ラメータよりVP端点管理モジュールB212を管理し
ているポート管理モジュール(帯域共有)B411へ、
VP端点管理モジュールのプロテクションポインタを問
い合わせる。このとき、第1パラメータには、第1パラ
メータとして受けとったVP端点管理モジュールB21
2のIDを与える(ステップS6502)。
【0376】VP端点管理モジュールによるプロテクシ
ョンポインタの問い合わせを受けたポート管理モジュー
ル(帯域共有)B411は、第1パラメータのVP端点
管理モジュールB212に、プロテクションポインタを
問い合わせ、結果を受けとるまで待つ(図34、ステッ
プS12011202)。
【0377】プロテクションポインタの問い合わせを受
けたVP端点管理モジュールB212は、VP端点記憶
部B2122に格納されている管理データのプロテクシ
ョンポインタD204の値を返す(図35、ステップS
13011302)。
【0378】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
3は、受けとったプロテクションポインタを制御手段
(帯域共有)B402に返す(ステップS1203)。
【0379】制御手段(帯域共有)B402は、返って
きたプロテクションポインタがNULLの場合は、“ペ
アデータ未登録”としてエラーを返す(ステップS65
07)。一方、プロテクションポインタがNULL以外
の場合は、プロテクションポインタのプロテクション管
理モジュール(帯域共有)を管理しているポート管理モ
ジュール(帯域共有)に、プロテクションの切替え中止
を指示する。ここでは、プロテクションポインタが指し
示すプロテクション管理モジュール(帯域共有)は、プ
ロテクション管理モジュール(帯域共有)B216とす
る。したがって、プロテクション管理モジュール(帯域
共有)B216を管理するポート管理モジュール(帯域
共有)B409に、プロテクションの切替を指示する。
また、第1パラメータには、第1パラメータとして受け
とったVP端点管理モジュールB212のIDを与え、
第2パラメータには、第2パラメータとして受けとった
VP端点管理モジュールB210のIDを与える。(ス
テップS6504)。そして、ポート管理モジュール
(帯域共有)B409から結果を受けとるまで待つ(ス
テップS6505)。
【0380】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクションの切替え中止の指示を受けると、
ポート記憶部4092に格納されたモジュールデータD
102に登録されたプロテクション管理モジュール(帯
域共有)B216に、プロテクションの切替え中止を指
示する。このとき、第1パラメータには、第1パラメー
タとして受けとったVP端点管理モジュールB212の
IDを与え、第2パラメータには、第2パラメータとし
て受けとったVP端点管理モジュールB210のIDを
与える(図89、ステップS6601)。そして、プロ
テクション管理モジュール(帯域共有)B216から結
果を受けとるまで待つ(ステップS6602)。
【0381】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、プロテクションの切替え中止の指示を
受けると(図90、ステップS6701)、予備VPの
VP端点管理モジュールのID−D805が第1パラメ
ータまたは第2パラメータと一致するペアデータD80
2を検索する(ステップS6702)。
【0382】プロテクション方式D803が“帯域確
保”の場合(ステップS6703において“帯域確
保”)、“帯域共有でない”としてエラーを返す(ステ
ップS6709)。一方、プロテクション方式D803
が“帯域共有”の場合(ステップS6703において
“帯域共有”)、予備VPの接続先のVP端点管理モジ
ュールのIDを調べる(ステップS6704)。そし
て、その結果がNULLでない場合は(ステップS67
04においてNO)、“予備に切替中”としてエラーを
返す(ステップS6710)。一方、結果がNULLの
場合は(ステップS6704においてYES)、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409に帯域管理モジュ
ールの予備VPへの帯域解放を指示する。このとき、第
1パラメータとして、予備VPのVP端点管理モジュー
ルのIDを与える(ステップS6705)。そして、ポ
ート管理モジュール(帯域共有)B409から結果を受
けとるまで待つ(ステップS6706)。
【0383】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域共有予備VPの帯域解放の指示を受けると、
ポート記憶部B4092に格納されたモジュールデータ
D102に登録された帯域管理モジュールB215に、
帯域共有予備VPの帯域解放を指示し、結果を受けとる
まで待つ(図74、ステップS5201、5202)。
また、第1パラメータとして、受けとった第1パラメー
タを与える。
【0384】帯域管理モジュールB215は、帯域共有
予備VPの帯域解放の指示を受けると(図75、ステッ
プS5301)、帯域記憶部B2152に格納された管
理データの予備VPデータD704のうち、VP端点管
理モジュールのIDが第1パラメータと一致するものを
検索する(ステップS5302)。そして、検索結果の
予備VPデータD704の現帯域D707を「0」に変
更し(ステップS5303)、残共有予備帯域D703
の値を「残共有予備帯域D703+必要帯域D706」
に変更する(ステップS5304)。完了の結果をポー
ト管理モジュール(帯域共有)B409に返す(ステッ
プS5305)。
【0385】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、帯域管理モジュールB215から結果を受けとる
と、受けとった結果をプロテクション管理モジュール
(帯域共有)B216に返す(ステップS5203)。
【0386】プロテクション管理モジュール(帯域共
有)B216は、ポート管理モジュール(帯域共有)B
409から完了の結果を受けとると、ステップS620
2において検索されたペアデータD802の帯域確保状
態D804を「0」に設定する(ステップS670
7)。そして、完了の結果をポート管理モジュール(帯
域共有)B409に返す(ステップS6708)。
【0387】ポート管理モジュール(帯域共有)B40
9は、プロテクション管理モジュール(帯域共有)B2
16から受けとった結果を制御手段(帯域共有)B40
2に返す(ステップS6603)。
【0388】制御手段(帯域共有)B402は、ポート
管理モジュール(帯域共有)B409から受けとった結
果を入出力手段B201に返す(ステップS650
6)。
【0389】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。
【0390】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のVPプロ
テクション管理システムによれば、第1の効果として、
クロスコネクトをファブリック管理モジュールが管理
し、プロテクションの接続関係をプロテクション管理モ
ジュールが管理すること、また、VP端点管理モジュー
ル、プロテクション管理モジュール、帯域管理モジュー
ルへの指示は、それらを管理するポート管理モジュール
に送る構成とし、指示を受けたVP端点管理モジュー
ル、プロテクション管理モジュール及び帯域管理モジュ
ールは、指示の結果をポート管理モジュールに返す構成
としたことにより、各管理モジュールの制御が簡単な1
対1のVPプロテクションの管理を実現できるという効
果がある。
【0391】また、第2の効果として、最低1つ以上の
プロテクション管理モジュールによって管理システム内
のプロテクションに関するデータを管理するので、1つ
の管理モジュールが管理システム内のすべてのプロテク
ションに関するデータを管理する場合に比べてデータ量
が小さくなるため、プロテクション管理モジュールが管
理する管理データ量を小さくできるという効果がある。
【0392】また、第3の効果として、プロテクション
管理モジュール(1:N)を用いて、管理するペアデー
タを1つの予備と複数の現用からなる構成とし、1つの
予備VPに対して複数の現用VPを管理することによ
り、1対NのVPプロテクション管理できるという効果
がある。
【0393】さらに、第4の効果として、予備VPが共
有する帯域を管理する帯域管理モジュールを備え、プロ
テクション管理モジュール(帯域共有)が管理するプロ
テクションに関するデータに、プロテクション方式と予
備VPの帯域確保状態とに関する情報を含めることによ
り、予備VPの帯域を共有するプロテクション方式と帯
域を共有しないプロテクション方式を同時に管理できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるVPプロテクショ
ン管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるポート管理モジュール(1:
1)の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2におけるポート記憶部に格納される管理
データの1例を示す図である。
【図4】 図1におけるVP端点管理モジュールの構成
を示すブロック図である。
【図5】 図4におけるVP端点記憶部に格納される管
理データの1例を示す図である。
【図6】 図1におけるファブリック管理モジュールの
構成を示すブロック図である。
【図7】 図6におけるファブリック記憶部に格納され
る管理データの1例を示す図である。
【図8】 図1におけるクロスコネクト管理モジュール
の構成を示すブロック図である。
【図9】 図8におけるクロスコネクト記憶部に格納さ
れる管理データの1例を示す図である。
【図10】 図1におけるプロテクション管理モジュー
ル(1:1)の構成を示すブロック図である。
【図11】 図10におけるプロテクション記憶部に格
納される管理データの1例を示す図である。
【図12】 図1における第1実施例のVPプロテクシ
ョン管理システムの機能を示す
【図13】 本発明の第2実施例によるVPプロテクシ
ョン管理システムの構成を示すブロック図である。
【図14】 図13におけるプロテクション管理モジュ
ール(1:N)の構成を示すブロック図である。
【図15】 図13におけるポート管理モジュール
(1:N)の構成を示すブロック図である。
【図16】 図14におけるプロテクション記憶部に格
納される管理データの1例を示す図である。
【図17】 図13における第2実施例のVPプロテク
ション管理システムの機能を示す。
【図18】 本発明の第3実施例によるVPプロテクシ
ョン管理システムの構成を示すブロック図である。
【図19】 (A)は図18における帯域管理モジュー
ルの構成を示すブロック図であり、(B)は図18にお
けるプロテクション管理モジュール(帯域共有)の構成
を示すブロック図であり、(C)は図18におけるポー
ト管理モジュール(帯域共有)の構成を示すブロック図
である。
【図20】 図19における帯域記憶部に格納される管
理データの1例を示す図である。
【図21】 図18における管理システムの機能を示
す。
【図22】 図21におけるプロテクション記憶部に格
納される管理データの1例を示す図である。
【図23】 VP端点管理モジュール作成時の制御手段
における処理の流れを示すフローチャートである。
【図24】 VP端点管理モジュール作成時のポート管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図25】 VP端点管理モジュール削除時の制御手段
における処理の流れを示すフローチャートである。
【図26】 VP端点管理モジュール削除時のポート管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図27】 クロスコネクトポインタ問い合わせ時のV
P端点管理モジュールにおける処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図28】 クロスコネクト管理モジュール作成時の制
御手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図29】 クロスコネクト管理モジュール作成時のフ
ァブリック手段における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図30】 クロスコネクト管理モジュール作成時のポ
ート管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図31】 クロスコネクト管理モジュール作成時のV
P端点管理手段における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図32】 クロスコネクト管理モジュール削除時の制
御手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図33】 クロスコネクト管理モジュール削除時のフ
ァブリック手段における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図34】 クロスコネクト管理モジュール削除時のポ
ート管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図35】 クロスコネクト管理モジュール削除時のV
P端点管理手段における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図36】 プロテクション管理モジュール作成時の制
御手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図37】 プロテクション管理モジュール作成時のポ
ート管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図38】 プロテクション管理モジュール削除時の制
御手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図39】 プロテクション管理モジュール削除時のポ
ート管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図40】 ペアデータ問い合わせ時のプロテクション
管理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図41】 ペアデータ登録時の制御手段における処理
の流れを示すフローチャートである。
【図42】 ペアデータ登録時のポート管理手段におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図43】 11ペアデータ登録時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図44】 プロテクションポインタ設定時のポート管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図45】 プロテクションポインタ設定時のVP端点
管理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図46】 ペアデータ削除時の制御手段における処理
の流れを示すフローチャートである。
【図47】 ペアデータ削除時のポート管理手段におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図48】 11ペアデータ削除時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図49】 プロテクション切替時の制御手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図50】 プロテクション切替時のポート管理手段に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図51】 1対1プロテクション切替時のプロテクシ
ョン管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図52】 プロテクション切替時のファブリック手段
における処理の流れを示すフローチャートである。
【図53】 1対Nペアデータ登録時のプロテクション
管理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図54】 1対Nペアデータ削除時のプロテクション
管理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図55】 1対Nプロテクション切替時のプロテクシ
ョン管理手段における処理の流れを示すフローチャート
である。
【図56】 帯域管理モジュール作成時の制御手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図57】 帯域管理モジュール作成時のポート管理手
段における処理の流れを示すフローチャートである。
【図58】 帯域管理モジュール削除時の制御手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図59】 帯域管理モジュール削除時のポート管理手
段における処理の流れを示すフローチャートである。
【図60】 VP登録問い合わせ時の帯域管理手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図61】 総共有予備帯域変更時の制御手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図62】 総共有予備帯域変更時のポート管理手段に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図63】 総共有予備帯域変更時の帯域管理手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図64】 予備VP登録時の制御手段における処理の
流れを示すフローチャートである。
【図65】 予備VP登録時のポート管理手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図66】 予備VP登録時の帯域管理手段における処
理の流れを示すフローチャートである。
【図67】 予備VP削除時の制御手段における処理の
流れを示すフローチャートである。
【図68】 予備VP削除時のポート管理手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図69】 予備VP削除時の帯域管理手段における処
理の流れを示すフローチャートである。
【図70】 予備VPに帯域割当時の制御手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図71】 予備VPに帯域割当時のポート管理手段に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図72】 予備VPに帯域割当時の帯域管理手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図73】 予備VPの帯域解放時の制御手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図74】 予備VPの帯域解放時のポート管理手段に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図75】 予備VPの帯域解放時の帯域管理手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図76】 ターミネーションポインタ問い合わせ時の
クロスコネクト管理モジュールにおける処理の流れを示
すフローチャートである。
【図77】 ターミネーションポインタ設定時のクロス
コネクト管理モジュールにおける処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図78】 ペアデータ登録時の制御手段における処理
の流れを示すフローチャートである。
【図79】 ペアデータ登録時のポート管理手段におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図80】 ペアデータ登録時のプロテクション管理手
段における処理の流れを示すフローチャートである。
【図81】 ペアデータ削除時のプロテクション管理手
段における処理の流れを示すフローチャートである。
【図82】 プロテクション切替時の制御手段における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図83】 プロテクション切替時のポート管理手段に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図84】 プロテクション切替時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図85】 プロテクション切替時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図86】 プロテクション切替時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図87】 プロテクション切替時のプロテクション管
理手段における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図88】 プロテクション切替中止時の制御手段にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図89】 プロテクション切替中止時のポート管理手
段における処理の流れを示すフローチャートである。
【図90】 プロテクション切替中止時のプロテクショ
ン管理手段における処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図91】 VPプロテクションの構成を示すブロック
図である。
【図92】 従来の管理システムの構成を示すブロック
図である。
【図93】 従来の管理システムにおける処理の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
B101、B102、B103、B104 管理シス
テム B201 入力手段 B202 制御手段 B203、B205、B209、B211 ポート管
理モジュール(1:1) B204、B206、B210、B212 VP端点
管理モジュール B207 ファブリック管理モジュール B208 クロスコネクト管理モジュール B213 プロテクション管理モジュール(1:1) B214 プロテクション管理モジュール(1:N) B215 帯域管理モジュール B216 プロテクション管理モジュール(帯域共
有) B303、B305、B309、B311 ポート管
理モジュール(1:N) B402 制御手段(帯域共有) B403、B405、B409、B411 ポート管
理モジュール(帯域共有)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VPリンクの端点を管理するVP端点管
    理モジュールと、 前記VPリンクの端点を接続するクロスコネクションを
    管理するクロスコネクト管理モジュールと、 前記クロスコネクションの作成、変更、削除を管理する
    ファブリック管理モジュールと、 現用VP、予備VP及び保護VPの接続関係を管理する
    プロテクション管理モジュールと、 前記VP端点管理モジュール及び前記プロテクション管
    理モジュールを管理するポート管理モジュールと、 VPプロテクション管理システムへのコマンド入力の受
    け付けと入力コマンドに対する動作の結果の出力を行う
    入出力手段と、 前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管理モ
    ジュールに指示を出す制御手段とを備え、前記ポート管理モジュールは、 管理データを格納するポート記憶手段と、 他のモジュールまたは機能手段から指示を受けた場合
    に、前記ポート記憶手段に格納されている管理データを
    処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは機能手段
    に結果を返すポート管理手段とを備え、 前記ポート管理手段は、 前記VP端点管理モジュールまたは前記プロテクション
    管理モジュールへの指示を受け付けて前記各モジュール
    に必要な指示を出すと共に、 前記指示に対して前記VP端点管理モジュールまたは前
    記プロテクション管理モジュールにより実行された結果
    を前記指示を前記ポート管理モジュールに対して送って
    きた他のモジュールまたは機能手段に返す ことを特徴と
    するVPプロテクション管理システム。
  2. 【請求項2】 前記プロテクション管理モジュールは、 現用VPと、該現用VPの接続先である保護VPと、現
    用VPに対応する予備VPと、該予備VPの接続先とを
    組にした管理データを格納するプロテクション 記憶手段
    と、 他のモジュールや手段から指示を受けると、プロテクシ
    ョン記憶手段のデータを処理して、指示を送ってきたモ
    ジュールや手段に結果を返すプロテクション管理手段と
    を備え、 前記プロテクション管理手段は、プロテクション切替指
    示を受けると、前記プロテクション記憶部に格納された
    管理データに基づいて前記ファブリック管理モジュール
    にクロスコネクトの切替を指示し、 前記ファブリック管理モジュールは、前記プロテクショ
    ン管理モジュールによるクロスコネクトの切替指示を受
    け付けて、他の適切なモジュールに対して、前記切替指
    示に基づくプロテクションの切替えに必要なデータの変
    更を指示する ことを特徴とする請求項1に記載の VPプ
    ロテクション管理システム。
  3. 【請求項3】 前記プロテクション管理モジュールは、
    1本の現用VPと1本の予備VPとを、1対1で対応付
    けて管理することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のVPプロテクション管理システム。
  4. 【請求項4】 前記プロテクション管理モジュールは、
    単数または任意の複数であるN本の現用VPと1本の予
    備VPとを、N対1で対応付けて管理することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のVPプロテクション
    管理システム。
  5. 【請求項5】 VPリンクの端点を管理するVP端点管
    理モジュールと、 前記VPリンクの端点を接続するクロスコネクションを
    管理するクロスコネクト管理モジュールと、 前記クロスコネクションの作成、変更、削除を管理する
    ファブリック管理モジュールと、 1本の現用VPと1本の予備VPとを1対1で対応付
    け、かつ該現用VP、該予備VP及び保護VPの接続関
    係を管理する1対1プロテクション管理モジュールと、 前記VP端点管理モジュール及び前記1対1プロテクシ
    ョン管理モジュールを管理する1対1ポート管理モジュ
    ールと、 VPプロテクション管理システムへのコマンド入力の受
    け付けと入力コマンド に対する動作の結果の出力を行う
    入出力手段と、 前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管理モ
    ジュールに指示を出す制御手段とを備え、 前記1対1ポート管理モジュールは、 管理データを格納するポート記憶手段と、 他のモジュールまたは機能手段から指示を受けた場合
    に、前記ポート記憶手段に格納されている管理データを
    処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは機能手段
    に結果を返すポート管理手段とを備え、 前記ポート管理手段は、 前記VP端点管理モジュールまたは前記1対1プロテク
    ション管理モジュールへの指示を受け付けて前記各モジ
    ュールに必要な指示を出すと共に、 前記指示に対して前記VP端点管理モジュールまたは前
    記1対1プロテクション管理モジュールにより実行され
    た結果を前記指示を前記1対1ポート管理モジュールに
    対して送ってきた他のモジュールまたは機能手段に返す
    ことを特徴とする VPプロテクション管理システム。
  6. 【請求項6】 前記1対1プロテクション管理モジュー
    ルは、 現用VPと、該現用VPの接続先である保護VPと、現
    用VPに対応する予備VPと、該予備VPの接続先とを
    組にした管理データを格納するプロテクション記憶手段
    と、 他のモジュールや手段から指示を受けると、プロテクシ
    ョン記憶手段のデータを処理して、指示を送ってきたモ
    ジュールや手段に結果を返すプロテクション管理手段と
    を備え、 前記プロテクション管理手段は、プロテクション切替指
    示を受けると、前記プロテクション記憶部に格納された
    管理データに基づいて前記ファブリック管理モジュール
    にクロスコネクトの切替を指示し、 前記ファブリック管理モジュールは、前記1対1プロテ
    クション管理モジュールによるクロスコネクトの切替指
    示を受け付けて、他の適切なモジュールに対して、前記
    切替指示に基づくプロテクションの切替えに必要なデー
    タの変更を指示する ことを特徴とする請求項5に記載の
    VPプロテクション管理システム。
  7. 【請求項7】 VPリンクの端点を管理するVP端点管
    理モジュールと、 前記VPリンクの端点を接続するクロスコネクションを
    管理するクロスコネクト管理モジュールと、 前記クロスコネクションの作成、変更、削除を管理する
    ファブリック管理モジュールと、 単数または任意の複数であるN本の現用VPと1本の予
    備VPとをN対1で対応付け、かつ該現用VP、該予備
    VP及び保護VPの接続関係を管理するN対1プロテク
    ション管理モジュールと、 前記VP端点管理モジュール及び前記N対1プロテクシ
    ョン管理モジュールを管理するN対1ポート管理モジュ
    ールと、 VPプロテクション管理システムへのコマンド入力の受
    け付けと入力コマンドに対する動作の結果の出力を行う
    入出力手段と、 前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管理モ
    ジュールに指示を出す制御手段とを備え、 前記N対1ポート管理モジュールは、 管理データを格納するポート記憶手段と、 他のモジュールまたは機能手段から指示を受けた場合
    に、前記ポート記憶手段に格納されている管理データを
    処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは機能手段
    に結果を返すポート管理手段とを備え、 前記ポート管理手段は、 前記VP端点管理モジュールまたは前記N対1プロテク
    ション管理モジュールへの指示を受け付けて前記各モジ
    ュールに必要な指示を出すと共に、 前記指示に対して前記VP端点管理モジュールまたは前
    記N対1プロテクション管理モジュールにより実行され
    た結果を前記指示を前記N対1ポート管理モジュールに
    対して送ってきた他のモジュールまたは機能手段に返す
    ことを特徴とする VPプロテクション管理システム。
  8. 【請求項8】 前記N対1プロテクション管理モジュー
    ルは、 予備VPと、該予備VPの接続先と、該予備VPを予備
    とするN本の現用VP と、該現用VPの接続先である保
    護VPとを組にした管理データを格納するプロテクショ
    ン記憶手段と、 他のモジュールや手段から指示を受けると、プロテクシ
    ョン記憶手段のデータを処理して、指示を送ってきたモ
    ジュールや手段に結果を返すプロテクション管理手段と
    を備え、 前記プロテクション管理手段は、プロテクション切替指
    示を受けると、前記プロテクション記憶部に格納された
    管理データに基づいて前記ファブリック管理モジュール
    にクロスコネクトの切替を指示し、 前記ファブリック管理モジュールは、前記N対1プロテ
    クション管理モジュールによるクロスコネクトの切替指
    示を受け付けて、他の適切なモジュールに対して、前記
    切替指示に基づくプロテクションの切替えに必要なデー
    タの変更を指示する ことを特徴とする請求項7に記載の
    VPプロテクション管理システム。
  9. 【請求項9】 VPリンクの端点を管理するVP端点管
    理モジュールと、 前記VPリンクの端点を接続するクロスコネクションを
    管理するクロスコネクト管理モジュールと、 前記クロスコネクションの作成、変更、削除を管理する
    ファブリック管理モジュールと、 帯域を共有する予備VPが使用する帯域を管理する帯域
    管理モジュールと、 現用VP、予備VP及び保護VPの接続関係と、VPプ
    ロテクション方式の種類とを管理する帯域共有プロテク
    ション管理モジュールと、 前記VP端点管理モジュール、前記帯域管理モジュール
    及び前記帯域共有プロテクション管理モジュールを管理
    する帯域共有ポート管理モジュールと、 VPプロテクション管理システムへのコマンド入力の受
    け付けと入力コマンドに対する動作の結果の出力を行う
    入出力手段と、 前記入出力手段からのコマンドに基づいて適切な管理モ
    ジュールに指示を出す制御手段とを備え、 前記帯域共有ポート管理モジュールは、 管理データを格納するポート記憶手段と、 他のモジュールまたは機能手段から指示を受けた場合
    に、前記ポート記憶手段に格納されている管理データを
    処理し、該指示を送ってきたモジュールまたは機能手段
    に結果を返すポート管理手段とを備え、 前記ポート管理手段は、 前記VP端点管理モジュール、前記帯域管理モジュール
    または前記帯域共有プロテクション管理モジュールへの
    指示を受け付けて前記各モジュールに必要な指示を出す
    と共に、 前記指示に対して前記VP端点管理モジュール、前記帯
    域管理モジュールまたは前記帯域共有プロテクション管
    理モジュールにより実行された結果を前記指示を前記帯
    域共有ポート管理モジュールに対して送ってきた他のモ
    ジュールまたは機能手段に返す ことを特徴とする VPプ
    ロテクション管理システム。
  10. 【請求項10】 前記帯域管理モジュールは、 総共有帯域と、残共有帯域と、該総共有帯域を共有する
    予備VPの必要帯域と、該予備VPに割り当てた帯域と
    を格納する帯域記憶手段と、 前記帯域共有ポート管理モジュールから指示を受けた場
    合に、前記帯域記憶手段に格納されている管理データを
    処理し、該指示を送ってきた前記帯域共有ポート管理モ
    ジュールに結果を返す帯域管理手段とを備え、 前記帯域共有プロテクション管理モジュールは、 実行方式として少なくとも帯域確保方式と帯域共有方式
    の別を示すプロテクション方式と、予備VPと、該予備
    VPの接続先と、該予備VPを予備とする単数または複
    数の現用VPと、該現用VPの接続先である保護VPと
    を組にした管理データを格納するプロテクション記憶手
    段と、 他のモジュールや手段から指示を受けると、プロテクシ
    ョン記憶手段のデータを処理して、指示を送ってきたモ
    ジュールや手段に結果を返すプロテクション管理手段と
    を備え、 前記プロテクション管理手段は、プロテクション切替指
    示を受けると、前記プロテクション記憶部に格納された
    管理データに基づいて、プロテクション方式が帯域共有
    方式であれば、帯域管理モジュールに帯域割当を指示し
    た上で前記ファ ブリック管理モジュールにクロスコネク
    トの切替を指示し、プロテクション方式が帯域確保方式
    であれば、前記ファブリック管理モジュールにクロスコ
    ネクトの切替を指示し、 前記ファブリック管理モジュールは、前記帯域共有プロ
    テクション管理モジュールによるクロスコネクトの切替
    指示を受け付けて、他の適切なモジュールに対して、前
    記切替指示に基づくプロテクションの切替えに必要なデ
    ータの変更を指示する ことを特徴とする請求項9に記載
    VPプロテクション管理システム。
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